JP3457880B2 - 光結合装置 - Google Patents

光結合装置

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JP3457880B2
JP3457880B2 JP06141198A JP6141198A JP3457880B2 JP 3457880 B2 JP3457880 B2 JP 3457880B2 JP 06141198 A JP06141198 A JP 06141198A JP 6141198 A JP6141198 A JP 6141198A JP 3457880 B2 JP3457880 B2 JP 3457880B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子から発せ
られる光を被検出物体の表面で反射させたのち、受光素
子にて感知し、被検出物体の有無や、表面のキズ等を検
出する光結合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光結合装置の一例について、図1
2〜図14を参照しつつ説明する。
【0003】図12は、従来の光結合装置の一例を示す
断面図であって、同図(a)は、従来の光結合装置を横
から見た場合の断面図であり、同図(b)は、従来の光
結合装置を正面から見た場合の断面図である。図13
は、図12に示す光結合装置および被検出物体の一例を
示す斜視図である。図14は、図12に示す光結合装置
を製造する際に使用する治具の一例を示す斜視図であ
る。
【0004】従来の光結合装置は、発光素子101と、
受光素子102と、この発光素子101および受光素子
102が実装されている配線済みプリント基板103
と、この配線済みプリント基板103上に実装されてい
る電気信号入出力用コネクタ104と、発光素子101
および受光素子102を収納する外装ケース105とか
らなる。
【0005】発光素子101は、発光素子チップ101
aの一方の電極(図示せず)を第1の発光側リードフレ
ーム101bの一端部にダイボンディングし、他方の電
極(図示せず)を第2の発光側リードフレーム101c
の一端部にワイヤボンディングし、最後に、透光性の樹
脂(たとえばエポキシ樹脂など)によって発光素子チッ
プ101aおよびその周辺部をモールドして、発光側透
光性樹脂体101dを形成することにより得られる。発
光側透光性樹脂体101dの底部からは、第1の発光側
リードフレーム101bの他端部である第1の発光側リ
ード端子101eと、第2の発光側リードフレーム10
1cの他端部である第2の発光側リード端子101fと
が突出している。発光素子101は、この第1の発光側
リード端子101eおよび第2の発光側リード端子10
1fを配線済みプリント基板103に設けられた一対の
貫通孔に挿入し、半田付けすることによって、配線済み
プリント基板103に取り付けられている。
【0006】受光素子102は、受光素子チップ102
aの一方の電極(図示せず)を第1の受光側リードフレ
ーム102bの一端部にダイボンディングし、他方の電
極(図示せず)を第2の受光側リードフレーム102c
の一端部にワイヤボンディングし、最後に、透光性の樹
脂(たとえばエポキシ樹脂など)によって受光素子チッ
プ102aおよびその周辺部をモールドして、受光側透
光性樹脂体102dを形成することにより得られる。受
光側透光性樹脂体102dの底部からは、第1の受光側
リードフレーム102bの他端部である第1の受光側リ
ード端子102eと、第2の受光側リードフレーム10
2cの他端部である第2の受光側リード端子102fと
が突出している。受光素子102は、第1の受光側リー
ド端子102eおよび第2の受光側リード端子102f
を、配線済みプリント基板103に設けられた一対の貫
通孔に挿入し、半田付けすることによって、配線済みプ
リント基板103に取り付けられている。また、これら
貫通孔の形状および配置は、各リード端子101e、1
01f、102e、102fの形状および配置に合わせ
て設計されている。
【0007】配線済みプリント基板103は、発光素子
101および電気信号入出力用コネクタ104間、なら
びに受光素子102および電気信号入出力用コネクタ1
04間を電気的に接続している。
【0008】外装ケース105は遮光性を有する材料で
形成されている。外装ケース105の内部は空洞になっ
ていると共にその底部は開口部になっており、この開口
部を塞ぐように配線済みプリント基板103を外装ケー
ス105の内部に固定して、発光素子101および受光
素子102を外装ケース105および配線済みプリント
基板103からなる閉空間内に配置する。
【0009】発光素子101から出力された光が外装ケ
ース105内で受光素子102に直接入射することがな
いように、外装ケース105の内部には発光素子101
を受光素子102から離間するための間仕切り板105
aが設けられている。また、外装ケース105の正面に
は、発光素子101の発光部(発光素子チップ)101
aから放射された光を外部に取り出すための第1の外装
ケース窓105bと、被検出物体106表面で反射した
光を受光素子102の受光部(受光素子チップ)102
aに導くための第2の外装ケース窓105cとが設けら
れている。なお、発光素子101からの照射光および受
光素子102への入射光の進路を防がないように、外装
ケース105の表面のうち第1の外装ケース窓105b
が設けられる面は発光素子101の発光部101aと被
検出物体106とを結ぶ破線H1に対してほぼ垂直であ
り、外装ケース105の表面のうち第2の外装ケース窓
105cが設けられる面は受光素子2の受光部102a
と被検出物体106とを結ぶ破線H2に対してほぼ垂直
である。
【0010】このような構成により、被検出物体106
が光結合装置の前方に位置するときのみ、発光素子10
1からの照射光が、被検出物体106表面で反射したの
ち受光素子102に入射するので、被検出物体106の
存在を検出できる。
【0011】従来の光結合装置の製造工程においては、
第1の発光側リード端子101e、第2の発光側リード
端子101f、第1の受光側リード端子102eおよび
第2の受光側リード端子102fを配線済みプリント基
板103の所定の配線にそれぞれ半田付けする際、図1
4に示すような位置決め治具107を使用する。この位
置決め治具107には、配線済みプリント基板103の
外形に合わせた基板嵌合部107aが設けられている。
また、この基板嵌合部107aの底部には、発光側透光
性樹脂体101dの外形および配線済みプリント基板1
03への取り付け角度に合わせた発光素子嵌合部107
bと、受光側透光性樹脂体102dの外形および配線済
みプリント基板103への取り付け角度に合わせた受光
素子嵌合部107cとが設けられている。
【0012】半田付けを行うには、まず、矢印I1で示
すように、発光素子嵌合部107b内に発光側透光性樹
脂体101dを完全に嵌め込み、第1の発光側リード端
子101eおよび第2の発光側リード端子101fの先
端部が基板嵌合部107aの底部から若干上方に突出し
た状態とする。つぎに、矢印I2で示すように、受光素
子嵌合部107cに受光側透光性樹脂体102dを完全
に嵌め込み、第1の受光側リード端子102eおよび第
2の受光側リード端子102fの先端部が基板嵌合部1
07aの底部から若干上方に突出した状態とする。この
後、基板嵌合部107aに配線済みプリント基板103
を嵌め込むと、配線済みプリント基板103の各貫通孔
に第1の発光側リード端子101e、第2の発光側リー
ド端子101f、第1の受光側リード端子102eおよ
び第2の受光側リード端子102fがそれぞれ挿入され
るので、この状態で、各リード端子および所定の配線間
をそれぞれ半田付けする。半田付けした後は、配線済み
プリント基板103を上方に持ち上げることによって、
発光側透光性樹脂体101dおよび受光側透光性樹脂体
102dを発光素子嵌合部107bおよび受光素子嵌合
部107cから抜き取ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
光結合装置によれば、光結合装置から被検出物体106
までの距離を変化させるには、発光素子101の発光部
101aと被検出物体106とを結ぶ線H1、および受
光素子102の受光部102aと被検出物体106とを
結ぶ線H2間の角度H3を変える必要がある。この角度
を変えるには、発光素子101および受光素子102を
配置する位置を調節する必要があるので、配線済みプリ
ント基板103の配線および貫通孔の配置や、光結合装
置の製造工程で使用される位置決め治具107の発光素
子嵌合部107bおよび受光素子嵌合部107cの配置
や角度等を変える必要がある。同時に、外装ケース10
5の表面のうち第1の外装ケース窓105bおよび第2
の外装ケース窓105cが設けられる面の被検出物体1
06に対する角度を変える必要がある。従って、前述の
従来の光結合装置によれば、使用状況により光結合装置
から被検出物体106までの距離が変わった場合、その
つど配線済みプリント基板103、位置決め治具107
および外装ケース105の設計を変更する必要があり、
その結果、コストアップが生じるという問題があった。
【0014】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであり、製造工程において位置決め治
具を使用する必要がなく、さらに使用状況により光結合
装置から被検出物体までの距離が変わった場合でも、配
線済みプリント基板の設計を変更する必要のない光結合
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の光結合装置は、
少なくとも2本のリード端子を有する発光素子と、少な
くとも2本のリード端子を有する受光素子と、発光素子
および受光素子をそれぞれ挿入する挿入穴を有する配線
済みプリント基板と、この配線済みプリント基板の各挿
入穴にそれぞれ挿入された状態の発光素子および受光素
子を収納する外装ケースとを備え、前記リード端子が、
発光素子および受光素子の側面に設けられるとともに、
前記配線済みプリント基板には前記各リード端子に対応
する配線パターンが前記挿入穴まで達するように設けら
れ、かつ前記発光素子および受光素子が前記挿入穴のそ
れぞれに回転可能な状態で挿入されることにより、前記
各リード端子と前記各配線パターンとがそれぞれ電気的
に接続されるので、使用状況により光結合装置から被検
出物体までの距離が変わった場合でも、配線済みプリン
ト基板の設計を変更する必要がない。
【0016】また、前記配線パターンが前記挿入穴の周
辺部に沿って幅広に形成されてなるので、発光素子およ
び受光素子を挿入穴内で回転させることができる。
【0017】また、前記リード端子が前記挿入穴に挿入
保持される保持機能を有してなるので、発光素子および
受光素子が挿入穴から抜けることを防止できる。
【0018】また、前記外装ケースの上部内面に、前記
発光素子および前記受光素子をそれぞれ挿入保持する位
置決め用の凹部が設けられてなるので、専用の位置決め
治具を用いることなく外装ケースを用いて発光素子およ
び受光素子の位置決めをすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の光結合装置の一実
施の形態について図1〜図3を参照しつつ説明する。
【0020】図1は、本発明の光結合装置の発光素子お
よび受光素子の一例を示す正面図であって、同図(a)
は発光素子を示す正面図であり、同図(b)は受光素子
を示す正面図である。図2は、本発明の光結合装置の配
線済みプリント基板の一例を示す斜視図である。図3
は、本発明の光結合装置の外装ケースの一例を示す説明
図であって、同図(a)は外装ケースを示す正面図であ
り、同図(b)は外装ケースを示す底面図であり、同図
(c)は外装ケースを示す側面図である。
【0021】本実施の形態において、光結合装置は、発
光素子1と、受光素子2と、この発光素子1および受光
素子2が実装されている配線済みプリント基板3と、こ
の配線済みプリント基板3上に実装されている電気信号
入出力用コネクタ4(図4参照)と、配線済みプリント
基板3に実装された状態の発光素子1および受光素子2
を収納する外装ケース5とからなる。
【0022】図1(a)に示す発光素子1は、発光素子
チップ1aの一方の電極(図示せず)を第1の発光側リ
ードフレーム1bの一端部にダイボンディングし、他方
の電極(図示せず)を第2の発光側リードフレーム1c
の一端部にワイヤボンディングし、最後に、透光性の樹
脂(たとえばエポキシ樹脂など)によって発光素子チッ
プ1aおよびその周辺部をモールドして、発光側透光性
樹脂体1dを形成することにより得られる。このような
構造において、本発明に係わる発光素子1は、第1の発
光側リードフレーム1bの他端部である第1の発光側リ
ード端子1eと、第2の発光側リードフレーム1cの他
端部である第2の発光側リード端子1fとが、発光側透
光性樹脂体1dの側面に設けられている。
【0023】図1(b)に示す受光素子2は、受光素子
チップ2aの一方の電極(図示せず)を第1の受光側リ
ードフレーム2bの一端部にダイボンディングし、他方
の電極(図示せず)を第2の受光側リードフレーム2c
の一端部にワイヤボンディングし、最後に、透光性の樹
脂(たとえばエポキシ樹脂など)によって受光素子チッ
プ2aおよびその周辺部をモールドして、受光側透光性
樹脂体2dを形成することにより得られる。このような
構造において本発明に係わる受光素子2は、第1の受光
側リードフレーム2bの他端部である第1の受光側リー
ド端子2eと、第2の受光側リードフレーム2cの他端
部である第2の受光側リード端子2fとが、受光側透光
性樹脂体2dの側面に設けられている。
【0024】図2に示す配線済みプリント基板3には、
エッチングなどにより第1の配線パターン3c、第2の
配線パターン3dおよび第3の配線パターン3eが形成
されている。第1の配線パターン3cは発光素子1の第
1の発光側リード端子1eに接続される配線であり、第
2の配線パターン3dは発光素子1の第2の発光側リー
ド端子1fと受光素子2の第2の受光側リード端子2f
とに接続される配線であり、第3の配線パターン3eは
受光素子2の第1の受光側リード端子2eに接続される
配線である。なお、第2の配線パターン3dは、発光素
子1用と受光素子2用とに分けてもよい。
【0025】また、配線済みプリント基板3には、発光
素子1を挿入する円形状の第1の挿入穴3aと受光素子
2を挿入する円形状の第2の挿入穴3bとが設けられて
いる。このように、第1の挿入穴3aおよび第2の挿入
穴3bを円形状とすることによって、発光素子1および
受光素子2は第1の挿入穴3aおよび第2の挿入穴3b
にそれぞれ挿入された状態で、各挿入穴3a、3bの中
心を通る線を回転軸芯として回転できるようになってい
る。さらに、第1の挿入穴3aおよび第2の挿入穴3b
の側壁には第1の配線パターン3c、第2の配線パター
ン3dおよび第3の配線パターン3eの一端部がそれぞ
れ配置されており、この各端部は、発光素子1および受
光素子2が回転しても、発光素子1および受光素子2の
対応する各リード端子に接触するように、幅広に形成さ
れている。
【0026】図3に示す外装ケース5は遮光性を有する
材料で形成されており、上部が素子収納部5a、下部が
基板装着部5bとなっている。
【0027】この外装ケース5の素子収納部5aは中実
であって、発光素子1の外形状にほぼ一致した形状の第
1の凹部5a3と、受光素子2の外形状にほぼ一致した
形状の第2の凹部5a4とが、素子収納部5aの下面5
a5側に開口して形成されている。また、第1の凹部5
a3および第2の凹部5a4は、配線済みプリント基板
3に発光素子1と受光素子2とを取り付けたときの取付
け角度となるように所定の角度を保って設けられてい
る。また、素子収納部5aの正面には、従来の光検出装
置と同様に、第1の外装ケース窓5a1および第2の外
装ケース窓5a2が設けられている。この第1の外装ケ
ース窓5a1は、第1の凹部5a3に挿入された発光素
子1から出射した光を外部に導き、第2の外装ケース窓
5a2は、被検出物体の表面で反射した光を、第2の凹
部5a4に挿入された受光素子2に導くために設けられ
ている。
【0028】一方、外装ケース5の基板装着部5bの内
側は、配線済みプリント基板3を装着するために空洞に
なっている。また、基板装着部5bの正面には第1のフ
ック5b1および第2のフック5b2が設けられ、基板
装着部5bの背面には、正面に設けられた第1のフック
5b1および第2のフック5b2と同一形状の第3のフ
ック5b3および第4のフック5b4が設けられてい
る。
【0029】次に、図4〜図6を参照しつつ、本発明の
光結合装置の製造方法の一例について説明する。
【0030】図4は、製造工程中の光結合装置の一実施
の形態を示す斜視図である。図5は、配線済みプリント
基板3の第1の挿入穴3aに発光素子1を挿入し、配線
済みプリント基板3の第2の挿入穴3bに受光素子2を
挿入した状態を示す斜視図である。図6は、光結合装置
の一実施の形態を示す断面図であって、同図(a)は、
発光素子1、受光素子2および電気信号入出力用コネク
タ4が配設された配線済みプリント基板3を外装ケース
5に挿入する工程を示す断面図であり、同図(b)は、
同図(a)の領域Dを示す拡大断面図であり、同図
(c)は、発光素子1、受光素子2および電気信号入出
力用コネクタ4が配設された配線済みプリント基板3が
外装ケース5に固定されている状態を示す断面図であ
り、同図(d)は、同図(c)の領域Eを示す拡大断面
図である。
【0031】まず、図4の矢印Aで示すように、配線済
みプリント基板3の下面側から第1の挿入穴3aに発光
素子1を挿入し、第2の挿入穴3bに受光素子2を挿入
する。このとき、図5に示すように、発光素子1および
受光素子2は、第1の挿入穴3aおよび第2の挿入穴3
b内で、矢印Cで示される方向に回転可能な状態であ
る。次いで、配線済みプリント基板3上に電気信号入出
力用コネクタ4を配置し、この電気信号入出力用コネク
タ4の各入出力端子(図示せず)を配線済みプリント基
板3の第1の配線パターン3c、第2の配線パターン3
dおよび第3の配線パターン3eに半田付けする。
【0032】次いで、図4の矢印Bで示す方向から、外
装ケース5の底部に配線済みプリント基板3を挿入す
る。このとき、図6(a)および図6(b)に示すよう
に、配線済みプリント基板3の周縁部3fが、外装ケー
ス5の正面および背面の4つのフック(図6(a)に
は、第1のフック5b1および第4のフック5b4のみ
が示されている。)に当接して、これらフックを外装ケ
ース5の外側に押し出す。そして、配線済みプリント基
板3をさらに奥(矢印B方向)に挿入すると、図6
(c)および図6(d)に示すように、配線済みプリン
ト基板3の周縁部3fが4つのフック(図6(c)に
は、第1のフック5b1および第3のフック5b4のみ
が示されている。)を通過するので、4つのフックはそ
れ自体の弾性復元力によって元の位置に戻ることにな
る。その結果、配線済みプリント基板3は、4つのフッ
クと素子収納部5aの下面5a5とのあいだに挟み込ま
れた状態で、外装ケース5内に固定される。
【0033】ところで、図3(b)に示すように、外装
ケース5は発光素子1を所定の角度に保って挿入保持す
る第1の凹部5a3および受光素子2を所定の角度を保
って挿入保持する第2の凹部5a4を有するので、配線
済みプリント基板3を外装ケース5に挿入するとき、同
時に、発光素子1および受光素子2が第1の凹部5a3
および第2の凹部5a4にそれぞれ挿入保持されて、発
光素子1および受光素子2の位置決め(すなわち取付け
角度の決定)をすることができる。
【0034】最後に、第1の発光側リード端子1eを第
1の配線パターン3cに半田付けし、第2の発光側リー
ド端子1fおよび第1の受光側リード端子2eを第2の
配線パターン3dに半田付けし、第2の受光側リード端
子2fを第3の配線パターン3eに半田付けすることに
より、本発明の光結合装置を得る。但し、各リード端子
1e、1f、2e、2fおよび配線パターン3c、3
d、3e間の電気的接続や、各挿入穴3a、3bからの
発光素子1および受光素子2の抜落ちに関して問題がな
ければ、半田付けを行わなくてもよい。
【0035】次に、図7を参照しつつ、光結合装置およ
び被検出物体間の距離に変化が生じた場合の発光素子お
よび受光素子の配置について説明する。図7は、本発明
の光結合装置の一実施の形態を示す底面図である。
【0036】まず、図7において、実線を用いて示した
被検出物体6aおよび光結合装置間の距離が比較的短い
状態について説明する。発光素子1および受光素子2
は、発光素子1からの照射光が、被検出物体6aで反射
したのち受光素子2に入射するように配置されている。
すなわち、あらかじめ光結合装置および被検出物体6a
間の距離に基づき、発光素子1の発光部と被検出物体6
aとを結ぶ線F1、および受光素子2の受光部と被検出
物体6aとを結ぶ線F2間の取付け角度F3を算出し、
外装ケース5の第1の外装ケース窓5a1、第2の外装
ケース窓5a2、第1の凹部5a3および第2の凹部5
a4の設計を行う必要がある。
【0037】次に、図7において、破線を用いて示した
被検出物体6bおよび光結合装置間の距離が比較的長い
状態について説明する。発光素子1′および受光素子
2′が、発光素子1′からの照射光が被検出物体6bで
反射したのち受光素子2′に入射するように配置されて
いる。すなわち、あらかじめ光結合装置5および被検出
物体6b間の距離に基づき、発光素子1′の発光部と被
検出物体6bとを結ぶ線G1、および受光素子2′の受
光部と被検出物体6aとを結ぶ線G2間の取付け角度G
3を算出し、外装ケース5の第1の外装ケース窓5a
1、第2の外装ケース窓5a2、第1の凹部5a3およ
び第2の凹部5a4の設計を行う必要がある。図7に示
すように、ここで算出した取付け角度G3は前述の取付
け角度F3よりも小さくなるので、発光素子1′および
受光素子2′が前述の状態よりもさらに内側を向くよう
に設計を行う必要がある。
【0038】しかし、本発明の光検出装置においては、
発光素子1(発光素子1′)および受光素子2(受光素
子2′)を配線済みプリント基板3に半田付けするまで
は、第1の挿入穴3aおよび第2の挿入穴3b内で、発
光素子1(発光素子1′)および受光素子2(受光素子
2′)が回転可能な状態であるので、前述の2つの状態
のいずれにおいても同一の配線済みプリント基板3を使
用できる。さらに、外装ケース5の第1の凹部5a3お
よび第2の凹部5a4によって発光素子1(発光素子
1′)および受光素子2(受光素子2′)の位置決めを
行うので、従来の光結合装置を製造する際に用いられる
ような位置決め治具を使用する必要がない。
【0039】次に、図8を参照しつつ、本発明の光結合
装置の他の実施の形態について説明する。
【0040】図8は、本発明の光結合装置の発光素子1
1の他の例を示す平面図である。図8に示す発光素子1
1は、第1の発光側リード端子11aおよび第2の発光
側リード端子11bを発光側透光性樹脂体1dの両側面
より突出させ、かつ発光側透光性樹脂体1dの側面との
間に一定の隙間を存して下方に延設した形状としてい
る。つまり、第1の発光側リード端子11aおよび第2
の発光側リード端子11bを発光側透光性樹脂体1dの
両側面より若干離して設けることにより、第1の発光側
リード端子11aおよび第2の発光側リード端子11b
の有する弾性力を利用して、第1の発光側リード端子1
1aおよび第2の発光側リード端子11bに保持機能を
もたせた構造としたものである。そのため、第1の発光
側リード端子11aの外縁部11a1から第2の発光側
リード端子11bの外縁部11b1までの長さL1が、
配線済みプリント基板3の第1の挿入穴3aの直径より
も若干長くなるように形成している。その他の構造は図
1(a)に示す発光素子1の構造と同じであるので、こ
こでは同部材に同符号を付している。
【0041】本実施の形態によれば、配線済みプリント
基板3の第1の挿入穴3aに発光素子11を挿入する
と、第1の発光側リード端子11aおよび第2の発光側
リード端子11bが、第1の挿入穴3aの側壁によって
発光側透光性樹脂体1dの側面に押し付けられるように
変形する。つまり、第1の発光側リード端子11aおよ
び第2の発光側リード端子11bが弾性復元力によって
第1の挿入穴3aの側壁に圧接される結果、発光素子1
1が第1の挿入穴3a内に保持されることになる。すな
わち、第1の挿入穴3aからの発光素子11の抜けが防
止される。
【0042】なお、本実施の形態においては、発光素子
について記載したが、受光素子の第1の受光側リード端
子および第2の受光側リード端子に適用してもよく、同
様な効果が得られる。
【0043】次に、図9を参照しつつ、本発明の光結合
装置のさらに他の実施の形態について説明する。
【0044】図9は、本発明の光結合装置の発光素子2
1のさらに他の一例を示す平面図である。
【0045】図9に示す発光素子21は、第1の発光側
リード端子21aおよび第2の発光側リード端子21b
を発光側透光性樹脂体1dの両側面より突出させ、かつ
発光側透光性樹脂体1dの側面とのあいだに一定の隙間
を在して下方に延設した形状としている。また、第1の
発光側リード端子21aの外縁部21a1側の所定位置
および第2の発光側リード端子21bの外縁部21b1
側の所定位置のそれぞれに、第1の係止用段部21a2
および第2の係止用段部21b2を設けた構造としてい
る。つまり、第1の発光側リード端子21aおよび第2
の発光側リード端子21bを発光側透光性樹脂体1dの
両側面より若干離して設けることにより、第1の発光側
リード端子21aおよび第2の発光側リード端子21b
の有する弾性力を利用して、第1の発光側リード端子2
1aおよび第2の発光側リード端子21bに保持機能を
もたせた構造としている。そのため、第1の発光側リー
ド端子21aの下部側の外縁部21a3から第2の発光
側リード端子21bの下側の外縁部21b3までの長さ
L2が、配線済みプリント基板3の第1の挿入穴3aの
直径よりも若干長くなるように形成している。その他の
構造は図1(a)に示す発光素子1の構造と同じである
ので、ここでは同部材に同符号を付している。
【0046】本実施の形態によれば、配線済みプリント
基板3の第1の挿入穴3aに発光素子21を挿入する
と、第1の発光側リード端子21aおよび第2の発光側
リード端子21bが第1の挿入穴3aの側壁に押し付け
られるように変形する。この状態で発光素子21を第1
の挿入穴3aにさらに挿入すると、第1の係止用段部2
1a2および第2の係止用段部21b2が第1の挿入穴
3aを通過したところで、弾性復元力によって第1の発
光側リード端子21aおよび第2の発光側リード端子2
1bが外側に広り、第1の係止用段部21a2および第
2の係止用段部21b2が第1の挿入穴3aの端部に係
止する。このとき、第1の発光側リード端子21aの下
部側の外縁部21a3から第2の発光側リード端子21
b3の下部側の外縁部21b3までの長さL2が、第1
の挿入穴3aの直径よりも若干長く形成されているの
で、第1の発光側リード端子21aの外縁部21a3お
よび第2の発光側リード端子21bの外縁部21b3が
第1の挿入穴3aの側壁に圧接される。すなわち、第1
の係止用段部21a2および第2の係止用段部21b2
による第1の挿入穴3aの端部への係止と、第1の発光
側リード端子21aの外縁部21a3および第2の発光
側リード端子21bの外縁部21b3による第1の挿入
穴3aの側壁への圧接力とによって、発光素子21は第
1の挿入穴3aの所定位置で抜け落ちることなく保持さ
れる。
【0047】なお、本実施の形態においては、発光素子
について記載したが、受光素子の第1の受光側リード端
子および第2の受光側リード端子に適用してもよく、同
様な効果が得られる。
【0048】次に、図10および図11を参照しつつ、
本発明の光結合装置のさらに他の実施の形態について説
明する。
【0049】図10は、本発明の光結合装置の外装ケー
ス15の他の例を示す説明図であって、同図(a)は外
装ケース15を示す正面図であり、同図(b)は外装ケ
ース15を示す底面図であり、同図(c)は外装ケース
15を示す側面図である。図11は、図10に示す外装
ケース15と、この外装ケース15の凹部に挿入されて
いる発光素子1および受光素子2とを示す底面図であ
る。なお、実際は外装ケース15の底部に配線済みプリ
ント基板が固定されているが、外装ケース15の第1の
凹部15aおよび第2の凹部15bをより明確に示すた
めに、図11には配線済みプリント基板を図示していな
い。
【0050】本実施の形態においては、外装ケース15
の第1の凹部15a1の側壁に4つの保持用リブ15a
11、15a12、15a13、15a14、さらに第
2の凹部15a2の側壁に4つの保持用リブ15a2
1、15a22、15a23、15a24が設けられて
いる。その他の構造は図3(a)〜図3(c)に示す外
装ケース5の構造と同じであるので、ここでは同部材に
同符号を付している。
【0051】本実施の形態によれば、発光素子1の発光
側透光性樹脂体1dおよび受光素子2の受光側透光性樹
脂体2dの寸法にばらつきが生じた場合でも、第1の凹
部15a1nの4つの保持用リブ15a11、15a1
2、15a13、15a14および第2の凹部15a2
の4つの保持用リブ15a21、15a22、15a2
3、15a24によって発光素子1および受光素子2を
より確実に保持できるので、発光素子1および受光素子
2を外装ケース15内に確実に固定できる。従って、高
精度な光結合装置を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前記リード端子が、発光素子および受光素子の側面に設
けられるとともに、前記配線済みプリント基板には前記
各リード端子に対応する配線パターンが前記挿入穴まで
達するように設けられ、かつ前記発光素子および受光素
子が前記挿入穴のそれぞれに回転可能な状態で挿入され
ることにより、前記各リード端子と、前記各配線パター
ンとがそれぞれ電気的に接続されるので、使用状況によ
り光結合装置から被検出物体までの距離が変わった場合
でも、配線済みプリント基板の設計を変更する必要がな
い。
【0053】また、前記配線パターンが前記挿入穴の周
辺部に沿って幅広に形成されてなるので、発光素子およ
び受光素子を挿入穴内で回転させることができる。
【0054】また、前記リード端子が前記挿入穴に挿入
保持される保持機能を有してなるので、発光素子および
受光素子が挿入穴から抜けることを防止できる。
【0055】また、前記外装ケースの上部内面に、前記
発光素子および前記受光素子をそれぞれ挿入保持する位
置決め用の凹部が設けられてなるので、専用の位置決め
治具を用いることなく外装ケースを用いて発光素子およ
び受光素子の位置決めをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光結合装置の発光素子および受光素子
の一例を示す正面図である。
【図2】本発明の光結合装置の配線済みプリント基板の
一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の光結合装置の外装ケースの一例を示す
説明図である。
【図4】製造工程中の本発明の光結合装置の一実施の形
態を示す斜視図である。
【図5】本発明の光結合装置の発光素子、受光素子およ
び配線済みプリント基板の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の光結合装置の一実施の形態を示す断面
図である。
【図7】本発明の光結合装置の一実施の形態を示す底面
図である。
【図8】本発明の光結合装置の発光素子の他の例を示す
平面図である。
【図9】本発明の光結合装置の発光素子のさらに他の例
を示す平面図である。
【図10】本発明の光結合装置の外装ケースの他の例を
示す説明図である。
【図11】図10に示す外装ケースと、この外装ケース
の凹部に挿入されている発光素子および受光素子とを示
す底面図である。
【図12】従来の光結合装置の一例を示す断面図であ
る。
【図13】図12に示す光結合装置および被検出物体の
一例を示す斜視図である。
【図14】図12に示す光結合装置を製造する際に使用
する治具の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 発光素子 2 受光素子 3 配線済みプリント基板 4 電気信号入出力用コネクタ 5 外装ケース

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2本のリード端子を有する発
    光素子と、少なくとも2本のリード端子を有する受光素
    子と、発光素子および受光素子をそれぞれ挿入する挿入
    穴を有する配線済みプリント基板と、この配線済みプリ
    ント基板の各挿入穴にそれぞれ挿入された状態の発光素
    子および受光素子を収納する外装ケースとを備え、前記
    リード端子が、発光素子および受光素子の側面に設けら
    れるとともに、前記配線済みプリント基板には前記各リ
    ード端子に対応する配線パターンが前記挿入穴まで達す
    るように設けられ、かつ前記発光素子および受光素子が
    前記挿入穴のそれぞれに回転可能な状態で挿入されるこ
    とにより、前記各リード端子と前記各配線パターンとが
    それぞれ電気的に接続される光結合装置。
  2. 【請求項2】 前記配線パターンが前記挿入穴の周辺部
    に沿って幅広に形成されてなる請求項1記載の光結合装
    置。
  3. 【請求項3】 前記リード端子が前記挿入穴に挿入保持
    される保持機能を有してなる請求項1または2のいずれ
    かに記載の光結合装置。
  4. 【請求項4】 前記外装ケースの上部内面に、前記発光
    素子および前記受光素子をそれぞれ挿入保持する位置決
    め用の凹部が設けられてなる請求項1、2または3のい
    ずれかに記載の光結合装置。
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