JP2009117515A - 光結合検出装置およびそれを備えた電子機器 - Google Patents

光結合検出装置およびそれを備えた電子機器 Download PDF

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朗宏 藤田
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Abstract

【課題】素子配置に自由度がある。
【解決手段】導電性フレーム12aに搭載された発光チップ11に透光性樹脂13と耐熱性樹脂14とで2重モールドを行って発光素子部品15を構成し、導電性フレーム17bに搭載された受光チップ16に透光性樹脂18と耐熱性樹脂19とによって2重モールドを行って受光素子部品20を構成し、発光素子部品15と受光素子部品20とを、発光チップ11と受光チップ16とが互いに対向するように位置固定基板21に挿入・固定して電気的に接続する。こうすることによって、導電性フレーム12a17b用の端子の配置、および、発光素子部品15と受光素子部品20とのギャップ距離を、位置固定基板21の形状を変えるだけで容易に変更でき、素子配置に自由度を設けることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、特にデジタルカメラ,携帯電話およびDVD(Digital Versatile Disk)装置等の各種電子機器に設けられる光結合検出装置、および、それを備えた電子機器に関する。
各種電子機器には、機構部品の位置を検出しその動きに合わせて各種制御を行うため、上記機構部品に設けられた遮光板の位置あるいは反射板の位置を検出する光結合検出装置(フォトインタラプタ)が使用されている(特開2000‐12891号公報(特許文献1)参照)。以下、上記光結合検出装置について、構造を簡単に説明する。
上記特許文献1に示す光結合装置と同じ導電性フレームを用いた構造を有すると共に、遮光板等の位置を検出する光結合検出装置の例を、図11に示す。図11は、発光素子1を搭載した導電性フレーム2を透光性樹脂でモールドしてなる発光側の透光性樹脂モールド部3と、受光素子4を搭載した導電性フレーム5を透光性樹脂でモールドしてなる受光側の透光性樹脂モールド部6とを向かい合わせにし、この状態で透光性樹脂モールド部3,6を耐熱性樹脂7で一体にモールド成型した2重モールド光結合検出装置である。
上記構成の光結合検出装置は、上記発光素子1から出射された光が受光素子4に入射される構造となっており、機構部品の位置に応じて受光素子4への入射光量が上記機構部品に設けられた遮光板によって遮光されて変化する。そして、その受光素子4への入射光量の変化を受光素子4で検出して、機構部品の位置を検出するのである。
しかしながら、上記従来の光結合検出装置には、以下のような問題がある。すなわち、発光側透光性樹脂モールド部3と受光側透光性樹脂モールド部6とが、耐熱性樹脂7で一体にモールド成型された構造であるため、発光側透光性樹脂モールド部3と受光側透光性樹脂モールド部6とのギャップ距離や発光素子1と受光素子4との配置に自由度がなく、柔軟な光結合検出装置の構築が行えないと言う問題がある。
また、上記発光側透光性樹脂モールド部3および受光側透光性樹脂モールド部6の並びとその距離とに制約があるため、金型の取れ数をより少なくすることができないと言う問題もある。さらに、発光側透光性樹脂モールド部3と受光側透光性樹脂モールド部6とを耐熱性樹脂7で一体に組み合せた後にしか特性検査を行うことができないため、光出力特性のバラツキを吸収し難い構造になっており、発光素子1および受光素子4を導電性フレーム2,5にダイボンドする際に、高精度ダイボンダ等の高価な装置が必要になる。そのために、価格が高くなると言う問題が発生する。
特開2000‐12891号公報
そこで、この発明の課題は、素子配置に自由度があり、高精度ダイボンダ等が必要でなく組み立て時の工程管理が容易で、安価な光結合検出装置、および、その光結合検出装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の光結合検出装置は、
発光チップを導電性フレームに搭載し、上記発光チップの周囲に樹脂モールドを行って形成された発光素子部品と、
上記発光チップからの光を受光する受光チップを導電性フレームに搭載し、上記受光チップの周囲に樹脂モールドを行って、上記発光素子部品とは独立して形成された受光素子部品と、
上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されて、上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と、上記発光素子部品および上記受光素子部品との電気的接続とが行われる位置固定基板と
を備え、
上記発光チップから出射されて検出対象物によって一時的に遮断される光、あるいは、上記発光チップから出射されて上記検出対象物によって反射された光を、上記受光チップによって受光し、上記受光チップによる受光量の変化に基づいて、上記検出対象物の位置を検出する
ことを特徴としている。
上記構成によれば、発光チップを搭載した発光素子部品と受光チップを搭載した受光素子部品とを互いに独立して形成し、位置固定基板に対して、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとを装着することによって、上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と電気的接続とが行われる。したがって、上記位置固定基板における各導電性フレームの装着位置を変更することによって、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離、および、上記発光チップと上記受光チップとの配置を、自由に変更することができる。
すなわち、発光素子部品と受光素子部品とを樹脂で一体成型してなる従来の光結合検出装置に比して、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離や素子配置に自由度があり、種々の光結合検出方法に柔軟に対応可能な光結合検出装置を構築することが可能になる。
さらに、上記発光素子部品と上記受光素子部品とに対して、上記位置固定基板に装着する前に特性検査を行うことができる。したがって、後に上記位置固定基板に装着する際に光出力特性のバラツキを吸収することができ、発光素子部品と受光素子部品とを樹脂で一体成型する従来の光結合検出装置の場合のように、上記発光チップや上記受光チップを上記導電性フレームに高精度でダイボンディングする必要が無い。そのため、高精度ダイボンダ等の高価な装置を必要とせず、組み立て時の工程管理が容易で安価な光結合検出装置を提供することができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板に対する上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と電気的接続とは、上記発光素子部品および上記受光素子部品を上記発光チップの光出射面と上記受光チップの光入射面とが互いに対向するように配置して行われて、
上記受光チップは、上記発光チップから出射されて上記検出対象物によって一時的に遮断される光を受光するようになっている。
この実施の形態によれば、上記発光チップから出射されて上記受光チップに直接入射される光の有無によって上記検出対象物の位置を検出するので、上記検出対象物として遮光板等を用いる光結合検出方法に適用することができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板に対する上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と電気的接続とは、上記発光素子部品および上記受光素子部品を上記発光チップの光出射面と上記受光チップの光入射面とが同一方向を向くように配置して行われて、
上記受光チップは、上記発光チップから出射されて上記検出対象物で反射された光を受光するようになっている。
この実施の形態によれば、上記発光チップから出射され、上記検出対象物で反射されて上記受光チップに入射される光の有無によって上記検出対象物の位置を検出するので、上記検出対象物として反射板等を用いる光結合検出方法に適用することができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板に対する上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と電気的接続とは、上記発光素子部品および上記受光素子部品を上記発光チップの光出射面と上記受光チップの光入射面とが互いに所定の角度を成して対向するように配置して行われて、
上記受光チップは、上記発光チップから出射されて第1の検出対象物によって一時的に遮断される光と、上記発光チップから出射されて第2の検出対象物で反射された光と、の何れをも受光可能になっている。
この実施の形態によれば、上記発光チップから出射されて上記受光チップに直接入射される光の有無によって第1の検出対象物の位置を検出し、第2の検出対象物で反射されて上記受光チップに入射される光の有無によって上記第2の検出対象物の位置を検出するので、上記検出対象物として遮光板等を用いる光結合検出方法と反射板等を用いる光結合検出方法との両方に適用することができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板における上記導電性フレームの装着面とは反対側の裏面は平坦になっており、
上記位置固定基板の上記裏面には、上記装着された各上記導電性フレームに電気的に接続された端子が設けられており、
面実装が可能になっている。
この実施の形態によれば、上記位置固定基板の裏面は平坦になっており、この裏面には上記装着された各上記導電性フレームに電気的に接続された端子が設けられている。したがって、本光結合検出装置は他の回路基板等に面実装することができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されて貫通するスルーホールが設けられており、
上記位置固定基板の上記スルーホールに装着された上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとは、上記位置固定基板を貫通して上記位置固定基板の裏面から突出している。
この実施の形態によれば、上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されて貫通するスルーホールが設けられている。したがって、上記位置固定基板を、本位置固定基板に変更するだけで、簡単に、リード端子出しの光結合検出装置を実現することができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されるスルーホールが設けられており、
上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとの先端部には、切れ目が形成されており、
上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが上記位置固定基板のスルーホールに挿入された際に、上記導電性フレームの先端部が上記切れ目を境に開いて上記位置固定基板のスルーホール内に取り付け固定される。
この実施の形態によれば、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが位置固定基板のスルーホールに挿入された際に、上記導電性フレームの先端部が上記切れ目を境に開いて上記位置固定基板のスルーホール内に取り付け固定されるようになっている。したがって、所謂割りピン方式によって、より簡単に、上記発光素子部品および上記受光素子部品の上記位置固定基板に対する取り付け固定を行うことができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されるスルーホールが設けられており、
上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを上記位置固定基板のスルーホールに圧入することによって、上記導電性フレームの先端部が上記スルーホール内に取り付け固定されている。
この実施の形態によれば、上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを上記位置固定基板のスルーホールに圧入することによって、簡単に、上記発光素子部品および上記受光素子部品の上記位置固定基板に対する取り付け固定を行うことができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されるスルーホールが設けられており、
上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを、導電性接着剤によって上記位置固定基板のスルーホールに接着することによって、上記導電性フレームの先端部が上記スルーホール内に取り付け固定されている。
この実施の形態によれば、上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを導電性接着剤によって上記位置固定基板のスルーホールに接着することによって、簡単に、上記発光素子部品および上記受光素子部品の上記位置固定基板に対する取り付け固定を行うことができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されるスルーホールが設けられており、
上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを、高融点半田によって上記位置固定基板のスルーホールに半田付けすることによって、上記導電性フレームの先端部が上記スルーホール内に取り付け固定されている。
この実施の形態によれば、上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを高融点半田によって上記位置固定基板のスルーホールに半田付けすることによって、簡単に、上記発光素子部品および上記受光素子部品の上記位置固定基板に対する取り付け固定を行うことができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記発光素子部品の底面と上記受光素子部品の底面とには、この底面に対して垂直方向に突出したボスピンが設けられており、
上記位置固定基板には、上記発光素子部品と上記受光素子部品との上記ボスピンが挿入嵌合される貫通穴が設けられており、
上記発光素子部品と上記受光素子部品との上記ボスピンを上記位置固定基板の上記貫通穴に挿入嵌合することによって、上記発光素子部品と上記受光素子部品との上記位置固定基板への搭載位置がより精度よく設定されている。
この実施の形態によれば、上記発光素子部品と上記受光素子部品との底面に設けられたボスピンを、上記位置固定基板の上記貫通穴に挿入嵌合することによって、上記発光素子部品と上記受光素子部品との上記位置固定基板への搭載位置を、より精度よく設定することができる。
また、1実施の形態の光結合検出装置では、
上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとの装着位置と、上記各導電性フレームを外部装置に電気的に接続するための端子とを、電気的に接続するパターン配線が形成されており、
上記装着位置と上記端子の位置と上記パターン配線の形状とが互いに異なる複数の上記位置固定基板を用いることによって、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離、上記発光チップと受光チップとの位置、および、上記位置固定基板上での上記端子の位置を、自由に設定可能になっている。
この実施の形態によれば、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとの装着位置と、上記各導電性フレームを外部装置に電気的に接続するための端子の位置と、上記装着位置と上記端子とを電気的に接続するパターン配線とが、異なる上記位置固定基板に変更することによって、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離、上記発光チップと受光チップとの位置、および、上記位置固定基板上での上記端子の位置を、自由に設定することができる。
また、この発明の電子機器は、
この発明の光結合検出装置を備えて、
上記光結合検出装置によって、機構部品に設けられた上記検出対象物の位置を検出することにより、上記機構部品の位置を検出する
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離や素子配置に自由度があり、種々の光結合検出方法に柔軟に対応可能な光結合検出装置を備えているので、上記検出対象物として遮光板等を用いる場合や反射板等を用いる場合や上記機構部品が小型の場合等にも上記検出対象物の位置を検出することができる。
以上より明らかなように、この発明の光結合検出装置は、発光チップを搭載した発光素子部品と受光チップを搭載した受光素子部品とを互いに独立して形成し、位置固定基板に対して、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとを装着することによって、上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と電気的接続とを行うので、上記位置固定基板における各導電性フレームの装着位置を変更することによって、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離、および、上記発光チップと上記受光チップとの配置を、自由に変更することができる。
すなわち、この発明によれば、発光素子部品と受光素子部品とを樹脂で一体成型してなる従来の光結合検出装置に比して、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離や素子配置に自由度があり、種々の光結合検出方法に柔軟に対応可能な光結合検出装置を構築することができる。
さらに、上記発光素子部品と上記受光素子部品とに対して、上記位置固定基板に装着する前に特性検査を行うことができる。したがって、後に上記位置固定基板に装着する際に光出力特性のバラツキを吸収することができ、発光素子部品と受光素子部品とを樹脂で一体成型する従来の光結合検出装置の場合のように、上記発光チップや上記受光チップを上記導電性フレームに高精度でダイボンディングする必要が無い。そのため、高精度ダイボンダ等の高価な装置を必要とせず、組み立て時の工程管理が容易で安価な光結合検出装置を提供することができる。
また、この発明の電子機器は、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離や素子配置に自由度があり、種々の光結合検出方法に柔軟に対応可能な光結合検出装置を備えているので、上記検出対象物として遮光板等を用いる場合や反射板等を用いる場合や上記機構部品が小型の場合等であっても上記検出対象物の位置を検出することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は本実施の形態の光結合検出装置における構成を示す。但し、図1(a)は平面図であり、図1(c)は底面図であり、図1(b)は図1(a)におけるA‐A'矢視断面図および図1(c)におけるB‐B'矢視断面図である。
図1(b)に示すように、本実施の形態における光結合検出装置は、発光チップ11を導電性フレーム12aに搭載し、発光チップ11の電極と導電性フレーム12bとにワイヤボンディングを施す。そして、発光チップ11および導電性フレーム12a,12bの周囲に対してエポキシ系等の透光性樹脂13とPPS(polyphenylene sulfide:ポリフェニレンサルファイド)等の耐熱性樹脂14とによって2重モールドを行って、発光素子部品15を構成している。
同様に、受光チップ16を導電性フレーム17bに搭載し、受光チップ16の電極と導電性フレーム17aとにワイヤボンディングを施す。そして、受光チップ16および導電性フレーム17a,17bの周囲をエポキシ系等の透光性樹脂18と上記PPS等の耐熱性樹脂19とによって2重モールドを行って、受光素子部品20を構成している。
そして、上記発光素子部品15と受光素子部品20との2つの部品を、発光チップ11と受光チップ16とが互いに対向するように配置して、位置固定基板21に搭載した構造を有しており、遮光板等の検出対象物の位置を検出可能になっている。
尚、図1(a)は、上記位置固定基板21に発光素子部品15と受光素子部品20とが搭載されている様子を上方から見た平面図である。また、図1(c)は、光結合検出装置を底面側からみた底面図であり、発光素子部品15の導電性フレーム12aの先端部22が位置固定基板21のスルーホール24に取り付け固定されている。また、受光素子部品20の導電性フレーム17aの先端部23が位置固定基板21のスルーホール25に取り付け固定されている。
図2は、上記位置固定基板21に発光素子部品15と受光素子部品20とを組み付ける前の状態を示しており、発光素子部品15と受光素子部品20と位置固定基板21とは、互いに独立して別々に構成されている。
上記位置固定基板21には、上記発光素子部品15および受光素子部品20との電気的接続を可能にするためのスルーホール24,25が形成されている。そして、スルーホール24に対して、発光素子部品15の導電性フレーム12aの先端部22を、後に詳述するような切れ目加工を行う割りピン方式によって、固定および電気的接続を行うようになっている。同様に、受光素子部品20の導電性フレーム17aの先端部23も、スルーホール25に対して、同じ割りピン方式によって、固定および電気的接続を行うようになっている。
図3は、上記割りピン方式を説明するための導電性フレーム12a,17aの先端部22,23の部分断面図である。上記割りピン方式では、導電性フレーム12a,17aの先端部22,23に切れ目加工によって切れ目26,27を形成している。また、スルーホール24,25の開口部には、本体部より大径を有する段部24',25'を形成している。こうすることによって、スルーホール24,25の上記本体部と段部24',25'との締め圧力の差によって切れ目26,27が形成された先端部22,23で構成される割りピンが開き、位置固定基板21に設けられたスルーホール24,25に導電性フレーム12a,17aが取り付け固定されて位置決めと電気的接続とが同時に行われるのである。
図4は、上記位置固定基板21の外周部に、導電性フレーム12a,17aに接続された端子を設けた場合における上記光結合検出装置の底面図である。図4に示すように、位置固定基板21の平坦な底面に導電パターン28,29を形成することによって、導電性フレーム12a,17a用の端子30,31をスルーホール24,25の位置から位置固定基板21の外周部に引き出すことが可能であり、さらに自由度の高い面実装が可能な光結合検出装置の実現が可能になる。
図5は、上記位置固定基板21の外周部の一辺に、導電性フレーム12a,17aに接続された端子を、他の導電性フレームに接続された端子と同列に設けた場合における上記光結合検出装置の底面図である。導電性フレーム12a,17a用の導電パターン32,33を図5の形状に形成することによって、導電性フレーム12a,17a用の端子34,35をスルーホール24,25の位置から位置固定基板21の外周部の一辺に引き出すことが可能になり、導電性フレーム12a,17aに接続された端子34,35を他の導電性フレームに接続された端子と同列に配置することが可能になる。
本実施の形態によれば、図4に示すような導電性フレーム12a,17a用の端子30,31の配置から、図5に示すような導電性フレーム12a,17a用の端子34,35の配置への変更が、導電パターン28,29から導電パターン32,33への変更のみによって可能となる。
尚、上記第1実施の形態においては、上記位置固定基板21に形成されたスルーホールに対する導電性フレームの先端部の固定および電気的接続と、導電性フレーム用の端子の形成とについて、発光素子部品15の導電性フレーム12aと受光素子部品20の導電性フレーム17aとスルーホール24,25と導電性フレーム12a,17a用の端子30,31,34,35を例に上げて説明しているが、スルーホール36,37に対する発光素子部品15の導電性フレーム12bと受光素子部品20の導電性フレーム17bとの先端部の固定および電気的接続と、導電性フレーム12b,17b用の端子38,39の形成との場合も同様である。
・第2実施の形態
上記第1実施の形態においては、上記発光素子部品15の発光チップ11と受光素子部品20の受光チップ16とを向かい合わせに配置しているが、本実施の形態は、発光素子部品の発光チップと受光素子部品の受光チップとを同一方向に向けて配置する光結合検出装置に関する。
図6は本実施の形態の光結合検出装置における構成を示す。但し、図6(a)は平面図であり、図6(b)は正面図であり、図6(c)は底面図である。
図6において、位置固定基板41上に発光素子部品42と受光素子部品43とが搭載されている。ここで、発光素子部品42は、上記第1実施の形態における発光素子部品15と同じ構成を有しており、導電性フレームに搭載された発光チップの電極と他の導電性フレームとにワイヤボンディングを施すと共に、透光性樹脂と耐熱性樹脂とで2重モールドすることによって構成されている。また、受光素子部品43は、上記第1実施の形態における受光素子部品20と同じ構成を有しており、導電性フレームに搭載された受光チップの電極と他の導電性フレームとにワイヤボンディングを施すと共に、透光性樹脂と耐熱性樹脂とで2重モールドすることによって構成されている。
そして、上記発光素子部品42と受光素子部品43とは、上記発光チップの光出射面と上記受光チップの光入射面とが共に反射板等の検出対象物44の方向を向くように、位置固定基板41に搭載されている。また、図6(c)から分かるように、本実施の形態における位置固定基板41には、4つのスルーホール45〜48が一列に形成されている。そして、スルーホール45,46には、上記第1実施の形態における発光素子部品15の導電性フレーム12a,12bに相当する発光素子部品42の導電性フレーム(図示せず)の先端部が、上記第1実施の形態の場合と同様の割りピン方式によって、固定および電気的接続されている。さらに、スルーホール47,48には、上記第1実施の形態における受光素子部品20の導電性フレーム17a,17bに相当する受光素子部品43の導電性フレーム(図示せず)の先端部が、上記第1実施の形態の場合と同様の割りピン方式によって、固定および電気的接続されている。
また、図6(c)に示すように、上記位置固定基板41には、導電パターン49〜52が形成されており、発光素子部品42の導電性フレーム用の端子53,54がスルーホール45,46の位置から位置固定基板41の外周部の一辺に引き出されている。さらに、受光素子部品43の導電性フレーム用の端子55,56がスルーホール47,48の位置から位置固定基板41の外周部の上記一辺に引き出されている。
上述したように、上記発光素子部品42および受光素子部品43は、上記第1実施の形態における発光素子部品15および受光素子部品20と同じ構成を有している。したがって、上記第1実施の形態における位置固定基板21を本実施の形態における位置固定基板41に変更するのみで、反射板等の検出対象物44の位置を検出する光結合検出装置を実現可能となる。
・第3実施の形態
上記第1実施の形態においては、上記発光素子部品15の発光チップ11と受光素子部品20の受光チップ16とを向かい合わせに配置して、遮光板等の検出対象物を検出可能にしている。また、上記第2実施の形態においては、発光素子部品42の上記発光チップと受光素子部品43の上記受光チップとが同一方向を向くように配置して、反射板等の検出対象物44を検出可能にしている。本実施の形態は、遮光板等の検出対象物でも反射板等の検出対象物での検出可能な光結合検出装置に関する。
図7は本実施の形態の光結合検出装置における構成を示す。但し、図7(a)は平面図であり、図7(b)は底面図である。
発光素子部品62と受光素子部品63とは、上記第1実施の形態における発光素子部品15と受光素子部品20と同じ構成を有している。そして、図7(a)に示すように、位置固定基板61上に、発光素子部品62と受光素子部品63とが、発光素子部品62における上記発光チップの光出射面と受光素子部品63における上記受光チップの光入射面とが略直角を成すように、つまり略直角の角度で向かい合いように、搭載されている。
図7(b)に示すように、本実施の形態における位置固定基板61には、4つのスルーホール64〜67が「ハ」字状に形成されている。そして、スルーホール64,65には、上記第1実施の形態における発光素子部品15の導電性フレーム12a,12bに相当する発光素子部品62の導電性フレーム(図示せず)の先端部が、上記第1実施の形態の場合と同様の割りピン方式によって、固定および電気的接続されている。また、スルーホール66,67には、上記第1実施の形態における受光素子部品20の導電性フレーム17a,17bに相当する受光素子部品63の導電性フレーム(図示せず)の先端部が、上記第1実施の形態の場合と同様の割りピン方式によって、固定および電気的接続されている。
また、図7(b)に示すように、上記位置固定基板61には、スルーホール65,66から位置固定基板61の外周部の一辺に至る導電パターン68,69と、スルーホール64,67から位置固定基板61の上記一辺に至る導電パターン70,71とが形成されている。こうして、発光素子部品62の導電性フレーム用の端子72,73がスルーホール64,65の位置から位置固定基板41の上記一辺に引き出されている。さらに、受光素子部品63の導電性フレーム用の端子74,75がスルーホール66,67の位置から位置固定基板41の上記一辺に引き出されている。
上述したように、本実施の形態においては、上記発光素子部品62の光出射面と受光素子部品63の光入射面とが略直角の角度で向かい合いように配置されている。そのため、発光素子部品62の発光チップ(図示せず)から所定の放射角を有して出射される光の一部は、図7(a)に矢印(A)で示すように、受光素子部品63の受光チップ(図示せず)に直接入射される。また、発光素子部品62の上記発光チップから出射される光の他の一部は、図7(a)に矢印(B)および矢印(C)で示すように、反射板等の検出対象物76で反射されて受光素子部品63の上記受光チップに入射される。
したがって、本実施の形態の光結合検出装置によれば、上記発光素子部品62の発光チップから出射されて受光素子部品63の受光チップに直接入射される光によって、遮光板等の検出対象物(図示せず)の位置を検出することが可能になる。さらに、上記受光チップに直接入射される光を遮蔽すれば、発光素子部品62の上記発光チップから出射され、反射板等の検出対象物76で反射されて受光素子部品63の上記受光チップに入射される光によって、検出対象物76の位置を検出することが可能になる。すなわち、同じ光結合検出装置によって、遮光板等の検出対象物および反射板等の検出対象物76の位置を検出することができるのである。
その場合、上述したように、上記発光素子部品62および上記受光素子部品63は、上記第1実施の形態における発光素子部品15および受光素子部品20と同じ構成を有している。したがって、上記第1実施の形態における位置固定基板21を本実施の形態における位置固定基板61に変更するのみで、遮光板等の検出対象物と反射板等の検出対象物76との何れの検出対象物の位置でも検出可能な光結合検出装置を実現することができるのである。
・第4実施の形態
上記各実施形態においては、上記位置固定基板21,41,61に対する発光素子部品15,42,62および受光素子部品20,43,63の固定は、発光素子部品15,42,62および受光素子部品20,43,63の導電性フレームの先端部を、上記割りピン方式によって、位置固定基板21,41,61のスルーホールに固定することによって行っている。本実施の形態は、上記導電性フレームの先端部における上記割りピン方式による上記スルーホールへの位置決め固定を、さらに精度よく行う光結合検出装置に関する。
図8は本実施の形態の光結合検出装置における構成を示す。但し、図8(a)は断面図であり、図8(b)は底面図である。尚、図8(a)は、図8(b)におけるC‐C'矢視断面図である。
図8において、位置固定基板91上に発光素子部品85と受光素子部品90とが搭載されている。ここで、発光素子部品85は、上記第1実施の形態における発光素子部品15と同じ構成を有しており、導電性フレーム82aに搭載された発光チップ81の電極と導電性フレーム82bとにワイヤボンディングを施し、透光性樹脂83と耐熱性樹脂84とによって2重モールドすることによって構成されている。また、受光素子部品90は、上記第1実施の形態における受光素子部品20と同じ構成を有しており、導電性フレーム87bに搭載された受光チップ86の電極と導電性フレーム87aとにワイヤボンディングを施し、透光性樹脂88と耐熱性樹脂89とによって2重モールドすることによって構成されている。
そして、上記位置固定基板91に形成されたスルーホール96,97には、発光素子部品85の導電性フレーム82a,82bの先端部92,93が、上記第1実施の形態の場合と同様の割りピン方式によって、固定および電気的接続されている。さらに、スルーホール98,99には、受光素子部品90の導電性フレーム87a,87bの先端部94,95が、上記割りピン方式によって、固定および電気的接続されている。
本実施の形態においては、さらに、上記発光素子部品85の底面に、この底面に対して垂直方向に突出する円柱形のボスピン100を設けている。同様に、受光素子部品90の底面に、この底面に対して垂直方向に突出する円柱形のボスピン101を設けている。さらに、位置固定基板91には、発光素子部品85のボスピン100が差し込まれて嵌合する貫通穴102と、受光素子部品90のボスピン101が差し込まれて嵌合する貫通穴103とが設けられている。
このように、本実施の形態においては、上記発光素子部品85と受光素子部品90との上記割りピン方式による位置固定基板91への固定および電気的接続に加えて、発光素子部品85および受光素子部品90にはボスピン100,101を設ける一方、位置固定基板91にはボスピン100,101が差し込まれる貫通穴102,103を設けている。したがって、上記第1実施の形態のように、上記ボスピンが無い場合に比して、位置固定基板91に対する発光素子部品85および受光素子部品90の位置合わせを高精度に且つ容易に行うことが可能になる。
・第5実施の形態
本実施の形態は、上記導電性フレームの先端部が位置固定基板から突出した光結合検出装置に関する。
図9は、本実施の形態の光結合検出装置における構成を示す断面図である。図9において、発光素子部品111および受光素子部品112の基本構成は、上記第1実施の形態における発光素子部品15および受光素子部品20の場合と同様である。
但し、本実施の形態においては、発光チップ113を搭載した導電性フレーム114aと、発光チップ113の電極とワイヤボンディングされた導電性フレーム114bと、受光チップ115を搭載した導電性フレーム116bと、受光チップ115の電極とワイヤボンディングされた導電性フレーム116aとの先端部は、位置固定基板117に設けられた4つのスルーホール118,119(図9では、2つしか現れていない)を貫通して裏面側に突出している。こうして、リード端子出しの光結合検出装置を実現している。
尚、上記導電性フレーム114a,114b,116a,116bの先端部が位置固定基板117のスルーホール118,119を貫通している場合には、上記先端部に対して上記割りピン方式を適用することは困難である。そこで、本実施の形態においては、導電性フレーム114a,114b,116a,116bを4つのスルーホール118,119に導電性接着剤によって接着して、位置固定基板117に固定および電気的接続を行うのである。ここで、導電性フレーム114a,114b,116a,116bの位置固定基板117への固定方法は、上記導電性接着剤を用いる方法に限らず、高融点半田による半田付けによって位置固定基板117に固定および電気的接続を行ってもよい。
・第6実施の形態
本実施の形態は、上記発光素子部品と上記受光素子部品との間隔を上記第1実施の形態の場合よりも広くした光結合検出装置に関する。
図10は、本実施の形態の光結合検出装置における構成を示す断面図である。図10において、発光素子部品121,受光素子部品122および位置固定基板123の基本構成は、上記第1実施の形態における発光素子部品15,受光素子部品20および位置固定基板21の場合と同様である。但し、本実施の形態における位置固定基板123は、導電性フレーム124a,124b用の2つのスルーホール125(図10では、1つしか現れていない)と、導電性フレーム126a,126b用の2つのスルーホール127(図10では、1つしか現れていない)との間隔が、上記第1実施の形態における位置固定基板21の場合よりも広く設定されている。
したがって、本実施の形態によれば、上記第1実施の形態における発光素子部品15および受光素子部品20と全く同じ構造の発光素子部品121および受光素子部品122を用いると共に、上記第1実施の形態における位置固定基板21とは異なる形状の位置固定基板123を用いることによって、発光素子部品121と受光素子部品122とのギャップ距離幅を自由に設定することができる柔軟な構成の光結合検出装置を実現することができるのである。
尚、上記各実施の形態においては、上記導電性フレームの位置固定基板への固定方法として、上記割りピン方式による固定方法,導電性接着剤を用いる固定方法および半田付けによる固定方法を用いている。しかしながら、他の固定方法であってもよく、例えば、上記導電性フレームの先端を上記位置固定基板のスルーホールに圧入して、位置固定基板に固定および電気的接続を同時に行うことも可能である。
以上のごとく、上記各実施の形態における光結合検出装置の構造によれば、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離および配置の自由度を有して、種々の機構部品の位置検出に対処可能になる。また、上記発光素子部品および上記受光素子部品を上記位置固定基板に容易に組み付けることができ、安価で組み立てが容易な光結合検出装置を実現が可能になる。
さらに、上記発光素子部品および上記受光素子部品に対して、上記位置固定基板と組み合せる前に事前検査を行うことが可能になり、光出力特性のバラツキ不良が発生し難い光結合検出装置が実現可能になる。
尚、上記各実施の形態は、飽くまでも一例であり、同様な効果が得られる変形例は同じ構成に含まれることは言うまでもない。
例えば、上記各実施の形態においては、上記発光素子部品と上記受光素子部品とは、上記発光チップおよび上記受光チップを上記透光性樹脂と上記耐熱性樹脂とで2重モールドして構成している。しかしながら、この発明は上記2重モールドに限定されるものではなく、上記透光性樹脂でモールドした後耐熱性の容器に封入して構成しても差し支えない。
この発明における構成を示す図である。 図1における位置固定基板に発光素子部品と受光素子部品とを組み付ける前の状態を示す図である。 割りピン方式が適用された導電性フレームの先端部の部分断面図である。 位置固定基板の外周部に導電性フレームの端子を設けた光結合検出装置の底面図である。 位置固定基板の外周部の一辺に総ての導電性フレームの端子を設けた光結合検出装置の底面図である。 図1とは異なる光結合検出装置の構成を示す図である。 図1および図6とは異なる光結合検出装置の構成を示す図である。 図1,図6および図7とは異なる光結合検出装置の構成を示す図である。 図1および図6〜図8とは異なる光結合検出装置の構成を示す図である。 図1および図6〜図9とは異なる光結合検出装置の構成を示す図である。 遮光板等の位置を検出する従来の光結合検出装置の構成を示す図である。
符号の説明
11,81,113…発光チップ、
12a,12b,17a,17b,82a,82b,87a,87b,114a,114b,116a,116b,124a,124b,126a,126b…導電性フレーム、
13,18,83,88…透光性樹脂、
14,19,84,89…耐熱性樹脂、
15,42,62,85,111,121…発光素子部品、
16,86,115…受光チップ、
20,43,63,90,112,122…受光素子部品、
21,41,61,91,117,123…位置固定基板、
22,23,92,93,94,95…先端部、
24,25,36,37,45〜48,64〜67,96〜99,118,119,125,127…スルーホール、
26,27…切れ目、
28,29,32,33,49〜52,68,69,70,71…導電パターン、
30,31,34,35,38,39,53,54,55,56,72,73,74,75…端子、
44,76…反射板等の検出対象物、
100,101…ボスピン、
102,103…貫通穴。

Claims (13)

  1. 発光チップを導電性フレームに搭載し、上記発光チップの周囲に樹脂モールドを行って形成された発光素子部品と、
    上記発光チップからの光を受光する受光チップを導電性フレームに搭載し、上記受光チップの周囲に樹脂モールドを行って、上記発光素子部品とは独立して形成された受光素子部品と、
    上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されて、上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と、上記発光素子部品および上記受光素子部品との電気的接続とが行われる位置固定基板と
    を備え、
    上記発光チップから出射されて検出対象物によって一時的に遮断される光、あるいは、上記発光チップから出射されて上記検出対象物によって反射された光を、上記受光チップによって受光し、上記受光チップによる受光量の変化に基づいて、上記検出対象物の位置を検出する
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  2. 請求項1に記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板に対する上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と電気的接続とは、上記発光素子部品および上記受光素子部品を上記発光チップの光出射面と上記受光チップの光入射面とが互いに対向するように配置して行われて、
    上記受光チップは、上記発光チップから出射されて上記検出対象物によって一時的に遮断される光を受光するようになっている
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  3. 請求項1に記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板に対する上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と電気的接続とは、上記発光素子部品および上記受光素子部品を上記発光チップの光出射面と上記受光チップの光入射面とが同一方向を向くように配置して行われて、
    上記受光チップは、上記発光チップから出射されて上記検出対象物で反射された光を受光するようになっている
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  4. 請求項1に記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板に対する上記発光素子部品および上記受光素子部品の取り付け固定と電気的接続とは、上記発光素子部品および上記受光素子部品を上記発光チップの光出射面と上記受光チップの光入射面とが互いに所定の角度を成して対向するように配置して行われて、
    上記受光チップは、上記発光チップから出射されて第1の検出対象物によって一時的に遮断される光と、上記発光チップから出射されて第2の検出対象物で反射された光と、の何れをも受光可能になっている
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板における上記導電性フレームの装着面とは反対側の裏面は平坦になっており、
    上記位置固定基板の上記裏面には、上記装着された各上記導電性フレームに電気的に接続された端子が設けられており、
    面実装が可能になっていることを特徴とする光結合検出装置。
  6. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されて貫通するスルーホールが設けられており、
    上記位置固定基板の上記スルーホールに装着された上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとは、上記位置固定基板を貫通して上記位置固定基板の裏面から突出している
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  7. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されるスルーホールが設けられており、
    上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとの先端部には、切れ目が形成されており、
    上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが上記位置固定基板のスルーホールに挿入された際に、上記導電性フレームの先端部が上記切れ目を境に開いて上記位置固定基板のスルーホール内に取り付け固定される
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  8. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されるスルーホールが設けられており、
    上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを上記位置固定基板のスルーホールに圧入することによって、上記導電性フレームの先端部が上記スルーホール内に取り付け固定されている
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  9. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されるスルーホールが設けられており、
    上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを、導電性接着剤によって上記位置固定基板のスルーホールに接着することによって、上記導電性フレームの先端部が上記スルーホール内に取り付け固定されている
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  10. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとが装着されるスルーホールが設けられており、
    上記発光素子部品の導電性フレームの先端部と上記受光素子部品の導電性フレームの先端部とを、高融点半田によって上記位置固定基板のスルーホールに半田付けすることによって、上記導電性フレームの先端部が上記スルーホール内に取り付け固定されている
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  11. 請求項7から請求項10までの何れか1つに記載の光結合検出装置において、
    上記発光素子部品の底面と上記受光素子部品の底面とには、この底面に対して垂直方向に突出したボスピンが設けられており、
    上記位置固定基板には、上記発光素子部品と上記受光素子部品との上記ボスピンが挿入嵌合される貫通穴が設けられており、
    上記発光素子部品と上記受光素子部品との上記ボスピンを上記位置固定基板の上記貫通穴に挿入嵌合することによって、上記発光素子部品と上記受光素子部品との上記位置固定基板への搭載位置がより精度よく設定されている
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  12. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の光結合検出装置において、
    上記位置固定基板には、上記発光素子部品の導電性フレームと上記受光素子部品の導電性フレームとの装着位置と、上記各導電性フレームを外部装置に電気的に接続するための端子とを、電気的に接続するパターン配線が形成されており、
    上記装着位置と上記端子の位置と上記パターン配線の形状とが互いに異なる複数の上記位置固定基板を用いることによって、上記発光素子部品と上記受光素子部品とのギャップ距離、上記発光チップと受光チップとの位置、および、上記位置固定基板上での上記端子の位置を、自由に設定可能になっている
    ことを特徴とする光結合検出装置。
  13. 請求項1から請求項12までの何れか1つに記載の光結合検出装置を備えて、
    上記光結合検出装置によって、機構部品に設けられた上記検出対象物の位置を検出することにより、上記機構部品の位置を検出する
    ことを特徴とする電子機器。
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