JP5083625B2 - モジュールソケット - Google Patents

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この発明は、電子機器に用いるモジュールを電子機器に取り付ける際に、フレキシブルプリント配線板をモジュールで挟み込むように実装することでモジュールとフレキシブルプリント配線板とを接続させるモジュールソケットに関する。
例えば撮像素子を内蔵するカメラモジュール等のモジュールは、携帯電話等の電子機器が小型化するにつれ、カメラモジュールも小型化が要求されている。当然、カメラモジュールも高い撮像機能を有しながら小型のものが開発されている。
しかしながらカメラモジュールは、高機能化を実現するために体積を少しでも多くとってマクロ機能等の機能を備えるようにしなければならない。
そこで、カメラモジュールを電子機器等に取り付けるためカメラモジュールソケットの開発には、該ソケットの体積を少しでも小さくすることが望まれていた。
そして、カメラモジュールソケットには、カメラモジュールを電子機器内でメイン基板から離れた位置に取り付ける場合がある。このような場合、カメラモジュールの取付け方として、フレキシブルプリント配線板にカメラモジュールソケットを取り付け、メイン基板との間をフレキシブルプリント配線板で電気的に接続するものがある。
このようなフレキシブルプリント配線板に接続するタイプの従来のカメラモジュールソケットには、 例えば、特開2006−067445号に表すように行われていた。
以下に特開2006-067445号を従来例1として説明する。
図5は、従来のカメラモジュールソケット112およびカメラモジュール111を斜め上方から視た状態の斜視説明図である。
カメラモジュール111は、略立方体形状を成し内部に受光素子等を内蔵するモジュール本体113と、モジュール本体113上面側に設け受光素子に光を結像させ撮像させるように撮像光を取り入れるためのレンズ部114とからなる。そして、モジュール本体113のレンズ部114とは反対側となる底面周囲部には電気信号である情報の送受信が可能なように複数の当接パッド121を設ける。従って当接パッド121は電気的に導通状態とすることができる電気接点として設けてある。
また、モジュール本体113の対向する1対の側面は、レンズ部114側から底面側に向かって中央部が突出するように両側に切欠部115を設け、且つ、切欠部115のレンズ部114側には、側面から更に突出するように突起部120を突設してなる。突起部120を突設はカメラモジュールソケット112と係止させるための係止突起である。
カメラモジュールソケット112は、上面を開口した升形状をなす中空のコネクタ本体122を備える。そしてコネクタ本体122底面の四方の端部には、コンタクトピン124が複数配設されてなる。このコンタクトピン124は、その一端がモジュール接続端124bとしてカメラモジュールソケット112に挿入して係止固定されるカメラモジュール111の当接パッド121とそれぞれ当接接続可能なように配設されており、他端が接続端部124aとしてコンタクトピン124が位置するコネクタ本体122底面の四方の端部に穿設された孔からコネクタ本体122外部へ突出されている。
更に、コネクタ本体122の側面外周を被覆するように、金属薄板からなり略四角筒形状を成すシールドケース127を設けてあり、シールドケース127はばね力を有しておりコネクタ本体122と一体となるように形成される。
シールドケース127は、モジュール111のそれぞれ突起部120,120が設けられている側面と対抗する側面127a,127bの上端には、更に上方に向かって突出するようにバネフック118を設ける。このバネフック118中央にはモジュール本体113の係止突起120と係止される係止孔117が穿設されている。そしてバネフック118は、ばね力を有しておりこのばね力に反するように外側に力が加えられると、両バネフック118相互が開く方向へ移動される。
そして、このように形成するカメラモジュールソケット112は、上面側の開口からカメラモジュール111が挿入されると、係止突起120がバネフック118を外側へ押しやり、更に挿入が進むことで係止突起120がバネフック118の係止孔117に入り込む。そしてバネフック118は係止孔117に係止突起120が入り込むことで付勢力により元の位置へと戻り、係止突起120とバネフック118とが係止する。
この時、カメラモジュール111の当接パッド121とコンタクトピン124とは当接した状態となり、電気的に接続された状態となる。
そして、コンタクトピン124のコネクタ本体122外部へ突出している接続端部124aをフレキシブルプリント配線板上面に予め設けてある接点部と半田付け等により電気的に接続しておくことで、フレキシブルプリント配線板とカメラモジュール111とを電気的に接続していた。
特開2006-067445号公報
上記従来例1のような構造では、図5に表すように、コネクタ本体122の底部122aの底面側に接続端部124aが位置し、フレキシブルプリント配線板FPCを含む接続端部124aからカメラモジュール111が挿入されて接触されたモジュール接続端124b間での距離が、コンタクトピン124がコネクタ本体122に設けるコンタクト係止孔123に設ける構造なので0.58[mm]必要であり、高分子樹脂からなる底面122aを薄くすると機械的強度が足らなくなりこれ以下にすることができないという問題点を有し、カメラモジュールソケット全体の低背化が困難であるという問題点を有した。
そこでこの発明は上記問題点に鑑み、フレキシブルプリント配線板と接続するタイプのモジュールソケットにおいて更なる低背化を実現するモジュールソケットの提供を課題とする。
この発明では、モジュール接続時に、モジュールの底面からフレキシブルプリント配線板までの距離を更に薄くするためにモジュールコンタクトをモジュールソケット底面の中央側に並設させるために、
フレキシブルプリント配線板をボトムシールドとハウジングとの間に狭持し、ハウジングに並設された複数のコンタクトがモジュールをフレキシブルプリント配線板と電気的に接続させるモジュールソケットにおいて、コンタクトの一端には、ハウジングの一方面側に設けられたハウジング凹部に露出する基板接続部を形成し、コンタクトの他端はハウジングの他方面側にばね力を持ったモジュール接続部を形成し、フレキシブルプリント配線板のコンタクト接点がハウジング凹部に入り込んで基板接続部と接触され、フレキシブルプリント配線板に穿設したハウジング挿入孔にハウジングの一部が入り込むようにハウジングにフレキシブルプリント配線板が装着され、ハウジングには、コンタクトのモジュール接続部に対向する位置にコンタクトスペースが穿設され、モジュール接続部にモジュールが押圧されることでモジュール接続部がたわむことでコンタクトスペース内に入り込むことを特徴とするモジュールソケット、
を提供する。従って、モジュールソケットでは、ボトムシールドとハウジングとの間にフレキシブルプリント配線板が位置され、コンタクトの基板接続部と接触して電気的に導通状態となる。この導通状態の形成は、基板接続部を半田等により直接フレキシブルプリント配線板の接続部へ固着してもよく、また、押圧力によりフレキシブルプリント配線板の接続部と押圧接触して電気的な導通状態を形成してもよい。
また、モジュールは、ハウジングのボトムシールドとは反対側に装着される。このとき、モジュールがコンタクトのモジュール接続部に押圧接触されることでコンタクトとモジュールとの電気的な導通状態が完了する。同時に、コンタクトの基板接続部とフレキシブルプリント配線板との接続が当接接続の場合には前記モジュール接続部との押圧接触時の押圧力がフレキシブルプリント配線板との押圧接続にも寄与されることとなる。
尚、モジュールソケットをモジュールと係止させる方法は、従来例同様に双方に係止部を形成してコンタクトとの良好な接触押圧力を得られればよい。
従ってこの発明によれば、モジュールソケットの底面となるハウジング本体中央側にコンタクトを固定し、且つ基板接続部が裏面側へ露出するように固定することで、ハウジング本体の厚みを従来に比しモジュールをモジュールソケット内へ挿入した際、ハウジングに位置したモジュール接続部にモジュールが押圧されると、モジュールとは反対側に位置されたフレキシブルプリント配線板に予め穿設したハウジング挿入孔にハウジングの挿入突部が入り込み、且つ、コンタクトのモジュール接続部がコンタクトスペース内に入り込めるので、ハウジングの厚み内にフレキシブルプリント配線板が入り込むこととなるので、フレキシブルプリント配線板とハウジングとを合わせた厚みを少なくすることが可能となる。具体的には、プリント配線板の厚みが0.15[mm]でハウジング厚が0.35[mm]の場合でも、フレキシブルプリント配線板がハウジング内に入り込むことでフレキシブルプリント配線板とハウジングとを合わせた厚みをハウジングの厚みである0.35[mm]とすることが可能となる。
モジュールソケット1(以下、単にソケット1という)は、電子機器Eに内蔵させる小型のカメラモジュールCMを嵌合される。
ソケット1は、ソケット1内に挿入されたフレキシブルプリント配線板FPCをカメラモジュールCMと電気的に接続する。
ソケット1は、フレキシブルプリント配線板FPCを挿入可能な形状を成すボトムシールド2を有する。ボトムシールド2は、フレキシブルプリント配線板FPCを挿入可能な筐体形状からなる。そして筐体形状の一方面は、筐体形状を成すボトム底面21の四方端から立設されるボトム側面22によって開口される。更にボトム側面22の一面にはフレキシブルプリント配線板FPCの他部がボトムシールド2外方に位置できるように切欠された切欠部23を設ける。切欠部23はフレキシブルプリント配線板装着部である。
3はハウジングである。ハウジング3は、ボトムシールド2の筐体形状に挿入可能な形状を成すハウジング本体31と、ボトムシールド2挿入時にボトムシールド2の切欠部23の位置する端部およびこれと対向位置する端部からボトムシールド2のボトム底面21とは反対側に立設壁32を立設してなる。また、ハウジング本体31中央には、コンタクト4を複数並設され、並設されたコンタクト4のモジュール接続部42が位置する部位をコンタクトスペース33として貫通孔となるよう穿設してなる。
一方、ハウジング本体31のボトム底面21と対向する側には、コンタクト4の基板接続部41が露出され、基板接続部41が露出された周囲部がボトム底面21側へ突設されて挿入突部34を形成する。更にハウジング本体31に設けた立設壁32のボトム底面21側には、挿入突部34同様にフレキシブルプリント配線板FPCの位置決めを行う位置決め突部35を設ける。
従って、ハウジング3は、ボトム底面21側にフレキシブルプリント配線板FPCが入り込めるハウジング凹部36を形成し、フレキシブルプリント配線板FPCがハウジング本体31内に入り込むと、フレキシブルプリント配線板FPCが完全にハウジング本体31の厚さに吸収された状態となる。
ハウジング3に固定されるコンタクト4は、一端がハウジング本体31の中央に固定されてボトム底面21側に露出される基板接続部41を形成し、基板接続部41から連続する他端がモジュール接続部42を形成する。モジュール接続部42はハウジング本体31に設けたコンタクトスペース33からボトム底面21とは反対側に折曲されて位置され、押圧されることでばね力を持ってコンタクトスペース33内へ入り込むことが可能に構成する。
5はトップシールドである。トップシールド5は、ボトムシールド2の開口を被覆してボトムシールド2と係止可能な筐体形状を成す。トップシールド5は、ボトムシールド2の開口を被覆する上面部51と、上面部51からボトムシールド2のボトム側面22外方で対向位置される蓋側壁52とからなる。
このように形成するトップシールド5は、ボトムシールド2へ被覆して係止させることでボトムシールド2とトップシールド5とで形成する空間部にカメラモジュールCMを支持可能であり、支持したカメラモジュールCMの一部がトップシールド5から外方へ突出可能に上面部51には中央にモジュール貫通孔53を穿設する。この時モジュール貫通孔53から突出されるカメラモジュールCMの一部は受光する光路となる受光レンズ部CM2である。そしてモジュール貫通孔53の周囲部は、カメラモジュールCMの受光レンズ部CM2周囲部となる被押圧部CM1を押さえてカメラモジュールCMが飛び出さないようにすると共に、装着されたカメラモジュールCMを良好な押圧力でコンタクト4のモジュール接続部42へ押圧接触させると共にモジュール接続部42をコンタクトスペース33内へ挿入させるためのモジュール押圧部54を形成する。
以下にこの発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1はこの発明の実施例の組み立て状態における全体を表す斜視説明図であり、図2はこの発明の実施例を表す斜視組み立て説明図であり、図3はフレキシブルプリント配線板を組み付ける前の状態を表す一部断面組み立て説明図であり、図4はフレキシブルプリント配線板を組み付けた状態を表す一部断面組み立て説明図である。
1はモジュールソケットである。モジュールソケット1(以下、単にソケット1という)は、電子機器Eに内蔵させる小型のカメラモジュールCMを嵌合される。ソケット1は、ソケット1内に挿入されたフレキシブルプリント配線板FPCをカメラモジュールCMと電気的に接続するものであり、カメラモジュールCMをソケット1およびフレキシブルプリント配線板FPCを介して電子機器に設置されるメインプリント基板(図示せず)と接続させるものである。尚、この実施例では、ソケット1としてカメラモジュールCMを接続させるカメラモジュールソケットを例に説明するが、カメラモジュールCMに限らず、他のモジュールを接続させるソケット1であっても良い。
ソケット1は、フレキシブルプリント配線板FPCを挿入可能な形状を成すボトムシールド2と、ボトムシールド2にフレキシブルプリント配線板FPCを狭持するように挿入してフレキシブルプリント配線板FPCを狭持固定させるハウジング3と、ハウジング3に固定されてカメラモジュールCMとフレキシブルプリント配線板FPCとを電気的に接続させるコンタクト4と、ボトムシールド2を蓋するようにボトムシールド2と被覆係止されボトムシールド2との間でカメラモジュールCMを狭持固定するトップシールド5とから形成する。
ボトムシールド2は、図2に表すように、フレキシブルプリント配線板FPCを挿入可能な筐体形状からなる。そして筐体形状の一方面は、筐体形状を成すボトム底面21の四方端から立設されるボトム側面22によって開口される。更にボトム側面22の一面にはフレキシブルプリント配線板FPCの他部がボトムシールド2外方に位置できるように切欠された切欠部23を設ける。切欠部23はフレキシブルプリント配線板装着部である。
またボトム底面21には、フレキシブルプリント配線板FPCの装着位置を決定させるためのFPC位置決め突起24をハウジング3側へ突設する。このFPC位置決め突起24は、装着されるフレキシブルプリント配線板FPCの装着部側縁に切り欠いて設けた位置決め切欠部FPC3に入り込み位置決め可能に設ける。
従って、フレキシブルプリント配線板FPCをボトム底面21に装着する際には、フレキシブルプリント配線板FPCの位置決め切欠部FPC3がFPC位置決め突起24にかかるように装着することで確実に装着時の位置決めが可能となる。
更にボトムシールド2には、トップシールド係止部25を設ける。トップシールド係止部25は、ボトム側面22のボトム底面21と反対側先端26を外側へ折り返して補強すると共に段差を設けて形成する。このトップシールド係止部25はトップシールド5に設ける蓋係止突起55と係止することで、トップシールド5とボトムシールド2とが係止固定できる。
更にまたボトムシールド2に立設するボトム側面22の角部に係止孔27を穿設する。係止孔26は、ボトムシールド2に嵌め込まれるハウジング3を係止固定するための孔であり、ハウジング3に設けるボトム係止突起38が入り込みハウジング3とボトムシールド2とを係止固定可能とする。
3はハウジングである。ハウジング3は、ボトムシールド2の筐体形状に挿入可能な形状を成すハウジング本体31と、ボトムシールド2挿入時にボトムシールド2の切欠部23の位置する端部およびこれと対向位置する端部からボトムシールド2のボトム底面21とは反対側に立設壁32を立設してなる。
そしてハウジング本体31中央には、コンタクト4を複数並設させるコンタクト取付孔37を2列となるように複数穿設する。このコンタクト取付孔37には、コンタクト4の基板接続部41が嵌め込まれて一体的に形成される。
また、ハウジング本体31にはコンタクトスペース33を設ける。コンタクトスペース33は、並設されたコンタクト4のモジュール接続部42が位置する部位を貫通孔となるように穿設して設ける。
更にまた、ハウジング3の立設壁32には、その外方にボトム係止突起38を突設する。ボトム係止突起38は、ハウジング本体31とボトムシールド2との間にフレキシブルプリント配線板FPCを挟み込んだ状態で、ハウジング本体31に露出されるコンタクト4の基板接続部41とフレキシブルプリント配線板FPCに設けるコンタクト接点FPC2とが良好な電気的導通接続状態を得られる位置に突設する。これにより基板接続部41とコンタクト接点FPC2とが電気的に良好な導通状態を得ることができる。
一方、ハウジング本体31のボトム底面21と対向する側には、コンタクト4の基板接続部41が露出され、基板接続部41が露出された周囲部がボトム底面21側へ突設されて挿入突部34を形成する。更にハウジング本体31に設けた立設壁32のボトム底面21側には、挿入突部34同様にフレキシブルプリント配線板FPCの位置決めを行う位置決め突部35を設ける。
従って、ハウジング3は、ボトム底面21側にフレキシブルプリント配線板FPCが入り込めるハウジング凹部36を形成し、フレキシブルプリント配線板FPCがハウジング本体31内に入り込むと、フレキシブルプリント配線板FPCが完全にハウジング本体31の厚さに吸収された状態となる。
このようにフレキシブルプリント配線板FPCは、ボトムシールド2に設けるFPC位置決め突起24とハウジング3に設ける位置決め突部35とよって、ソケット1装着時の位置決めが成される。
ハウジング3に固定されるコンタクト4は、良導体である金属板から形成しばね力を有する。そして、コンタクト4は、フレキシブルプリント配線板FPCと接続される基板接続部41と、カメラモジュールCMに電気的に接続されるモジュール接続部42とからなる。そして、コンタクト4は、略中央で折曲されてその一方が基板接続部41を、他方がモジュール接続部42を形成する。
コンタクト4の基板接続部41は、ハウジング本体31の中央に固定されてボトム底面21側に露出される。そして、装着されたフレキシブルプリント配線板FPCのコンタクト接点と押圧接触して電気的な導通状態で接続される。また、コンタクト4のモジュール接続部42は、ハウジング本体31に設けたコンタクトスペース33からボトム底面21とは反対側に位置され、押圧されることでばね力を持ってコンタクトスペース33内へ入り込むことが可能に構成する。
5はトップシールドである。トップシールド5は、ボトムシールド2の開口を被覆してボトムシールド2と係止可能な筐体形状を成す。トップシールド5は、ボトムシールド2の開口を被覆する上面部51と、上面部51からボトムシールド2のボトム側面23外方で対向位置される蓋側壁52とからなる。
このように形成するトップシールド5は、ボトムシールド2へ被覆して係止させることでボトムシールド2とトップシールド5とで形成する空間部にカメラモジュールCMを支持可能であり、支持したカメラモジュールCMの一部がトップシールド5から外方へ突出可能に上面部51には中央にモジュール貫通孔53を穿設する。この時モジュール貫通孔53から突出されるカメラモジュールCMの一部は受光する光路となる受光レンズ部CM2である。そしてモジュール貫通孔53の周囲部は、カメラモジュールCMの受光レンズ部CM2周囲部となる被押圧部CM1を押さえてカメラモジュールCMが飛び出さないようにすると共に、装着されたカメラモジュールCMを良好な押圧力でコンタクト4のモジュール接続部42へ押圧接触させると共にモジュール接続部42をコンタクトスペース33内へ挿入させるためのモジュール押圧部54を形成する。
更に、トップシールド5の蓋側壁52には、カメラモジュールCMを内包させてボトムシールド2に被せた状態で、カメラモジュールCMのコンタクト接点FPC2とコンタクト4のモジュール接続部42とが良好な電気的導通状態となるように押しつける位置で、ボトムシールド2のトップシールド係止部25と係止するように蓋係止突起55を蓋側壁52の内側方向に突設する。
上記のように構成するソケット1の作用を以下に説明する。
ソケット1のボトムシールド2にフレキシブルプリント配線板FPCを装着する。このときフレキシブルプリント配線板FPCは位置決め切欠部FPC3がボトムシールド2のFPC位置決め突起24に係止するように位置させる。これによりフレキシブルプリント配線板FPCがボトムシールド2に位置決めされる。フレキシブルプリント配線板FPCは装着部以外が切欠部23から外部に位置される。
そして、ボトムシールド2の底面21上部に装着したフレキシブルプリント配線板FPCの上部にハウジング3を装着する。このときハウジング本体31に設けるコンタクト4の基板接続部41がフレキシブルプリント配線板FPC側となるように位置させてボトム係止突起38がボトムシールド2の係止孔27に入り込むように装着する。すると該装着により、ハウジング本体31のフレキシブルプリント配線板FPC側に露出されているコンタクト4の基板接続部41がフレキシブルプリント配線板FPCのコンタクト接点FPC2と良好な接触圧を持って電気的に接続される。
このとき、フレキシブルプリント配線板FPCはハウジング本体31のハウジング凹部36に入り込み、フレキシブルプリント配線板FPCの厚みY(0.15[mm])がハウジング本体31の厚みX(0.35[mm])に吸収されることとなり、図4に表すように、フレキシブルプリント配線板FPCとハウジング本体31との厚みを合わせてもハウジング本体31の厚みXである0.35[mm]となっている。
ハウジング3がボトムシールド2に装着されたので、次いでカメラモジュールCMをハウジング本体31の上面に装着する。このときカメラモジュールCMは、ハウジング3の立設壁32やボトムシールド2のボトム側面22によって位置決めされる。従って、ハウジング3をボトムシールド2に嵌め込んだ状態で、立設壁32およびボトム側面23の形成するカメラモジュールCM装着部はカメラモジュールCMを一義的に位置決めできる形状となるように予め形成される。
カメラモジュールCMをハウジング3の上面に載置して後、カメラモジュールCMの受光レンズ部CM2をモジュール貫通孔53から突出するように貫通させると共にモジュール押圧部54がカメラモジュールCMの被押圧部CM1をハウジング3側へ押圧するようにしてトップシールド5をボトムシールド2に被覆装着する。このときトップシールド5の蓋係止突起55がボトムシールド2のトップシールド係止部25に入り込むまで嵌め込むと、蓋係止突起55とトップシールド係止部25とが係止してトップシールド5がボトムシールド2から離脱することはない。
この状態では、カメラモジュールCMの底面に設ける接続部(図示せず)とコンタクト4のモジュール接続部42とが良好な接触圧を持って接触されている。
この時既にコンタクト4の基板接続部41がフレキシブルプリント配線板FPCのコンタクト接点FPC2と良好な接触圧を持って電気的な導通状態であるので、カメラモジュールCMはコンタクト4を介してフレキシブルプリント配線板FPCと良好な電気的接続状態となる。
尚、上記例では、コンタクト4の基板接続部41は接触圧を持ってフレキシブルプリント配線板FPCと電気的に接続されるように形成したが、フレキシブルプリント配線板FPCとハウジング3とを予めペースト半田付け等によって組み付けておくようにしてもよい。
更にまた、この実施例では、カメラモジュールCMのソケット1への取付けをボトムシールド2とトップシールド5との係止によって行った例を説明したが、従来例に説明するように、カメラモジュールCMおよびソケット1相互に係止部を設けて係止させてもよく、カメラモジュールCMの係止はこの実施例のものに限るものではなく、種々ある方法のどれによってもよい。
この発明は、電子機器等に用いるカメラモジュールを取付けるカメラモジュール用のソケットに利用可能である。
この発明の実施例の組み立て状態における全体を表す斜視説明図 この発明の実施例を表す斜視組み立て説明図 フレキシブルプリント配線板を組み付ける前の状態を表す一部断面組み立て説明図 フレキシブルプリント配線板を組み付けた状態を表す一部断面組み立て説明図 従来例を表す斜視説明図
符号の説明
FPC フレキシブルプリント配線板
FPC1 ハウジング挿入孔
FPC2 コンタクト接点
FPC3 位置決め切欠部
CM カメラモジュール
CM1 被押圧部
CM2 受光レンズ部
1 モジュールソケット(ソケット)
2 ボトムシールド
21 ボトム底面
22 ボトム側面
23 切欠部
24 FPC位置決め突起
25 トップシールド係止部
26 反対側先端
27 係止孔
3 ハウジング
31 ハウジング本体
32 立設壁
33 コンタクトスペース
34 挿入突部
35 位置決め突部
36 ハウジング凹部
37 コンタクト取付孔
38 ボトム係止突起
4 コンタクト
41 基板接続部
42 モジュール接続部
5 トップシールド
51 上面部
52 蓋側壁
53 モジュール貫通孔
54 モジュール押圧部
55 蓋係止突起

Claims (1)

  1. フレキシブルプリント配線板(FPC)をボトムシールド(2)とハウジング(3)との間に狭持し、
    ハウジング(3)に並設された複数のコンタクト(4)がモジュール(CM)をフレキシブルプリント配線板(FPC)と電気的に接続させるモジュールソケット(1)において、
    コンタクト(4)の一端には、ハウジング(3)の一方面側に設けられたハウジング凹部(36)に露出する基板接続部(41)を形成し、
    コンタクトの他端はハウジング(3)の他方面側にばね力を持ったモジュール接続部(42)を形成し、
    フレキシブルプリント配線板(FPC)のコンタクト接点(FPC2)がハウジング凹部(36)に入り込んで基板接続部(41)と接触され、
    フレキシブルプリント配線板(FPC)に穿設したハウジング挿入孔(FPC1)にハウジング(3)の一部が入り込むようにハウジング(3)にフレキシブルプリント配線板(FPC)が装着され、
    ハウジングには、コンタクト(4)のモジュール接続部(42)に対向する位置にコンタクトスペース(33)が穿設され、
    モジュール接続部(42)にモジュールが押圧されることでモジュール接続部(42)がたわんでコンタクトスペース(33)内に入り込むことを特徴とするモジュールソケット。
JP2008141294A 2008-05-29 2008-05-29 モジュールソケット Expired - Fee Related JP5083625B2 (ja)

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