JP3457131B2 - 床面洗浄機用スキージ連結装置 - Google Patents

床面洗浄機用スキージ連結装置

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JP3457131B2 JP27895096A JP27895096A JP3457131B2 JP 3457131 B2 JP3457131 B2 JP 3457131B2 JP 27895096 A JP27895096 A JP 27895096A JP 27895096 A JP27895096 A JP 27895096A JP 3457131 B2 JP3457131 B2 JP 3457131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行しながら回転
ブラシを回転して床面を洗浄する床面洗浄機(スクラバ
ー)の技術分野に属するものであって、具体的には、回
転ブラシによって洗浄された後に床面上に残る汚水を吸
引して汚水タンクに回収するスキージを、床面洗浄機の
機体側に連結するスキージ連結装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】床面洗浄機に使用される従来のスキージ
は、例えば、実開平6−38848号公報の図6に記載
されている如く、スキージの底面に前後に間隔をあけて
2枚のスキージゴム(ゴムブレード)を取付け、これ等
2枚のスキージゴムの間にブロアーの吸引作用を及ぼす
ことによって、床面上の汚水を吸い取って回収するよう
に構成されている。
【0003】図8は従来の床面洗浄機に使用されている
スキージと、その連結部の構造を説明したものであっ
て、図中、Aは床面洗浄機の機体、BはモータCによっ
て回転して床面を洗浄する回転ブラシ、Dは底面の前後
にゴムブレードDa,Dbを取付けたスキージ、E,E
は締付ナットDc,Dcを用いてスキージDの左右両側
に取付けたガイド用車輪、Tは取付ナットTa,Taを
用いてスキージDに取付けた連結板、FはスキージDの
上面に突設したバキュームホース用の接続口を示し、こ
の様に構成したスキージDは、連結板Tの先端部TSを
機体Aの連結部R側に連結軸Sを用いて水平回動自在に
連結されている。
【0004】以上の如く構成した床面洗浄機を用いて床
面を洗浄するに当って、洗浄する床面に目地や小さな溝
がある場合に、これ等の目地や小溝に対して上記のスキ
ージDを平行に移動すると、吸引しきれずに目地や小溝
の内部に溜っている汚水の中に後部のゴムブレードDb
が落ち込んでしまって、スキージDの後方に汚水をハネ
飛ばしてしまい、折角きれいに洗浄した床面をこのハネ
飛ばした汚水で再び汚してしまう問題があった。
【0005】そこで従来の床面洗浄機では、図8で仮想
線に示すように、締付ナットDc,Dcを操作してスキ
ージDに対する左右のガイド用車輪E,Eの取付角度を
同一方向に傾斜させ、スキージDを目地や溝に対して斜
めに移動させることにより、後部のゴムブレードDbが
一度に目地や小溝の中に落ち込まないようにして、汚水
のハネ飛ばしを防止していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したガイ
ド用車輪E,Eを斜めに角度調整する解決策は、床面と
ゴムブレードDa,Dbとの摩擦状況の変化によって常
に安定した傾きを得られないため、目地や小溝の中に溜
った汚水のハネ飛ばしを確実に防止できない問題があっ
た。
【0007】加えて、スキージDに対する左右のガイド
用車輪E,Eの取付角度を、左右の締付ナットDc,D
cを夫々操作して必ず同一角度に傾斜させなくてはなら
ないため、その操作が思いのほか面倒であるとか、走行
時に障害物等にスキージDが当ってその傾斜角度が変っ
た場合には、容易に元の傾斜角度に復元できず、その間
に後部のゴムブレードDdが目地や小溝内に落ち込んで
汚水をハネ飛ばしたり、ガイド用車輪E,Eが傾斜角度
を違えた状態のまま暫くの間引きずられて、床面にその
摩擦による傷跡を残してしまうと云った問題もあった。
【0008】従って本発明の技術的課題は、目地や小溝
のある床面を洗浄するに当って極めて簡単な操作によっ
てスキージの角度を確実に傾斜させて、汚水のハネ飛ば
しを防止すると共に、走行中にスキージが障害物等に当
ってその傾斜角度が変った場合でも、すぐに復元させて
角度変化に起因する各種障害の発生を防止することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0010】回転ブラシによって床面を洗浄した後の汚
水を、洗浄機の機体の後部に連結したスキージで吸い上
げて汚水タンクに回収するように構成した床面洗浄機に
於いて、
【0011】(1) スキージに連結板を取付け、この
連結板の先端側を洗浄機の機体の後部に連結軸を用いて
水平回動自在に連結する一方、上記連結板の中心位置と
その一側又は左右両側に複数個の角度調整穴を横方向に
並べて穿設し、上記連結軸には復元力を備えたバネ材を
取付けて、このバネ材の屈曲した先端部を上記連結板に
穿設した各角度調整穴のいずれかに差込むように構成
ると共に、上記連結軸の左右両側に連結ピンを横向きに
突設して、この連結軸を上記スキージに取付けた連結板
の先端部側上面に旋回回動自在に立設し、且つ、上記洗
浄機の機体の後部連結部分に底面を開口した連結ボック
ス体を取付けて、この連結ボックス体の後部側板には、
上記の連結軸を挿通可能にした縦溝と、スキージ側の連
結板を少し持ち上げた状態で上記左右の連結ピンを挿通
可能に構成した左右の横溝とを、全体が略T字状を成す
ように穿設すること。
【0012】(2) スキージに取付けた連結板の先端
部に軸穴を穿設する一方、上端部側にバネ材の根端部を
挿通した連結軸の下端部を上記連結板の軸穴に旋回回動
自在に嵌込んで、この下端部における前記洗浄機の進行
方向に対して後面側の外側面に平坦な係止面をカット形
成すると共に、上記軸穴の同じく後面側内周面には、上
記の係止面に接して連結板の旋回回動を所定の角度で制
止することができる制止縁のV字状の先を進行方向に向
けて突出形成すること。
【0013】上記(1)で述べた手段によれば、バネ材
の屈曲した先端部を連結板の中心位置に設けた角度調整
穴に嵌込んでいる時は、スキージはバネ材の支持力を受
けて機体に対して真直ぐ平行な状態に弾支され、この状
態のまま機体に引かれて移動しながら床面上の汚水を吸
引するが、バネ材の先端部を中心から外れた一側の角度
調整穴に嵌込んだ時には、バネ材が真直ぐな状態に戻ろ
うとする復元力を受けて、スキージは機体に対して一定
の傾斜角度に傾斜された状態に回動されて弾支されるた
め、床面に目地や小溝があってもスキージはこれ等目地
や小溝に対して斜め方向に移動して、後部のゴムブレー
ドが一度にこれ等目地や小溝の内部に落ち込んで汚水を
ハネ飛ばすことがないから、床面に汚水のハネ跡を残さ
ずきれいに洗浄することを可能にする。
【0014】更に上記(1)で述べた手段によれば、ス
キージの連結板を少し持ち上げて連結軸の左右の連結ピ
ンを連結ボックス体側の左右の横溝に位置合せした後、
スキージの全体を機体に向けて少し前進させ、次いで、
持ち上げていた連結板を下に降ろせば、左右の連結ピン
を連結ボックスの後部側板に当てて連結軸を連結ボック
ス体の内部に非回転状態に嵌込むことができるため、ス
キージの全体をこの連結軸を中心に機体に対して水平回
動自在な状態に連結することができ、更にこの連結軸に
取付たバネ材の先端部を連結板に穿設した各角度調整穴
のいずれかに嵌込むことによって、このバネ材の復元力
を利用して機体に対してスキージを真直ぐ平行な状態、
或は、左右いずれかの方向に傾斜した状態に弾支するこ
とを可能にする。
【0015】上記(2)で述べた手段によれば、バネ材
の屈曲した先端部を連結板の左右いずれかに穿設した角
度調整穴に嵌込んで、その復元力によってスキージを機
体に対して傾斜した状態に回動して弾支した場合は、連
結軸に平坦にカット形成された係止面が連結板の軸穴に
設けた制止縁に係止されて、スキージの傾斜状態をバネ
材の復元力と協力して保持できると共に、バネ材の先端
部を連結板の中心位置に穿設した角度調整穴に差込んだ
場合は、連結板の旋回回動範囲を、連結軸の係止面が上
記軸穴の制止縁によって制止を受ける一定角度の範囲に
限定して、スキージが必要以上に回動することを防止す
ることができる。
【0016】以上の如くであるから、上記(1)
(2)で述べた手段によって上述した技術的課題を解決
して、前記従来の技術の問題点を解消することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面の記載に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は本発明に係るスキージ連結装置が実
施されている床面洗浄機の内部構造を説明した斜視図で
あって、図中、1は洗浄機の機体で、1aは運転用ハン
ドル、1bと1cは駆動輪と前輪、2はモータ2Mによ
って回転して床面を洗浄する回転ブラシ、3と4は機体
1内に搭載した清液又は洗剤液CW用のタンクと汚水D
W用のタンク、5はポンプ5Tの作用によって取入口5
aから取入れた清液又は洗剤液CWを上記の回転ブラシ
2に供給する給液パイプを示す。
【0019】符号6で全体的に示したのは本発明に係る
スキージ連結装置によって連結されるスキージであっ
て、機体1の後部に連結されたこのスキージ6には、吸
引パイプ10を通して汚水タンク4内に作用するブロア
ー10Tの吸引力が、先端口9aよりバキュームホース
9を通して及んでいて、回転ブラシ2の回転による洗浄
によつて床面上に残った汚水を、上記バキュームホース
9を通して汚水タンク4内に吸引回収するように構成さ
れており、更に、上述した吸引パイプ10の上端にはフ
ロート弁付きの吸引口10aが設けられている。
【0020】図2は本発明の全体構成を説明した平面図
であって、上述したスキージ6の上面には連結板7の根
端部が取付ナット7b,7bによって固定され、この連
結板7の先端部7Tが、後述する連結装置によって機体
1の後部底面に取付けた連結ボックス体1Tに脱着自在
に連結される。
【0021】スキージ6は、断面が下向きの略コ字状を
成す細長いカバー体6aの内部に、サポータ(図示省
略)に抑えられた内外のゴムブレード6b,6c(スキ
ージゴム)を前後に間隔をあけて取付けた構成に成って
いて、このカバー体6aを貫いて上記連結板7の上面に
突出した通気口8aに、上述したバキュームホース9の
下端接続口を接続することにより、ブロアー10Tの吸
引力をスキージ6のゴムブレード6b,6cの間に及ぼ
して、ブラシ洗浄後の汚水DWを吸引して汚水タンク4
に回収するように構成されている。
【0022】更に、13,13は夫々車軸14,14を
用いて左右のフレーム11,11に回転自在に取付けた
左右のガイド用車輪であって、夫々2本1組の車輪で構
成されたこれ等左右のガイド用車輪13,13は、カバ
ー6aの左右の後部、即ち、スキージ6の左右の後部に
回動自在に取付けられ、且つ、締付ナット12,12を
締付けることによって、その回動状態を任意の角度に固
定できるように構成されている。
【0023】図3は本発明によってスキージ6を機体1
に対して傾斜させた状態を示した平面図、図4と図5は
本発明の要部の構成を示した斜視図、図6は連結軸の取
付部の構造を示した平断面図、図7は本発明の要部の構
成を示した側断面図を示したものであって、これ等の図
面及び上述した図2に於いて、7aは連結板7の先端部
7Tの上面中央部に旋回回動自在に立設した連結軸、7
S,7Sはこの連結軸7aの左右横方向に水平に突設し
た連結ピンを示す。
【0024】尚、上記連結軸7aの下端部7a1は図6
と図7に示すように先端部7Tに穿孔した軸穴7Hに嵌
込んで、その下端部に連結したネジ部7a3にナットN
Tを螺合して締付けることにより、軸方向への引抜きが
防止された状態で旋回回動自在に嵌込まれているが、そ
の回動角度は下端部7a1の一側面に断面D字状にカッ
ト形成した平坦な係止面7a2と、軸穴7Hの内周面に
断面略V字状に突出形成した制止縁7Ha,7Haとの
係止作用によって連結軸7aの旋回回動を一定の角度
に制限して、スキージ6の必要以上な回動を制限してい
る。
【0025】前述した連結ボックス体1Tは、内部1R
を空洞にしたボックス状に造られていて、その上面の左
右に連設した取付穴1Tb,1Tb付きの左右のブラケ
ット1Ta,1Taを用いて、機体1の後部に設けた取
付部(図示省略)に固定されており、且つ、その後面に
は縦溝1Scと左右の横溝1Sb,1Sbを略T字状に
穿設した後部側板1Sが溶接1X等によって一体に取付
けられている。
【0026】上記の縦溝1Scは、上記の連結軸7aを
連結ボックス体1Tの内部1Rに挿通できる大きさに形
成され、また、左右の横溝1Sb,1Sbは、連結板7
の全体を少し持ち上げて位置合せすると、連結軸7aの
左右の連結ピン7S,7Sを連結ボックス体1Tの内部
1Rに挿通できる仕組に成っている。
【0027】1Sa,1Saは中央に上記連結軸7aを
挿通できる間隔1Hをあけて上記後部側板1Sの外側面
側に突出した左右のガイド板で、上記連結軸7aの左右
の連結ピン7S,7Sを載置して支持できるように構成
したこれ等左右のガイド板1Sa,1Saは、載置した
左右の連結ピン7S,7Sを滑動させて連結軸7aを図
4に示した縦溝1Scの位置に必然的に合致できるよう
に、その先端側を水平線より少し上向きに傾斜させた構
成に成っている。
【0028】1Haは、上記連結ボックス体1Tの底面
に切欠形成した上記連結軸7aの嵌込溝であって、この
嵌込溝1Haと縦溝1Scは、上述した左右のガイド板
1Sa,1Saの間に形成した間隔1Hの先端部側に夫
々連続形成されていて、この間隔1H内に嵌込んだ連結
軸7aを、連結板7の持ち上げと前進、及び、降下の各
一連した操作に従って、縦溝1Scを通して必然的に連
結ボックス体1T内の嵌込溝1Haに導く仕組に成って
いる。
【0029】従って、以上の如く構成したスキージ連結
装置によれば、上述したように連結板7に対して一定の
角度だけ旋回回動できるように取付けた連結軸7aを、
図4に示した縦溝1Scの外側部分に位置合せした後、
連結板7を少し持ち上げて左右の連結ピン7S,7Sを
左右の横溝1Sb,1Sbに位置合せし、次いで、この
持ち上げ状態のまま連結板7を機体1の方向に少し移動
して連結軸7aを連結ボックス体1Tの内部1Rに挿入
し、その後上記の持ち上げを解けば、図4に示す如く左
右の連結ピン7S,7Sが後部側板1Sの内側面に係合
して、機体1の走行時にはこの係合状態が常に維持され
ることになるから、連結軸7aは非回転状態に保持され
て、スキージ6をこの連結軸7aを中心に機体1側に対
して一定の角度だけ左右横方向に回動自在に連結するこ
とができる。
【0030】また、上記の連結を切り離す場合は、図4
の状態で連結板7を少し持ち上げて左右の連結ピン7
S,7Sを左右の横溝1Sb,1Sbの内側部分に位置
合せすれば、連結軸7aを連結ボックス体1Tの内部か
ら取出して連結を切り離すことができる。
【0031】次に、20は本発明に係るスキージ連結装
置を構成する復元力を備えたバネ材で、20aは下方に
屈曲したその先端部、20bは上述した連結軸7aの中
心部前後方向に穿設した挿通穴7eに挿通した同じくバ
ネ材20の根端部であって、図面には中間部にコイル部
を備えたコイル状のバネが記載されているが、これは実
施の一例であって、長さが十分にとれるならば棒状のバ
ネ材であってもよく、その選択は任意とする。
【0032】7tは連結板7の根端側中心部に、また、
7pと7r並びに7uと7vはその左右両側に夫々横方
向に間隔をあけて穿設した角度調整穴であって、これ等
の各穴7p〜7vにはバネ材20の屈曲した先端部20
aが差込み自在に構成されていて、例えば図2の如くバ
ネ材20の先端部20aを中心の角度調整穴7tに差込
んだ場合には、スキージ6は機体1に対して真直ぐ平行
な状態に弾支される。
【0033】また、図3の如くバネ材20の先端部20
aを図面上左側の角度調整穴7rに差込んだ場合には、
バネ材20の復元力によってスキージ6が図示したよう
に右上がりに傾斜した状態に回動されて弾支されると共
に、図5の如くバネ材20の先端部20aを図面上右側
の角度調整穴7uに嵌込んだ場合には、スキージ6はバ
ネ材20の復元力を受けて左上がりに傾斜した状態(図
3とは反対の傾斜)に回動されて弾支される仕組に成っ
ている。
【0034】尚、スキージ6の後部に取付たガイド用車
輪13,13は締付ナット12,12を予め緩めておく
ことによって、機体1の走行に従って図3に示すように
自然にその角度を調整されるから、この自然な角度調整
後に締付ナット12,12を締付けてもよく、或は、締
付ナット12,12を緩めた状態のまま運転を続けるよ
うにしてもよい。
【0035】以上述べた次第で、本発明に係る床面洗浄
機用スキージ連結装置によれば、集塵機の機体1に対す
るスキージ6の連結とその切離しを、工具類を使用せず
に極めて簡単に行うことができ、更に、機体1に対する
スキージ6の角度調整も、バネ材20の屈曲した先端部
20aをいずれかの角度調整穴7p〜7vに差込むこと
によって、真直ぐな状態にも、左右いずれの方向に傾斜
した状態にも弾支することができる。
【0036】
【発明の効果】従って本発明に係る床面洗浄機用スキー
ジ連結装置によれば、洗浄する床面に目地や小溝がある
場合は、スキージを傾斜させることによって汚水のハネ
飛ばしを防止して、床面をきれいに洗浄することができ
ると共に、スキージはバネ材の弾性に弾支されているた
め、洗浄中に障害物に当ってスキージの角度が変って
も、直ぐに元の角度に復元できる利点を備え、また、破
損防止の機能も合せて発揮できる効果も備えるものであ
って、特に目地や小溝等の多い床面を洗浄する洗浄機に
実施して洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスキージ連結装置を備えた床面洗
浄機の内部構造を説明した斜視図である。
【図2】本発明の全体構成を説明した平面図である。
【図3】スキージを傾斜した状態に連結した場合の平面
図である。
【図4】スキージを連結した状態に於ける本発明の要部
構成を説明した斜視図である。
【図5】本発明の要部の構成を説明した斜視図である。
【図6】本発明に於ける連結軸の取付部の構造を説明し
た平断面図である。
【図7】本発明の要部の構成を説明した側断面図であ
る。
【図8】従来装置の平面図である。
【符号の説明】
1 床面洗浄機の機体 1T 連結ボックス体 1S 後部側板 1R 内部 1Ha 嵌込溝 1Sa ガイド板 1H 間隔 1Sb 横溝 1Sc 縦溝 2 回転ブラシ 4 汚水タンク 6 スキージ 7 連結板 7T 先端部 7a 連結軸 7e 挿通穴 7S 連結ピン 7a1 連結軸の下端部 7a2 平坦な係止面 7H 軸穴 7Ha 制止縁 7p〜7v 角度調整穴 20 バネ材 20a 屈曲した先端部 20b 根端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 11/20 A47L 11/28 A47L 11/29 A47L 11/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ブラシによって床面を洗浄した後の
    汚水を、洗浄機の機体の後部に連結したスキージで吸い
    上げて汚水タンクに回収するように構成した床面洗浄機
    に於いて、 スキージに連結板を取付け、この連結板の先端側を洗浄
    機の機体の後部に連結軸を用いて水平回動自在に連結す
    る一方、上記連結板の中心位置とその一側又は左右両側
    に複数個の角度調整穴を横方向に並べて穿設し、上記連
    結軸には復元力を備えたバネ材を取付けて、このバネ材
    の屈曲した先端部を上記連結板に穿設した各角度調整穴
    のいずれかに差込むように構成すると共に、上記連結軸
    の左右両側に連結ピンを横向きに突設して、この連結軸
    を上記スキージに取付けた連結板の先端部側上面に旋回
    回動自在に立設し、且つ、上記洗浄機の機体の後部連結
    部分に底面を開口した連結ボックス体を取付けて、この
    連結ボックス体の後部側板には、上記の連結軸を挿通可
    能にした縦溝と、スキージ側の連結板を少し持ち上げた
    状態で上記左右の連結ピンを挿通可能に構成した左右の
    横溝とを、全体が略T字状を成すように穿設したことを
    特徴とする床面洗浄機用スキージ連結装置。
  2. 【請求項2】 スキージに取付けた連結板の先端部に軸
    穴を穿設する一方、上端部側にバネ材の根端部を挿通し
    た連結軸の下端部を上記連結板の軸穴に旋回回動自在に
    嵌込んで、この下端部における前記洗浄機の進行方向に
    対して後面側の外側面に平坦な係止面をカット形成する
    と共に、上記軸穴の同じく後面側内周面には、上記の係
    止面に接して連結板の旋回回動を所定の角度で制止する
    ことができる制止縁のV字状の先を進行方向に向けて突
    出形成したことを特徴とする請求項1記載の床面洗浄機
    用スキージ連結装置。
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