JP3457013B2 - フッ化物イオン含有排水の処理方法 - Google Patents

フッ化物イオン含有排水の処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフッ化物イオン含有排水
の処理方法に係り、特に、フッ化物イオン含有排水を反
応槽内でカルシウム化合物と反応させてフッ化物イオン
をフッ化カルシウムCaFとして不溶化し、この不溶
化した汚泥を分離して、反応槽に返送するフッ化物イオ
ン含有排水の処理方法において、高濃度汚泥を得て汚泥
処理を軽減すると共に、高水質処理水を得ることを可能
とするフッ化物イオン含有排水の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フッ化物イオン含有排水の処理方
法として、フッ化物イオン含有排水をカルシウム化合物
と反応させて、フッ化物イオンをCaFとして分離除
去する方法が知られている。このようなフッ化物イオン
含有排水の処理方法において、分離したCaF含有汚
泥を反応槽に返送することにより、反応に用いるカルシ
ウム化合物量の低減、汚泥の凝集性の改善、更にはスケ
ールの生成防止が図れることも知られている。
【0003】例えば、特公平3−15512号公報に
は、不溶物の一部を返送汚泥として、カルシウム化合物
と混合して原水に添加反応させる方法が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいて、汚泥濃度の向上、更には処理水水質の向上に着
目した汚泥返送法は提案されていない。
【0005】処理水水質を向上させることは、排水処理
技術において極めて重要なことであるが、更に、汚泥濃
度を高めることは、汚泥の脱水効率の改善、脱水コスト
の低減等の面から、極めて重要な要件となる。因みに、
従来の方法では、分離された汚泥の濃縮のために汚泥濃
縮槽を設けているが、汚泥濃縮槽における濃縮は1.5
〜2倍程度が限度であり、その後の脱水工程における負
荷の軽減には有効とはいえなかった。
【0006】本発明は上記従来の実情に鑑みてなされた
ものであって、汚泥返送法によるフッ化物イオン含有排
水の処理方法において、高濃度汚泥を得ると共に、高水
質処理水を得ることを可能とするフッ化物イオン含有排
水の処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のフッ化物イオ
ン含有排水の処理方法は、フッ化物イオン含有排水を反
応槽内で、Ca以外の金属塩の共存下、カルシウム化合
物と反応させて不溶物を生成させ、次に該不溶物を含む
汚泥沈降分離し、分離した不溶物を含む汚泥を前記反
応槽に返送するフッ化物イオン含有排水の処理方法にお
いて、該反応槽におけるpHを9.5〜11に調整する
とともに、前記汚泥に含まれる不溶物の濃度に基き、
記反応槽に返送する不溶物の量を前記カルシウム化合物
と前記排水との反応で生成する不溶物の量の20重量倍
以上90重量倍以下とすることを特徴とする。
【0008】請求項2のフッ化物イオン含有排水の処理
方法は、請求項1の方法において、分離した不溶物を、
カルシウム化合物と混合した後、反応槽に返送すること
を特徴とする。
【0009】請求項3のフッ化物イオン含有排水の処理
方法は、反応槽におけるpHを10〜10.5に調整す
ることを特徴とする。
【0010】以下に図面を参照して本発明を詳細に説明
する。図1及び図2は本発明のフッ化物イオン含有排水
の処理方法の一実施方法を示す系統図である。なお、図
1及び図2において、同一機能を奏する部材には、同一
符号を付してある。
【0011】図1において、1は原水(フッ化物イオン
含有排水)の導入管であり、pH調整槽2に原水を導入
する。2AはpH調整槽2に設けられたpH計、2Bは
撹拌機である。3はpH調整槽2内の液を撹拌機4Aを
備える凝集槽4に送給する配管であり、5は凝集槽4内
の液をシックナー6に送給する配管である。7は処理水
の排出管、8はシックナー6で分離された汚泥の抜出管
であり、系外への排出管8Aと、pH調整槽2への返送
管8Bとに分岐している。9はpH調整槽2にCa(O
H)等のカルシウム化合物を供給する配管であり、ポ
ンプ9Aと、前記pH計2Aに連動するバルブ9Bを有
する。10は凝集槽4にポリマー(高分子凝集剤)を供
給する配管である。
【0012】本実施例において、導入管1からの原水は
pH調整槽2へ供給され、pH調整槽2において、原水
は返送管8Bを経て返送されたシックナー6の汚泥とと
もに、配管10を経て供給されるCa(OH)でpH
9.5〜11に調整されると共に、含有されるフッ化物
イオンがCa(OH)と反応する。
【0013】ここで、pH調整槽2のpHが9.5未満
であっても11を超えても、高濃度汚泥、高水質処理水
が得られない。従って、pH調整槽2はpH9.5〜1
1、好ましくは10〜10.5の範囲となるように、C
a(OH)の添加量を調整する。
【0014】この反応液は配管3より凝集槽4に送給さ
れる。凝集槽4においては、反応液に配管10よりポリ
マーが添加されて、凝集処理される。このポリマー添加
量は原水量に対して1〜5mg/lとするのが好まし
い。
【0015】凝集槽4にて、十分に凝集処理がなされた
液は、配管5を経てシックナー6に供給されて沈降分離
処理される。そして、得られた処理水は配管7より排出
され、汚泥は抜出管8より抜き出され、所定量が返送汚
泥として配管8Bより反応槽9に返送され、残部は配管
8Aより系外へ排出される。
【0016】本発明においては、このような方法におい
て、配管8BよりpH調整槽2に返送する汚泥の固形分
量を、原水とカルシウム化合物との中和で発生する不溶
化物(汚泥=SS)の量の20〜90倍となるように返
送汚泥量を制御する。(以下、原水とカルシウム化合物
との反応で生成する不溶化物の量に対する、返送汚泥の
固形分量の比を「汚泥返送比」と称する場合がある。)
汚泥返送比が20よりも低いと高濃度汚泥及び高水質処
理水が得られない。なお、汚泥返送比が高過ぎても汚泥
濃度が低くなる上に、処理水水質が低下する場合があ
る。本発明においては、特に汚泥返送比を30〜90の
範囲とすることにより、より一層優れた効果が得られ
る。
【0017】なお、本発明の方法において、原水に添加
するカルシウム化合物としてはCa(OH)に限ら
ず、CaCl、その他のカルシウム化合物を用いるこ
とができる。CaCl等のアルカリ性でないカルシウ
ム化合物を用いる場合には、原水のpH調整のために、
別途NaOH等のアルカリを添加すれば良い。
【0018】図1はシックナー汚泥を直接pH調整槽2
に返送する例であるが、本発明においては、図2に示す
如く、シックナー汚泥を予めカルシウム化合物と混合し
て原水に添加することにより、より一層優れた効果を得
ることができる。即ち、図2においては、返送汚泥及び
Ca(OH)を撹拌機11Aを備える混合槽11に送
給し、汚泥とCa(OH)とを予め混合した状態で、
配管12よりpH調整槽2に送給する。このようにし
て、Ca(OH)と返送汚泥とを予め混合することに
より、汚泥表面にCa(OH)が析出した改質汚泥が
得られ、この改質汚泥の効果により、より一層CaF
の結晶化が進み、高濃度な汚泥及び高水質な処理水が得
られる。
【0019】また、本発明の方法において、反応系に金
属塩を共存させることにより、より一層良好な結果が得
られる。この場合、好適な金属塩としては、Al、F
e、Zn塩等が挙げられ、その量は、Fに対して1〜3
0%程度であることが好ましい。従って、本発明におい
ては、必要に応じて硫酸バンド等の金属塩を上記範囲と
なるように原水に添加するのが好ましい。
【0020】なお、図示の実施例は本発明の一実施例で
あり、本発明は何ら図示の方法に限定されるものではな
い。例えば、凝集槽は汚泥の沈降分離性向上のために設
けたものであるが、必ずしも必要とされず、配管中にポ
リマーを添加させて凝集させる方法を採用することもで
きる。
【0021】
【作用】CaFは元来結晶性であるが、排水中にカル
シウム化合物を添加した場合は無定形のCaFゲルが
生成するため、通常、シックナーからの排泥濃度は2〜
3重量%である。
【0022】一方、CaF溶解度は8mg/l(Fと
して)であるが、フッ素を含む溶液からカルシウム化合
物で沈澱させた場合の処理水中の溶解度は、15〜30
mg/lとなる。この原因はCaFが分子状のまま溶
存しているため、溶解度の理論値8mg/lまで処理で
きないためと考えられている。
【0023】しかし、液中にCaF結晶を共存させた
場合には、過飽和のCaF分子がCaF結晶表面に
析出し、理論溶解度近くまで処理できる。この反応は晶
析反応と呼ばれ、リンのアパタイト表面への析出反応を
利用したリン処理法、或いはCaSOのスケール生成
防止のためCaSOを含む汚泥を中和槽に返送し、C
aSOの析出を促進する方法に応用されている。
【0024】フッ化物イオン含有排水の処理において
も、前述の如く汚泥を返送する方法が採用される場合が
あるが、結晶性のCaFが得られないため、シックナ
ーの排泥濃度はやはり2〜3重量%であり、処理水中の
CaF溶解度は少々改善されるものの、実際は15〜
20mg/lであり、水質汚泥防止法における排水基準
15mg/l以下を達成することは難しい状況にある。
【0025】これに対し、本発明の方法に従って、シッ
クナーから反応槽に返送する汚泥量を、原水をカルシウ
ム化合物で中和した時に生成する不溶物、即ち、CaF
量(mg/l)に対し20〜90重量倍の汚泥量(固
形分重量)になるように調整すると共に、反応槽をpH
9.5〜11、望ましくは10〜10.5に調整するこ
とにより、結晶性のCaFが得られ、その結果、汚泥
濃度は20重量%以上となり、処理水のフッ素濃度も理
論溶解度8mg/l程度となることが判明した。
【0026】なお、この反応系において、金属塩が共存
すると理論溶解度8mg/l以下の処理が可能となる。
この金属塩の作用機構の詳細は解明されていないが、凝
集機構と吸着機構が相乗的に作用しているものと推定さ
れる。
【0027】請求項2の方法に従って、返送汚泥を予め
カルシウム化合物と混合することにより、返送汚泥とカ
ルシウム化合物との反応で、汚泥表面にカルシウム化合
物が吸着すると共に未吸着カルシウム化合物が残留す
る。このカルシウム化合物吸着汚泥と未吸着カルシウム
化合物の共存により、より一層CaFの結晶化が進
み、高濃度汚泥及び高水質処理水を得ることが可能とな
る。
【0028】因みに、本発明の方法によれば、従来の汚
泥を返送しない方法に比べて汚泥濃度が10倍以上も高
い高濃度汚泥が得られると共に、フッ素濃度が1/2以
下の高水質処理水が得られる。従って、従来において
は、通常の場合、汚泥の高濃度化のために汚泥濃縮槽が
設けられているが、本発明の方法によれば、これを不要
とすることができる。また、処理水についても、容易に
排水基準値以下とすることができ、後処理工程の軽減が
図れる。
【0029】
【実施例】以下に実験例及び実施例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
【0030】実験例1 NaF 100mg/l(Fとして)、HSO10
00mg/lの人工廃水を調製し、Ca(OH)で表
1に示すpHにpH調整を行なった。30分反応後、濾
紙No5Aで濾過し、濾液についてフッ素濃度の測定を
行ない、結果を表1に示した。表1より、最適pHは9
前後であるが、汚泥を返送しない従来法では、フッ素濃
度の処理到達値は16ppmであり、理論溶解度より高
いことが明らかである。
【0031】
【表1】
【0032】実施例1 図1に示す方法により連続通水を行なった。pH調整槽
2、凝集槽4はそれぞれ300ml容、シックナー6は
3リットル容である。凝集槽4では原水に対しポリアク
リルアミド部分加水分解物を1mg/l添加した。硫酸
バンド200mg/lは、予め原水に添加した。原水は
NaF 100mg/l(Fとして)、HSO10
00mg、硫酸バンド200mg/l(固形バンドとし
て)の人工廃水である。この時、Ca(OH)でpH
10.5にした時発生するSSは330mg/lであ
る。pH調整槽2の設定pH、汚泥返送比を表2に示す
如く変えて連続運転した結果を表2に示す。なお、処理
水F濃度の分析は、濾紙No.5Aの濾液について実施
した。
【0033】
【表2】
【0034】表2より次のことが明らかである。Run
−1〜−3は汚泥を返送した場合の結果であるが、pH
10〜10.5のRun−2の場合は、処理水F濃度、
汚泥濃度とも最良の結果であり、pHが、本発明の範囲
からはずれるRun−1,−3では若干劣る。Run−
4は汚泥を返送してない場合の結果であるが、汚泥濃度
はRun−2の最適条件の1/10〜1/20であり、
処理水フッ素濃度は約2倍となっている。
【0035】実験例2 実施例1のRun−2で得られたCaFの高濃度汚泥
を種汚泥として使用し、図1に示したシックナー汚泥を
pH調整槽に返送する場合のビーカー試験を行なった。
本実験の目的は最適pHを求めることであるが、カルシ
ウム化合物としてCa(OH)を使用してpH調整を
行なうとCa濃度がpHにより変化し、その影響も考え
られるため、カルシウム化合物としてはCaCl・2
Oを使用し、pH調整はNaOHで行なった。な
お、カルシウム化合物を添加してpH9〜11で発生す
るSSは300mg/lであった。
【0036】汚泥濃度は260g/lである。供試液は
NaF 100mg/l(Fとして)、NaSO
500mg/lの人工廃水である。表3に示す条件にお
いてそれぞれ実験を行なった結果を表3に示す。なお、
供試液量は500mlであり、反応は30分とし、処理
水F濃度の分析は、濾紙No.5Aの濾液について実施
した。
【0037】
【表3】
【0038】表3に示すように、種汚泥を添加した場合
は、実験例1の表1の結果に較べ、処理水フッ素濃度は
はるかに低くなり、特に、汚泥容積はpH10〜10.
5で低くなる。これは生成するCaFの性状が異なっ
ていることを示す。また種汚泥は発生するSSの20倍
以上(SS重量比)で処理水は良好となった。
【0039】実験例3 無機凝集剤として硫酸バンドの併用効果を検討した。実
験条件はpH10.5、Ca2+添加量500ppm、
種汚泥12mlであり、他の条件は実験例2と同様であ
る。硫酸バンドの添加量を0、200、400mg/l
と変えて実験を行なった。結果を表4に示す。表4に示
すように凝集剤として硫酸バンドを使用すると、フッ素
の処理特性は更に改善される。
【0040】
【表4】
【0041】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のフッ化物イ
オン含有排水の処理方法によれば、汚泥返送法によりフ
ッ化物イオン含有排水を処理する方法において、高濃度
汚泥を得ると共に、高水質処理水を得ることができる。
このため、汚泥濃縮槽が不要となり、また、汚泥の脱
水速度が向上し、汚泥処理効率が向上されると共に、処
理コストが低減される。処理水のフッ素濃度を、容易
に、排水基準値以下のCaFの理論溶解度程度とする
ことができ、排水処理が軽減される。等の効果が達成さ
れ、工業的に極めて有利である。
【0042】請求項2の方法によれば、より一層優れた
効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のフッ化物イオン含有排水の処理
方法の一実施方法を示す系統図である。
【図2】図2は本発明のフッ化物イオン含有排水の処理
方法の別の実施方法を示す系統図である。
【符号の説明】
2 pH調整槽 4 凝集槽 6 シックナー 11 混合槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−4987(JP,A) 特開 平3−118897(JP,A) 特開 昭58−89984(JP,A) 特開 昭60−97090(JP,A) 特開 昭60−241988(JP,A) 特開 平4−90888(JP,A) 特公 平3−15512(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ化物イオン含有排水を反応槽内で
    Ca以外の金属塩の共存下、カルシウム化合物と反応さ
    せて不溶物を生成させ、次に該不溶物を含む汚泥沈降
    分離し、分離した不溶物を含む汚泥を前記反応槽に返送
    するフッ化物イオン含有排水の処理方法において、 該反応槽におけるpHを9.5〜11に調整するととも
    に、前記汚泥に含まれる不溶物の濃度に基き、前記反応
    槽に返送する不溶物の量を前記カルシウム化合物と前記
    排水との反応で生成する不溶物の量の20重量倍以上
    0重量倍以下とすることを特徴とするフッ化物イオン含
    有排水の処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、分離した不溶
    物を、カルシウム化合物と混合した後、反応槽に返送す
    ることを特徴とするフッ化物イオン含有排水の処理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該反応槽にお
    けるpHを10〜10.5に調整することを特徴とする
    フッ化物イオン含有排水の処理方法。
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