JP3456968B2 - シフト操作機構 - Google Patents

シフト操作機構

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JP3456968B2
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、主として自動車
の変速装置に用いられるシフト操作機構であって、変速
軸に軸方向移動可能に嵌合するシフトスリーブを、シフ
トアーム(シフトフォーク)によって軸方向に移動する
ことにより変速段を切り換えるシフト操作機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9はコの字形のシフトアーム
102を回動支軸106により変速機ケース105に回
動可能に支持したいわゆる反転式のシフト操作機構を示
しており、図8において、変速軸112に軸方向移動可
能に嵌合したシフトスリーブ100の外周環状溝101
に、シフトアーム102の両腕部102aに支持された
シフター108を係合している。シフター108はその
軸部108aが腕部102aに回動可能に支持されてお
り、図9に示すように腕部102aに沿って長い直方体
形状に形成されている。
【0003】シフトアーム102の上端駆動用突起11
0を、シフトレバー(図示せず)によって軸方向に移動
操作することにより、回動支軸106を中心としてシフ
トアーム102を回動し、両シフター108を上記駆動
用突起110とは反対側に移動し、それによりシフトス
リーブ100を軸方向に移動するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】製造誤差や取付け誤差
の公差累積により、両シフター108間の寸法L1と、
シフトスリーブ100の環状溝101の谷径D1とは実
質的に差異が生じており、これにより、シフトスリーブ
100に対してシフトアーム102は、シフトスリーブ
100の径方向に一定の遊びを有して係合していること
になる。
【0005】上記のようにシフトスリーブ100とシフ
トアーム102との間に遊びが存在すると、シフター1
08と環状溝101の側面との接触面(多数の打点で示
す)が変化すると共に接触面積自体が小さくなり、局部
的に高面圧になり、上記接触面の摩耗が早まる。
【0006】
【発明の目的】本願発明の目的は、シフトスリーブとシ
フトアームのがたを無くし、シフターとシフトスリーブ
の環状溝との接触面積の変動を無くすと共に接触面積を
最大限りに保つことで、耐摩耗性を向上させることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本願請求項1記載の発明は、変速軸に軸方向移動可
能に嵌合するシフトスリーブを、シフトアームによって
軸方向に移動することにより変速段を切り換えるシフト
操作機構において、シフトアーム33は二股状の腕部3
3aを一体に有し、各腕部33aの先端部に、腕部33
aとは別体で腕部長さ方向に長く形成されると共にシフ
トスリーブ36の環状溝43に係合するシフター42を
支持し、各シフター42は軸部42aを一体に有すると
共に、該軸部42aが各腕部33aの先端部に形成され
たシフター支持孔40に回動可能に嵌合し、腕部33a
とシフター42の間に、シフター42を軸心側に付勢す
る板ばね45を配置し、板ばね45は、中央部に軸部4
2aに嵌合する孔47を有すると共に、シフター長さ方
向の両側に傾斜状の撓み部45aを一体に有し、さらに
腕部33aに対する回止め45bを設けていることを特
徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシ
フト操作機構において、上記回り止め45bは、板ばね
45の短幅方向に両側に板ばね45と一体に形成される
と共に腕部33aの側面に係合していることを特徴とし
ている。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本願発明を適用したシフト
操作機構の縱断面図(図2のI-I断面図)であり、図中
に矢印で「上」と示している方向を上方向として、以下
説明する。変速機ケース1の上面開口にコントロールボ
ックス2が固定され、該コントロールボックス2内に
は、変速軸芯O1と平行(水平)な3本のシフトロッド
5,6,7がシフトロッド軸芯方向移動可能に支持され
ると共に、変速軸芯O1と直角で水平なシフトレバー軸
10及び垂直なセレクトレバー軸11がそれぞれ回動可
能に支持されている。
【0011】シフトレバー軸10の一端部はコントロー
ルボックス2の外へ突出して外側シフトレバー12が固
着され、中間部には内側シフトレバー13のボス部14
がシフトレバー軸10と一体回動可能にスプライン嵌合
している。ボス部14のシフトレバー軸方向両側にはコ
イルばね16,17が縮設され、両コイルばね16,1
7により内側シフトレバー13を図1に示すセット位置
(中央位置)に保持している。
【0012】セレクトレバー軸11の下端部には、前記
内側シフトレバー13のボス部14にシフトレバー軸方
向一体的移動可能に係合する内側セレクトレバー18が
固着され、セレクトレバー軸11の上端部はコントロー
ルボックス2の上方に突出し、外側セレクトレバー19
が固着されている。外側セレクトレバー19によってセ
レクトレバー軸11を回動することにより、内側セレク
トレバー18を介してボス部14及び内側シフトレバー
13がシフトレバー軸方向に移動し、これによりセレク
ト操作ができるようになっている。上記外側セレクトレ
バー19と外側シフトレバー12は、ケーブルあるいは
ロッド機構を介して、運転者が直接操作する操作部に連
動連結している。
【0013】3つのシフトロッド5,6,7のうち、シ
フトレバー軸方向の一方端の第1シフトロッド5は前進
1速と後進の切換用、中央のシフトロッド6は前進2速
と前進3速の切換用、他端のシフトロッド7は前進4速
と前進5速の切換用となっている。各シフトロッド5,
6,7にはシフトブロック21,22,23がそれぞれ
固着され、各シフトブロック21,22,23にはそれ
ぞれ前記内側シフトレバー13に係合可能な係合凹部2
5,26,27が形成されている。第3のシフトブロッ
ク23には上記係合凹部27とは別にシフトアーム駆動
用の凹部29が形成され、該凹部29に変速機ケース1
内の第3のシフトアーム33の駆動用突起34が係合し
ている。
【0014】前進4速と前進5速の切換用の第3のシフ
トアーム33は反転式であって下向きコの字形に形成さ
れており、下方へ延びる1対の腕部33aを有すると共
に、シフトレバー軸10と平行な1対の回動支軸38に
より回動可能に支持されている。各回動支軸38は変速
機ケース1の側壁に螺着されている。
【0015】各腕部33aの先端部にはシフター支持孔
40が形成され、該シフター支持孔40にシフター42
の軸部42aが回動可能に支持され、各シフター42は
シフトスリーブ36の外周環状溝43に係合している。
両シフター42の軸部42aは、変速軸芯O1を通りこ
れと直角な軸芯O2上に配置されている。
【0016】図4はシフター42部分の拡大縦断面図を
示しており、シフター42と腕部33aの間には板ばね
45が縮設され、該板ばね45の弾性力により、シフタ
ー42を変速軸芯O1側(矢印P側)に付勢している。
これによりシフトスリーブ36に対するシフター42の
シフター軸芯O2方向のがたを吸収し、シフター42の
側面42cと環状溝43の側面との接触面(打点で表
示)が、常に最大接触面積となるように維持している。
板ばね45の設定圧は、シフター42の変速軸芯O1側
の端面42dが環状溝43の底面に適度な予圧を与えて
接触するように設定されている。
【0017】図5はシフター42部分の分解斜視図であ
り、シフター42は腕33aの長さ方向(シフトスリー
ブ36の接線方向)に長い直方体形状に形成されてい
る。
【0018】板ばね45は、中央部にシフター42の軸
部42aに嵌合する孔47を有し、シフター長さ方向の
両側に傾斜状の撓み部45aが折曲げ成形されている。
また、シフター42の短幅方向両側には、腕部33aの
両側面に係合する回止め45bが一体に折曲げ成形され
ている。
【0019】図2は図1のII-II断面図であり、図中に
矢印「前」と記してある方向を前方として説明する。変
速機ケース1内には、前記変速軸芯O1上に入力用変速
軸54と出力用変速軸50が配置されると共に、これら
変速軸54,50と平行にカウンタ軸64が配置されて
いる。出力用変速軸50の先端部は入力用変速軸54の
凹部内に回転可能に嵌合している。入力用変速軸54は
変速ケース外の入力軸53と一体に形成されると共に4
速用の入力ギヤ57を一体に有し、出力用変速軸50に
は、5速用変速ギヤ58がニードル軸受を介して回転自
在に嵌合している。カウンタ軸64には上記入力ギヤ5
7及び5速用変速ギヤ58にそれぞれ常時噛合う中間変
速ギヤ63,65が一体形成されている。
【0020】第3のシフトアーム33の駆動用突起34
は先端部分が断面円形に形成され、前述のように第3の
シフトブロック23のシフトアーム用凹部29に係合し
ている。第2のシフトロッド6には平行移動式の第2の
シフトアーム32が固着され、第2のシフトロッド6と
一体的にシフトロッド軸芯方向に移動して、前進2速と
前進3速を切り換えるようになっている。なお、前進1
速と後進の切換用のシフトアームは図示していないが、
上記第2のシフトアーム32と同様の平行移動式となっ
ている。
【0021】反転式の第3のシフトアーム33が係合す
るシフトスリーブ36は、4速用の入力ギヤ57と5速
用変速ギヤ58の間に配置され、出力用変速軸50の外
周にスプライン嵌合したハブ51に一体的回転可能に係
合している。
【0022】シフトスリーブ36と入力用変速ギヤ57
の間は、同期噛合い機構を内蔵する4速用ドグクラッチ
60により、また、シフトスリーブ36と5速用変速ギ
ヤ58の間は、同期噛合い機構を内蔵する5速用ドグク
ラッチ61により、それぞれ断続(係脱)可能となって
いる。すなわちシフトスリーブ36を前方に移動するこ
とにより4速用ドグクラッチ60が噛み合い、入力軸5
3から入力用変速軸54、4速用ドグクラッチ60、シ
フトスリーブ36及びハブ51を介して出力用変速軸5
0に動力が伝達され、反対にシフトスリーブ36を後方
へ移動することにより5速用ドグクラッチ61が噛み合
い、入力軸53から入力用変速軸54、入力ギヤ57、
中間変速ギヤ63、カウンタ軸64、中間変速ギヤ6
5、5速用変速ギヤ58、5速用ドグクラッチ61、シ
フトスリーブ36及びハブ51を介して出力用変速軸5
0に動力が伝達されるようになっている。
【0023】図3は図1のIII-III断面図であり、各シ
フトブロック21,22,23の係合凹部25,26,
27は、シフトロッド軸芯方向(前後方向)の同一位置
に形成されており、前記セット位置の内側シフトレバー
13は仮想線で示すように、第2のシフトブロック22
の係合凹部26内に位置している。すなわち、内側シフ
トレバー13をシフトロッド軸芯方向と直角方向に移動
することにより、3つの係合凹部25,26,27に選
択的に係合できるようになっている。
【0024】各シフトロッド5,6,7の後端部には、
切欠き70等と、これに噛合い可能な複数の鋼球71
と、コイルばね72とを利用したインターロック機構が
設けられ、選択された1つのシフトロッドを作動させて
いる間は、他のシフトロッドが軸方向に動かないよう自
動的にロックするようになっている。
【0025】また各シフトロッド5,6,7の前端部に
は、各シフトロッド5,6,7を所定のシフト位置に位
置決めするためのデテント機構用切欠き75が形成され
ている。
【0026】
【作用】セレクト操作及びシフト操作を簡単に説明す
る。図1の状態から前進4速又は前進5速にシフトする
場合には、外側セレクトレバー19によってセレクトレ
バー軸11を回動することにより、内側セレクトレバー
18を介して内側シフトレバー13を第3のシフトブロ
ック23の凹部27内に嵌入させる。続いて外側シフト
レバー12を回動操作することにより、シフトレバー軸
10を介して内側シフトレバー13を前方又は後方に回
動し、これによって、第3のシフトブロック23を前方
又は後方に移動する。第3のシフトブロック23の前後
方向の移動と共に第3のシフトアーム33の駆動用突起
34は同方向に移動するが、第3のシフトアーム33が
回動支軸38回りに回動することにより、腕部33aは
反対方向に移動し、シフター42を介してシフトスリー
ブ36も腕部33aと同方向に移動する。これにより図
2のシフトスリーブ36は4速用ドグクラッチ60また
は5速用ドグクラッチ61を介して入力ギヤ57又は5
速用変速ギヤ58に接続し、前進4速又は前進5速にシ
フトされる。
【0027】上記シフト操作において、図4に示すよう
にシフター42は板ばね45により変速軸芯O1側に付
勢されているので、シフトスリーブ36に対してシフタ
ー42はがたつくことはなく、しかも、シフター42の
側面42cと環状溝43の側面との接触面積は最大限に
維持される。これにより、局部的な高面圧を防止して、
摩耗を抑制することができる。
【0028】図5のような板ばね45を用いてシフター
42を付勢していると、シフトアーム33及びシフター
42自体を従来部品で流用することができる。また、腕
部33aの両側に係合する1対の回止め45bを板ばね
45に折曲げ形成していると、板ばね45の位置決め及
び組付け作業が容易になる。
【0029】図6は、本願発明の実施の形態ではない
が、シフター42の付勢手段として、コイルばね80を
用いた参考例である。シフトアーム33の腕部33aに
形成された孔40に、つば付で、有底筒型のばねケース
82を嵌着し、該ばねケース82内にコイルばね80を
縮設して、シフター42を変速軸芯O1側に付勢してい
る。
【0030】図7も本願発明の実施の形態ではないが、
シフター42の付勢手段として、皿ばね90を用いた参
考例である。
【0031】
【0032】
【発明の別の実施の形態】(1)図1に示す実施の形態
は両腕部33aのシフター42を板ばね45で付勢した
構造であるが、一方のシフター42のみに板ばね45を
配置する構造とすることもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本願発明は、変速軸
に軸方向移動可能に嵌合するシフトスリーブ36を、シ
フトアーム33によって軸方向に移動することにより変
速段を切り換えるシフト操作機構において、次のような
利点がある。
【0034】(1)シフトアーム33は二股状の腕部3
3aを一体に有し、各腕部33aには、該腕部33aと
は別部材のシフター42をそれぞれ回動可能に支持し、
上記各シフター42をシフトアーム33の外周環状溝4
3に係合すると共に、少なくとも一方のシフター42
を、ばね45により軸芯側に付勢しているので、シフト
スリーブ36に対してシフター42は軸部42aの軸芯
方向にがたつくことはなく、しかもシフト操作時、シフ
ター42の側面42cと環状溝43の側面との接触面積
は最大限に維持される。これにより、局部的な高面圧を
防止して、接触面の摩耗を抑制することができる。
【0035】(2)シフター42を付勢するばねとして
板ばね45を配置していると、コンパクト性を維持でき
ると共に、シフトアーム33及びシフター42自体を従
来部品で流用することができ、コストを節約することが
できる。
【0036】(3)腕部33aに対する板ばね45の回
止め45bを、板ばね45の短幅方向の両側に板ばね4
5と一体に形成し、腕部33aの側面に係合させている
ので、板ばね45の装着と同時に、簡単かつ、しっかり
と回止めすることができると共に、板ばね45の位置決
め及び取付作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を適用したシフト操作機構の縱断面
図(図2のI-1断面図)である。
【図2】 図1のII−II断面図である。
【図3】 図1のIII−III断面図である。
【図4】 シフター部分の拡大縦断面図である。
【図5】 シフター部分の分解拡大斜視図である。
【図6】 参考例を示すシフター部分の拡大縦断面図で
ある。
【図7】 参考例を示すシフター部分の拡大拡大斜視図
である。
【図8】 従来例の縱断面図である。
【図9】 図8のシフトアームのIX-IX断面図である。
【符号の説明】
1 変速機ケース 5,6,7 シフトロッド 32,33 第2,第3のシフトアーム 33a 腕部 36 シフトスリーブ 38 回動支軸 40 シフター支持孔 42 シフター 42a 軸部 43 環状溝 45 板ばね 45a 撓み部 45b 回止め 50,54 出力用変速軸、入力用変速軸 80 コイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 茂 兵庫県明石市川崎町1−1 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 藤原 克彦 兵庫県明石市川崎町1−1 川崎重工業 株式会社明石工場内 (56)参考文献 特開 平10−184909(JP,A) 実開 昭62−71723(JP,U) 実開 平2−132169(JP,U) 実開 平5−30620(JP,U) 実開 昭59−134820(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/26 - 61/36 F16H 63/00 - 63/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速軸に軸方向移動可能に嵌合するシフ
    トスリーブを、シフトアームによって軸方向に移動する
    ことにより変速段を切り換えるシフト操作機構におい
    て、 シフトアーム33は二股状の腕部33aを一体に有し、 各腕部33aの先端部に、腕部33aとは別体で腕部長
    さ方向に長く形成されると共にシフトスリーブ36の環
    状溝43に係合するシフター42を支持し、 各シフター42は軸部42aを一体に有すると共に、該
    軸部42aが各腕部33aの先端部に形成されたシフタ
    ー支持孔40に回動可能に嵌合し、 腕部33aとシフター42の間に、シフター42を軸心
    側に付勢する板ばね45を配置し、 板ばね45は、中央部に軸部42aに嵌合する孔47を
    有すると共に、シフター長さ方向の両側に傾斜状の撓み
    部45aを一体に有し、さらに腕部33aに対する回止
    め45bを設けていることを特徴とするシフト操作機
    構。
  2. 【請求項2】 上記回止め45bは、板ばね45の短幅
    方向の両側に板ばね45と一体に形成されると共に腕部
    33aの側面に係合していることを特徴とする請求項1
    記載のシフト操作機構。
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