JP3455062B2 - コネクタ部材 - Google Patents
コネクタ部材Info
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3405—Edge mounted components, e.g. terminals
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/366—Assembling printed circuits with other printed circuits substantially perpendicularly to each other
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDアレイヘッ
ドやサーマルプリントヘッド,LCD表示パネル,イメ
ージセンサ等に用いられる回路基板を他の電気回路に接
続するためのコネクタ部材に関するものである。 【0002】 【従来技術およびその問題点】従来より、LEDアレイ
ヘッド等の回路基板をプリンタ本体等の他の電気回路と
接続するのにコネクタ部材が用いられている。 【0003】かかる従来のコネクタ部材11は、例えば
図3(a)に示す如く、他の電気回路の端子Aに接続さ
れる一端部が端子ホルダー12の内部に配置され、また
他端部が回路基板13に設けた貫通孔13a内に挿入さ
れて回路基板13の配線パターン13bに半田接合(半
田:14)されるようになっている。 【0004】このようなコネクタ部材11は、その一端
部が端子ホルダー12に取着されており、該ホルダー1
2の上部に設けた開口部12aより他の電気回路の端子
Aを挿入し、これを端子ホルダー12の内部でコネクタ
部材11の一端部に接触させておくことによりコネクタ
部材11と他の電気回路とが電気的に接続されるように
なっている。 【0005】しかしながら、この従来のコネクタ部材1
1は、その他端部を回路基板13の貫通孔13a内に挿
入するようになっており、このため、回路基板13の所
定位置に機械加工やエッチング等によって予め貫通孔1
3aを形成しておく必要があり、コネクタ部材11の回
路基板13への取着作業が煩雑になる欠点を有してい
る。 【0006】また上述した従来のコネクタ部材11は半
田接合のみによって回路基板13に取着されることか
ら、他の電気回路の端子Aを端子ホルダー12の開口部
12aに挿入したり、或いは開口部12aより抜き取っ
たりする際に端子ホルダー12やコネクタ部材11に対
して外力が印加されると、この外力によって半田接合部
が比較的容易に破損してしまう欠点も有していた。 【0007】そこで上記欠点を解消するために、図3
(b)に示す如く、コネクタ部材21を3箇所で折り曲
げて一対の挟持部21aを形成し、この挟持部21aで
もって回路基板23を挟み込むことによりコネクタ部材
21を回路基板23に容易に取着させることが提案され
ている。 【0008】しかしながら、図3(b)のようなコネク
タ部材21においては、他の電気回路の端子Aを端子ホ
ルダー22に挿入したり、或いは端子ホルダー22より
抜き取ったりする際に端子ホルダー22やコネクタ部材
21に対して横方向の外力が印加されると、この外力に
よってコネクタ部材21が傾いてしまい、前記挟持部2
1aによる基板挟持力が大幅に低下する。この結果、コ
ネクタ部材21の取着位置が変位してコネクタ部材21
と配線導体23との電気的接続が断たれたり、或いは、
回路基板23に割れや欠けが生じるといった欠点が誘発
される。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
て案出されたもので、本発明のコネクタ部材は、一端部
に、他の電気回路の端子が挿入される端子ホルダーが取
着され、且つ該他の電気回路の端子を該端子ホルダーの
内壁とで挟持して電気的に接続されるとともに、他端部
に回路基板を挟持して該回路基板上の配線パターンに電
気的に接続されるコ字状のクリップ端子が設けられ、こ
れら一端部と他端部の間がヘアピン状に形成され、前記
端子ホルダーと前記回路基板との間隙で前記ヘアピン状
とした部位でもって屈曲するようにしたことを特徴とす
るものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明のコネクタ部材を回路
基板に取着させた状態を示す断面図であり、1はコネク
タ部材、1aはコネクタ部材1のクリップ端子、1bは
コネクタ部材1のヘアピン状部位(屈曲部)、2は端子
ホルダー、3は回路基板、3aは配線パターンである。 【0011】前記コネクタ部材1は、他の電気回路の端
子Aに接続される一端部が端子ホルダー2の内部に配置
されている。 【0012】このコネクタ部材1は前記一端部が端子ホ
ルダー2に取着されており、該ホルダー2の上部に設け
られる開口部2aより他の電気回路の端子Aを挿入し、
これを端子ホルダー2の内部でコネクタ部材1の一端部
に接触させておくことによりコネクタ部材1と他の電気
回路とが電気的に接続される。 【0013】また前記端子ホルダー2は、例えばナイロ
ン等の電気絶縁性材料により形成されており、該端子ホ
ルダー2の開口部2aより挿入される他の電気回路の端
子Aを端子ホルダー2の内壁とコネクタ部材1の他端部
とで挟持することによって端子Aが端子ホルダー2より
簡単に抜け出さないようにしている。尚、このような端
子ホルダー2は従来周知の射出成形やブロー成形等によ
って形成される。 【0014】また一方、前記コネクタ部材1の他端部に
はコ字状のクリップ端子1aが設けられている。前記ク
リップ端子1aは、回路基板3を挟持して回路基板3上
の配線パターン3aに電気的に接続するためのものであ
り、これようなクリップ端子1aを用いてコネクタ部材
1を回路基板3に接続させることによりコネクタ部材1
の回路基板3への取着作業を簡単なものとしている。 【0015】尚、前記クリップ端子1aによって挟持さ
れる回路基板3は、液晶ポリマーや耐熱性樹脂,ソーダ
ライムガラス,ホウ珪酸ガラス,アルミナセラミックス
等の電気絶縁性材料からなる絶縁基板の下面に所定の配
線パターン2を被着させて成り、その一端に取着される
コネクタ部材1を介して他の電気回路と電気的に接続さ
れる。 【0016】そして、このようなコネクタ部材1の一端
部と他端部との間には、ヘアピン状に形成された屈曲部
1bが設けられている。 【0017】前記屈曲部1bは、コネクタ部材1に対し
外力が印加されたとき、その外力の大きさ、方向等に応
じてその屈曲角θを可変し得るようにバネ性を持たせて
形成されており、このため、他の電気回路の端子Aを端
子ホルダー2に挿入したり、或いは端子ホルダー2より
抜き取ったりする際に端子ホルダー2やコネクタ部材1
に対して縦方向もしくは横方向より外力が印加されて
も、コネクタ部材1は図2(a)〜(d)のように印加
される外力の大きさ、方向等に応じて屈曲部1bを種々
の形状に変形するだけで、クリップ端子1aは殆ど変形
しなくなる。これによってクリップ端子1aの基板挟持
力を十分な強さに維持することができるようになり、コ
ネクタ部材1を回路基板3の所定位置に常に良好な状態
で取着させておくことが可能となる。 【0018】尚、上述のようなコネクタ部材1は、例え
ば横弾性係数が4×103 〜8×103 kgf/mm2
の範囲内にある金属材料、具体的にはステンレスやバネ
鋼,りん青銅等によって形成されており、これらの金属
材料から成る板状体を塑性加工、例えば順送型のプレス
加工等によって所定形状に成形することにより製作され
る。またコネクタ部材1を極めて高精度に形成する場合
は、エッチング加工や放電加工等によって微細加工を施
した後、これをプレス成形することによって形成され
る。 【0019】以上のような本発明のコネクタ部材1は、
端子ホルダー2の開口部2aより他の電気回路の端子A
を挿入し、該端子Aを端子ホルダー2内のコネクタ部材
1に接触させることによって他の電気回路に電気的に接
続され、コネクタ部材として機能する。 【0020】尚、本発明は上述した形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々の変更、改良等が可能である。例えば、コネクタ部材
1を回路基板3に取着させるにあたりコネクタ部材1の
クリップ端子1aと回路基板3の配線パターン3aとを
半田付けによって固定しておけば、両者の接続部位を機
械的に補強することができ、しかも、半田付けの際に屈
曲部1bが、溶融した半田の流れを堰き止めるため、溶
融半田が端子ホルダー2に付着したり、溶融半田の熱に
よって端子ホルダー2が変形したりするのを防止するこ
とができる。 【0021】 【発明の効果】本発明のコネクタ部材によれば、端子ホ
ルダーが取着される一端部と回路基板を挟持する他端部
との間をヘアピン状とし、このヘアピン状の部位を屈曲
させるように構成したことから、他の電気回路の端子を
端子ホルダーに挿入したり、或いは端子ホルダーより抜
き取ったりする際に端子ホルダーやコネクタ部材に対し
て縦方向もしくは横方向より外力が印加されても、ヘア
ピン状の部位が大きく変形するだけでクリップ端子は殆
ど変形しなくなる。これにより、クリップ端子の基板挟
持力を十分な強さに維持することができるようになり、
コネクタ部材を回路基板の所定位置に常に良好な状態で
取着させておくことが可能となる。
ドやサーマルプリントヘッド,LCD表示パネル,イメ
ージセンサ等に用いられる回路基板を他の電気回路に接
続するためのコネクタ部材に関するものである。 【0002】 【従来技術およびその問題点】従来より、LEDアレイ
ヘッド等の回路基板をプリンタ本体等の他の電気回路と
接続するのにコネクタ部材が用いられている。 【0003】かかる従来のコネクタ部材11は、例えば
図3(a)に示す如く、他の電気回路の端子Aに接続さ
れる一端部が端子ホルダー12の内部に配置され、また
他端部が回路基板13に設けた貫通孔13a内に挿入さ
れて回路基板13の配線パターン13bに半田接合(半
田:14)されるようになっている。 【0004】このようなコネクタ部材11は、その一端
部が端子ホルダー12に取着されており、該ホルダー1
2の上部に設けた開口部12aより他の電気回路の端子
Aを挿入し、これを端子ホルダー12の内部でコネクタ
部材11の一端部に接触させておくことによりコネクタ
部材11と他の電気回路とが電気的に接続されるように
なっている。 【0005】しかしながら、この従来のコネクタ部材1
1は、その他端部を回路基板13の貫通孔13a内に挿
入するようになっており、このため、回路基板13の所
定位置に機械加工やエッチング等によって予め貫通孔1
3aを形成しておく必要があり、コネクタ部材11の回
路基板13への取着作業が煩雑になる欠点を有してい
る。 【0006】また上述した従来のコネクタ部材11は半
田接合のみによって回路基板13に取着されることか
ら、他の電気回路の端子Aを端子ホルダー12の開口部
12aに挿入したり、或いは開口部12aより抜き取っ
たりする際に端子ホルダー12やコネクタ部材11に対
して外力が印加されると、この外力によって半田接合部
が比較的容易に破損してしまう欠点も有していた。 【0007】そこで上記欠点を解消するために、図3
(b)に示す如く、コネクタ部材21を3箇所で折り曲
げて一対の挟持部21aを形成し、この挟持部21aで
もって回路基板23を挟み込むことによりコネクタ部材
21を回路基板23に容易に取着させることが提案され
ている。 【0008】しかしながら、図3(b)のようなコネク
タ部材21においては、他の電気回路の端子Aを端子ホ
ルダー22に挿入したり、或いは端子ホルダー22より
抜き取ったりする際に端子ホルダー22やコネクタ部材
21に対して横方向の外力が印加されると、この外力に
よってコネクタ部材21が傾いてしまい、前記挟持部2
1aによる基板挟持力が大幅に低下する。この結果、コ
ネクタ部材21の取着位置が変位してコネクタ部材21
と配線導体23との電気的接続が断たれたり、或いは、
回路基板23に割れや欠けが生じるといった欠点が誘発
される。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
て案出されたもので、本発明のコネクタ部材は、一端部
に、他の電気回路の端子が挿入される端子ホルダーが取
着され、且つ該他の電気回路の端子を該端子ホルダーの
内壁とで挟持して電気的に接続されるとともに、他端部
に回路基板を挟持して該回路基板上の配線パターンに電
気的に接続されるコ字状のクリップ端子が設けられ、こ
れら一端部と他端部の間がヘアピン状に形成され、前記
端子ホルダーと前記回路基板との間隙で前記ヘアピン状
とした部位でもって屈曲するようにしたことを特徴とす
るものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明のコネクタ部材を回路
基板に取着させた状態を示す断面図であり、1はコネク
タ部材、1aはコネクタ部材1のクリップ端子、1bは
コネクタ部材1のヘアピン状部位(屈曲部)、2は端子
ホルダー、3は回路基板、3aは配線パターンである。 【0011】前記コネクタ部材1は、他の電気回路の端
子Aに接続される一端部が端子ホルダー2の内部に配置
されている。 【0012】このコネクタ部材1は前記一端部が端子ホ
ルダー2に取着されており、該ホルダー2の上部に設け
られる開口部2aより他の電気回路の端子Aを挿入し、
これを端子ホルダー2の内部でコネクタ部材1の一端部
に接触させておくことによりコネクタ部材1と他の電気
回路とが電気的に接続される。 【0013】また前記端子ホルダー2は、例えばナイロ
ン等の電気絶縁性材料により形成されており、該端子ホ
ルダー2の開口部2aより挿入される他の電気回路の端
子Aを端子ホルダー2の内壁とコネクタ部材1の他端部
とで挟持することによって端子Aが端子ホルダー2より
簡単に抜け出さないようにしている。尚、このような端
子ホルダー2は従来周知の射出成形やブロー成形等によ
って形成される。 【0014】また一方、前記コネクタ部材1の他端部に
はコ字状のクリップ端子1aが設けられている。前記ク
リップ端子1aは、回路基板3を挟持して回路基板3上
の配線パターン3aに電気的に接続するためのものであ
り、これようなクリップ端子1aを用いてコネクタ部材
1を回路基板3に接続させることによりコネクタ部材1
の回路基板3への取着作業を簡単なものとしている。 【0015】尚、前記クリップ端子1aによって挟持さ
れる回路基板3は、液晶ポリマーや耐熱性樹脂,ソーダ
ライムガラス,ホウ珪酸ガラス,アルミナセラミックス
等の電気絶縁性材料からなる絶縁基板の下面に所定の配
線パターン2を被着させて成り、その一端に取着される
コネクタ部材1を介して他の電気回路と電気的に接続さ
れる。 【0016】そして、このようなコネクタ部材1の一端
部と他端部との間には、ヘアピン状に形成された屈曲部
1bが設けられている。 【0017】前記屈曲部1bは、コネクタ部材1に対し
外力が印加されたとき、その外力の大きさ、方向等に応
じてその屈曲角θを可変し得るようにバネ性を持たせて
形成されており、このため、他の電気回路の端子Aを端
子ホルダー2に挿入したり、或いは端子ホルダー2より
抜き取ったりする際に端子ホルダー2やコネクタ部材1
に対して縦方向もしくは横方向より外力が印加されて
も、コネクタ部材1は図2(a)〜(d)のように印加
される外力の大きさ、方向等に応じて屈曲部1bを種々
の形状に変形するだけで、クリップ端子1aは殆ど変形
しなくなる。これによってクリップ端子1aの基板挟持
力を十分な強さに維持することができるようになり、コ
ネクタ部材1を回路基板3の所定位置に常に良好な状態
で取着させておくことが可能となる。 【0018】尚、上述のようなコネクタ部材1は、例え
ば横弾性係数が4×103 〜8×103 kgf/mm2
の範囲内にある金属材料、具体的にはステンレスやバネ
鋼,りん青銅等によって形成されており、これらの金属
材料から成る板状体を塑性加工、例えば順送型のプレス
加工等によって所定形状に成形することにより製作され
る。またコネクタ部材1を極めて高精度に形成する場合
は、エッチング加工や放電加工等によって微細加工を施
した後、これをプレス成形することによって形成され
る。 【0019】以上のような本発明のコネクタ部材1は、
端子ホルダー2の開口部2aより他の電気回路の端子A
を挿入し、該端子Aを端子ホルダー2内のコネクタ部材
1に接触させることによって他の電気回路に電気的に接
続され、コネクタ部材として機能する。 【0020】尚、本発明は上述した形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々の変更、改良等が可能である。例えば、コネクタ部材
1を回路基板3に取着させるにあたりコネクタ部材1の
クリップ端子1aと回路基板3の配線パターン3aとを
半田付けによって固定しておけば、両者の接続部位を機
械的に補強することができ、しかも、半田付けの際に屈
曲部1bが、溶融した半田の流れを堰き止めるため、溶
融半田が端子ホルダー2に付着したり、溶融半田の熱に
よって端子ホルダー2が変形したりするのを防止するこ
とができる。 【0021】 【発明の効果】本発明のコネクタ部材によれば、端子ホ
ルダーが取着される一端部と回路基板を挟持する他端部
との間をヘアピン状とし、このヘアピン状の部位を屈曲
させるように構成したことから、他の電気回路の端子を
端子ホルダーに挿入したり、或いは端子ホルダーより抜
き取ったりする際に端子ホルダーやコネクタ部材に対し
て縦方向もしくは横方向より外力が印加されても、ヘア
ピン状の部位が大きく変形するだけでクリップ端子は殆
ど変形しなくなる。これにより、クリップ端子の基板挟
持力を十分な強さに維持することができるようになり、
コネクタ部材を回路基板の所定位置に常に良好な状態で
取着させておくことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ部材を回路基板に取着させた
状態を示す断面図である。 【図2】(a)〜(d)はコネクタ部材に外力が印加さ
れた際のコネクタ部材の動きを示す断面図である。 【図3】(a)及び(b)は従来のコネクタ部材の断面
図である。 【符号の説明】 1・・・・・コネクタ部材 1a・・・・クリップ端子 1b・・・・屈曲部 2・・・・・端子ホルダー 2a・・・・開口部 3・・・・・回路基板 3a・・・・配線パターン
状態を示す断面図である。 【図2】(a)〜(d)はコネクタ部材に外力が印加さ
れた際のコネクタ部材の動きを示す断面図である。 【図3】(a)及び(b)は従来のコネクタ部材の断面
図である。 【符号の説明】 1・・・・・コネクタ部材 1a・・・・クリップ端子 1b・・・・屈曲部 2・・・・・端子ホルダー 2a・・・・開口部 3・・・・・回路基板 3a・・・・配線パターン
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端部に、他の電気回路の端子が挿入さ
れる端子ホルダーが取着され、且つ該他の電気回路の端
子を該端子ホルダーの内壁とで挟持して電気的に接続さ
れるとともに、他端部に回路基板を挟持して該回路基板
上の配線パターンに電気的に接続されるコ字状のクリッ
プ端子が設けられ、これら一端部と他端部の間がヘアピ
ン状に形成され、前記端子ホルダーと前記回路基板との
間隙で前記ヘアピン状とした部位でもって屈曲するよう
にしたことを特徴とするコネクタ部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14267597A JP3455062B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | コネクタ部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14267597A JP3455062B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | コネクタ部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10334968A JPH10334968A (ja) | 1998-12-18 |
JP3455062B2 true JP3455062B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=15320903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14267597A Expired - Fee Related JP3455062B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | コネクタ部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3455062B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4428472B2 (ja) | 1998-12-10 | 2010-03-10 | ローム株式会社 | クリップコネクタの取付け構造、クリップコネクタの取付け方法、およびクリップコネクタ |
JP4684926B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2011-05-18 | 日本圧着端子製造株式会社 | 複合コンタクト |
KR101318251B1 (ko) * | 2006-07-25 | 2013-10-15 | 삼성디스플레이 주식회사 | 일체형 램프소켓, 이를 갖는 백라이트 어셈블리 및표시장치 |
KR101342061B1 (ko) | 2007-07-20 | 2013-12-18 | 삼성디스플레이 주식회사 | 백라이트 어셈블리와 이의 조립 방법 및 이를 포함하는액정 표시 장치 |
JP5827157B2 (ja) * | 2012-03-21 | 2015-12-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動アクチュエータの端子接続構造 |
JP6154334B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2017-06-28 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14267597A patent/JP3455062B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10334968A (ja) | 1998-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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