JP3454259B2 - マスクデータの生成方法、マスクおよび記録媒体、ならびに半導体装置の製造方法 - Google Patents

マスクデータの生成方法、マスクおよび記録媒体、ならびに半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクデータの生
成方法、マスクおよび記録媒体、ならびに半導体装置の
製造方法に関し、特に配線層の間隔が狭い場合でも配線
層間に良好に絶縁層が埋め込まれた層間絶縁層を有する
半導体装置の製造に適用されるマスクデータの生成方
法、マスクおよび記録媒体、ならびに半導体装置の製造
方法に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】LSI
などの半導体装置においては、素子の微細化,高密度化
および多層化にともない、配線層の幅が小さくなり、ま
た配線層の間隔も小さくなっている。たとえば、0.1
3μm世代のデザインルールでは、一例を挙げると、金
属配線層の最小ライン幅は0.20μmであり、最小間
隔は0.22μmである。このような狭いスペースの配
線層の間では、CVD法を用いた酸化シリコンで埋め込
みを行っても配線層の間隔が狭いため、埋め込んだ酸化
シリコン層にボイドが発生し、埋め込み不良を生じる。
【0003】SOG(Spin On Glass)といわれる塗布
酸化シリコンは、有機溶媒中に溶解した絶縁膜材料をウ
ェハ上に回転塗布し、その後の熱処理により硬化され
る。このようなSOGは、流動性が高いために埋め込み
性に優れている。しかし、SOGは、キュアと呼ばれる
熱硬化のための熱処理を行うと、有機溶媒が蒸発する際
にSOG層の収縮が生じる。
【0004】本願発明者によれば、例えば0.13μm
世代のデザインルールの配線層間に、層間絶縁層として
SOG層を用いると、SOG層の収縮によって配線層に
厚さ方向の圧縮力が作用し、特にアルミニウムなどの金
属配線層に変形を生じやすいことが確認されている。配
線層が変形すると、配線信頼性やマイグレーション耐性
が低下することがある。そして、配線層の変形は、特に
孤立したパターンの配線層に顕著に生じやすい。
【0005】本発明の目的は、例えば0.13μm世代
以下のデザインルールであっても、隣接する配線層間の
埋め込み性に優れた層間絶縁層を有する半導体装置の製
造に適用されるマスクデータの生成方法、マスクおよび
記録媒体、ならびに半導体装置の製造方法を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体装置の
製造方法に適用されるマスクデータの生成方法であっ
て、前記半導体装置は、基体上に所定のパターンで配置
された配線層と、前記基体上に所定のパターンで配置さ
れた応力緩和層と、を含み、リサイズ量がプラス(+)
となるように、配線層パターンをリサイズしてリサイズ
パターンを形成する工程と、前記リサイズパターンのう
ち相互に重なる部分を有するリサイズパターンを削除す
る工程と、前記リサイズパターンの外側に、所定の幅を
有する応力緩和層パターンを形成する工程と、を含む。
【0007】本発明にかかるマスクデータの生成方法に
おいては、以下の態様をとることができる。
【0008】(a) 前記リサイズパターンを形成する
工程において、前記リサイズ量は、使用デザインルール
における前記配線層の最小間隔に対応することができ
る。
【0009】(b) 前記応力緩和層パターンは、使用
デザインルールにおける前記配線層の最小ライン幅に対
応する幅を有することができる。
【0010】(c) 前記応力緩和層パターンは、さら
に、使用デザインルールにおける前記配線層の最小ライ
ン幅に対応する幅より大きい幅の部分を有することがで
きる。
【0011】(d)前記応力緩和層パターンを形成する
工程において、前記リサイズパターンの外側に、使用デ
ザインルールにおける前記配線層の最小ライン幅に対応
する幅を有する第1の中間パターンを形成する工程と、
前記第1の中間パターンを、使用デザインルールにおけ
る前記配線層の最小間隔の1/2に対応する幅のリサイ
ズ量でプラスにリサイズして、第2の中間パターンを形
成する工程と、前記第2の中間パターンを、使用デザイ
ンルールにおける最小間隔の1/2に対応する幅のリサ
イズ量でマイナスにリサイズする工程であって、前記第
2の中間パターンのうち、相互に重なる部分をひとつの
パターンとして残す工程と、を含むことができる。
【0012】(e) 前記応力緩和層パターンは、前記
配線層パターンに沿って連続していることができる。
【0013】(f) 前記応力緩和層パターンは、少な
くとも前記配線層の疎パターン領域に対応する領域に配
置されることができる。半導体装置において、疎パター
ン領域では、密パターン領域に比べて、配線層が平坦化
絶縁層の圧縮力の影響を受けやすいことから、応力緩和
層を設ける必要性が高い。ここで、「密パターン領域」
とは、例えば使用デザインルールにおける配線層の最小
間隔で配置された、配線密度の大きい領域をいう。ま
た、「疎パターン領域」とは、例えば、配線層が孤立し
て存在する領域あるいは配線密度が前記密パターン領域
より小さい領域をいう。また、本発明における「デザイ
ンルール」とは、ITRS(International Technolog
y Roadmap for Semiconductor)2000で明記され
た各種デザインルールを意味する。
【0014】(g) 前記応力緩和層パターンのデータ
に、ダミー発生領域のデータが付加されることができ
る。すなわち、ひとつのマスクデータに、応力緩和層パ
ターンとダミーパターンとのデータが設定されることが
できる。さらに、前記応力緩和層パターンおよび前記ダ
ミーパターンのデータに、配線層パターンのデータが付
加されることができる。すなわち、ひとつのマスクデー
タに、応力緩和層パターンとダミーパターンと配線層パ
ターンとのデータが設定されることができる。
【0015】本発明にかかるマスクは、本発明にかかる
生成方法により得られるマスクデータに基づいて作成す
ることができる。また、本発明にかかるコンピュータ読
みとり可能な記録媒体は、本発明のマスクデータの生成
方法により得られたマスクデータが記録されている。
【0016】本発明にかかる半導体装置の製造方法は、
基体上に配置された配線層と、該配線層を覆う層間絶縁
層と、を含む半導体装置の製造方法であって、本発明に
かかる生成方法によって得られたマスクデータに基づい
て作成されたマスクを用いて、基体上に所定のパターン
で少なくとも応力緩和層が形成される工程と、前記応力
緩和層および前記配線層を覆うように、流動性絶縁体か
ら平坦化絶縁層が形成される工程と、を含む。
【0017】前記平坦化絶縁層が形成される工程は、塗
布法または流動性CVD法によって行われることができ
る。
【0018】前記応力緩和層が形成される工程は、前記
配線層を覆うように前記基体上に絶縁層がCVD法によ
って堆積された後、該絶縁層がパターニングされる工程
を有することができる。さらに、前記応力緩和層および
前記配線層と同時にダミー層がパターニングされること
ができる。
【0019】前記応力緩和層が形成される工程は、前記
応力緩和層と前記配線層とが同時にパターニングされる
工程を有することができる。さらに、前記応力緩和層と
同時にダミー層がパターニングされることができる。
【0020】前記層間絶縁層が形成される工程は、さら
に、少なくとも前記配線層および前記応力緩和層の上に
ベース絶縁層が形成される工程と、前記平坦化絶縁層の
上にキャップ絶縁層が形成される工程と、を有すること
ができる。
【0021】本発明に係る製造方法によって得られる半
導体装置は、所定のパターンの応力緩和層を有すること
により、配線層の相互間を埋める平坦化絶縁層によって
配線層に圧縮力が作用するとしても、この圧縮力が応力
緩和層によって吸収される。その結果、配線層に作用す
る圧縮力を相対的に小さくすることができ、圧縮力によ
る配線層の変形を防止できる。前記応力緩和層は、主と
して、前記平坦化絶縁層による前記配線層への圧縮力を
緩和できるように配置されればよい。本発明にかかるマ
スクデータの生成方法、マスクおよび記録媒体、ならび
に半導体装置の製造方法は、圧縮力によって変形しやす
い金属配線層が形成される層の形成に好ましく適用され
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について、図面を参照しながら説明する。
【0023】(第1の実施の形態) [デバイス]まず、本実施の形態に係るマスクデータの
生成方法により得られたマスクを用いて製造された半導
体装置について説明する。図1は、半導体装置100の
配線層が形成された基体の一部を模式的に示す平面図で
あり、図2は、図1のA−A線に沿った部分を模式的に
示す断面図である。
【0024】半導体装置100は、基体10上に形成さ
れた、配線層12(12a,12b)と、絶縁体からな
る応力緩和層22と、配線層12、応力緩和層22を覆
うように形成された層間絶縁層20とを有する。ここ
で、「基体」とは、特定の配線層およびこの配線層を覆
う層間絶縁層20の下の構造体を示す。たとえば、層間
絶縁層20が第2層目の層間絶縁層の場合、基体10
は、図示しない、半導体基板と、この半導体基板上に形
成された、素子分離領域,MOSFETなどの半導体素
子および配線層と、第1層目の層間絶縁層などから構成
される。本発明の半導体装置の製造方法が適用される層
は、どの位置の層であってもよいが、特に、金属配線層
とこの金属配線層を覆うための層間絶縁層とを有する層
に好ましく適用することができる。
【0025】図1および図2に示す例では、密パターン
領域14aの配線層12aと、疎パターン領域14bの
配線層12bとを示している。配線層12(12a,1
2b)は、たとえば、アルミニウム,アルミニウム合
金,銅,銅合金などを中心とした金属材料で構成するこ
とができる。
【0026】応力緩和層22は、基体10上に所定のパ
ターンで配置されている。応力緩和層22のパターン
は、特に限定されず、たとえば図1に示すように連続的
であってもよく、あるいはブロック状の絶縁体を不連続
に配置したものでもよい。応力緩和層22は、応力の緩
和機能を考慮すると、図1に示したように、少なくとも
配線層12が延びる方向(長さ方向)に連続しているこ
とが好ましい。このように応力緩和層22を配置するこ
とで、応力を均一に吸収できる。
【0027】応力緩和層22は、少なくとも、疎パター
ン領域14bに形成される。ようするに応力緩和層22
は、平坦化絶縁層26の圧縮力が配線層12に与える影
響を抑え、配線層12の変形などを防止できるように、
その形成領域、パターン、密度などが設定される。ま
た、応力緩和層22は、使用デザインルールにおける配
線層の最小間隔および最小ライン幅で形成することがで
きる。すなわち、応力緩和層22と隣り合う配線層12
との間隔をW1とし、応力緩和層22の幅をW2とする
と、W1を配線層の最小間隔とし、W2を配線層の最小
ライン幅とすることができる。例えば、0.13μm世
代のデザインルールでは、一例を挙げると、金属配線層
の最小ライン幅は0.20μmであり、最小間隔は0.
22μmである。応力緩和層22をこのようなルールに
よって形成することにより、平坦化絶縁層26の圧縮力
が配線層12に与える影響を最小限に抑えることができ
る、微細パターンの応力緩和層を形成できる。
【0028】また、本実施の形態では、図1に示すよう
に、応力緩和層22は、部分的に、配線層の最小ライン
幅W2より大きい幅W3を有することができる。この例
では、幅W3を有する部分22aは、(最小ライン幅W
2×2)と最小間隔W1との和になっている。この幅W
3については、マスクデータの箇所で詳述する。
【0029】応力緩和層22は、平坦化絶縁層26より
緻密で機械的強度が大きいことが望ましく、例えばCV
D法によって形成された酸化シリコン層で構成できる。
具体的には、応力緩和層22は、SiH4−O2系の常圧
CVD、SiH4−N2O系,TEOS−O2系のプラズ
マCVD、SiH4−O2系の高密度プラズマCVDなど
のCVD法によって得られる、酸化シリコン層によって
形成することができる。各CVD法に用いられるガス種
は、上記のものに限定されず、各種のガス種を用いるこ
とができる。また、かかるガス種には、埋め込み性を高
めるために、フッ素を導入することができる。
【0030】さらに、応力緩和層22は、図2に示すよ
うに、配線層12の高さHと同じか、もしくはそれより
高いことが望ましい。応力緩和層22の高さが配線層1
2より高いことにより、平坦化絶縁層26の圧縮力が応
力緩和層22に優先的に作用し、平坦化絶縁層26の配
線層12への圧縮力の影響をより小さくすることができ
る。具体的には、応力緩和層22の突出高さ(配線層1
2の上面から応力緩和層22の上面までの高さh)は、
配線層12の高さをHとすると、上述した平坦化絶縁層
26の圧縮力を緩和する観点より、0≦h≦H/2に設
定することができる。応力緩和層の突出高さがH/2を
超えると、配線層12と応力緩和層22とのスペース、
あるいは応力緩和層22と隣接する応力緩和層22との
スペースのアスペクト比が大きくなって、平坦化絶縁層
26の埋め込み性が不十分になることがある。
【0031】また、応力緩和層22は、上述した平坦化
絶縁層26の圧縮力を緩和する機能と共に、CMPにお
けるディッシングと呼ばれる研磨不良を防止するための
ダミー層の機能を有することができる。
【0032】半導体装置100は、必要に応じて、図1
および図2に示すように、応力緩和層22のパターンと
異なるパターンのダミー層30を有することができる。
この場合、ダミー層30は、応力緩和層22と同じ材質
の絶縁層であってもよいし、あるいは配線層12と同じ
材質であってもよい。図示の例の場合、配線層のショー
トや配線容量などを考慮して、ダミー層30は応力緩和
層22と同じ材質を有する絶縁層によって構成される。
この場合、ダミー層30は、応力緩和層22と同じ工程
で形成することができる。図示の例では、ダミー層30
は、応力緩和層22より大きい幅を有する矩形の平面パ
ターンを有し、規則的に配置されている。
【0033】本発明の応力緩和層は、CMPでの平坦性
をよくするために形成されるいわゆるダミー層と、主に
以下の点で異なる。すなわち、ダミー層は、基板全面の
平坦度を上げたり、CMPでの基板全面の研磨均一性を
上げるために形成することから、このようなダミー層は
ウェハの全面に規則性を持って配置される。これに対
し、本発明の応力緩和層は、上述した応力の緩和機能を
達成するために特定の領域に設けることができ、ウェハ
全面にわたって規則的に配置されなくともよい。
【0034】層間絶縁層20は、配線層12、応力緩和
層22およびダミー層30を覆うように形成される。層
間絶縁層20は、ベース絶縁層24、平坦化絶縁層26
およびキャップ絶縁層28を有する。
【0035】ベース絶縁層24は、配線層12と平坦化
絶縁層26とが直接接触することを避けるために形成さ
れる層である。後に詳述する平坦化絶縁層26は、一般
的にポーラスな構造で吸湿性も高いため、配線層と直接
接触した場合には、配線が腐食したり、層自体の強度が
弱いために層間絶縁層にクラックなどが生ずることがあ
る。このような問題を避けるために、ベース絶縁層24
は、通常、緻密で機械的強度の大きなシリコン酸化層に
よって形成することができる。このようなシリコン酸化
層は、応力緩和層22と同様に、常圧CVD、プラズマ
CVD、高密度プラズマCVDなどのCVD法によって
得ることができる。また、ベース絶縁層24は、上述し
た機能を有する程度の膜厚、たとえば10〜50nmを
有する。
【0036】平坦化絶縁層26は、段差被覆性が優れた
流動性絶縁体から形成される。具体的には、平坦化絶縁
層26は、塗布法あるいは流動性CVD法によって形成
された、酸化シリコン層あるいはそれ以外の低誘電率絶
縁層で構成できる。ここで、「低誘電率絶縁層」とは、
比誘電率が典型的には3.0以下の値を有する層をい
う。
【0037】流動性絶縁体から形成される酸化シリコン
層としては、塗布法によって得られるSOGと、流動性
CVDによって得られる酸化シリコンとに大別される。
平坦化絶縁層26の材質は、SOGあるいは流動性CV
D法によって形成された酸化シリコンのいずれであって
もよいが、簡便な設備での成膜が可能であって経済性が
高いことから、SOGを好ましく用いることができる。
【0038】SOGあるいは流動性CVDによる酸化シ
リコンとしては、特に限定されず、一般的に用いられて
いるものを適用することができる。
【0039】SOGは、絶縁膜材料を有機溶媒に溶解し
たものをウェハ上に回転塗布し、塗布後の熱処理工程に
より形成することができる。一般的な熱処理工程は、乾
燥,およびベイクと呼ばれる溶媒を除去するための熱処
理と、キュアと呼ばれる熱硬化を行うための熱処理とか
らなる。SOGは、無機SOGと有機SOGに大別さ
れ、無機SOGとしては、シリケート系,アルコキシシ
リケート系およびポリシラザン系などが挙げられる。
【0040】流動性CVDにおいては、基体上に流動性
を有する反応中間体を堆積させ、その後熱処理などによ
り反応中間体を完全な酸化膜に変化させる。このような
流動性CVDとしては、以下に示すようないくつかの方
法が知られている。
【0041】(a)TEOSとO3の熱CVD(温度;
400℃程度) (b)Si(CH34とO2のプラズマ反応(基板温
度;−20〜−40℃) (c)TEOSとH2Oのプラズマ反応(基板温度;6
0〜120℃) (d)SiH4とO2のプラズマ反応(基板温度;−80
℃以下) (e)SiH4とH22の減圧下での熱処理反応(基板
温度;0℃付近) 流動性絶縁体から形成される平坦化絶縁層26は、SO
Gにおいては流体の状態で、流動性CVDにおいては流
動性を有する反応中間体の状態で、それぞれ基体上に層
が形成されることから、非常に優れた段差被覆性を有す
る。その結果、たとえば0.13μm世代以下のデザイ
ンルールの最小間隔で配置された密パターン領域14a
の配線層12a,12aの相互間においても、ボイドを
発生することなく良好な埋め込み性を有する絶縁層を形
成することができる。また、配線層12の相互間のみな
らず、配線層12と応力緩和層22との間、あるいは応
力緩和層22の相互間においても優れた埋め込み性を有
する絶縁層を形成することができる。
【0042】キャップ絶縁層28は、ベース絶縁層24
と同様の理由により平坦化絶縁層26に接して形成され
る。層間絶縁層20がCMPにより平坦化される場合に
は、キャップ絶縁層28は、CMPによって研磨される
厚みを考慮して成膜される。また、キャップ絶縁層28
の成膜方法および材質としては、ベース絶縁層24と同
様のものを用いることができる。
【0043】本発明の製造方法によって得られる半導体
装置によれば、以下のような作用効果を有する。
【0044】半導体装置100は、配線層12の相互
間、特に、疎パターン領域14bにおいて、所定のパタ
ーンの応力緩和層22を有する。このことにより、配線
層12の相互間を埋める平坦化絶縁層26が配線層12
に対して圧縮力を有するとしても、この圧縮力が応力緩
和層22によって吸収される。その結果、配線層12に
作用する圧縮力を相対的に小さくすることができ、圧縮
力による配線層12の変形を防止できるる。たとえば
0.13μm世代以下のデザインルールであって、配線
層の最小間隔が0.18〜0.22μmである配線層で
あっても、平坦化絶縁層26の圧縮力によって配線層が
つぶれるなどの変形を生ずることがない。
【0045】半導体装置100によれば、配線層12の
相互間に配置される応力緩和層22は、酸化シリコン層
などの絶縁層から構成されているため、配線層12間に
狭いピッチで配置されたとしてもショートなどの問題を
生ずることがない。また、応力緩和層22が金属などの
導電体から構成されていないことから、これによる配線
容量の増大を招くことがなく、電気信号の伝搬遅延にほ
とんど影響を与えることがない。
【0046】半導体装置100によれば、大きい機械的
強度が得にくい平坦化絶縁層26を用いても、ある密度
で応力緩和層22が平坦化絶縁層26中に存在し、その
収縮力(配線層12および応力緩和層22に対しては圧
縮力)を吸収するため、平坦化絶縁層26にクラックな
どが生じない。
【0047】また、応力緩和層22は、CMPにおける
ディッシングと呼ばれる研磨不良を防止するためのダミ
ー層としても機能することができる。
【0048】[マスクデータの生成方法]以下、基体1
0上に応力緩和層22を形成するために使用される、マ
スクデータの生成方法の一例を図6〜図14を参照して
説明する。マスクデータは、コンピュータを用いて生成
することができる。本実施の形態では、図1および図2
に示す半導体装置100の製造方法に用いられるマスク
データの生成方法について説明する。本実施の形態で
は、図1において斜線で示す応力緩和層22およびダミ
ー層30のパターニングに用いられるマスクデータの例
について述べる。
【0049】(1)第1,第2のマスクデータ(リサイ
ズパターンのマスクデータ)の作成 図6に示す第1のマスクデータ1000を作成する。第
1のマスクデータ1000では、配線層12に対応する
配線層パターン120をリサイズしたリサイズパターン
130が設定されている。具体的には、リサイズパター
ン130は、リサイズ量がプラス(+)となるように、
配線層パターン120をリサイズして設定される。ここ
で、「リサイズ」とは、特定のパターンを相似形状で変
更することを意味する。すなわち、リサイズ量が(+)
となるようにリサイズするとは、特定のパターンの各辺
を、各辺の垂直方向に同じリサイズ量だけ拡大すること
になる。本実施の形態では、リサイズ量は、配線層12
と応力緩和層30とのスペース幅に対応し、例えば、使
用デザインルールにおける配線層の最小間隔に対応する
サイズを有することができる。
【0050】そして、リサイズパターン130のうち、
相互に重なり合うリサイズパターン130を削除する。
図示の例の場合、図1および図2に示す半導体装置の密
パターン領域14aに対応する領域140aでは、隣り
合う配線層パターン120のリサイズパターン130が
それぞれ部分的に重なるため、これらのリサイズパター
ン130が削除される。これに対し、図1および図2に
示す半導体装置100の疎パターン領域14bに対応す
る領域140bでは、隣り合うリサイズパターン130
が重ならず、マスクデータとして残される。このように
して形成された、リサイズパターン130を規定する第
2のマスクデータ2000を図7に示す。
【0051】(2)第3のマスクデータ(応力緩和層パ
ターンのマスクデータ)の作成 つぎに、図10に示す第3のマスクデータ3200を作
成する。第3のマスクデータ3200では、応力緩和層
22に対応する応力緩和層パターン220が設定されて
いる。応力緩和層パターン220は、第2のマスクデー
タ2000で設定されたリサイズパターン130の外側
に形成され、所定の幅を有する。応力緩和層パターン2
20の幅は、応力緩和層22の幅に対応し、例えば、使
用デザインルールにおける配線層の最小ライン幅に対応
するサイズを有することができる。
【0052】本実施の形態では、応力緩和層パターン2
20は、部分的に配線層の最小ライン幅に対応するサイ
ズより大きい幅の部分220aを有することができる。
以下に、図8〜図10を参考にして応力緩和層パターン
220の形成方法を説明する。
【0053】まず、図8に示すように、第1の中間マス
クデータ3000を形成する。第1の中間マスクデータ
3000では、第1の中間パターン240が設定されて
いる。第1の中間パターン240は、第2のマスクデー
タ2000で設定されたリサイズパターン130の外側
に形成され、所定の幅を有する。図示の例では、この所
定の幅は使用デザインルールにおける配線層の最小ライ
ン幅に対応するサイズを有する。
【0054】つぎに、図9に示すように、第2の中間マ
スクデータ3100を形成する。第2の中間マスクデー
タ3100では、第2の中間パターン260が設定され
ている。第2の中間パターン260は、第1の中間パタ
ーン240をリサイズ量がプラスとなるようにリサイズ
して形成される。この例の場合、リサイズ量は、使用デ
ザインルールにおける配線層の最小間隔の1/2に対応
する幅(最小間隔に対応する幅をW10とすると、W1
0/2に相当する幅)とする。そして、第2の中間パタ
ーン260が相互に重なる部分(図9で符号262で示
す部分)のパターンを残して、ひとつのパターンとす
る。その後、第2の中間パターン260を、使用デザイ
ンルールにおける配線層の最小間隔に対応する幅W10
の1/2(W10/2)のリサイズ量でマイナスにリサ
イズする。このように、第1および第2の中間マスク3
000,3100を経て、図10に示す応力緩和層パタ
ーン220が形成される。
【0055】すなわち、図10に示すように、第1の中
間パターン240が最小間隔に対応する幅W10以下の
間隔で配置された領域では、最小間隔に対応する幅W1
0より大きい幅W30を有する部分220aが形成され
る。この例では、幅W30は、(最小ライン幅に対応す
る幅W20×2)と最小間隔に対応する幅W10との和
になる。また、第1の中間パターン240が最小間隔に
対応する幅W10より大きい間隔で配置された領域で
は、応力緩和層パターン220は、最小ライン幅に対応
する幅W20を有する。
【0056】本実施の形態では、第1の中間パターン2
40のスペースが最小間隔W1に対応する幅W10以下
の領域では、重なり合う第2の中間パターン260を残
すことで、最小ライン幅に対応する幅より大きい幅の応
力緩和層パターン220を形成する。このように応力緩
和層パターン220を形成することで、応力緩和層パタ
ーン220のスペースが使用デザインルールの最小間隔
W1に対応する幅W10より小さくなることを防ぐこと
ができる。
【0057】また、第1の中間パターン240のスペー
スが最小間隔に対応する幅より大きい領域では、第2の
中間パターン260は重なることがないので、最小ライ
ン幅に対応する幅の応力緩和層パターン220が形成さ
れる。例えば、図20および図21に示す例では、第1
の中間パターン240のスペースが使用デザインルール
の最小間隔W1に対応する幅W10より大きいので、第
2の中間パターン260は重ならない。したがって、応
力緩和層パターン220は、最小ライン幅に対応する幅
W20を有する。なお、図20および図21において、
図9および図10に示す部分と実質的に同じ部分には同
じ符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0058】(3)第4〜第6のマスクデータ(ダミー
発生領域のマスクデータ)の作成 配線層パターンのマスクデータと、応力緩和層パターン
が設定された第3のマスクデータ3200とを合成し、
図11に示す第4のマスクデータ4000を作成する。
ついで、図12に示すように、第4のマスクデータ40
00に、配線層パターン120および応力緩和層パター
ン220の周りに、ダミーパターンの発生が禁止される
禁止区域パターン400を付加し、第5のマスクデータ
5000を作成する。すなわち、第5のマスクデータ5
000では、斜線で示すダミー制限領域410は、ダミ
ー層30に対応するダミーパターンが発生しない領域を
規定している。
【0059】つぎに、第5のマスクデータ5000を図
形的に反転させ、図13に示す第6のマスクデータ60
00を作成する。すなわち、第6のマスクデータ600
0において、空白の領域はダミーパターンが発生しない
ダミー制限領域410を示し、斜線で示す領域はダミー
パターンを発生するダミー発生領域420を示す。
【0060】(4)第7,第8のマスクデータ(ダミー
パターンのマスクデータ)の作成 図14は、ダミー層30に対応するダミーパターン30
0が設定された第7のマスクデータ7000を示す。第
7のマスクデータ7000では、図示の例では、平面が
矩形形状のダミーパターン300が細密状態で全体に配
列されている。
【0061】図13に示す第6のマスクパターン600
0と、図14に示す第7のマスクパターン7000とを
合成することにより、図15に示す第8のマスクデータ
8000を作成する。第8のマスクデータ8000で
は、第6のマスクデータ6000のダミー発生領域42
0と、第7のマスクデータ7000のダミーパターン3
00との共通部分を抽出する。すなわち、第6のマスク
データ6000におけるダミー制限領域410と重なる
ダミーパターン300を排除する。したがって、第8の
マスクデータ8000では、ダミー発生領域420にお
いてのみダミーパターン300が発生する。
【0062】(5)第9のマスクデータ(応力緩和層パ
ターンおよびダミーパターンのマスクデータ)の作成 つぎに、図10に示す第3のマスクデータ3200と図
15に示す第8のマスクデータ8000とを合成し、図
16に示す第9のマスクデータ9000を作成する。第
9のマスクデータ9000では、応力緩和層パターン2
20とダミーパターン300とが設定されている。この
第9のマスクデータ9000は、後述する半導体装置の
製造方法において、応力緩和層22とダミー層30との
パターニングに使用される。
【0063】第9のマスクデータ9000を用いて応力
緩和層22とダミー層30とを形成する際に、ポジ型の
レジストを使用する場合には、第9のマスクデータ90
00の斜線で示す領域は、マスクの遮光部分(例えばク
ロムパターン)となる。また、ネガ型のレジストを使用
する場合には、第9のマスクデータ9000の斜線で示
す領域以外の領域(空白領域)が、マスクの遮光部分
(例えばクロムパターン)となる。
【0064】こうして得られた第9のマスクデータ90
00は、必要に応じてコンピュータで読みとり可能な記
録媒体に記録することができる。また、この第9のマス
クデータ9000に基づいて応力緩和層22とダミー層
30とをパターニングするためのマスクを得ることがで
きる。
【0065】上記実施の形態では、応力緩和層22とダ
ミー層30とを同じ工程で形成する場合に用いられるマ
スクデータの生成方法について述べたが、本発明はこれ
に限定されない。例えば、応力緩和層22とダミー層3
0とを別の工程で形成する場合には、応力緩和層22の
パターニングには、図10に示す第3のマスクデータ3
200を用いることができる。この場合、ダミー層30
は、例えば配線層12と同じ工程で形成することができ
る。
【0066】応力緩和層22の間隔およびライン幅は、
上述した最小間隔および最小ライン幅に限定されず、設
計上許容される範囲で種々のサイズを取ることができ
る。
【0067】[製造方法]つぎに、図1および図2に示
す半導体装置100を製造するための方法の一例につい
て説明する。図3〜図5は、この製造方法の工程を模式
的に示す断面図である。
【0068】(a)図3に示すように、基体10上に、
金属などからなる導電層を形成した後、一般的に用いら
れるリソグラフィおよびエッチングを用いて導電層をパ
ターニングし、配線層12を形成する。図1および図2
に示す例では、密パターン領域14aでの配線層12を
「12a」と示し、疎パターン領域14bでの配線層1
2を「12b」と示す。導電層を構成する金属について
は、すでに述べたので、ここでは記載しない。
【0069】ついで、CVD法によって、基体10上に
酸化シリコン層240を全面的に形成する。酸化シリコ
ン層240は、少なくとも配線層12を完全に覆うよう
に形成される。CVD法については、すでに述べた、常
圧CVD、プラズマCVD、高密度プラズマCVDなど
を用いることができる。そして、例えば、埋め込み性に
優れた高密度プラズマCVDを用いて酸化シリコン層2
40を形成した場合であっても、配線層が最小間隔で形
成された配線層12aと配線層12aとの間にはボイド
250が形成されやすい。
【0070】ついで、酸化シリコン層240の上に、上
述した本実施の形態に係る第9のマスクデータ9000
に基づいて得られたマスクを用いて、応力緩和層22お
よびダミー層30のためのレジスト層R10を形成す
る。
【0071】(b)ついで、図4に示すように、レジス
ト層R10をマスクとして、図3に示す酸化シリコン層
240をエッチングすることにより、応力緩和層22お
よびダミー層30を形成する。このとき、最小間隔で配
置された配線層12a,12a間の酸化シリコン層も除
去されるので、結果的に図3に示すボイド250がなく
なる。
【0072】その後、アッシングなどの公知の方法で、
レジスト層R10を除去する。
【0073】応力緩和層22およびダミー層30のパタ
ーンについては、すでに述べたので、記載を省略する。
【0074】(c)ついで、図5に示すように、配線層
12(12a,12b)、応力緩和層22およびダミー
層30が形成された基体10上に、ベース絶縁層24を
全面的に形成する。ついで、ベース絶縁層24上に、流
動性絶縁体からなる平坦化絶縁層26を形成する。平坦
化絶縁層26は、少なくともベース絶縁層24を覆い、
かつ、配線層12の相互間、配線層12と応力緩和層2
2との間、ならびに応力緩和層22とダミー層30との
間などを絶縁層によって充填するように形成される。ベ
ース絶縁層24および平坦化絶縁層26の成膜方法など
については、既に述べたので、記載を省略する。
【0075】(d)ついで、図2に示すように、平坦化
絶縁層26上に、キャップ絶縁層28を全面的に形成す
る。このキャップ絶縁層28は、平坦化絶縁層26の表
面の凹凸を十分に埋め、さらに必要に応じて用いられる
CMPによって研磨される厚さを有する。図2に示す例
では、キャップ絶縁層28は、CMPによってその上面
が平坦化された状態を示す。
【0076】(第2の実施の形態)まず、本実施の形態
に係るマスクデータの生成方法により得られたマスクを
用いて製造された半導体装置について説明する。図15
は、半導体装置200の配線層の一部を模式的に示す平
面図であり、図16は、図15のB−B線に沿った部分
を模式的に示す断面図である。本実施の形態は、応力緩
和層が配線層と同じ工程で形成される点で、第1の実施
の形態と異なる。第1の実施の形態で用いた部材と実質
的に同じ部材には同一の符号を付して、その詳細な説明
を省略する。
【0077】半導体装置200は、基体10上に形成さ
れた、配線層12(12a,12b)と、応力緩和層2
2と、ダミー層30と、配線層12、応力緩和層22お
よびダミー層30を覆うように形成された層間絶縁層2
0とを有する。
【0078】応力緩和層22およびダミー層30は、配
線層12と同じ工程でパターニングされ、配線層12と
同じ材質を有する。
【0079】これらの配線層12,応力緩和層22およ
びダミー層30をパターニングするためのマスクは、図
17に示すマスクデータ10000に基づいて作成され
る。このマスクデータ10000は、第1の実施の形態
で述べた、第9のマスクデータ9000にさらに配線層
パターン120のマスクデータを加えて作成することが
できる。すなわち、図8に示す第3のマスクデータ30
00と、図13に示す第8マスクデータ8000と、配
線層パターン120のマスクデータと、を合成すること
で作成することができる。マスクデータ10000で
は、配線層パターン120と、応力緩和層パターン22
0と、ダミーパターン300とが設定されている。この
マスクデータ10000は、後述する半導体装置の製造
方法において、配線層12,応力緩和層22およびダミ
ー層30のパターニングに使用される。
【0080】つぎに、図15および図16に示す半導体
装置200を製造するための方法の一例について説明す
る。
【0081】(a)基体10上に、金属などからなる導
電層を形成した後、本実施の形態に係るマスクデータ1
0000に基づいて得られたマスクを用いて、配線層1
2,応力緩和層22およびダミー層30のためのレジス
ト層(図示せず)を形成する。ついで、一般的に用いら
れるリソグラフィおよびエッチングを用いて導電層をパ
ターニングし、配線層12、応力緩和層22およびダミ
ー層30を形成する。導電層を構成する金属について
は、すでに述べたので、ここでは記載しない。
【0082】(b)ついで、図16に示すように、配線
層12(12a,12b)、応力緩和層22およびダミ
ー層30が形成された基体10上に、ベース絶縁層24
を既に述べたCVD法によって全面的に形成する。
【0083】(c)ついで、図15に示すように、ベー
ス絶縁層24上に、流動性絶縁体からなる平坦化絶縁層
26を形成する。平坦化絶縁層26は、少なくともベー
ス絶縁層24を覆い、かつ、配線層12の相互間、配線
層12と応力緩和層22との間、ならびに応力緩和層2
2とダミー層30との間などを絶縁層によって充填する
ように形成される。
【0084】(d)ついで、図16に示すように、平坦
化絶縁層26上に、キャップ絶縁層28を全面的に形成
する。このキャップ絶縁層28は、平坦化絶縁層26の
表面の凹凸を十分に埋め、さらに必要に応じて用いられ
るCMPによって研磨される厚さを有する。図16に示
す例では、キャップ絶縁層28は、CMPによってその
上面が平坦化された状態を示す。
【0085】上記工程(b),(c),(d)で形成さ
れた、ベース絶縁層24,平坦化絶縁層26およびキャ
ップ絶縁層28によって層間絶縁層20が構成される。
【0086】以上、本発明の実施の形態について述べた
が、本発明はこれらに限定されず、発明の要旨の範囲で
各種の態様を取りうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法によって得られた半導体装置を模式的に示す平面図で
ある。
【図2】図1に示す半導体装置のA−A線に沿った断面
図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法の一工程を模式的に示す断面図である。
【図4】第1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法の一工程を模式的に示す断面図である。
【図5】第1の実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法の一工程を模式的に示す断面図である。
【図6】第1の実施の形態にかかる第1のマスクデータ
を示す図である。
【図7】第1の実施の形態にかかる第2のマスクデータ
を示す図である。
【図8】第1の実施の形態にかかる第3のマスクデータ
を形成するための第1の中間マスクデータを示す図であ
る。
【図9】第1の実施の形態にかかる第3のマスクデータ
を形成するための第2の中間マスクデータを示す図であ
る。
【図10】第1の実施の形態にかかる第3のマスクデー
タを示す図である。
【図11】第1の実施の形態にかかる第4のマスクデー
タを示す図である。
【図12】第1の実施の形態にかかる第5のマスクデー
タを示す図である。
【図13】第1の実施の形態にかかる第6のマスクデー
タを示す図である。
【図14】第1の実施の形態にかかる第7のマスクデー
タを示す図である。
【図15】第1の実施の形態にかかる第8のマスクデー
タを示す図である。
【図16】第1の実施の形態にかかる第9のマスクデー
タを示す図である。
【図17】第2の実施の形態にかかる半導体装置の製造
方法によって得られた半導体装置を模式的に示す平面図
である。
【図18】図15に示す半導体装置のB−B線に沿った
断面図である。
【図19】第2の実施の形態にかかるマスクデータを示
す図である。
【図20】第1の実施の形態にかかる第3のマスクデー
タを形成するための、他の第1の中間マスクデータを示
す図である。
【図21】第1の実施の形態にかかる第3のマスクデー
タを形成するための、他の第2の中間マスクデータを示
す図である。
【符号の説明】
10 基体 12,12a,12b 配線層 14a 密パターン領域 14b 疎パターン領域 20 層間絶縁層 22 応力緩和層 24 ベース絶縁層 26 平坦化絶縁層 28 キャップ絶縁層 30 ダミー層 100,200 半導体装置 120 配線層パターン 130 リサイズパターン 140a 密パターン領域に対応する領域 140b 疎パターン領域に対応する領域 220 応力緩和層パターン 240 第1の中間パターン 260 第2の中間パターン 300 ダミーパターン 400 禁止区域パターン 410 ダミー制限領域 420 ダミー発生領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/08 H01L 21/3205

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の製造方法に適用されるマス
    クデータの生成方法であって、前記半導体装置は、基体
    上に所定のパターンで配置された配線層と、前記基体上
    に所定のパターンで配置された応力緩和層と、を含み、 リサイズ量がプラス(+)となるように、配線層パター
    ンをリサイズしてリサイズパターンを形成する工程と、 前記リサイズパターンのうち相互に重なる部分を有する
    リサイズパターンを削除する工程と、 前記リサイズパターンの外側に、所定の幅を有する応力
    緩和層パターンを形成する工程と、を含む、マスクデー
    タの生成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記リサイズパターンを形成する工程において、前記リ
    サイズ量は、使用デザインルールにおける前記配線層の
    最小間隔に対応する、マスクデータの生成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記応力緩和層パターンは、使用デザインルールにおけ
    る前記配線層の最小ライン幅に対応する幅を有する、マ
    スクデータの生成方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記応力緩和層パターンは、さらに、使用デザインルー
    ルにおける前記配線層の最小ライン幅に対応する幅より
    大きい幅の部分を有する、マスクデータの生成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記応力緩和層パターンを形成する工程において、 前記リサイズパターンの外側に、使用デザインルールに
    おける最小ライン幅に対応する幅を有する第1の中間パ
    ターンを形成する工程と、 前記第1の中間パターンを、使用デザインルールにおけ
    る前記配線層の最小間隔の1/2に対応する幅のリサイ
    ズ量でプラスにリサイズして、第2の中間パターンを形
    成する工程と、 前記第2の中間パターンを、使用デザインルールにおけ
    る前記配線層の最小間隔の1/2に対応する幅のリサイ
    ズ量でマイナスにリサイズする工程であって、前記第2
    の中間パターンのうち、相互に重なる部分をひとつのパ
    ターンとして残す工程と、を含む、マスクデータの生成
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、 前記応力緩和層パターンは、前記配線層パターンに沿っ
    て連続している、マスクデータの生成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、 前記応力緩和層パターンは、少なくとも前記配線層の疎
    パターン領域に対応する領域に配置される、マスクデー
    タの生成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、 前記応力緩和層パターンのデータに、ダミー発生領域の
    データが付加される、マスクデータの生成方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 さらに、配線層パターンのデータが付加される、マスク
    データの生成方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のマス
    クデータの生成方法により得られた、マスク。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれかに記載のマス
    クデータの生成方法により得られたマスクデータを記録
    した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 基体上に配置された配線層と、該配線
    層を覆う層間絶縁層と、を含む半導体装置の製造方法で
    あって、 前記基体上に請求項10に記載のマスクを用いて、所定
    のパターンで少なくとも応力緩和層が形成される工程
    と、 前記応力緩和層および前記配線層を覆うように、流動性
    絶縁体から平坦化絶縁層が形成される工程と、を含む半
    導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記平坦化絶縁層が形成される工程は、塗布法によって
    行われる、半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記平坦化絶縁層が形成される工程は、流動性CVD法
    によって行われる、半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項10ないし14のいずれかにお
    いて、 前記応力緩和層が形成される工程は、前記配線層を覆う
    ように前記基体上に絶縁層がCVD法によって堆積され
    た後、該絶縁層がパターニングされる工程を有する、半
    導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 さらに、前記応力緩和層と同時にダミー層がパターニン
    グされる、半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項10ないし14のいずれかにお
    いて、 前記応力緩和層が形成される工程は、前記応力緩和層と
    前記配線層とが同時にパターニングされる工程を有す
    る、半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 さらに、前記応力緩和層および前記配線層と同時にダミ
    ー層がパターニングされる、半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項10ないし18のいずれかにお
    いて、 前記層間絶縁層が形成される工程は、さらに、少なくと
    も前記配線層および前記応力緩和層の上に、ベース絶縁
    層が形成される工程と、前記平坦化絶縁層の上にキャッ
    プ絶縁層が形成される工程と、を有する、半導体装置の
    製造方法。
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