JP3453306B2 - 回動ノブを備えた自動変速機の操作装置 - Google Patents

回動ノブを備えた自動変速機の操作装置

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JP3453306B2
JP3453306B2 JP17661398A JP17661398A JP3453306B2 JP 3453306 B2 JP3453306 B2 JP 3453306B2 JP 17661398 A JP17661398 A JP 17661398A JP 17661398 A JP17661398 A JP 17661398A JP 3453306 B2 JP3453306 B2 JP 3453306B2
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    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H2059/081Range selector apparatus using knops or discs for rotary range selection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングコラ
ムに設置し、オート操作(AUT)モード位置とマニュ
アル(MAN)モード位置の走行レンジの切換えを電気
的に制御する回動ノブを備えた自動変速機の操作装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の自動変速機の操作装置
としては、例えば実開平5−33432号公報に開示さ
れた技術がある。この自動変速機の操作装置は、各レン
ジポジションで作動する各々のスイッチを備えたもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の自動変速機の操作装置は、単に各レンジポジシ
ョンで作動する各々のスイッチを備えたものであり、誤
操作防止機能等を備えておらず危険性があるという問題
点がある。
【0004】本発明は、シフトレバーの操作方向を規制
して危険性を防止したコラム型の回動ノブを備えた自動
変速機の操作装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の請求項1の発明は、自動車のステアリ
ングコラム部の周辺に配置したシフトレバーを備え、電
気的に駆動制御して自動変速機の走行レンジを切換える
自動変速機の操作装置において、前記シフトレバーは、
先端に自動変速機の走行レンジを切換える回動ノブを設
置し、かつ基端部に形成した第1軸を内ケースに回動自
在に軸支し、該第1軸を中心として上下方向に回動し、
前記内ケースは、前記ステアリングコラム部に設置した
ケースに回動自在に第2軸を軸支し、該第2軸を中心と
して前記シフトレバーと共に前後方向に回動する回動ノ
ブを備えた自動変速機の操作装置であって、前記シフト
レバーは、シャフトを回動自在に挿通する軸筒部を形成
し、前記シャフトは、一端に前記回動ノブを嵌着し、他
端に可動体を固着し、前記可動体は、前記シフトレバー
がオート操作モード位置のときにA/Tモードスイッチ
に係合する第1操作杆と、前記シフトレバーがオート操
作モード位置にあるかマニュアルモード位置にあるかを
検出するモード切換スイッチに係合した第2操作杆と、
を有し、 前記内ケースは、前記シフトレバーがマニュ
アルモード位置のときに作動するマニュアルモードスイ
ッチに係合した第3操作杆を有したことでなる。
【0006】
【0007】請求項の発明は、前記請求項記載の発
明において、前記可動体は、下方部位又は上方向部位
に、前記シフトレバーがオート操作モード位置にあると
き前記A/Tモードスイッチの係合部に係合する前記第
1操作杆を有し、前記内ケースは、前記シフトレバーが
マニュアルモード位置にあるとき前記係合部から離脱し
た前記第1操作杆が係合して前記可動体の回動を阻止す
る第2ストッパを形成したことでなる。
【0008】請求項の発明は、前記請求項1又は2
載の発明において、前記可動体は、下方部位又は上方向
部位から内ケースの内壁に向けて突設し、かつ前記回動
ノブがPレンジ、Rレンジ、及びNレンジのときにシフ
トレバーをオート操作モード位置からマニュアルモード
位置方向に揺動操作したときに前記内ケースの第1スト
ッパに衝当し、前記回動ノブがDレンジのときシフトレ
バーをオート操作モード位置からマニュアルモード位置
に揺動操作することを許容する揺動規制片を有したこと
でなる。
【0009】請求項の発明は、前記請求項1、2、又
は3記載の発明において、前記シフトレバーは、前記シ
ャフトを軸装した軸筒部にソレノイドを嵌入し、前記ソ
レノイドは、前記可動体に形成した噛合部に係合・離脱
する係止部を有するクラッチを移動させるプランジャを
具備したことでなる。
【0010】請求項の発明は、前記請求項記載の発
明において、前記ソレノイドは、キースイッチ、ストッ
プランプスイッチ、車速センサ、及びエンジン回転セン
サ等の信号で作動する構成としたことでなる。
【0011】請求項の発明は、前記請求項1、2、
3、4、又は5記載の発明において、前記可動体は、シ
フトレバーの内壁に形成した第1節度溝に圧接し、回動
ノブを各レンジに支持する第1節度体を外周部に弾挿
し、前記シフトレバーは、内ケースの内壁に形成した第
2節度溝に圧接し、該シフトレバーをオート操作モード
位置とマニュアルモード位置に支持する第2節度体を弾
挿し、かつケースの内壁に形成した第3節度溝に圧接
し、該シフトレバーを加速変換位置、及び減速変換位置
からニュートラル位置に自動復帰させる第3節度体を弾
挿したことでなる。
【0012】請求項の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記回動ノブは、前記シフトレバーのノブ
側開口部に嵌入し、Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ及び
Pレンジを示すマークを付記した段差部を有し、前記シ
フトレバーは、前記各レンジのマークを表示する表示窓
を有したことでなる。
【0013】請求項の発明は、前記請求項6、又は7
記載の発明において、前記ケースは、前記シフトレバー
をオート操作モード位置に揺動操作したときに該シフト
レバーの下方部位に形成した第3ストッパが係合し、前
記シフトレバーを前後方向に操作することを阻止する切
欠溝を形成したことでなる。
【0014】請求項の発明は、前記請求項1、2、又
は3記載の発明において、前記シフトレバーは、前記シ
ャフトを軸装した軸筒部にソレノイドを嵌入し、前記ソ
レノイドは、前記可動体に形成した噛合部に係合・離脱
する係止部を有するクラッチを移動させるプランジャを
具備し、前記ケースは、前記シフトレバーをオート操作
モード位置に揺動操作したときに該シフトレバーの下方
部位に形成した第3ストッパが係合し、前記シフトレバ
ーを前後方向に操作することを阻止する切欠溝を形成
し、前記シフトレバーの第3ストッパは、前記ソレノイ
ドに電気的に接続するコードを挿通する筒状に形成した
ことでなる。請求項10の発明は、 前記請求項9記載
の発明において、前記ソレノイドは、キースイッチ、ス
トップランプスイッチ、車速センサ、及びエンジン回転
センサ等の信号で作動する構成としたことでなる。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、第1図乃至第8図に基づき
本発明の実施例を詳述する。1は、A/T方式の自動車
などの車両において、走行、駐車等の各ポジションの中
から所要の運転ポジションにシフトする回動ノブ2を先
端に備えたシフトレバーである。該シフトレバー1は、
図4に示すように一端に回動ノブ2を配置し、他端の上
下に節度ばね18及び第2節度体17を設置する盲孔1
aを穿設した節度体挿設突起1mを突設し、可動体4及
びシャフト5を内設している。該シフトレバー1は、図
3及び図4に示すように一方に回動ノブ2の段差部2a
が回動自在に嵌合するノブ側開口部1d、他方にソレノ
イド12及び可動体4を収納するケース側開口部1eを
形成している。
【0016】前記回動ノブ2は、段差部2aのシフトレ
バー1側の端部に、切欠部2bを形成している。該切欠
部2bは、ノブ側開口部1dの奥壁に形成したストッパ
1f,1gが衝当して、該回動ノブ2の回動範囲をP
(パーキング)レンジからD(ドライブ)レンジまでの
角度cを例えば45°に規制するものである。前記スト
ッパ1f,1gの角度aは図6に示すように例えば50
°で、該ストッパ1f,1gは切欠部2b内に配置す
る。切欠部2bの角度bは、図5に示すように例えば9
5°である。例えば回動ノブ2は、 b−a=c で、角度cは例えば45°である。
【0017】回動ノブ2は、図2に示すように角度c内
で回動し、前記可動体4の上下の節度体挿設部4aに挿
設した節度ばね6及び第1節度体7が第1節度溝1hの
各溝に係合して、Dレンジ、R(リバース)レンジ、N
(ニュートラル)レンジ、及びDレンジに支持される。
図2において、PレンジからRレンジまでの角度dは、
例えば15°である。RレンジからNレンジまでの角度
eは、例えば15°である。NレンジからDレンジまで
の角度fは、例えば15°である。前記第1節度溝1h
は、図9に示すように、第1節度体7が係合して回動ノ
ブ2をP,R,N,Dの各レンジ位置に支持する溝で、
15°間隔に形成した4つの溝でなる。
【0018】前記ノブ側開口部1dの奥壁には、反対側
のケース側開口部1eの奥壁に配置したソレノイド12
を固定するねじ13を挿入するネジ穴1jと、ソレノイ
ド12に電気的に接続するコード14を挿通する貫通穴
1kを穿設している。前記ねじ13は、ケース側開口部
1eに挿入したソレノイド12のボビン12aを該開口
部1eの奥壁に固定するためのものである。前記コード
14は、一端をソレノイド12に接続し、他端をキース
イッチ、ストップランプスイッチ、車速センサ、及びエ
ンジン回転センサ等に接続する。
【0019】前記ケース3は、前記シフトレバー1をオ
ート操作(AUT)モード位置に揺動操作したときに該
シフトレバー1の下方部位に一体形成した第3ストッパ
1pが係合し、前記シフトレバー1を前後方向に操作す
ることを阻止する切欠溝3iを形成している。前記コー
ド14は、筒状に形成した第3ストッパ1p内を挿通し
て配線している。
【0020】前記段差部2aの上側の面には、シフトレ
バー1に穿設した表示窓1iから各レンジを示すD,
N,R,Pでなるマーク2cを付記している。前記回動
ノブ2は、他端に可動体4をネジ止めし、シフトレバー
1に回動自在に挿入したシャフト5の一端にネジ止めさ
れる。
【0021】前記可動体4は、図3に示すように一方の
回動ノブ2側にクラッチ15を介して前記ソレノイド1
2を配設し、他方のステアリングシャフト(図示せず)
側に第1操作杆4b、第2操作杆4c及び揺動規制片4
dを一体形成している。前記第1操作杆4bは、シフト
レバー1がオート操作モード位置のときにA/Tモード
スイッチ11の可動盤11aの係合部11bに係合し
て、該A/Tモードスイッチ11を作動させるものであ
る。
【0022】前記第2操作杆4cは、モード切換スイッ
チ16の可動盤16aの係合部16bに係合し、シフト
レバー1がオート操作モード位置とマニュアル(MA
N)モード位置とを検出して切換えるためのものであ
る。前記揺動規制片4dは、回動ノブ2がPレンジ、R
レンジ及びNレンジのときに、シフトレバー1をオート
操作モード位置からマニュアルモード位置に操作しよう
とした場合、内ケース8の内壁に形成した第1ストッパ
8dに衝当してシフトレバー1がオート操作モード位置
からマニュアルモード位置に移動することを阻止する。
該揺動規制片4dは、前記回動ノブ2がDレンジのとき
にのみシフトレバー1をオート操作モード位置からマニ
ュアルモード位置に移動させることを可能にするもので
ある。
【0023】前記シフトレバー1は、図4に示すように
基端部1bに内ケース8の軸穴8aに軸合する第1軸1
cを形成し、回動ノブ2がDレンジのときに該第1軸1
cを中心として矢印A,Bの上下方向に揺動自在に軸支
されている。
【0024】前記内ケース8の奥壁の上下には、図4に
示すように節度ばね18に付勢された第2節度体17が
圧接し、前記シフトレバー1をオート操作モード位置と
マニュアルモード位置に支持する第2節度溝8cを形成
している。前記シフトレバー1は、矢印Aの上方向に操
作すると、第2節度体17が第2節度溝8cに係合して
マニュアルモード位置に支持される。該シフトレバー1
は、矢印Bの下方向に操作すると、第2節度体17が第
2節度溝8cに係合してオート操作モード位置に支持さ
れる。
【0025】該シフトレバー1は、内ケース8に軸支し
たことで、内設した可動体4の第1操作杆4bがA/T
モードスイッチ11の可動盤11aの操作杆11bから
解放された場合、第1軸1cに直交する第2軸8eを中
心として矢印C,Eの前後方向に揺動自在に軸支され
る。該内ケース8は、図1及び図4に示すように両外側
に、節度ばね9に付勢され、ケース3の第3節度溝3a
に圧接する第3節度体10を弾挿する筒状の節度体挿設
部8bを形成している。
【0026】前記ケース3は、例えばコンビネーション
スイッチの下側のステアリングコラムの左側にネジ止め
される。該ケース3は、図2に示すように後側半分を構
成する上ケース3bと、前側半分を構成する下ケース3
cとを合致してなる。該ケース3には、前記A/Tモー
ドスイッチ11、モード切換スイッチ16、及びマニュ
アルモードスイッチ19を設置している。
【0027】前記内ケース8は、図4に示すようにシフ
トレバー1の上下の節度体挿設突起1mの先端部分が遊
嵌する操作範囲規制穴8fを奥壁の上下に形成してい
る。シフトレバー1は、節度体挿設突起1mを操作範囲
規制穴8fに遊嵌したことで、矢印A,Bの前後方向と
矢印C,Eの上下方向の揺動範囲を規制されている。
【0028】該操作範囲規制穴8fの奥壁には、図4及
び図8に示すように第2節度体17が圧接する第2節度
溝8cを形成している。該第2節度溝8cは、シフトレ
バー1をオート操作モード位置とマニュアルモード位置
とに支持する2つの溝を有してなる。シフトレバー1を
オート操作モード位置及びマニュアルモード位置に支持
する。前記節度体挿設突起1mの盲孔1aには、節度ば
ね18に付勢された第2節度体17が挿設され、該第2
節度体17が第2節度溝8cに圧接している。
【0029】前記内ケース8は、奥壁中央に第2操作杆
4cを挿通する貫通孔8gを穿設している。該貫通孔8
gは、シフトレバー1の矢印A,Bの上下方向の揺動範
囲に合わせた大きさに穿設している。前記第2操作杆4
cは、先端が球形をしており、常にモード切換スイッチ
16の係合部16bに係合している。該第2操作杆4c
は、シフトレバー1をオート操作モード位置及びマニュ
アルモード位置に操作したときモード切換スイッチ16
を切換え作動させる。前記モード切換スイッチ16は、
ケース3の外側に形成した第2スイッチ設置部3eに嵌
入し、係合部16bを前記ケース3内に突入させてい
る。
【0030】前記内ケース8は、上下の第2軸8eを軸
穴3gに軸合したことで、シフトレバー1がマニュアル
モード位置のとき、矢印F,Gの前後方向にのみ揺動す
る。前記シフトレバー1は、前記第1軸1cを前記軸穴
8aに嵌入して軸支したことで、回動ノブ2がDレンジ
のときのみ、第1軸1cを中心として内ケース8と共に
矢印A,Bの前後方向に揺動する。
【0031】シフトレバー1は、マニュアルモード位置
にあるとき、ニュートラル位置Jから矢印C方向に揺動
操作したときに変速機を1段上げる加速変換位置(+)
と、前記ニュートラル位置Jから矢印E方向に揺動操作
したときに変速機を1段下げる減速変換位置(−)と、
を備えている。該シフトレバー1は、マニュアルモード
位置のときは、ニュートラル位置Jに自動復帰するよう
に支持される。そして、該シフトレバー1は、オート操
作モード位置のとき、図3に示すように第1操作杆4b
がA/Tモードスイッチ11に係合して該A/Tモード
スイッチ11を作動させる。
【0032】前記第3節度体10は、シフトレバー1が
マニュアルモード位置に操作したとき、第3節度溝3a
に圧接して加速変換位置(+)、及び減速変換位置
(−)にあるシフトレバー1をニュートラル位置Jに自
動復帰させる。該第3節度体10は、ケース3の左右の
内壁に形成される。
【0033】A/Tモードスイッチ11は、図3に示す
ようにシフトレバー1がオート操作モード位置にあると
き第1操作杆4bが係合部11bに係合し、可動盤11
aを各レンジの位置に移動させるスライドスイッチでな
る。該A/Tモードスイッチ11は、第1スイッチ設置
部3dの内壁に形成した第4節度溝3hに、節度ばね2
1に付勢された第4節度体22が係合することで、可動
接点板11cを各レンジの固定接点23に接触する位置
に支持する。前記各固定接点23は、第1スイッチ設置
部3dの開口部にネジ止めされた第1基板24に配設さ
れている。
【0034】モード切換スイッチ16は、スライドスイ
ッチ又はシーソスイッチ等である。該モード切換スイッ
チ16は、シフトレバー1を矢印A,Bの上下方向に揺
動操作すると、可動盤16aが第2スイッチ設置部3e
内を摺動し、可動接点板16cがオート操作モード位置
とマニュアルモード位置の各固定接点25に接触する。
前記各固定接点25は、第2スイッチ設置部3eの開口
部にネジ止めされた第2基板26に配設されている。
【0035】尚、シフトレバー1は、回動ノブ2がDレ
ンジのときのみ揺動規制片4dが第1ストッパ8dに衝
当せず、Dレンジのときのみ該シフトレバー1をオート
操作モード位置からマニュアルモード位置に揺動操作す
ることができる。該シフトレバー1は、回動ノブ2がP
レンジ、Rレンジ、及びNレンジのとき、図3に示すよ
うに可動体4の揺動規制片4dの端面が第1ストッパ8
dに隣接した位置にあり、該シフトレバー1を矢印A,
B,C,Eの上下前後方向に揺動操作することができな
い。
【0036】前記マニュアルモードスイッチ19は、前
記モード切換スイッチ16がシフトレバー1がマニュア
ルモード位置にあることを検出し、シフトレバー1を矢
印C,E方向に操作したときのみ作動するスライドスイ
ッチ又はシーソスイッチでなる。該マニュアルモードス
イッチ19は、内ケース8の端面に形成した第3操作杆
8hに、可動盤19aから突出した係合部19bが係合
して、シフトレバー1及び内ケース8と共に第2軸8e
を中心として揺動し、作動する。
【0037】該マニュアルモードスイッチ19は、シフ
トレバー1をマニュアルモード位置のニュートラル位置
Jから矢印C,Eの前後方向に操作すると、可動接点1
9cが加速変換位置(+)の固定接点27に接触して変
速機を加速変換し、また該可動接点19cが減速変換位
置(−)の固定接点27に接触して変速機を減速変換す
る。該マニュアルモードスイッチ19は、自動変速機に
電気的に接続している。固定接点27は、第3スイッチ
設置部3fの開口部にネジ止めされた第3基板28に配
設されている。
【0038】前記ソレノイド12は、シフトレバー1内
に嵌着した固定部12dと、該シフトレバー1内を電磁
力で移動する可動部12fと、該固定部12dと可動部
12fとの間に介在した復帰ばね12gでなる。前記固
定部12dは、シフトレバー1の軸筒部1nに嵌着した
ボビン12aと、該ボビン12aに捲回したコイル12
bとでなる。前記可動部12fは、可動体4の回動ノブ
2側の端面に形成した噛合部4fに係合・離脱する係止
部15aを有するクラッチ15と、該クラッチ15を固
定した容器状のプランジャ12cとでなる。
【0039】前記ソレノイド12は、回動ノブ2の回動
を規制する部材であり、該係止部15aを可動体4の噛
合部4fから離脱させることで、回動ノブ2を各運転ポ
ジションに回動可能となる。クラッチ15は、コイル1
2bに電流が流れることでプランジャ12cと共に移動
して可動体4のロック・アンロック状態にする。尚、前
記ソレノイド12は、モータで構成される電動装置でも
よい。該ソレノイド12は、キースイッチ、ストップラ
ンプスイッチ、車速センサ、及びエンジン回転センサ等
の信号で作動する。
【0040】本発明の実施例は、以上のような構成であ
り、次のように作動する。上述した構成を有する本発明
の実施例である自動変速機の操作装置において、運転手
が回動ノブ2を把持し、P、R、N、及びDの各レンジ
のオート操作モード位置の各ポジションに選択操作する
と、該回動ノブ2の回動操作に伴ってA/Tモードスイ
ッチ11が作動され、所要の各ポジションに対応する電
気信号がトランスミッション側に伝達されるため、この
電気信号を用いた制御によってエンジンの自動変速作動
が行われる。
【0041】可動体4の噛合部4fにソレノイド12の
係止部15aが係止するクラッチ的なロック機構による
構成では、回動ノブ2の回動を阻止する前記係止部15
aを噛合部4fから離脱駆動させるために、キースイッ
チ、ストップランプスイッチ、車速センサ、及びエンジ
ン回転センサ等の信号で作動するソレノイド12を備え
ており、このソレノイド12を上記した各信号により作
動すると、クラッチ15を備えたプランジャ12cが移
動し、係止部15aは噛合部4fから離脱する。これに
より、オート操作モード位置の各ポジションに回動ノブ
2を回動操作することが可能となる。
【0042】また、回動ノブ2は、可動体4と共にシャ
フト5を中心として矢印H,Iの方向に回動自在に構成
されていて、シフトレバー1をオート操作モード位置で
回動ノブ2がDレンジのときのみ矢印Aの上方向に揺動
操作するとマニュアルモード位置に変換してマニュアル
操作ができる。
【0043】前記回動ノブ2は、シフトレバー1がオー
ト操作モード位置で、Pレンジ,Rレンジ,及びNレン
ジにあるとき、図3及び図8に示すように、可動体4の
揺動規制片4dの先端が第1ストッパ8dの重なり合う
隣設した位置にある。このシフトレバー1がオート操作
モード位置にあるとき、該シフトレバー1を矢印A方向
に操作しようとすると、揺動規制片4dの先端が第1ス
トッパ8dの表面に衝当して、該シフトレバー1をマニ
ュアルモード位置に操作することができない。
【0044】また、このシフトレバー1がオート操作モ
ード位置にあるとき、該シフトレバー1を矢印C,Eの
前後方向に操作しようとすると、第1操作杆4bが係合
している第2ストッパ8iの側壁に衝当して、該シフト
レバー1を加速変換位置(+)方向又は減速変換位置
(−)方向に操作することができない。
【0045】シフトレバー1をマニュアルモード位置に
て揺動操作した状態では、該シフトレバー1を加速変換
位置(+)方向、又は減速変換位置(−)方向に揺動操
作することが可能である。これと同時に、該シフトレバ
ー1と可動体4と内ケース8とが第2軸8eを中心とし
て矢印C,E方向に回動して、第3操作杆8hがマニュ
アルモードスイッチ19を作動して、ポジションが加速
変換位置(+)方向、又は減速変換位置(−)方向に順
次変換される。
【0046】例えば、マニュアルモード位置のニュート
ラル位置から加速変換位置(+)方向にシフトレバー1
を揺動操作すると、変速機が1速から2速に切換わる。
更に加速変換位置(+)方向にシフトレバー1を順次操
作すると3速、4速、5速へと切り替わる。そして、5
速から減速変換位置(−)方向にシフトレバー1を順次
操作すると4速、3速、2速、1速度へと切り替わり元
の変速ギヤ位置に戻る。
【0047】シフトレバー1がマニュアルモード位置の
とき、モード切換スイッチ16は、マニュアルモードに
切り替わる。また、A/Tモードスイッチ11は、係合
部11bに係合していた第1操作杆4bが図3の想像線
で示すように該係合部11bから離脱して第2ストッパ
8iに係合し、回動ノブ2のDレンジの状態を保持す
る。
【0048】
【発明の効果】本発明は次のような効果がある。請求項
1の発明は、自動車のステアリングコラム部の周辺に配
置したシフトレバーを備え、電気的に駆動制御して自動
変速機の走行レンジを切換える自動変速機の操作装置に
おいて、前記シフトレバーは、先端に自動変速機の走行
レンジを切換える回動ノブを設置し、かつ基端部に形成
した第1軸を内ケースに回動自在に軸支し、該第1軸を
中心として上下方向に回動し、前記内ケースは、前記ス
テアリングコラム部に設置したケースに回動自在に第2
軸を軸支し、該第2軸を中心として前記シフトレバーと
共に前後方向に回動することで、上下前後方向に揺動操
作可能なコンパクトなシフトレバー装置を提供すると共
に、1本のシフトレバーを多機能な操作レバーにするこ
とができる。
【0049】また、前記シフトレバーが、シャフトを回
動自在に挿通する軸筒部を形成し、前記シャフトが、一
端に前記回動ノブを嵌着し、他端に可動体を固着し、前
記可動体が、前記シフトレバーがオート操作モード位置
のときにA/Tモードスイッチに係合する第1操作杆
と、前記シフトレバーがオート操作モード位置にあるか
マニュアルモード位置あるかを検出するモード切換スイ
ッチに係合した第2操作杆と、を有し、前記内ケース
が、前記シフトレバーがマニュアルモード位置のときに
作動するマニュアルモードスイッチに係合した第3操作
杆を有したことで、1つのコラム型のシフトレバーでオ
ート操作モードとマニュアルモードの操作をすることが
可能である。
【0050】請求項の発明は、前記請求項記載の発
明において、前記可動体は、下方部位又は上方向部位
に、前記シフトレバーがオート操作モード位置にあると
き前記A/Tモードスイッチの係合部に係合する前記第
1操作杆を有し、前記内ケースは、前記シフトレバーが
マニュアルモード位置にあるとき前記係合部から離脱し
た前記第1操作杆が係合して前記可動体の回動を阻止す
る第2ストッパを形成したことで、シフトレバーがオー
ト操作モード位置のときにA/Tモードスイッチを作動
させ、該シフトレバーがマニュアルモード位置のとき、
A/Tモードスイッチを不能にして有効的に使用するこ
とができる。
【0051】請求項の発明は、前記請求項1又は2
載の発明において、前記可動体は、下方部位又は上方向
部位から内ケースの内壁に向けて突設し、かつ前記回動
ノブがPレンジ、Rレンジ、及びNレンジのときにシフ
トレバーをオート操作モード位置からマニュアルモード
位置方向に揺動操作したときに前記内ケースの第1スト
ッパに衝当し、前記回動ノブがDレンジのときシフトレ
バーをオート操作モード位置からマニュアルモード位置
に揺動操作することを許容する揺動規制片を有したこと
で、シフトレバーがオート操作モード位置のDレンジの
ときのみ、該シフトレバーをマニュアルモード位置に操
作せきるように制限することができる
【0052】請求項の発明は、前記請求項1、2、又
は3記載の発明において、前記シフトレバーは、前記シ
ャフトを軸装した軸筒部にソレノイドを嵌入し、前記ソ
レノイドは、前記可動体に形成した噛合部に係合・離脱
する係止部を有するクラッチを移動させるプランジャを
具備したことで、可動体と共に回動する回動ノブをソレ
ノイドで所望のときのみ使用できるようにして、自動変
速機の誤操作を防止し、安全性を向上させることができ
る。
【0053】請求項の発明は、前記請求項記載の発
明において、前記ソレノイドは、キースイッチ、ストッ
プランプスイッチ、車速センサ、及びエンジン回転セン
サ等の信号で作動する構成としたことで、回動ノブの回
動操作できるときを自動的に制限させて、自動車に異常
発進等を防止することができる。
【0054】請求項の発明は、前記請求項1、2、
3、4、又は5記載の発明において、前記可動体は、シ
フトレバーの内壁に形成した第1節度溝に圧接し、回動
ノブを各レンジに支持する第1節度体を外周部に弾挿
し、前記シフトレバーは、内ケースの内壁に形成した第
2節度溝に圧接し、該シフトレバーをオート操作モード
位置とマニュアルモード位置に支持する第2節度体を弾
挿し、かつケースの内壁に形成した第3節度溝に圧接
し、該シフトレバーを加速変換位置、及び減速変換位置
からニュートラル位置に自動復帰させる第3節度体を弾
挿したことで、コラム型のシフトレバーの操作性を向上
させることができる。
【0055】請求項の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記回動ノブは、前記シフトレバーのノブ
側開口部に嵌入し、Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ及び
Pレンジを示すマークを付記した段差部を有し、前記シ
フトレバーは、前記各レンジのマークを表示する表示窓
を有したことで、簡単な構造で、回動ノブのレンジの状
態を表示することができる。
【0056】請求項の発明は、前記請求項6、又は7
記載の発明において、前記ケースは、前記シフトレバー
をオート操作モード位置に揺動操作したときに該シフト
レバーの下方部位に形成した第3ストッパが係合し、前
記シフトレバーを前後方向に操作することを阻止する切
欠溝を形成したことで、シフトレバーの誤操作を防止す
ることができる。
【0057】請求項の発明は、前記請求項1、2、又
は3記載の発明において、前記シフトレバーは、前記シ
ャフトを軸装した軸筒部にソレノイドを嵌入し、前記ソ
レノイドは、前記可動体に形成した噛合部に係合・離脱
する係止部を有するクラッチを移動させるプランジャを
具備し、前記ケースは、前記シフトレバーをオート操作
モード位置に揺動操作したときに該シフトレバーの下方
部位に形成した第3ストッパが係合し、前記シフトレバ
ーを前後方向に操作することを阻止する切欠溝を形成
し、前記シフトレバーの第3ストッパは、前記ソレノイ
ドに電気的に接続するコードを挿通する筒状に形成した
ことで、第3ストッパに、コードの保護材の機能とスト
ッパの機能とを兼備させることができ、部品点数及び組
付工数を削減しコストを低減させることができる。請求
項10の発明は、 前記請求項9記載の発明において、
前記ソレノイドは、キースイッチ、ストップランプスイ
ッチ、車速センサ、及びエンジン回転センサ等の信号で
作動する構成としたことで、回動ノブの回動操作できる
ときを自動的に制限させて、自動車に異常発進等を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、平面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、側面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態を示す図面で、縦断面図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態を示す図面で、横断面図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態を示す図面で、回動ノブの
側面図である。
【図6】本発明の実施の形態を示す図面で、シフトレバ
ーの側面図である。
【図7】本発明の実施の形態を示す図面で、可動体の面
図である。
【図8】本発明の実施の形態を示す図面で、内ケースの
側面図である。
【符号の説明】
1 シフトレバー 1c 第1軸 1d ノブ側開口部 1h 第1節度溝 1i 表示窓 1n 軸筒部 1p 第3ストッパ 2 回動ノブ 2a 段差部 2c マーク 3 ケース 3a 第3節度溝 3i 切欠溝 4 可動体 4b 第1操作杆 4c 第2操作杆 4d 揺動規制片 4f 噛合部 5 シャフト 7 第1節度体 8 内ケース 8c 第2節度溝 8d 第1ストッパ 8e 第2軸 8h 第3操作杆 8i 第2ストッパ 10 第3節度体 11 A/Tモードスイッチ 11b 係合部 12 ソレノイド 12c プランジャ 14 コード 15 クラッチ 15a 係止部 16 モード切換スイッチ 17 第2節度体 19 マニュアルモードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 20/00 - 20/08 F16H 59/00 - 59/12 G05G 1/00 - 25/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のステアリングコラム部の周辺に
    配置したシフトレバー(1)を備え、電気的に駆動制御
    して自動変速機の走行レンジを切換える自動変速機の操
    作装置において、 前記シフトレバー(1)は、先端に自動変速機の走行レ
    ンジを切換える回動ノブ(2)を設置し、かつ基端部
    (1b)に形成した第1軸(1c)を内ケース(8)に
    回動自在に軸支し、該第1軸(1c)を中心として上下
    方向に回動し、 前記内ケース(8)は、前記ステアリングコラム部に設
    置したケース(3)に回動自在に第2軸(8e)を軸支
    し、該第2軸(8e)を中心として前記シフトレバー
    (1)と共に前後方向に回動する回動ノブを備えた自動
    変速機の操作装置であって、 前記シフトレバー(1)は、シャフト(5)を回動自在
    に挿通する軸筒部(1n)を形成し、 前記シャフト(5)は、一端に前記回動ノブ(2)を嵌
    着し、他端に可動体(4)を固着し、 前記可動体(4)は、前記シフトレバー(1)がオート
    操作モード位置のときにA/Tモードスイッチ(11)
    に係合する第1操作杆(4b)と、前記シフトレバー
    (1)がオート操作モード位置にあるかマニュアルモー
    ド位置にあるかを検出するモード切換スイッチ(16)
    に係合した第2操作杆(4c)と、を有し、 前記内ケ
    ース(8)は、前記シフトレバー(1)がマニュアルモ
    ード位置のときに作動するマニュアルモードスイッチ
    (19)に係合した第3操作杆(8h)を有した ことを
    特徴とする回動ノブを備えた自動変速機の操作装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、前記可動体(4)は、下方部位又は上方向部位に、前記
    シフトレバー(1)がオート操作モード位置にあるとき
    前記A/Tモードスイッチ(11)の係合部(11b)
    に係合する前記第1操作杆(4b)を有し、 前記内ケース(8)は、前記シフトレバー(1)がマニ
    ュアルモード位置にあるとき前記係合部(11b)から
    離脱した前記第1操作杆(4b)が係合して前記可動体
    (4)の回動を阻止する第2ストッパ(8i)を形成し
    ことを特徴とする回動ノブを備えた自動変速機の操作
    装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2記載の発明におい
    て、前記可動体(4)は、下方部位又は上方向部位から内ケ
    ース(8)の内壁に向けて突設し、かつ前記回動ノブ
    (2)がPレンジ、Rレンジ、及びNレンジのときにシ
    フトレバー(1)をオート操作モード位置からマニュア
    ルモード位置方向に揺動操作したときに前記内ケース
    (8)の第1ストッパ(8d)に衝当し、前記回動ノブ
    (2)がDレンジのときシフトレバー(1)をオート操
    作モード位置からマニュアルモード位置に揺動操作する
    ことを許容する揺動規制片(4d)を有した ことを特徴
    とする回動ノブを備えた自動変速機の操作装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2、又は3記載の発明に
    おいて、前記シフトレバー(1)は、前記シャフト(5)を軸装
    した軸筒部(1n)にソレノイド(12)を嵌入し、 前記ソレノイド(12)は、前記可動体(4)に形成し
    た噛合部(4f)に係合・離脱する係止部(15a)を
    有するクラッチ(15)を移動させるプランジャ(12
    c)を具備した ことを特徴とする回動ノブを備えた自動
    変速機の操作装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項記載の発明において、前記ソレノイド(12)は、キースイッチ、ストップラ
    ンプスイッチ、車速センサ、及びエンジン回転センサ等
    の信号で作動する構成とした ことを特徴とする回動ノブ
    を備えた自動変速機の操作装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1、2、3、4、又は5記載
    の発明において、前記可動体(4)は、シフトレバー(1)の内壁に形成
    した第1節度溝(1h)に圧接し、回動ノブ(2)を各
    レンジに支持する第1節度体(7)を外周部に弾挿し、 前記シフトレバー(1)は、内ケース(8)の内壁に形
    成した第2節度溝(8c)に圧接し、該シフトレバー
    (1)をオート操作モード位置とマニュアルモード位置
    に支持する第2節度体(17)を弾挿し、かつケース
    (3)の内壁に形成した第3節度溝(3a)に圧接し、
    該シフトレバー(1)を加速変換位置(+)、及び減速
    変換位置(−)からニュートラル位置(J)に自動復帰
    させる第3節度 体(10)を弾挿した ことを特徴とする
    回動ノブを備えた自動変速機の操作装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1記載の発明において、前記回動ノブ(2)は、前記シフトレバー(1)のノブ
    側開口部(1d)に嵌入し、Dレンジ、Nレンジ、Rレ
    ンジ及びPレンジを示すマーク(2c)を付記した段差
    部(2a)を有し、 前記シフトレバー(1)は、前記各レンジのマーク(2
    c)を表示する表示窓(1i)を有した ことを特徴とす
    る回動ノブを備えた自動変速機の操作装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項6、又は7記載の発明におい
    て、前記ケース(3)は、前記シフトレバー(1)をオート
    操作モード位置に揺動操作したときに該シフトレバー
    (1)の下方部位に形成した第3ストッパ(1p)が係
    合し、前記シフトレバー(1)を前後方向に操作するこ
    とを阻止する切欠溝(3i)を形成した ことを特徴とす
    る回動ノブを備えた自動変速機の操作装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1、2、又は3記載の発明に
    おいて、前記シフトレバー(1)は、前記シャフト(5)を軸装
    した軸筒部(1n)にソレノイド(12)を嵌入し、 前記ソレノイド(12)は、前記可動体(4)に形成し
    た噛合部(4f)に係合・離脱する係止部(15a)を
    有するクラッチ(15)を移動させるプランジャ(12
    c)を具備し、 前記ケース(3)は、前記シフトレバー(1)をオート
    操作モード位置に揺動操作したときに該シフトレバー
    (1)の下方部位に形成した第3ストッパ(1p)が係
    合し、前記シフトレバー(1)を前後方向に操作するこ
    とを阻止する切欠溝(3i)を形成し、 前記シフトレバー(1)の第3ストッパ(1p)は、前
    記ソレノイド(12)に電気的に接続するコード(1
    4)を挿通する筒状に形成した ことを特徴とする回動ノ
    ブを備えた自動変速機の操作装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項記載の発明において、前記ソレノイド(12)は、キースイッチ、ストップラ
    ンプスイッチ、車速セ ンサ、及びエンジン回転センサ等
    の信号で作動する構成とした ことを特徴とする回動ノブ
    を備えた自動変速機の操作装置
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