JP3452100B2 - カメラの充電装置 - Google Patents

カメラの充電装置

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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの充電装置に係
り、特に太陽電池によってカメラ内電池を充電するカメ
ラの充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラをカメラケースに収納する
と、カメラケースに設けた太陽電池によってカメラ内電
池(実施例ではニカド電池、銀電池等)を充電できるよ
うにしたカメラの充電装置が提案されている(実開昭5
6−79126号公報)。また、カメラケースに太陽電
池を付けたことにより、カメラ内電池を携帯時に充電す
ることができ、カメラ本体に太陽電池を付けた場合に比
べて充電時間を十分にとることができる記載がある。
【0003】ところで、1台のカメラの充電装置を複数
種類のカメラのカメラ内電池の充電装置として共用でき
れば、便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
内電池の電圧は、カメラの種類に応じて異なる場合があ
る。この場合、電圧の最も高いカメラ内電池の電圧に合
わせて充電回路中の昇圧回路を設計すると、電圧の低い
カメラ内電池の充電時には昇圧比が高くなり過ぎ、充電
効率が悪くなるという問題がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、カメラ内電池の電圧が異なる複数種類のカメラ
のカメラ内電池を充電することができるとともに、各カ
メラ内電池を効率良く充電することができるカメラの充
電装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、電圧がそれぞれ異なる充電可能なカメラ内
電池を有する複数種類のカメラの充電装置において、太
陽電池と、昇圧比の切り換えが可能な昇圧手段であっ
て、前記太陽電池で発生した電圧を前記複数種類のカメ
ラのカメラ内電池の充電に適した電圧に昇圧すべくその
昇圧比が切り換えられる昇圧手段と、充電しようとする
カメラのカメラ内電池の電圧情報を検知又は設定する手
段と、前記検知又は設定されたカメラ内電池の電圧情報
に基づいて前記昇圧手段における昇圧比を切り換えて該
カメラ内電池の充電を行わせる充電制御手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、太陽電池で発生した電圧を昇
圧手段を介して昇圧してカメラ内電池を充電する際に、
充電しようとするカメラ内電池の電圧に応じた適正な充
電電圧が得られるように前記昇圧手段における昇圧比を
切り換えるようにしている。即ち、充電しようとするカ
メラのカメラ内電池の電圧情報が検知され又は設定され
ると、そのカメラ内電池の電圧情報に基づいて前記昇圧
手段における昇圧比を切り換える。そして、この昇圧手
段によって昇圧された適正な充電電圧によってカメラ内
電池の充電を行うようにしている。これにより、カメラ
内電池の電圧が異なる複数種類のカメラのカメラ内電池
を、そのカメラ内電池の電圧にかかわらず効率良く充電
することができる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るカメラの
充電装置の好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に
係るカメラの充電装置の外観を示す斜視図である。同図
に示すように、このカメラの充電装置は、主としてケー
ス本体10、蓋12、太陽電池14、及び充電回路30
(図2)等から構成されている。
【0009】ケース本体10及び蓋12は、アルミニウ
ム等の金属あるいは遮光性をもったプラスチックによっ
て形成されており、ケース本体10には、カメラ20を
収納するカメラ収納部10Aが形成されている。また、
蓋12には、例えば100mm×55mmの大きさの太
陽電池14が配設されている。この太陽電池14の起電
力は、例えば3.6 Vである。
【0010】この蓋12は、ケース本体10に対して支
軸14Aを中心に回動自在に配設され、かつケース本体
10に対して開放角度が調整自在になっている。これに
より、太陽電池14を太陽の方向に向けることができる
ようになっている。ケース本体10には、後述する充電
回路等が搭載されたプリント基板(図示せず)が配設さ
れている。このプリント基板には、太陽電池14が電気
的に接続される。
【0011】また、プリント基板には、カメラ収納部1
0Aに向かって進退自在にバネ付勢されている電源出力
端子31、及びカメラ内電池の電圧に関する情報を入力
するための電池識別用端子32(図2参照)が接続され
ており、これらの電源出力端子31及び電池識別用端子
32は、カメラ20がカメラ収納部10Aに収納される
と、カメラ側の電源入力端子及び電池識別用端子と接続
されるようになっている。
【0012】上記カメラ20のカメラ内電池22は、自
己放電の少ない充電可能なカメラ専用の電池で、例えば
自己放電率が5%/年以内のものが使用され、適正に充
電された状態ではその電圧は 3.2Vであるが、このカメ
ラの充電装置は、かかる電圧のカメラ内電池22に限ら
ず、フル充電時の電圧(最大電圧)が異なる他のカメラ
内電池(例えば、 1.5V、 6.0Vのカメラ内電池)に対
しても良好に充電できるように構成されている。尚、そ
の詳細については後述する。
【0013】次に、このカメラの充電装置によって充電
されるカメラ内電池の詳細について説明する。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】カメラ内電池の正極活物質としては、二酸
化マンガンが好ましいが、特に電解により合成された二
酸化マンガンや化学的に合成された二酸化マンガンが好
ましい。負極活物質として使用できる材料としては、リ
チウム金属、リチウム合金(リチウムと合金をつくる金
属ならなんでもよいが、特にAl、Mn、Sn、Mg、
Cd、Inが好ましい。なかでもAlを含む合金)を用
いることが好ましい。
【0018】電極合剤には、導電剤や結着剤やフィラー
などを添加することができる。導電剤は、構成された電
池において、化学変化を起こさない電子導電性材料であ
れば何でもよい。その添加量は、特に限定されないが、
1〜50重量%が好ましく、特に2〜30重量%が好ま
しい。結着剤としては、多糖類、熱可塑性樹脂及びゴム
弾性を有するポリマーの一種またはこれらの混合物を用
いることができる。その結着剤の添加量は、特に限定さ
れないが、1〜50重量%が好ましく、特に2〜30重
量%が好ましい。
【0019】フィラーは、構成された電池において、化
学変化を起こさない繊維状材料であれば何でも用いるこ
とができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のオレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの繊維が用
いられる。フィラーの添加量は特に限定されないが、0
〜30重量%が好ましい。非水電解質は、一般に、溶媒
と、その溶媒に溶解するリチウム塩(アニオンとリチウ
ムカチオン)とから構成され、プロピレンカーボネート
および/またはブチレンカーボネートと1、2−ジメト
キシエタンおよび/あるいはジエチルカーボネートの混
合液にLlCF3 SO3 、LiCl04 、LiBF4
よび/あるいはLiPF6 を含む電解質が好ましい。こ
れら電解質を電池内に添加する量は、特に限定されない
が、正極活物資や負極活物資の量や電池のサイズによっ
て必要量用いることができる。
【0020】溶媒の体積比率は、特に限定されないが、
プロピレンカーボネートおよび/またはブチレンカーボ
ネート対1、2−ジメトキシエタンの混合液の場合、
0.4/0.6〜 0.6/ 0.4が好ましい。支持電解質の濃度
は、特に限定されないが、電解液1リットル当たり0.
2〜3モルが好ましい。次に、カメラ内電池22を充電
する場合について説明する。
【0021】この場合には、カメラ20をケース本体1
0のカメラ収納部10Aに収納する(図1参照)。そし
て、好ましくは、カメラケースを窓際に置き、窓越しの
太陽光がカメラケースの蓋12に設けた太陽電池14に
入射できるようにする。また、太陽光が太陽電池14に
略垂直に入射するように蓋12の角度を調整する。図2
は図1に示したカメラの充電装置内に設けられた充電回
路の一実施例を示す回路図である。同図に示すように、
充電回路30は、主として充電制御回路34、昇圧回路
36、ダイオードD1〜D3、電気二重層コンデンサG
C、コンデンサCS、トランジスタQ1等から構成され
ている。また、充電制御回路34には、電池識別用端子
32が接続されるとともに、充電量等を液晶表示する表
示器38が接続されている。
【0022】ここで、電池識別用端子32は、例えば2
端子から成り、各端子のレベル(Hレベル,Lレベル)
の組み合わせからなる電池識別情報(S1,S2)を入
力する。この電池識別情報(S1,S2)は、カメラ内
電池に固有な情報として、例えば、次表に示すようにカ
メラ内電池の電圧に対応している。 上記表1に示すように、充電制御回路34は、電池識別
用端子32から入力する電池識別情報(S1,S2)に
基づいて充電しようとするカメラ内電池の種類(即ち、
カメラ内電池の電圧)を認識する。一方、カメラ側に
は、そのカメラ内電池の電圧に応じた電池識別情報がカ
メラの充電装置側に入力されるように構成されている。
即ち、カメラ20側に設けられている電池識別端子は、
S1のみがLレベルとなるように接地されており、表1
からも明らかなようにカメラ内電池22の種類はBで、
その電圧が 3.2Vであることを示している。
【0023】さて、図2に示すように、充電回路30の
電源出力端子31及び電池識別用端子32にそれぞれカ
メラ20の電源入力端子及び電池識別端子が接続される
と、カメラ内電池の充電が開始される。即ち、太陽電池
14によって発生した微弱な電流は、逆流防止用のダイ
オードD1を介して電気二重層コンデンサGCに充電さ
れる。このようにして充電された電気二重層コンデンサ
GCは、充電制御回路34、表示器38等を駆動するた
めの電源として使用される。尚、電気二重層コンデンサ
GCの端子電圧VGCの最大値は、約3.0 Vである。
【0024】また、太陽電池14によって発生した微弱
な電流は、逆流防止用のダイオードD2、及びトランジ
スタQ1を介してコンデンサCSに充電される。充電制
御回路34は、昇圧回路36、表示器38及びダイオー
ドD1等を制御するもので、コンデンサCSの端子電圧
CS及びカメラ内電池22の電圧VCRを検出するととも
に、上述したように電池識別用端子32を介して入力す
る電池識別情報に基づいて充電しようとするカメラ内電
池の最大電圧を識別する。
【0025】そして、充電制御回路34は、カメラ内電
池の種類(A,B,C)に応じて、その電圧VCRが、以
下の条件、 電池A;VCR< 1.5V 電池B;VCR< 3.2V 電池C;VCR< 6.0V のときに、コンデンサCSの端子電圧VCSに応じて昇圧
回路36を制御し、これによりコンデンサCSに充電さ
れた電気量によってカメラ内電池を充電する。即ち、充
電制御回路34は、コンデンサCSが充電されてその端
子電圧VCSがVCS= 3.0Vとなると、昇圧回路36を駆
動し、コンデンサCSに充電された電気量が放電されそ
の端子電圧VCSがVCS= 2.0Vとなると、昇圧回路36
を停止させる。また、充電制御回路34は、昇圧回路3
6を駆動させる際に、カメラ内電池の種類(A,B,
C)に応じて、後述するように昇圧回路36における昇
圧比を切り換えるようにしている。
【0026】尚、充電制御回路34は、カメラ内電池の
種類(A,B,C)に応じて、その電圧VCRが、 電池A;VCR≧ 1.5V 電池B;VCR≧ 3.2V 電池C;VCR≧ 6.0V となると、昇圧回路36を動作不能にし、また、太陽電
池14による充電時にはコンデンサCSの端子電圧VCS
が、VCS= 3.0Vとなると、トランジスタQ1をOFF
にし、コンデンサCSの端子電圧VCSが 3.0V以上にな
らないように制御している。
【0027】次に、上記昇圧回路36について説明す
る。図3は昇圧回路36の一実施例を示す回路図であ
る。同図に示すように、この昇圧回路36は、プッシュ
プルタイプのものであり、コンデンサCSに充電された
直流電源を、充電制御回路34によって交互にONされ
るトランジスタQ2とQ3、トランジスタQ4とQ5、
又はトランジスタQ6とQ7で交流に変換し、トランス
Tを介して昇圧し、整流回路36Aによって整流するこ
とにより、カメラ内電池22を充電するために必要な直
流電圧に変換する。
【0028】ところで、充電制御回路34は、カメラ内
電池の種類(A,B,C)に応じて昇圧回路36におけ
る昇圧比を切り換えている。即ち、電池A(最大電圧
1.5V)の充電時には、トランジスタQ2とQ3を交互
にON/OFF制御し、電池B(カメラ内電池22; 最
大電圧 3.2V)の充電時には、トランジスタQ4とQ5
を交互にON/OFF制御し、電池C(最大電圧 6.0
V)の充電時には、トランジスタQ6とQ7を交互にO
N/OFF制御し、これによりトランスTにおける巻数
比を切り換えて、カメラ内電池の最大電圧に応じた充電
電圧が得られるようにしている。
【0029】いま、電池Aの充電時(トランジスタQ2
又はQ3がONされるとき)に電流が流れるトランスT
の1次側及び2次側の巻数をn1,2 とし、トランスT
の1次側及び2次側の電圧を電圧V1,V2 とすると、次
式、 V1 /V2 =n1 /n2 …(1) の関係がある。
【0030】一方、電池Aの充電時に、トランスTの1
次側と2次側において必要とされる電圧V1 、V2 は、 V1 = 2.0−VDS=1.8[V] (Min) …(2) V2 = 1.5+ 0.7×2+ 0.5=3.4[V] …(3) (但し、VDS:トランジスタQ2、Q3のドレイン−ソ
ース間の飽和電圧 1.5:電池Aの最大電圧 0.7×2:整流回路36Aでの電圧降下) である。これにより、トランスTの巻数比n2 /n
1 は、 n2 /n1 = V2 /V1 ≒1.9 となる。
【0031】また、電池Bによる充電時に、トランスT
の2次側において必要とされる電圧をV2 ′とすると、
その電圧V2 ′は、 V2 ′= 3.2+ 0.7×2+ 0.5=5.1[V] (但し、 3.2:電池Bの最大電圧) である。これにより、電池Bによる充電時(トランジス
タQ4又はQ5がONされるとき)に、電流が流れるト
ランスTの1次側の巻数をn1 ′とすると、トランスT
の巻数比n2 /n1 ′は、 n2 /n1 ′= V2 ′/V1 ≒2.8 となる。
【0032】同様に、電池Cによる充電時に、トランス
Tの2次側において必要とされる電圧をV2 ″とする
と、その電圧V2 ″は、 V2 ″= 6.0+ 0.7×2+ 0.5=7.9[V] (但し、 6.0:電池Cの最大電圧) である。これにより、電池Cによる充電時(トランジス
タQ6又はQ7がONされるとき)に、電流が流れるト
ランスTの1次側の巻数をn1 ″とすると、トランスT
の巻数比n2 /n1 ″は、 n2 /n1 ″= V2 ″/V1 ≒4.4 となる。
【0033】このように充電制御回路34は、充電しよ
うとするカメラ内電池の最大電圧に応じて昇圧回路36
の1次側巻線のタップ位置を切り換え、昇圧比を切り換
えるようにしている。従って、図3に示すように最大電
圧 3.2Vのカメラ内電池22の充電時には、充電制御回
路34は、カメラ内電池22の電圧VCRが、VCR< 3.2
V時に、コンデンサCSの端子電圧VCSがVCS= 3.0V
となる毎に、昇圧回路36のトランジスタQ4とQ5を
交互にONにして電圧VCSをトランスTで昇圧させ、コ
ンデンサCSに充電された電気量をカメラ内電池22に
移送し、カメラ内電池22を充電する。また、カメラ内
電池22の電圧VCRが、VCR= 3.2Vとなると、昇圧回
路36を動作不能にしてカメラ内電池22の充電を停止
するとともに、コンデンサCSの端子電圧VCSがVCS
3.0Vを越えないように、トランジスタQ1(図2参
照)をOFFにし、太陽電池14によるコンデンサCS
の充電を停止させる。
【0034】また、充電制御回路34は、充電しようと
するカメラ内電池の最大電圧に応じて表示器38の表示
内容も制御する。即ち、表示器38は、図4に示すよう
に太陽電池からカメラ内電池への充電を示す表示部を有
しており、充電制御回路34は、太陽電池14によって
カメラ内電池を充電している場合には、表示部の矢印3
8Aを点滅させる。また、充電制御回路34は、前述し
たように充電制御のためにカメラ内電池の電圧VCRを検
出しているが、この検出した電圧VCRに基づいてカメラ
内電池の充電量をグラフィック表示させる。このとき、
カメラ内電池の充電量を示す表示内容は、カメラ内電池
の最大電圧の大きさに応じて変更され、例えば、充電電
圧が同じであっても、カメラ内電池の最大電圧が大きい
場合には、その充電量は少なく表示される。
【0035】尚、上記構成のカメラの充電装置は、カメ
ラ内電池の最大電圧を示す電池識別情報をカメラ側と接
続される電池識別端子を介して入力するようにしている
が、これに限らず、電池識別情報を手動設定する設定手
段から入力するようにしてもよい。これによれば、電池
識別端子を有しないカメラのカメラ内電池への充電も可
能となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
の充電装置によれば、太陽電池で発生した電圧を昇圧手
段を介して昇圧してカメラ内電池を充電する際に、充電
しようとするカメラ内電池の電圧に応じた適正な充電電
圧が得られるように昇圧手段における昇圧比を切り換え
るようにしたため、カメラ内電池の電圧が異なる複数種
類のカメラのカメラ内電池を充電することができるとと
もに、充電しようとするカメラ内電池の電圧にかかわら
ず効率良く充電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るカメラの充電装置の外観を
示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示したカメラの充電装置内に設け
られた充電回路の一実施例を示す回路図である。
【図3】図3は図2に示す昇圧回路の詳細を示す回路図
である。
【図4】図4は図2に示した表示器における表示内容を
説明するために用いた表示器の平面図である。
【符号の説明】
10…ケース本体 10A…カメラ収納部 12…蓋 14…太陽電池 30…充電回路 31…電源出力端子 32…電池識別用端子 34…充電制御回路 36…昇圧回路 38…表示器 GC…電気二重層コンデンサ CS…コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西谷 泰浩 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士 写真フイルム株式会社内 (72)発明者 坂本 義明 東京都世田谷区奥沢7丁目29番2号 株 式会社リック内 (56)参考文献 特開 平2−266669(JP,A) 特開 平6−351177(JP,A) 特開 平6−332030(JP,A) 特開 平6−22472(JP,A) 特開 平6−138512(JP,A) 特開 平3−218232(JP,A) 特開 昭53−39738(JP,A) 特開 平7−170675(JP,A) 実開 平5−80141(JP,U) 実開 昭58−57244(JP,U) 実開 昭58−26030(JP,U) 実開 昭56−79126(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/02 G03B 7/26 H01L 31/04 H02J 7/35

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧がそれぞれ異なる充電可能なカメラ
    内電池を有する複数種類のカメラの充電装置において、 太陽電池と、 昇圧比の切り換えが可能な昇圧手段であって、前記太陽
    電池で発生した電圧を前記複数種類のカメラのカメラ内
    電池の充電に適した電圧に昇圧すべくその昇圧比が切り
    換えられる昇圧手段と、 充電しようとするカメラのカメラ内電池の電圧情報を検
    知又は設定する手段と、 前記検知又は設定されたカメラ内電池の電圧情報に基づ
    いて前記昇圧手段における昇圧比を切り換えて該カメラ
    内電池の充電を行わせる充電制御手段と、 を備えたことを特徴とするカメラの充電装置。
  2. 【請求項2】 前記太陽電池によって充電されるコンデ
    ンサを有し、前記充電制御手段は、前記コンデンサの端
    子電圧が所定の上限値に達すると、所定の下限値に達す
    るまで前記コンデンサに充電された電気量をカメラ内電
    池の電圧に応じた昇圧比で昇圧させる前記昇圧手段を介
    してカメラ内電池に移送することを特徴とする請求項1
    のカメラの充電装置。
  3. 【請求項3】 前記複数種類のカメラの収納が可能なカ
    メラケースを有し、該カメラケースに前記太陽電池、前
    記昇圧手段及び充電制御手段が設けられていることを特
    徴とする請求項1のカメラの充電装置。
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