JPH08304899A - カメラの充電装置 - Google Patents

カメラの充電装置

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JPH08304899A
JPH08304899A JP7114699A JP11469995A JPH08304899A JP H08304899 A JPH08304899 A JP H08304899A JP 7114699 A JP7114699 A JP 7114699A JP 11469995 A JP11469995 A JP 11469995A JP H08304899 A JPH08304899 A JP H08304899A
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JP
Japan
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camera
battery
charging
capacitor
charged
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Application number
JP7114699A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kimura
勤 木村
Yoshihiro Fujita
佳寛 藤田
Akita Namioka
顕太 波岡
Shoji Inaba
庄二 稲葉
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
Yoshiaki Sakamoto
義明 坂本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】太陽電池から発生した電流のみで充電装置を駆
動するカメラの充電装置を提供する。 【構成】充電装置の充電回路30は、充電制御回路3
4、昇圧回路36、ダイオードD1〜D4、電気二重層
コンデンサGC、コンデンサCS、トランジスタQ1等
から構成される。太陽電池14によって発生した微弱な
電流の一部は、逆流防止用のダイオードD1を介して電
気二重層コンデンサGCに充電される。充電された電気
二重層コンデンサGCは充電制御回路34、表示器38
等を駆動するための電源として使用される。これによ
り、充電装置は乾電池、ボタン電池等の外部電源は使用
せず、二重層コンデンサGCが電源となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの充電装置に係
り、特にカメラに内蔵されたカメラ内電池を太陽電池で
充電するカメラの充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラをカメラケースに収納すると、カ
メラケースに設けた太陽電池によってカメラ内電池(実
施例ではニカド電池、銀電池等)を充電できるようにし
た太陽電池付カメラケースが提案されている(実開昭5
6−79126号公報)。また、実開昭56−7912
6号公報には、カメラケースに太陽電池を付けたことに
より、カメラ内電池を携帯時に充電することができ、カ
メラ本体に太陽電池を付けた場合に比べて充電時間を十
分にとることができる記載がある。
【0003】ところで、カメラケースに付けられる程度
の寸法の太陽電池は、発生する電流が極めて微弱であ
る。このため、太陽電池による充電装置には、前記微弱
な電流を充電するコンデンサが設けられており、このコ
ンデンサの端子電圧が所定の上限値に達すると充電され
た電気量を前記カメラ内電池に移送し、カメラ内電池を
充電するようにしている。また、前記充電装置には、カ
メラ内電池の充填量が所定値に達すると前記コンデンサ
からの電気量の移送を停止する制御回路も設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラの充電装置は、乾電池、ボタン電池等の外部電源
で前記制御回路を駆動しているので、装置が高価になる
と共に大型になるという欠点がある。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、太陽電池から発生した
電流のみで駆動することができるカメラの充電装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、カメラに内蔵された充電可能なカメラ内
電池を太陽電池によって充電するカメラの充電装置に於
いて、前記太陽電池から発生した電流の一部を蓄電する
蓄電手段を備え、該蓄電手段を電源として使用するよう
にしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、充電装置に蓄電手段を設け、
この蓄電手段によって太陽電池から発生した電流の一部
を蓄電することにより蓄電手段を電源としている。これ
によって、充電装置の制御手段の電源、及びカメラ内電
池の充電量を表示する表示器の電源を前記蓄電手段とす
ることができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るカメラの
充電装置の好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に
係るカメラの充電装置とカメラの外観を示す斜視図であ
る。同図に示すように、カメラの充電装置である充電用
カメラケースは、主としてケース本体10、蓋12、太
陽電池14、外部電池アダプタ16、及び充電回路30
(図2)等から構成されている。
【0008】ケース本体10及び蓋12は、アルミニウ
ム等の金属あるいは遮光性をもったプラスチックによっ
て形成されており、ケース本体10には、カメラ20を
収納するカメラ収納部10Aが形成されている。また、
蓋12には、例えば100mm×55mmの大きさの太
陽電池14が配設されている。この蓋12は、ケース本
体10に対して支軸14Aを中心に回動自在に配設さ
れ、かつケース本体10に対して開放角度が調整自在に
なっている。これにより、太陽電池14を太陽の方向に
向けることができるようになっている。
【0009】ケース本体10には、後述する充電回路3
0等が搭載されたプリント基板(図示せず)が配設され
ている。このプリント基板には、太陽電池14が電気的
に接続され、また外部電池アダプタ16をケース本体1
0に装着した場合には、外部電池アダプタ16内に収納
されている外部電池17が電気的に接続される。この外
部電池17は、例えば単3電池である。
【0010】また、プリント基板には、カメラ収納部1
0Aに向かって進退自在にバネ付勢されている電源出力
端子(図示せず)が接続されており、この電源出力端子
は、カメラ20がカメラ収納部10Aに収納されると、
カメラ側の電源入力端子を介してカメラ20に収納され
たカメラ内電池22と接続される。このカメラ内電池2
2は、自己放電の少ない充電可能なカメラ専用の電池
で、例えば自己放電率が5%以内のものが使用される。
【0011】次に、この充電用カメラケースによって充
電されるカメラ内電池22の詳細について説明する。1
次電池の充電は一般には禁止されている。その理由は、
例えば、アルカリ電池では液漏れしたり、破裂したりす
ることがあり、また、リチウム電池では破裂や発火に至
る事故が発生したりして極めて危険だからである。これ
は、正極活物質である電解二酸化マンガンの酸化還元の
可逆性が低いことにも起因しているが、特にリチウム
(またはその合金)が充電されると、デンドライトとい
う突起物が形成され、それが極めて危険であるからであ
る。
【0012】リチウム1次電池は漏れ電流が極めて小さ
く、未使用期間が比較的長くなるカメラ用の電池として
は好ましいが、リチウム1次電池を充電すると、上述し
たようにデンドライトが形成され、そのリチウム1次電
池が燃え出す等極めて危険であり、リチウム1次電池は
従来充電は不可能とされている。しかしながら、正極活
物質と、軽金属の負極活物質と、非水電解質とを有する
リチウム1次電池等の非水電解質電池であっても、一定
条件下であれば安全に充電することができる充電方法を
見出した。この充電方法は、非水電解質電池の正極活物
質の残量がその正極活物質の容量Cの5〜95%の範囲
内にあるときにのみ、2μC〜5mCの時間率電流にて
充電する方法である。ここで、上記充電方法は、正極活
物質が二酸化マンガンであり、負極活物質がリチウムま
たはリチウム合金である、いわゆるリチウム1次電池を
充電する場合に好適である。
【0013】上記非水電解質電池の正極活物質の残量が
0%近傍に達すると、充電がほとんど不能となり、その
正極活物質の残量が100%近傍にある場合、電解質が
分解される恐れがあり、したがって残量が5%〜95%
の範囲内にあることを要件とした。特に、容量Cの10
〜90%における充電が好ましい。ここで、正極活物質
の容量にだけ着目するのは、一般に軽金属を負極活物質
とする非水電解質電池では、負極活物質の容量は正極活
物質のそれより充分大きいからである。
【0014】また、充電速度が大きいと、デンドライト
が発生する危険性が増すが、実験結果によると10mC
の時間率充電ではデンドライトの発生はほとんど認めら
れず、20mCの時間率充電ではデンドライトが多少発
生したものがあった。そこで、安全を見込んでデンドラ
イトの発生がほとんど認められなかった10mCの半分
である5mCの時間率充電を上限とした。また、デンド
ライトの発生という観点からは下限は特に定める必要は
ないが、実質的に充電が行われないような低い充電速度
では充電という目的を達しないため、5μCを下限とし
た。上限と同様な理由から、充電速度はとくに10μC
〜1mCの時間率が好ましく、さらに20μC〜0.5
mCの時間率が最も好ましい。
【0015】正極活物質として、二酸化マンガンが好ま
しいが、特に電解により合成された二酸化マンガンや化
学的に合成された二酸化マンガンが好ましい。負極活物
質として使用できる材料としては、リチウム金属、リチ
ウム合金(リチウムと合金をつくる金属ならなんでもよ
いが、特にAl、Mn、Sn、Mg、Cd、Inが好ま
しい。なかでもAlを含む合金)を用いることが好まし
い。
【0016】電極合剤には、導電剤や結着剤やフィラー
などを添加することができる。導電剤は、構成された電
池において、化学変化を起こさない電子導電性材料であ
れば何でもよい。その添加量は、特に限定されないが、
1〜50重量%が好ましく、特に2〜30重量%が好ま
しい。結着剤としては、多糖類、熱可塑性樹脂及びゴム
弾性を有するポリマーの一種またはこれらの混合物を用
いることができる。その結着剤の添加量は、特に限定さ
れないが、1〜50重量%が好ましく、特に2〜30重
量%が好ましい。
【0017】フィラーは、構成された電池において、化
学変化を起こさない繊維状材料であれば何でも用いるこ
とができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のオレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの繊維が用
いられる。フィラーの添加量は特に限定されないが、0
〜30重量%が好ましい。非水電解質は、一般に、溶媒
と、その溶媒に溶解するリチウム塩(アニオンとリチウ
ムカチオン)とから構成され、プロピレンカーボネート
および/またはブチレンカーボネートと1、2−ジメト
キシエタンおよび/あるいはジエチルカーボネートの混
合液にLlCF3 SO3 、LiCl04 、LiBF4
よび/あるいはLiPF6 を含む電解質が好ましい。こ
れら電解質を電池内に添加する量は、特に限定されない
が、正極活物資や負極活物資の量や電池のサイズによっ
て必要量用いることができる。
【0018】溶媒の体積比率は、特に限定されないが、
プロピレンカーボネートおよび/またはブチレンカーボ
ネート対1、2−ジメトキシエタンの混合液の場合、
0.4/0.6〜 0.6/ 0.4が好ましい。支持電解質の濃度
は、特に限定されないが、電解液1リットル当たり0.
2〜3モルが好ましい。次に、カメラ内電池22を充電
する場合について説明する。
【0019】この場合には、カメラ20を充電用カメラ
ケースに収納する(図1参照)。そして、好ましくは、
この充電用カメラケースを窓際に置き、窓越しの太陽光
が充電用カメラケースに設けた太陽電池14に入射でき
るようにする。また、太陽光が太陽電池14に略垂直に
入射するように蓋12の角度を調整する。図2は図1に
示した充電用カメラケース内に設けられた充電回路30
の一実施例を示す回路図である。同図に示す充電回路3
0は、主として充電制御回路34、昇圧回路36、ダイ
オードD1〜D4、電気二重層コンデンサ(蓄電手段)
GC、コンデンサCS、トランジスタQ1等から構成さ
れている。また、充電制御回路34には、外部電池アダ
プタ16の着脱に連動してON/OFFされるスイッチ
37が接続されるとともに、充電量等を液晶表示する表
示器38が接続されている。
【0020】図2は、充電回路30の電源出力端子31
にカメラ20の電源入力端子が接続され、一方、充電回
路30の外部電源入力端子32には外部電池アダプタ1
6の端子16Aが接続されていない場合に関して示して
いる。この場合には、太陽電池14によって発生した微
弱な電流の一部は、逆流防止用のダイオードD1を介し
て電気二重層コンデンサGCに充電される。充電された
電気二重層コンデンサGCは、充電制御回路34、表示
器38等を駆動するための電源として使用される。従っ
て、本実施例の充電装置は、乾電池、ボタン電池等の外
部電源は使用せず、二重層コンデンサGCを電源として
いる。電気二重層コンデンサGCの端子電圧VGCの最大
値は、約3.0 Vである。
【0021】また、太陽電池14によって発生した微弱
な電流は、逆流防止用のダイオードD2、及びトランジ
スタQ1を介してコンデンサCSに充電される。電気二
重層コンデンサGCを電源とする充電制御回路34は、
昇圧回路36、表示器38及びダイオードD1等を制御
するもので、コンデンサCSの端子電圧VCS及びカメラ
内電池22の電圧VCRを検出するとともに、スイッチ3
7のON/OFF状態を検出している。
【0022】この充電制御回路34は、例えばカメラ内
電池22の電圧VCRが、VCR≧ 3.2Vの場合には、昇圧
回路36を動作不能にし、また、コンデンサCSの端子
電圧VCSが、VCS=1.5 Vとなると、トランジスタQ1
をOFFにし、コンデンサCSの端子電圧VCSが1.5 V
以上にならないように制御する。また、充電制御回路3
4は、カメラ内電池22の電圧VCRが、VCR< 3.2Vの
場合には、コンデンサCSの端子電圧VCSに応じて昇圧
回路36を制御し、これによりコンデンサCSに充電さ
れた電気量によってカメラ内電池22を充電する。即
ち、充電制御回路34は、カメラ内電池22の電圧VCR
が、VCR< 3.2V時に、コンデンサCSが充電され、そ
の端子電圧VCSがVCS= 1.5Vとなると、昇圧回路36
を駆動する。そして、コンデンサCSに充電された電気
量が放電されその端子電圧VCSがVCS= 0.9Vとなる
と、昇圧回路36を停止させる。
【0023】図3は昇圧回路36の一実施例を示す回路
図である。同図に示す昇圧回路36は、プッシュプルタ
イプのものであり、コンデンサCSに充電された直流電
源を、充電制御回路34によって交互にONされるトラ
ンジスタQ2、Q3で交流に変換し、トランスTを介し
て昇圧し、整流回路36Aによって整流することによ
り、カメラ内電池22を充電するために必要な直流電圧
に変換する。
【0024】ここで、トランスTの1次側及び2次側の
巻数をn1,2 とすると、トランスTの1次側の電圧V
1 と2次側の電圧V2 とは、次式、 V1 /V2 =n1 /n2 …(1) の関係がある。一方、トランスTの1次側と2次側にお
いて必要とされる電圧V1 、V2 は、 V1 = 0.9−VDS=0.7[V] (Min) …(2) V2 = 3.2+ 0.7×2+ 0.5=5.1[V] …(3) (但し、VDS:トランジスタQ2、Q3のドレイン−ソ
ース間の飽和電圧 3.2:カメラ内電池22の最大電圧 0.7×2:整流回路36Aでの電圧降下) である。従って、トランスTの巻数比n2 /n1 は、 n2 /n1 = V2 /V1 ≒7.3 となる。また、カメラ内電池22の充電電流ICHG とし
て、ICHG = 100mAを得るためには、トランスTの1
次側の電流IFTは、IFT= 730mAとなる。
【0025】このように充電制御回路34は、カメラ内
電池22の電圧VCRが、VCR< 3.2V時に、コンデンサ
CSの端子電圧VCSがVCS= 1.5Vとなる毎に、コンデ
ンサCSに充電された電気量をカメラ内電池22に移送
し、カメラ内電池22を充電する。また、カメラ内電池
22の電圧VCRが、VCR= 3.2Vとなると、昇圧回路3
6を動作不能にしてカメラ内電池22の充電を停止する
とともに、コンデンサCSの端子電圧VCSがVCS= 1.5
Vを越えないように、トランジスタQ1(図2参照)を
OFFにし、太陽電池14によるコンデンサCSの充電
を停止させる。
【0026】次に、カメラ内電池22を急速充電する場
合について説明する。充電用カメラケースの太陽電池1
4は、その発生する電流が微弱なため、カメラ内電池2
2を急速充電することができない。従って、緊急の急速
充電を行う場合には、外部電池17が収納されている外
部電池アダプタ16をケース本体10に装着する(図1
参照)。
【0027】これにより、外部電池アダプタ16内に収
納されている外部電池17の出力端子16Aは、図2に
示す充電回路30の外部電源入力端子32に接続され
る。即ち、外部電池17は、逆流防止用のダイオードD
3を介してコンデンサCSと並列に接続される。従っ
て、外部電池17の電圧VE が、 0.9≦VE ≦1.5 の範
囲にある限り、外部電池17内の電気量は、昇圧回路3
6を介してカメラ内電池22に移送される。
【0028】この外部電池17によれば、約1分間で1
ショットに必要な電気量をカメラ内電池22に充電する
ことができる。また、新品の外部電池(単3電池)17
を使用すると、60%使用のカメラ内電池22を完全に
充電することができ、少なくとも100ショットの撮影
が可能となる。更に、使い古した単3電池もある程度使
用することができる。
【0029】また、外部電池アダプタ16がケース本体
10に装着されると、これに連動してスイッチ37がO
Nとなる。これにより、充電制御回路34は、外部電池
アダプタ16がケース本体10に装着されたことを検知
し、表示器38の表示内容の切換え等を行う。この表示
器38も、前記電気二重層コンデンサGCによって駆動
される。
【0030】表示器38は図4に示すように太陽電池1
4からカメラ内電池22への充電量を示す上段の表示部
と、外部電池17からカメラ内電池22への充電量を示
す下段の表示部とを有している。充電制御回路34は、
外部電池アダプタ16がケース本体10に装着されてな
く、太陽電池14によってカメラ内電池22を充電して
いる場合には、上段の表示部の矢印38Aを点滅させ
る。そして、外部電池アダプタ16がケース本体10に
装着され、外部電池17によってカメラ内電池22を充
電している場合には、前記スイッチ37からのON情報
に基づいて下段の表示部の矢印38Bを点滅させる。
【0031】また、充電制御回路34は、前述したよう
に充電制御のためにカメラ内電池22の電圧VCR及びコ
ンデンサCSの端子電圧VCSを検出しているが、この検
出した電圧VCRに基づいてカメラ内電池22の充電量を
グラフィック表示する。また、外部電池17によってカ
メラ内電池22を充電している場合には、コンデンサC
Sの端子電圧VCSに基づいて外部電池17の残量と、前
記カメラ内電池22の電圧VCRに基づいてカメラ内電池
22の充電量とをグラフィック表示する。
【0032】このように、本実施例のカメラの充電装置
では、太陽電池14から発生した電流の一部を電気二重
層コンデンサGCに蓄電し、この電気二重層コンデンサ
GCを充電制御回路34、及び表示器38の駆動用電源
としたので、外部電源を別途設けるよりも装置が安価に
なり、また、装置も小型化する。本実施例では、蓄電手
段として電気二重層コンデンサGCを用いたが、これに
限られるものではなく、電気二重層コンデンサGCに代
えてバッテリを用いても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
の充電装置によれば、充電装置に蓄電手段を設け、この
蓄電手段によって太陽電池から発生した電流の一部を蓄
電することにより、蓄電手段を電源としたので、外部電
池を必要とせず、太陽電池から発生した電流のみで駆動
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラの充電装置とカメラの外観
を示す斜視図
【図2】図1に示した充電用カメラケース内に設けられ
た充電回路の回路図
【図3】図2に示した昇圧回路の回路図
【図4】図2に示した表示器における表示内容を示す説
明図
【符号の説明】
10…ケース本体 14…太陽電池 16…外部電池アダプタ 20…カメラ 22…カメラ内電池 30…充電回路 34…充電制御回路 36…昇圧回路 38…表示器 GC…電気二重層コンデンサ CS…コンデンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、プリント基板には、カメラ収納部1
0Aに向かって進退自在にバネ付勢されている電源出力
端子(図示せず)が接続されており、この電源出力端子
は、カメラ20がカメラ収納部10Aに収納されると、
カメラ側の電源入力端子を介してカメラ20に収納され
たカメラ内電池22と接続される。このカメラ内電池2
2は、自己放電の少ない充電可能なカメラ専用の電池
で、例えば自己放電率が5%/年以内のものが使用され
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】次に、この充電用カメラケースによって充
電されるカメラ内電池22の詳細について説明する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】カメラ内電池の正極活物質としては、二酸
化マンガンが好ましいが、特に電解により合成された二
酸化マンガンや化学的に合成された二酸化マンガンが好
ましい。負極活物質として使用できる材料としては、リ
チウム金属、リチウム合金(リチウムと合金をつくる金
属ならなんでもよいが、特にAl、Mn、Sn、Mg、
Cd、Inが好ましい。なかでもAlを含む合金)を用
いることが好ましい。
フロントページの続き (72)発明者 稲葉 庄二 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 西谷 泰浩 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 坂本 義明 東京都世田谷区奥沢7丁目29番2号 株式 会社リック内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラに内蔵された充電可能なカメラ内電
    池を太陽電池によって充電するカメラの充電装置に於い
    て、 前記太陽電池から発生した電流の一部を蓄電する蓄電手
    段を備え、該蓄電手段を電源として使用するようにした
    ことを特徴とするカメラの充電装置。
  2. 【請求項2】前記太陽電池によって充電され端子電圧が
    所定の上限値に達すると充電された電気量を前記カメラ
    内電池に移送するコンデンサを有し、前記蓄電手段は、
    該カメラ内電池の充填量が所定値に達すると前記コンデ
    ンサからの電気量の移送を停止する制御手段の駆動用電
    源として使用されることを特徴とする請求項1のカメラ
    の充電装置。
  3. 【請求項3】前記蓄電手段は、前記太陽電池による前記
    カメラ内電池の充電量を表示する表示器の駆動用電源と
    して使用されることを特徴とする請求項1のカメラの充
    電装置。
JP7114699A 1995-05-12 1995-05-12 カメラの充電装置 Pending JPH08304899A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7114699A JPH08304899A (ja) 1995-05-12 1995-05-12 カメラの充電装置
US08/644,111 US5686809A (en) 1995-05-12 1996-05-10 Combination solar and external battery powered camera battery charger

Applications Claiming Priority (1)

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JP7114699A JPH08304899A (ja) 1995-05-12 1995-05-12 カメラの充電装置

Publications (1)

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