JPH09113950A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH09113950A
JPH09113950A JP27305095A JP27305095A JPH09113950A JP H09113950 A JPH09113950 A JP H09113950A JP 27305095 A JP27305095 A JP 27305095A JP 27305095 A JP27305095 A JP 27305095A JP H09113950 A JPH09113950 A JP H09113950A
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JP
Japan
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battery
main battery
power supply
auxiliary battery
auxiliary
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JP27305095A
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English (en)
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Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高電圧大容量大電流が得られるとともに、電池
の消耗時には安価で容易に入手可能な電池の交換だけで
済むようにする。 【解決手段】主電池20から機器に電源を供給するとと
もに、単3型乾電池等の補助電池30を充電電源として
充電回路40により主電池20を充電するようにしてい
る。これにより、電源(補助電池)の消耗時には、安価
で容易に入手可能な補助電池のみを交換するだけでよ
く、特に主電池としてメタルリチウム系の2次電池を使
用することにより、主電池から機器に大容量大電流を供
給することができるとともに、自然放電が少ないため、
長期間使用しない場合でも機器の使用が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源装置に係り、特
にカメラ等の携帯性のある小型の電子機器に電力を供給
する電源として好適な電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラの電源としては、1次電池
を電源とする場合と、2次電池を電源とする場合があ
る。また、太陽電池を補助電池としてカメラ内蔵の2次
電池を充電する電源装置も提案されている(特開昭63
−91641号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
1次電池を電源とするカメラの場合には、マンガン系の
1次電池は電圧が低いため、高い電圧を得るためには複
数本を必要とし、また大容量電流を得ることが難しいた
め、ストロボの充電時間が長くなるとともに、ズームモ
ータ等を有する近年の大電流を消費するカメラには適し
ないという問題があった。これに対し、リチウム系の1
次電池は、高い電圧と大容量電流を得ることができる
が、電池が高価になるとともに廃棄時の環境問題も指摘
されている。更に、電池が消耗すると、新しい電池に交
換するまで機器の使用を断念するか、予備の電池を携帯
する必要があり煩雑であるという問題がある。尚、リチ
ウム系の1次電池は、旅行先や海外等では容易に入手す
ることができない場合がある。
【0004】一方、従来の2次電池を電源とするカメラ
の場合には、充電方法に制約が多く、過充電や過放電に
対して注意を必要とするため、高価な専用の充電装置を
必要としていた。また、ニカド電池等の2次電池では、
自己放電が多く(自己放電率が5〜10%/月)、長期
間使用しない場合には容量が低下するため、その都度再
充電する必要があったり、時には電池が過放電劣化し、
再使用が不可能になる場合があった。更に、2次電池の
充電中には機器の使用を断念するか、予備の電池を携帯
する必要があった。
【0005】また、太陽電池を有する電源装置は、太陽
電池自身が高価であり、充電時は機器を高照度下にさら
す必要があるため、機器の温度が上昇して故障するおそ
れがあった。更に、2次電池が急速に消費された場合に
は、太陽電池の発生する電力量が小さく充電に時間がか
かるため、機器が使用できなくなるという問題があっ
た。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、高電圧大容量大電流を機器に供給することがで
きるとともに、電池の消耗時には安価で容易に入手可能
な補助電池のみを交換するだけでよい電源装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、機器に電力を供給する充電可能な主電池
と、補助電池が着脱可能な補助電池収納部と、前記補助
電池収納部に収納された補助電池を充電電源として前記
主電池を充電する充電手段とを備えたことを特徴として
いる。これにより、補助電池の消耗時には、安価で容易
に入手可能な補助電池(例えば、単3型乾電池)のみを
交換するだけでよく、主電池を交換する場合に比べて経
済的で環境にも好ましい。特に、主電池としてメタルリ
チウム系の2次電池を使用することにより、主電池から
機器に大容量大電流を供給することができるとともに、
自然放電が少ないため、長期間使用しない場合でも機器
を使用することができる。
【0008】更に、前記充電手段は、主電池の電圧が所
定の下限値に達する毎に又は主電池の電力が所定量消費
される毎に動作し、主電池がフル充電されるまで補助電
池から主電池に充電エネルギーを供給するようにしてい
る。これにより、主電池の電力消費に応じて補助電池か
ら主電池に充電エネルギーが供給され、主電池が常に充
電状態に保たれるため、過放電劣化等の心配がなく、取
扱いが容易である。また、補助電池が消耗しても主電池
は充電状態にあるため、主電池が消耗するまで機器を使
用することができ、この間に補助電池の交換を行えばよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る電源装置の好ましい実施の形態について詳説する。図
1は本発明に係る電源装置を備えたカメラの内部透視図
を含む正面図である。同図において、10は電源装置、
12は撮影レンズ、14はファインダ、16はストロボ
である。
【0010】上記電源装置10は、主として主電池2
0、補助電池30が着脱可能な補助電池収納部32及び
充電回路40から構成されている。そして、主電池20
からストロボ16、ズームモータ、フイルム給送モータ
等のモータ類、カメラ制御回路等に電源が供給されるよ
うになっている。この主電池20は、自己放電の少ない
充電可能なカメラ専用の電池で、例えば自己放電率が5
%/年以内のものが使用され、また、適正に充電された
状態ではその電圧は 3.2Vである。
【0011】次に、主電池の詳細について説明すると、
主電池の正極活物質としては、二酸化マンガンが好まし
いが、特に電解により合成された二酸化マンガンや化学
的に合成された二酸化マンガンが好ましい。負極活物質
として使用できる材料としては、リチウム金属、リチウ
ム合金(リチウムと合金をつくる金属ならなんでもよい
が、特にAl、Mn、Sn、Mg、Cd、Inが好まし
い。なかでもAlを含む合金)を用いることが好まし
い。
【0012】電極合剤には、導電剤や結着剤やフィラー
などを添加することができる。導電剤は、構成された電
池において、化学変化を起こさない電子導電性材料であ
れば何でもよい。その添加量は、特に限定されないが、
1〜50重量%が好ましく、特に2〜30重量%が好ま
しい。結着剤としては、多糖類、熱可塑性樹脂及びゴム
弾性を有するポリマーの一種またはこれらの混合物を用
いることができる。その結着剤の添加量は、特に限定さ
れないが、1〜50重量%が好ましく、特に2〜30重
量%が好ましい。
【0013】フィラーは、構成された電池において、化
学変化を起こさない繊維状材料であれば何でも用いるこ
とができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のオレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの繊維が用
いられる。フィラーの添加量は特に限定されないが、0
〜30重量%が好ましい。非水電解質は、一般に、溶媒
と、その溶媒に溶解するリチウム塩(アニオンとリチウ
ムカチオン)とから構成され、プロビレンカーポネート
および/またはプチレンカーポネートと1、2−ジメト
キシエタンおよび/あるいはジエチルカーポネートの混
合液にLlCF3 SO3 、LiCl04 、LiBF4
よび/あるいはLiPF6 を含む電解質が好ましい。こ
れら電解質を電池内に添加する量は、特に限定されない
が、正極活物資や負極活物資の量や電池のサイズによっ
て必要量用いることができる。
【0014】溶媒の体積比率は、特に限定されないが、
プロビレンカーポネートおよび/またはプチレンカーポ
ネート対1、2−ジメトキシエタンの混合液の場合、
0.4/0.6〜 0.6/ 0.4が好ましい。支持電解質の濃度
は、特に限定されないが、電解液1リットル当たり0.
2〜3モルが好ましい。また、図1に示す補助電池収納
部32は、例えば1本の単3型乾電池が収納できるよう
に形成されており、この補助電池収納部32には補助電
池30として単3型乾電池が収納される。尚、単3型乾
電池と同一形状であれば、他の電池(2次電池)を補助
電池として収納してもよい。
【0015】充電回路40は、図2に示すように充電制
御回路42と昇圧回路44とから構成されている。充電
制御回路42は、それぞれ主電池20の電圧V1 及び補
助電池30の電圧V2 を検出し、例えば主電池20の電
圧VCRが、VCR< 3.0Vとなり、かつ補助電池30の電
圧VE が、VE ≧ 0.9V (補助電池30の終止電圧)の
場合に昇圧回路44を動作させ、主電池20の充電を行
わせる。
【0016】一方、充電制御回路42は、主電池20が
フル充電された場合 (電圧VCR= 3.2Vになった場合)
、又は補助電池30が消耗し、補助電池30の電圧V
E が、VE < 0.9Vになった場合には、昇圧回路44を
停止させる。更に、充電制御回路42は、補助電池30
のバッテリー残量等を液晶パネル50に表示させるため
に、補助電池30の電圧を示す信号をカメラ側に設けら
れている表示制御回路52に出力する。尚、液晶パネル
50の表示内容等の詳細については後述する。また、充
電制御回路42は主電池20から駆動電源が供給されて
いる。
【0017】次に、上記昇圧回路44について説明す
る。図3は昇圧回路44の実施の形態を示す回路図であ
る。同図に示すように、この昇圧回路44は、プッシュ
プルタイプのものであり、補助電池30の電源を、充電
制御回路42によって交互にONされるトランジスタQ
1、Q2で交流に変換し、トランスTを介して昇圧し、
整流回路45によって整流することにより、主電池20
を充電するために必要な直流電圧に変換する。
【0018】ここで、トランスTの1次側及び2次側の
巻数をn1,2 とすると、トランスTの1次側の電圧V
1 と2次側の電圧V2 とは、次式、 V1 /V2 =n1 /n2 …(1) の関係がある。一方、トランスTの1次側と2次側にお
いて必要とされる電圧V1 、V2 は、 V1 = 0.9−VDS=0.7[V] (Min) …(2) V2 = 3.2+ 0.7×2+ 0.5=5.1[V] …(3) (但し、 0.9:補助電池30の終止電圧 VDS:トランジスタQ1、Q2のドレイン−ソース間の
飽和電圧 3.2:主電池20の最大電圧 0.7×2:整流回路45での電圧降下) である。従って、トランスTの巻数比n2 /n1 は、 n2 /n1 = V2 /V1 ≒ 7.3 …(4) となる。
【0019】このように充電回路40は、主電池20の
電圧VCRが、VCR= 3.0Vとなる毎に、補助電池30の
充電エネルギーを主電池20に移送し、主電池20を充
電し、主電池20がフル充電されると(電圧VCR= 3.2
Vとなると)、充電動作を停止する。図4は補助電池3
0の充電エネルギーが主電池20に移送される様子を示
すグラフであり、実線は主電池20の容量を示し、一点
鎖線は補助電池30の容量を示している。
【0020】このグラフに示すように、主電池20がフ
ル充電されているときの容量と、新品の補助電池30の
容量はほぼ等しく、その後、カメラの使用によって主電
池20の容量が徐々に減少する。そして、主電池20の
電圧VCRが、VCR= 3.0Vとなると、補助電池30の充
電エネルギーが主電池20に移送されるため、主電池2
0の容量は増加するとともに、補助電池30の容量は減
少する。
【0021】このようにして補助電池30の充電エネル
ギーは、主電池20の電気量の消費に応じて主電池20
に移送され、主電池20は常に 3.0V以上の充電状態に
保持される。これにより、主電池20の過放電劣化の心
配がなく、取扱いが容易である。また、主電池20はリ
チウム系の電池であるため、補助電池30に比べて高電
圧大電流をカメラに供給することができ、大電流を必要
とするカメラに対応できるとともに、ストロボの充電時
間も短縮することができる。
【0022】さて、補助電池30の充電エネルギーが主
電池20に移送され、図4に示すように補助電池30の
容量がほぼ0に達すると、(補助電池30の電圧がその
終止電圧 0.9Vに達すると) 、その後は、補助電池30
を交換しない限り、補助電池30から充電エネルギーが
主電池20に供給されなくなる。しかしながら、主電池
20は、その電圧VCRが、3.0 V≦VCR≦3.2 Vの充電
状態に保持されているため、その電圧VCRが所定のバッ
テリーチェックレベル(図4のBCレベル)に達するま
で、ある程度の消費可能な電気量 (例えば、100ショ
ットの撮影が可能な電気量)を有している。従って、補
助電池30を直ちに新品に交換しなくてもカメラを継続
して使用することができる。
【0023】また、補助電池30を交換する場合も、補
助電池30は単3型乾電池でよいため、世界中どこでも
安価で容易に入手することができる。更に、使い古した
単3型乾電池もある程度使用することができる。次に、
図2に示した液晶パネル50及び表示制御回路52につ
いて説明する。表示制御回路52は、前述したように充
電制御回路42から補助電池30の電圧を示す信号が加
えられるとともに、フイルム残量を示すフイルムカウン
タからの信号、ストロボスイッチ、シャッターボタン、
セルフタイマースイッチからの信号が加えられており、
これらの入力信号に基づいて液晶パネル50に所要の表
示を行わせる。
【0024】即ち、表示制御回路52は、充電制御回路
42から加えられる補助電池30の電圧を示す信号に基
づいて、補助電池30のバッテリー残量を液晶パネル5
0に表示させる。図5(A)及び(B)はそれぞれ上記
液晶パネル50の表示内容の一例を示す液晶パネル50
の平面図であり、同図(A)はバッテリー残量がある場
合に関して示しており、同図(B)はバッテリー残量が
ない場合に関して示している。これらの図面に示すよう
に、バッテリー残量がある場合には、図5(A)に示す
ように液晶パネル50の表示部50Aにバッテリー残量
をグラフィック表示し、バッテリー残量がない場合に
は、図5(B)に示すように表示部50Aを点滅させて
電池交換を促すとともに、その後、電池交換せずに撮影
可能な枚数を表示部50Bに表示させる。
【0025】即ち、図4で説明したように、補助電池3
0が消耗しても主電池20には、ある程度の消費可能な
電気量 (例えば、100ショットの撮影が可能な電気
量)があるため、補助電池30が消耗すると、例えば、
図5(A)に示すように表示部50Bに撮影可能な枚数
「99」を表示させ、その後、1ショット毎に前記撮影
可能な枚数を1ずつカウントダウンした枚数を表示させ
る。
【0026】また、この液晶パネル50には、上記撮影
可能な枚数とフイルム残量とが混同されないように、表
示部50Cにフイルム残量を表示するようにしている。
更に、図5上では図示していないが、この液晶パネル5
0には、その他、ストロボ撮影、セルフ撮影等の必要な
情報も表示される。尚、撮影可能な枚数の表示方法は上
記実施の形態に限らず、例えば主電池20の電圧を検出
し、その電圧に基づいて表示するようにしてもよい。
【0027】次に、本発明に係る電源装置のカメラ内の
他の配置例及び電池の交換方法について説明する。図6
及び図7はそれぞれ本発明に係る電源装置を備えたカメ
ラの内部透視図を含む上面図及び正面図である。尚、図
1と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説
明は省略する。
【0028】図1の電源装置10と図6及び図7の電源
装置60とを比較すると、前者は略L字状に構成されて
カメラ内に配置されているのに対し、後者は直方体状に
コンパクトにまとめられ、カメラ側部に配置されている
点で相違する。即ち、電源装置60は、図6に示すよう
に仕切板62によって2つに区分され、一方側に補助電
池30が着脱可能な補助電池収納部32が形成され、他
方側の上部に充電回路40が収納され、下部に主電池2
0が収納されている(図7参照)。
【0029】補助電池収納部32には、ヒンジ64Aに
よって開閉自在な電池蓋64が設けられており、この電
池蓋64を開けることにより補助電池30の交換が簡単
にできるようになっている。一方、主電池20はそもそ
も交換の必要性がなく、ユーザーによる取出しが不可又
は困難なようになっている。即ち、主電池20を交換す
るためには、電池蓋64を開け、仕切板62を外す必要
があるが、この仕切板62は特殊治具を使用しなければ
外すことができないようになっている。
【0030】従って、ユーザーは充電電池を使用したカ
メラであることを意識せず、単3型乾電池(補助電池3
0)1本で駆動可能なカメラと認識し、扱いやすいとい
う利点がある。また、カメラの使い初めから600ショ
ット程度は電池交換の必要がなく、2000ショット撮
影するまでに、単3型乾電池5本程度の交換で済み、非
常に経済的である。更に、リチウム電池(主電池20)
は、通常の2次電池に比べて安価であり、自然放電も少
ないため長期間使用しなくてもいつでも撮影することが
できる利点がある。
【0031】図8は本発明に係る電源装置の他の実施の
形態を示す斜視図である。尚、図6及び図7に示した電
源装置60と共通する部分には同一の符号を付し、その
詳細な説明は省略する。図6及び図7の電源装置10と
図8の電源装置70とを比較すると、前者はカメラに一
体的に配置されているのに対し、後者は単体のバッテリ
ーパックとして構成されている点で相違する。従って、
図8の電源装置70には、主電池20から電力を供給す
るための電源出力端子72が外装ケースに設けられてい
る。
【0032】この電源装置70は、カメラのバッテリー
収納部に内蔵することにより又はカメラに外付けするこ
とにより使用することができる。また、カメラに限ら
ず、携帯電話やビデオカメラ等の機器のバッテリーパッ
クとして使用することができる。尚、カメラ等の電源装
置を使用する機器内における電源装置の配置は、上記実
施の形態に限らず、種々の形態が考えられ、また、充電
回路は機器内の回路基板に搭載するようにしてもよい。
更に、本発明の実施の形態では、電源装置の主電池及び
補助電池の本数をそれぞれ1本としたが、電池の本数は
これに限定されない。また、液晶パネルや表示制御回路
は、機器側に限らず、電源装置側に設けるようにしても
よい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電源装
置によれば、主電池から機器に電源を供給するととも
に、単3型乾電池等の補助電池によって主電池を充電す
るようにしたため、電源(補助電池)の消耗時には、安
価で容易に入手可能な補助電池のみを交換するだけでよ
く、主電池を交換する場合に比べて経済的で環境にも好
ましいという利点がある。特に、主電池としてメタルリ
チウム系の2次電池を使用することにより、主電池から
機器に大容量大電流を供給することができるとともに、
自然放電が少ないため、長期間使用しない場合でも機器
を使用することができる。
【0034】また、主電池の電力消費に応じて補助電池
から主電池に充電エネルギーを供給し、主電池を常に充
電状態に保持するようにしたため、過放電劣化等の心配
がなく、取扱いが容易であり、更に補助電池が消耗して
も主電池は充電状態にあるため、主電池が消耗するまで
機器を使用することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る電源装置を備えたカメラの
内部透視図を含む正面図である。
【図2】図2は図1に示した充電回路を含むブロック図
である。
【図3】図3は図2に示す昇圧回路の実施の形態を示す
回路図である。
【図4】図4は図1に示した充電回路によって補助電池
の充電エネルギーが主電池に移送される様子を示すグラ
フである。
【図5】図5(A)及び(B)はそれぞれ図2に示した
液晶パネルの表示内容を説明するために用いた液晶パネ
ルの平面図である。
【図6】図6は本発明に係る電源装置を備えたカメラの
内部透視図を含む上面図である。
【図7】図7は図6に示したカメラの内部透視図を含む
正面図である。
【図8】図8は本発明に係る電源装置の他の実施の形態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10、60、70…電源装置 20…主電池 30…補助電池 32…補助電池収納部 40…充電回路 42…充電制御回路 44…昇圧回路 50…液晶パネル 50A、50B、50C…表示部 52…表示制御回路 62…仕切板 64…電池蓋 72…電源出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に電力を供給する充電可能な主電池
    と、 補助電池が着脱可能な補助電池収納部と、 前記補助電池収納部に収納された補助電池を充電電源と
    して前記主電池を充電する充電手段と、 を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記主電池はメタルリチウム系の2次電
    池である請求項1の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記補助電池はマンガン系の1次電池で
    ある請求項1の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記充電手段は、前記主電池の電圧が所
    定の下限値に達する毎に又は主電池の電力が所定量消費
    される毎に動作し、前記主電池がフル充電されるまで前
    記補助電池から前記主電池に充電エネルギーを供給する
    ことを特徴とする請求項1の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記機器に電力を供給する電源出力端子
    を有することを特徴とする請求項1の電源装置。
  6. 【請求項6】 前記機器はカメラであり、該カメラ内に
    前記主電池、補助電池収納部及び充電手段が配置されて
    いることを特徴とする請求項1の電源装置。
JP27305095A 1995-10-20 1995-10-20 電源装置 Pending JPH09113950A (ja)

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JP27305095A JPH09113950A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 電源装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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