JPH1026788A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH1026788A
JPH1026788A JP18216196A JP18216196A JPH1026788A JP H1026788 A JPH1026788 A JP H1026788A JP 18216196 A JP18216196 A JP 18216196A JP 18216196 A JP18216196 A JP 18216196A JP H1026788 A JPH1026788 A JP H1026788A
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JP
Japan
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battery
auxiliary
batteries
charging
voltage
Prior art date
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Application number
JP18216196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
Akita Namioka
顕太 波岡
Hideo Yoshida
秀夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】全ての補助電池のエネルギーを無駄なく主電池
の充電エネルギーとして使用するとともに、常に、多く
のエネルギーを補助電池に保持しておくことができるカ
メラを提供する。 【解決手段】2本の補助電池30A、30Bによって主
電池20を充電する場合、補助電池30A、30Bの出
力電圧をB.C回路46によって検出し、この2本の補
助電池30A、30Bの出力電圧を比較する。そして、
これらの出力電圧が等しいか否かを判断し、等しい場合
には、一方の補助電池30A又は30Bから主電池20
に充電エネルギーを供給する。一方、補助電池30A、
30Bの出力電圧が異なる場合には、出力電圧の低い方
の補助電池のみから主電池20に充電エネルギーを供給
する。このため、古い補助電池から順次使い切ることが
でき、1本の補助電池を使い終わる毎に、新品の補助電
池に交換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに係り、特に
充電可能なメタルリチウム系の電池を電源とするカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リチウム系の電池はカメラの電源
として使用されている。リチウム系の電池は、高い電圧
と大容量電流を得ることができるため、ストロボの充電
時間を短くするとともに、ズームモータ等を有する近年
の大電流を消費するカメラに適している。しかしなが
ら、電池が高価になるとともに廃棄時の環境問題も指摘
されている。また、電池が消耗すると、新しい電池に交
換するまでカメラの使用を断念するか、予備の電池を携
帯する必要があり煩雑であるという問題がある。尚、リ
チウム系の電池は、旅行先や海外等では容易に入手する
ことができない場合がある。
【0003】ところで、1次電池の充電は一般には禁止
されているが、特開平7−130400号公報並びに特
開平8−84619号公報に詳細に記載されているよう
にリチウム系の1次電池であっても、一定条件下であれ
ば安全に充電することができる。これらの公報に記載さ
れているリチウム系の電池(特にメタルリチウム系の電
池)は、残量が容量の5〜95%の範囲内にあるとき
に、2μC〜5mC程度の時間率電流で充電することに
より、本来の1次電池としての性質を損なうことなく、
充放電を繰り返すことが可能である。上記各公報には、
このリチウム系1次電池と太陽電池とを組み合わせてカ
メラに適用し、太陽電池で発生した電力によってリチウ
ム系1次電池を充電する技術が開示されている。
【0004】本明細書中では、このような1次電池的な
性質と2次電池的な性質を併せ持つ電池を「改良電池」
と呼ぶことにする。しかしながら、太陽電池を有する電
源装置は、太陽電池自身が高価であり、充電時はカメラ
を高照度下にさらす必要があるため、カメラの温度が上
昇して故障するおそれがあった。更に、二次電池(又は
改良電池)が急速に消費された場合には、太陽電池の発
生する電力量が小さく充電に時間がかかるため、カメラ
が使用できなくなるという問題が解決されていない。
【0005】かかる観点から既に、上記改良電池を単3
型乾電池等の補助電池によって充電する構成を備えた電
源装置を提案している(特願平7−273050号明細
書参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
に、特願平7−273050号明細書に提案されている
電源装置は、単3乾電池等の1次電池又は2次電池を補
助電池として補助電池を充電する。このとき、複数本の
1次電池又は2次電池によって並列に補助電池を充電す
るようにすれば、1度の電池交換で長時間この電源装置
を使用できる。
【0007】しかしながら、複数本の1次電池又は2次
電池を補助電池として使用する場合に、単にこれらを並
列に接続することもできるが、このようにすると、これ
らの電池の電圧にばらつきがある場合(新しい電池と古
い電池とを同時に使用した場合等)に電圧の高い方の電
池から電圧の低い方の電池に電流が流れ、他方の電池で
エネルギーが消費されてしまうという問題がある。
【0008】また、複数本の1次電池又は2次電池を補
助電池として使用する場合、全ての補助電池のエネルギ
ーを無駄なく使い切るには、最後の1本の補助電池のエ
ネルギーを使い切るまで電池交換を待たなくてはなら
ず、いつ電池切れが起こるか分からないため、予備の電
池を準備しておく必要がある。一方、早めに補助電池を
新品に交換すれば、電池のエネルギーを無駄にすること
になる。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、複数本の補助電池によって主電池を充電する場
合に、全ての補助電池のエネルギーを無駄なく主電池の
充電エネルギーとして使用するとともに、常に、多くの
エネルギーを補助電池に保持しておくことができるカメ
ラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、1次電池の自己放電率とほぼ等しく、且つ
残量が所定の容量以上の場合に繰り返し充放電が可能な
主電池から撮影動作に必要な複数の電力消費手段に電力
を供給するように構成されたカメラにおいて、前記主電
池に電力を供給する複数本の補助電池と、前記補助電池
の出力電圧を昇圧する昇圧手段を有し、該昇圧手段を介
して電力を前記主電池に供給し、該主電池を充電する充
電手段と、前記複数本の補助電池の出力電圧をそれぞれ
検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段によって
検出した各補助電池の出力電圧を比較し、出力電圧が最
小の補助電池から前記充電手段に電力を供給し、該補助
電池が消耗すると、残りの補助電池から前記充電手段に
電力を供給する制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0011】本発明によれば、複数本の補助電池のうち
出力電圧の最小の補助電池から電力を供給するようにし
たため、古い電池から使い切ることができ、1本の補助
電池を使い切る毎に順次新品の補助電池に交換すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る電源装置の好ましい実施の形態について詳説する。図
1は本発明に係るカメラの内部透視図を含む正面図であ
る。同図において、10は電源装置、12は撮影レン
ズ、14はファインダ、16はストロボである。
【0013】上記電源装置10は、主として主電池2
0、補助電池30A、30B(補助電池30Bは同図紙
面方向に補助電池30Aと平行に配置されている。)が
着脱可能な補助電池収納部32及び充電回路40から構
成されている。そして、主電池20からストロボ16、
ズームモータ、フイルム給送モータ等のモータ類、カメ
ラ制御回路等に電源が供給されるようになっている。
【0014】この主電池20は、自己放電の少ない充電
可能なカメラ専用の電池で、例えば自己放電率が5%/
年以内のものが使用され、また、適正に充電された状態
ではその電圧は 3.25 Vである。次に、主電池20の詳
細について説明すると、主電池の正極活物質としては、
二酸化マンガンが好ましいが、特に電解により合成され
た二酸化マンガンや化学的に合成された二酸化マンガン
が好ましい。負極活物質として使用できる材料として
は、リチウム金属、リチウム合金(リチウムと合金をつ
くる金属ならなんでもよいが、特にAl、Mn、Sn、
Mg、Cd、Inが好ましい。なかでもAlを含む合
金)を用いることが好ましい。
【0015】電極合剤には、導電剤や結着剤やフィラー
などを添加することができる。導電剤は、構成された電
池において、化学変化を起こさない電子導電性材料であ
れば何でもよい。その添加量は、特に限定されないが、
1〜50重量%が好ましく、特に2〜30重量%が好ま
しい。結着剤としては、多糖類、熱可塑性樹脂及びゴム
弾性を有するポリマーの一種またはこれらの混合物を用
いることができる。その結着剤の添加量は、特に限定さ
れないが、1〜50重量%が好ましく、特に2〜30重
量%が好ましい。
【0016】フィラーは、構成された電池において、化
学変化を起こさない繊維状材料であれば何でも用いるこ
とができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のオレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの繊維が用
いられる。フィラーの添加量は特に限定されないが、0
〜30重量%が好ましい。非水電解質は、一般に、溶媒
と、その溶媒に溶解するリチウム塩(アニオンとリチウ
ムカチオン)とから構成され、プロビレンカーポネート
および/またはプチレンカーポネートと1、2−ジメト
キシエタンおよび/あるいはジエチルカーポネートの混
合液にLlCF3 SO3 、LiCl04 、LiBF4
よび/あるいはLiPF6 を含む電解質が好ましい。こ
れら電解質を電池内に添加する量は、特に限定されない
が、正極活物資や負極活物資の量や電池のサイズによっ
て必要量用いることができる。
【0017】溶媒の体積比率は、特に限定されないが、
プロビレンカーポネートおよび/またはプチレンカーポ
ネート対1、2−ジメトキシエタンの混合液の場合、
0.4/0.6〜 0.6/ 0.4が好ましい。支持電解質の濃度
は、特に限定されないが、電解液1リットル当たり0.
2〜3モルが好ましい。また、図1に示す補助電池収納
部32は、例えば2本の単3型乾電池が収納できるよう
に形成されており、この補助電池収納部32には補助電
池30A、30Bとして単3型乾電池が収納される。
尚、単3型乾電池と同一形状であれば、他の電池(2次
電池)を補助電池として収納してもよい。
【0018】図2は上記充電回路40の一実施の形態を
示した回路構成図である。図2に示す充電回路40は、
主として充電制御回路42、昇圧回路44A、44B、
B.C(バッテリーチェック)回路45、46、スイッ
チ回路47A、47B、定電流回路48、スイッチSW
1、SW2、SW3とから構成される。上記充電制御回
路42は、上記スイッチSW3及びB.C回路46を介
して入力した補助電池30A、30Bの出力電圧に基づ
いて上記昇圧回路44A、44B及びスイッチ回路47
A、47Bのオン・オフの制御を行うと共に、スイッチ
SW1、SW2、SW3の接点の切り替え制御を行う。
【0019】上記昇圧回路44A、44Bは例えば図3
に示すようにプッシュプルタイプのもので、補助電池3
0A(又は30B)の電源を、充電制御回路42によっ
て交互にONされるトランジスタQ1、Q2で交流に変
換し、トランスTを介して昇圧し、整流回路Rによって
整流することにより、主電池20を充電するために必要
な直流電圧に変換する。
【0020】上記スイッチ回路47AはトランジスタT
r1、抵抗R1 、R2 から構成され、上記スイッチ回路4
7BはトランジスタTr2及び抵抗R3 、R4 から構成さ
れる。これらのスイッチ回路47A、47Bは充電制御
回路42からそれぞれの端子a、bにHighレベル信
号が入力されると非導通(オフ状態)となり、Lowレ
ベル信号が入力されると導通(オン状態)となる。
【0021】上記定電流回路48は、負荷の大きさによ
らず一定の電流を出力する回路で、これにより、電流を
制限して主電池20を充電するようにしている。上記
B.C回路45は、主電池20の電圧を入力し、この電
圧のレベルをデジタル信号に変換して充電制御回路42
に出力する。上記B.C回路46は、スイッチSW3を
介して補助電池30A、30Bの電圧を入力し、この電
圧のレベルをデジタル信号に変換して充電制御回路42
に出力する。
【0022】次に上記充電回路40の作用を図4のフロ
ーチャートを用いて説明する。上記充電制御回路42は
主電池20の電圧をB.C回路45から入力し(ステッ
プS10)、(主電池20の電圧)>(3.0 V)か否か
を判定する(ステップS12)。主電池20のエネルギ
ーが消費され、(主電池20の電圧)>(3.0V)を満
たさなくなると(主電池20の電圧が3.0 Vに至る
と)、以下のフローに従って主電池20を充電する。
【0023】まず、上記充電制御回路42は、スイッチ
SW3の接点を切り替えて補助電池30A、30Bのそ
れぞれの出力電圧をB.C回路46から入力する(ステ
ップS14)。そして、これらの補助電池30A、30
Bの出力電圧を比較し、これらの出力電圧が等しいか否
かを判定する(ステップS16)。補助電池30A、3
0Bの出力電圧を比較した結果、これらの出力電圧が等
しい場合には、補助電池30A又は補助電池30Bのい
ずれか一方の補助電池によって主電池20を充電する
(ステップS18)。例えば、補助電池30Aによって
主電池20を充電する。
【0024】この場合、充電制御回路42は、スイッチ
回路47AにLowレベルの信号を出力してスイッチ回
路47Aをオン状態にし、スイッチ回路47BにHig
hレベルの信号を出力してスイッチ回路47Bをオフ状
態にする。そして、スイッチSW1、SW2をそれぞれ
接点1に接続させる。これにより、補助電池30Aから
出力された電圧は昇圧回路44Aと44Bによって昇圧
され、定電流回路48を介して定電流で主電池20に供
給される。
【0025】一方、ステップS16において補助電池3
0A、30Bの出力電圧を比較した結果、これらの出力
電圧が異なる場合(例えは電池の消耗の度合いが異なる
場合)、出力電圧の低い方の補助電池30A又は補助電
池30Bによって主電池20を充電する(ステップS2
0)。即ち、充電制御回路42は、出力電圧の低い方の
補助電池に接続されたスイッチ回路47A又はスイッチ
回路47BにLowレベルの信号を出力してスイッチ回
路47A又はスイッチ回路47Bをオン状態にし、出力
電圧の低い方の補助電池に接続されたスイッチ回路47
A又はスイッチ回路47BにHighレベルの信号を出
力してスイッチ回路47A又はスイッチ回路47Bをオ
フ状態にする。そして、スイッチSW1及びスイッチS
W2を出力電圧の低い方の補助電池に接続する。
【0026】例えば、補助電池30Bの出力電圧より補
助電池30Aの出力電圧の方が低い場合、スイッチ回路
47Aをオン状態、スイッチ回路47Bをオフ状態に
し、スイッチSW1及びSW2を接点1に接続する。こ
れにより、出力電圧の低い方の補助電池から出力された
電圧が昇圧回路44A及び昇圧回路44Bによって並列
に昇圧され、定電流回路48を介して定電流で主電池2
0に供給される。
【0027】尚、上記ステップS14において補助電池
30A、30Bの出力電圧を検出した際に一方の補助電
池の出力電圧が終止電圧(0.9 V)であった場合には、
他方の補助電池によって主電池20を充電する。また、
両方の補助電池の出力電圧が終止電圧であった場合には
充電を実行しない。即ち、上記ステップS16の判定処
理は両方の補助電池にエネルギーが残っている場合にの
み実行される。
【0028】次に、充電制御回路42は主電池20の電
圧をB.C回路45から入力し(ステップS22)、
(主電池20の出力電圧)=(3.25V)か否かを判定す
る。この判定により、主電池20がフル充電(3.25V)さ
れるまでステップS14からの処理を繰り返し実行し、
主電池20がフル充電されると、充電制御回路42はス
イッチ回路47A、47Bをオフ状態にするとともに、
昇圧回路44A、44Bをオフ状態にし、主電池20の
充電を停止する(ステップS26)。
【0029】このように主電池20を充電する場合に補
助電池30A、30Bの出力電圧を繰り返し検出し、出
力電圧が等しい場合には、一方の補助電池30A又は3
0Bによって主電池20を充電し、出力電圧が異なる場
合には出力電圧の低い方の補助電池によって主電池20
を充電する。例えば、新品状態の1次電池が補助電池3
0A、30Bとしてカメラに装填された場合、一方の補
助電池から主電池20の充電に使用し、この補助電池が
使い終わったら他方の補助電池を使用する。一方、新品
状態の補助電池と既にエネルギーを消耗している古い補
助電池が混在している場合のように2本の補助電池30
A、30Bの消耗の度合いに差異が生じている場合に
は、消耗の度合いの高い古い補助電池から使用する。
【0030】これにより、1本の補助電池が使い終わっ
た時点でその補助電池を交換することができ、常に補助
電池1本分以上のエネルギーをカメラに備えておくこと
ができる。尚、上記実施の形態において、充電制御回路
42は、検出した主電池20と補助電池30A、30B
の電圧に基づいてカメラの液晶パネルにバッテリー残量
を表示する。
【0031】図5は上記実施の形態において補助電池3
0A、30Bのバッテリー残量を表示するバッテリー残
量表示の一例を示した図である。同図に示すようにカメ
ラの液晶パネルには、電池の形状を模した外枠100
と、またその内部にも電池の形状を模した2つの外枠1
02A、102Bが表示され、さらに、2つの外枠10
2A、102Bの内部にそれぞれ電池の残量を示す残量
表示部104A、106A、104B、106Bが表示
される。
【0032】上記外枠100、外枠102A、外枠10
2Bはそれぞれ主電池20、補助電池30A、補助電池
30Bを模したもので、外枠102Aの内部に表示され
る残量表示部104A、106Aは、補助電池30Aの
バッテリー残量を示し、外枠102Bの内部に表示され
る残量表示部104B、106Bは、補助電池30Bの
バッテリー残量を示している。
【0033】上記充電制御回路42は、補助電池30A
及び補助電池30Bの電圧を検出し、例えば、補助電池
30Aの電圧が所定の警告レベル電圧より高い場合に
は、残量表示部104A、106Aを全点灯させ、補助
電池30Aの残量が十分あることを表示する。そして、
補助電池30Aの残量が減少し、補助電池30Aの電圧
が上記警告レベル電圧以下になった場合には、残量表示
部106Aは全点灯させたまま、残量表示部104Aを
消灯(又は点滅表示)させ、補助電池30Aの残量が少
ないことを警告する。更に、補助電池30Aの残量が減
少し、電圧が0.9V(終止電圧)になると、残量表示部
104A、106Aを消灯(又は点滅表示)させ、補助
電池30Aの残量が無くなったことを警告し、補助電池
30Aの電池交換を啓示する。補助電池30Bについて
も、補助電池30Aと同様に残量表示部104B、10
6Bによってバッテリー残量を表示する。
【0034】補助電池30A、30Bの電圧がともに終
止電圧になると、充電制御回路42は残量表示部104
A、106A、104B、106Bの表示を消滅させる
とともに、外枠102A、102Bの表示を消滅させ、
外枠100と、外枠100の内部に新たに残量表示部1
04A、106Aと同様な残量表示部を表示する。この
主電池20に関する残量表示部の作用は、上記補助電池
30A、30Bに関する残量表示部104A、106
A、104B、106Bの作用と同様である。
【0035】以上、上記実施の形態において図2に示し
た充電回路40では2つの昇圧回路44A、44Bを設
けたが、昇圧回路は1つでもよい。また、上記実施の形
態では、補助電池を2本にした場合について説明した
が、補助電池を何本にした場合でも上記実施の形態と同
様にして出力電圧が最小の補助電池から使用して古い補
助電池から使い切るようにすることは可能である。
【0036】更に、上記実施の形態においてバッテリー
交換の警告を音、光等を使用してどのように行ってもよ
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
によれば、複数本の補助電池のうち出力電圧の最小の補
助電池から電力を供給するようにしたため、エネルギー
を無駄にすることなく残量の少ない補助電池を先に使い
切って新品の補助電池に交換することができ、常に、カ
メラに主電池の充電エネルギーを多く保持しておくこと
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るカメラの内部透視図を含
む正面図である。
【図2】図2は、充電回路の一実施の形態を示した構成
図である。
【図3】図3は、昇圧回路の一実施の形態を示した回路
図である。
【図4】図4は、充電回路の作用を示したフローチャー
トである。
【図5】図5は、バッテリー残量表示の一実施の形態を
示した図である。
【符号の説明】
10…電源装置 12…撮影レンズ 14…ファインダ 16…ストロボ 20…主電池 30A、30B…補助電池 40…充電回路 42…充電制御回路 44A、44B…昇圧回路 45、46…B.C回路 47A、47B…スイッチ回路 48…定電流回路 SW1、SW2、SW3…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 秀夫 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次電池の自己放電率とほぼ等しく、且
    つ残量が所定の容量以上の場合に繰り返し充放電が可能
    な主電池から撮影動作に必要な複数の電力消費手段に電
    力を供給するように構成されたカメラにおいて、 前記主電池に電力を供給する複数本の補助電池と、 前記補助電池の出力電圧を昇圧する昇圧手段を有し、該
    昇圧手段を介して電力を前記主電池に供給し、該主電池
    を充電する充電手段と、 前記複数本の補助電池の出力電圧をそれぞれ検出する電
    圧検出手段と、 前記電圧検出手段によって検出した各補助電池の出力電
    圧を比較し、出力電圧が最小の補助電池から前記充電手
    段に電力を供給し、該補助電池が消耗すると、残りの補
    助電池から前記充電手段に電力を供給する制御手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記電圧検出手段によって検出した前記
    複数本の補助電池の出力電圧に基づいて、各補助電池毎
    に電池交換を警告することを特徴とする請求項1のカメ
    ラ。
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