JP3292593B2 - 太陽電池を用いた電源装置 - Google Patents

太陽電池を用いた電源装置

Info

Publication number
JP3292593B2
JP3292593B2 JP13490494A JP13490494A JP3292593B2 JP 3292593 B2 JP3292593 B2 JP 3292593B2 JP 13490494 A JP13490494 A JP 13490494A JP 13490494 A JP13490494 A JP 13490494A JP 3292593 B2 JP3292593 B2 JP 3292593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
voltage
power supply
rechargeable battery
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13490494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07322530A (ja
Inventor
幸夫 尾高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP13490494A priority Critical patent/JP3292593B2/ja
Publication of JPH07322530A publication Critical patent/JPH07322530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3292593B2 publication Critical patent/JP3292593B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

Landscapes

  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池にて発電され
たエネルギーを充電電池に充電し、この充電電池より各
種の機器に電源供給を行う太陽電池を用いた電源装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽電池を利用し、該太陽電池に
て発電されたエネルギーを充電電池に充電し、この充電
電池よりカメラ等の各種機器に電源供給する電源装置が
種々提案されている。この種の電源装置において、充電
電池(二次電池)としては、一般的にニッカド電池が使
用されてきたが、カメラ等のように長期間使用せず、あ
る期間に集中して使用する機器においては、充電状態で
長期間放置した場合などに取り出せる容量が低下するよ
うなメモリ効果や、自己リークによる容量の低下で実際
に使用する時点で充電電池の残量が不充分である事が多
く、実際にはリチウムの一次電池のように自己リークの
少ない大容量の電池が使用されているのが一般的であ
る。
【0003】そこで、近年では自己リークが少なく、メ
モリ効果もないリチウムイオンの二次電池が普及されて
きており、前述のようなカメラの使用に対して、充分に
対応可能となっている。さらに、現在、太陽電池の開発
も環境汚染を伴わないエネルギー源としての利用が拡大
してきており、発電所や太陽エネルギーを利用しての一
般車等のように、エネルギー消費の大きなものにも対応
が可能な状態に来ている。
【0004】従来の太陽電池を利用した機器としては電
卓,時計など比較的消費電力の少ないものが主流であっ
たが、カメラのようにフィルムの給送モータの駆動,ス
トロボ装置のDC/DCコンバータへの給電などにも前
述の二次電池との組合せによって、環境を汚染すること
のない、カメラの電源装置として用いることが可能とな
って来ている。
【0005】ところで、太陽電池と充電電池の組み合わ
せによりカメラの様な携帯機器に使用する場合、特にカ
メラに太陽電池を装着し、充電電池を内蔵する場合にお
いては、カメラの外観上、背蓋や前面のレンズ保護のた
めのバリア等に配置することが面積を有効に使用出来る
のであるが、その面積も「6cm×10cm」程度であ
り、リチウムイオン二次電池の充電電圧4V程度を得る
ためには1素子当たり約1Vの出力電圧のため、4〜5
個の素子の直列接続が必要であり、当然1素子当たりの
面積も分割されるため、数1000lx(ルックス)に
て、2〜3mA程度の充電電流しか得られないのが現状
である。
【0006】この充電電流に対して、3Vの一次電池を
使用したカメラの24枚取りのフィルム1本当たりの必
要電荷量は、ストロボ装置の使用回数や使用方法、カメ
ラの回路構成で幅があるが、一般的に15mAh〜30
mAh程度である。この為、数1000lxの雰囲気中
(環境下)に放置して、約5〜15時間の充電時間が必
要となる。カメラの使用頻度を考えれば、一般的な家庭
で年間にフィルム本数で数本〜十数本と考えられ、上記
の放置時間は太陽電池を窓側に向けて置くことで、一般
的な家庭の使用頻度では全く問題にならない時間であ
る。しかしながら、急な使用の必要性が生じた場合に対
応するためには前記充電能力では不都合となる場合があ
る。このために、太陽電池にて発電されたエネルギーを
充電電池に充電し、カメラ等の比較的大きな電力を消費
する機器に対しては、太陽電池の充電能力や該電池の充
電状態を正確にユーザーに知らせる必要がある。特に、
太陽電池の出力電流での放置時間の目安、現在の電池で
の撮影可能フィルムの本数の目安などが、最低限必要な
情報となる。
【0007】この様な太陽電池を使用した充電電池のカ
メラ電源システムにおいて、太陽電池による充電のモー
ドとカメラの作動モードに分けるスイッチ等を設けるこ
とは、ユーザーが充電モードにせずに放置するような誤
操作が発生する恐れがあるため、この様な事の無いよ
う、常に充電モードが設定される様に構成する(例え
ば、所定時間カメラが使用されなかった場合は、自動的
に上記スイッチを充電モード側に切換える等によって)
ことが望ましい。この事により、使用しない状態にて放
置された時は、太陽光や室内照明があれば充電させる事
が可能であり、使い勝手の良いものとすることができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
の作動モード以外で充電電池の充電状態を確認可能とす
るため、カメラの作動モード中のシーケンスとは全く別
に充電状態を検出する必要が生じる。換言すれば、作動
モードとは無関係に任意のタイミングで充電状態を確認
する為、万一カメラの撮影準備動作やカメラの撮影動作
中に充電電池の残量や光電流を検出する場合などは、カ
メラの制御のための駆動電流のために電池電圧が低下
し、誤表示の可能性がある。特に撮影準備動作、換言す
ればシャッタボタンの半押状態,リモートコントロール
装置の待機状態,セルフタイマの作動状態など、ユーザ
ーの気付きにくい動作状態にてカメラが作動している時
点で、充電状況を確認することで、誤った情報をユーザ
ーに知らせる不都合が生じる。
【0009】(発明の目的)本発明の第1の目的は、表
示手段での誤表示を防止することのできる太陽電池を用
いた電源装置を提供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、無駄に充電電流を
消費することを防止することのできる太陽電池を用いた
電源装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】 上記第1の目的を達成
するため、請求項1記載の本発明は、該装置が搭載され
る機器の作動シーケンスとは別に充電電池の充電電圧を
検出する検出手段と、該検出手段の検出内容を表示する
表示手段と、前記機器の作動中は前記表示手段を不作動
にする制御手段とを設け、同じく上記第1の目的を達成
するため、請求項2記載の本発明は、太陽電池の充電能
力を検出する検出手段と、該検出手段の検出内容を表示
する表示手段と、該装置が搭載される機器の作動中は前
記表示手段を不作動にする制御手段とを設け、該装置が
搭載される機器の作動中、例えばカメラの撮影準備動
作,撮影動作中は表示手段での表示を禁止するようにし
ている。
【0012】また、上記第2の目的を達成するため、請
求項4記載の本発明は、該装置が搭載される機器の作動
中は検出手段を不作動にする制御手段を設け、表示を行
わない場合は、無駄な動作となる検出手段の動作も禁止
するようにしている。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例における太陽
電池を用いた電源装置の構成を示す回路図であり、ここ
ではカメラに適用した場合を示している。
【0015】図1において、1は複数の太陽セルが直列
に接続され成る太陽電池、2は前記太陽電池1へ電流が
逆流する事を防止する為の逆流防止ダイオード、3は前
記太陽電池1からの光電流をダイオードと共に平滑する
コンデンサ、4は電圧検出回路、5は抵抗、6は前記電
圧検出回路4の出力に応じて作動するトランジスタ、
7,8はダイオード、9は後述の充電電池の充電状態や
太陽電池1の出力電流を検出するためのスイッチであ
る。10はコンデンサであり、前記スイッチ9が充電電
圧検出側、すなわち該スイッチ9のコモン端子9aが端
子9cに接続された時点で充電され、電源となる様に構
成されている。11はリチウムイオン二次電池等の充電
電池、12,13はスイッチング素子である後述のトラ
ンジスタ14に接続されている抵抗である。14はトラ
ンジスタであり、後述の制御用素子(ここでは、ワンチ
ップマイコン)の出力により作動信号を得るよう構成さ
れている。
【0016】15はスイッチング素子であるトランジス
タ、16は基準電圧としての定電圧電源回路、17は前
記トランジスタ15の導通により電源が供給されるコン
パレータ群であり、各コンパレータ17a〜17dの反
転入力端子が前述の定電圧電源回路16に各々接続され
ている。18,19,20,21は抵抗であり、トラン
ジスタ15の導通により充電電池11の充電電圧を各々
分圧し、前記コンパレータ17a〜17dの非反転入力
端子に入力するように接続されている。22は前記定電
圧電源回路16の負荷抵抗である。23は制御用素子で
あるところのワンチップマイコンであり、前記太陽電池
1の光電流検出や前記充電電池11の電圧検出、更には
後述の表示素子の表示内容を制御している。24,25
は抵抗であり、後述のカメラ制御回路51より作動中
(撮影準備動作や撮影動作中)の信号を伝達する端子I
aより信号を受け、26のトランジスタの導通信号を与
えるよう構成している。28はリセットICであり、前
記コンデンサ10の電圧を検出し、所定電圧にてリセッ
ト信号をワンチップマイコン23のリセット端子23g
に与える。尚、トランジスタ26のコレクタ端子はリセ
ットIC28と同様、リセット端子23gに接続されて
いる。27はワンチップマイコン23のクロック信号を
発生する振動子、29,30,31,32は抵抗であ
る。33は電圧検出回路であり、前記太陽電池1で発生
する電流を上記の抵抗29,30,31,32に選択的
に流し、選択した抵抗の電圧降下を電圧検出素子で検出
することにより簡単なA/D変換を行える様に構成して
いる。34は前記充電電池11の充電状態や太陽電池1
の光電流値(充電能力)を表示する表示素子である。
【0017】次に、以上の構成における装置の動作につ
いて説明する。
【0018】太陽光等の入射により太陽電池1は光起電
力(発電エネルギー)を発生する。この太陽電池1は、
充電電池11の充電定格電圧以上の電圧を発生すること
が必要なため、つまりリチウムイオン二次電圧のフル充
電電圧約4Vを保証するために4〜5個の素子を直列に
接続したものを使用している。この太陽電池1からの出
力電流はダイオード2を介してコンデンサ3、及び、こ
の際スイッチ9は図1の状態にあればダイオード7,ス
イッチ9の端子9a,9bを介して充電電池11に充電
される。
【0019】電圧検出回路4は例えばCMOSで構成さ
れたコンパレータ等の回路であり、前記太陽電池1の出
力電流に対し、低消費電流で作動するように選定してい
る。さらに、ダイオード7はこの電圧検出回路4により
充電電池11の充電電荷が消費されないためのものであ
り、従って、充電電池11の電圧はダイオード7の動作
電圧(VF )が加わった電圧にて、電圧検出回路4によ
り検出される。例えば、リチウムイオン二次電池等の充
電電池11のフル充電電圧が4Vとすれば、ダイオード
7の動作電圧は動作電圧の低いショットキーバリアダイ
オード等を使用して約 0.2V程度であり、よって、電圧
検出回路4の検出電圧を 4.2Vに設定しておけば、充電
電池11がフル充電電圧に達した時点で該電圧検出回路
4より検出信号が出力される。前記電圧検出回路4の検
出信号であるハイレベルの信号はトランジスタ6をバイ
アスし、導通状態とする。このため、太陽電池1にて発
生する光電流は抵抗5を介してバイパスされ、充電電池
11への充電が停止される。この時、充電電池11はフ
ル充電状態となっている。
【0020】前述の通り、カメラにより差があるが、一
般的にフィルム1本当たりの撮影で必要な電荷量は、約
15mAh〜30mAhであり、充電電池11の充電電
荷量は数100mAh程度あればフィルム十数本が撮影
可能であり、ユーザーの使用に於て1回に集中的に撮影
する情況に対しても充分な蓄積量である。しかしなが
ら、充電能力はフィルム1本当たり、数1000lxに
て、5〜15時間の充電時間が必要であり、絶えずフル
状態を維持出来ない場合が考えられる。このために充電
電池11の充電状態や太陽電池1の光電流を検出し、ユ
ーザーに知らせる必要が有る。この場合は、ユーザーが
スイッチ9のコモン端子9aを端子9c側に切り換える
ことで、必要情報を得ることが出来る。
【0021】スイッチ9を端子9cに切り換えると、ダ
イオード7を介する太陽電池1の光電流とダイオード8
を介する充電電池11の充電電荷がコンデンサ10に蓄
積され、ワンチップマイコン23の電源となる。コンデ
ンサ10の電圧が上昇し、振動子27の発振によりワン
チップマイコン23が作動状態となるが、該ワンチップ
マイコン23の安定動作電圧に達するまで、リセットI
C28によりロウレベルのリセット信号が該ワンチップ
マイコン23のリセット端子23gに与えられる。そし
て、安定動作電圧となった時点にて前記リセットIC2
8の信号がロウレベルよりオープン状態となり、該ワン
チップマイコン23のリセットが解除され、ワンチップ
マイコン23は動作を開始する。このシーケンスの概略
のフローチャートを図2に示す。
【0022】ワンチップマイコン23は動作を開始する
と、図2のステップS101(S101−1〜S101
−3)において、電圧検出のシーケンスを行う。
【0023】これは、まず端子23bよりトランジスタ
14へベース電流を与えて該トランジスタ14を導通状
態にする(S101−1)。これにより、抵抗13を介
してトランジスタ15のベース電流が流れ、該トランジ
スタ15は導通状態となる。ここで、抵抗12はトラン
ジスタ15の動作補償用のベース・エミッタ間抵抗であ
る。上記のトランジスタ15の導通により、基準電源と
なる定電圧電源回路16が作動し、コンパレータ17a
〜17dの各反転入力端子に印加される。この際、コン
パレータ17の非反転入力端子には、抵抗18,19,
20,21により分圧された電圧が入力されており、図
3に示すように、充電電池11の充電電圧Aが太陽電池
1により充電されると、充電電池11の充電量に対応し
て図1の4個のコンパレータ17a〜17dの出力が充
電電池11の充電電圧が上昇するに伴い、所定の電圧
B,C,D,Eの様に変化し、V1 でコンパレータ17
aの出力はハイレベルとなり、同様にV2 にてコンパレ
ータ17bが、V3 にてコンパレータ17cが、V4
てコンパレータ17dが、それぞれハイレベルに反転す
ることで、B,C,D,Eの出力を検出することにより
簡単なA/D変換が行える(S101−2)。
【0024】ワンチップマイコン23はこのコンパレー
タ17a〜17dの出力B〜Dを取り込むと前記トラン
ジスタ14を非導通状態にし(S101−3)、次のス
テップS102の電流検出のシーケンスに移る。
【0025】 つまり、ステップS102−1からステ
ップS102−20までに示す様に、ワンチップマイコ
ン23の端子23p,23n,23m,23lをそれぞ
れ短時間ロウレベルにし、それぞれ抵抗29,30,3
1,32に太陽電池1の電流を流すと、太陽電池1の電
流と抵抗29,30,31,32のそれぞれの抵抗値を
乗算した電圧が電圧検出回路33により検出され、この
電圧値が所定の電圧値より低い場合にロウレベル、高い
場合にハイレベルの信号が該電圧検出回路33からワン
チップマイコン23の端子23kに入力される。従っ
て、電圧検出回路23に対して、抵抗29,30,3
1,32の抵抗値をそれぞれ所定の電流値で検出レベル
に達するよう設定することで、簡単なA/D変換を行う
ことが出来る。
【0026】この第1の実施例では、抵抗29の抵抗値
を大きく、抵抗30,31,32と順に抵抗値を小さく
設定し、抵抗29より抵抗32側へ順次パルス的に数m
sec以内で検出し、検出中に電源であるコンデンサ1
0の電荷が急激に変動しない様に制御される。
【0027】このステップ102においては、ワンチッ
プマイコン23は上記の様に端子23l,23m,23
n,23pを順次ロウレベルに切り換えることで、電圧
検出回路33の出力信号を端子23kを介して検出し、
ハイレベルよりロウレベルに切り換わる時点の電流値を
検知する。このデータの取り込み後、ステップS103
に進行する。
【0028】ステップS103においては、上記のステ
ップS101及びS102で取り込まれた充電電池11
の電圧データ及び太陽電池1の光電流データを、次のス
テップS104の表示用データに変換し、ステップS1
04へ進行する。
【0029】ステップS104においては、ワンチップ
マイコン23の複数の端子23hを介して複数の信号ラ
インにより前記表示用データを表示素子34へ出力して
制御し、情報の表示を行う。
【0030】図4にここでの表示の一例を示す。
【0031】 図4において、34aは充電電池11の
充電電圧を示す表示部であり、下位2ビットが表示され
ており、これはコンパレータ群17のコンパレータ17
a,17bがハイレベル、17c,17dがロウレベル
であることに対応している。又、34bは太陽電池1の
光電流値を示す表示部であり、同様に下位の2ビットが
表示されており、抵抗29と抵抗30に太陽電池1の電
流を流した場合には電圧検出回路33の検出信号がハイ
レベルであり、抵抗31に太陽電池1の電流を流した場
合に検出信号がロウレベルに変化した事に対応してお
り、表示部34aにより充電電池の充電状態が、34b
では光入射のレベルがどの程度であるかが、視覚的に認
識可能となる。
【0032】このステップS104にて所定の時間この
表示を行った後は、電流検出を行う前述のステップS1
02に戻り、この動作をスイッチ9の端子9cが開放さ
れる迄繰り返す。これは太陽電池1の光電流が絶えず変
化するためで,所定のサンプリング時間約 0.5秒間隔に
て光電流のデータを更新している。
【0033】以上の様な動作を行い、ユーザーに充電状
態を表示する。
【0034】ここで、充電電池11はカメラ制御回路5
1と並列に接続されているため、カメラ制御回路51の
作動、すなわち不図示のシャッタボタンの半押し状態で
の測光や測距動作、さらに撮影動作やストロボ装置への
充電などで該充電電池11の端子電圧が変動する。従っ
て、カメラ制御回路51の作動中には、信号出力Iaか
らハイレベルの信号を出力し、抵抗24を介してトラン
ジスタ26のベース電流を流すことで該トランジスタ2
6を導通状態とし、ワンチップマイコン23のリセット
端子23gにロウレベルのリセット信号を与え、充電電
圧検出動作,光電流検出動作,表示動作等の動作をリセ
ットし、禁止する。
【0035】よって、カメラ動作中の、充電電池11の
端子電圧が低下している時点で充電電圧検出や光電流検
出を行い、太陽電池1の充電能力や充電電池11の充電
状態の誤検出及び誤表示してしまうといった事を確実に
防止出来る。
【0036】(第2の実施例)図5は本発明の第2の実
施例における太陽電池を用いた電源装置の構成を示す回
路図で、図1の構成に対して同様の機能を有する素子、
端子等には同一の記号にて示している。また、ほぼ図1
の構成と同等であることから、ここでは異なる部分のみ
の説明を行う。
【0037】 ワンチップマイコン23の23gはリセ
ット端子であり、リセットIC28の発生する信号によ
りリセットされる。又、23qはワンチップマイコン2
3の入力端子で、スイッチング素子であるトランジスタ
26のコレクタに接続されている。
【0038】従って、図5では、リセット端子23gに
入力されたリセットIC28の出力信号及びトランジス
タ26の出力信号をそれぞれ23g,23qの端子に別
々に入力させる様に構成されている。
【0039】以上の構成により、カメラ制御回路51の
作動により出力端子Iaより作動信号が発生すると、抵
抗24を介してトランジスタ26のベース電流が流れ、
該トランジスタ26が導通状態となり、ワンチップマイ
コン23の端子23qの入力信号がハイレベルからロウ
レベルに変化する。この入力端子23qへの入力信号の
変化にて、ワンチップマイコン23は上記図2のステッ
プS104にて行われる表示動作を禁止する。
【0040】 従って、この第2の実施例においても、
カメラ制御回路51が作動中である際に発生する信号に
より、太陽電池の充電能力、充電電池11の充電状態の
検出データ及び表示内容を無効にするようにしているた
め、太陽電池1の充電能力や充電電池11の充電状態の
誤検出や誤表示を防止することが出来る。
【0041】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、太陽電池1が本発明の太陽電池に相当し、充電電池
11が本発明の充電電池に相当し、充電電圧を検出する
コンパレータ群7、太陽電池1の光電流値を検出する抵
抗29〜32,電圧検出回路33、及び、ワンチップマ
イコン23が本発明の検出手段に相当し、表示素子34
が本発明の表示手段に相当し、ワンチップマイコン2
3,抵抗24,抵抗25,トランジスタ26,カメラの
制御回路51が本発明の制御手段に相当する。
【0042】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能が達成でき
る構成であればどのようなものであってもよいことは言
うまでもない。
【0043】(変形例)本実施例では、表示素子34に
て太陽電池1の充電能力と充電電池11の充電状態の両
方の表示を行うようにしているが、何れか一方の表示の
みであっても良い。
【0044】 また、本実施例では、カメラの撮影準備
動作中や撮影動作中は充電電圧検出動作,光電流検出動
作,表示動作の全てをリセットするようにしているが、
図6に示す様に、表示素子34の出力信号をトランジス
タ26によりバイパスする等の方法などで表示動作の
み、或は、表示動作と充電電圧検出動作又は光電流検出
動作を不作動とするようにしても良い。但し、この場
合、無駄に充電電流を消費することになる。
【0045】また、本実施例では、一眼レフカメラ,レ
ンズシャッタカメラ,ビデオカメラ等のカメラに適用し
た場合を示しているが、これに限定されるものではな
く、その他の光学機器、更にはその他の機器にも適用す
ることができる。
【0046】又、本実施例では、充電電池としてリチウ
ムイオン二次電池を用いているが、これに限定されるも
のではない。更に、電源として太陽電池以外のものであ
っても本発明は適用できる。
【0047】さらに、充電状態や光電流値の表示はバー
表示にて行う例を示しているが、ドット表示やその他の
表示方法であってもよい。
【0048】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0049】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、機器の作動シーケンスとは別に充電電池の充電電圧
を検出する検出手段と、該検出手段の検出内容を表示す
る表示手段と、該装置が搭載される機器の作動中は前記
表示手段を不作動にする制御手段とを設け、また、太陽
電池の充電能力を検出する検出手段と、該検出手段の検
出内容を表示する表示手段と、該装置が搭載される機器
の作動中は前記表示手段を不作動にする制御手段とを設
け、該装置が搭載される機器の作動中、例えばカメラの
撮影準備動作,撮影動作中は表示手段での表示を禁止す
るようにしている。
【0050】よって、充電電池の充電状態や太陽電池の
発電能力の誤表示を防止することができる。
【0051】また、本発明によれば、該装置が搭載され
る機器の作動中は検出手段を不作動にする制御手段を設
け、表示を行わない場合は、無駄な動作となる検出手段
の動作も禁止するようにしている。
【0052】よって、無駄に充電電流を消費することを
防止するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における太陽電池を用い
た電源装置の構成を示す回路図である。
【図2】図1のワンチップマイコンでの充電状態や光電
流値の表示を行う際の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1の充電電池の充電電圧や各コンパレータの
出力を示す図である。
【図4】図1の表示素子での充電状態や光電流値の表示
例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例における太陽電池を用い
た電源装置の構成を示す回路図である。
【図6】本発明のその他の太陽電池を用いた電源装置の
構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 太陽電池 4 電圧検出回路 9 スイッチ 11 充電電池 17 コンパレータ群 23 ワンチップマイコン 24,25 抵抗 26 トランジスタ 28 リセットIC 29〜32 抵抗 33 電圧検出回路 34 表示素子 51 カメラ制御回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、該太陽電池で発電されたエ
    ネルギーを蓄積する充電電池とを備えた太陽電池を用い
    た電源装置において、該装置が搭載される機器の作動シ
    ーケンスとは別に前記充電電池の充電電圧を検出する検
    出手段と、該検出手段の検出内容を表示する表示手段
    と、前記機器の作動中は前記表示手段を不作動にする制
    御手段とを設けたことを特徴とする太陽電池を用いた電
    源装置。
  2. 【請求項2】 太陽電池と、該太陽電池で発電されたエ
    ネルギーを蓄積する充電電池とを備えた太陽電池を用い
    た電源装置において、前記太陽電池の充電能力を検出す
    る検出手段と、該検出手段の検出内容を表示する表示手
    段と、該装置が搭載される機器の作動中は前記表示手段
    を不作動にする制御手段とを設けたことを特徴とする太
    陽電池を用いた電源装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、該装置が搭載される機
    器の作動中は前記検出手段を不作動にする手段であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の太陽電池を用いた
    電源装置。
  4. 【請求項4】 該装置が搭載される機器は、カメラであ
    り、機器の作動中とは、カメラの撮影準備動作,撮影動
    作であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の太
    陽電池を用いた電源装置。
JP13490494A 1994-05-26 1994-05-26 太陽電池を用いた電源装置 Expired - Fee Related JP3292593B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13490494A JP3292593B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 太陽電池を用いた電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13490494A JP3292593B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 太陽電池を用いた電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07322530A JPH07322530A (ja) 1995-12-08
JP3292593B2 true JP3292593B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=15139252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13490494A Expired - Fee Related JP3292593B2 (ja) 1994-05-26 1994-05-26 太陽電池を用いた電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3292593B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5531473B2 (ja) * 2009-07-07 2014-06-25 富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社 情報処理装置
TWI458259B (zh) * 2013-07-17 2014-10-21 Generalplus Technology Inc 啓動程序控制方法以及使用其之具有低電流電源的裝置
JP2015073377A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 三洋電機株式会社 太陽電池電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07322530A (ja) 1995-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5608385A (en) Device for determining state of electricity generation of solar battery
CN101416108B (zh) 电子装置、照明装置及计算其电量的方法
JP3292593B2 (ja) 太陽電池を用いた電源装置
GB2312999A (en) Portable power supply
JPH11341694A (ja) 二次電池の充電方法
JPH07250437A (ja) 太陽電池を用いた電源装置
JPH1184462A (ja) 電子機器およびストロボ装置
JP3043213B2 (ja) 太陽電池に適用される装置
JP3463650B2 (ja) 携帯機器及びそれに使用されるバッテリーパック
JP3517708B2 (ja) 太陽電池を用いた電源装置
JP3847646B2 (ja) フラッシュ付カメラ
JP3420354B2 (ja) 過放電防止装置
JPH06332030A (ja) 太陽電池を備えたカメラ
JP3295544B2 (ja) 電子機器
JP4549465B2 (ja) カメラ
JPH09264971A (ja) 電力制御装置、発電装置および電子機器
JPH08201898A (ja) カメラ用電源装置
JP2001174888A (ja) カメラ
JP2001145272A (ja) カメラ
JP3084903B2 (ja) 二次電池パックを使用する装置
JP2000056370A (ja) カメラ
JPH08122881A (ja) 2次電池を用いたカメラ
JP2001109042A (ja) カメラおよびその電源
JP3215712B2 (ja) 電子機器及び電源供給装置
JP2004274862A (ja) 充電方法、充電回路およびそれを用いた充電装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080329

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110329

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120329

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130329

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140329

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees