JP3451839B2 - バースト・データの高速復調方法およびその装置 - Google Patents

バースト・データの高速復調方法およびその装置

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JP3451839B2
JP3451839B2 JP16097796A JP16097796A JP3451839B2 JP 3451839 B2 JP3451839 B2 JP 3451839B2 JP 16097796 A JP16097796 A JP 16097796A JP 16097796 A JP16097796 A JP 16097796A JP 3451839 B2 JP3451839 B2 JP 3451839B2
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洋介 播磨
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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、π/4シフトQ
PSK(quadrature phase shift keying)、GMSK(g
aussian filtered minimum shift keying)、16QAM
(quadrature amitude modulation) 等のディジタル変調
方式によって高速のデータ列が変調された変調バースト
信号をバースト単位で各復調部で処理を行うようにした
バースト・データの高速復調方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のバースト・データの復調
方法に適用される従来のバースト・データの復調処理回
路の構成を示すブロック図である。この図5において、
入力信号24が、復調部22から出力されるバースト・
データ・ラッチ・タイミング信号28により入力部21
に取り込まれるようにしている。
【0003】入力部21に取り込まれた入力信号24
は、入力部21から、変調信号25を出力して、復調部
22に入力されるようになている。
【0004】復調部22では、この変調信号25を復調
して復調信号26を出力部23に出力するようにしてい
る・また、復調部22では、復調信号に同期した復調デ
ータ・ラッチ信号29と前記バースト・データ・ラッチ
・タイミング信号28も出力するようにしている。
【0005】このうち、前記復調信号26は出力部23
に入力され、復調データ・ラッチ信号29のタイミング
で出力信号27として出力部23から出力される。
【0006】次に、個々の動作原理について説明する。
入力部21の構成は図6のブロック図で示すように構成
されており、図6に示すように、入力部21は、A/D
(アナログ/ディジタル)変換回路31とラッチ回路3
2とを縦続接続して構成されている。
【0007】中間周波数帯である入力信号24は、A/
D変換回路31に入力され、ディジタル信号33に変換
される。ディジタル信号33はラッチ回路32におい
て、図5で示した復調部22から出力されるバースト・
データ・ラッチ・タイミング信号28に同期してラッチ
され、変調信号25を出力する。
【0008】次に、復調部22について説明する。復調
部22の構成は図7に示されている。図7に示すよう
に、復調部22はDSP(digital signal processor)
41で構成されている。変調信号25はDSP41上で
実行される復調プログラムに復調され、復調信号26を
出力する。
【0009】また、DSP41はバースト波入力タイミ
ングを検出し、バースト・データ・ラッチ・タイミング
信号28、復調データ・ラッチ信号29を生成して出力
する。
【0010】DSP41上で実行される復調プログラム
を図8のフローチャートにて示している。変調信号25
が復調部22のDSP41に入力されると、図8の処理
81において、サンプリングを行い、データを取り込
む。続いて、処理82において、準同期検波を行う。
【0011】続いて、処理83において、サンプリング
・タイミングを検出する。さらに、処理84において、
位相データに変換し、処理85で復調データに変換し、
最後に処理86において、復調データを出力する。
【0012】また、処理83のサンプリング・タイミン
グ検出時において、バースト・データ・ラッチ・タイミ
ング信号28を生成し、処理86の復調データ出力時に
復調データ・ラッチ信号29を出力する。
【0013】次に、出力部23の構成を図9により説明
する。図9に示すように、出力部23は、シフトレジス
タ51により構成されている。
【0014】このシフトレジスタ51に復調部22のD
SP41からパラレルのデータである復調信号26が入
力され、この復調信号がシフトレジスタ51でラッチさ
れ、復調データ・ラッチ信号29により、シリアルな出
力信号27に変換され、出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】PHS(personal hand
y phone system) における復調処理を例に、図5に示し
た従来の復調処理回路の構成による復調処理のタイミン
グ・チャートを図10に示す。
【0016】ここで、PHSのバースト間隔は5ms、
1バーストは625usであり、伝送速度が384kb
ps、1スロットのビット数220ビットである。
【0017】入力信号24はバースト波である。このバ
ースト波部分を入力部21では、バースト・データ・ラ
ッチ・タイミング信号28が「H」となるタイミングで
取り込み、復調部22において復調処理を行う。このと
きの復調処理にかかる時間はDSPによる処理で例えば
DSP56002を使って、図10に示すように、約8
msかかる。
【0018】したがって、処理時間がバースト間隔を越
えてしまい、すぐ次のバースト信号を取り込むことがで
きず、全データの復調ができない。
【0019】ここで、処理時間を5ms以内に抑える手
法は、DSPを高速なものに置き換えるアルゴリズムを
見直し、高速化する方法があるが、ビット・レートが高
速になる、バースト間隔が狭くなる場合等さらなるスピ
ードが要求される場合には、対応することが難しいとい
う課題がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第1の発明は、ディジタル変調された入力信号16
を取り込み、制御部15からのサンプリング・クロック
1Gによりサンプリングされた変調信号17を出力する
入力部21と、それぞれ前記制御部15からの第1の制
御信号1Bあるいは第2の制御信号1Cの制御により変
調信号を取り込み、第1の復調信号18あるいは第2の
復調信号19をそれぞれ出力する第1の復調部22なら
びに第2の復調部13と、前記第1の復調信号18ある
いは第2の復調信号19を入力して、第3の制御信号1
Dの制御により出力信号1Aを出力する出力部14とを
備え、前記制御部15は、基準クロックを発生する基準
クロック発生部と、前記基準クロックを分周してサンプ
リング・クロック1GとDSPクロック1Hとカウンタ
・クロックを発生する分周回路92と、前記カウンタ・
クロックをカウントして分周してアドレス情報を出力す
るカウンタ回路93と、前記アドレス情報を入力してあ
らかじめ書き込まれている信号パターンを読み出して制
御信号を出力するROM94と、前記ROM94の出力
をラッチして前記第1、第2、第3の制御信号1B〜1
Dとラッチ信号1Eを出力するラッチ95と、前記復調
部22からバースト・タイミング・クロック1Fと前記
ROM94からROMリセット信号97を入力して前記
カウンタ回路93をリセットするカウンタ・リセット信
号98を出力するリセット回路96と、を備える。
【0021】また、第2の発明は、ディジタル変調され
た入力信号16を取り込み、制御部15からのサンプリ
ング・クロック1Gによりサンプリングされた変調信号
17を出力する入力部21と、それぞれ前記制御部15
からの第1の制御信号1Bあるいは第2の制御信号1C
の制御により変調信号を取り込み、第1の復調信号18
あるいは第2の復調信号19をそれぞれ出力する第1の
復調部22ならびに第2の復調部13と、前記第1の復
調信号18あるいは第2の復調信号19を入力して、第
3の制御信号1Dの制御により出力信号1Aを出力する
出力部14とを備え、前記制御部15は、基準クロック
を発生する基準クロック発生部91と、前記基準クロッ
クを分周してサンプリング・クロック1GとDSPクロ
ック1Hとカウンタ・クロックを発生する分周回路92
と、前記カウンタ・クロックをカウントして分周してア
ドレス情報を出力するカウンタ回路93と、前記アドレ
ス情報を入力してあらかじめ書き込まれている信号パタ
ーンを読み出して制御信号を出力するROM94と、前
記ROM94の出力をラッチして前記第1、第2、第3
の制御信号1B〜1Dとラッチ信号1Eを出力するラッ
チ95と、前記復調部22からバースト・タイミング・
クロック1Fと前記ROM94からROMリセット信号
97を入力して前記カウンタ回路93をリセットするカ
ウンタ・リセット信号98を出力するリセット回路96
とを備え、前記出力部14は、前記第3の制御信号1D
により前記第1の復調部22と前記第2の復調部13か
ら出力される第1の復調信号18と第2の復調部13か
ら出力される第2の復調信号19とを多重化するマルチ
プレクサ101と、前記ラッチ信号1Eにより前記マル
チプレクサ101の出力をラッチして前記出力信号1A
を出力するシフト・レジスタ102と、を備える。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明のバースト・データの高
速復調方法によれば、ディジタル変調された入力信号1
6を入力部21に取り込み、入力部21において、制御
部15からのサンプリング・クロックによりサンプリン
グしてラッチされる。
【0023】この変調信号17を制御部15から出力さ
れる第1の制御信号1B,第2の制御信号1Cのタイミ
ングに応じて、制御部15の制御によりバースト単位で
1バースト・データをそれぞれ第1の復調部22または
第2の復調部13のいずれか一方に取り込んで、復調す
ることにより、それぞれ、第1の復調信号18、第2の
復調信号19を生成する。
【0024】制御部15から出力される第3の制御信号
1Dによりこれらの第1の復調信号18、第2の復調信
号19を出力部14に取り込み、制御部15の制御によ
り、出力部14において、取り込んだ第1の復調信号1
8または第2の復調信号19をラッチし、かつ出力信号
1Aを出力する。
【0025】また、この発明のバースト・データの高速
復調装置によれば、ディジタル変調された入力信号16
を入力部21に取り込み、制御部15からのサンプリン
グ・クロック1Gにより入力部21でサンプリングし、
変調信号を入力部21でラッチする。
【0026】この変調信号17を制御部15のバースト
・タイミング制御により、1バースト単位で制御部15
からの第1の制御信号1B,第2の制御信号1Cにより
それぞれ、第1の復調部22または第2の復調部13に
取り込む。
【0027】第1の復調部22または第2の復調部13
で復調された第1の復調信号18または第2の復調信号
19を制御部15から出力される第3の制御信号1Dに
より出力部14に取り込むとともに、制御部15の制御
により出力部14でラッチし、かつ出力部14から出力
信号14を出力する。
【0028】次に、この発明のバースト・データの高速
復調方法およびその装置の一実施の形態について図面に
基づき説明する。
【0029】図1は、この発明のバースト・データの高
速復調装置の一実施の形態の全体の構成を示すブロック
図である。図1に示す入力部21と第1の復調部として
の復調部22は、前記図5で示した従来例における入力
部21と復調部22(DSPの構成要素による)と同じ
であるが、この実施の形態においては、新たに第2の復
調部としての復調部13と制御部15が付加されてい
る。
【0030】入力部21の構成は、図6で示した従来例
の場合と同じ構成であるが、この図6におけるA/D変
換回路31およびラッチ回路32に入力されているバー
スト・データ・ラッチ・タイミング信号28に代えて、
この実施の形態においては、サンプリング・クロック1
Gとして制御部15から入力部21に送出するようにし
ている。
【0031】制御部15では、復調部22から出力され
るバースト・タイミング・クロック1Fにより、バース
ト・タイミングを検出し、制御信号1B,1C,1D、
ラッチ信号1E、サンプリング・クロック1Gを出力す
るようにしている。
【0032】入力信号16は、入力部21において、こ
のサンプリング・クロック1GによりA/D変換回路で
サンプリンされるようになっており、サンプリングされ
た入力信号は入力部21において、ラッチ回路でラッチ
され、変調信号17として復調部22または復調部13
に送られるようにしている。
【0033】復調部22、復調部13はそれぞれ制御部
15からの制御信号1B、1Cのタイミングに応じて変
調信号17を取り込む。このとき、取り込まれる復調信
号17は制御信号1B、1Cによって決まるどちらか一
方の復調部22または復調部13に入力される。
【0034】取り込まれた変調信号17は、復調部22
では復調信号18を、復調部13では復調信号19を出
力する。
【0035】出力部14では、制御部15からの制御信
号1Dにより復調信号18あるいは復調信号19を取り
込み、かつラッチ信号1Eによりラッチし、このラッチ
した復調信号は出力信号1Aとして出力するようにして
いる。
【0036】上記復調部の必要数は次の(1)式に表さ
れるように、DSP1つ当たりの処理時間およびバース
ト間隔により決定される。
【0037】 復調部の数=(DSP1個の処理時間)/(バースト間隔)・・・(1) PHSを例にとれば、DSP1つ当たりの処理時間は8
msであり、バースト間隔が5msであるので、2つの
復調部があればよいことになる。
【0038】復調部22の構成は、図4と同様である
が、この実施の形態では、制御信号としてバースト・タ
イミング・クロック1Fのみを生成し、制御部へ供給す
る。また、復調信号18は図7で得られる復調信号26
と同様である。
【0039】次に、前記の制御部15の構成について図
3を参照して説明する。制御部15内の基準クロック発
生部91で発生した基準クロックは、分周回路92に入
力され、そこで分周されて、サンプリング・クロック1
G、DSPクロック1Hを発生するとともに、カウンタ
・クロックを発生する。
【0040】サンプリング・クロック1Gは上述のよう
に、入力部21に送出され、入力部21内のA/D変換
回路31のサンプリング・クロックであり、このサンプ
リング・クロックの決定は、波形の再現性より通常、中
間周波数の2〜3倍以上のクロック周波数が必要であ
る。
【0041】この実施の形態では、正弦波の再現性、処
理速度の関係より、中間周波数2.MHzの4倍となる
10MHzとしている。
【0042】また、DSPクロック1Hは復調部22、
復調部13のDSPの動作クロックであり、例えば、基
準クロックが80MHz、DSPの動作クロックが40
MHzであれば、DSPクロックは分周回路92で1/
2分周することで得られる。
【0043】さらに、図3において、カウンタ・クロッ
クがカウンタ回路93に入力されることにより、分周さ
れて、ROM94のアドレスに入力されるようになって
いる。
【0044】ROM94は、クロック・ジェネレータ
(以下、CLKという)の役割を果たすため、内部にあ
らかじめ信号パターンが書き込まれており、カウンタ回
路93の出力値をアドレス情報としてアドレス0から順
にあるアドレスまで繰り返し入力することで、制御信号
を出力するようにしている。
【0045】この実施の形態では、カウンタ・クロック
伝送速度384KHz/Sより十分速い768KHz/
Sとしている。
【0046】カウンタ回路93のカウント周期は、1つ
の復調部がDSPにバースト波を取り込んでから次のバ
ースト波を取り込むまでの周期が必要であり、この実施
の形態では、復調部を2個設けているので、1つ間隔で
バーストを取り込むようにしているため、カウンタ回路
93のカウント周期は10msあればよい。
【0047】また、前記ROM94の出力は、ラッチ9
5に送出するようになっている。ラッチ95は、ROM
94から出力される値をラッチして、制御信号1B,1
C,1D、ラッチ信号1Eを出力する。
【0048】制御信号1B,1Cはそれぞれ図1におけ
る復調部22、13に送出され、制御信号1Dは図1に
おける出力部14内の後述するマルチプレクサに送出さ
れ、さらにラッチ信号1Eも出力部14内のシフト・レ
ジスタ(これも後述する)に送出される。
【0049】制御部15におけるリセット回路96は、
復調部22からのバースト・タイミング・クロック1F
とROM94からのROMリセット信号97を入力し
て、カウンタ・リセット信号98をカウンタ回路93に
出力するようになっている。
【0050】このカウンタ・リセット信号98により、
カウンタ回路93のカウントの周期を制御するようにな
っている。
【0051】次に、前記出力部14の構成について、図
4により説明する。図4に示すように、出力部14はマ
ルチプレクサ101とシフトレジスタ102とを縦続接
続して構成されている。
【0052】マルチプレクサ101には、図1における
復調部22からの復調信号18あるいは、復調部13か
らの復調信号19が制御部15からの制御信号1Dの制
御により入力され、そこで多重化されるようになってい
る。
【0053】マルチプレクサ101に入力された復調信
号18または19は、制御部15からのラッチ信号1E
によりシフト・レジスタ102にラッチされ、さらに、
このシフト・レジスタ102から出力信号1Aとして、
出力されるようになっている。
【0054】この場合、復調信号は、DSPの高速化を
図るために、シリアル・データとしてシフトレジスタ1
02に入力され、シフトレジスタ102において、この
シリアル・データをパラレル・データに変換して、出力
信号1Aを出力するようになっている。
【0055】次に、この実施の形態の動作について図2
のタイミング・チャートを参照して説明する。ここで
は、図10で説明したPHSを例にして説明する。
【0056】ディジタル変調された図2(a)に示す入
力信号16は、入力部21内のA/D変換回路に入力さ
れる。
【0057】また、制御部15においては、図3に示す
基準クロック発生部91からの基準クロックを分周回路
92で分周して得られてサンプリング・クロック1Gと
DSPクロック1Hのうち、サンプリング・クロック1
Gを入力部21内のA/D変換回路に送出し、このサン
プリング・クロック1GによりA/D変換回路におい
て、入力信号をサンプリングし、入力部21内のラッチ
回路にラッチする。
【0058】さらに、制御部15では、分周回路92か
ら出力されるカウンタ・クロックがカウンタ回路93で
カウント・アップされ、カウンタ回路93で分周され、
ROM94のアドレスにアドレス情報として入力され
る。
【0059】ROM94にこのアドレス情報が入力され
ることにより、あらかじめROM94に記憶されている
信号パターンがアドレス「0」から順次読み出され、所
定のアドレスの信号パターンが読み出されるまでカウン
タ回路93からアドレス情報を繰り返し入力することに
より、ROM94から出力がラッチ95に送出され、こ
のラッチ95でROM94の出力をラッチする。
【0060】ラッチ95は、このROM94の出力をラ
ッチして、図2(b)に示す制御信号1B、図2(d)
に示す制御信号1C、図2(f)に示す制御信号1Dお
よび図2(h)に示すラッチ信号1Eを出力する。
【0061】上述のように、入力部21内のA/D変換
回路に入力される入力信号16は、図2(a)に示すよ
うに、バースト間隔5msのバースト波であり、バース
トの長さは0.625msである。
【0062】この入力信号16は、入力部21内のラッ
チ回路にラッチされ、さらに、制御部15から出力され
る制御信号1B,1Cのうち、いま図2(b)に示す制
御信号1Bによりバースト「1」を復調部22に取り込
んで、制御部15からのDSPクロック1Hを復調部2
2内のDSPに送出し、このDSPを動作させることに
より、復調部22内で図2(c)に示すように、復調処
理を行い、復調データ、すなわち、復調信号18を出力
部14に出力する。次に復調部22は図10と同様に図
2(a)に示すバースト「3」を取り込み、復調処理を
行う。
【0063】ここで、取り込むことのできなかった図2
(a)に示すバースト「2」は復調部13において処理
が行われる。処理の内容は復調部22と同様であり、制
御部15から出力される図2(d)に示す制御信号1C
により変調信号17、すなわち、バースト「2」を取り
込んで、図2(e)に示すように、復調処理を行い、復
調データ、すなわち、復調信号19を出力する。
【0064】このように、バースト「1」またはバース
ト「2」の取り込みを行って、復調処理を行うのは、バ
ーストの取り込むタイミングのみが違うだけである。
【0065】したがって、復調部13はバースト2を処
理した次はバースト4の処理を行う形となる。
【0066】ここで、復調されたデータ、すなわち、復
調信号18または19は制御部15から出力される図2
(f)に示す制御信号1Dが出力部14内のマルチプレ
ク101に入力され、この制御信号1Dが「H」のとき
は復調部22から出力される復調信号18を制御部15
から出力される図2(g)に示すラッチ信号1Eでシフ
ト・レジスタ102にラッチし、図2(h)に示すよう
に、出力信号1Aを出力する。
【0067】また、図2(f)に示す制御信号1Dが
「L」のときは復調部13から出力される復調信号19
を制御信号1Dにより出力部14内のマルチプレクサ1
01に取り込み、ラッチ信号1Eでシフト・レジスタ1
02にラッチし、図2(h)に示すように、出力部14
から出力信号1Aを出力する。
【0068】したがって、出力部14より出力される最
終データである出力信号1Aは、入力信号16のバース
トを全て復調することが可能となった。
【0069】
【発明の効果】以上のように、この発明のバースト・デ
ータの高速復調方法によれば、入力部に取り込んだ変調
信号を制御部からのサンプリング・クロックによりサン
プリングして変調信号を取り出し、この変調信号を制御
部からの第1の制御信号、第2の制御信号によりそれぞ
れ第1の復調部または第2の復調部に取り込んで、復調
処理を行い、制御部からの第3の制御信号により第1ま
たは第2の復調部から第1または第2の復調信号を取り
出して、出力部から出力するようにしたので、出力部か
ら取り出される復調データのバーストの欠損がなくな
り、バースト・データの復調処理の高速化が可能とな
る。
【0070】加えて、変調方式、伝送速度に拘束される
ことなく、同じハードウェア構成で復調処理が可能であ
り、かつ復調部の構成要素が増えても、新たなソフトウ
ェアの設計をする必要がなく、しかも論理的に速度処理
はDSPの制約を受けない効果を奏する。
【0071】また、この発明のバースト・データの高速
復調装置によれば、ディジタル変調された入力信号を入
力部に取り込んで、制御部からのサンプリング・クロッ
クによりサンプリングした変調信号をバースト単位で制
御部からの第1または第2の制御信号により、第1また
は第2の復調部に取り込んで、復調処理を行い、制御部
からの第3の制御信号によりこの第1または第2の復調
部から復調信号を出力するようにしたので、変調方式、
伝送速度に拘束されることなく、同じハードウェア構成
で復調処理の高速化が可能であり、復調部の構成要素が
増えても、新たなソフトウェアの設計が不要であり、か
つ復調部の構成要素の制約を受けないという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のバースト・データの高速復調装置の
一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のバースト・データの高速復調装置の動作
を説明するためのタイミング・チャートである。
【図3】図1のバースト・データの高速復調装置におけ
る制御部の内部構成を示すブロック図である。
【図4】図1のバースト・データの高速復調装置におけ
る出力部の内部構成を示すブロック図である。
【図5】従来のバースト・データの復調処理回路の構成
を示すブロック図である。
【図6】図5のバースト・データの復調処理回路におけ
る入力部の内部構成を示すブロック図である。
【図7】図5のバースト・データの復調処理回路におけ
る復調部の入力部の内部構成を示すブロック図である。
【図8】従来のバースト・データの復調処理方法に適用
された復調プログラムの実行処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】図5のバースト・データの復調処理回路におけ
る出力部の内部構成を示すブロック図である。
【図10】従来のバースト・データの復調処理方法を説
明するためのタイミング・テャートである。
【符号の説明】
1A 出力信号 1〜1D 制御信号 1E ラッチ信号 1F バースト・タイミング・クロック 1G サンプリング・クロック 13 復調部 14 出力部 15 制御部 16 入力信号 17 変調信号 18 復調信号 19 復調信号 21 入力部 22 復調部 51 シフトレジスタ 91 基準クロック発生部 92 分周回路 93 カウンタ回路 94 ROM 95 ラッチ 96 リセット回路 101 マルチプレクサ 102 シフト・レジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル変調された入力信号(16)を取
    り込み、制御部(15)からのサンプリング・クロック(1G)
    によりサンプリングされた変調信号(17)を出力する入力
    部(21)と、それぞれ前記制御部(15)からの第1の制御信
    号(1B)あるいは第2の制御信号(1C)の制御により変調信
    号を取り込み、第1の復調信号(18)あるいは第2の復調
    信号(19)をそれぞれ出力する第1の復調部(22)ならびに
    第2の復調部(13)と、前記第1の復調信号(18)あるいは
    第2の復調信号(19)を入力して、第3の制御信号(1D)の
    制御により出力信号(1A)を出力する出力部(14)とを備
    え、 前記制御部(15) は、基準クロックを発生する基準クロ
    ック発生部(91)と、前記基準クロックを分周してサンプ
    リング・クロック(1G)とDSPクロック1Hとカウンタ
    ・クロックを発生する分周回路(92)と、前記カウンタ・
    クロックをカウントして分周してアドレス情報を出力す
    るカウンタ回路(93)と、前記アドレス情報を入力してあ
    らかじめ書き込まれている信号パターンを読み出して制
    御信号を出力するROM(94)と、前記ROM(94)の出力
    をラッチして前記第1、第2、第3の制御信号(1B)〜(1
    D)とラッチ信号(1E)を出力するラッチ(95)と、前記復調
    部(22)からバースト・タイミング・クロック(1F)と前記
    ROM(94)からROMリセット信号(97)を入力して前記
    カウンタ回路(93)をリセットするカウンタ・リセット信
    号(98)を出力するリセット回路(96)と、を備えてなるこ
    とを特徴とするバースト・データの高速復調装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル変調された入力信号(16)を取
    り込み、制御部(15)からのサンプリング・クロック(1G)
    によりサンプリングされた変調信号(17)を出力する入力
    部(21)と、それぞれ前記制御部(15)からの第1の制御信
    号(1B)あるいは第2の制御信号(1C)の制御により変調信
    号を取り込み、第1の復調信号(18)あるいは第2の復調
    信号(19)をそれぞれ出力する第1の復調部(22)ならびに
    第2の復調部(13)と、前記第1の復調信号(18)あるいは
    第2の復調信号(19)を入力して、第3の制御信号(1D)の
    制御により出力信号(1A)を出力する出力部(14)とを備
    え、 前記制御部(15) は、基準クロックを発生する基準クロ
    ック発生部(91)と、前記基準クロックを分周してサンプ
    リング・クロック(1G)とDSPクロック1Hとカウンタ
    ・クロックを発生する分周回路(92)と、前記カウンタ・
    クロックをカウントして分周してアドレス情報を出力す
    るカウンタ回路(93)と、前記アドレス情報を入力してあ
    らかじめ書き込まれている信号パターンを読み出して制
    御信号を出力するROM(94)と、前記ROM(94)の出力
    をラッチして前記第1、第2、第3の制御信号(1B)〜(1
    D)とラッチ信号(1E)を出力するラッチ(95)と、前記復調
    部(22)からバースト・タイミング・クロック(1F)と前記
    ROM(94)からROMリセット信号(97)を入力して前記
    カウンタ回路(93)をリセットするカウンタ・リセット信
    号(98)を出力するリセット回路(96)とを備え、 前記出力部(14)は、前記第3の制御信号(1D)により前記
    第1の復調部(22)と前記第2の復調部(13)から出力され
    る第1の復調信号(18)と第2の復調部(13)から出力され
    る第2の復調信号(19)とを多重化するマルチプレクサ(1
    01) と、前記ラッチ信号(1E)により前記マルチプレクサ
    (101) の出力をラッチして前記出力信号(1A)を出力する
    シフト・レジスタ(102) と、を備えてなることを特徴と
    するバースト・データの高速処理装置。
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