JP3580107B2 - Ofdm復調装置及びその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex 直交周波数分割多重)変調伝送方式において、情報キャリアを復号するための同期信号であるシンボルクロックとサンプルクロックの再生方法及びそれに使用するシンボル・サンプルクロック再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
OFDM変復調方式は、1チャンネル帯域内に多数(256〜1024程度)のサブ・キャリアを立て、映像信号や音声信号を効率よく伝送することが可能なディジタル変調・復調方式である。
その一般的な周波数スペクトルは図6に示す通りのものである。
図6において、各サブキャリアは、通常QAM(直交振幅変調)され、各々のスペクトルのピーク値は、他のサブキャリアのスペクトルの零点と一致(直交)する。
図7において、OFDMのキャリアの最も周波数の低いものを基本周波数 f1 とすると、その1周期が有効シンボル期間tsとなる。
有効シンボル期間tsを基本単位としてディジタル変調された全キャリアを加え合わせたものをOFDM伝送シンボルという。
実際の伝送シンボルは、通常、図7に示すように有効シンボル期間tsに、ガードインターバルと呼ばれる期間tgを付加して構成される。ガードインターバル期間tgの波形は、有効シンボル期間tsの後部の信号波形を繰り返したものになっている。
【0003】
また、伝送シンボルを幾つか集めたものを伝送フレームといい、図8で示すように、情報伝送用シンボルが100個程度集まったものに、フレーム同期用シンボルやサービス識別用シンボルを付加したものである。
受信側では、ガードインターバルにある信号を無視して残りの部分から情報を取り出す。これは、受信信号にウィンドウをかけて、高速フーリエ変換(FFT)し、有効シンボル期間分の信号を復調することを意味する。
つまり、OFDM変調波を復調するには、受信データをFFTするために、受信側で有効シンボル期間を如何に正確に切り出すかということが重要な課題となっている。
【0004】
これは、FFTのウィンドウのタイミングがずれるとキャリアの直交性が崩れ、シンボル間干渉が発生し、正しい復調が困難になるからである。
また、同時にFFT内のN個のサンプリングタイミングを送信機のサンプリングタイミングに一致させるためのサンプルクロックも必要となる。
このため、従来は、OFDM信号を受信する受信装置において、シンボルクロックやサンプルクロックは、まず、送信側で、一定の時間(複数シンボル期間)間隔を1フレームとした構成が提案されている。
【0005】
フレームの始まりを定義するため、最初の1シンボル区間は、ヌルシンボル (全く信号のない状態)とし、次の2シンボル区間でサインスイープ(チャープ信号)を送信し、これらの信号を用いてシンボルクロックとサンプリングクロックの再生を行なっている。
また、ヌルシンボルを用いずに、多数あるキャリアの1つにシンボル情報を割り当てる変調、例えば、シンボル周期毎にキャリアを180度反転させる2−PSK変調を行ない、受信側でこれを復調し、シンボルクロックとサンプルクロックを再生する方法がある。
【0006】
また、特別なシンボル情報を送らず、受信側のみでシンボル、サンプル同期をとる方法として、ガードインターバルの巡回データの性質を利用し、適当なFFTウィンドウを設定し、FFTした演算データから、1シンボル前のデータの差分を取り、その相関値から正しいFFTウィンドウを推定する方法も提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ヌルシンボルを用いる方法は、ヌルシンボル挿入による伝送効率の低下を補うため、100シンボルに一回程度のバースト伝送になり、数百ms毎にしかシンボル同期が得られず、PLLの引き込み時間の増大や、移動受信を考慮した場合の同期信号の復号までに時間遅れが生じ、好ましくない。
また、キャリアの一つにシンボル情報を乗せる方法は、連続的にシンボル、サンプル同期が得られるという点で優れているが、常に一つ以上のキャリアを占有することになり、伝送効率が低下すると同時に、受信状況により他のキャリアの干渉を受け、性能が低下する問題がある。
また、送信側で特別なシンボル情報を送らず、FFTされた演算データからシンボル位置を推定する方法は、シンボル位置精度が、復調時のBER(ビットエラーレート)に左右されるという問題がある。
【0008】
そして最も大きい課題としては、ヌルシンボルを用いる方法を除いて、OFDM変調波をベースバンドに復調するために必要なキャリア同期再生が既に完了しているという前提で動作が可能となるいう問題がある。
通常キャリア同期再生は、FFTの演算結果を用い、その位相ズレ量を検出し、キャリア周波数を出力する電圧制御発振器(VCO)をコントロールして行なっている。
そのため、この方法では、正しいFFT演算結果が得るためには、シンボル・サンプル同期がキャリア同期の前に完了しているという前提があった。
しかし、キャリアに情報を割り当てる方法や、ガードバンドの巡回データの性質を利用した方法では、サンプル・シンボル同期はキャリアの同期が行なわれたということを前提にして行なわれており、ここに大きな矛盾が生じていた。
【0009】
つまり、FFT演算結果を用いてシンボル・サンプル同期とキャリア同期を同時に行なうシステムを構成することは困難だということがわかる。
しかし、通常キャリア同期は、FFT演算結果を用いる方式が有効であり、実現性が高い。
そこで、FFTの演算結果を用いたキャリア同期を行なうために、送信側で特別な同期情報を付加することなく、また、受信側でFFT演算結果を用いず、連続的にシンボル・サンプル同期クロック信号が得られる、シンボル・サンプルクロック再生(同期)回路を用いることは、OFDMデータ復調システムには重要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、OFDM(直交周波数分割多重)変調方式によって生成されたガードインターバル期間を有するOFDM変調信号を受信して復調する、A/D変換手段とガードインターバル処理手段とを有するOFDM復調装置において、シンボルの先頭タイミング情報を含む残留高周波成分をフィルタにより抽出する手段と、前記残留高周波成分からシンボルタイミングクロックを生成する手段と、シンボルクロックと前記生成したシンボルタイミングクロックの両信号間で位相比較を行なう手段と、前記位相比較結果に基づいて電圧制御発振手段の出力周波数を制御し、前記電圧制御発振手段の出力から前記シンボルクロックを取り出す手段と、前記電圧制御発振手段の出力をシンボルクロック周波数のN倍に設定する手段と、前記電圧制御発振手段の出力を1/Nに分周する手段とを有する構成とし、前記電圧制御発振手段の出力をOFDM復調のためのサンプルクロック信号として前記A/D変換手段に供給し、前記電圧制御発振手段の出力を1/Nに分周する手段の出力をシンボルクロック信号として前記ガードインターバル処理手段に供給するようにしたことを特徴とするOFDM復調装置を提供する。
また、OFDM(直交周波数分割多重)変調方式によって生成されたガードインターバル期間を有するOFDM変調信号を受信して復調する、A/D変換ステップとガードインターバル処理ステップとを有するOFDM復調方法において、シンボルの先頭タイミング情報を含む残留高周波成分をフィルタにより抽出するステップと、前記残留高周波成分からシンボルタイミングクロックを生成するステップと、シンボルクロックと前記生成したシンボルタイミングクロックの両信号間で位相比較を行なうステップと、前記位相比較結果に基づいて電圧制御発振ステップの出力周波数を制御し、前記電圧制御発振ステップの出力から前記シンボルクロックを取り出すステップと、キャリア同期が行なわれる前のOFDM復調信号を用いて、シンボルの先頭タイミング情報を含む残留高周波成分をフィルタにより情報信号を除去して抽出するステップと、前記残留高周波成分からシンボルタイミングクロックを生成するステップと、シンボルクロックと前記生成したシンボルタイミングクロックの両信号間で位相比較を行なうステップと、前記位相比較結果に基づいて電圧制御発振手段の出力周波数を制御し、前記電圧制御発振手段の出力から前記シンボルクロックを取り出すステップとを備えるようにしたことを特徴とするOFDM復調方法を提供する。
【0011】
本発明のOFDM復調装置は、マルチパス対策用に付加されているガードインターバルとシンボル期間データとの不連続性を利用し、送信側で特別な同期信号を付加せず、シンボル・サンプル同期が得られるものである。
また、受信側では、キャリア同期が完了されていなくても、シンボル・サンプル同期が得られるため、データのFFT演算が行なえ、キャリア同期を完了し、データの復調を行なえる。
この方法は、OFDM変調波のすべてのキャリアのデータの不連続部分を用いて得られるものなので、OFDM変調波の一部が干渉を受けてもシンボル・サンプルクロック精度には影響が少ない。
これにより、キャリア同期が完了していない状態でも、連続的に、シンボル・サンプル同期を得ることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex 直交周波数分割多重)復調装置の一実施例について、以下に図と共に説明する。
図1は本発明のOFDM復調装置のブロック図であり、図2は本発明のシンボル・サンプル再生回路の一実施例を示した図である。
【0013】
図6は前記した如くOFDM変調波とキャリアの直交状態を示す周波数スペクトラム、図7は前記した如くOFDM信号波形図であり、その信号波形が多数の直交したキャリアの重ね合わせにより出来ていることを示す。
図7に示すように、OFDM信号は、f1,f2,… …,fn の互いに直交した多数のディジタル変調波を組み合わせたもので、この期間を有効シンボル期間tsと、有効シンボル期間の後部の信号波形を繰り返したガードインターバルtgで一つのシンボルとなる。
【0014】
ガードインターバル期間tgを有するOFDM信号の場合、ガードインターバル期間中の信号は、有効シンボル期間tsの信号を巡回的に繰り返しているため、ガードインターバル期間tgとその前の有効シンボル期間tsとの信号は、シンボル期間tsの開始点において、ほとんどすべてのキャリアで不連続になっている。
【0015】
図5のデータの不連続点を示した図において、例としてあげたキャリアa、キャリアbは共にシンボルの先頭であるシンボル開始点において、夫々不連続になっていることを示している。
この位置では、多数のキャリアの高次周波数成分が重なり合っている。よって、キャリアの情報成分と隣接OFDM変調波を除去するBPFを用いれば、シンボル開始のタイミング点を抽出することが出来る。
OFDM復調波を前記BPFを通した場合、その出力信号には図4のような残留高周波成分が表われる。
この残留高周波成分がシンボルの開始点を表わしている。
【0016】
このシンボル開始点は、キャリア同期が完全に完了していなくても、OFDM復調波は、受信機のキャリア周波数と送信機のキャリア周波数の差分の周波数が発生するだけであり、その周波数は、残留高周波成分に比較して無視出来るくらい低い周波数のため、残留高周波の時間的発生位置には影響を与えない。よって、キャリアの同期状態に影響なくシンボル・サンプル同期が行なえる。
【0017】
本発明のOFDM(直交周波数分割多重)変復調装置の基本的な仕様は、以下に示す通りである。
(1) 中心キャリア周波数 10.7MHz (4) 使用キャリア数 257波
(2) 伝送帯域幅 100KHz (5) FFTサイズ 512点
(3) 変調方式 256QAM (6) シンボル周期 2.6ms
【0018】
入力OFDM変調波は、乗算器1,2で復調され、A/Dコンバータ3,4でディジタル化され、ガードインターバル処理器5、FFT・QAM復号器6、出力回路7で順次処理されて復調される。
ここで、乗算器1,2により復調されたOFDMベースバンド信号からタイミング信号を抽出し、シンボル・サンプルクロックがシンボル・サンプル再生回路11で再生され、A/Dコンバータ3,4と、ガードインターバル処理器5に夫々送られる。
【0019】
FFT・QAM復号器6の演算結果から各キャリアの位相差を位相差検出器8で求め、その結果をD/Aコンバータ9でアナログ値に変換し、ループフィルタ10で不要なノイズ成分を除去し、キャリア周波数を出力する電圧制御発振器 (VCO)12を制御する。
電圧制御発振器(VCO)12の出力は、90度移相器13を介して、乗算器1に供給され、また、電圧制御発振器(VCO)12の出力は、直接に乗算器2に供給されて、キャリア同期ループが形成される。
【0020】
つぎに、本発明を構成するシンボル・サンプル再生回路について、図と共に以下に説明する。
図2は、本発明を構成するシンボル・サンプル再生回路の一実施例のブロックを示したものであり、図3は、図2のシンボル・サンプル再生回路の一部の信号波形図を示したものである。
OFDM復調波は、まず入力回路21に供給され、必要なレベルにまで増幅される。増幅された信号はBPF22で残留高周波成分が抽出される。
抽出された残留高周波成分は包絡線検波器23で検波され、コンパレータ24でシンボルタイミングクロックが得られる。なお、前記のBPF22に代えてHPF(ハイパスフィルタ)を使用してもよい。
【0021】
つぎに、シンボル周波数のN倍のサンプルクロック周波数付近で発振している電圧制御発振器(VCO)27を備え、その発振出力信号は1/N分周器28に送られ、周波数が1/Nされてシンボルクロック周波数相当のシンボルクロックとなる。この信号と前記抽出されたシンボルタイミングクロックは、位相比較器25の各入力端子に供給され、両信号の位相比較を行なって、その位相差に応じた位相差電圧が出力される。
【0022】
位相比較器25から出力された位相差電圧は、ノイズと急峻な変動、信号の消失を吸収するために、ループフィルタ26に供給され、ループフィルタ26の出力は電圧制御発振器(VCO)27の制御端子に入力される。電圧制御発振器 (VCO)27の出力としてサンプルクロックを得る。
以上により、OFDM復調装置を動作させるための正確なシンボル・サンプルクロックを得ることが出来る。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、シンボルとガードインターバルのデータの不連続性を利用し、特別なシンボル同期信号を送信しなくとも、復調器のキャリア同期動作が行なわれる前に、他の干渉を受けにくく、精度の高いシンボル・サンプルクロックを得ることが出来る。
【0024】
本発明は、OFDM変調波のすべてのキャリアのデータの不連続部分を利用して得られるものなので、OFDM変調波の一部が干渉を受けてもシンボル・サンプルクロック精度には影響が少ない。これにより、キャリア同期が完了していない状態でも、連続的に、シンボル・サンプル同期を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のOFDM復調装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明のOFDM復調装置のシンボル・サンプル同期回路の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明のOFDM復調装置のシンボル・サンプル同期回路の具体的な波形の説明図である。
【図4】シンボル開始点情報を含む残留高周波成分波形を示した図である。
【図5】データの不連続点を示す図である。
【図6】OFDM周波数スペクトルとキャリアの直交状態とを示す図である。
【図7】OFDM信号波形図である。
【図8】OFDM伝送フレーム・シンボルの一例である。
【符号の説明】
1,2 乗算器
3,4 A/D
5 ガードインターバル処理器
6 FFT(フーリエ変換)QAM復号器
7 出力回路
8 位相差検出器
9 D/A
10 ループフィルタ
11 シンボル・サンプルクロック再生回路
12,27 電圧制御発振器(VCO)
13 90度移相器
21 入力回路
22 BPF(バンドパスフィルタ)
23 包絡線検波器
24 コンパレータ
25 位相比較器
26 ループフィルタ
28 1/N分周器
Claims (3)
- OFDM(直交周波数分割多重)変調方式によって生成されたガードインターバル期間を有するOFDM変調信号を受信して復調する、A/D変換手段とガードインターバル処理手段とを有するOFDM復調装置において、
シンボルの先頭タイミング情報を含む残留高周波成分をフィルタにより抽出する手段と、
前記残留高周波成分からシンボルタイミングクロックを生成する手段と、
シンボルクロックと前記生成したシンボルタイミングクロックの両信号間で位相比較を行なう手段と、
前記位相比較結果に基づいて電圧制御発振手段の出力周波数を制御し、前記電圧制御発振手段の出力から前記シンボルクロックを取り出す手段と、
前記電圧制御発振手段の出力をシンボルクロック周波数のN倍に設定する手段と、
前記電圧制御発振手段の出力を1/Nに分周する手段とを有する構成とし、
前記電圧制御発振手段の出力をOFDM復調のためのサンプルクロック信号として前記A/D変換手段に供給し、前記電圧制御発振手段の出力を1/Nに分周する手段の出力をシンボルクロック信号として前記ガードインターバル処理手段に供給するようにしたことを特徴とするOFDM復調装置。 - 請求項1に記載されたOFDM復調装置において、
キャリア同期が行なわれる前のOFDM復調信号を用いて、シンボルの先頭タイミング情報を含む残留高周波成分をフィルタにより抽出する手段と、
前記残留高周波成分からシンボルタイミングクロックを生成する手段と、
シンボルクロックと前記生成したシンボルタイミングクロックの両信号間で位相比較を行なう手段と、
前記位相比較結果に基づいて電圧制御発振手段の出力周波数を制御し、前記電圧制御発振手段の出力から前記シンボルクロックを取り出す手段と
を備えて構成したことを特徴とするOFDM復調装置。 - OFDM(直交周波数分割多重)変調方式によって生成されたガードインターバル期間を有するOFDM変調信号を受信して復調する、A/D変換ステップとガードインターバル処理ステップとを有するOFDM復調方法において、
シンボルの先頭タイミング情報を含む残留高周波成分をフィルタにより抽出するステップと、前記残留高周波成分からシンボルタイミングクロックを生成するステップと、シンボルクロックと前記生成したシンボルタイミングクロックの両信号間で位相比較を行なうステップと、前記位相比較結果に基づいて電圧制御発振ステップの出力周波数を制御し、前記電圧制御発振ステップの出力から前記シンボルクロックを取り出すステップと、キャリア同期が行なわれる前のOFDM復調信号を用いて、シンボルの先頭タイミング情報を含む残留高周波成分をフィルタにより情報信号を除去して抽出するステップと、前記残留高周波成分からシンボルタイミングクロックを生成するステップと、シンボルクロックと前記生成したシンボルタイミングクロックの両信号間で位相比較を行なうステップと、前記位相比較結果に基づいて電圧制御発振手段の出力周波数を制御し、前記電圧制御発振手段の出力から前記シンボルクロックを取り出すステップとを備えるようにしたことを特徴とするOFDM復調方法。
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