JP3451201B2 - 構造材取付方法と装置 - Google Patents

構造材取付方法と装置

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JP3451201B2 JP17659798A JP17659798A JP3451201B2 JP 3451201 B2 JP3451201 B2 JP 3451201B2 JP 17659798 A JP17659798 A JP 17659798A JP 17659798 A JP17659798 A JP 17659798A JP 3451201 B2 JP3451201 B2 JP 3451201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野この発明は、空気
清浄装置やその他の部材を含む載置部材を構造材に取り
付ける構造材取付方法と装置に関する。 【0002】
【従来の技術】従来、構造材を使った取付装置として、
例えばクリーンブースに取り付けられる空気清浄装置
は、特開平4−347435号公報に開示されているよ
うに、クリーンブースの骨組みの天井部分に、ファンフ
ィルタユニットの取付部材を固定し、その取付部材の開
口部分に、ファンフィルタユニットのフィルタ部分を下
方に向けて露出させて固定し、クリーンブースを構成し
ていた。ファンフィルタユニット(以下FFUと称す)
は、送風用のファンと集塵用のフィルタとが一体となっ
たユニットで、このFFUの天井裏側から空気を取り入
れて、フィルタを経て清浄な空気をクリーンブース内へ
送り込んでいる。
【0003】このクリーンブースのFFUの取り付け
は、FFUを取り付ける取付部材を組み立てて、その取
付部材をクリーンブースの骨組みに固定した後、FFU
をクレーン等で上方から固定する方法や、予め取付部材
とFFUを固定した後、その取付部材をクレーン等で持
ち上げてクリーンブースの天井部分に固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された従来の技術は、FFUを取り付ける取付
部材が複雑であり、その組み立てが面倒で工数のかかる
ものであった。また、組み立てに際しては、取付部材や
FFUをクリーンブースの骨組みの上方から持って行か
なければならないので、組み立てやFFUの取り付け作
業にも工数のかかるものであった。さらに、FFUの付
け替えや取付位置の変更も容易にはできないものであっ
た。
【0005】この発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
てなされたもので、簡単な構造で、構造材に対して種々
の載置部材の取り付けが容易且つ確実に可能であり、作
業工数もかからない構造材取付方法と装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、空気清浄装
置やその他の所定の載置部材を構造材に設置する構造材
取付方法において、上記構造材は長手方向の側面にその
長手方向に沿ってナット等が挿入可能なT溝を有し、そ
の構造材の側面に、断面がL字状に形成されそのL字状
の水平部が上記載置部材の載置部として設けられている
とともに上記L字状の垂直部で上記構造材に係合する取
付部材を備え、上記取付部材を上記構造材の側面の上記
T溝に取り付け、この後上記取付部材の上記載置部に上
記載置部材を置く構造材取付方法である。上記載置部材
は、上記構造材の下方から持ち上げて上記取付部材に取
り付けることができる。
【0007】またこの発明は、所定の載置部材を構造材
に設置する取付装置において、上記構造材は長手方向の
側面にその長手方向に沿ってT溝を有し、その構造材の
側面のT溝に、断面がL字状に形成されそのL字状の水
平部が上記載置部材の載置部として設けられているとと
もに、上記L字状の垂直部の上部に上記T溝に係合する
係合部が突設された取付部材を備えた構造材取付装置で
ある。上記構造材は、使用状態において水平方向に設け
られ、上記T溝の開口縁部に上記係合部が係合するもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。この実施形態の構造材取付
装置は、半導体工場や薬品工場、食品工場、その他部分
的にクリーンな環境を形成する必要のある工場等で用い
られるクリーンブースやクリーンルームについて適用さ
れたものである。この実施形態の構造材取付装置は、図
3に示すようなクリーンブース2の骨組みである構造材
4の天井部分に、格子状に設けられたアルミ押出形材等
による天井枠10を備える。このクリーンブース2の天
井枠10の格子間には、その格子間の縦横の寸法よりも
各々僅かに小さい外形のFFU12が取り付けられる。
FFU12は、ファンを内蔵した本体部14とこの本体
部14の下面に取り付けられ、本体部14とは着脱自在
に設けられたフィルタ部16とからなる。
【0009】天井枠10の格子は、図1に示すように、
断面形状が一定の長尺材である構造材11を組んで形成
される。構造材11は、天井への取り付け状態での上下
端縁部にナット等が挿入されるT溝18を有する。ま
た、側面にはT溝18と同形状の互いに平行な2本のT
溝19が形成されている。また、構造材11の内部は中
空に形成されている。
【0010】構造材11の側面には、断面がL字状に形
成された取付部材20が係合固定されている。取付部材
20は、断面形状が一定で略L字状の長尺の押出形材で
あり、そのL字状の水平部22がFFU12の載置部と
して設けられ、L字状の垂直部24の上部及び中央部下
方には、2本のT溝19に各々係合する2本の係合部2
6が突設されている。各係合部26にはT溝19の開口
縁部19aに係合する係止片26aが下方に向かって形
成されている。また、取付部材20FFU12の間には
適宜気密材を設けても良い。
【0011】次にこの実施形態の構造材取り付け方法を
適用した空気清浄装置の取付方法について図2を基にし
て説明する。この実施形態の取付方法は、先ず、クリー
ンブースの天井部分に格子状に設けられた天井枠10の
構造材11の上端面の所定の位置に、FFU12を載置
しておく。この後、クリーンブースの天井部分の構造材
11に、そのT溝19に沿って取付材20を取り付け
る。その際、先ず、図2(A)に示すように、取付部材
20の係合部26をT溝19に合わせ、図2(B)に示
すように挿入する。そして図2(C)に示すように、T
溝19の開口縁部19aに係合部26の係止片26aを
係合させる。これにより、取り付け部材20は、構造材
10に確実に係合し保持される。この状態で構造材10
上のFFU12を、天井枠10の格子にあわせて取付部
材20の水平部22上に載置する。
【0012】また、取り付け部材20を構造材10から
外す際は、上記と逆の動作により容易に外すことができ
る。
【0013】この実施形態の構造材取付方法と装置によ
れば、クリーンブース2の骨組みを構造材4で形成し、
天井枠10を構造材11で形成した後、FFU12を下
方から持ち上げて簡単に取り付けることができ、作業性
が極めて良い。しかも後のフィルタ部16等の部分的な
交換作業も容易になし得る。さらに、設置に際してFF
U12を水平にしたまま下方から動作させるので、天井
枠10の上方のFFU12の設置空間は、ほとんど必要
最小限の空間で設置作業が可能である。
【0014】なお、この発明の構造材取付方法と装置
は、空気清浄装置以外に各種の部材を構造材を取り付け
る際に利用可能なものであり、T溝を有した構造材にL
字状の取り付け部材を設けて、種々の部材を構造材に取
り付けるものである。
【0015】
【発明の効果】この発明の構造材取付方法と装置は、各
種の載置部材を構造材に取り付けるに際して、取付部材
を構造材に設けるだけのきわめて簡単な作業で各種の載
置部材の取付が可能となり、作業性が高く、しかも載置
部材の取り付けは、水平方向に上下させて取り付ける党
の簡単な作業であり、取り付けに必要な空間が少なくて
良く、空間の使用効率も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構造材取付装置の一実施形態を示す
縦断面図である。
【図2】この発明の構造材取付装置一実施形態の取り付
け順序を示す正面図である。
【図3】この発明の構造材取付装置をクリーンブースに
適用した実施形態の正面図である。
【符号の説明】
2 クリーンブース 10 天井枠 11 構造材 12 FFU(ファンフィルタユニット) 14 本体部 16 フィルタ部 18,19 T溝 20 取付部材 22 水平部 24 垂直部 26 係合部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の載置部材を構造材に設置する構造
    材取付方法において、上記構造材は長手方向の側面にそ
    の長手方向に沿ってT溝を有し、その構造材の側面に、
    断面がL字状に形成されそのL字状の水平部が上記載置
    部材の載置部として設けられているとともに、上記L字
    状の垂直部で上記構造材に係合する取付部材を備え、上
    記取付部材を上記構造材の側面のT溝に取り付け、この
    後上記取付部材の上記載置部に上記載置部材を置くこと
    を特徴とする構造材取付方法。
  2. 【請求項2】 上記載置部材は、上記構造材の下方から
    持ち上げて上記取付部材に取り付ける請求項1記載の構
    造材取付方法。
  3. 【請求項3】 所定の載置部材を構造材に設置する取付
    装置において、上記構造材は長手方向の側面にその長手
    方向に沿ってT溝を有し、その構造材の側面に、断面が
    L字状に形成されそのL字状の水平部が上記載置部材の
    載置部として形成された取付部材が設けられ、上記L字
    状の取付部材の垂直部の上部に上記T溝に係合する係合
    部が突設されたことを特徴とする構造材取付装置。
  4. 【請求項4】 上記構造材は水平方向に設けられ、上記
    T溝の開口縁部に上記係合部が係合する請求項3記載の
    構造材取付装置。
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