JP7219652B2 - 枠部材取付方法及び天井パネル施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物を構成する躯体に枠部材を取り付ける枠部材取付方法及び天井パネル施工方法に関する。
戸建住宅や集合住宅等の建物において、天井パネルや壁パネルを容易に取り外し交換することが可能なユニットルーム(特許文献1)や、天井パネルを落とし込みにて組み付ける天井パネル組付け方法及び天井パネル用組付け治具を用いる技術(特許文献2)が知られている。
また、天井の内装下地材として格子状の天井パネルを設けることがあるが、天井パネルは、例えば柱や梁等の躯体に固定された桟木にビスや釘等で連結される。
特開2014-214441号公報 特開2009-068225号公報
しかし、天井パネルを取り付ける位置は高いため、天井パネルを支えながら天井パネルを取り付ける作業は非常に負担が大きかった。特に、作業者が一人である場合には、作業を安定して行うことが極めて困難となっていた。また、二人で作業を行う場合、作業者の人数が偶数の場合は有効であるが、作業者の人数が奇数の場合は、作業をしない作業者が発生するため、時間や効率の観点から好ましくなかった。
このように、建物の躯体に天井パネル等の枠部材を取り付ける際の効率的かつ安定な作業の実施が課題となっている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、作業者が一人であっても、枠部材を建物の躯体に取り付ける作業を効率的かつ安定して実施できる枠部材取付方法及び天井パネル施工方法を提供することにある。
前記課題は、本発明の枠部材取付方法によれば、建物を構成する躯体に枠部材を取り付ける枠部材取付方法であって、前記躯体に係合する係合部を有する第1部材と、前記枠部材を保持する第2部材と、前記第1部材と前記第2部材を連結する連結部材と、を備える部材仮受用治具を用意する部材仮受用治具用意工程と、前記枠部材の両端部にそれぞれ前記部材仮受用治具を取り付ける治具取付工程と、前記躯体の下方に第1作業台及び第2作業台を設置する作業台設置工程と、前記枠部材を前記躯体と前記第1作業台に凭たせ掛けて支持する枠部材支持工程と、前記枠部材の一端部に取り付けられた前記部材仮受用治具を前記躯体に係合させる第1係合工程と、前記枠部材の他端部を前記第2作業台まで移動させる枠部材移動工程と、前記枠部材の他端部に取り付けられた前記部材仮受用治具を前記躯体に係合させる第2係合工程と、前記枠部材を前記躯体に固定する枠部材取付工程と、を行うことにより解決される。
上記のように構成された本発明の枠部材取付方法によれば、天井パネルなどの枠部材を建物躯体に取り付ける際に、部材仮受用治具及び作業台を利用して枠部材を仮受け及び支持するため、作業者が一人であっても、枠部材を建物の躯体に取り付ける作業を効率的かつ安定して実施できる。
また、上記の構成において、前記枠部材支持工程において、前記枠部材の下端が地面に接しているとよい。
上記の構成では、枠部材が躯体、第1作業台、地面によって安定した状態で支持される。
また、上記の構成において、前記枠部材支持工程において、前記第1作業台には、前記枠部材を下方から支持することが可能な取付補助部材が取り付けられているとよい。
上記の構成では、枠部材が躯体に届かないサイズである場合であっても、取付補助部材によって、枠部材を下方から支持することで、枠部材を躯体と第1作業台に凭たせ掛けて支持することができる。
また、上記の構成において、前記枠部材は、外枠部と、前記外枠部の間に配される中間部と、前記外枠部及び前記中間部を連結する複数の接続部と、を備える格子形状をなす枠体であり、前記取付補助部材は、複数の前記接続部のいずれかを下方から支持するとよい。
上記の構成では、サイズの異なる枠部材を建物の躯体に取り付ける作業を行う場合であっても、複数の接続部から適切な位置にある接続部を選択して支持することが可能であるため、取付補助部材を作業台から取り外すなどすることなく作業を行うことができる。
また、上記の構成において、前記躯体が梁であり、前記枠部材が天井パネルであるとよい。
上記の構成では、躯体としての梁に枠部材としての天井パネルを取り付ける作業を安定して実施できる。
また、上記の構成において、前記部材仮受用治具の前記係合部が前記梁のフランジに係合するとよい。
上記の構成では、部材仮受用治具の係合部を、梁のフランジに対して係合させるという簡易な操作で天井パネルを梁に対して仮受けすることができる。
また、前記課題は、本発明の天井パネルの施工方法によれば、前記の枠部材取付方法を行うことにより解決される。
上記のように構成された本発明の天井パネル施工方法では、作業者が一人であっても、天井パネルの施工性が向上し、工期を短縮することが可能となる。
本発明に係る枠部材取付方法によれば、作業者が一人であっても、天井パネルなどの枠部材を建物の躯体に取り付ける作業を効率的かつ安定して実施できる。
また、本発明に係る天井パネル施工方法によれば、作業者が一人であっても、天井パネルの施工性が向上し、工期を短縮することが可能となる。
建物の躯体の構成を模式的に示す図である。 天井パネル(2Pサイズ)の構成を示す図である。 天井パネル(3Pサイズ)の構成を示す図である。 天井パネル(4Pサイズ)の構成を示す図である。 本実施形態に係る枠部材取付方法で用いる部材仮受用治具の正面図である。 本実施形態に係る枠部材取付方法で用いる部材仮受用治具の上面図である。 本実施形態に係る枠部材取付方法で用いる部材仮受用治具の側面図である。 図1のIV-IV断面図であって、部材仮受用治具を用いて天井パネルを仮受けした状態を示す図である。 部材仮受用治具を用いて天井パネルを仮受けした状態を示す部分拡大図である。 本実施形態に係る天井パネル施工方法(枠部材取付方法)のフロー図である。 天井パネルに取り付けられたネジをパネル固定部材の被係合部に係合させるときの状態を示す説明図である。 本実施形態に係る枠部材取付方法の作業台設置工程において、梁の下方に第1脚立及び第2脚立を設置した状態を示す模式的説明図である。 本実施形態に係る枠部材取付方法の枠部材支持工程において、天井パネルを梁と第1脚立に凭たせ掛けて支持した状態を示す模式的説明図である。 本実施形態に係る枠部材取付方法の第2係合工程において、天井パネルの他端部に取り付けられた部材仮受用治具を梁に係合させた状態を示す模式的説明図である。 脚立に脚立取付補助部材を取り付けた状態を示す図である。 脚立に脚立取付補助部材を取り付けた状態を示す部分拡大図である。 天井パネル(2Pサイズ)を梁と脚立に持たせ掛けて支持した状態を示す図である。 天井パネル(3Pサイズ)を梁と脚立に持たせ掛けて支持した状態を示す図である。 本実施形態に係る脚立取付補助部材を用いた枠部材取付方法を説明する模式図である。 枠部材取付方法で用いる他の部材仮受用治具の正面図である。 枠部材取付方法で用いる他の部材仮受用治具を用いて天井パネルを仮受けした状態を示す部分拡大図である。 枠部材取付方法で用いる他の部材仮受用治具の説明図である。 枠部材取付方法で用いる他の部材仮受用治具を用いて天井パネルを仮受けした状態を示す部分拡大図である。
以下、図1乃至図19に基づき、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係る枠部材取付方法(天井パネルの施工方法)について説明する。本実施形態に係る枠部材取付方法は、戸建住宅等の建物1の躯体に対して、天井パネル6等の枠部材を取り付ける作業において実施される方法である。
図1には、建設作業中の建物1の構造を部分的に示した。図1に示されるように、建物1は、梁2、柱3等の躯体を備える。なお、図1においては、建物1の構造を簡略化して示しているため、実際の構造とは相違する点が含まれていることがある。
梁2は、例えば金属製の梁(鉄骨梁)であり、上端及び下端部にはフランジ2Aが形成されている。梁2は、上端と下端のフランジ2Aの間がウェブ2Bで接続された断面略H形状のH形鋼の鉄骨梁であり、フランジ2Aが地面に対して水平に配置されている。柱3は、例えば金属製の柱(鉄骨柱)であり、梁2とボルト5により連結されている。所定サイズの角材である不図示の桟木が、梁2の下において、不図示の天井吊ランナーにより梁2に対して固定されている。天井吊ランナーは上部のクリップ部がフランジ2Aに係止されるとともに、天井吊ランナーの下部がビス等の取付具により桟木と固定されている。
図2A乃至図2Cに、天井パネル6の構成例を示す。図2Aに示されるように、天井パネル6は、外枠部材6A(外枠部)と、外枠部材6Aの間に配される中間部材6Bとを、複数の接続部材6C(接続部)により連結した格子形状をなす枠体である。2本の接続部材6Cの長手方向における中心付近には、それぞれネジ6Dが取り付けられている。なお、図2Aに示す天井パネル6は、接続部材が5本の2Pサイズであるが、天井パネル6としては、3Pサイズ(図2B、接続部材6Cが7本)や、4Pサイズ(図2C、接続部材6Cが9本)のものも例示される。以下、本実施形態では、天井パネル6の外枠部材6Aや接続部材6Cを梁2に仮受けすることとする。
<部材仮受用治具10>
次に、図3A乃至3Cを参照しながら、本実施形態に係る枠部材取付方法で用いる部材仮受用治具10の構成について説明する。部材仮受用治具10は、各部材を金属、樹脂、木などの材料を適宜用いて作製することが可能である。
図3Aには、部材仮受用治具10の正面図を、図3Bには、部材仮受用治具10の上面図を、図3Cには、部材仮受用治具10の側面図を示した。
図3Aに示されるように、部材仮受用治具10は、主な構成として躯体係合部材20(第1部材)と、パネル固定部材30(第2部材)と、ワイヤーW(連結部材)と、を備えている。以下に詳述するように、躯体係合部材20は、躯体を構成する梁2に係合し、パネル固定部材30は天井パネル6を保持する機能を有している。
以下、部材仮受用治具10の構成における上下方向は、躯体係合部材20が上、パネル固定部材30が下の状態である場合における上下方向とする。
(躯体係合部材20)
躯体係合部材20(第1部材)は、図3Aに示すように、正面視において略コ字状に曲折して形成されており、梁2の上部のフランジ2Aに載置される載置部21を有している。載置部21は、その一端部に、梁2の上部のフランジ2Aのエッジと係合する係合部22が形成されている。
係合部22は、梁2のフランジ2Aを受容するように折り曲げられており、その内側の端部が下方に傾斜している。また、図3A及び図3Bに示すように、躯体係合部材20は、係合部22が設けられた端部とは反対側の他端部に載置部21から下方に曲折して操作部23が設けられている。
そして、躯体係合部材20は、係合部22から離間した位置において、載置部21から下方に突出する突出部24を有している。図3A及び図3Bに示す例では、載置部21に設けた不図示の貫通孔にボルトを挿通し、ナットを取り付けることで突出部24が構成されている。
(パネル固定部材30)
パネル固定部材30(第2部材)は、図3A及び図3Cに示すように、ワイヤーWが取り付けられるワイヤー取付部31(連結部材取付部)と、天井パネル6に取り付けられたネジ6D(係合突部)と係合する被係合部32と、被係合部32から曲折して設けられた下方延出部33と、を有している。
図3Aに示すように、ワイヤー取付部31は、被係合部32から傾斜して延出しており、躯体係合部材20が梁2に係合したときに、被係合部32が略鉛直となるように構成されている。ワイヤー取付部31において、被係合部32と反対側の端部付近にワイヤーWが取り付けられる。
ここで、図3Cに示すように、被係合部32は、ネジ6Dの頭部及び軸部が挿通される挿通孔32aと、挿通孔32aと連続して設けられ、ネジ6Dの軸部を受容する受容溝32bを備えている。なお、受容溝32bの幅は、ネジ6Dの軸部を受け入れ可能であり、かつ、挿通孔32aの直径よりも小さくなるように構成されている。
(ワイヤーW)
ワイヤーW(連結部材)は、例えば、可撓性を有する金属製の線材であり、図3Aに示すように、上方の第1端部W1と、下方の第2端部W2と、を備えている。ワイヤーWの第1端部W1は、係合部22よりも操作部23に近い位置において、躯体係合部材20の載置部21に対して取り付けられている。ワイヤーWの第2端部W2は、パネル固定部材30のワイヤー取付部31の端部付近に取り付けられている。
図4及び図5に示されるように、部材仮受用治具10は、躯体係合部材20の係合部22が梁2の上部のフランジ2Aに係合した状態で、ワイヤーWによって吊り下げられたパネル固定部材30の被係合部32に、天井パネル6を構成する接続部材6Cからから突出するネジ6D(係合突部)を係合させることで、梁2と対向する位置に天井パネル6を仮受けする。
図4に示すように、躯体係合部材20の係合部22がフランジ2Aに係合した際に、上部のフランジ2Aの下面と係合部22の間に隙間ができている。つまり、部材仮受用治具10は、異なるフランジ厚の梁2に対しても適用することが可能であるように構成されている。梁2のフランジ厚が薄い場合、躯体係合部材20の係合部22を係合させた際に、躯体係合部材20が回転して、フランジ2Aに対して傾斜して、浮いてしまうことがある。躯体係合部材20は、係合部22から離間した位置において、載置部21から下方に突出する突出部24がストッパーの役割を果たすことで、躯体係合部材20の回転が抑制される。
<部材仮受用治具10を用いた天井パネル施工方法>
以下、図4乃至図10を参照しながら説明するように、本実施形態に係る天井パネル施工方法(枠部材取付方法)は、建物1を構成する梁2(躯体)に天井パネル6(枠部材)を取り付ける天井パネル施工方法(枠部材取付方法)である。
本実施形態に係る天井パネル施工方法(枠部材取付方法)は、梁2に係合する係合部22を有する躯体係合部材20(第1部材)と、天井パネル6を保持するパネル固定部材30(第2部材)と、躯体係合部材20とパネル固定部材30を連結するワイヤーW(連結部材)と、を備える部材仮受用治具10を用意する部材仮受用治具用意工程(ステップS1)と、天井パネル6の両端部にそれぞれ部材仮受用治具10を取り付ける治具取付工程(ステップS2)と、梁2の下方に第1脚立K1(第1作業台)及び第2脚立K2(第2作業台)を設置する作業台設置工程(ステップS3)と、天井パネル6を梁2と第1脚立K1に凭たせ掛けて支持する枠部材支持工程(ステップS4)と、天井パネル6の一端部に取り付けられた部材仮受用治具10を梁2に係合させる第1係合工程(ステップS5)と、天井パネル6の他端部を第2脚立K2まで移動させる枠部材移動工程(ステップS6)と、天井パネル6の他端部に取り付けられた部材仮受用治具10を梁2に係合させる第2係合工程(ステップS7)と、天井パネル6を梁2に固定する枠部材取付工程(ステップS8)と、を行うことを特徴とする(図6)。
以下、各工程について、4Pサイズの天井パネル6を例に、図面を参照して詳細に説明をする。
(部材仮受用治具用意工程)
部材仮受用治具用意工程(図6、ステップS1)では、図3A乃至図3Cの部材仮受用治具10を用意する。具体的には、各天井パネル6に対して、それぞれ2つの部材仮受用治具10を用意する。
(治具取付工程)
次に、治具取付工程(図6、ステップS2)では、天井パネル6の両端部にそれぞれ部材仮受用治具10を取り付ける。具体的には、1枚の天井パネル6に対して、2つの部材仮受用治具10を用意して、部材仮受用治具10のパネル固定部材30に対して天井パネル6を取り付ける。
このとき、パネル固定部材30の被係合部32にネジ6Dを相通して固定する。より詳細には、図7の左図に示すように、ネジ6Dの頭部及び軸部を被係合部32の挿通孔32aに挿通した後に、図7の右図に示すように、ネジ6Dの軸部を受容溝32bに受容させる。この状態で、ネジ6Dを締め付けることで、パネル固定部材30に対して天井パネル6が取り付けられる。同様の手順で、もう一方のネジ6Dに対してもパネル固定部材30を取り付けて、天井パネル6の両端部にそれぞれ2つの部材仮受用治具10が取り付けられた状態とする。
この手順を繰り返して、各天井パネル6に対して、両端部(2本の接続部材6Cの長手方向における中心付近)に部材仮受用治具10を取り付ける。なお、部材仮受用治具用意工程(ステップS1)及び治具取付工程(ステップS2)は、天井パネル6の施工現場で行うことが可能であるが、工期の短縮の観点から、天井パネル6の製造工場で事前に行っておくことが好ましい。
また、天井パネル6にパネル固定部材30を取り付けた後に、養生テープなどにより、ワイヤーWや躯体係合部材20を天井パネル6に貼り付けて一時的に固定してもよい。このようにしておくことで、部材仮受用治具10が邪魔となることがなくなり、異なる天井パネル6の間のワイヤーW及び躯体係合部材20の絡まりが抑制される。したがって、複数の天井パネル6を重ねて載置することが可能となるため、作業現場における省スペース化、運搬時の効率化、天井パネル6を1枚ずつ取る際の作業の効率化が実現される。
(作業台設置工程)
次に、作業台設置工程(図6、ステップS3)では、梁2の下方に第1脚立K1及び第2脚立K2を設置する。具体的には、図8に示すように、天井パネル6を施工する梁2の下方位置に、それぞれ、第1脚立K1及び第2脚立K2を設置する。
(枠部材支持工程)
次に、枠部材支持工程(図6、ステップS4)では、天井パネル6を梁2と第1脚立K1に凭たせ掛けて支持する。具体的には、図9に示すように、作業者は、天井パネル6を持ち上げて、天井パネル6を梁2と第1脚立K1に凭たせ掛けて梁2と対向する下方位置に配置する。
このとき、天井パネル6は、4Pサイズであり長いため、天井パネル6の下端6Eが地面Gに接しており、天井パネル6が梁2、第1脚立K1、地面Gによって安定した状態で支持される。
(第1係合工程)
次に、第1係合工程(図6、ステップS5)では、天井パネル6の一端部に取り付けられた部材仮受用治具10を梁2に係合させる。具体的には、天井パネル6を凭たせ掛けたのとは反対側(図9の右側)から、作業者が第1脚立K1に登り、天井パネル6の一端部に取り付けられた部材仮受用治具10を梁2に係合させる(図9の矢印S5)。
このとき、天井パネル6の他端部に取り付けられたパネル固定部材30からワイヤーWによって連結された躯体係合部材20が垂れ下がっているため、作業者が躯体係合部材20を容易に手元に手繰り寄せることができる。そして、躯体係合部材20を梁2に引っ掛けるようにして係合させる。より詳細には、躯体係合部材20の係合部22を、梁2の上部のフランジ2Aに引っ掛け、載置部21をフランジ2Aの上面に載置する。
(枠部材移動工程)
次に、枠部材移動工程(図6、ステップS6)では、天井パネル6の他端部を第2脚立K2まで移動させる。具体的には、作業者は、第1脚立K1から降りて、天井パネル6の他端部を持ちながら移動をし、第2脚立K2に登る(図9の矢印S6)。
このとき、天井パネル6の一端部に取り付けられた部材仮受用治具10が梁2に係合している箇所を支点として、天井パネル6の他端部を持ち上げるように移動させる(図9の右側矢印の方向)。
(第2係合工程)
次に、第2係合工程(図6、ステップS7)では、天井パネル6の他端部に取り付けられた部材仮受用治具10を梁2に係合させる。具体的には、作業者は、第1係合工程と同様の手順で、天井パネル6の他端部に取り付けられた部材仮受用治具10の躯体係合部材20を、梁2に引っ掛ける。このようにして、図10に示すように、2つの部材仮受用治具10によって、天井パネル6が吊り下げられた状態となることで梁2と対向する位置に保持されて仮受けがなされる。
(枠部材取付工程)
次に、枠部材取付工程(図6、ステップS8)では、天井パネル6を梁2に固定する。具体的には、図10に示すように仮受けされた天井パネル6を、梁2に対して従来公知の方法で固定した後に、部材仮受用治具10を取り外す。具体的には、図7の右図の状態にあるネジ6Dを緩めて、パネル固定部材30を図7の左図に示す状態に持ち上げることで、パネル固定部材30を天井パネル6から取り外す。そして、操作部23を上方に持ち上げるように操作して、躯体係合部材20を梁2のフランジ2Aから取り外す。
上記の工程を行う本実施形態に係る天井パネル施工方法(枠部材取付方法)によって、建物1を構成する梁2(躯体)に天井パネル6(枠部材)が取り付けられる。
<取付補助部材Hを用いた天井パネル施工方法>
図8乃至図10に示した上記の例では、天井パネル6が、4Pサイズ(図2C)と長く、天井パネル6の下端6Eが地面Gに接していたので、天井パネル6が梁2、第1脚立K1、地面Gによって安定した状態で支持されていた。しかし、天井パネル6のサイズが、2Pサイズ(図2A)や3Pサイズ(図2B)の場合、天井パネル6の下端6Eが地面Gに接しない場合も想定される。
枠部材支持工程(図6、ステップS4)において、天井パネル6を第1脚立K1に凭たせ掛けて支持したときに、天井パネル6が梁2に届かない場合、以下に示す取付補助部材Hを使用して、天井パネル6の高さ位置をかさ上げする。以下、図11乃至図15を参照して、取付補助部材Hを用いた天井パネル施工方法(枠部材取付方法)について説明をする。
図11及び図12に示すように、取付補助部材Hは、上下方向に離間した2つの脚立取付部H1と、上方に向かって突出した枠部材支持部H2と、を備えている。脚立取付部H1が、第1脚立K1の踏桟Kaに引っ掛けられることで、取付補助部材Hが第1脚立K1に取り付けられる。枠部材支持部H2は、上方に向かって突出しており、天井パネル6(より詳細には接続部材6C)を受容して下方から支持することが可能である。取付補助部材Hは、第1脚立K1に対して着脱可能に構成されている。
枠部材支持工程(図6、ステップS4)において、事前に第1脚立K1に一対の取付補助部材Hを取り付けておき、天井パネル6を下方から支持する。例えば、図13に示すように2Pサイズ(図2A)の天井パネル6の下端(底部)の接続部材6Cを下方から支持したり、図14に示すように3Pサイズ(図2B)の天井パネル6の中間に配置された接続部材6Cを下方から支持したりすることが可能である。
つまり、取付補助部材Hは、天井パネル6の下端(底部)に相当する接続部材6Cを支持するのみならず、天井パネル6の中桟に相当する接続部材6Cも引っ掛けるようにして支持することができる。したがって、サイズの異なる天井パネル6(枠部材)を建物1の梁2(躯体)に取り付ける作業を行う場合であっても、複数の接続部材6Cから適切な位置の接続部材6Cを選択して支持することで、取付補助部材Hを作業台としての第1脚立K1から取り外して取付位置を変えることなく作業を行うことができる。
本実施形態に係る天井パネル施工方法(枠部材取付方法)においては、図15に示すように、例えば、3Pサイズ(図2B)の天井パネル6の接続部材6C(中桟)を一対の取付補助部材Hによって下方から支持することができる。つまり、枠部材支持工程(図6、ステップS4)において、天井パネル6が梁2に届かないサイズである場合であっても、取付補助部材Hを用い、天井パネル6を下方から支持することで、天井パネル6を梁2と第1脚立K1に凭たせ掛けて支持することができる。
<変形例>
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。本実施形態の変形例に係る部材仮受用治具10X,10Yを図16乃至図19を用いて説明する。パネル固定部材30及びワイヤーWは、上記の実施形態に係る部材仮受用治具10と同様の構成であるため、以下では、同じ符号を用い、説明を省略する。
<部材仮受用治具10X>
まず、本実施形態の枠部材取付方法で用いることが可能な他の部材仮受用治具10Xを図16及び図17を用いて説明する。パネル固定部材30及びワイヤーWは、上記の部材仮受用治具10と同様の構成であるため、以下では、同じ符号を用い、説明を省略する。
図16に示す部材仮受用治具10Xは、建物1の2階の外周部や1階の下屋部に対応可能に構成されている。ここで、建物1の2階の外周部や1階の下屋部では、図17に示すように、梁2の上部のフランジ2Aの上に、不図示の屋根パネルを取り付けるリップ溝形鋼C(Cチャネル)が設けられている。
部材仮受用治具10Xは、図16に示すように、躯体係合部材20X(第1部材)の係合部22Xが、リップ溝形鋼Cの下側リップに係合可能な形状となっている。図16及び図17に示すように、躯体係合部材20Xは、上方に向かうように屈曲した屈曲部21Xを備え、屈曲部21Xは、その上方に屈曲した一端部に、リップ溝形鋼Cの下側リップを挟み込むように係合する係合部22Xが形成されている。また、図16及び図17に示すように、躯体係合部材20Xは、係合部22Xが設けられた端部とは反対側の他端部に屈曲部21Xから下方に曲折して操作部23Xが設けられている。
部材仮受用治具10Xによれば、リップ溝形鋼Cが取り付けられた建物1の2階の外周部や1階の下屋部の梁2に対しても天井パネル6を保持することができる。
<部材仮受用治具10Y>
次に、本実施形態の枠部材取付方法で用いることが可能な他の部材仮受用治具10Yを図18及び図19を用いて説明する。被係合部32及びワイヤーWは、上記の部材仮受用治具10と同様の構成であるため、以下では、同じ符号を用い、説明を省略する。
建物1の階段部やバルコニー部では、梁2の上部のフランジ2Aの上に、各種部材が接するため、上記の部材仮受用治具10では、後で梁2からの取り外しができない。図18に示す部材仮受用治具10Yは、階段部やバルコニー部付近の梁2に対応可能に構成されている。
部材仮受用治具10Yは、図18及び図19に示すように、躯体係合部材20Y(第1部材)の係合部22Yが、梁2の下部のフランジ2Aに係合可能な形状となっている。躯体係合部材20Yは、梁2の下部のフランジ2Aを挟み込むように係合する係合部22Yが形成されている。
パネル固定部材30Y(第2部材)は、図18及び図19に示すように、ワイヤーWが取り付けられるワイヤー取付部31Y(連結部材取付部)と、天井パネル6に取り付けられたネジ6D(係合突部)と係合する被係合部32と、を有している板状の部材である。
ワイヤーWY(連結部材)は、例えば、可撓性を有する金属製の線材であり、図18に示すように、ループ状に形成され、上方の第1端部WY1と、下方の第2端部WY2と、を備えている。ワイヤーWYの第1端部WY1は、係合部22Yに対して取り付けられている。ワイヤーWYの第2端部WY2は、パネル固定部材30Yの端部のワイヤー取付部31Yに取り付けられている。
図19に示すように、躯体係合部材20Yの係合部22Yが梁2の下部のフランジ2Aに係合しつつ、磁石22Yaが梁2のウェブ2Bに吸着する。部材仮受用治具10Yによれば、建物1の階段部やバルコニー部付近の梁2に対しても天井パネル6を保持することができる。
G 地面
1 建物
2 梁
2A フランジ
2B ウェブ
3 柱
5 ボルト
6 天井パネル(枠部材)
6A 外枠部材(外枠部)
6B 中間部材
6C 接続部材(接続部)
6D ネジ(係合突部)
6E 下端
10 部材仮受用治具
20 躯体係合部材(第1部材)
21 載置部
22 係合部
23 操作部
24 突出部
30 パネル固定部材(第2部材)
31 ワイヤー取付部(連結部材取付部)
32 被係合部
32a 挿通孔
32b 受容溝
33 下方延出部
W ワイヤー(連結部材)
W1 第1端部
W2 第2端部
K1 第1脚立(第1作業台)
Ka 踏桟
K2 第2脚立(第2作業台)
H 取付補助部材
H1 脚立取付部
H2 枠部材支持部
10X 部材仮受用治具
20X 躯体係合部材(第1部材)
21X 屈曲部
22X 係合部
23X 操作部
C リップ溝形鋼
10Y 部材仮受用治具
20Y 躯体係合部材(第1部材)
22Y 係合部
22Ya 磁石
30Y パネル固定部材(第2部材)
31Y ワイヤー取付部(連結部材取付部)
WY ワイヤー(連結部材)
WY1 第1端部
WY2 第2端部

Claims (7)

  1. 建物を構成する躯体に枠部材を取り付ける枠部材取付方法であって、
    前記躯体に係合する係合部を有する第1部材と、前記枠部材を保持する第2部材と、前記第1部材と前記第2部材を連結する連結部材と、を備える部材仮受用治具を用意する部材仮受用治具用意工程と、
    前記枠部材の両端部にそれぞれ前記部材仮受用治具を取り付ける治具取付工程と、
    前記躯体の下方に第1作業台及び第2作業台を設置する作業台設置工程と、
    前記枠部材を前記躯体と前記第1作業台に凭たせ掛けて支持する枠部材支持工程と、
    前記枠部材の一端部に取り付けられた前記部材仮受用治具を前記躯体に係合させる第1係合工程と、
    前記枠部材の他端部を前記第2作業台まで移動させる枠部材移動工程と、
    前記枠部材の他端部に取り付けられた前記部材仮受用治具を前記躯体に係合させる第2係合工程と、
    前記枠部材を前記躯体に固定する枠部材取付工程と、を行うことを特徴とする枠部材取付方法。
  2. 前記枠部材支持工程において、前記枠部材の下端が地面に接していることを特徴とする請求項1に記載の枠部材取付方法。
  3. 前記枠部材支持工程において、前記第1作業台には、前記枠部材を下方から支持することが可能な取付補助部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の枠部材取付方法。
  4. 前記枠部材は、外枠部と、前記外枠部の間に配される中間部と、前記外枠部及び前記中間部を連結する複数の接続部と、を備える格子形状をなす枠体であり、
    前記取付補助部材は、複数の前記接続部のいずれかを下方から支持することが可能であることを特徴とする請求項3に記載の枠部材取付方法。
  5. 前記躯体が梁であり、
    前記枠部材が天井パネルであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の枠部材取付方法。
  6. 前記部材仮受用治具の前記係合部が前記梁のフランジに係合することを特徴とする請求項5に記載の枠部材取付方法。
  7. 請求項5又は6に記載の枠部材取付方法を行うことを特徴とする天井パネル施工方法。
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