JP7282569B2 - 建物の施工方法 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の外壁面材が上下に並べられた外壁を有する建物の施工方法に関する。
特許文献1には、大判化外壁パネルおよびこの大判化外壁パネルを建物の躯体に取り付ける構造が開示されている。大判化外壁パネルは、パネルフレームと、このパネルフレームに取付けられた上下に並ぶ複数枚の、断熱材を含む横長形状の外壁面材とを備える。また、上記パネルフレームは、左右の縦フレーム材および上下端の横フレーム材が矩形に組まれた外周フレーム部と、この外周フレーム部に互いに横幅方向に間隔を開けて配置されて上下端が上下の横フレーム材に接合された複数の縦胴縁とからなる。
また、特許文献2には、足場を組むことなく,建物開口部毎に設置することによって建物開口部の工事をなし得るようにした養生装置が開示されている。
特開2016-113839号公報 特開2006-152695号公報
しかしながら、上記特許文献はいずれも、複数の外壁面材が上下に並べられた外壁を有する建物の効率的な施工方法を開示するものではない。また、外壁に設けられた一時開口をどう閉じるかについて開示しない。
この発明は、上記の事情に鑑み、複数の外壁面材が上下に並べられた外壁を有する建物を効率的に施工でき、また、外壁に設けられた一時開口を屋内側より効率よく閉じることができる建物の施工方法を提供することを課題とする。
この発明の建物の施工方法は、上記の課題を解決するために、複数の外壁面材が上下に並べられる外壁を躯体の屋外側に設ける建物の施工方法であって、上記外壁面材および下地材を存在させない一時開口を外壁に形成する工程と、上記一時開口に後嵌めされる後嵌め外壁面材を、当該後嵌め外壁面材の上側に位置する上側の外壁面材の高さ位置を変化させる昇降手段によって、当該上側の外壁面材の高さ位置を変化させて、上記一時開口に上記躯体の屋内側から嵌め込む工程と、を含むことを特徴とする。
上記方法であれば、上記一時開口に後嵌めされる後嵌め外壁面材を、当該後嵌め外壁面材の上側に位置する上側の外壁面材の高さ位置を変化させる昇降手段によって、当該上側の外壁面材の高さ位置を上方に変化させることで、上下外壁面材の嵌合形状が複雑であっても、上記一時開口に上記躯体の屋内側から嵌め込むことが可能となり、上記一時開口の箇所において、外壁面を屋内側から形成することができる。
上記後嵌め外壁面材として、当該後嵌め外壁面材の下部側および上部側の各々に係合部が形成された外壁面材を用い、上記一時開口に上記後嵌め外壁面材を嵌め込む際に、上記下部側および上部側の各々の係合部を、上記後嵌め外壁面材の下側に位置する下側の外壁面材の上部側および上記上側の外壁面材の下部側に係合させてもよい。これによれば、上記後嵌め外壁面材と、この下側および上側に位置する外壁面材との係合が、他の外壁面材同士の係合と同様に行える。
上記昇降手段は、上記上側の外壁面材の高さ調整および上記躯体への固定が行える固定機構部であってもよい。上記固定機構部は、他の固定機構部に比べて、高さ調整範囲が大きくてもよい。
上記一時開口の上側に位置する外壁面材として、裏面の上下2箇所で上記躯体側に連結される下地材に固定された外壁面材を用いてもよい。これによれば、上記一時開口を利用する状態、すなわち、上記一時開口の上側の外壁面材と上記一時開口の下側の外壁面材とが下地材で連結されない状態において、上記一時開口の上側に位置する外壁面材を固定する下地材が上下2箇所で上記躯体側に連結される。これにより、上記一時開口を利用する状態において、上記一時開口の上側の外壁面材のガタツキを低減できる。
上記2箇所の連結のうちの少なくとも下側の連結は、上記上側の外壁面材の屋内側に設けられた上方向に立ち上がる立上部材を、上記躯体側に係合させることによって行い、上記立上部材の高さは、上側の外壁面材の高さ位置の変化に際しても上記係合が維持される高さであるのがよい。これによれば、上側の外壁面材の高さ位置を上げ下げするときにも、上記係合が維持され、上記一時開口の上側の外壁面材のガタツキを低減できる。なお、上記2箇所の連結が同じ構成による連結であってもよい。
複数の外壁面材が上下に並べられて全体で吊り上げ可能とされる施工時構造体を用い、この施工時構造体における一時開口を跨いで上下の外壁面材の下地材に連結される第2下地材を、上記施工時構造体が建物の躯体に固定された後に取り外して上記一時開口を得る一方、一時開口に上記後嵌め外壁面材を上記躯体の屋内側から取り付ける際に、上記後嵌め外壁面材の下地材を、上記第2下地材を用いて、上側および下側の外壁面材の下地材に連結するようにしてもよい。これによれば、第2下地材を無駄なく利用することができる。
本発明であれば、外壁面材および下地材を存在させないことにより得られる外壁の一時開口に対して、屋内側から外壁面を形成することができるという効果を奏する。
この発明の実施形態にかかる建物の施工方法で用いられる外壁パネルの施工時構造体を示した背面図である。 同図(A)は図1の外壁パネルにおける外壁面材の上部および下部の断面を示した説明図であり、同図(B)は図1の上下に並ぶ外壁面材の嵌め込み箇所を示した説明図である。 図1の外壁パネルの施工時構造体を地上で組み立てる地組架台の一例を示した正面図である 図1の外壁パネルの施工時構造体を建物の躯体に取り付けた状態を示した説明図である。 図1の外壁パネルの施工時構造体を建物の躯体に取り付けるために天秤で吊り上げている状態を示した説明図である。 この発明の実施形態にかかる建物の施工方法を示す図であって、後嵌め外壁面材の一時開口への取り付けを示した説明図である。 図6の工程に続く工程を示す図であって、後嵌め外壁面材の一時開口への取り付けを示した説明図である。 この発明の実施形態にかかる建物の施工方法を示す図であって、後嵌め外壁面材の上側の外壁面材を躯体に固定するファスナー等を示した斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態にかかる建物の施工方法で用いられる外壁パネルの施工時構造体5は、複数の横長の外壁面材51を上下に並べて下地材である第1下地材(縦胴縁)52で相互に連結されて一体化された形態で建物の躯体に取り付けられる構造を有する。図1に示す例では、6本の第1下地材52を備えており、各第1下地材52は、リップ溝形鋼等の開放断面鋼材或いは角形鋼管などの閉鎖断面鋼材からなる。
上記外壁面材51は、例えば、図2(A)および図2(B)に示すように、不燃断熱材51aを鋼板51b、51cで挟み込んだ金属サンドイッチパネルである。2枚の外壁面材51を上下に並べた場合、下段に位置する外壁面材51の上端面に形成された横幅方向に長い2か所の凹部51dに、上段に位置する外壁面材51の下端面に形成された横幅方向に長い2か所の凸部51eが嵌まり込むことにより、上下の外壁面材51が互いに面外方向に位置ずれしないように組み合わされる。
また、例えば、図3に示す地組架台1を用いることにより、上記複数の外壁面材51を上下に並べて第1下地材52で連結した外壁パネルを、当該外壁パネルが取り付けられる建物の躯体の外壁取付箇所とは異なる場所で組み立てることができる。上記地組架台1は、例えば、複数の柱状部材11と梁状部材12とを縦横に組んでなるものであるが、その構造については図3に示すものに限定されない。
作業者は、上記第1下地材52を地組架台1にセットした後に、外壁面材51をセットし、このセットした上記外壁面材51の上部側にビス等をねじ込み、上記外壁面材51を、先にセットした上記第1下地材52に固定する。この作業を繰り返すことで外壁パネルの施工時構造体5が作製される。
上記外壁パネルの施工時構造体5では、例えば、上から2段目の外壁面材51が存在すべき箇所において第1下地材52が分断されて上下に離間しており、最上位置の外壁面材51は上側の第1下地材52に装着され、上から2段目となる外壁面材51および第1下地材52は未装着とされ、上から3段目以下では全ての外壁面材51が下側の第1下地材52に装着されている。すなわち、この例の外壁パネルの施工時構造体5は、上から2段目の1段のみ外壁面材51および第1下地材52が存在しない構造を有する。
そして、上記外壁パネルの施工時構造体5は、図1に示したように、例えば、最上位置の外壁面材51から6段目となる外壁面材51に至る縦長さを有する第2下地材53を備えている。上記第2下地材53は、上記第1下地材52が不存在の箇所(一時開口となる箇所)を跨いで、上下に位置する第1下地材52と接続される。上記第2下地材53は、上記地組架台1を用いて上記第1下地材52に取り付けることができる。上記第2下地材53は、上記第1下地材52に対して着脱自在に取り付けられており、施工時構造体5が建物の躯体7に取り付けられた後で一旦外せるようになっている。
上記第1下地材52は、例えば、2つの対向面部およびこれら対向面部を繋ぐ閉鎖面部を有する溝形鋼からなり、上記対向面部の一方の側において外壁面材51がビス固定されている。
また、図4に示すように、上記外壁パネルの施工時構造体5が取り付けられる建物の躯体7は、例えば、屋根7Aが支持される屋根梁71、耐風梁72、床梁73等を備えている。また、上記屋根梁71には、繋ぎ材71aが所定のピッチで固定されており、また、繋ぎ材71aを貫通させて屋根側耐風梁72Aが設けられている。上記外壁パネルの施工時構造体5の建物の躯体7への取り付けにおいては、例えば、上記第1下地材52の上記対向面部の他方の側が、上記建物の躯体7における屋根側耐風梁72A、耐風梁72、床梁73等に、Lアングル等の金具、固定ボルト、高さ調整ボルト等を用いて固定される。
また、例えば、上記第2下地材53も溝形鋼とされ、その閉鎖面部を上記第1下地材52の閉鎖面部に対面させることで、上記第1下地材52の横位置に取り付けられる。上記閉鎖面部には、例えば、所定ピッチでボルト挿通孔が形成されており、このボルト挿通孔に縫い通されたボルトとナットとによって、上記第2下地材53が上記第1下地材52に着脱自在に取り付けられる。なお、上記第1下地材52および上記第2下地材53が閉鎖断面形状を有する角形鋼管である場合でも、同様のボルトによる取付構造とすることができる。また、上記の着脱自在とするための構造は、ボルトとナットを用いる構造に限らない。
また、外壁パネルの施工時構造体5は、図5に示すように、天秤8を用いて吊り上げることができる。この天秤8は、一方の側に固定部81を備え、他方の側にカウンターウェイト82を備える。上記固定部81は、外壁パネルの施工時構造体5の第1下地材52、第2下地材53、外壁面材51、或いは、これらに仮固定された部材に固定される。天秤8はクレーン等の吊元83によって吊られる。
建物の施工においては、上記のように吊り上げた外壁パネルの施工時構造体5を上記第1下地材52によって建物の躯体7に取り付けていく。より具体的には、上記外壁パネルの施工時構造体5における上側の第1下地材52を屋根側耐風梁72Aに固定し、下側の第1下地材52を耐風梁72に固定する。
上記のように、外壁面材51における第1下地材52を建物の躯体7に固定した後に、上記第2下地材53を上記第1下地材52から取り外す。上記第1下地材52は上記のように躯体7側に固定されているので、上記第2下地材53を上記第1下地材52から取り外しても、上記外壁面材51が躯体7から外れることはない。そして、このように上記第2下地材53を、上記第1下地材52から取り外すことで、外壁面材51の存在しない箇所において上記第2下地材53も存在しない一時開口、すなわち、下地材で遮られない施工時利用が可能な開口を形成する。施工時利用としては、例えば、足場の屋内側からの持出がある。
一時開口の上側に位置する外壁面材51における第1下地材52は、一時開口を利用するとき、すなわち、上記第2下地材53を上記第1下地材52から取り外した状態において、図6にも示すように、屋内面の上下2箇所で上記躯体7側に連結される。この実施形態では、ファスナー4によって、第1下地材52の屋内面の上側が、耐風梁72(屋根側耐風梁72Aでもよい。以下、同様)の上側に連結され、クリップ55によって、第1下地材52の屋内面の下側が、上記耐風梁72の下側に連結される。
上記クリップ55は、例えば、短尺で縦長で上方に立ち上がる部材(立上部材)55aと、この部材55aを外壁面材51の屋内面に留め付ける螺子55bと、上記部材55aを外壁面材51の屋内面から離間させるスペーサ55cとを備える。上記螺子55bは上記部材55aの下部側に設けられており、螺子55bを緩めれば、上記部材55aを下方に垂らすことができる。
上記クリップ55は、螺子55bを締めた状態で、第1下地材52の屋内側面から離間して上方に突出する。クリップ55と第1下地材52の屋内面との間に、上記耐風梁72の下面に固定されたLアングル72aの縦片が係合する。より詳しくは、上記クリップ55による連結は、上側の外壁面材51の屋内面とクリップ55の部材55aとの間に、上記Lアングル72aの縦片を挟持することによって行い、上記部材55aの高さは、上側の外壁面材51の高さ位置の変化に際しても上記挟持による係合が維持される高さになっている。
なお、上記クリップ55は、上記施工時構造体5を吊り上げてファスナー4を躯体7側に係合させた後に、上記螺子55bで留めることができる。或いは、上記螺子55bを緩めて上記部材55aを下方に垂れさせた状態で、上記施工時構造体5を吊り上げてファスナー4を躯体7側に係合させることもできる。
次に、上記一時開口への外壁面材の取り付けを、図6および図7を用いて説明する。なお、上記図6および図7における下地材に対する外壁面材の突出量、耐風梁の位置や鋼材形状等は例示であり、また、先に用いた図4および図5における下地材に対する外壁面材の突出量、耐風梁の位置や鋼材形状等も例示である。これらの図において、上記下地材に対する外壁面材の突出量、耐風梁の位置や鋼材形状等は必ずしも同じにはなっていない。
上記一時開口への外壁面材の取り付けにおいては、当該一時開口に後嵌めされる後嵌め外壁面材502を取り付ける。この後嵌め外壁面材502は、他の外壁面材51と同様、当該後嵌め外壁面材502の下部側に、下部側係合部である凹部51dを備えており、上部側に、上側に位置する外壁面材51の下部側に係合する係合部である凸部51eを備える。
上記一時開口に上記後嵌め外壁面材502を嵌め込む際には、後嵌め外壁面材502の上側に位置する上側の外壁面材51の高さ位置を変化させる昇降手段となる固定機構部を用い、当該上側の外壁面材51の高さ位置を変化させて、上記一時開口に上記躯体7の屋内側から嵌め込む。なお、上記固定機構部とは別に昇降手段を備えてもよい。
より詳細には、上記一時開口に上記後嵌め外壁面材502を嵌め込む際には、図6に示すように、一時開口の高さが上記後嵌め外壁面材502の高さよりも高くなるように、固定機構部を構成する上記ファスナー4を用いて、当該後嵌め外壁面材502の上側の外壁面材51を持ち上げる。なお、一時開口を施工時構造体5で決まる初期状態の高さで利用することに限らず、初期状態の高さよりも、一時開口の高さを高くした状態でも利用することができる。
なお、上記後嵌め外壁面材502の嵌め込みの際の当該後嵌め外壁面材502の持ち上げは、例えば、上記躯体7の屋内側に配置した揚重機を用いて行うことができる。
そして、上記一時開口への上記後嵌め外壁面材502の嵌め込みにおいて、図7に示すように、当該後嵌め外壁面材502の下部側の係合部である凹部51dに、当該後嵌め外壁面材502の下側に位置する外壁面材51の上部側の凸部51eを係合させる。
次に、上記ファスナー4を用いて、上記上側の外壁面材51を下げる。この下げ操作により、当該後嵌め外壁面材502の上部側の係合部である凸部51eが、当該後嵌め外壁面材502の上側に位置する外壁面材51の下部側の凹部51dに係合する。
そして、このように、上記一時開口に、後嵌め外壁面材502を嵌め込んだ後に、当該後嵌め外壁面材502の第1下地材52に、一旦取り外しておいた上記第2下地材53を連結し、さらに、この第2下地材53を上側および下側の外壁面材51の第1下地材52に連結する。
上記ファスナー4は、例えば、図8に示すように、段状に形状されるか、或いはスペーサを屋内面に配置して段をなす縦面部41と、上記縦面部41の下部側に設けられた水平板部42と、を備えている。上記水平板部42の横幅は、上記縦面部41の横幅よりも広くされている。そして、上記縦面部41の各縁側であって、当該縦面部41と上記水平板部42との間には、略三角形状のリブ部43がそれぞれ溶接等によって設けられている。
上記縦面部41は、上側の面部を第1下地材52に接して取り付けると、下側の面部が第1下地材52から離間して第1下地材52との間に一定幅の隙間を形成する。上記上側の面部には水平方向に挿通孔が形成されており、この挿通孔に、第1下地材52の内側から水平方向に突出して設けられたボルト41aの螺子部を通し、この螺子部にナット41bを螺合することで、上記ファスナー4を第1下地材52に固定することができる。
また、上記耐風梁72上には、上記固定機構部を構成する受け部6が設けられる。この受け部6は、鋼材等からなる荷重受けプレート61を備えており、この荷重受けプレート61上であって上記耐風梁72の屋外側の縁部には、Lアングル62を備える。上記Lアングル62は、その水平片部62aを上記荷重受けプレート61の上面に接触させて設けられている。また、上記Lアングル62の立上片部62bは屋外側に位置している。上記縦面部41による上記隙間に上記立上片部62bが入り込むことで、上記施工時構造体5が建物に取り付けられる。
上記ファスナー4の水平板部42の中央位置(リブ部43の間)には、ピン挿通孔が形成されている。また、上記水平板部42の一方の端側位置には、螺子孔が形成されており、この螺子孔には先丸形状の荷重受けボルト42cが上側から螺合される。なお、荷重受けボルト42cにはロックナットやワッシャが装着される。さらに、上記水平板部42の他の端側位置には、突出螺子挿通孔が形成されている。
そして、上記荷重受けプレート61には、位置決めピン61aおよび突出螺子61bが立設されている。上記突出螺子61bは、螺子部を上側にして上記荷重受けプレート61に溶接によって固定される。上記位置決めピン61aは、上記水平板部42の上記ピン挿通孔に対応する位置に設けられており、上記突出螺子61bは上記水平板部42の上記突出螺子挿通孔に対応する位置に設けられている。
上記Lアングル62の水平片部62aには、上記位置決めピン61aおよび突出螺子61bが通る貫通孔が形成されている。一方、上記荷重受けボルト42cに対応する箇所には貫通孔は形成されておらず、上記荷重受けボルト42cの先端は上記水平板部42の上面に当たる。上記突出螺子61bにナット42eを螺合させることで、下方向の力を上記水平板部42に与えて調整高さを保持することができる。
また、上記後嵌め外壁面材502の上側に位置する外壁面材51を躯体側に固定する固定機構部は、他の外壁面材51を躯体側に固定する固定機構部に比べて、高さ調整範囲が大きくされる。この実施形態では、上記後嵌め外壁面材502の上側に位置する外壁面材51を躯体側に固定する固定機構部における、上記荷重受けボルト42c、上記位置決めピン61aおよび突出螺子61bは、他の外壁面材51を躯体側に固定する固定機構部における、上記荷重受けボルト42c、上記位置決めピン61aおよび突出螺子61bよりも長くされる。
上記の施工方法であれば、上記一時開口に後嵌めされる後嵌め外壁面材502を、当該後嵌め外壁面材502の上側に位置する上側の外壁面材51の高さ位置を変化させる昇降手段である固定機構部を構成するファスナー4と受け部6とによって、当該上側の外壁面材51の高さ位置を変化させて、上記一時開口に上記躯体7の屋内側から嵌め込むので、上記一時開口の箇所において、外壁面を屋内側から形成することができる。
上記後嵌め外壁面材502として、下部側および上部側の各々に係合部(凹部51d、凸部51e)が形成された外壁面材を用い、上記一時開口に上記後嵌め外壁面材502を嵌め込む際に、上記下部側および上部側の各々の係合部を、上記後嵌め外壁面材の下側に位置する下側の外壁面材の上部側および上記上側の外壁面材の下部側に係合させるので、上記後嵌め外壁面材502と、この下側および上側に位置する外壁面材51との係合が他の外壁面材51同士の係合と同様に行える。
上記一時開口の上側に位置する外壁面材として、屋内面の上下2箇所で上記躯体側に連結される外壁面材51を用いてもよく、これによれば、上記一時開口を利用する状態、すなわち、上記一時開口の上側の外壁面材51と上記一時開口の下側の外壁面材51とが第1下地材52および第2下地材53で連結されない状態において、上記一時開口の上側に位置する外壁面材51を、上記の上下2箇所で上記躯体7側に連結することができる。これにより、上記一時開口を利用する状態において、上記一時開口の上側の外壁面材51のガタツキを低減できる。
上記2箇所の連結のうちの下側の連結は、上記上側の外壁面材51の屋内側に設けられた上方向に立ち上がるクリップ55の部材(立上部材)55aを、上記躯体7側(Lアングル72aの縦片)に係合させることによって行い、上記部材55aの高さが、上側の外壁面材51の高さ位置の変化に際しても上記係合が維持される高さとするのがよい。これによれば、上側の外壁面材51の高さ位置を上げ下げするときにも、上記係合が維持され、上記一時開口の上側の外壁面材51のガタツキを低減できる。
また、上記の施工時構造体5を用い、一時開口に上記後嵌め外壁面材502を上記躯体7の屋内側から取り付ける際に、上記後嵌め外壁面材502の第1下地材52を、第2下地材53を用いて、上側および下側の外壁面材51の第1下地材52に連結すれば、第2下地材53を無駄なく利用することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :地組架台
4 :ファスナー(固定機構部、昇降手段)
5 :施工時構造体
6 :受け部(固定機構部、昇降手段)
7 :躯体
7A :屋根
8 :天秤
11 :柱状部材
12 :梁状部材
41 :縦面部
41a :ボルト
41b :ナット
42 :水平板部
42c :荷重受けボルト
42e :ナット
43 :リブ部
51 :外壁面材
51a :不燃断熱材
51b :鋼板
51c :鋼板
51d :凹部
51e :凸部
52 :第1下地材
53 :第2下地材
55 :クリップ
55a :部材
55b :螺子
55c :スペーサ
61 :荷重受けプレート
61a :位置決めピン
61b :突出螺子
62 :Lアングル
62a :水平片部
62b :立上片部
71 :屋根梁
71a :繋ぎ材
72 :耐風梁
72A :屋根側耐風梁
72a :Lアングル
73 :床梁
81 :固定部
82 :カウンターウェイト
83 :吊元
502 :後嵌め外壁面材

Claims (7)

  1. 複数の外壁面材が上下に並べられる外壁を躯体の屋外側に設ける建物の施工方法であって、上記外壁面材および下地材を存在させない一時開口を外壁に形成する工程と、上記一時開口に後嵌めされる後嵌め外壁面材を、当該後嵌め外壁面材の上側に位置する上側の外壁面材の高さ位置を変化させる昇降手段によって、当該上側の外壁面材の高さ位置を変化させて、上記一時開口に上記躯体の屋内側から嵌め込む工程と、を含んでおり、
    上記複数の外壁面材が上下に並べられて全体で吊り上げ可能とされる施工時構造体を用い、この施工時構造体における一時開口を跨いで上下の外壁面材の下地材に連結される第2下地材を、上記施工時構造体が建物の躯体に固定された後に取り外して上記一時開口を得ることを特徴とする建物の施工方法。
  2. 請求項1に記載の建物の施工方法において、上記後嵌め外壁面材として、当該後嵌め外壁面材の下部側および上部側の各々に係合部が形成された外壁面材を用い、上記一時開口に上記後嵌め外壁面材を嵌め込む際に、上記下部側および上部側の各々の係合部を、上記後嵌め外壁面材の下側に位置する下側の外壁面材の上部側および上記上側の外壁面材の下部側に係合させることを特徴とする建物の施工方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建物の施工方法において、上記昇降手段は、上記上側の外壁面材の高さ調整および上記躯体への固定が行える固定機構部であることを特徴とする建物の施工方法。
  4. 請求項3に記載の建物の施工方法において、上記上側の外壁面材用の上記固定機構部は、他の固定機構部に比べて、高さ調整範囲が大きいことを特徴とする建物の施工方法。
  5. 請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の建物の施工方法において、上記一時開口の上側に位置する外壁面材として、屋内面の上下2箇所で上記躯体側に連結される外壁面材を用いることを特徴とする建物の施工方法。
  6. 請求項5に記載の建物の施工方法において、上記2箇所の連結のうちの少なくとも下側の連結は、上記上側の外壁面材の屋内側に設けられた上方向に立ち上がる立上部材を、上記躯体側に係合させることによって行い、上記立上部材の高さは、上側の外壁面材の高さ位置の変化に際しても上記係合が維持される高さであることを特徴とする建物の施工方法。
  7. 請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の建物の施工方法において、上記一時開口に上記後嵌め外壁面材を上記躯体の屋内側から取り付ける際に、上記後嵌め外壁面材の下地材を、上記第2下地材を用いて、上側および下側の外壁面材の下地材に連結することを特徴とする建物の施工方法。
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