JPH082475Y2 - パッケーシ型空気圧縮機 - Google Patents

パッケーシ型空気圧縮機

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JPH082475Y2
JPH082475Y2 JP8690490U JP8690490U JPH082475Y2 JP H082475 Y2 JPH082475 Y2 JP H082475Y2 JP 8690490 U JP8690490 U JP 8690490U JP 8690490 U JP8690490 U JP 8690490U JP H082475 Y2 JPH082475 Y2 JP H082475Y2
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intake
fitting
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直樹 角谷
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トキコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はパッケージ型空気圧縮機に係り、特に空気圧
縮機を収容するパッケージに吸・排気用のダクトを容易
に取付けられるとともに容易に外せるよう構成したパッ
ケージ型空気圧縮機に関する。
従来の技術 例えば箱状のパッケージ内に小形圧縮機などの空気圧
縮機を収納してなるパッケージ型空気圧縮機において
は、パッケージのリアパネルに吸気口、排気口が穿設さ
れ、この吸気口、排気口を覆うように吸気ダクト、排気
ダクトがリアパネルに取付けられている。
この種のダクト取付構造としては、例えば第9図に示
す構造がある。同図中、排気ダクト1はリアパネル2に
排気口2aからの排気を外部に導びくように取付けられ、
排気ダクト1の上部には吸気口2bへ空気を導く吸気ダク
ト3が取付けられている。排気ダクト1は90度折曲され
た取付部1a,1bがリアパネル2の内壁に設けられたナッ
トサート4に螺入されたビス5により固着されており、
吸気ダクト3は下端部3aが排気ダクト1の背面1cにビス
6により固着され且つ上端部3bがビス6によりリアパネ
ル2に固着されている。
考案が解決しようとする課題 しかるに、上記のような構成のパッケージ型空気圧縮
機では、空気圧縮機が通気口から吸引された空気の一部
を圧縮して圧縮空気を生成し、その空気圧縮動作による
発熱量が多く、空気圧縮機のピストンやシリンダが加熱
される。そのため、空気圧縮機は、吸気口2bからパッケ
ージ内部に吸引された空気が空気圧縮機の周囲を通過し
て排気口2aから外部に排気されることにより、冷却され
ている。
従って、パッケージの内部に空気圧縮機を収納した構
成では、空気冷却による不備(埃等による通気口からの
吸気量及び排気量の減少)が吐出空気量の減少、及び空
気圧縮機の寿命に直ちに影響するため、排気ダクト1及
び吸気ダクト3を外して排気口2a,吸気口2b及び排気ダ
クト1,吸気ダクト3の清掃したり、ひどい汚れの場合に
は洗浄液等を使用して排気口2a,吸気口2b及び排気ダク
ト1,吸気ダクト3を頻繁に洗浄する必要がある。
ところが、上記のような従来の構成では、排気ダクト
1,吸気ダクト3を固定するビス5,6を弛めて外した後に
排気ダクト1,吸気ダクト3をリアパネル2から外さなけ
ればならなかった。そのため、従来のパッケージ型空気
圧縮機においては、排気口2a,吸気口2b及び排気ダクト
1,吸気ダクト3を清掃又は洗浄する際、作業時間が余計
にかかりかなり面倒であった。
そして、排気ダクト1,吸気ダクト3を外す作業が面倒
であるため、排気口2a,吸気口2b及び排気ダクト1,吸気
ダクト3の清掃を怠ることがあった。その場合、前述し
たように排気口2a,吸気口2bが埃により塞がれた状態で
空気圧縮機が空気圧縮動作を行って、吸気及び排気され
る空気量が減少して空気圧縮機の寿命が短くなるととも
に、空気圧縮効率が低下してしまう。
さらに、従来はビス5,6を締付ける作業を要するた
め、排気ダクト1及び吸気ダクト3を取付けるのに手間
がかかり能率良く取付けることができないばかりか外観
上ビス5,6が露出するためデザイン的に劣るといった課
題があった。
そこで、本考案は上記課題を解決したパッケージ型空
気圧縮機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は、内部に空気圧縮機を収容し、一の側面に吸
気用と排気用の一対の通気口が互いに上下位置となるよ
うに設けられた箱状のパッケージと、 該パッケージの通気口よりも上下に位置するように設
けられたダクト取付用の複数の嵌合部と、 前記一方の通気口に対向する対向面、一端が該対向面
の上下端に接続され他端が前記パッケージの一の側面に
向かって延びる上下面、一端が該対向面の左右端に接続
され他端が前記パッケージの一の側面に向かって延びる
左右側面のうちの一側面を有し、且つ前記上下面の他端
より上下方向に延びる一対のフランジを有し、前記左右
側面の内の他側面のみが開口となるように前記パッケー
ジに取り付けられる第一のダクトと、 前記他方の通気口に対向する対向面、一端が該対向面
の上端又は下端に接続され他端が前記パッケージの一の
側面に向かって延びる上面又は下面、一端が該対向面の
左右端に接続され他端が前記パッケージの一の側面に向
かって延びる左右側面のうちの一側面を有し、且つ前記
上面又は下面の他端より上下方向に延びるフランジを有
し、前記左右側面の内の他側面のみが開口となるように
前記パッケージに取り付けられる第二のダクトと、から
なり、 前記第一のダクトの一方のフランジを一方の通気口の
上下の掛止部のいずれか一方に嵌合させるとともに、他
方のフランジを前記一対の通気口の間に固定し、前記第
二のダクトのフランジを残りの嵌合部に嵌合させるとと
もに、前記第二のダクトの対向面端部を前記第一のダク
トに設けられた嵌合部に嵌合させて両ダクトを前記パッ
ケージに取り付けてなる。
作用 第一のダクトの一方のフランジを一方の通気口の上下
の嵌合部のいずれか一方に嵌合させるとともに、他方の
フランジを一対の通気口の間に固定し、第二のダクトの
一方のフランジを残りの嵌合部に嵌合させるとともに、
第二のダクトの対向面端部を第一のダクトに設けられた
嵌合部に嵌合させて両ダクトをパッケージに取り付けて
なるため、各ダクトをパッケージから外すとき容易に嵌
合部から外すことができる。
そのため、通気口及び各ダクトを容易に清掃又は洗浄
を行うことができ、通気口を通過する吸気及び排気の空
気量が確保され、空気の吸排による空気圧縮機の冷却を
常に安定して行える。これにより、空気圧縮機の寿命を
延ばすことができるとともに、空気が通気口及び各ダク
トを通過する際の損失が無くなり、常に吸排効率を正常
な状態に保つことができる。
実施例 第1図乃至第4図に本考案になるパッケージ型空気圧
縮機の一実施例を示す。
各図中、パッケージ型空気圧縮機としてのパッケージ
型圧縮機は、箱状の筐体(パッケージ)11内に小形圧縮
機(図示せず)が収納され、筐体11のリアパネル12には
通気口としての複数の吸気口13と複数の排気口14とが格
子状に穿設されている。15は排気ダクト(第一のダク
ト)、16は吸気ダクト(第二のダクト)で夫々リアパネ
ル12に取付けられる。
第2図に示す如く、リアパネル12には吸気口13の上方
に位置する第1のスリット(嵌合部)12a,吸気口13と排
気口14との間に位置する第2のスリット(嵌合部)12b,
排気口14の下方に位置する第3のスリット(嵌合部)12
cが穿設されており、各スリット12a〜12cは吸気口13,排
気口14を挟むように夫々水平方向に延在し、夫々平行に
設けられている。
第3図(A)〜(D)に示す如く、排気ダクト15はリ
アパネル12の排気口14に対向する第1の開口15aと、こ
の開口15aと連通して左側方に開口する第2の開口15bと
を有する。
従って、排気ダクト15は排気口14に対向して開口15a,
15bを囲む背面(対向面)15cと、背面15cより矩形状に
折曲された上面15d,下面15e,右側面15fとを有する。上
面15dはリアパネル12側に延在する端部より約90度上方
に折曲された第1の係合部(フランジ)17を有し、下面
15eはリアパネル12側に延在する端部より下方に折曲さ
れた第2の係合部(フランジ)18を有する。又、上面15
dには吸気ダクト16の下端部が挿入されるスリット19が
穿設されている。尚、右側面15fは筐体11のリアパネル1
2に当接することによって係合部17,18がそれ以上筐体11
内に進入することを規制する規制部として機能する。
第1,第2の係合部17,18の厚さ寸法はリアパネル12に
穿設されたスリット12b,12cの上下方向の寸法より充分
小さく容易にスリット12b,12cに挿入することができ
る。又、第1の係合部17の上方向への突出寸法は第2の
係合部18の下方向への突出寸法より短くなっている。そ
のため、排気ダクト15をリアパネル12に取付ける際は後
述するように第1の係合部17をリアパネル12の第2のス
リット12bに挿入して上方に持ち上げながら第2の係合
部18を第3のスリット12cに挿入して嵌合させる。
第4図(A)〜(C)に示す如く、吸気ダクト16はリ
アパネル12の吸気口13に対向する第1の開口16aと、こ
の開口16aと連通して右側方に開口する第2の開口16b
と、排気ダクト15の上面15dに対向する第3の開口16cと
を有する。従って、排気ダクト16は吸気口13に対向して
上記開口16a〜16cを囲む背面(対向面)16dと、背面16d
より矩形状に折曲された上面16e,左側面16fとを有す
る。
又、上面16eはリアパネル12側に延在する端部より上
方に折曲された第3の係合部(フランジ)20を有し、背
面16dは下端部より下方に突出する第4の係合部21を有
する。尚、左側面16fは筐体11のリアパネル12に当接す
ることによって係合部20がそれ以上筐体11内に進入する
ことを規制する規制部として機能する。
ここで、上記構成の排気ダクト15,吸気ダクト16をリ
アパネル12へ取付ける取付方法について説明する。
まず、第5図に示す如く、排気ダクト15を背面15cが
上となる向きに持ち、上面15dより突出する第1の係合
部17がリアパネル12の第2のスリット12bに進入するよ
うに排気ダクト15をA方向に押圧する。そして、第1の
係合部17が第2のスリット12bに嵌合されたまま下面15e
側をB方向に回動させる。第1の係合部17は下面15eを
上方に持ち上げてA方向に押圧されると、リアパネル12
の第3のスリット12cに嵌入する。さらに、第6図に示
す如く排気ダクト15は自重により降下して第1,第2の係
合部17,18が第2,第3のスリット12b,12cに嵌合し、リア
パネル12の外面に取付けられる。
尚、リアパネル12の各スリット12a〜12cの上下方向の
寸法は排気ダクト15の係合部17,18の厚さ寸法よりも充
分に大きいので、第6図のように係合部17,18がスリッ
ト12b,12cに嵌合していても、排気ダクト15は、上下方
向に若干変位できる。又、第1の係合部17は第2の係合
部18よりも突出長さが長いので排気ダクト15を降下させ
るとき、係合部17がスリット12bから外れることはな
い。
従って、第5図、第6図に示すように第1の係合部17
をスリット12bに挿入して排気ダクト15をA方向に回動
させた後、上方に持ち上げるだけで第2の係合部18が容
易にスリット12cに係合する。そのため、経験の少ない
作業者でもビス、ナットサート等の締結部材を使用せず
に短時間で排気ダクト15をリアパネル12に取付けること
ができる。
又、排気ダクト15には右側面15fが背面15c,上面15d,
下面15eの各右端部に結合されているので、この右側面1
5fの縁部がリアパネル12の外面に当接する。これによ
り、排気ダクト15はそれ以上リアパネル12側へ変位でき
ず、右側面15fにより係合部17,18の挿入位置が制限され
る。一方、係合部17,18がリアパネル12の内壁に当接し
ているので、排気ダクト15がリアパネル12より離間する
方向へ変位することも阻止される。このように、右側面
15fは排気ダクト15のストッパとしても機能し、さらに
排気口14から排出された排気が右側方へ流出することを
防止している。
従って、排気ダクト15は係合部17,18及び右側面15fに
よりリアパネル12にガタツキなく保持され、排気口14か
ら排出された排気は開口15aより排気ダクト15内に流入
し、右側方の開口15bより大気中に流出する。
次に、吸気ダクト16をパネル12及び排気ダクト15に取
付ける。この吸気ダクト16の取付方法は、前述した排気
ダクト15の場合と同様、まず、第7図に示すように背面
16dが上を向くように吸気ダクト16を持ち、上面16eより
突出する第3の係合部20をリアパネル12のスリット12a
にあてがう。そして、吸気ダクト16をA方向に押圧して
係合部20をスリット12aに挿入して嵌合させ、そのまま
第4の係合部21側をB方向に回動させる。
続いて、吸気ダクト16を持ち上げるとスリット12aに
係合された係合部20がスリット12a内を上昇し、これに
より下端側の係合部21が排気ダクト15の上面15dに穿設
されたスリット19に対向する。そして、吸気ダクト16が
自重で降下すると係合部21がスリット19内に嵌合し、吸
気ダクト16の取付が完了する。
尚、係合部20の突出長さはスリット12aの上下方向の
長さより充分長いので、吸気ダクト16が降下したとき係
合部20がスリット12aから外れることはない。
又、吸気ダクト16の左側には上面16e,背面16dに結合
された左側面16fが設けられている。上記のように吸気
ダクト16が取付けられると左側面16fの縁部がリアパネ
ル12に当接し、吸気ダクト16がそれ以上リアパネル12側
へ変位することが阻止される。一方、係合部20,21がス
リット12a,19に係合しているのでリアパネル12が離間す
る方向へ変位することも阻止される。よって、吸気ダク
ト16は係合部20,21と左側面16fとによりガタツキなくリ
アパネル12及び排気ダクト15に取付けられる。
従って、吸気ダクト16も前述した排気ダクト15と同様
ビス、ナットサート等を使用せずに取付けられるので、
特別な工具を使用せずに済み経験の少ない作業者でも能
率良く吸気ダクト16を取付けることができる。
尚、外部の空気は吸気ダクト16の右側の開口16bより
吸い込まれ開口16a,吸気口13を介して機器11内部に流入
する。
又、上記リアパネル12に取付けられた排気ダクト15,
吸気ダクト16を上記取付方法と逆の手順で取り外すこと
ができる。そのため、工具等を使わずに排気ダクト15,
吸気ダクト16を簡単に外せるので、例えば吸気口13,排
気口14,排気ダクト15,吸気ダクト16を定期的に清掃又は
洗浄する際には、上記取り付け作業と逆の作業手順で容
易に排気ダクト15,吸気ダクト16をリアパネル12から外
すことができるので、清掃又は洗浄作業がやりやすい。
従って、筐体11内に収納された空気圧縮機の圧縮動作
により空気中の埃が吸気口13,排気口14,排気ダクト15,
吸気ダクト16に溜まりやすいが、これらに付着した埃を
容易に清掃又は洗浄することができ、吸気口13,排気口1
4を通過する吸気及び排気の空気量が確保され、空気の
吸排による空気圧縮機の冷却を常に安定して行える。こ
れにより、空気圧縮機の寿命を延ばすことができるとと
もに、空気が通気口及び各ダクトを通過する際の損失が
無くなり、常に吸排効率を正常な状態に保つことができ
る。
しかも、排気ダクト15,吸気ダクト16の各端部に設け
られた係合部17,18,20,21を各スリット12a〜12c,19に挿
入することにより、各スリット12a〜12c,19が塞がれて
塵挨の侵入及び防音効果の向上が図れるとともに、外観
上スリットが目立たないのでデザイン的にも優れてい
る。
本実施例では、吸気ダクト16が排気ダクト15の上部に
取付けられるため、排気ダクト15の上面15dが吸気ダク
ト16の下面としても機能しえ、吸気ダクト16の下面を省
略することができ、その分吸気ダクト16の構成が簡単化
されている。
又、排気ダクト15は右側面15fを有し、吸気ダクト16
は左側面16fを有しているため、吸気ダクト16が排気ダ
クト15の上部に取付けられることにより、左、右両側に
リアパネル12側へのストッパを設けたのと同じ効果が得
られ、排気ダクト15と吸気ダクト16との組立体はリアパ
ネル12に対して一方の側が入り過ぎたりして傾いて取付
けられることが防止される。
尚、上記実施例では吸気ダクト16を排気ダクト15の上
部に取付けたが、吸気ダクト16と排気ダクト15とを上下
逆向きに取り付けるようにしても良い。
又、上記実施例では、排気ダクト15の係合部17,18を
一対のスリット12b,12cに係合させたが、これに限ら
ず、例えばスリット12b,12cを夫々2あるいは3個に分
割し、それに対応して排気ダクト15に2個あるいは3個
の係合部を設けるようにしても良い。
又、上記実施例では、リアパネル12にスリット12a〜1
2cを設けたが、これに限らず、例えばスリット12a〜12c
の代わりに嵌合孔を設け、この嵌合孔にくびれ部を有す
るピンを嵌合させる構成としても良い。その場合、嵌合
孔をリアパネル12に設けてピンをダクトに設けても良い
し、あるいはリアパネル12にピンを設けてダクトに嵌合
孔を設けても良い。
又、上記実施例ではパッケージ型圧縮機を例に挙げて
説明したが、これに限らず、本考案が他のパッケージ型
空気圧縮機にも適用できるのは勿論である。
考案の効果 上述の如く、本考案になるパッケージ型空気圧縮機
は、空気圧縮機の空気圧縮動作による発熱量が多く、空
気冷却による不備(通気口からの吸気量及び排気量の減
少)が空気圧縮機の寿命に直ちに影響する構成である
が、パッケージの側面に設けられた嵌合部にダクトを嵌
合させることによりダクトをパッケージに取り付けられ
るため、各ダクトをパッケージから外すとき容易に嵌合
部から外すことができるので、通気口及び各ダクトを定
期的に清掃又は洗浄する際、作業がやりやすくなり、通
気口及び各ダクトを容易に清掃又は洗浄を行うことがで
きる。そのため、通気口を通過する吸気及び排気の空気
量が確保され、空気の吸排による空気圧縮機の冷却を常
に安定して行うことができる。これにより、空気圧縮機
の寿命を延ばすことができるとともに、空気が通気口及
び各ダクトを通過する際の損失が無くなり、常に吸排効
率を正常な状態に保つことができ、その結果空気圧縮機
の性能低下を防止することができる。
さらに、パッケージの側面に設けられた嵌合部にダク
トを嵌合させることによりダクトをパッケージに取り付
けられるので、特別な工具を使用することなくダクトを
取付ることができ、経験の少ない作業者でも容易にダク
トを取付けることができる。しかも、短時間で取付ける
ことが可能となり生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるパッケージ型空気圧縮機の一実施
例の斜視図、第2図はリアパネルを示す図、第3図は排
気ダクトの構成を説明するための図、第4図は吸気ダク
トの構成を説明するための図、第5図及び第6図は排気
ダクトの取付方法を説明するための側断面図、第7図及
び第8図は吸気ダクトの取付方法を説明するための側断
面図、第9図は従来のダクト取付構造を説明するための
断面図である。 11…筐体、12…リアパネル、13…吸気口、14…排気口、
15…排気ダクト、15f…右側面、16…吸気ダクト、16f…
左側面、17…第1の係合部、18…第2の係合部、19…ス
リット、20…第3の係合部、21…第4の係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に空気圧縮機を収容し、一の側面に吸
    気用と排気用の一対の通気口が互いに上下位置となるよ
    うに設けられた箱状のパッケージと、 該パッケージの通気口の上下に位置するように設けられ
    たダクト取付用の複数の嵌合部と、 前記一方の通気口に対向する対向面、一端が該対向面の
    上下端に接続され他端が前記パッケージの一の側面に向
    かって延びる上下面、一端が該対向面の左右端に接続さ
    れ他端が前記パッケージの一の側面に向かって延びる左
    右側面のうちの一側面を有し、且つ前記上下面の他端よ
    り上下方向に延びる一対のフランジを有し、前記左右側
    面の内の他側面のみが開口となるように前記パッケージ
    に取り付けられる第一のダクトと、 前記他方の通気口に対向する対向面、一端が該対向面の
    上端又は下端に接続され他端が前記パッケージの一の側
    面に向かって延びる上面又は下面、一端が該対向面の左
    右端に接続され他端が前記パッケージの一の側面に向か
    って延びる左右側面のうちの一側面を有し、且つ前記上
    面又は下面の他端より上下方向に延びるフランジを有
    し、前記左右側面の内の他側面のみが開口となるように
    前記パッケージに取り付けられる第二のダクトと、から
    なり、 前記第一のダクトの一方のフランジを一方の通気口の上
    下の嵌合部のいずれか一方に嵌合させるとともに、他方
    のフランジを前記一対の通気口の間に固定し、前記第二
    のダクトのフランジを残りの嵌合部に嵌合させるととも
    に、前記第二のダクトの対向面端部を前記第一のダクト
    に設けられた嵌合部に嵌合させて両ダクトを前記パッケ
    ージに取り付けてなるパッケージ型空気圧縮機。
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