JP2599749Y2 - ファン付フィルタ装置 - Google Patents

ファン付フィルタ装置

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JP2599749Y2
JP2599749Y2 JP1993047784U JP4778493U JP2599749Y2 JP 2599749 Y2 JP2599749 Y2 JP 2599749Y2 JP 1993047784 U JP1993047784 U JP 1993047784U JP 4778493 U JP4778493 U JP 4778493U JP 2599749 Y2 JP2599749 Y2 JP 2599749Y2
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fan
ventilation
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久国 長谷部
健一 三城
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Nippon Muki Co Ltd
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Nippon Muki Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、半導体やバイオ関連な
どの製造ラインのように環境のクリーン化が必要な場所
に用いられるファン付フィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファン付フィルタ装置を図面に基
づいて説明する。図4は同ファン付フィルタ装置の断面
図、図5は同ファン付フィルタ装置の要部断面図、図6
は他の例を示す要部断面図である。図において、1はケ
ーシング本体であり、このケーシング本体1の一方の開
口部には空気を清浄化する、例えば0.3μm微粒子を
99.97%以上捕集するHEPAフィルタや、0.1
μm微粒子を99.999%以上捕集するULPAフィ
ルタ等のフィルタ2が設けられている。またケーシング
本体1の他の開口部には内側からファン3が設けられ、
また外側からは通風体4を備えた通風体取付枠5が設け
られている。このときファン3はケーシング本体1の内
側からねじ6により、また通風体取付枠5はケーシング
本体1の外側から固定ねじ7により固定されている。一
方通風体4は、図5に示すようにあらかじめ固定パッキ
ン8により通風体取付枠5に固定されている。またこの
通風体4の通風体取付枠5への他の取付方法としては、
図6に示すように溶接により固定する方法がある。同図
中9は溶接部である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来のファ
ン付フィルタ装置では、固定パッキン8による固定作業
や、溶接作業が必要なため、ファン付フィルタ装置の組
立作業が複雑で困難であった。そこで本考案は、通風体
をあらかじめ通風体取付枠に固定する作業を無くすこと
により上記課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、対向する2面
に開口部を有するケーシング本体と、前記ケーシング本
体の一方の開口部に設けられるフィルタと、前記ケーシ
ング本体の他方の開口部に内側から取り付けられるファ
ンと、前記ケーシング本体の他方の開口部に外側から取
り付けられ、内部に通風体を有する通風体取付枠とを備
えたファン付フィルタ装置において、前記ケーシング本
体の前記他方の開口部に、前記ケーシング本体の外側に
向けて延出させた突起部を設け、前記突起部により前記
通風体を前記通風体取付枠の内面に押圧して固定するこ
とを特徴とする。尚、前記突起部を、前記ファンを前記
ケーシング本体に取り付ける固定具としたり、さらには
前記固定具を、前記ケーシング本体と一体に形成され、
前記ケーシング本体の外側に向けて延出させたファン取
付け用のねじ座とすることが好ましい。
【0005】
【作用】本考案によれば、ケーシング本体の外側に向け
て延出させた突起部、またはファンをケーシング本体に
取り付ける固定具、若しくはケーシング本体と一体に形
成され、ケーシング本体の外側に向けて延出させたファ
ン取付け用のねじ座により通風体を通風体取付枠の内面
に押圧して固定する構成とすることにより、通風体取付
枠をケーシング本体に取り付ける際に、通風体は突起部
または固定具、若しくはねじ座により通風体取付枠に押
し付けられて固定されることになり、あらかじめ通風体
を通風体取付枠に固定する作業を無くすことができる。
【0006】
【実施例】以下本考案の一実施例によるファン付フィル
タ装置を図面に基づいて説明する。図1は同ファン付フ
ィルタ装置の断面図、図2は同ファン付フィルタ装置の
通風体4側から見た背面図である。尚。従来のファン付
フィルタ装置と同一部材には同一番号を付して説明を省
略する。
【0007】ファン3はケーシング本体1に対して、そ
の内側からねじ6により固定されるが、ケーシング本体
1側にはこのねじ6と係合する突起部(ねじ座)10が
ケーシング本体1と一体に設けられている。このとき突
起部10は通風体4を通風体取付枠5側に十分に押圧で
きるだけの高さ、すなわち通風体4及び通風体取付枠5
をケーシング本体1に取り付けた状態でのケーシング本
体1から通風体4までの高さHよりも若干高い高さとし
ている。一方通風体取付枠5はケーシング本体1の外側
から固定ねじ7により固定されるが、ケーシング本体1
にはこの固定ねじ7と係合する固定ねじ座11がケーシ
ング本体1と一体に設けられている。このとき固定ねじ
座11は、通風体取付枠5を固定ねじ7によりケーシン
グ本体1側に十分押圧固定できるように通風体取付枠5
の高さよりも若干短めの長さとしている。なお通風体4
は、ごみや埃あるいはねじなどの比較的大きな異物がケ
ーシング本体1内に入るのを防止するものであり、より
具体的にはプレフィルタや金網等からなる保護板であ
る。
【0008】次に本実施例のファン付フィルタ装置の組
立作業について簡単に説明する。まずケーシング本体1
にファン3をねじ6により固定した状態で通風体取付枠
5をケーシング本体1に取り付ける。このとき通風体取
付枠5内には図3に示すようにあらかじめ通風体4を装
着しておく。しかし、この状態では通風体4は通風体取
付枠5に固定されていないので通風体4は通風体取付枠
5の内側で傾いた状態にある。しかし通風体取付枠5を
ケーシング本体1の固定面に押し当てると突起部10に
より通風体4は通風体取付枠5側に押され、固定ねじ7
により通風体取付枠5をケーシング本体1に押圧固定す
るにしたがい、通風体4も突起部10により通風体取付
枠5の内面に押圧され固定されることになる。以上の説
明から明らかなように、本実施例によればケーシング本
体1と一体に形成され、ケーシング本体1の外側に向け
て延出させた突起部10により通風体4を通風体取付枠
5の内面に押圧して固定することができる。従って、通
風体取付枠5の中に通風体4を入れておくだけで通風体
取付枠5をケーシング本体1に取り付ける際に固定され
ることになり、あらかじめ通風体4を通風体取付枠5に
固定する作業を無くすことができる。
【0009】なお本実施例では、突起部10をねじ座に
より説明したが、ファン3をケーシング本体1に取り付
ける固定具であればよく、ファン3をケーシング本体1
の外側から取り付ける場合にあっては、本実施例のねじ
座側をねじとする構成であってもよい。また、本実施例
などのように突起部10をファン3をケーシング本体1
に取り付ける固定具とすれば、一つの部材で二つの機能
を発揮させることができるため部品数が増加することも
なく、また部材を簡素化することができるなどの効果が
あるが、突起部をファン3の固定具とは別に設ける構成
であってもよい。この構成によればファン3の大きさや
取付位置に制約されることなく、通風体4を通風体取付
枠5に押圧するのに適した位置、すなわち、通風体取付
枠5の周辺部に設けることができ、より確実な通風体4
の通風体取付枠5への固定が可能になるという効果を有
する。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば、通風体取付枠をケーシ
ング本体に取り付ける際に、通風体は突起部により通風
体取付枠に押し付けられて固定されるため、あらかじめ
通風体を通風体取付枠に固定する作業を無くすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるファン付フィルタ装置
の拡大断面図
【図2】同ファン付フィルタ装置の背面図
【図3】同ファン付フィルタ装置の要部拡大断面図
【図4】従来のファン付フィルタ装置の断面図
【図5】同ファン付フィルタ装置の要部拡大断面図
【図6】従来の他の例を示すファン付フィルタ装置の要
部拡大断面図
【符号の説明】
1 ケーシング本体 2 フィルタ 3 ファン 4 通風体 5 通風体取付枠 10 突起部(ねじ座、固定具)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2面に開口部を有するケーシン
    グ本体と、前記ケーシング本体の一方の開口部に設けら
    れるフィルタと、前記ケーシング本体の他方の開口部に
    内側から取り付けられるファンと、前記ケーシング本体
    の他方の開口部に外側から取り付けられ、内部に通風体
    を有する通風体取付枠とを備えたファン付フィルタ装置
    において、前記ケーシング本体の他方の開口部に、前記
    ケーシング本体の外側に向けて延出させた突起部を設
    け、前記突起部により前記通風体を前記通風体取付枠の
    内面に押圧して固定することを特徴とするファン付フィ
    ルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記突起部は、前記ファンを前記ケーシ
    ング本体に取り付ける固定具としたことを特徴とする請
    求項1記載のファン付フィルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記固定具は、前記ケーシング本体と一
    体に形成され、前記ケーシング本体の外側に向けて延出
    させたファン取付け用のねじ座であることを特徴とする
    請求項2記載のファン付フィルタ装置。
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