JPH0315131Y2 - - Google Patents
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- JPH0315131Y2 JPH0315131Y2 JP1985175955U JP17595585U JPH0315131Y2 JP H0315131 Y2 JPH0315131 Y2 JP H0315131Y2 JP 1985175955 U JP1985175955 U JP 1985175955U JP 17595585 U JP17595585 U JP 17595585U JP H0315131 Y2 JPH0315131 Y2 JP H0315131Y2
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- filter
- air purifier
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は着脱自在な尾錠装置を有する集塵部を
備えた空気清浄器に関する。
備えた空気清浄器に関する。
従来の技術
従来、この種の空気清浄器においては、集塵部
を本体に装着するにあたつて集塵部に形成した嵌
合爪と空気清浄器本体に設けた係止部との嵌合に
よる尾錠装置が使用されていることが多い。たと
えば第8図〜第12図に示すように、集塵フイル
タ19を内蔵したフイルタ枠20と、このフイル
タ枠20に一体にフイルタ枠方向に沿つて形成さ
れたばね体21と、このばね体21の先端に一体
に形成されて、ばね体21によりフイルタ枠20
に垂直な方向に付勢され、空気清浄器本体22の
係止部23に着脱自在に嵌合する嵌合爪24とに
より集塵部の尾錠装置が構成されていた。この例
でも示されるように、一般にばね体21は、集塵
部の容積をできるだけ薄くするために集塵部の幅
方向に沿つて形成されることから、ばね体21の
付勢方向はフイルタ枠20に対して垂直になるの
が常であつた。したがつて、集塵フイルタ19が
集塵汚れ等により交換を必要とする時にはばね体
21に沿つて形成した空気清浄器本体22の手指
挿入孔25に指先を入れ、ばね体21を第8図の
矢印C方向に押して本体係止部23から嵌合爪2
4を外し、そのままで、本体22の外周方向(矢
印d)に引張つて集塵部を抜き出し、集塵フイル
タ19を交換することになるものであつた。
を本体に装着するにあたつて集塵部に形成した嵌
合爪と空気清浄器本体に設けた係止部との嵌合に
よる尾錠装置が使用されていることが多い。たと
えば第8図〜第12図に示すように、集塵フイル
タ19を内蔵したフイルタ枠20と、このフイル
タ枠20に一体にフイルタ枠方向に沿つて形成さ
れたばね体21と、このばね体21の先端に一体
に形成されて、ばね体21によりフイルタ枠20
に垂直な方向に付勢され、空気清浄器本体22の
係止部23に着脱自在に嵌合する嵌合爪24とに
より集塵部の尾錠装置が構成されていた。この例
でも示されるように、一般にばね体21は、集塵
部の容積をできるだけ薄くするために集塵部の幅
方向に沿つて形成されることから、ばね体21の
付勢方向はフイルタ枠20に対して垂直になるの
が常であつた。したがつて、集塵フイルタ19が
集塵汚れ等により交換を必要とする時にはばね体
21に沿つて形成した空気清浄器本体22の手指
挿入孔25に指先を入れ、ばね体21を第8図の
矢印C方向に押して本体係止部23から嵌合爪2
4を外し、そのままで、本体22の外周方向(矢
印d)に引張つて集塵部を抜き出し、集塵フイル
タ19を交換することになるものであつた。
考案が解決しようとする問題点
このような従来の構成では、集塵フイルタ19
のメンテナンス(交換・掃除・状態確認等)にお
いて、集塵部を集塵機本体より取り出す際に、指
先の動作をまず第8図矢印Cの方向に押すのであ
るが、その際に空気清浄器本体22にも同じ力が
加わるため、もう一方の別の手で空気清浄器本体
22を動かないように保持する必要があり、これ
を行わない場合は空気清浄器本体22の転倒や据
付け壁などからの落下等の不安があつた。更に、
その際フイルタ枠20を保持するためには、上記
の動作を行ないながら続いて、矢印dの方向にフ
イルタ枠20を引出してからでなければ、両手に
よりフイルタ枠20を保持することはできない。
したがつて、集塵部の取出し作業は行ないにく
く、それも、集塵部を本体上方に向けて取出すこ
とは難かしく、空気清浄器本体を床上や机上に据
置く場合、集塵部のメンテナンスは非常にしづら
いものであり、その結果、尾錠装置集塵部の取出
し方向は空気清浄器本体の下方から限定されてい
た。
のメンテナンス(交換・掃除・状態確認等)にお
いて、集塵部を集塵機本体より取り出す際に、指
先の動作をまず第8図矢印Cの方向に押すのであ
るが、その際に空気清浄器本体22にも同じ力が
加わるため、もう一方の別の手で空気清浄器本体
22を動かないように保持する必要があり、これ
を行わない場合は空気清浄器本体22の転倒や据
付け壁などからの落下等の不安があつた。更に、
その際フイルタ枠20を保持するためには、上記
の動作を行ないながら続いて、矢印dの方向にフ
イルタ枠20を引出してからでなければ、両手に
よりフイルタ枠20を保持することはできない。
したがつて、集塵部の取出し作業は行ないにく
く、それも、集塵部を本体上方に向けて取出すこ
とは難かしく、空気清浄器本体を床上や机上に据
置く場合、集塵部のメンテナンスは非常にしづら
いものであり、その結果、尾錠装置集塵部の取出
し方向は空気清浄器本体の下方から限定されてい
た。
同様に、集塵部の取出し操作も、同じ指先の動
作で2方向に動作させること、すなわち、矢印C
方向に押さえながら矢印d方向へ引き出すのは、
若干のコツを要し誰れにでも最初から自然に操作
できるといつた容易なものではなかつた。
作で2方向に動作させること、すなわち、矢印C
方向に押さえながら矢印d方向へ引き出すのは、
若干のコツを要し誰れにでも最初から自然に操作
できるといつた容易なものではなかつた。
また、フイルタ枠20は形状が複雑なことや、
洗浄を容易にすることのために樹脂成形品とされ
ることが多く、従来の構造では一般に幅方向に成
形時の歪みや反りを生じた場合、ばね体21と嵌
合爪24との係合はむつかしく、そのためそれら
の寸法精度は特に注意を要し、製造上も不都合な
ものであつた。
洗浄を容易にすることのために樹脂成形品とされ
ることが多く、従来の構造では一般に幅方向に成
形時の歪みや反りを生じた場合、ばね体21と嵌
合爪24との係合はむつかしく、そのためそれら
の寸法精度は特に注意を要し、製造上も不都合な
ものであつた。
本考案は操作時に空気清浄器本体への影響がな
く安全で、操作も容易で、しかも製造上の不都合
のない尾錠装置を備えた空気清浄器を提供するこ
とを目的とする。
く安全で、操作も容易で、しかも製造上の不都合
のない尾錠装置を備えた空気清浄器を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段
本考案の空気清浄器は、空気清浄器本体の外周
面に形成されたフイルタ挿入口からフイルタを空
気清浄器本体に挿入するように構成するととも
に、空気清浄器本体に装着したときに前記フイル
タ挿入口に位置する前記フイルタの枠部には、フ
イルタ面から突出しフイルタ面とほぼ平行な方向
の挟持力が作用したときに相互間距離が狭くなる
方向に弾性変形する一対のばね体を設け、このば
ね体の各先端部に嵌合爪を設け、前記フイルタ挿
入口が開口している空気清浄器本体の一側面に
は、フイルタ挿入口に装着されたフイルタの前記
ばね体ならびに嵌合爪を収容する凹部を前記フイ
ルタ挿入口に連設し、空気清浄器本体に形成され
ている前記凹部の奥端には、前記嵌合爪が係合す
る係止壁を形成したことを特徴とする。
面に形成されたフイルタ挿入口からフイルタを空
気清浄器本体に挿入するように構成するととも
に、空気清浄器本体に装着したときに前記フイル
タ挿入口に位置する前記フイルタの枠部には、フ
イルタ面から突出しフイルタ面とほぼ平行な方向
の挟持力が作用したときに相互間距離が狭くなる
方向に弾性変形する一対のばね体を設け、このば
ね体の各先端部に嵌合爪を設け、前記フイルタ挿
入口が開口している空気清浄器本体の一側面に
は、フイルタ挿入口に装着されたフイルタの前記
ばね体ならびに嵌合爪を収容する凹部を前記フイ
ルタ挿入口に連設し、空気清浄器本体に形成され
ている前記凹部の奥端には、前記嵌合爪が係合す
る係止壁を形成したことを特徴とする。
作 用
この構成によると、フイルタを空気清浄器本体
に装着した状態では、フイルタの枠部に一対のば
ね体を介して形成されている嵌合爪が、前記ばね
体ならびに嵌合爪を収容するように空気清浄器本
体のフイルタ挿入口に連設された凹部に収容され
て、フイルタの嵌合爪が前記凹部の奥端に形成さ
れている係止壁に前記ばね体の付勢力で係合して
いる。
に装着した状態では、フイルタの枠部に一対のば
ね体を介して形成されている嵌合爪が、前記ばね
体ならびに嵌合爪を収容するように空気清浄器本
体のフイルタ挿入口に連設された凹部に収容され
て、フイルタの嵌合爪が前記凹部の奥端に形成さ
れている係止壁に前記ばね体の付勢力で係合して
いる。
フイルタを空気清浄器本体から取り外す際に
は、フイルタを取り外そうとする人が空気清浄器
本体に形成されている前記凹部に2本の指を差し
入れて、フイルタに形成されている前記一対のば
ね体を摘んだ状態でフイルタ引き抜き方向に引つ
張ると、ばね体を摘むことによつてこのばね体の
相互間の距離が自己の付勢力に抗して狭まつて、
嵌合爪が空気清浄器本体の前記係止壁から外れ、
フイルタ引き抜き方向に引つ張るとフイルタが空
気清浄器本体のフイルタ挿入口から空気清浄器本
体の外部に引き出される。
は、フイルタを取り外そうとする人が空気清浄器
本体に形成されている前記凹部に2本の指を差し
入れて、フイルタに形成されている前記一対のば
ね体を摘んだ状態でフイルタ引き抜き方向に引つ
張ると、ばね体を摘むことによつてこのばね体の
相互間の距離が自己の付勢力に抗して狭まつて、
嵌合爪が空気清浄器本体の前記係止壁から外れ、
フイルタ引き抜き方向に引つ張るとフイルタが空
気清浄器本体のフイルタ挿入口から空気清浄器本
体の外部に引き出される。
実施例
以下、本考案の一実施例について添付の図面に
もとづき説明する。
もとづき説明する。
第1図〜第7図において、1は内部部品を固定
し空気清浄器本体外殻の一部を構成する後側ボデ
ー、2は後側ボデー1と対応して空気清浄器本体
外殻を構成する前側ボデーで、その前面に着脱自
在のフロントグリル3を有している。このフロン
トグリル3には前側ボデー2側に支持されている
放電線4と対向する対向電極5がプレフイルタ6
を挟んで取付けられている。フロントグリル3の
吸気口7より吸入された含塵空気は放電線4と対
向電極5との間に高電圧が印加されることによる
コロナ放電により塵埃が荷電されるようになつて
いる。荷電された塵埃は、その後段にあるフイル
タ8により吸着され、浄化された空気のみが後側
ボデー1に形成された排気口9より空気清浄器本
体側へ排出される。10は送風機で、モータ11
とフアン12により構成されている。
し空気清浄器本体外殻の一部を構成する後側ボデ
ー、2は後側ボデー1と対応して空気清浄器本体
外殻を構成する前側ボデーで、その前面に着脱自
在のフロントグリル3を有している。このフロン
トグリル3には前側ボデー2側に支持されている
放電線4と対向する対向電極5がプレフイルタ6
を挟んで取付けられている。フロントグリル3の
吸気口7より吸入された含塵空気は放電線4と対
向電極5との間に高電圧が印加されることによる
コロナ放電により塵埃が荷電されるようになつて
いる。荷電された塵埃は、その後段にあるフイル
タ8により吸着され、浄化された空気のみが後側
ボデー1に形成された排気口9より空気清浄器本
体側へ排出される。10は送風機で、モータ11
とフアン12により構成されている。
次に、前記フイルタ8の着脱部について第1図
〜第7図に基づき詳細に述べる。13は後側ボデ
ー1と前側ボデー2との接合部の外周面に設けら
れたフイルタ挿入口である。このフイルタ挿入口
13の蓋を構成するフイルタ8の枠部14には一
対のばね体15が枠部15側面から側方に突出し
て一体に形成されており、このばね体15の先端
に一体に形成された嵌合爪16は前記フイルタ8
の幅方向にほぼ平行に相対してフイルタ8の奥行
方向に沿つて延びるとともに互いに外方に開く上
記一対のばね体15により付勢されている。17
は後側ボデー1に形成された係止壁で、フイルタ
8をフイルタ挿入口13に装着した時に嵌合爪1
6が係合し、フイルタ8と後側ボデー1とが係止
状態となる。18はばね体15に相対して後側ボ
デー1に形成された凹部である。
〜第7図に基づき詳細に述べる。13は後側ボデ
ー1と前側ボデー2との接合部の外周面に設けら
れたフイルタ挿入口である。このフイルタ挿入口
13の蓋を構成するフイルタ8の枠部14には一
対のばね体15が枠部15側面から側方に突出し
て一体に形成されており、このばね体15の先端
に一体に形成された嵌合爪16は前記フイルタ8
の幅方向にほぼ平行に相対してフイルタ8の奥行
方向に沿つて延びるとともに互いに外方に開く上
記一対のばね体15により付勢されている。17
は後側ボデー1に形成された係止壁で、フイルタ
8をフイルタ挿入口13に装着した時に嵌合爪1
6が係合し、フイルタ8と後側ボデー1とが係止
状態となる。18はばね体15に相対して後側ボ
デー1に形成された凹部である。
このように構成したため、空気清浄器本体より
フイルタ8を取り外そうとするときには、第1図
に二点鎖線の仮想線で示したような状態にて、凹
部18に指を挿入し、ばね体15を挟みつけるよ
うに力を加えると、矢印a方向へ嵌合爪16がた
わみ、係止壁17から嵌合爪16が外れる。ここ
では第3図に示されているように、ばね体15と
嵌合爪16はフイルタ8のフイルタ面と同じ面上
に位置させずに、フイルタ面から突出してばね体
15と嵌合爪16が設けられているため、上記の
ように嵌合爪16が後側ボデー1の係止壁17か
ら外れた状態で矢印b方向へ引くだけで、フイル
タ8は挿入口13から簡単に取り出せる。フイル
タ8を空気清浄器本体に装着するには、逆の手順
で今度は、フイルタ8をフイルタ挿入口13に押
込むだけで嵌合爪16は係止壁17に沿つてたわ
んだ後、係止壁17を乗り越えて両者嵌合状態と
なり、フイルタ8は空気清浄器本体に装着され
る。
フイルタ8を取り外そうとするときには、第1図
に二点鎖線の仮想線で示したような状態にて、凹
部18に指を挿入し、ばね体15を挟みつけるよ
うに力を加えると、矢印a方向へ嵌合爪16がた
わみ、係止壁17から嵌合爪16が外れる。ここ
では第3図に示されているように、ばね体15と
嵌合爪16はフイルタ8のフイルタ面と同じ面上
に位置させずに、フイルタ面から突出してばね体
15と嵌合爪16が設けられているため、上記の
ように嵌合爪16が後側ボデー1の係止壁17か
ら外れた状態で矢印b方向へ引くだけで、フイル
タ8は挿入口13から簡単に取り出せる。フイル
タ8を空気清浄器本体に装着するには、逆の手順
で今度は、フイルタ8をフイルタ挿入口13に押
込むだけで嵌合爪16は係止壁17に沿つてたわ
んだ後、係止壁17を乗り越えて両者嵌合状態と
なり、フイルタ8は空気清浄器本体に装着され
る。
このようにフイルタの着脱に際し、フイルタ枠
部のばね体をつまむだけで簡単に着脱が出来、し
かも、その操作はフイルタを取出す時にはフイル
タを保持する動作と重なるため、フイルタを上下
はたまた横方向のいづれの方向に取出すにしても
熟練を要せず自然に行える。その上、動作の力の
方向も、空気清浄器本体を据置状態から転倒させ
たり、或いは壁掛状態から落下させたり、不安定
にする方向とは異なり、単に、ばね体15を互い
に近づく側にたわませる方向に相殺する力を加え
るだけであるため、空気清浄器本体に悪影響を与
えることはない。また、ばね体15の移動方向も
フイルタの幅方向に沿う方向であるため、製造上
の反り、歪みによる悪影響もほとんどなく、特別
な寸法精度を要しない。
部のばね体をつまむだけで簡単に着脱が出来、し
かも、その操作はフイルタを取出す時にはフイル
タを保持する動作と重なるため、フイルタを上下
はたまた横方向のいづれの方向に取出すにしても
熟練を要せず自然に行える。その上、動作の力の
方向も、空気清浄器本体を据置状態から転倒させ
たり、或いは壁掛状態から落下させたり、不安定
にする方向とは異なり、単に、ばね体15を互い
に近づく側にたわませる方向に相殺する力を加え
るだけであるため、空気清浄器本体に悪影響を与
えることはない。また、ばね体15の移動方向も
フイルタの幅方向に沿う方向であるため、製造上
の反り、歪みによる悪影響もほとんどなく、特別
な寸法精度を要しない。
考案の効果
以上述べたように本考案の空気清浄器によれ
ば、フイルタ面から突出しフイルタ面とほぼ平行
な方向の挟持力が作用したときに相互間距離が狭
くなる方向に弾性変形する一対のばね体を設け、
このばね体の各先端部に嵌合爪を設け、フイルタ
挿入口が開口している空気清浄器本体の一側面に
は、フイルタ挿入口に装着されたフイルタの前記
ばね体ならびに嵌合爪を収容する凹部を前記フイ
ルタ挿入口に連設し、空気清浄器本体に形成され
ている前記凹部の奥端には、前記嵌合爪が係合す
る係止壁を形成したため、フイルタを空気清浄器
本体に装着した状態では、フイルタの嵌合爪が空
気清浄器本体の凹部の奥端に形成されている係止
壁に前記ばね体の付勢力で係合している。フイル
タを空気清浄器本体から取り外す際には、フイル
タを取り外そうとする人が空気清浄器本体に形成
されている前記凹部に2本の指を差し入れて、フ
イルタに形成されている前記一対のばね体を摘ん
だ状態でフイルタ引き抜き方向に引つ張ると、ば
ね体を摘むことによつてこのばね体の相互間の距
離が自己の付勢力に抗して狭まつて、嵌合爪が空
気清浄器本体の前記係止壁から外れ、フイルタ引
き抜き方向に引つ張るとフイルタが空気清浄器本
体のフイルタ挿入口から空気清浄器本体の外部に
簡単に引き出せる。特に、ばね体と嵌合爪はフイ
ルタのフイルタ面と同じ面上に位置させずに、フ
イルタ面から突出してばね体と嵌合爪が設けられ
ているため、上記のように嵌合爪が空気清浄器本
体の係止壁から外れた状態でフイルタ引き抜き方
向に引つ張るだけで空気清浄器本体の側の前記係
止壁に邪魔されることなく取り出せる。
ば、フイルタ面から突出しフイルタ面とほぼ平行
な方向の挟持力が作用したときに相互間距離が狭
くなる方向に弾性変形する一対のばね体を設け、
このばね体の各先端部に嵌合爪を設け、フイルタ
挿入口が開口している空気清浄器本体の一側面に
は、フイルタ挿入口に装着されたフイルタの前記
ばね体ならびに嵌合爪を収容する凹部を前記フイ
ルタ挿入口に連設し、空気清浄器本体に形成され
ている前記凹部の奥端には、前記嵌合爪が係合す
る係止壁を形成したため、フイルタを空気清浄器
本体に装着した状態では、フイルタの嵌合爪が空
気清浄器本体の凹部の奥端に形成されている係止
壁に前記ばね体の付勢力で係合している。フイル
タを空気清浄器本体から取り外す際には、フイル
タを取り外そうとする人が空気清浄器本体に形成
されている前記凹部に2本の指を差し入れて、フ
イルタに形成されている前記一対のばね体を摘ん
だ状態でフイルタ引き抜き方向に引つ張ると、ば
ね体を摘むことによつてこのばね体の相互間の距
離が自己の付勢力に抗して狭まつて、嵌合爪が空
気清浄器本体の前記係止壁から外れ、フイルタ引
き抜き方向に引つ張るとフイルタが空気清浄器本
体のフイルタ挿入口から空気清浄器本体の外部に
簡単に引き出せる。特に、ばね体と嵌合爪はフイ
ルタのフイルタ面と同じ面上に位置させずに、フ
イルタ面から突出してばね体と嵌合爪が設けられ
ているため、上記のように嵌合爪が空気清浄器本
体の係止壁から外れた状態でフイルタ引き抜き方
向に引つ張るだけで空気清浄器本体の側の前記係
止壁に邪魔されることなく取り出せる。
したがつて、従来の装置に見られたような、フ
イルタをそのフイルタ面と交差する方向に変形さ
せるような外力を作用させながら引つ張ると言つ
た複雑な操作が必要で、フイルタ取り外しの際に
フイルタに捕捉されていた塵の一部を落とすよう
なこともなく、塵の付いたフイルタをそのまま取
り出すことができる。
イルタをそのフイルタ面と交差する方向に変形さ
せるような外力を作用させながら引つ張ると言つ
た複雑な操作が必要で、フイルタ取り外しの際に
フイルタに捕捉されていた塵の一部を落とすよう
なこともなく、塵の付いたフイルタをそのまま取
り出すことができる。
このほか、上記の構成によると、製造上の寸法
精度も余り必要としないなどの効果が得られる。
精度も余り必要としないなどの効果が得られる。
第1図は本考案の空気清浄器の一実施例の集塵
部の尾錠装置の嵌合状態を示す第5図のA−A断
面図、第2図は同例のフイルタの平面図、第3図
は同フイルタの側面図、第4図はフイルタを取り
除いた状態の空気清浄器本体の要部斜視図、第5
図は同例のフイルタ側より見た正面図、第6図は
同実施例のフイルタを着脱する状態を表わす斜視
図、第7図は本実施例の空気清浄器の中央断面
図、第8図は従来の空気清浄器の集塵部の尾錠装
置の嵌合状態を示す断面図、第9図は同従来例の
フイルタを下方に着脱する状態を表わす斜視図、
第10図は同従来例のフイルタの平面図、第11
図はその中央横断面図、第12図は同従来例の空
気清浄器のフイルタを取り除いた状態を示す斜視
図である。 1……後側ボデー、2……前側ボデー、7……
吸気口、8……フイルタ、9……排気口、10…
…送風機、13……フイルタ挿入口、14……枠
部、15……ばね体、16……嵌合爪、17……
係止壁、18……凹部。
部の尾錠装置の嵌合状態を示す第5図のA−A断
面図、第2図は同例のフイルタの平面図、第3図
は同フイルタの側面図、第4図はフイルタを取り
除いた状態の空気清浄器本体の要部斜視図、第5
図は同例のフイルタ側より見た正面図、第6図は
同実施例のフイルタを着脱する状態を表わす斜視
図、第7図は本実施例の空気清浄器の中央断面
図、第8図は従来の空気清浄器の集塵部の尾錠装
置の嵌合状態を示す断面図、第9図は同従来例の
フイルタを下方に着脱する状態を表わす斜視図、
第10図は同従来例のフイルタの平面図、第11
図はその中央横断面図、第12図は同従来例の空
気清浄器のフイルタを取り除いた状態を示す斜視
図である。 1……後側ボデー、2……前側ボデー、7……
吸気口、8……フイルタ、9……排気口、10…
…送風機、13……フイルタ挿入口、14……枠
部、15……ばね体、16……嵌合爪、17……
係止壁、18……凹部。
Claims (1)
- 空気清浄器本体の外周面に形成されたフイルタ
挿入口からフイルタを空気清浄器本体に挿入する
ように構成するとともに、空気清浄器本体に装着
したときに前記フイルタ挿入口に位置する前記フ
イルタの枠部には、フイルタ面から突出しフイル
タ面とほぼ平行な方向の挟持力が作用したときに
相互間距離が狭くなる方向に弾性変形する一対の
ばね体を設け、このばね体の各先端部に嵌合爪を
設け、前記フイルタ挿入口が開口している空気清
浄器本体の一側面には、フイルタ挿入口に装着さ
れたフイルタの前記ばね体ならびに嵌合爪を収容
する凹部を前記フイルタ挿入口に連設し、空気清
浄器本体に形成されている前記凹部の奥端には、
前記嵌合爪が係合する係止壁を形成した空気清浄
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985175955U JPH0315131Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985175955U JPH0315131Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283520U JPS6283520U (ja) | 1987-05-28 |
JPH0315131Y2 true JPH0315131Y2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=31115751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985175955U Expired JPH0315131Y2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0315131Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837414B2 (ja) * | 1978-01-31 | 1983-08-16 | 株式会社クラレ | 空ボビンストツク装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837414U (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-11 | 松下電器産業株式会社 | 空気調和機のエアフイルタ取付け装置 |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP1985175955U patent/JPH0315131Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837414B2 (ja) * | 1978-01-31 | 1983-08-16 | 株式会社クラレ | 空ボビンストツク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283520U (ja) | 1987-05-28 |
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