JPH10103755A - フィルタ取付構造 - Google Patents

フィルタ取付構造

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JPH10103755A
JPH10103755A JP8259812A JP25981296A JPH10103755A JP H10103755 A JPH10103755 A JP H10103755A JP 8259812 A JP8259812 A JP 8259812A JP 25981296 A JP25981296 A JP 25981296A JP H10103755 A JPH10103755 A JP H10103755A
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JP
Japan
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filter
hook
mounting structure
shaped
suction side
Prior art date
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Pending
Application number
JP8259812A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Shibuya
仁司 渋谷
Yasuhiro Oda
泰弘 小田
Yasuhiko Kochiyama
泰彦 河内山
Tatsuumi Enokida
達海 榎田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和装置の被取付面に沿うようにフィルタ
を取り付けるフィルタ取付構造において、着脱が容易で
ありしかもフィルタのメンテナンスコストを安くするこ
とができること。 【解決手段】脱臭フィルタ8を、繊維を含むシート状の
フィルタ素材自身により構成した。被取付面としての奥
の面2cに、面ファスナーのフック状面部材18を固定
し、このフック状面部材18に対して、フィルタ素材を
直接係合する。従来必要であったフィルタ枠を不要にで
きる。使い捨てに適している。面ファスナーなので着脱
が非常に容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】空気清浄機その他の空気調和
装置の被取付面に、汚れ成分を吸着するフィルタを取り
付けるフィルタの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来よ
り、空気清浄機その他の空気調和装置では、各種のフィ
ルタが用いられている。一般にこのようなフィルタは、
格子状のフィルタ枠に例えばシート状のフィルタ素材を
保持するようにしている。フィルタとしては、使い捨て
タイプのものと、定期的に洗浄の等のメンテナンスを施
して一定の期間継続使用されるタイプのものがあるが、
何れにしても、一定期間が過ぎると、フィルタ枠毎、廃
却して、新品のものと交換しなけれはならならず、メン
テナンスコストが高い。
【0003】また、上記のフィルタでは、フィルタ枠を
有するうえに、フィルタ枠を被取付面に取り付けるため
の係合フックその他の構造を持たねばならず、製造コス
トが高くなる。したがって廃却交換を含めたフィルタの
メンテナンスコストが可及的に高くなる。そこで、フィ
ルタ枠を廃止できれば良いのであるが、フィルタ素材と
しては、繊維を含むシート状のものが多く、このような
フィルタ素材では、自身で形状維持が困難であり、剛性
のあるフィルタ枠が必要であった。
【0004】また、フィルタ枠からフィルタ素材だけを
取り外して交換できるようにすれば良いのであるが、そ
の場合、フィルタ枠に、フィルタ素材を挟持し且つこの
挟持を解除できる機構を設ける等、フィルタ枠の構造が
複雑となる結果、フィルタ全体としての製造コストが高
くなる。本発明の目的は、着脱が容易で安価でありしか
もフィルタのメンテナンスコストを安くすることができ
るフィルタ取付構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、空気調和装置の被取付面に
沿うようにフィルタを取り付けるフィルタ取付構造にお
いて、上記フィルタは、繊維を含むシート状のフィルタ
素材自身により構成されており、このフィルタ素材が、
被取付面に固定された面ファスナーのフック状面部材に
直接係合されて取り付けられていることを特徴とするも
のである。
【0006】一般に面ファスナーは、パイル状面部材と
フック状面部材の2つの面要素を組み合わせる離着自在
なテープ(代表的なものとして、株式会社クラレ社製の
マジックテープがある)のことであり、2つの面要素の
集合体である。本発明では、フック状面部材のみを用
い、フィルタ素材自身を直接係合させて取り付けるよう
にした。従来必要であった、フィルタ枠を不要にでき、
製造コストを格段に安くすることができる。特に、フィ
ルタがフィルタ素材自身のみからなるので、使い捨てに
適している。また、面ファスナーであれば、着脱が非常
に容易であり、しかも、姿勢保持のためのフィルタ枠を
持たないフィルタ素材を、ずれたりすることなく確実に
被取付面に保持することができる。
【0007】なお、繊維を含むシート状のフィルタ素材
としては、不織布であっても良いし、編成シート状のも
のであっても良く、何れにしても、フック状面部材で係
合できる繊維を含んでいるものであれば良い。また、フ
ック状面部材におけるフック状とは、鉤型、キノコ型の
他、面ファスナーにおける公知の形状のフックを含む趣
旨である。また、空気調和装置の被取付面は、空気調和
装置本体の一部であっても良いし、また、空気調和装置
本体とは別体に設けられたフィルタ枠であっても良い。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、上記フック状面部材には、フィルタ素材の繊維を係
脱自在なキノコ型小片が多数設けられていることを特徴
とするものである。一般に面ファスナーでは、フック状
面に繊維片が付着してくると係合力が低下する傾向があ
り、この傾向は、鉤型の小片を用いている場合に強い。
これに対して、本発明では、フック状面部材にキノコ型
小片を用いているので、フィルタ素材を取り外す際にフ
ィルタ素材から繊維片をむしりとるようなことがなく、
長期にわたって良好な係合力を確保できる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記被取付面は、送風ファンの吸込側開口が設
けられた吸込側面からなり、上記の吸込側開口の周囲
に、複数のフック状面部材が互いに間隔をあけて配置さ
れていることを特徴とするものである。この構成では、
吸込側面からなる被取付面に沿うように取り付けられた
フィルタ素材は、ファンの吸込側開口を覆う部分が窪む
ようにして送風ファン側へ吸い込まれる傾向にあるが、
吸込側面において吸込側開口の周囲に複数のフック状面
部材を配置しているので、吸込側開口にフィルタを吸い
込もうとする力がフィルタをフック状面部材に押し付け
るように働く結果、吸込側開口へフィルタが吸い込まれ
ることを確実に防止できる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3におい
て、上記送風ファンの吸込側開口には、フィルタが送風
ファン側へ吸い込まれるのを防止する格子状枠体が設け
られていることを特徴とするものである。この構成で
は、フィルタが送風ファン側へ吸い込まれるのを枠体に
よってより確実に防止することができる。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一つにおいて、上記被取付面に対向させて着脱
式の機能部品の後面が配置され、この機能部品の後面と
フック状面部材との間に、フィルタが挟持されているこ
とを特徴とするものである。この構成では、フィルタを
機能部品とフック状面部材との間に挟持するので、フィ
ルタのずれをより確実に防止して被取付面に保持するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施
形態に係るフィルタ取付構造が採用された空気調和装置
としての空気清浄機1の分解斜視図であり、同図を参照
して、本空気清浄機1では、空気清浄機本体2の最前面
に、吸込グリル3を配置しており、この吸込グリル3を
通して空気清浄機本体2内へ空気を吸い込むようにして
いる。空気清浄機本体2は、樹脂成形された複数の部品
を組み合わせて構成されている。
【0013】空気清浄機本体2の前面2aには、収容凹
部2bが形成されており、この収容凹部2b内に、比較
的大きなごみや塵を除去するためのプレフィルタ4と、
機能部品としての電気集塵エレメント5と、脱臭フィル
タ8が収容されるようになっている。この電気集塵エレ
メント5は、汚れの粒子を帯電させるために放電を行う
イオン化部6と、集塵極板および接地極板を複数対対向
させた集塵部7とを一体的なユニットに構成したもので
ある。電気集塵エレメント5の上端面の略中央部には、
電気集塵エレメント5を持ち運ぶときに手持ちするため
の把手5aが取り付けられている。この把手5aは、例
えば合成樹脂製の薄板部材からなり、必要でないときに
は、電気集塵エレメント5の外郭形状から出っ張らない
ように、収めることができるようにされている。
【0014】本フィルタ取付構造では、脱臭フィルタ8
が、被取付面としての、収納凹部2bの奥の面2cに取
り付けられる。上記収容凹部2bの略中央部には、送風
ファン9の吸込側開口10が形成されており、この吸込
側開口10の後方に、室内空気を電気集塵エレメント5
に循環させる送風ファン9が臨んでいる。吸込グリル3
から吸い込まれた室内空気は、プレフィルタ4、イオン
化部6、集塵部7、脱臭フィルタ8及び送風ファン9を
通って浄化された後、空気清浄機本体2の上部に設けら
れた吹き出しルーバ13から吹き出される。Mは送付フ
ァン9を回転駆動するファンモータである。また、Pは
電源プラグである。
【0015】空気清浄機本体2の前面2aの下部におい
て収容凹部2bの下縁部には、長尺のガイド板15が取
り付けられており、このガイド板15の上部は収容凹部
2bの前方に進出している。そして、このガイド板15
と収容凹部2bの奥の面2cとの間に、電気集塵エレメ
ント5の下端部を導入する支点形成手段としての溝16
が形成されている。この支点形成手段としての溝16
は、電気集塵エレメント5の下端部を収容保持して、図
2に示すように、収容凹部2bから電気集塵エレメント
5を着脱する際に、電気集塵エレメント5の上端部が前
方へ傾倒できるように回動支持するものである。図2に
おいて、17は、電気集塵エレメント5を収容凹部2b
から取り出す際に、把手5aをつかむ手を導入するため
の逃げ部である。
【0016】また、図1を参照して、空気清浄機本体2
の前面2aの下部には、給気口11が開口されており、
この給気口11およびフィルタ部材12を通して室内空
気が、例えば粉塵検知センサや臭いセンサ等の汚れ検知
センサ(図示せず)に供給されるようになっている。汚
れ検知センサを通過した空気は、送風ファン9による通
気流の経路とは、別の経路を辿って、空気清浄機本体2
の上面に設けられた排気口14から機外へ放出されるよ
うになっている。
【0017】脱臭フィルタ8は、繊維を含むシート状の
フィルタ素材自身により構成されており、例えばフラボ
ノイド系の脱臭剤を含浸させてある。一方、図3および
図4に示すように、空気清浄機本体2の収容凹部2bの
奥の面2c(被取付面、吸込側面)の四隅には、収納凹
部2bの周囲を取り囲むようにして、面ファスナーのフ
ック状面部材18が貼り付けられており、上記の脱臭フ
ィルタ8は、図5に示すように、これらのフック状面部
材18に直接係合されて、上記奥の面2cに沿うように
固定されるようになっている。フック状面部材18は、
図6に示すように、支持体19の表面に、脱臭フィルタ
8の繊維を係脱自在なキノコ型の小片20を多数突出形
成したものである。
【0018】脱臭フィルタ8のフィルタ素材としては、
不織布であっても良いし、編成シート状のものであって
も良い。何れにしても、フック状面部材18で係合でき
る繊維を含んでいるものであれば良い。また、フック状
面部材18におけるフック状には、鉤型、キノコ型の
他、面ファスナーにおける公知の形状のフックが含まれ
る。
【0019】空気清浄機本体2の斜視図である図3およ
び空気清浄機本体2の正面図である図4を参照して、収
容凹部2bの奥の面2cには、当該奥の面2cに沿うよ
うに取り付けられた脱臭フィルタ8が吸込側開口10側
へ吸い込まれるのを防止するため、格子状枠体21が設
けられている。そして、図7に示すように、電気集塵エ
レメント5が収容凹部2bにセットされた状態では、電
気集塵エレメント5の後面5bと上記のフック状面部材
18との間で、脱臭フィルタ8を挟持することにより、
脱臭フィルタ8の保持をより確実にし、脱臭フィルタ8
が奥の面2cでずれないようにしている。
【0020】図2および図3において、空気清浄機本体
2の前面2aにおいて、収容凹部2bの上方には、回動
自在な止め金22が左右一対設けられている。これらの
止め金22は、回動されることにより、収容凹部2bの
前方へ進出し、収容凹部2bに収容された電気集塵エレ
メント5の上端部前面に係合して電気集塵エレメント5
の収容凹部2bからの離脱を防止する。
【0021】また、図4を参照して、収容凹部2bの内
上面には、下方へ突出する左右一対のフック部23が、
空気清浄機本体2と一体に設けられている。これらのフ
ック部23は、電気集塵エレメント5の収容凹部2bへ
のセットが完了する際に、電気集塵エレメント5の所定
部と係合する。また、図3を参照して、収容凹部2bの
左内側面には、絶縁板24が着脱自在に取り付けられて
おり、この絶縁板24には、収容凹部2bにセットされ
た電気集塵エレメント5の受電側接触子(図示せず)を
弾力的に押圧して、これらに給電する一対の電極部材2
5が取り付けられている。この電極部材25は、例え
ば、板ばね等の弾性部材により構成される。一方、収容
凹部2bの右内側面には、収容凹部2bにセットされた
電気集塵エレメント5を電極部材25側へ押すための押
圧用突部26が設けられており、電極部材25による電
気的接触をより確実にしている。
【0022】図7を参照して、収容凹部2bの内底面2
dの前側部分は、前方にいくにしたがって低くなる傾斜
面2eとなっており、また、収容凹部2bの内上面2f
の前側部分は、前方にいくにしたがって高くなる傾斜面
2gとなっている。溝16は、収容凹部2bの奥の面2
c、ガイド板15の後面および収容凹部2bの内底面2
dの三者によって区画されており、これら三者によって
電気集塵エレメント5を下端部の回りに回動させるため
の支点が構成されている。
【0023】上記内底面2dの傾斜面2eは、電気集塵
エレメント5の下面を受けて電気集塵エレメント5の前
方への傾倒を案内するためのものであり、上記内上面2
fの傾斜面2gは、傾倒時の電気集塵エレメント5の上
端部との干渉を回避するための逃げである。各傾斜面2
e,2gが設けられているために、収容凹部2bに電気
集塵エレメント5がセットされた状態で電気集塵エレメ
ント5の上下に隙間Sが形成されている。一方、図7で
は、プレフィルタ4が空気清浄機本体2の前面2aに沿
って配置された状態を示してあるが、このプレフィルタ
4の格子状の樹脂枠4aの一部である横枠4bが、隙間
Sの前方に配置されている。これは、上記の隙間Sを通
して、電気集塵エレメント5を通過しないバイパス通気
流が発生するおそれがあるので、これを防止するためで
ある。
【0024】本実施形態によれば、面ファスナーとして
のフック状面部材18を用い、脱臭フィルタ8を構成す
るフィルタ素材自身を直接係合させて取り付けるように
したので、従来必要であった、フィルタ枠を不要にで
き、製造コストを格段に安くすることができる。特に、
脱臭フィルタ8がフィルタ素材自身のみからなるので、
使い捨てに適しており、脱臭フィルタ8のメンテナンス
コストを格段に安くすることができる。また、面ファス
ナーであれば、着脱が非常に容易であり、しかも、姿勢
保持のためのフィルタ枠を持たない脱臭フィルタ8を、
ずれたりすることなく確実に被取付面としての奥の面2
cに保持することができる。
【0025】また、フック状面部材18にキノコ型小片
20を用いているので、脱臭フィルタ8を取り外す際に
脱臭フィルタ8から繊維片をむしりとるようなことがな
く、長期にわたって良好な係合力を確保できる。また、
上記の脱臭フィルタ8は、送風ファン9の吸込側開口1
0を覆う部分が窪むようにして送風ファン9側へ吸い込
まれる傾向にあるが、吸込側面としての奥の面2cにお
いて吸込側開口10の周囲を取り囲むようにして複数の
フック状面部材18を配置しているので、脱臭フィルタ
8を吸引する力が脱臭フィルタ8を奥の面2cやフック
状面部材18に押し付けるように働く結果、吸込側開口
10へ脱臭フィルタ8が吸い込まれることを確実に防止
できる。
【0026】しかも、格子状枠体21を設けているの
で、脱臭フィルタ8が送風ファン9側へ吸い込まれるの
をより確実に防止することができる。加えて、脱臭フィ
ルタ8を機能部品としての電気集塵エレメント5とフッ
ク状面部材18との間に挟持するので、脱臭フィルタ8
のずれをより確実に防止して奥の面2cに確実に保持す
ることができる。
【0027】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば本発明は空気清浄機の他、フィル
タを有する他の空気調和装置に適用することができる。
また、上記実施形態では、被取付面は、空気清浄機本体
2の一部であったが、例えば、空気清浄機本体2から着
脱自在なフィルタ枠を設け、このフィルタ枠にフック状
面部材を固定して、このフック状面部材にフィルタ素材
を着脱するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、面ファスナー
のフック状面部材にフィルタ素材自身を直接係合させて
取り付けるので、従来必要であった、フィルタ枠を不要
にでき、製造コストを格段に安くすることができる。特
に、フィルタがフィルタ素材自身のみからなるので、使
い捨てに適しており、フィルタのメンテナンスコストを
格段に安くすることができる。また、面ファスナーであ
れば、着脱が非常に容易であり、しかも、姿勢保持のた
めのフィルタ枠を持たないフィルタ素材を、ずれたりす
ることなく確実に被取付面に保持することができる。
【0029】請求項2記載の発明では、フック状面部材
にキノコ型小片を用いているので、フィルタ素材を取り
外す際にフィルタ素材から繊維片をむしりとるようなこ
とがなく、長期にわたって良好な係合力を確保できる。
請求項3記載の発明では、吸込側面に沿うように取り付
けられたフィルタは、送風ファンの吸込側開口を覆う部
分が窪むようにして送風ファン側へ吸い込まれる傾向に
あるが、この吸い込まれようとする力でフィルタを吸込
側開口の周囲の複数のフック状面部材に押し付けること
ができる結果、吸込側開口へフィルタが吸い込まれるこ
とを確実に防止できる。
【0030】請求項4記載の発明では、フィルタが送風
ファン側へ吸い込まれるのを格子状枠体によってより確
実に防止することができる。請求項5記載の発明では、
フィルタを機能部品とフック状面部材との間に挟持する
ので、フィルタのずれをより確実に防止して被取付面に
保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のフィルタ取付構造が適用
される空気清浄機の分解斜視図である。
【図2】空気清浄機本体から電気集塵エレメントを取り
出す際の動作を示す概略斜視図である。
【図3】空気清浄機本体の斜視図である。
【図4】空気清浄機本体の概略正面図である。
【図5】脱臭フィルタを着脱する際の空気清浄機本体の
斜視図である。
【図6】面ファスナーのフック状面部材の側面図であ
る。
【図7】空気清浄機本体の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 空気清浄機(空気調和装置) 2c 奥の面(被取付面、吸込側面) 5 電気集塵エレメント(機能部品) 5b 後面 8 脱臭フィルタ 9 送風ファン 10 吸込側開口 18 フック状面部材 20 キノコ型小片 21 格子状枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河内山 泰彦 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所内 (72)発明者 榎田 達海 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和装置(1) の被取付面(2c)に沿うよ
    うにフィルタ(8) を取り付けるフィルタ取付構造におい
    て、 上記フィルタ(8) は、繊維を含むシート状のフィルタ素
    材自身により構成されており、このフィルタ素材が、被
    取付面(2c)に固定された面ファスナーのフック状面部材
    (18)に直接係合されて取り付けられていることを特徴と
    するフィルタ取付構造。
  2. 【請求項2】上記フック状面部材(18)には、フィルタ素
    材の繊維を係脱自在なキノコ型小片(20)が多数設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のフィルタ取付構
    造。
  3. 【請求項3】上記被取付面(2c)は、送風ファン(9) の吸
    込側開口(10)が設けられた吸込側面からなり、上記の吸
    込側開口(10)の周囲に、複数のフック状面部材(18)が互
    いに間隔をあけて配置されていることを特徴とする請求
    項1又は2記載のフィルタ取付構造。
  4. 【請求項4】上記送風ファン(9) の吸込側開口(10)に
    は、フィルタ(8) が送風ファン(9) 側へ吸い込まれるの
    を防止する格子状枠体(21)が設けられていることを特徴
    とする請求項3記載のフィルタ取付構造。
  5. 【請求項5】上記被取付面(2c)に対向させて着脱式の機
    能部品(5) の後面(5b)が配置され、この機能部品(5) の
    後面(5b)とフック状面部材(18)との間に、フィルタ(8)
    が挟持されていることを特徴とする請求項1ないし4の
    何れか一つに記載のフィルタ取付構造。
JP8259812A 1996-09-30 1996-09-30 フィルタ取付構造 Pending JPH10103755A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010048540A (ja) * 2008-02-08 2010-03-04 Asahi Kasei Homes Co 空気吹き出し部の構造
KR101101636B1 (ko) * 2004-06-15 2012-01-02 엘지전자 주식회사 분리형 공기조화기의 실내기
KR101250159B1 (ko) * 2004-09-23 2013-04-04 엘지전자 주식회사 분리형 공기조화기

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