JPH0642730Y2 - 空気清浄用フィルター部構造 - Google Patents

空気清浄用フィルター部構造

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JPH0642730Y2
JPH0642730Y2 JP1989038964U JP3896489U JPH0642730Y2 JP H0642730 Y2 JPH0642730 Y2 JP H0642730Y2 JP 1989038964 U JP1989038964 U JP 1989038964U JP 3896489 U JP3896489 U JP 3896489U JP H0642730 Y2 JPH0642730 Y2 JP H0642730Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は空気清浄機等の空気清浄用フィルターを備える
機器におけるフィルター部の構造に関するもので、フィ
ルターの汚れ具合の確認が容易で、フィルター交換等の
際使用する把手の構造の改良を図るものである。
〈従来の技術〉 一般に空気清浄用フィルターを備える機器としてはエア
コン等いろいろ存在するが、ここでは電気式集塵装置を
備えた空気清浄機を例にとりあげ以下説明する。
第6図に従来例の空気清浄機要部断面図を示す。1は本
体ケース前面に設けられた吸込口、5はフィルターケー
ス4に収められた静電フィルター、41はフィルターケー
ス4の一部を構成する把手であり、本体の外観部にな
る。6は本体ケース上面に設けられた凹部でフィルター
ケース4、フィルター5からなるフィルター部を取り出
すための手の挿入部である。9は送風部を構成するケー
シングで遠心式のファン7を駆動するモータ8を固定し
ている。本体吸込口1より吸入された空気中の煙、塵、
埃の粒子は電極板2と放電線3間に印加された高電圧に
よってプラス又はマイナスに帯電され、静電フィルター
5に集塵される。静電フィルター5は集塵により目詰り
すると共にフィルター繊維の表面が集塵粒子で覆われ集
塵性能が低下するため、定期的に静電フィルター5の交
換が必要である。静電フィルター5の交換は使用者に依
存することになるが交換時期の目安はフィルターの汚れ
具合を色で確認するため、交換時期を示す色表示ラベル
等を本体の一部又はフィルター部近傍に貼りつけてい
る。使用者はフィルター部を本体より引き出し、フィル
ターの汚れ具合を色表示ラベルと比較してフィルターの
交換時期を判断するものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら上記従来の構成ではフィルターの汚れの確
認及びフィルターの取り出し構造に下記のような不都合
がある。
フィルターの汚れを確認する為にはフィルター部全体
を本体より引き出す必要があり、動作が大袈裟となる。
フィルター部全体を本体より引き出す際、フィルター
部に付着している塵、埃が機体や周辺に落ちる等で周辺
を汚し不潔である。
フィルター部を取り出す際につかむ把手に手を挿入す
るため、外観面に凹部を形成する必要があり、デザイン
的に許されない場合がある。
本考案は上記従来の問題点を解決するもので、使用者の
行うフィルターの汚れ確認を簡便にすると共にフィルタ
ー交換時に使用する把手の構造の改良を目的としたもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本考案の空気清浄用フィルタ
ー部構造は、空気清浄機本体に対して着脱自在で且つ空
気清浄用フィルターを収納する空気清浄用フィルター部
と、該空気清浄用フィルター部に収納可能で且つ上記空
気清浄用フィルターの汚れ具合確認サンプルとなるイン
ジケーターフィルター部とを備えた空気清浄用フィルタ
ー部構造において、該インジケーターフィルター部に把
手に形成すると共に、該インジケーターフィルター部を
空気清浄用フィルター部より該インジケーターフィルタ
ー部を押圧にて突出させてその突出させた状態に保持す
る突出保持手段を設けてなるものである。
〈作用〉 本考案は上記構成により、フィルター部全体を取り出す
前にインジケーターフィルター部をワンタッチで突出動
作させ、フィルターの汚れを手軽に確認でき、フィルタ
ー交換すべき時はインジケーターフィルター部のスライ
ド枠が把手となる。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例について第1図〜第5図を参照し
ながら説明する。
第1図は本考案の一実施例における空気清浄機及びその
要部である空気清浄用フィルター部(本明細書中で単に
フィルター部と称している所もあるが同義語である。)
の要部斜視図である。第1図において本体ボディ10は空
気清浄機の外観部を形成するボディでプラスチック成形
品等で構成されている。本体ボディ10の前面には空気を
吸い込む吸込グリル101を備え、上面には清浄化した空
気を吹き出す吹出口102及び空気清浄用フィルター部の
着脱口がある。第1図上部には空気清浄用フィルター部
を本体より抜き出し、その主要構成を説明するため分解
斜視している。空気清浄用フィルター部はフィルターケ
ース13内に空気清浄用フィルター15(本明細書中で単に
フィルターと称している所もあるが同義語であり、本実
施例では電気式集塵装置を備えた空気清浄機のため静電
フィルターとなったいる。)を収納すると共に、フィル
ターケース13内にあって突出動作するスライド枠17等が
ある。スライド枠17内にはインジケーターフィルター16
を収納し、その近傍にフィルター汚れ比較のための色表
示ラベル35を貼り付けてある。またスライド枠17上部は
把手となっていて、この把手を持ち上げると、空気清浄
用フィルター部全体を持ち上げることになる。
この把手を兼ねるスライド枠17、インジケーターフィル
ター16、色表示ラベル35等でインジケーターフィルター
部を構成している。なお、インジケーターフィルター16
にも空気清浄用フィルター15と同様に吸込グリル101よ
り流入する空気が通過するようフィルターケース13、ス
ライド枠17には空気を通す開孔部(特に図示せず)が設
けられている。
次に第2図にて、インジケーターフィルター部を利用し
て空気清浄用フィルター部を取り出す動作を説明する。
第2図にてインジケーターフィルター部(スライド枠
17)上部を手で押すとインジケーターフィルター部(ス
ライド枠17)のロックが解除され、第2図の如く上部
へとびだす。この状態でインジケーターフィルター16を
目視にて色表示ラベル35と比較し、空気清浄用フィルタ
ー15がもはや交換すべき程汚れているかどうかを判断す
る。まだ交換の時期ではないと判断した時は、再びイン
ジケーターフィルター部(スライド枠17)上部を手で押
すと第2図のようにロックされ、もとの状態に戻る。
交換すべきと判断した時は第2図に示すように、イン
ジケーターフィルター部(スライド枠17)の把手を持
ち、上へ引き上げると空気清浄用フィルター部全体が本
体より持ち上り抜きだすことができる。
第3図に本考案空気清浄機の要部断面斜視図を示してい
る。第3図において、本体ボディ10の吸込グリル101内
部後方には、金属で構成された極板11が複数枚対向して
設けられ、極板11の間にタングステン線等よりなる放電
線12が架線されている。
更に、極板11,放電線12の後方にはフィルターケース13
を設け、空気清浄用フィルター部に極性をもたせるため
の導電性の金網14及び金網14の上に置かれた空気清浄用
フィルター15がフィルターケース13に収納され、更に第
1図で説明したスライド枠17、インジケーターフィルタ
ー16、インジケーターフィルター16を載せる金網18等か
ら構成されるインジケーターフィルター部もフィルター
ケース13内に備えられた空気清浄用フィルター部となっ
ている。送風部を構成するケーシング19にはファン21の
駆動用モータ20を固定している。第4図には実施例電気
式集塵装置における電気接続状態を示している。極板11
に対し放電線12にプラスの高電圧を印加し、空気清浄用
フィルター15、インジケーターフィルター16をそれぞれ
セットする下側の金網14,18はマイナス極として極板11
と同極になっている。従って流入空気中の塵、埃の粒子
は極板11と放電線12の間でプラスに帯電され、マイナス
極性の金網14,18上に置かれた空気清浄用フィルター1
5、インジケーターフィルター16を通過する際、塵、埃
は空気清浄用フィルター15、インジケーターフィルター
16に吸着、集塵される。塵埃を除去された空気は送風機
を介して吹出口102より室内に放出される。
第5図は空気清浄用フィルター部(フィルターケース1
3)よりインジケーターフィルター部(スライド枠17)
を突出動作させる機構を説明するための要部構造図であ
る。スライド枠17には前述した金網14と金網18にマイナ
ス極性を与えるための接続線31、スライド枠17を常に突
出動作させようとする引っ張りバネ32が設けられ、引っ
張りバネ32の上端はフィルターケース13側に固定され、
下端はスライド枠17の下方に固定されている。スライド
枠17には嵌合用瓜33が設けられ、相手側のフィルターケ
ース13には浮き出しラッチ34が設けられており嵌合す
る。浮き出しラッチ34はスライド枠の嵌合用瓜33を押し
込まれると一旦保持し、次にオーバーストローク分押し
込まれると嵌合用瓜33を開放する機能を持っている。な
お16はインジケーターフィルターで35は交換時期を判断
するために使用する色表示ラベルである。37は金網14に
アース接続するための金具である。38はインジケーター
フィルター16の下に置かれた金網18に極性接続するため
の金具であり、接続線31を介して金網14と金網18を電気
的に接続している。接続線31はバネ性を有したワイヤー
であり、スライド枠17がフィルターケース13にロックさ
れているときは接続線31の下端が金具38に接触し電気的
に接続される。なおフィルターケース13が本体にセット
されたとき、金具37の対向する部分には板バネ状の配線
材が設けられており電気的にマイナス極に接続される。
また、空気清浄用フィルター15を交換するときは、同時
にインジケーターフィルター16も交換することはいうま
でもない。
尚、上記空気清浄用フィルター部とは13,15,16,17,35等
の総称であり、そのうち16,17,35等の部分をインジケー
ターフィルター部と称する。
〈考案の効果〉 本考案の空気清浄用フィルター部構造は上記のように、
空気清浄用フィルターの汚れ具合の確認の際、インジケ
ーターフィルター部を押圧することにより突出保持手段
にてインジケーターフィルター部を空気清浄用フィルタ
ー部より突出させると共にその突出させた状態にて保持
することにより、空気清浄用フィルター部よりインジケ
ーターフィルター部を突出させた状態にてインジケータ
ーフィルターの汚れ具合を目視にて精確に確認すること
ができ、空気清浄用フィルターの汚れ具合を極めて容易
且つ確実に確認することができ、空気清浄用フィルター
部を態々本体から引き出して空気清浄用フィルターの汚
れ具合を確認する必要がなく、また、空気清浄用フィル
ター部を態々本体から引き出すことにより生じる空気清
浄フィルターの塵、埃が本体の周辺に落ちて汚れるのを
防止することができ、しかも、インジケーターフィルタ
ーが汚れていた際には突出状態のインジケーターフィル
ター部を把手代わりにして空気清浄用フィルター部を本
体から引き出すことにより、空気清浄用フィルター部を
本体から容易且つスムーズに引き出すことができ、空気
清浄用フィルターの交換も容易且つ迅速に行うことがで
き、その上、イジケーターフィルター部を把手と兼ねる
ことにより、把手を空気清浄用フィルター部に別途設け
る必要がなく、空気清浄用フィルター部の構成の簡略化
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における空気清浄機及び要部
である空気清浄用フィルター部、インジケーターフィル
ター部の説明用斜視図、第2図はインジケーターフィル
ター部の取りだし説明用斜視図、第3図は本考案空気清
浄機の要部断面斜視図、第4図は実施例電気式集塵装置
の電気接続説明図、第5図はインジケーターフィルター
部のワンタッチ突出動作説明用要部構造図、第6図は従
来例の空気清浄機要部断面図である。 10…本体ボディ、101…吸込グリル、102…吹出口、13…
フィルターケース、15…空気清浄用フィルター、16…イ
ンジケーターフィルター、17…スライド枠、35…色表示
ラベル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気清浄機本体に対して着脱自在で且つ空
    気清浄用フィルターを収納する空気清浄用フィルター部
    と、該空気清浄用フィルター部に収納可能で且つ上記空
    気清浄用フィルターの汚れ具合確認サンプルとなるイン
    ジケーターフィルター部とを備えた空気清浄用フィルタ
    ー部構造において、 該インジケーターフィルター部に把手を形成すると共
    に、該インジケーターフィルター部を空気清浄用フィル
    ター部より該インジケーターフィルター部を押圧にて突
    出させてその突出させた状態に保持する突出保持手段を
    設けてなることを特徴とする空気清浄用フィルター部構
    造。
JP1989038964U 1989-03-31 1989-03-31 空気清浄用フィルター部構造 Expired - Fee Related JPH0642730Y2 (ja)

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