JP2856585B2 - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JP2856585B2 JP33045791A JP33045791A JP2856585B2 JP 2856585 B2 JP2856585 B2 JP 2856585B2 JP 33045791 A JP33045791 A JP 33045791A JP 33045791 A JP33045791 A JP 33045791A JP 2856585 B2 JP2856585 B2 JP 2856585B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体内に吸入される空
気に含まれた塵埃を帯電させるための帯電装置を備えた
空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種空気清浄器においては、例えば図
5に示すように、本体1の吸気口に対応する部分に放電
線2を設けると共に、この放電線2と所定の空間を存し
て対向するように、対向電極板3を本体1に着脱可能に
設けて、これら放電線2と対向電極板3とにより帯電装
置4を構成したものが供されている。
【0003】このものにおいては、放電線2に高電圧を
印加して該放電線2と対向電極板3との間で放電を発生
させることにより、帯電装置4部分を通る空気に含まれ
た塵埃を帯電させ、その塵埃を図示しないフィルタによ
り捕集することによって空気を清浄化する構成となって
いる。
【0004】而して、上記本体1には、複数個の開口部
5aを有する絶縁材製の放電線カバー5が放電線2を覆
うように固定状態に設けられていて、この放電線カバー
5により放電線2と対向電極板3との間の絶縁距離を確
保するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の構造のものに
おいては、塵埃等を含んだ汚れた空気が帯電装置4部分
を通過することになるため、対向電極板3及び放電線カ
バー5にも塵埃等が付着して汚れるようになり、その付
着量が多くなるに従い、放電線2と対向電極板3との間
の絶縁抵抗が低下する。従ってそれらを清掃する必要が
ある。
【0006】この場合、それら対向電極板3及び放電線
カバー5のうち対向電極板3は、本体1に対して着脱可
能であるから、本体1から外すことにより容易に清掃す
ることができる。
【0007】ところで、帯電装置4部分において、放電
線カバー5のうち、放電線2の端部に対応する端部5b
の内面部分は、塵埃等の付着に伴い放電線2と対向電極
板3との間の絶縁抵抗が最も低下しやすい部分である。
このため、この端部5bの内面部分を特に清掃して絶縁
抵抗を回復させる必要がある。
【0008】ところが、放電線カバー5は本体1に対し
て着脱できる構造とはなっておらず、その端部5bの内
面部分は清掃し難いものであり、また、清掃時に誤って
放電線2を切断してしまう虞があるという問題点があっ
た。
【0009】そこで、本発明の目的は、帯電装置部分に
おいて絶縁抵抗が最も低下しやすい部分の絶縁抵抗を容
易に回復させることができ、また、放電線を誤って切断
してしまうこともなくし得る空気清浄器を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、吸気口及び吐気口を有する本体と、外
部の空気を前記吸気口から本体内に吸入して前記吐気口
から外部へ吐出するファン装置と、前記本体内に設けら
れ前記ファン装置により本体内に吸入される空気に含ま
れた塵埃を帯電させるための放電線及び対向電極板から
成る帯電装置と、この帯電装置を通った塵埃を捕集する
フィルタとを備えた空気清浄器において、前記本体にお
ける前記放電線の端部に対応する部位に、その放電線の
端部を囲む状態で該放電線と前記対向電極板との間に介
在するように絶縁部材を着脱可能に設けたことを特徴と
するものである。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、帯電装置部分において
絶縁抵抗が最も低下しやすい部分である、本体における
放電線の端部に対応する部位に絶縁部材を着脱可能に設
けているので、その絶縁部材を本体から外してこれを清
掃若しくは交換することにより、絶縁抵抗を容易に回復
させることができる。
【0012】また、このとき、放電線の端部部分を直接
清掃する必要がないので、清掃時に誤って放電線を切断
してしまうということも極力なくすことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
4を参照して説明する。まず、全体の外観を示す図3に
おいて、本体11のケース12は、ケース主体部13
と、このケース主体部13に対して着脱可能に装着され
た前面カバー14とから構成されている。
【0014】このうち、前面カバー14の左右両側面に
は、図4に示すように吸気口15を形成し、ケース主体
部13の上面には吐気口16を形成している。
【0015】ケース12内において、ケース主体部13
の前面部分には通気口17を形成した仕切板18を設
け、この仕切板18に、モータ19及びこれにより回転
駆動されるファン20から成るファン装置21を配設し
ている。また、ケース主体部13の前面側には、上記通
気口17を覆う状態でフィルタ22を配設している。
【0016】そして、ケース主体部13における前面の
左右両側部には、それぞれ吸気口15に対応するように
して上下方向に延びる合成樹脂製の放電線カバー23を
固定状態に設けており、この放電線カバー23には、図
1に示すように複数個の開口部24を形成している。
【0017】放電線カバー23の内方には上下方向に延
びる放電線25を設け、放電線カバー23の外側には、
通気用の開口部26を有する対向電極板27を着脱可能
に装着していて、これら放電線25と対向電極板27と
により帯電装置28を構成している。放電線カバー23
により放電線25と対向電極板27との間の絶縁距離が
確保されている。
【0018】放電線25の上下両端部は、図2に示すよ
うに、該放電線25がたるまないようにスプリング29
及び金具30を介してケース主体部13側に支持されて
おり(図2に上端部側のみ示す)、また、該放電線25
の端部部分は、絶縁チューブ31により覆われている。
【0019】放電線カバー23における放電線25の上
端部に対応する部位である上端部23aには、放電線2
5の端部が貫通するスリット32を形成していると共
に、前方が開放したガイド溝33を形成していて、この
ガイド溝33に、絶縁材、この場合、合成樹脂製の絶縁
部材34をスライドにより着脱可能に装着している。
【0020】絶縁部材34にも放電線25の端部が貫通
するスリット35を形成していて、該絶縁部材34は、
放電線25の端部を囲む状態で放電線25と対向電極板
27との間に介在されている。また、絶縁部材34の下
面側には、指掛け用の凹凸部36を形成している。
【0021】なお、詳細には示していないが、放電線カ
バー23における放電線25の下端部に対応する部位で
ある下端部23bにも、上端部23a側と同様にして絶
縁部材34を着脱可能に設けている(図4参照)。
【0022】一方、対向電極板27の外側には、図4に
示すように、吸気口15から吸入される空気に含まれた
比較的大きな塵埃を捕集するためのプレフィルタ37を
着脱可能に装着している。
【0023】次に上記構成の作用を説明する。図示しな
い操作部を操作して運転を開始すると、ファン装置21
のモータ19が通電されてファン20が回転駆動される
と共に、帯電装置28の放電線25と対向電極板27と
の間に高電圧が印加されてこれらの間で放電が発生す
る。
【0024】上記ファン20の回転により、本体11外
の室内の空気が吸気口15からケース12内に吸入さ
れ、プレフィルタ37、帯電装置28、及びフィルタ2
2を順に通過して、吐気口16から室内へ吐出される。
【0025】このとき、吸気口15から吸入された空気
がプレフィルタ37を通過する過程で、その空気に含ま
れた比較的大きな塵埃が捕集され、帯電装置28内を通
過する過程で、その空気に含まれた細かな塵埃も帯電さ
せられ、そして、フィルタ22を通過する過程で、帯電
された塵埃が捕集される。
【0026】このようにして塵埃が除去された空気が吐
気口16から室内へ吐出されることになり、これを繰り
返すことにより室内の空気が清浄化される。
【0027】斯様な運転に伴い、帯電装置28部分には
塵埃等を含んだ汚れた空気が通過することになるため、
この部分に塵埃等が付着して汚れるようになる。その付
着量が多くなるに従い、放電線25と対向電極板27と
の間の絶縁抵抗が低下することになるため、その絶縁抵
抗を回復させるべく、清掃する必要がある。
【0028】ここで、それら放電線25と対向電極板2
7との間の絶縁抵抗が最も低下しやすい部分は、放電線
カバー23において、放電線25の端部に対応する上端
部23a及び下端部23bの内面部分である。
【0029】而して、絶縁抵抗を回復させるべく清掃す
るには、まず本体ケース12の前面カバー14を外し、
この後、プレフィルタ37及び対向電極板27を外す。
従って、これらプレフィルタ37及び対向電極板27
は、外した状態で容易に清掃することができる。
【0030】そして、放電線カバー23の上端部23a
及び下端部23bに存する絶縁部材34を、これの凹凸
部36に指を掛けて前方へ引き出すことによりガイド溝
33から外す。この絶縁部材34も、放電線カバー23
から外した状態で、容易に清掃することができる。
【0031】この絶縁部材34を清掃することにより、
放電線25と対向電極板27との間の絶縁抵抗が最も低
下しやすい部分である、放電線カバー23の上端部23
a及び下端部23bの内面部分を清掃したことになり、
それらの間の絶縁抵抗を回復させることができる。
【0032】清掃した絶縁部材34は、ガイド溝33に
沿って押し込むことにより、再び放電線カバー23に装
着する。また、清掃したプレフィルタ37及び対向電極
板27を再び装着し、さらに前面カバー14を装着して
作業が完了する。
【0033】斯様な本実施例によれば、帯電装置28部
分において、絶縁抵抗が最も低下しやすい部分である、
放電線カバー23の上端部23a及び下端部23bの内
面部分に、絶縁部材34を着脱可能に装着した構成とし
たので、絶縁部材34を外して清掃するという簡単な作
業で、その部分の絶縁抵抗を容易に回復させることがで
きる。
【0034】しかもこの場合、放電線カバー23の上端
部23a及び下端部23bの内面部分を直接清掃する必
要がないから、放電線25を誤って切断してしまうとい
うこともなくし得る。
【0035】更に、絶縁部材34は、交換用のものを用
意するようにすれば、それを清掃する手間も省くことが
できる。
【0036】なお、本発明は上記し且つ図面に示した実
施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない
範囲で適宜変更して実施し得るものである。
【0037】
【発明の効果】以上の記述にて明らかなように、本発明
によれば、帯電装置部分において絶縁抵抗が最も低下し
やすい部分である、本体における放電線の端部に対応す
る部位に絶縁部材を着脱可能に設けた構成としたので、
その絶縁部材を本体から外してこれを清掃若しくは交換
することにより、その部分の絶縁抵抗を容易に回復させ
ることができる。
【0038】また、放電線の端部部分を直接清掃する必
要がないので、清掃時に誤って放電線を切断してしまう
ということも極力なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、対向電極板を外した
状態の要部の斜視図
【図2】要部の拡大縦断面図
【図3】全体の斜視図
【図4】全体の横断面図
【図5】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11は本体、12はケース、15は吸気口、16は吐気
口、21はファン装置、22はフィルタ、23は放電線
カバー、23aは上端部、23bは下端部、25は放電
線、27は対向電極板、28は帯電装置、33はガイド
溝、34は絶縁部材、37はプレフィルタを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口及び吐気口を有する本体と、外部
    の空気を前記吸気口から本体内に吸入して前記吐気口か
    ら外部へ吐出するファン装置と、前記本体内に設けられ
    前記ファン装置により本体内に吸入される空気に含まれ
    た塵埃を帯電させるための放電線及び対向電極板から成
    る帯電装置と、この帯電装置を通った塵埃を捕集するフ
    ィルタとを備えたものにおいて、前記本体における前記
    放電線の端部に対応する部位に、その放電線の端部を囲
    む状態で該放電線と前記対向電極板との間に介在するよ
    うに絶縁部材を着脱可能に設けたことを特徴とする空気
    清浄器。
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JP6123937B2 (ja) * 2016-05-11 2017-05-10 三菱電機株式会社 放電電極、放電装置

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