JPH10216561A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JPH10216561A
JPH10216561A JP1854797A JP1854797A JPH10216561A JP H10216561 A JPH10216561 A JP H10216561A JP 1854797 A JP1854797 A JP 1854797A JP 1854797 A JP1854797 A JP 1854797A JP H10216561 A JPH10216561 A JP H10216561A
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JP
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air
outlet
ventilation panel
electrode
intake
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JP1854797A
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Mitsunori Kawamura
光紀 河村
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り入れ口に設けられる通風パネルでも丸洗
いにより清潔に保って、長期に見栄えよく使用し続けら
れるようにすることを目的とする。 【解決手段】 空気の取り入れ口6と出口7との間に、
取り入れた空気中の塵埃を所定極性に帯電させる帯電手
段11、および帯電された塵埃を逆極性によって吸着す
る吸着電極12を内蔵し、前記取り入れ口6と出口7と
に設けられた通風パネル8、9のうち、少なくとも取り
入れ口6側の通風パネル8を着脱できるように装着し
て、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄装置に関
し、詳しくは装置本体の空気の取り入れ口と出口との間
に、取り入れた空気中の塵埃を所定電極に帯電させる帯
電手段、および帯電された塵埃を逆極性によって吸着す
る吸着電極とを内蔵した各種の空気清浄装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の空気清浄装置では、装置本体内
に内蔵している帯電手段や吸着電極、フィルタ等は、空
気清浄装置が使用される都度、空気中の塵埃と接触し
て、あるいはそれを吸着し、また捕捉することによって
汚れ、これが次第に堆積する。
【0003】これに対処するのに従来、帯電手段や吸着
電極、およびフィルタ等は着脱できるようにしている。
これにより、帯電手段や吸着電極、およびフィルタ等を
それらの汚れ度合いに応じて取出し電源から分離した状
態で丸洗いすることができる。
【0004】一方、装置本体の空気の取り入れ口および
出口には、手指の挿入や異常な大きさの異物の混入を防
止する程度の粗い各種形状の格子目を持つ等した各種通
風パネルが設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような通風パネル
は汚れにくく空気清浄装置の性能にも影響しないので、
一般に装置本体に固定的に設けられる。静電方式により
起風して、ファンなしで空気を取り入れ口から取り入れ
て清浄化処理をし、処理後の清浄な空気を出口から送り
出すようにしたタイプの空気清浄装置では特に、空気の
流れが極く緩やかで通風パネルがさらに汚れにくい。
【0006】しかし、ファンによって空気を取り入れ、
出すタイプのものでは勿論、静電起風タイプのもので
も、清浄処理していない空気が通る取り入れ口に設けら
れる通風パネルは特に、空気中の塵埃が多い環境であっ
たり、空気清浄装置の使用の延べ時間が長くなったりす
ると汚れが生じることがある。また、長く据え置くだけ
でもまわりの空気中の塵埃が付着し汚れることがある。
【0007】通風パネルの汚れは各種格子目の隅角部に
付着して堆積しやすく、一旦汚れが付くと外から叩いた
りしても除去し切れない。また、汚れを拭いとるにも各
種格子目の隅角部には及びにくく作業が困難である。こ
れらによって、長期使用の間に見栄えが徐々に低下し、
終には使用しなくなると云ったことにもなる。
【0008】本発明の目的は、取り入れ口に設けられる
通風パネルでも丸洗いにより清潔に保って、長期に見栄
えよく使用し続けられる空気清浄装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄装置
は、装置本体の空気の取り入れ口と出口との間に、取り
入れた空気中の塵埃を所定極性に帯電させる帯電手段、
および帯電された塵埃を逆極性によって吸着する吸着電
極を内蔵していて、装置本体の取り入れ口から入って出
口へと抜ける空気中の塵埃を帯電手段により所定極性に
帯電させ、この帯電後の塵埃を、それとは逆極性の吸着
電極によって吸着して前記空気中から除去するので、出
口へ抜ける空気を清浄空気とすることができる。
【0010】本発明は特に、前記取り入れ口と出口とに
設けられた通風パネルのうち、少なくとも取り入れ口側
の通風パネルを着脱できるように装着したことを特徴と
するものである。
【0011】このような構成では、上記ファンにより空
気を取り入れ送り出すタイプのものか、請求項3の発明
の構成による静電方式により起風するタイプのものかを
問わず、使用の延べ時間によっては汚れることのある、
少なくとも取り入れ口側に設けられる通風パネルを、例
えば請求項2の発明のようにして着脱できるようにする
ことで、電源と切り離して丸洗いすることができるの
で、これを清潔に保つことができ、空気清浄装置を寿命
一杯まで長期に見栄えよく使用し続けることができる。
【0012】請求項2の発明では、通風パネルが、相対
向する2辺の一方に外方に向け設けられた固定係合片を
取り入れ口および出口の開口の対応する辺に設けられた
係合孔に抜き差し自在に係合させ、かつ他方に設けられ
て外方に向け移動した可動係合位置にあるようにばねで
付勢された係合片を前記開口の対応する辺に設けられた
係合部に弾性係合させることにより着脱できるように装
着される。
【0013】このような構成では、通風パネルの相対向
する2辺の一方の外方に向く固定係合片を取り入れ口お
よび出口の対応する辺に設けられた係合孔に差し込んで
係合させる通風パネルの全体をその面方向に移動させる
作業と、これに続いて行える他方の辺の外方に向く可動
係合片を前記開口の対応する辺に設けられた係合部に弾
性係合させる通風パネルをその面と直角な方向に可動係
合片側で移動させる作業とで、通風パネルを外れ止め状
態に簡易に装着して、使用状態とすることができるし、
前記可動係合片の係合部との弾性係合を解くだけで通風
パネルを面方向に移動させて固定係合片を係合孔から抜
き出し係合を解いて、通風パネルを簡易に取り外せるの
で、通風パネルを丸洗いしながわ繰り返し使用するのに
便利である。
【0014】請求項4の発明では、取り入れ口および出
口の間の各機器を、装置本体の取り入れ口および出口が
設けられない側面から出し入れできる。
【0015】このような構成では、装置本体の側面は前
記各機器が並ぶ方向と平行であって、取り入れ口および
出口とそれらに設けられる通風パネルとの存在に影響な
く、それら機器の全てを露出させる開口を持ち得るの
で、このような開口を通じて、各機器を汚れ度合いの違
い等に応じた必要単位で、必要の都度、それぞれ個別に
取出して電源と切り離した状態で丸洗い等し、また装着
することができ、それら機器の汚れによる性能の低下
を、過剰な取扱いなく防止しながら空気清浄装置を長期
に使用し続けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気清浄装置の代
表的な実施の形態について添付の図に基づいて説明す
る。
【0017】本実施の形態の空気清浄装置は、静電方式
により起風して空気を取り込み清浄化して送り出す空気
清浄器の場合の一例を示している。図2、図3、図6、
図7に示すように横断面形状が楕円形となる胴部形状を
有した装置本体1が、合成樹脂材料により型成形して形
成された、正面壁1aおよび背面壁1bを最中合わせに
してねじ2により結合することにより構成されている。
装置本体1の下部は図1に示すような駆動および各種制
御を行う回路構成部3を収容し、かつ装置本体1を安定
に定置する中空の基台4とされ、上部は中空の頭部5と
され、前記ねじ2による結合がこれら中空の頭部5と基
台4との中に設けられたボス1a1、1b1どうしをね
じ2により、例えば図3に示すように締結することで行
っている。
【0018】装置本体1の胴部の左右には、図1、図3
に示すように空気の取り入れ口6と出口7とが設けら
れ、これらの開口には合成樹脂材料で単独に型成形した
通風パネル8、9が装着されている。これら通風パネル
8、9は図1〜図8に示すような角形の粗い格子目を持
ったものとし、通過する空気に抵抗を与えず、しかも、
手指が入って高圧部に触れたりする危険を防止でき、ま
た、小さな紙屑、樹脂片、樹脂製品、金属片、金属製品
等が入り込んで火災や漏電の原因になったりするのを防
止できるようにしている。これらを満足するものであれ
ば、具体的な形態は自由である。また、それら通風パネ
ル8、9の縦向きの羽根は空気の流れ方向に沿った大き
な幅を有したものとして、いわゆるルーバータイプの整
流作用を取り入れられ、送り出される空気に及ぼすよう
にしてある。
【0019】本実施の形態では、上記装置本体1の横断
面が楕円である胴部がなす長径方向に長いスペースを利
用して、図1、図3に示すように装置本体1の空気の取
り入れ口6と出口7との間に、取り入れた空気中の塵埃
を所定極性例えばプラスに帯電させる帯電手段11、お
よび帯電された塵埃をそれと逆極性例えばマイナス極性
によって吸着する吸着電極12とを内蔵してあり、装置
本体1の取り入れ口6から入って出口7へと抜ける空気
中の塵埃を帯電手段11によりプラス極性に帯電させ、
この帯電後の塵埃を、それとは逆のマイナス極性の吸着
電極12によって吸着して前記空気中から除去するの
で、出口7へ抜ける空気を清浄空気とすることができ
る。同時に、空気中にマイナスイオンが発生してこれら
清浄空気とともに出ていくので、生態によい住環境をも
たらす。
【0020】本実施の形態ではさらに、図1、図3に示
すように前記装置本体1の胴部内のスペースの長径方向
に長いのを利用して、帯電手段11および吸着電極12
の間に、帯電された塵埃をこれと逆のマイナス極性によ
って吸着電極12の側に移行させて起風する起風電極1
3を内蔵している。これにより、本実施の形態での空気
清浄器はファンおよびこれを駆動するモータが不要で、
構成が簡単で軽量かつ安価なものになるし、ファンやモ
ータが回転することによる音がなく運転が静かである。
しかし、通風パネル8、9はできるだけ通風抵抗の小さ
なものが望まれる。
【0021】帯電手段11および起風電極13は起風手
段14を構成し、1つの合成樹脂製の矩形枠15に装備
したユニットに形成され、このユニット単位で他から独
立して装置本体1に着脱できるようにされている。帯電
手段11は高圧電圧を印加される細いワイヤ11aより
なり、これを例えば逆U字状に矩形枠15の取り入れ口
6側部分内に張設されている。しかし、ワイヤ11aの
張設形態は種々に設計することができる。また、起風電
極13は図1、図3に示すように、ワイヤ11aと交互
位置になるように、矩形枠15の出口7側部分内にその
内側面近傍位置と中央位置とに電極板部16aが位置し
て、これの幅方向が空気通過方向に向くようにした1つ
の金属板部材16で形成されている。しかし、これらの
具体的構成は空気清浄装置としての機能を損なわない限
り種々に設計されてよく、帯電手段11と起風電極14
とを個別に着脱できるようにすることもできる。
【0022】吸着電極12は図2、図3に示すように、
合成樹脂製の矩形枠17内に空気の通過方向に平行な金
属製で多数の電極板18がそれ自体に設けられた折曲げ
スペーサ部18a間を合成樹脂製のシート19で絶縁さ
れて配置された構造のものとされ、これ単独で装置本体
1に対し着脱できるようにしてある。しかし、これも通
過する空気中の塵埃を逆極性によって効率よく確実に吸
着できれば好適で、そのために種々な具体的構成を採る
ことができる。
【0023】また、出口7と吸着電極12との間には網
の目状に成形された活性炭等を用いたフィルタ21が設
けられ、これも単独で装置本体1に対し着脱できるよう
にしてある。したがって、これら帯電手段11および起
風電極13を持った起風手段14、吸着電極12、フィ
ルタ21のそれぞれがその汚れに応じて個別に引出し、
電源から分離した状態で丸洗いしながら繰り返し利用さ
れ、空気清浄器が性能低下せずに長期に使用されるよう
にすることが、それぞれの過剰な取扱いなく達成するこ
とができる。
【0024】ファンによる起風方式では取り入れ口6に
もフィルタを設けるのが好適であるが、本実施の形態の
ような静電起風方式では通風抵抗をできるだけ抑える意
味からフィルタを採用しないのが有利ではある。しか
し、これに限られることはなくフィルタを採用すること
もできる。
【0025】本実施の形態の空気清浄器のように、静電
方式により起風して、ファンなしで空気を取り入れ口6
から取り入れて清浄化処理をし、処理後の清浄な空気を
出口7から送り出すようにしたタイプの空気清浄装置で
は特に、空気の流れが極く緩やかで通風パネルがさらに
汚れにくいが、清浄処理していない空気が通る取り入れ
口6に設けられる通風パネル8は特に、空気中の塵埃が
多い環境であったり、空気清浄器の使用の延べ時間が長
くなったりすると汚れが生じることがある。
【0026】これに対処するのに本実施の形態では、取
り入れ口6に設けられる通風パネル8を装置本体1に対
し着脱できるようにしてある。これにより、この通風パ
ネル8を汚れ具合に合わせて取外し、電源と切り離して
丸洗いすることにより、これを清潔に保つことができ、
空気清浄装置を寿命一杯まで長期に見栄えよく使用し続
けることができる。
【0027】装置本体1は、起風手段14、吸着電極1
2、フィルタ21のそれぞれを単独で着脱するのに、取
り入れ口6および出口7が設けられない側面を形成する
背面壁1bにそれらの一面側の全体をを外部に露出させ
る大きさの図3、図6、図8に示すような着脱口22が
形成され、この着脱口22と正面壁1aとの間にそれら
起風手段14、吸着電極12、フィルタ21を収容する
ポケットを形成する単体または適数の合成樹脂部材の組
み合わせにより形成されたポケット部材23が、図3に
一部を代表して示すように挟み込まれ、前記ボス1a
1、1b1間で締結固定されている。このポケット部材
23の底部壁と天井壁とに、図1、図2に示すような起
風手段14用のガイド溝24、吸着電極12用のガイド
溝25、およびフィルタ21用のガイド溝26がそれぞ
れ、それら各ガイド溝24〜26に沿って着脱口22の
側から個別に着脱できるようにしてある。
【0028】起風手段14、吸着電極12、フィルタ2
1のそれぞれは、図1〜図3に示すように異なった幅を
有し、起風手段14および吸着電極12と、フィルタ2
1とは高さが異なっており、それらに合わせて設けられ
たガイド溝24〜26の幅および上下間隔の違いによっ
て、起風手段14、吸着電極12、フィルタ21のそれ
ぞれが、不適正な位置に挿入しようとしても挿入できな
いか、挿入できてもガタツキが生じて、不適正な装着で
あることが分かり、使用上そのような誤装着が生じるよ
うなことを防止できる。
【0029】図2、図9の(a)に示すように、起風手
段14の矩形枠15の下面には帯電手段11のワイヤ1
1aと接続されてそれに電荷を印加する電極31が露出
し、上面には起風電極13と接続されてそれに電荷を印
加する電極32が露出し、上下両面には上下のガイド溝
24の所定位置に挿入されて、そこに図2、図9の
(a)、(b)に示すように突出している電源側の電荷
印加電極33、34と適正に接触したとき、前記上下の
ガイド溝24に一体成形して設けられた図9の(a)、
(b)に示すような樹脂ばね係合片35と弾性係合して
係止する係合凹部36が設けられ、起風手段14は前記
挿入位置に弾性的に係止されると、この弾性係止力に抗
して取り出せなくなり、起風手段14が不用意に取り出
されたり、適正位置から位置ずれして動作不良や危険な
状態に至るようなことを防止することができる。
【0030】図2、図10に示すように、吸着電極12
の矩形枠17の上下面には電極板18に接続された電圧
を印加する電極37が露出し、かつ、矩形枠17が上下
のガイド溝25の所定位置に挿入されて、そこに突出し
ている電源側の電荷印加電極38と適正に接触したと
き、前記上下のガイド溝25に一体成形して設けられた
樹脂ばね係合片39と弾性係合して係止する係合凹部4
1が設けられ、吸着電極12は前記挿入位置に弾性的に
係止されると、この弾性係止力に抗してしか取り出せな
くなり、吸着電極12が不用意に取り出されたり、適正
位置から位置ずれして動作不良や危険な状態に至るよう
なことを防止することができる。
【0031】フィルタ21はこれをガイド溝26に適正
位置まで挿入された位置の直ぐ手前の位置で、ガイド溝
26からガイド溝24、25とほぼ同一レベルになるよ
うに段差を有した面に設けられた図2に示すような係合
溝42に上下端の係合片43aを自身の弾性変形を利用
し弾性的に嵌め合わせた合成樹脂製のカバー部材43に
よって抜け止めし、不用意な取外しや位置ずれを防止で
きるようにしてある。
【0032】このカバー部材43を弾性変形させて取り
外すことによりフィルタ21を引き出せる。
【0033】矩形枠15、17、およびカバー部材43
の着脱を行う外面には、それぞれ着脱操作用のつまみ1
5a、17a、43bが設けられ、本実施の形態ではそ
れらは一体成形して設けられている。
【0034】着脱口22には図2、図3に示すような合
成樹脂製の蓋体51が着脱できるように装着され、蓋体
51を取り外すことによって起風手段14、吸着電極1
2、およびフィルタ21を必要に応じて着脱できる。こ
の着脱構造は本実施の形態の場合、図2に示すように相
対向する2辺、本実施の形態では上下の辺の一方、上辺
に外方となる上向きに一体成形して設けられた固定係合
片51aを、着脱口22の対応する上辺に設けられた係
合孔52に抜き差し自在に係合させ、かつ他方である下
辺に設けられて外方に向け移動した係合位置にあるよう
に樹脂ばね部51bで付勢された可動係合片51cを前
記着脱口22の対応する下辺に設けられた係合部53に
弾性係合させることにより着脱できるように装着してい
る。
【0035】これにより、蓋体51は固定係合片51a
を着脱口22の対応する上辺の係合孔52に差し込んで
係合させる蓋体51の全体をその面方向に移動させる作
業と、これに続いて行える他方の下辺の外方に向く可動
係合片51cを前記着脱口22の対応する下辺に設けら
れた係合部53に弾性係合させる蓋体51をその面と直
角な方向に可動係合片51c側で移動させる作業とで、
蓋体51を外れ止め状態に簡易に装着して、使用状態と
することができる。また、前記可動係合片51cの係合
部53との弾性係合を解くだけで蓋体51を面方向に移
動させて固定係合片51aを係合孔52から抜き出し係
合を解いて、蓋体51を簡易に取り外せる。
【0036】前記取り入れ口6の通風パネル8を着脱す
る構造は、図1、図2、図4に示すように通風パネル8
の、相対向する2辺の一方である下辺に外方である下向
きに一体成形して設けられた固定係合片8aを取り入れ
口6の開口の対応する下辺に設けられた係合孔61に抜
き差し自在に係合させ、かつ他方である上辺に設けられ
て外方である下向きに移動した可動係合位置にあるよう
にコイルばね63で付勢された図11、図12に示すよ
うな可動係合片64を前記開口の対応する上辺に設けら
れた係合部62に弾性係合させることにより着脱できる
ように装着される。可動係合片64は押圧操作部64a
が通風パネル8の上面に押圧操作されるように露出して
いる。64bは通風パネル8からの抜け止め用の係合片
を示し、通風パネル8の係合孔65と係合している。
【0037】通風パネル8の相対向する2辺の下辺の下
向きの固定係合片8aを取り入れ口6の対応する下辺に
設けられた係合孔61に差し込んで係合させる通風パネ
ル8の全体をその面方向に移動させる作業と、これに続
いて行える他方の上辺の上向きの可動係合片64を取り
入れ口6の対応する上辺に設けられた係合部62に弾性
係合させる通風パネル8をその面と直角な方向に可動係
合片64側で移動させる作業とで、通風パネル8を外れ
止め状態に簡易に装着して、使用状態とすることができ
る。また、前記可動係合片64の係合部62との弾性係
合を押圧操作部64aを押圧操作して解くだけで通風パ
ネル8を面方向に移動させて固定係合片8aを係合孔6
1から抜き出し係合を解いて、通風パネル8を簡易に取
り外せるので、通風パネル8を丸洗いしながら繰り返し
使用するのに便利である。
【0038】通風パネル8および蓋体51の一方でも外
れた状態で、あるいは外れかけた状態で空気清浄器が使
用されると、危険である。これに対処するのに本実施の
形態では、図1、図2に示すように通風パネル8の場
合、それに一体成形した固定係合片8aが係合孔61に
係合することにより、装置本体1側のスイッチ71を突
起72の金属面によって押動し、可動係合片64が係合
部62に係合することによって一体成形された樹脂製の
突起73が装置本体1側のスイッチ74を押動する双方
の一方でも満足していないと電源からの給電を絶つよう
にしてある。また、蓋体51のそれに一体成形した可動
係合片51cが係合部53に係合するときに突起75が
装置本体1側のスイッチ76を押動することを満足しな
いと、電源からの給電を絶つようにしてある。従って、
起風手段14、吸着電極12が装着されていても、通風
パネル8および蓋体51の双方が正しく装着されていな
いと、動作しないので、使用の安全が確保される。
【0039】本実施の形態では出口7に設けられた通風
パネル9も、取り入れ口6に設けた前記通風パネル8と
同じ形状、同じ構造のものを採用し、可動係合片64に
変えて嵌めごろしの固定係合片84を用いて通風パネル
9を固定している。これにより固定の通風パネル9を設
けるにも別の通風パネル9を形成する必要がなく、コス
ト上昇を抑えられる。
【0040】なお、出口7の通風パネル9をも着脱でき
るようにすると、これも電源から切り離して丸洗いで
き、便利である。この場合、通風パネル8と同じ着脱構
造および安全構造を採用すればよい。また、図5に示す
81は電源スイッチ、82は運転ランプ、83は点検ラ
ンプをそれぞれ示し、点検ランプは汚れ等による性能低
下時に点検を促すものである。
【0041】
【発明の効果】本発明の空気清浄装置によれば、特に、
上記ファンにより空気を取り入れ送り出すタイプのもの
か、請求項3の発明の構成による静電方式により起風す
るタイプのものかを問わず、使用の延べ時間によっては
汚れることのある、少なくとも取り入れ口側に設けられ
る通風パネルを、例えば請求項2の発明のようにして着
脱できるようにすることで、電源と切り離して丸洗いす
ることができるので、これを清潔に保つことができ、空
気清浄装置を寿命一杯まで長期に見栄えよく使用し続け
ることができる。
【0042】請求項2の発明では、通風パネルの相対向
する2辺の一方の外方に向く固定係合片を取り入れ口お
よび出口の対応する辺に設けられた係合孔に差し込んで
係合させる通風パネルの全体をその面方向に移動させる
作業と、これに続いて行える他方の辺の外方に向く可動
係合片を前記開口の対応する辺に設けられた係合部に弾
性係合させる通風パネルをその面と直角な方向に可動係
合片側で移動させる作業とで、通風パネルを外れ止め状
態に簡易に装着して、使用状態とすることができるし、
前記可動係合片の係合部との弾性係合を解くだけで通風
パネルを面方向に移動させて固定係合片を係合孔から抜
き出し係合を解いて、通風パネルを簡易に取り外せるの
で、通風パネルを丸洗いしながら繰り返し使用するのに
便利である。
【0043】請求項4の発明によれば、装置本体の側面
は前記各機器が並ぶ方向に平行であって、取り入れ口お
よび出口とそれらに設けられる通風パネルとの存在に影
響なく、それら機器の全てを露出させる開口を持ち得る
ので、このような開口を通じて、各機器を汚れの度合い
の違い等に対応した必要単位で、必要の都度それぞれ個
別に取出して電源と切り離した状態で丸洗い等し、また
装着することができ、それら機器の汚れによる性能の低
下を、過剰な取扱いなく防止しながら空気清浄装置を長
期に使用し続けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態の空気清浄装置を
示す縦断背面図である。
【図2】図1の装置の分解斜視図である。
【図3】図1の装置の横断平面図である。
【図4】図1の装置の取り入れ口に設けられた通風パネ
ルの斜視図である。
【図5】図1の装置の正面図である。
【図6】図1の装置の取り入れ口側の側面図である。
【図7】図1の装置の平面図である。
【図8】図1の装置の蓋板を外して見た背面図である。
【図9】図1の装置の起風手段取付け部を示し、その
(a)は断面図、その(b)は底部の斜視図である。
【図10】図1の装置の吸着電極の取付け部を示す断面
図である。
【図11】図4の通風パネルの可動係合片が設けられる
上端部の分解斜視図である。
【図12】図11の横断平面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 6 取り入れ口 7 出口 8、9 通風パネル 8a 固定係合片 11 帯電手段 12 吸着電極 13 起風電極 14 起風手段 61 係合孔 62 係合部 63 コイルばね 64 可動係合片 64a 押圧操作部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の空気の取り入れ口と出口との
    間に、取り入れた空気中の塵埃を所定極性に帯電させる
    帯電手段、および帯電された塵埃を逆極性によって吸着
    する吸着電極を内蔵した空気清浄装置において、 前記取り入れ口と出口とに設けられた通風パネルのう
    ち、少なくとも取り入れ口側の通風パネルを着脱できる
    ように装着したことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 通風パネルは、相対向する2辺の一方に
    外方に向け設けられた固定係合片を取り入れ口および出
    口の開口の対応する辺に設けられた係合孔に抜き差し自
    在に係合させ、かつ他方に設けられて外方に向け移動し
    た係合位置にあるようにばねで付勢された可動係合片を
    前記開口の対応する辺に設けられた係合部に弾性係合さ
    せることにより着脱できるように装着される請求項1に
    記載の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 帯電手段および吸着電極の間に、帯電さ
    れた塵埃をこれと逆の極性によって吸着電極の側に移行
    させて起風する起風電極が内蔵されている請求項1、2
    のいずれか一項に記載の空気清浄装置。
  4. 【請求項4】 取り入れ口および出口の間の各機器を、
    装置本体の取り入れ口および出口が設けられない側面か
    ら出し入れできるようにした請求項1〜3のいずれか一
    項に記載の空気清浄装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7503512B2 (en) 2003-06-04 2009-03-17 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrostatic atomizer and air purifier using the same
JP2010131505A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Midori Anzen Co Ltd 静電式集塵装置
JP2019023561A (ja) * 2018-11-12 2019-02-14 アイリスオーヤマ株式会社 空気調節機
WO2021218994A1 (zh) * 2020-04-30 2021-11-04 刘延兵 一种空气感染源防护机

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