JP2001263714A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

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JP2001263714A
JP2001263714A JP2000075352A JP2000075352A JP2001263714A JP 2001263714 A JP2001263714 A JP 2001263714A JP 2000075352 A JP2000075352 A JP 2000075352A JP 2000075352 A JP2000075352 A JP 2000075352A JP 2001263714 A JP2001263714 A JP 2001263714A
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JP
Japan
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ceiling
air conditioner
panel
central panel
locking
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Uchiyama
克久 内山
Masamitsu Sawara
正光 佐原
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支軸部により一側を回動可能に軸支した吸込
グリル他側の係止部を正確に係止できるようにした天井
埋込型空気調和機を提供する。 【解決手段】 パネルを、ケース本体の下方全体を覆
い、中央背面にフィルタを備えて中央に吸込開口孔を複
数形成し、周囲四辺に長方形状に切り欠いた吹出口を備
えた中央パネル17と、同中央パネルの外周を四角い枠状
に囲う化粧枠20と、前記中央パネルの上方に配設され前
記四辺の風向変更板を回動自在に軸支した四角い枠状の
パネル枠12とで構成し、前記中央パネルの一側が、一対
のL字状リンクを介して前記パネル枠の一側に開閉自在
に軸支される一方、他側がガイドリブ12a からなる位置
決め手段により前記パネル枠の他側に位置決めされ、係
止装置35により係脱可能に係止されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込型空気調
和機に係わり、より詳細には、天井面に埋め込まれたケ
ース本体の下面に設けたパネルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込型空気調和機は、例えば
図25で示すように、天井面に埋め込まれたケース本体1
の下面に、中央に吸込口15、同吸込口15の周囲四辺に吹
出口11を備えた化粧パネル70を設け、前記吸込口15の下
方にフィルタ19を備えた開閉自在な吸込グリル71が設け
られた構成であった。
【0003】上記構成において、外観部品である吸込グ
リルおよび化粧パネルの内、中央部の吸込グリルはフィ
ルタ交換等のためユーザが開閉できるようにした部品で
あることから、従来より、吸込グリルを取り外し可能な
構造にしてユーザが楽な姿勢できれいに清掃できるよう
にしたものが多数存在している。
【0004】しかしながら、外周のかなり広い面積を占
める化粧パネルは固定部品であるため、天井面に取り付
けたままで清掃をする必要があり、また、形状も吹出口
などの凹凸があって清掃し難く、清掃作業が大変である
という問題点があった。また、開閉可能な中央部の前記
吸込グリルは、その一側を回動可能に軸支して他側を係
脱可能に係止した際、該係止部が部品の寸法精度のバラ
ツキや変形等の累積によって充分な係止状態とはなら
ず、ちょっとした振動や衝撃などの外力によって離脱し
てしまう恐れがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、ユーザが取り外して清掃可能な外観
部品が占める面積を増大させ、固定される外観部品の面
積を小さく、かつシンプルな構成とすることにより清掃
し易く、かつ斬新な意匠性をもたせ、支軸部により一側
を回動可能に軸支した吸込グリル他側の係止部を正確に
係止できるようにした天井埋込型空気調和機を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、天井面に埋め込まれたケース本体の下面
に、中央に吸込口を設けその周囲四辺に風向変更板を有
する吹出口を設けたパネルが取り付けられ、前記ケース
本体内に形成された前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空
気通路に、前記吸込口に対向して上下方向の駆動軸を有
した駆動モータおよび送風ファンからなる送風機と、同
送風機を囲うように配置された熱交換器とを設けてなる
天井埋込型空気調和機において、前記パネルを、前記ケ
ース本体の下方全体を覆い、中央背面にフィルタを備え
て中央に吸込開口孔を複数形成し、周囲四辺に長方形状
に切り欠いた吹出口を備えた中央パネルと、同中央パネ
ルの外周を四角い枠状に囲う化粧枠と、前記中央パネル
の上方に配設され前記四辺の風向変更板を回動自在に軸
支した四角い枠状のパネル枠とで構成し、前記中央パネ
ルの一側が、一対のL字状リンクを介して前記パネル枠
の一側に開閉自在に軸支される一方、他側が位置決め手
段により前記パネル枠の他側に位置決めされ、係止装置
により係脱可能に係止された構成となっている。
【0007】また、前記中央パネル背面の前記複数の吸
込開口孔の間から同吸込開口孔の周囲四辺にかけて、格
子状の補強リブを形成した構成となっている。
【0008】また、前記吸込開口孔の周囲四辺の補強リ
ブ先端に、外周補強金具を、前記四辺の補強リブの近傍
に形成したねじ止めボスに固着ねじにより螺着した構成
となっている。
【0009】また、前記外周補強金具を、前記四辺の補
強リブの各辺毎に分割した同一形状の四つのもので構成
している。
【0010】また、前記外周補強金具の両端に、前記中
央パネルの四つの角部の方向へ延出した延出部を設けた
構成となっている。
【0011】また、前記中央パネル背面の四つの角部
に、前記外周補強金具の延出部と一端を前記中央パネル
背面に形成したねじ止めボスに共締めとし他端を前記角
部の外周近傍のねじ止めボスに螺着した角部補強金具を
配設した構成となっている。
【0012】また、前記一対のL字状リンクの一端の軸
部を、前記中央パネル一側の一対の前記角部補強金具の
外周端に形成したU字状の軸支部と、前記中央パネル背
面に形成したリブとで挟持するように軸支し、同一対の
L字状リンクの他端の軸部を前記パネル枠の一側に形成
した係止爪に着脱可能に軸支した構成となっている。
【0013】また、前記係止装置が、軸受部とばね受部
とを備え、前記角部補強金具背面より固定ねじにて螺着
した支持体と、前記軸受部と前記角部補強金具とで挟持
された回動軸を左右に突設した前記係止爪と、該回動軸
から該係止爪の略反対方向に延出した作動腕と、前記回
動軸に軸支されて一端が前記ばね受部に係止され、他端
が前記作動腕に係止されて前記係止爪を係止方向に付勢
する捩じりコイルばねとで構成され、前記パネル枠の他
側に設けられた係止孔に、前記係止爪を係脱可能に係止
するようにした構成となっている。
【0014】また、前記位置決め手段が、前記支持体の
外形に対応して前記パネル枠に設けられたガイドリブか
らなり、同ガイドリブにより前記支持体をガイドして前
記中央パネルの一側を位置決めした構成となっている。
【0015】また、前記位置決め手段が、前記角部補強
金具に連続形成されたフランジに対応して前記パネル枠
に設けられたガイドリブからなり、同ガイドリブにより
前記フランジをガイドして前記中央パネルの一側を位置
決めした構成となっている。
【0016】また、前記位置決め手段が、前記中央パネ
ルの背面に突設された位置決めリブに対応して前記パネ
ル枠に設けられたガイドリブからなり、同ガイドリブに
より前記位置決めリブをガイドして前記中央パネルの一
側を位置決めした構成となっている。
【0017】また、前記ガイドリブの下端に、前記支持
体の外形、前記フランジまたは前記位置決めリブを円滑
に導く傾斜部を設けた構成となっている。
【0018】また、前記ガイドリブが、複数箇所に夫々
複数づつ設けられた構成となっている。
【0019】また、前記ガイドリブが、前記パネル枠と
一体的に形成された構成となっている。
【0020】また、前記作動腕の先端に押圧板を設け、
前記中央パネルに形成した開口孔より指を入れ前記押圧
板を押圧することにより前記係止爪を前記係止孔から離
脱させた構成となっている。
【0021】また、前記係止装置を装着した前記角部補
強金具にねじ孔を備えた切起し部を形成し、前記パネル
枠より垂下した開口制限ワイヤ先端のリング部に保持ね
じを挿通し、前記ねじ孔に螺着した構成となっている。
【0022】更に、前記外周補強金具の一辺の内側に嵌
合部を、対向する一辺の内側に係止部を夫々形成し、前
記フィルタの外周一辺に前記嵌合部に嵌合する嵌合凸部
を、対向する外周一辺に前記係止部に係止する係止爪を
夫々形成し、前記フィルタを前記外周補強金具に取り付
けた構成となっている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
による天井埋込型空気調和機の断面図であり、図2は本
発明による天井埋込型空気調和機の上方部分を示す分解
斜視図であり、図3は本発明による天井埋込型空気調和
機の下方部分を示す分解斜視図であり、図4は本発明に
よる天井埋込型空気調和機の中央パネルの第一段階の分
解斜視図であり、図5は本発明による天井埋込型空気調
和機の中央パネルの第二段階の分解斜視図であり、図6
は本発明による天井埋込型空気調和機の中央パネルの第
三段階の分解斜視図であり、図7は本発明による天井埋
込型空気調和機の中央パネルを開いた状態の要部断面図
であり、図8は本発明による天井埋込型空気調和機の中
央パネルを閉じた状態の要部断面図であり、図9は本発
明による天井埋込型空気調和機の中央パネルを開いた状
態の斜視図で、(A)は全体構成図、(B)は要部拡大
図であり、図10は本発明による天井埋込型空気調和機の
係止装置の第一の実施例を示す説明図で、(A)は係止
状態を示す(B)のAーA断面図、(B)は下方からの
要部矢視図であり、図11は本発明による天井埋込型空気
調和機の係止装置の一例を示す要部説明図で、(A)は
支持体の斜視図、(B)は係止爪およびこれを付勢する
捩じりコイルばねの斜視図、(C)は支持体、係止爪お
よび捩じりコイルばねを組み立てた組立斜視図、(D)
は同組立斜視図の一部を縦方向に切断した要部断面図で
あり、図12は本発明による天井埋込型空気調和機の係止
装置の他の例を示す要部説明図で、(A)は支持体の斜
視図、(B)は係止爪およびこれを付勢する捩じりコイ
ルばねの斜視図、(C)は支持体、係止爪および捩じり
コイルばねを組み立てた組立斜視図、(D)は同組立斜
視図の一部を縦方向に切断した要部断面図であり、図13
は本発明による天井埋込型空気調和機の係止装置の取付
状態の一例を示す要部説明図で、(A)は角部補強金具
への取付状態を示す斜視図、(B)は同斜視図の一部を
縦方向に切断した要部断面図であり、図14は本発明によ
る天井埋込型空気調和機の係止装置の取付状態の他の例
を示す要部説明図で、(A)は角部補強金具への取付状
態を示す斜視図、(B)は同斜視図の一部を縦方向に切
断した要部断面図であり、図15は本発明による天井埋込
型空気調和機の係止装置の第二の実施例を示す断面図で
あり、図16は本発明による天井埋込型空気調和機の係止
装置の第三の実施例を示す断面図であり、図17は本発明
による天井埋込型空気調和機の係止装置と開口制限ワイ
ヤ等を示すの要部斜視図であり、図18は本発明による天
井埋込型空気調和機の開口制限ワイヤを螺着した状態を
示す要部斜視図であり、図19は本発明による天井埋込型
空気調和機の開口制限ワイヤを螺着した状態を示す要部
断面図であり、図20は本発明による天井埋込型空気調和
機の角部補強金具を示す要部断面図であり、図21は本発
明による天井埋込型空気調和機の角部補強金具の位置決
め部を示す要部斜視図であり、図22は本発明による天井
埋込型空気調和機の角部補強金具の位置決め部を示す要
部斜視図であり、図23は本発明による天井埋込型空気調
和機の中央パネルおよびフィルタを示す要部斜視図であ
り、図24は本発明による天井埋込型空気調和機の中央パ
ネルおよびフィルタを示す要部断面図である。
【0024】図1の断面図と、図2および図3の分解斜
視図とに基づいて、先ず、本発明による天井埋込型空気
調和機の全体構成について説明をする。1は天井面2に
埋め込まれ内側に発泡スチロール等の断熱材により形成
された断熱壁3を備えたSECC(電気亜鉛メッキ鋼
鈑)等の鋼鈑をプレス成形して形成された天板4と側板
5とによって構成されたケース本体、6は同ケース本体
1の中央に設けられ、上下方向の駆動軸を有した駆動モ
ータ7および送風ファン8からなる送風機、9は同送風
機6の周囲に設けられた熱交換器、10は同熱交換器9の
下方に設けられ、周囲四辺に吹出口11を備えて発泡スチ
ロール等の断熱材により形成された露受皿、12は同露受
皿10の周囲を囲うように設けられ、前記四辺の吹出口11
に風向変更板13を回動自在に軸支し、同風向変更板13を
連結し駆動する連結駆動装置14を四つの角部に装着した
ABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン)等の合
成樹脂により形成されたパネル枠、16は前記露受皿10の
中央に配設され、一側に下方に開口した電装部品収納部
16a と同電装部品収納部16a を覆う収納部カバー16b と
を備えて中央に吸込口15を形成したベルマウス、17は前
記吸込口15から前記吹出口11の両側および内側にかけて
覆い、中央に吸込開口孔18を複数形成し、フィルタ19を
備えた開閉自在で着脱可能なABS(アクリルニトリル
ブタジエンスチレン)等の合成樹脂により形成された中
央パネル、20は前記吹出口11の外周から前記中央パネル
17の四つの角部21の外周にかけて覆うABS(アクリル
ニトリルブタジエンスチレン)等の合成樹脂により形成
された化粧枠である。
【0025】次に、図4乃至図24に基づいて、本発明
による天井埋込型空気調和機の詳細な構成およびその作
用、効果について説明をする。図4と図6とで示すよう
に、22は前記中央パネル17背面の前記複数の吸込開口孔
18の間から同吸込開口孔18の周囲四辺にかけて該中央パ
ネル17に一体に形成した格子状の補強リブ、23は前記周
囲四辺の補強リブ22の近傍に形成したねじ止めボス、24
は前記中央パネル17背面の四つの吹出口11の内側と前記
周囲四辺の補強リブ22との間の四辺に設けた発泡スチロ
ール等により形成された断熱材、25は前記四つの吹出口
11の両側に貼着された発泡ポリウレタン等により形成さ
れた断熱材、26は前記周囲四辺の補強リブ22先端に固着
ねじ27により前記ねじ止めボス23に螺着され両端に前記
中央パネル27の四つの角部21の方向へ延出した延出部28
を設けたSUS(ステンレス鋼)等の鋼鈑により形成さ
れた外周補強金具であり、前記断熱材24は該外周補強金
具26と前記中央パネル17背面とにより挟持されている。
前記中央パネル17は薄型化のため剛性が得難くなってお
り、前記補強リブ22を形成することによって、剛性を高
めることができ、更に前記周囲四辺の補強リブ22に前記
外周補強金具26を螺着することによって、より剛性を高
めることができる。また、前記外周補強金具26は前記断
熱材24の取り付けも兼ねており、部品点数を減少し安価
な構成とすることができる。前記中央パネル17背面に前
記断熱材24、25を設けることにより、前記吸込口15(図
1参照)と前記吹出口11(図1参照)との断熱性を向上
させることができる。
【0026】なお、前記中央パネル17の複数の吸込開口
孔18は、本実施例では板に穿孔した丸孔状のものが示さ
れているが、複数の桟で仕切られて形成された角孔や、
凹凸に形成された凹部の側壁に形成した目隠し状の孔な
ど、空気の流通可能な孔ならばよく形状や孔の構成につ
いては限定されない。
【0027】図5で示すように、29は一端を前記外周補
強金具26の延出部28と前記固着ねじ27により前記ねじ止
めボス23に共締めとし、他端を前記中央パネル17の角部
21の外周近傍のねじ止めボス23に前記固着ねじ27により
螺着したSUS(ステンレス鋼)等の鋼鈑により形成さ
れた角部補強金具であり、前記中央パネル17一側の一対
の該角部補強金具29の外周端に形成したU字状の軸支部
30と前記中央パネル17背面に形成したリブ31とにより挟
持するように一対のL字状リンク32の一端の軸部33を軸
支し、前記中央パネル17他側の一対の前記角部補強金具
29に、開閉方向に対して直角方向に回動する係止爪34を
備えた係止装置35を装着している。
【0028】前記角部補強金具29は、前記外周補強金具
26の延出部28と前記中央パネル17に共締めとされること
により、前記中央パネル17の角部21の付け根の最も細く
なった部分を金属部材により確実に補強することができ
る。
【0029】前記L字状リンク32の一端の軸部33は、前
記角部補強金具29のU字状の軸支部30に軸支されること
により、前記L字状リンク32の軸支荷重を金属部材によ
り確実に支えることができる。
【0030】図6で示すように、36は前記四つの吹出口
11(図1参照)の両側および内側の三辺の断熱材24、25
の背面に貼着した独立気泡のポリエチレンフォーム等の
断熱性の高い柔軟な断熱フォームにより形成されたシー
ル材である。前記中央パネル17を閉じたとき前記シール
材36は、前記断熱材24、25と、前記露受皿10(図2参
照)または前記パネル枠12(図3参照)との間に挟まれ
て気密性を高めるため、前記吹出口11(図1参照)と前
記吸込口15(図1参照)との間のショートサーキットを
防止することができる。
【0031】図7と、図8と、図9(A)および図9
(B)とで示すように、37および38は、前記L字状リン
ク32の他端の軸部39を着脱可能に係止する前記パネル枠
12の一側に形成した係止爪およびこれを係止する係止凸
部である。前記L字状リンク32の他端の軸部39を前記係
止爪37から外すことにより、前記中央パネル17を取り外
すことができるため、前記中央パネル17を楽な姿勢で清
掃や洗浄することができる。また、前記化粧枠20はシン
プルで幅の狭い枠状に形成されているため、中性洗剤を
含んだ水で湿らせた雑巾などを枠に沿って一周させて拭
う等の方法により、前記化粧枠20の外観面を容易に清掃
することができる。
【0032】図7と図9とで示すように、前記中央パネ
ル17を開いたときには前記係止爪37に軸支された前記軸
部39を支軸として下方にぶら下がるため、前記中央パネ
ル17は前記化粧枠20より大きく離れ、かつ図8で示すよ
うに、前記中央パネル17が閉じたときには前記L字状リ
ンク32の作用により、前記中央パネル17と前記化粧枠20
との隙間dを小さく設定できるとともに、前記中央パネ
ル17を前記係止爪37の位置より外側に大きく形成するこ
とができる。
【0033】次に、前記係止装置35の構成について説
明すると、図10(A)および図10(B)と、図11(A)
乃至図11(D)と、図12(A)乃至図12(D)と、図13
と、図14と、図15とで示すように、40は軸受部41とばね
受部42とを備え前記角部補強金具29背面より固定ねじ43
にて螺着した支持体、44は前記軸受部41と前記角部補強
金具29とにより挟持され前記係止爪34より左右に突設し
た回動軸、45は同回動軸44より前記係止爪34と略反対方
向に延出し先端に押圧板46を備えた作動腕、47は前記回
動軸44に軸支され一端を前記ばね受部42に係止され他端
を前記作動腕45に係止され前記係止爪34を係止方向に付
勢する捩じりコイルばねであり、前記係止装置35は、前
記中央パネル17の他側が後述する位置決め手段により前
記パネル枠12の他側に位置決めされたのちに、前記係止
爪34が前記捩じりコイルばね47に付勢されて前記パネル
枠12の一側に形成した係止孔48の縁に正確に、且つ強固
に係止されるようになっており、前記中央パネル17に形
成した開口孔49より指を入れ前記押圧板46を押圧するこ
とにより、前記係止爪34を回動して係止を外し前記中央
パネル17を開くことができるようになっている。
【0034】また、前記中央パネル17の他側を前記パネ
ル枠12の他側に位置決めする位置決め手段が、第一の実
施例として図10(A)で示すように、前記支持体40の外
形に対応して前記パネル枠12に設けられたガイドリブ12
a からなり、同ガイドリブ12a により前記支持体40をガ
イドして前記中央パネル17の一側を位置決めすることに
より、前記係止爪34を前記係止孔48の縁に係止する際、
前記支持体40を前記ガイドリブ12a によってガイドする
とともにガタ(遊び)が生じないように効果的に規制す
ることができて、上記に説明した従来技術のように、部
品の寸法精度のバラツキや変形等の影響を受けることな
く充分な係止状態となり、ちょっとした振動や衝撃など
の外力によって離脱してしまうという恐れがないように
なる。
【0035】また、前記位置決め手段が、第二の実施例
として図15で示すように、前記角部補強金具29に連続形
成されたフランジ29a に対応して前記パネル枠12に設け
られたガイドリブ12a からなり、同ガイドリブ12a によ
り前記フランジ29a をガイドして前記中央パネル17の一
側を位置決めするようにしたことにより、上記第一の実
施例の場合と同様に、前記係止爪34を前記係止孔48の縁
に係止する際、前記支持体40を前記ガイドリブ12a によ
ってガイドするとともにガタ(遊び)が生じないように
効果的に規制することができる。
【0036】また同様に、前記位置決め手段が、第三の
実施例として図16で示すように、前記中央パネル17の背
面に突設された位置決めリブ17a に対応して前記パネル
枠12に設けられたガイドリブ12a からなり、同ガイドリ
ブ12a により前記位置決めリブ17a をガイドして前記中
央パネル17の一側を位置決めするようにしたことによ
り、上記第一の実施例の場合と同様に、前記係止爪34を
前記係止孔48の縁に係止する際、前記支持体40を前記ガ
イドリブ12a によってガイドするとともにガタ(遊び)
が生じないように効果的に規制することができるように
なっており、上記に説明した第一の実施例乃至第三の実
施例は、何れかの実施例を選択的に採用して実施すれば
よい。
【0037】なお、前記ガイドリブ12a は、前記パネル
枠12と一体的に形成されて複数箇所に夫々複数づつ設け
られるとともに、同ガイドリブ12a の下端に、図10
(A)で示すように、前記支持体40の外形、前記フラン
ジ29a または前記位置決めリブ17a を円滑に導く傾斜部
αを設けたことにより、前記係止爪34を前記係止孔48の
縁に係止する際、前記支持体40の外形、前記フランジ29
a または前記位置決めリブ17a を前記傾斜部αで更に円
滑にガイドしたのちに、前記ガイドリブ12a によって効
果的に位置決めできるようになる。
【0038】次に、図17乃至図19で示すように、50は前
記係止装置35を装着した角部補強金具29より切り起しね
じ孔(図示省略)を備えた切起し部、51は該ねじ孔(図
示省略)に螺着した保持ねじ、52は前記パネル枠12より
垂下し先端にリング部53を備えた開口制限ワイヤであ
る。通常は図18と図19とで示すように、前記開口制限ワ
イヤ52のリング部53が前記保持ねじ51により前記切起し
部50に螺着されていることにより、前記中央パネル17の
開口寸法hが前記開口制限ワイヤ52により制限され、手
が中に入り難くなり前記送風ファン8(図1参照)にユ
ーザの手が触れる危険がなくなり、米国や欧州の安全規
格に対応することができる。図17で示すように、前記保
持ねじ51を緩めて前記リング部53を外すことにより、図
9に示すように、前記中央パネル17を大きく開くことが
できる。
【0039】図7に示すように、54は前記軸支部30を形
成した角部補強金具29に形成した引掛け部、55は前記パ
ネル枠12より垂下し先端に係止フック56を備えた落下防
止ワイヤである。通常は前記係止フック56が前記引掛け
部54に係止されているため、万一前記L字状リンク32の
他端の軸部39を係止する前記係止爪37が折れて破損した
り、外れたりしても、前記中央パネル17は前記落下防止
ワイヤ55に支持され、落下することはない。前記係止フ
ック56を前記引掛け部54から外すことにより、前記中央
パネル17を取り外すことができる。
【0040】図8と図20とで示すように、57は前記角部
補強金具29に形成した外周方向に一段下がる段部、58は
前記段部57の外周側に形成し前記ねじ止めボス23を高く
形成するための上方に突出した絞り凸部、59は前記角部
補強金具29に形成した絞りフランジ60を備えた開口孔で
ある。前記段部57を設けることにより、前記中央パネル
17背面に形成した前記リブ31を低くすることができるた
め、前記中央パネル17の表面に発生する前記リブ31によ
る射出成形上のヒケを抑えることができる。前記絞り凸
部58を設けることにより、前記角部補強金具29の前記段
部57の外周側が一段下がっていても前記ねじ止めボス23
を高く形成することができるため、前記固着ねじ27を標
準化して長めのものを使用する場合でも対応することが
可能となる。前記絞りフランジ60を備えた開口孔59を設
けることにより、前記角部補強金具29の強度を落とすこ
となく軽量化することができる。
【0041】図15と図16とに示すように、61は前記角部
補強金具29の外周端に形成した位置決め孔、62は同位置
決め孔61を嵌合する前記中央パネル17背面に形成した位
置決めボスである。前記位置決めボス62に前記位置決め
孔61を嵌合することにより、前記角部補強金具29の取付
け位置を正確にすることができるため、前記L字状リン
ク32および前記係止装置35の位置が正確になり、すなわ
ち前記中央パネル17の取付け位置を正確にすることがで
き、前記係止爪34(図15参照)と前記係止孔48(図15参
照)との位置関係を正確にして確実に係止し、外観上の
隙間を均一にし、前記中央パネル17と前記風向変更板13
(図1参照)とのクリアランスを均一にするなどの効果
がある。
【0042】図23と図24とで示すように、63は前記外周
補強金具26の一辺の内側に形成した嵌合部、64は前記外
周補強金具26の対向する一辺の内側に形成した係止部、
65は該嵌合部63に嵌合し前記フィルタ19の外周一辺に形
成した嵌合凸部、66は該係止部64に係止し前記フィルタ
19の対向する外周一辺に形成した係止爪である。前記嵌
合凸部65を前記嵌合部63に嵌合し、前記係止爪66を前記
係止部64に係止することにより、前記フィルタ19は前記
外周補強金具26に取り付けられるため、前記中央パネル
17に前記フィルタ19専用の取付け構造を設ける必要がな
く安価な構成とすることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが取り外して清掃可能な外観部品が占める面積を
増大させ、固定される外観部品の面積を小さく、かつシ
ンプルな構成とすることにより清掃し易く、かつ斬新な
意匠性をもたせ、支軸部により一側を回動可能に軸支し
た吸込グリル他側の係止部を正確に係止できるようにし
た天井埋込型空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による天井埋込型空気調和機の断面図で
ある。
【図2】本発明による天井埋込型空気調和機の上方部分
を示す分解斜視図である。
【図3】本発明による天井埋込型空気調和機の下方部分
を示す分解斜視図である。
【図4】本発明による天井埋込型空気調和機の中央パネ
ルの第一段階の分解斜視図である。
【図5】本発明による天井埋込型空気調和機の中央パネ
ルの第二段階の分解斜視図である。
【図6】本発明による天井埋込型空気調和機の中央パネ
ルの第三段階の分解斜視図である。
【図7】本発明による天井埋込型空気調和機の中央パネ
ルを開いた状態の要部断面図である。
【図8】本発明による天井埋込型空気調和機の中央パネ
ルを閉じた状態の要部断面図である。
【図9】本発明による天井埋込型空気調和機の中央パネ
ルを開いた状態の斜視図で、(A)は全体構成図であ
り、(B)は要部拡大図である。
【図10】本発明による天井埋込型空気調和機の係止装
置の第一の実施例を示す説明図で、(A)は係止状態を
示す(B)のAーA断面図であり、(B)は下方からの
要部矢視図である。
【図11】本発明による天井埋込型空気調和機の係止装
置の一例を示す要部説明図で、(A)は支持体の斜視図
であり、(B)は係止爪およびこれを付勢する捩じりコ
イルばねの斜視図であり、(C)は支持体、係止爪およ
び捩じりコイルばねを組み立てた組立斜視図であり、
(D)は同組立斜視図の一部を縦方向に切断した要部断
面図である。
【図12】本発明による天井埋込型空気調和機の係止装
置の他の例を示す要部説明図で、(A)は支持体の斜視
図であり、(B)は係止爪およびこれを付勢する捩じり
コイルばねの斜視図であり、(C)は支持体、係止爪お
よび捩じりコイルばねを組み立てた組立斜視図であり、
(D)は同組立斜視図の一部を縦方向に切断した要部断
面図である。
【図13】本発明による天井埋込型空気調和機の係止装
置の取付状態の一例を示す要部説明図で、(A)は角部
補強金具への取付状態を示す斜視図であり、(B)は同
斜視図の一部を縦方向に切断した要部断面図である。
【図14 】本発明による天井埋込型空気調和機の係止装
置の取付状態の他の例を示す要部説明図で、(A)は角
部補強金具への取付状態を示す斜視図であり、(B)は
同斜視図の一部を縦方向に切断した要部断面図である。
【図15】本発明による天井埋込型空気調和機の係止装
置の第二の実施例を示す断面図である。
【図16】本発明による天井埋込型空気調和機の係止装
置の第三の実施例を示す断面図である。
【図17】本発明による天井埋込型空気調和機の係止装
置と開口制限ワイヤ等を示すの要部斜視図である。
【図18】本発明による天井埋込型空気調和機の開口制
限ワイヤを螺着した状態を示す要部斜視図である。
【図19】本発明による天井埋込型空気調和機の開口制
限ワイヤを螺着した状態を示す要部断面図である。
【図20】本発明による天井埋込型空気調和機の角部補
強金具を示す要部断面図である。
【図21】本発明による天井埋込型空気調和機の角部補
強金具の位置決め部を示す要部斜視図である。
【図22】本発明による天井埋込型空気調和機の角部補
強金具の位置決め部を示す要部斜視図である。
【図23】本発明による天井埋込型空気調和機の中央パ
ネルおよびフィルタを示す要部斜視図である。
【図24】本発明による天井埋込型空気調和機の中央パ
ネルおよびフィルタを示す要部断面図である。
【図25】従来の天井埋込型空気調和機の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 天井面 6 送風機 7 駆動モータ 8 送風ファン 9 熱交換器 11 吹出口 12 パネル枠 12a ガイドリブ α 傾斜部 13 風向変更板 14 連結駆動装置 15 吸込口 17 中央パネル 17a 位置決めリブ 18 吸込開口孔 19 フィルタ 20 化粧枠 21 角部 22 補強リブ 23 ねじ止めボス 24 断熱材 25 断熱材 26 外周補強金具 27 固着ねじ 28 延出部 29 角部補強金具 29a フランジ 30 軸支部 31 リブ 32 L字状リンク 33 軸部 34 係止爪 35 係止装置 36 シール材 37 係止爪 39 軸部 40 支持体 41 軸受部 42 ばね受部 43 固定ねじ 44 回動軸 45 作動腕 46 押圧板 47 捩じりコイルばね 48 係止孔 49 開口孔 50 切起し部 51 保持ねじ 52 開口制限ワイヤ 53 リング部 54 引掛け部 55 落下防止ワイヤ 56 係止フック 57 段部 58 絞り凸部 59 開口孔 60 絞りフランジ 61 位置決め孔 62 位置決めボス 63 嵌合部 64 係止部 65 嵌合凸部 66 係止爪

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に埋め込まれたケース本体の下面
    に、中央に吸込口を設けその周囲四辺に風向変更板を有
    する吹出口を設けたパネルが取り付けられ、前記ケース
    本体内に形成された前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空
    気通路に、前記吸込口に対向して上下方向の駆動軸を有
    した駆動モータおよび送風ファンからなる送風機と、同
    送風機を囲うように配置された熱交換器とを設けてなる
    天井埋込型空気調和機において、 前記パネルを、前記ケース本体の下方全体を覆い、中央
    背面にフィルタを備えて中央に吸込開口孔を複数形成
    し、周囲四辺に長方形状に切り欠いた吹出口を備えた中
    央パネルと、同中央パネルの外周を四角い枠状に囲う化
    粧枠と、前記中央パネルの上方に配設され前記四辺の風
    向変更板を回動自在に軸支した四角い枠状のパネル枠と
    で構成し、 前記中央パネルの一側が、一対のL字状リンクを介して
    前記パネル枠の一側に開閉自在に軸支される一方、他側
    が位置決め手段により前記パネル枠の他側に位置決めさ
    れ、係止装置により係脱可能に係止されてなることを特
    徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記中央パネル背面の前記複数の吸込開
    口孔の間から同吸込開口孔の周囲四辺にかけて、格子状
    の補強リブを形成してなることを特徴とする請求項1に
    記載の天井埋込型空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記吸込開口孔の周囲四辺の補強リブ先
    端に、外周補強金具を、前記四辺の補強リブの近傍に形
    成したねじ止めボスに固着ねじにより螺着してなること
    を特徴とする請求項2に記載の天井埋込型空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記外周補強金具を、前記四辺の補強リ
    ブの各辺毎に分割した同一形状の四つのもので構成して
    なることを特徴とする請求項3に記載の天井埋込型空気
    調和機。
  5. 【請求項5】 前記外周補強金具の両端に、前記中央パ
    ネルの四つの角部の方向へ延出した延出部を設けてなる
    ことを特徴とする請求項4に記載の天井埋込型空気調和
    機。
  6. 【請求項6】 前記中央パネル背面の四つの角部に、前
    記外周補強金具の延出部と一端を前記中央パネル背面に
    形成したねじ止めボスに共締めとし他端を前記角部の外
    周近傍のねじ止めボスに螺着した角部補強金具を配設し
    てなることを特徴とする請求項5に記載の天井埋込型空
    気調和機。
  7. 【請求項7】 前記一対のL字状リンクの一端の軸部
    を、前記中央パネル一側の一対の前記角部補強金具の外
    周端に形成したU字状の軸支部と、前記中央パネル背面
    に形成したリブとで挟持するように軸支し、同一対のL
    字状リンクの他端の軸部を前記パネル枠の一側に形成し
    た係止爪に着脱可能に軸支してなることを特徴とする請
    求項1に記載の天井埋込型空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記係止装置が、軸受部とばね受部とを
    備え、前記角部補強金具背面より固定ねじにて螺着した
    支持体と、前記軸受部と前記角部補強金具とで挟持され
    た回動軸を左右に突設した前記係止爪と、該回動軸から
    該係止爪の略反対方向に延出した作動腕と、前記回動軸
    に軸支されて一端が前記ばね受部に係止され、他端が前
    記作動腕に係止されて前記係止爪を係止方向に付勢する
    捩じりコイルばねとで構成され、前記パネル枠の他側に
    設けられた係止孔に、前記係止爪を係脱可能に係止する
    ようにしてなることを特徴とする請求項1または請求項
    7に記載の天井埋込型空気調和機。
  9. 【請求項9】 前記位置決め手段が、前記支持体の外形
    に対応して前記パネル枠に設けられたガイドリブからな
    り、同ガイドリブにより前記支持体をガイドして前記中
    央パネルの一側を位置決めしたことを特徴とする請求項
    1または請求項8に記載の天井埋込型空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記位置決め手段が、前記角部補強金
    具に連続形成されたフランジに対応して前記パネル枠に
    設けられたガイドリブからなり、同ガイドリブにより前
    記フランジをガイドして前記中央パネルの一側を位置決
    めしたことを特徴とする請求項1または請求項8に記載
    の天井埋込型空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記位置決め手段が、前記中央パネル
    の背面に突設された位置決めリブに対応して前記パネル
    枠に設けられたガイドリブからなり、同ガイドリブによ
    り前記位置決めリブをガイドして前記中央パネルの一側
    を位置決めしたことを特徴とする請求項1または請求項
    8に記載の天井埋込型空気調和機。
  12. 【請求項12】 前記ガイドリブの下端に、前記支持体
    の外形、前記フランジまたは前記位置決めリブを円滑に
    導く傾斜部を設けたことを特徴とする請求項9乃至請求
    項11の何れかに記載の天井埋込型空気調和機。
  13. 【請求項13】 前記ガイドリブが、複数箇所に夫々複
    数づつ設けられてなることを特徴とする請求項9乃至請
    求項12の何れかに記載の天井埋込型空気調和機。
  14. 【請求項14】 前記ガイドリブが、前記パネル枠と一
    体的に形成されたことを特徴とする請求項9乃至請求項
    13の何れかに記載の天井埋込型空気調和機。
  15. 【請求項15】 前記作動腕の先端に押圧板を設け、前
    記中央パネルに形成した開口孔より指を入れ前記押圧板
    を押圧することにより前記係止爪を前記係止孔から離脱
    させてなることを特徴とする請求項8に記載の天井埋込
    型空気調和機。
  16. 【請求項16】 前記係止装置を装着した前記角部補強
    金具にねじ孔を備えた切起し部を形成し、前記パネル枠
    より垂下した開口制限ワイヤ先端のリング部に保持ねじ
    を挿通し、前記ねじ孔に螺着してなることを特徴とする
    請求項8に記載の天井埋込型空気調和機。
  17. 【請求項17】 前記外周補強金具の一辺の内側に嵌合
    部を、対向する一辺の内側に係止部を夫々形成し、前記
    フィルタの外周一辺に前記嵌合部に嵌合する嵌合凸部
    を、対向する外周一辺に前記係止部に係止する係止爪を
    夫々形成し、前記フィルタを前記外周補強金具に取り付
    けてなることを特徴とする請求項1または請求項3に記
    載の天井埋込型空気調和機。
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