JP3450475B2 - 粉体成型用塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

粉体成型用塩化ビニル系樹脂組成物

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JP3450475B2 JP30797894A JP30797894A JP3450475B2 JP 3450475 B2 JP3450475 B2 JP 3450475B2 JP 30797894 A JP30797894 A JP 30797894A JP 30797894 A JP30797894 A JP 30797894A JP 3450475 B2 JP3450475 B2 JP 3450475B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、粉体成型用塩化ビニル
系樹脂組成物、詳しくは、自動車内装材料に適する粉体
回転成型または粉体スラッシュ成型用粉体系塩化ビニル
樹脂組成物に関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
自動車内装材料としてのクラッシュパッド、アームレス
ト、ヘッドレスト、コンソール、メーターカバーあるい
はドアトリムなどのカバーリング材料においては、軽量
でかつソフト感に優れ、しかも高級感のある皮しぼ模様
やステイッチ模様などを施したものが一段と求められて
いる。 【0003】従来、これらのカバーリング材料として
は、塩化ビニル樹脂とABS樹脂とを主体とした軟質シ
ートの真空成型品やペースト用塩化ビニル樹脂と可塑剤
とを主体としたゾルの回転成型またはスラッシュ成型品
(以下、「ゾル成型品」と称す)が用いられてきた。し
かしながら、真空成型品は軽量化という点ではその目的
を達しているものの、ソフト感に乏しく、かたい感触の
ものしか得られなく、さらには高級感のある皮しぼ模様
あるいはスティッチ模様などを施した複雑な形状性のあ
るものを賦形さすことは困難であった。また、真空成型
品は成型時の残留歪みが大きく、長時間使用している
と、成型品に亀裂が生じ易いという欠点もかかえてい
る。 【0004】他方、ゾル成型品はソフト感はあるもの
の、ゲル化温度が低いために金属内での溶融が速く、フ
ローマークやリップあるいはゾルの糸引きなどの現象が
起こるために、表面平滑性に欠けるとか、金型からのゾ
ルの排出に時間がかかり過ぎるとか、カバーリング材料
が肉厚化するなどの欠点をかかえている。また、ゾル成
型の場合は色替え時のタンクや配管などの掃除が大変で
あるとか、経日による粘度変化を伴なうために、長時間
の保存には耐えられないなどの問題もある。 【0005】これらの欠点や問題点を解決する方法とし
て、最近粉末成型法が脚光を浴びてきている。この粉末
成型法には一般には、流動浸漬法、静電塗装法、粉末溶
射法、粉末回転成型法または粉末スラッシュ成型法など
があるが、特に自動車内装材のカバーリング材料には粉
末回転成型法または粉末スラッシュ成型法が適してい
る。 【0006】かかる粉末回転成型法または粉末スラッシ
ュ成型法は180℃以上の温度にある金型と粉末供給ボ
ックスとを一体化させて回転または揺動、あるいは噴射
させて金型内面に粉末を溶着させ、未溶着粉末は自動的
あるいは強制的に粉末供給ボックスに回収する方法であ
る。 【0007】かかる粉末成型品に使用される金型の加熱
方法にはガス加熱炉方式、熱媒体油循環方式、熱媒体油
または熱流動砂内への浸漬方式あるいは高周波誘導加熱
方式などがある。 【0008】上記粉末成型法に使用される粉末組成物
は、その加工法が高温により短時間で加工を完了させる
という特徴から、熱安定性に優れていることはもちろ
ん、速やかに金型でゲル化し、尚かつ脱型性に優れ、金
型汚染の少ないものであることが要求される。 【0009】また、自動車の内装材として使用された場
合には、比較的低温ではあるが100℃前後に長期間曝
されることになり、着色を生じるなどの欠点を生じる
(熱老化)。これを解決するために過塩素酸金属塩など
が使用されていた。 【0010】また、特開昭63−132953号公報に
は、粉末成型用の粉末組成物にハイドロタルサイトと酸
化カルシウムを併用添加することが提案されており、特
開昭62−270645号公報、特開昭64−6515
7号公報には、粉末成型用塩化ビニル樹脂に、ハイドロ
タルサイトの過塩素酸処理品を添加することが提案さ
れ、特開平3−172336号公報には、粉体成型用塩
化ビニル系樹脂に、可塑剤、有機リン酸類等の金属塩お
よび亜鉛変性ハイドロタルサイト化合物を添加すること
が提案され、特開平4−359949号公報には、粉体
成型用塩化ビニル系樹脂にハイドロタルサイトまたはゼ
オライト、酸化カルシウムおよびハロゲン酸素酸塩また
はその金属塩を添加することが提案され、特開平5−1
7648号公報には、粉体成型用塩化ビニル系樹脂に、
過塩素酸金属塩、無機強酸金属化合物、ゼオライトおよ
びハイドロタルサイトを添加することが提案されている
が、こられの組み合わせでは上記のような状況を解決す
るには到っていない。 【0011】また、特開昭58−122951号公報に
は、過塩素酸塩、有機酸塩およびハイドロタルサイト化
合物を塩素含有樹脂に添加することが提案され、特開昭
61−34042号公報には有機酸亜鉛塩、ゼオライト
およびハロゲン酸素酸金属塩を塩素含有樹脂に添加する
ことが提案され、特開昭60−94440号公報には、
水酸化アルミニウムと過塩素酸の反応生成物を添加する
ことが提案され、特開昭60−219246号公報に
は、過塩素酸イオン型ハイドロタルサイトおよびモノ−
ジ混合有機リン酸金属塩を含ハロゲン樹脂に添加するこ
とが提案されており、特開平4−359945号公報に
は、有機リン酸エステル金属塩および過塩素酸金属塩を
添加することが提案されているが、特殊な加工方法であ
る粉体成型に応用させることは示唆されておらず、ま
た、単純に転用した場合には未だ十分な効果は得られな
い。 【0012】従って、本発明の目的は、熱安定性および
熱老化性に優れ、ゲル化性、脱型性および金型汚染性な
どの成型性に優れた粉末組成物を提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、塩化ビニル系樹脂に、ハイドロタルサイ
ト化合物または特定のゼオライト化合物、特定の有機リ
ン酸エステル化合物、および過塩素酸アンモニウム塩ま
たは過塩素酸処理ハイドロタルサイトを併用添加してな
る組成物が、上記目的を達成し得ることを知見した。 【0014】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、塩化ビニル系樹脂100重量部に、(a)ハイドロ
タルサイト化合物およびゼオライト結晶のアルカリまた
はアルカリ土類金属アルミノシリケートからなる群より
選ばれる少なくとも一種0.01〜10重量部、(b)
下記〔化2〕(前記〔化1〕と同じ)の一般式(I)お
よび(II)で表される有機リン酸エステル化合物からな
る群より選ばれる少なくとも一種0.01〜10重量
部、並びに(c)過塩素酸アンモニムウム塩および過塩
素酸処理ハイドロタルサイトからなる群より選ばれる少
なくとも一種を0.001〜10重量部を添加してな
る、粉体成型用塩化ビニル系樹脂組成物を提供するもの
である。 【0015】 【化2】 【0016】以下、本発明の粉体成型用塩化ビニル系樹
脂組成物について詳細に説明する。 【0017】本発明に使用される(a)成分は、ハイド
ロタルサイト化合物およびゼオライト結晶のアルカリま
たはアルカリ土類金属アルミノシリケートからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種である。 【0018】上記ハイドロタルサイト化合物としては、
下記一般式(III) で表されるマグネシウム(と亜鉛)お
よびアルミニウムからなる複塩化合物が好ましい。 【0019】 Mgx1Znx2Al2(OH)2(X1+X2)+4・CO3・mH2O (III) (式中、x1およびx2は各々下記式で表される条件を
示し、mは実数を示す。0≦x2/x1<10,2≦x
1+x2<20) 【0020】上記ハイドロタルサイト化合物は、天然物
であってもよく、また合成品であってもよい。該合成品
の合成方法としては、特公昭46−2280号公報、特
公昭50−30039号公報、特公昭51−29129
号公報、特開昭61−174270号公報などに記載の
公知の方法を例示することができる。また、本発明にお
いては、上記ハイドロタルサイト化合物は、その結晶構
造、結晶粒子径あるいは結晶水の有無およびその量など
に制限されることなく使用することが可能である。 【0021】また、上記ハイドロタルサイト化合物は、
その表面をステアリン酸などの高級脂肪酸、オレイン酸
アルカリ金属塩などの高級脂肪酸金属塩、ドデシルベン
ゼンスルホン酸アルカリ金属塩などの有機スルホン酸金
属塩、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステルまたはワ
ックスなどで被覆することもできる。 【0022】上記ゼオライト結晶のアルカリまたはアル
カリ土類金属アルミノシリケート(以下、「ゼオライト
化合物」という)は、独特の三次元のゼオライト結晶構
造を有するアルカリまたはアルカリ土類金属のアルミノ
ケイ酸塩であり、その代表例としては、A型、X型、Y
型およびP型ゼオライト、モノデナイト、アナルサイ
ト、ソーダライト族アルミノケイ酸塩、クリノブチロラ
イト、エリオナイトおよびチャバサイトなどをあげるこ
とができ、該ゼオライト化合物の結晶水(いわゆるゼオ
ライト水)を有する含水物または結晶水を除去した無水
物のいずれでもよい。また、上記ゼオライト化合物は、
一般にはその粒径が0.1〜50μのものを用いること
ができ、特に、0.5〜10μのものが好ましい。 【0023】上記ハイドロタルサイト化合物またはゼオ
ライト化合物〔(a)成分〕の添加量は、塩化ビニル系
樹脂100重量部に対して、0.01〜10重量部、好
ましくは0.05〜5重量部である。上記添加量が0.
01未満ではその効果がほとんどなく、10重量部を超
えてもその増量効果はなく、むしろ着色が大きい等の欠
点を生じる。 【0024】本発明に使用される(b)成分は、前記一
般式(I)および(II)で表される有機リン酸エステル
化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種である。 【0025】前記一般式(I)および(II)中、R1およ
びR3で示されるアルキル基としては、例えば、メチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、第二ブチル、第三ブチル、アミル、第三アミル、ヘ
キシル、オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシ
ル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシ
ル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、エイ
コシル、ドコシル、テトラコシル、トリアコンチル等の
基があげられ、アリールアルキル基としては、例えば、
ベンジル、α−メチルベンジル、α,α−ジメチルベン
ジル等の基があげられ、アリール基としては、例えば、
フェニル、ナフチル、ビフェニル等の基があげられ、ア
ルキルアリール基としては、例えば、トリル、キシリ
ル、エチルフェニル、ブチルフェニル、第三ブチルフェ
ニル、オクチルフェニル、ノニルフェニル、ジノニルフ
ェニル、デシルフェニル、ドデシルフェニル等の基があ
げられる。 【0026】従って、上記有機リン酸エステル化合物と
しては、例えば、下記〔化3〕〜〔化18〕の化合物P
−1〜P−16などがあげられる。但し、Mは前記一般
式(I)及び(II)中のMと同じ意味を表す。 【0027】 【化3】 【0028】 【化4】 【0029】 【化5】 【0030】 【化6】 【0031】 【化7】 【0032】 【化8】 【0033】 【化9】 【0034】 【化10】 【0035】 【化11】 【0036】 【化12】 【0037】 【化13】 【0038】 【化14】 【0039】 【化15】 【0040】 【化16】 【0041】 【化17】 【0042】 【化18】 【0043】前記一般式(I)および(II)で表される
有機リン酸エステ化合物はいずれも、ハイドロタルサイ
ト化合物および/またはゼオライト化合物、および、過
塩素酸アンモニウムおよび/または過塩素酸処理ハイド
ロタルサイトと併用することによって、粉体成型用の塩
化ビニル系樹脂の耐候性およびその他の性能に優れた相
乗効果を示すものであるが、これらの中で、カルシウム
塩が特に耐候性に対する相乗効果が大きいため好まし
い。 【0044】上記有機リン酸エステル化合物〔(b)成
分〕の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
し、0.01〜10重量部、好ましくは0.05〜10
重量部、更に好ましくは、0.1〜5重量部である。上
記添加量が0.01重量部未満では、ほとんどその効果
は見られず、10重量部を超えると、増量による効果が
ないばかりでなく、着色を生じるなどのおそれがあるた
め好ましくない。 【0045】本発明に使用される(c)成分は、過塩素
酸アンモニムウム塩および過塩素酸処理ハイドロタルサ
イトからなる群より選ばれる少なくとも一種である。 【0046】上記過塩素酸アンモニウム塩は、無水物で
あっても含水物であってもい。また、上記過塩素酸処理
ハイドロタルサイトは、前記一般式(I)で表されるハ
イドロタルサイト化合物の炭酸の一部またはすべてを過
塩素酸で置き換えた過塩素酸変性品が好ましく、その置
き換え比率は、好ましくは10%以上、より好ましくは
30%以上である。 【0047】また、上記過塩素酸処理ハイドロタルサイ
トは、前記(a)成分のハイドロタルサイト化合物と同
様に、その表面をステアリン酸などの高級脂肪酸、オレ
イン酸アルカリ金属塩などの高級脂肪酸金属塩、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸アルカリ金属塩などの有機スルホ
ン酸金属塩、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステルま
たはワックスなどで被覆してもよい。 【0048】上記過塩素酸処理ハイドロタルサイトは、
例えば、通常は表面処理していないハイドロタルサイト
を過塩素酸の希薄水溶液中に加えて撹拌し、その後必要
に応じて、ろ過、脱水または乾燥することによって容易
に製造することができる。上記ハイドロタルサイトと上
記過塩素酸とのモル比は任意に設定することができる
が、一般には、ハイドロタルサイト1モルに対し、過塩
素酸0.1〜2モル、好ましくは0.2〜2モル、更に
好ましくは0.6〜2モルとなるような比率で用いる。 【0049】上記過塩素酸アンモニウム塩または過塩素
酸処理ハイドロタルサイト〔(c)成分の添加量は、塩
化ビニル系樹脂100重量部に対し、0.001〜10
重量部、好ましくは0.01〜5重量部である。上記添
加量が0.001重量部未満ではその効果がほとんど見
られず、10重量部を超えても効果はあがらず、むしろ
耐熱性、着色性等にに悪影響を与えることすらある。 【0050】本発明に使用される塩化ビニル系樹脂と
は、懸濁重合法、塊状重合法及び乳化重合法でつくられ
る塩化ビニル重合体又は塩化ビニルと共重合体し得るエ
チレン、プロピレン、ビニルアセテートなどの共重合体
或いはエチレンとビニルアセテート共重合体と塩化ビニ
ルとのグラフト共重合体およびこれらの二種以上の重合
体の混合物も含まれるが、必ずしもこれらに限定するも
のではない。 【0051】また、本発明の組成物には、通常粉体成型
用塩化ビニル系樹脂組成物に用いられる他の安定剤、可
塑剤および他の添加剤を併用することもできる。 【0052】上記の他の安定剤としては、有機カルボン
酸およびフェノール類の金属塩、エポキシ化合物、有機
ホスファイト化合物、純有機系安定化助剤、過塩素酸金
属塩、その他の無機金属化合物などがあげられる。 【0053】上記有機カルボン酸およびフェノール類の
金属塩を構成する金属としては、リチウム、カリウム、
ナトリウム、カルシウム、バリウム、マグネシウム、ス
トロンチウム、亜鉛、錫、セシウム、アルミニウムまた
は有機錫などがあげられる。 【0054】また、上記有機カルボン酸の金属塩を構成
する有機カルボン酸としては、例えば、酢酸、プロピオ
ン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリ
ル酸、ペラルゴン酸、2−エチルヘキシル酸、ネオデカ
ン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデ
カン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン
酸、ステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベ
ヘニン酸、モンタン酸、安息香酸、モノクロル安息香
酸、p−第三ブチル安息香酸、ジメチルヒドロキシ安息
香酸、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ安息香
酸、トルイル酸、ジメチル安息香酸、エチル安息香酸、
クミン酸、n−プロピル安息香酸、アミノ安息香酸、
N,N−ジメチルアミノ安息香酸、アセトキシ安息香
酸、サリチル酸、p−第三オクチルサリチル酸、エライ
ジン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、チオ
グリコール酸、メルカプトプロピオン酸、オクチルメル
カプトプロピオン酸などの一価カルボン酸;シュウ酸、
マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリ
ン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、フター
ル酸、イソフタール酸、テレフタール酸、ヒドロキシフ
タール酸、クロルフタール酸、アミノフタール酸、マレ
イン酸、フマール酸、シトラコン酸、メタコン酸、イタ
コン酸、アコニット酸、チオジプロピオン酸などの二価
カルボン酸あるいはこれらのモノエステルまたはモノア
マイド化合物;ブタントリカルボン酸、ブタンテトラカ
ルボン酸、ヘミメリット酸、トリメリット酸、メロファ
ン酸、ピロメリット酸などの三価または四価カルボン酸
のジまたはトリエステル化合物があげられる。 【0055】また、上記フェノール類の金属塩を構成す
るフェノール類としては、例えば、第三ブチルフェノー
ル、ノニルフエノール、ジノニルフエノール、シクロヘ
キシルフェノール、フェニルフェノール、オクチルフェ
ノール、フェノール、クレゾール、キシレノール、n−
ブチルフェノール、イソアミルフェノール、エチルフェ
ノール、イソプロピルフェノール、イソオクチルフェノ
ール、2−エチルヘキシルフェノール、第三ノニルフェ
ノール、デシルフェノール、第三オクチルフェノール、
イソヘキシルフェノール、オクタデシルフェノール、ジ
イソブチルフェノール、メチルプロピルフェノール、ジ
アミルフェノール、メチルイソフキシルフェノール、メ
チル第三オクチルフェノールなどがあげられる。 【0056】上記有機カルボン酸およびフェノール類の
金属塩は、酸性塩、中性塩、塩基性塩または塩基性塩の
塩基の一部もしくは全部を炭酸で中和した過塩基性錯体
であってもよい。 【0057】上記有機カルボン酸またはフェノール類の
金属塩の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、好ましくは0.01〜10重量部、更に好ましく
は0.05〜5重量部である。 【0058】また、上記エポキシ化合物としては、例え
ば、ビスフェノール型およびノボラック型のエポキシ樹
脂、エポキシ化大豆油およびエポキシ化アマニ油などの
天然油脂のエポキシ化物、エポキシ化トール油脂肪酸オ
クチルなどのエポキシ化不飽和脂肪酸のアルキルエステ
ル、ビニルシクロヘキセンジエポキシなどの脂環式エポ
キシ化合物などがあげられる。 【0059】上記エポキシ化合物の添加量は、塩化ビニ
ル系樹脂100重量部に対して、好ましくは0.01〜
20重量部、更に好ましくは0.05〜10重量部であ
る。 【0060】また、上記有機ホスファイト化合物として
は、例えば、ジフェニルデシルホスファイト、トリフェ
ニルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファ
イト、トリデシルホスファイト、トリス(2−エチルヘ
キシル)ホスファイト、トリブチルホスファイト、ジラ
ウリルアシッドホスファイト、ジブチルアシッドホスフ
ァイト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、ト
リラウリルトリチオホスファイト、トリラウリルホスフ
ァイト、ビス(ネオペンチルグリコール)−1,4−シ
クロヘキサンジメチルホスファイト、ジステアリルペン
タエリスリトールジホスファイト、ジフェニルアシッド
ホスファイト、テトラデシル−1,1,3−トリス
(2’−メチル−5’−第三ブチル−4’−ヒドロキシ
フェニル) ブタンジホスファイト、テトラ(C12 〜15混
合アルキル)−4,4’−イソプロピリデンジフェニル
ジホスファイト、トリス(4−ヒドロキシ−2,5−ジ
第三ブチルフェニル)ホスファイト、トリス(モノ、ジ
混合ノニルフェニル)ホスファイト、水素化−4,4’
−イソプロピリデンジフェノールポリホスファイト、ジ
フェニル・ビス〔4,4’−n−ブチリデンビス(2−
第三ブチル−5−メチルフェノール)〕チオジエタノー
ルジホスファイト、ビス(オクチルフェニル)・ビス
〔4,4’−n−ブチリデンビス(2−第三ブチル−5
−メチルフェノール)〕−1,6−ヘキサンジオールジ
ホスファイト、フェニル−4,4’−イソプロピリデン
ジフェノール・ペンタエリスリトールジホスファイト、
フェニルジイソデシルホスファイト、テトラトリデシル
(2−第三ブチル−5−メチルフェノール)ジホスファ
イト、トリス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ホスフ
ァイトなどがあげられる。 【0061】上記有機ホスファイト化合物の添加量は、
塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、好ましくは
0.01〜10重量部、更に好ましくは0.05〜5重
量部である。 【0062】また、上記純有機系安定化助剤としては、
例えば、ビスフェノールA、水添ビスフェノールAなど
のフェノール類;ペンタエリスリトール、ジペンタエリ
スリトール、ジペンタエリスリトールアジペート、マン
ニトール、ソルビトールのごとき多価アルコール類およ
びこれらのエステル化合物または部分エステル化合物
類;ジベンゾイルメタン、ベンゾイルアセトン、ステア
ルイルベンゾイルメタン、デヒドロ酢酸などのβ−ジケ
トン化合物およびこれらの金属塩;2,6−ジメチル−
1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジド
デシルエステル、2−フェニルインドール、メラミンな
どの有機含窒素化合物などがあげられる。 【0063】上記純有機系安定化助剤の添加量は、塩化
ビニル系樹脂100重量部に対して、好ましくは0.0
01〜5重量部、更に好ましくは0.005〜3重量部
である。 【0064】また、上記過塩素酸金属塩を構成する金属
としては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、
ストロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミニウム、鉛、
アルミニウムなどがあげられる。上記過塩素酸金属塩
は、無水物でも含水塩でもよく、また、ブチルジグリコ
ール、ブチルジグリコールアジペート等のアルコール系
およびエステル系の溶剤に溶かしたものおよびその脱水
物であってもよい。 【0065】また、上記その他無機金属化合物として
は、例えば、珪酸カルシウム、リン酸カルシウム、酸化
カルシウム、水酸化カルシウム、珪酸マグネシウム、リ
ン酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシ
ウムなどがあげられる。 【0066】本発明に併用することができる可塑剤とし
ては、通常塩化ビニル系樹脂に用いられている可塑剤が
任意に使用することができる。該可塑剤としては、例え
ば、ジブチルフタレート、ブチルヘキシルフタレート、
ジヘプチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジイソ
ノニルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジラウリ
ルフタレート、ジシクロヘキシルフタレート、ジオクチ
ルテレフタレートなどのフタレート系可塑剤;ジオクチ
ルアビペート、ジイソノニルアジペート、ジイソデシル
アジペート、ジ(ブチルジグリコール)アジペートなど
のアジペート系可塑剤;トリフェニルホスフェート、ト
リクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェー
ト、トリ(イソプロピルフェニル)ホスフェート、トリ
エチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオ
クチルホスフェート、トリ(ブトキシエチル)ホスフェ
ートオクチルジフェニルホスフェートなどのホスフェー
ト可塑剤系;多価アルコールとして、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレング
リコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジ
オール、1,5−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、ネオペンチルグリコールなどと二塩基酸とし
てシュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチ
ン酸、フタール酸、イソフタール酸、テレフタール酸な
どを用い、必要により一価アルコール、モノカルボン酸
をストッパーに使用したポリエステル系可塑剤、エポキ
シ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化桐油、エ
ポキシ化魚油、エポキシ化牛脂油、エポキシ化サフラワ
ー油、エポキシ化ステアリン酸メチル、−ブチル、−2
−エチルヘキシル、−ステアリルエステル、エポキシ化
ポリブタジエン、エポキシ化トール油脂肪酸エステル、
エポキシ化アマニ油脂肪酸エステルなどのエポキシ系可
塑剤;その他、テトラヒドロフタール酸系可塑剤、アゼ
ライン酸系可塑剤、セバチン酸系可塑剤、ステアリン酸
系可塑剤、クエン酸系可塑剤、トリメリット酸系可塑剤
などがあげられる。 【0067】その他必要に応じて、本発明の組成物に
は、例えば、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定
剤、架橋剤、充填剤、顔料、発泡剤、帯電防止剤、プレ
ートアウト防止剤、表面処理剤、滑剤、難燃剤、蛍光
剤、光劣化剤、防黴剤、殺菌剤、非金属安定剤、加工助
剤、離型剤などを包含させることができる。 【0068】本発明の粉体成型用塩化ビニル系樹脂組成
物は、例えば、以下のように製造されるが、該製造方法
には特に制限されるものではない。即ち、懸濁重合また
は塊状重合法で製造された塩化ビニル系樹脂に、前記必
須成分である(a)、(b)および(c)成分、並びに
必要に応じて、可塑剤、カルボン酸またはフェノールの
金属塩、ヒドロキシ脂肪酸オリゴエステルまたはその
塩、その他の添加剤などをスーパーミキサーなどの混合
機で均一に分散させるか、流動性改良剤を添加する場合
は、ドライブレンドした後、クーリングミキサーなどで
冷却してから流動性改良剤を添加し、ドライブレンドし
た塩化ビニル系樹脂の表面に均一に被覆して組成物とす
る。 【0069】本発明の粉体成型用塩化ビニル系樹脂組成
物は、自動車内装材料としてのクラッシュパッド、アー
ムレスト、ヘッドレスト、コンソール、メーターカバー
あるいはドアトリムなどのカバーリング材料などの用途
に使用される。 【0070】 【実施例】以下、実施例によって本発明の組成物を更に
詳細に説明する。しかしながら本発明は次にあげられた
実施例によって限定されるものではない。 【0071】実施例1 下記の配合による塩化ビニル系樹脂組成物を、ギヤーオ
ーブンで110℃×1時間ドライアップした後、らいか
い器を用いて15分間撹拌してコンパウンドを作成し
た。クロム製鏡面板を300℃のギヤーオーブンに約1
5分間入れて取り出した後、鏡面板が240℃になった
時点で該コンパウンドを速やかに均一の厚さに広げ10
秒間放置する。金型をさかさにし、そのまま30秒間放
置した後、水槽に浸漬して冷却する。そのときのゲル化
状態(ゲル化性)を次の評価基準で評価した。 【0072】〔評価基準〕 ◎ 完全にゲル化 ○ ゲル化しているが内部に粒状物が残存 △ ゲル化しているが表面に凹凸がある × 未ゲル化部分がある 【0073】また、冷却段階で60℃となった時、ゲル
化シートを剥離して、クロム製鏡面板の曇り度合とシー
トの剥離度合を調べて脱型性(剥離性)および金型汚れ
を評価した。評価は、それぞれ5段階に分け、良1←─
→5悪で表した。 【0074】また、ここで作成したシート(厚さ1.8
mm)を240℃のギヤーオーブン中に入れ、分解時間
を測定した。更に、このシート130℃のオーブンで5
00時間劣化促進後の着色性(熱老化性)を5段階に分
け評価し、良1←─→5悪で表した。 【0075】それらの結果を下記〔表1〕に示す。 【0076】 〔配 合〕 重量部 懸濁重合PVC 90 ペーストPVC 10 ジ(C9〜11混合アルキル)フタレート 65 エポキシ化大豆油 5 ステアリン酸亜鉛 0.3 過塩素酸アンモニウム 0.5 ハイドロタルサイト−1(HT−1)*1 1.0 試験化合物(下記〔表1〕参照) 〔表1〕 テトラ(C12 〜15混合アルキル)ビスフェノールA 1.0 ジホスファイト *1:組成式:Mg4Al2(OH)12・CO3 【0077】 【表1】 【0078】実施例2 下記の配合により実施例1と同様にゲル化性、脱型性お
よび金型汚れを評価した。 【0079】また、クロム製鏡面板上の成型シートに発
泡ウレタンを一定の厚さで注入し、ウレタン裏打ちシー
トを作成した。このシートを120℃のオーブンに入
れ、300時間および450時間経過後のシートの着色
度をハンター比色計を用いて測定し、オリジナルとの色
差(ΔE)を求めて、比較的低温で暴露した時の着色性
とした。 【0080】それらの結果を下記〔表2〕に示す。 【0081】 (配 合) 重量部 懸濁重合PVC 100 トリ(C7〜9混合アルキル)トリメリテート 65 エポキシ化アマニ油 5 ビスフェノールAジグリシジルエーテル 3 ステアリン酸カルシウム 0.5 塩基性オクチル酸亜鉛 0.5 試験化合物(下記〔表2〕参照) 〔表2〕 (P−3)Ca塩 0.2 ジ(トリデシル)フェニルホスファイト 1.0 アデカスタブLA−67*2 0.2 過塩素酸アンモニウム 0.2 *2:旭電化工業製ヒンダードアミン系安定剤 【0082】 【表2】 【0083】実施例3 下記の配合により実施例1と同様に脱型性および金型汚
れを評価し、実施例2の方法により色差を測定した。 【0084】それらの結果を下記〔表3〕に示す。 【0085】 (配 合) 重量部 懸濁重合PVC 100 トリ(C7〜9混合アルキル)トリメリテート 65 エポキシ化アマニ油 5 ビスフェノールAジグリシジルエーテル 3 ステアリン酸カルシウム 0.5 塩基性オクチル酸亜鉛 0.5 HT−1 0.5 NaAゼオライト 2.0 (P−3)Ca塩 0.2 ジ(トリデシル)フェニルホスファイト 1.0 アデカスタブLA−67 0.2 試験化合物(下記〔表3〕参照) 0.5 【0086】 【表3】【0087】上記〔表1〕〜〔表3〕の結果より以下の
ことが明らかである。粉体成型用の塩化ビニル系樹脂
に、例えば、ハイドロタルサイトと有機リン酸エステル
化合物を併用してしただけでは、熱老化性が著しく劣り
(比較例 1-8,2-5)、ハイドロタルサイトと過塩素酸ア
ンモニウム塩を併用しただけでは、ゲル化性、剥離性、
金型汚染性などの加工性能に劣り、また充分な熱老化性
が得られず(比較例 1-5,2-4)、有機リン酸エステル化
合物と過塩素酸アンモニウム塩を併用しただけでは、加
工性能に劣る(比較例 1-7,2-1)。さらに、ハイドロタ
ルサイトと有機リン酸エステル化合物の併用系に有機酸
金属塩を併用した場合には加工性能は多少の改善効果は
見られるものの熱老化性の改善効果はなく(比較例1-5
)、また過塩素酸金属塩を併用した場合にも加工性、
熱老化性に対する改善効果は不十分である(比較例 3-1
〜3-3 )。 【0088】これに対し、ハイドロタルサイトを有機リ
ン酸エステル化合物にさらに過塩素酸アンモニウム塩あ
るいは過塩素酸処理ハイドロタルサイトを使用した場合
には、ゲル化性、剥離性、金型汚染性などの性能に優
れ、かつ熱安定性、熱老化性に優れている(実施例 1-1
〜1-9, 2-1〜2-7, 3-1〜3-3 )。 【0089】 【発明の効果】本発明の粉体成型用塩化ビニル系樹脂組
成物は、ゲル化性、脱型性、金型汚染性、熱安定性およ
び熱老化性に優れるものである。従って、本発明の粉体
成型用塩化ビニル系樹脂組成物は、特に高温下に曝され
ることが考えられる自動車内装材などに好適に使用する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08K 9/02 C08K 9/02 (56)参考文献 特開 昭60−219246(JP,A) 特開 平6−65421(JP,A) 特開 平3−195756(JP,A) 特開 平3−195755(JP,A) 特開 平7−173354(JP,A) 特開 昭62−39652(JP,A) 特開 平3−172336(JP,A) 特開 平4−359945(JP,A) 特開 平7−179702(JP,A) 特開 平7−166017(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 27/06 B29C 41/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に、
    (a)ハイドロタルサイト化合物およびゼオライト結晶
    のアルカリまたはアルカリ土類金属アルミノシリケート
    からなる群より選ばれる少なくとも一種0.01〜10
    重量部、(b)下記〔化1〕の一般式(I)および(I
    I)で表される有機リン酸エステル化合物からなる群よ
    り選ばれる少なくとも一種0.01〜10重量部、並び
    に(c)過塩素酸アンモニムウム塩および過塩素酸処理
    ハイドロタルサイトからなる群より選ばれる少なくとも
    一種を0.001〜10重量部を添加してなる、粉体成
    型用塩化ビニル系樹脂組成物。 【化1】
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CN105392837B (zh) * 2013-09-18 2017-06-13 日本瑞翁株式会社 粉体成形用氯乙烯树脂组合物、氯乙烯树脂成形体和层合体
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