JP3449144B2 - 自動二輪車の車輪速センサ装置 - Google Patents

自動二輪車の車輪速センサ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車の車
輪速をホイールに設けたセンサリングとこれに対向して
設けた近接センサとによって検出する自動二輪車の車輪
速センサ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、自動二輪車では、速度メータ
及びABS(アンチロック・ブレーキ・システム)への
速度データを得るため、車輪速検出センサ装置が設けら
れている。一般にこの種の装置としては、フロントフォ
ークに保持されたアクスルシャフトに対しセンサリング
を回動不能に固定し、ここにセンサを保持させる一方、
前記アクスルシャフトに回動自在に支持されたホイール
に前記センサに対向してセンサリングを固定し、センサ
リングの回転量を前記センサにて検出し、これを速度デ
ータとして出力するものとなっている。つまり、ここで
用いられるセンサは、ホイールとは非接触で回転量を検
出する近接センサとなっており、そのため、従来は、セ
ンサの良好な感度を得るべくセンサの検出部とセンサリ
ングとの対向間隔を可能な限り狭小に設定していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような車輪速センサ装置を備えた自動二輪車において、
タイヤのバースト補修、あるいはタイヤ交換などのため
にアクスルシャフトをホイールから抜脱させると、ホイ
ールの位置ずれに伴ってセンサリングがこれに近接して
いるセンサに干渉してしまい、センサを破損させる可能
性がある。また、このようなセンサとセンサリングとの
干渉は、取り外したホイールを再びアクスルシャフトに
よって装着する場合にも発生し易く、その改善が望まれ
ている。本発明は、前記従来の問題点を解消するべくな
されたものであって、ホイールの着脱に際し車輪速検出
センサにホイールが干渉する虞れのない、メンテナンス
性に優れた自動二輪車の車輪速センサ装置の提供を目的
とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、自動二輪車の
フォークによって着脱自在に保持されるアクスルシャフ
トと、前記アクスルシャフトにより挿脱可能かつ回動不
能に保持され、センサパネルとして機能する、ブレーキ
装置のブレーキプレートと、前記アクスルシャフトに回
動自在に保持されるホイールと前記ホイールに固定さ
れたブレーキ装置のドラムと、前記センサパネルに固定
され検出部が一側方へ突出すると共に、前記ブレーキ装
置のドラムの周壁内側に位置する車輪速センサと、前記
ホイールと同心のホイールハブに固定され、前記車輪速
センサの検出部に対しホイール径方向における所定の間
隙(d)を介しアクスルシャフトの軸線方向に重合範囲
長さ(b)で重合するセンサリングとを備え、前記セン
サリングの回転量を車輪速センサの検出部によって検出
するようにした自動二輪車の車輪速センサ装置におい
て、前記ホイールハブとブレーキプレートとのアクスル
シャフト軸線方向における重合範囲長さ(a)を、前記
車輪速センサとセンサリングとのアクスルシャフト軸線
方向における重合範囲長さ(b)以上(a≧b)に形成
し、前記ホイールハブとセンサパネルとの重合部の前記
ホイール半径方向の間隙(c)を、前記車輪速センサと
センサリングとの重合部の前記ホイール半径方向の間隙
(d)以下(c≦d)に形成し、更に、ブレーキドラム
とブレーキプレートとの前記アクスルシャフト軸線方向
における重合範囲長さ(a’)を、前記ホイールハブと
ブレーキプレートとの前記アクスルシャフト軸線方向に
おける重合範囲長さ(a)以下(a’≦a)に形成し、
ブレーキドラムとブレーキプレートとの重合部の前記ホ
イール半径方向の間隙(c’)を、ホイールハブとブレ
ーキプレートとの重合部の前記ホイール半径方向の間隙
(c)以上(c’≧c)に形成したことを特徴とする自
動二輪車の車輪速センサ装置である。 【0005】本発明において、フォークからアクスルシ
ャフトを抜脱させた場合、一般にはホイールの中心は保
持位置からアクスルシャフトの軸線方向及び径方向へと
ずれるが、嵌挿部と被嵌挿部との間に形成される間隙は
センサリングと車輪速センサとの間に形成される間隙以
下に形成されているため、その嵌挿部が被嵌挿部と嵌挿
状態にある限り、車輪速センサがセンサリングとの重合
位置にあっても車輪速センサにセンサリング等が当接す
ることはなく、また、被嵌挿部と嵌挿部との嵌挿が解除
されるときには車輪速センサとセンサリングとの重合位
置より離脱しているため、嵌挿解除後においてもセンサ
リングとホイールとが当接することはない。また、取り
外したホイールを装着する場合には、アクスルシャフト
にセンサパネル及びホイールを挿入した後、被嵌挿部を
嵌合部に嵌合させる。この際、車輪速センサとセンサリ
ングとが重合する以前に被嵌挿部へと嵌挿部が嵌挿され
るため、ホイールはこの嵌挿によってガイドされながら
所定の装着位置、すなわち車輪速センサとセンサリング
とが重合する位置へと設定される。このため、装着時に
おいても車輪速センサとセンサリングとが当接すること
はなく、車輪速センサの破損は防止される。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、図1ないし図4は本
発明の第1の実施形態における図を示す図であり、図1
は本発明を適用してなる自動二輪車の外観を示す側面
図、図2は図1に示した前輪の側面図、図3は図2に示
したものにおける縦断側面図、図4は図3に示したセン
サの検出部の寸法及びセンサリングの取付位置を示す説
明側面図である。 【0007】図1において、ここに示す自動二輪車1
は、車体前方部に幅広のレッグシールド2を有すると共
に、レッグシールド2とシート3との間に板状の足載せ
台4を形成してなるスクータ型の自動二輪車となってお
り、その車体の骨格をなす図外のアンダーボーンフレー
ムの前端部には、ハンドル5aなどを保持するステアリ
ング部5及びこのステアリング部5に連結された左右一
対のフロントフォーク6,7とが設けられており、この
フロントフォーク6,7の下端部には前輪11が回動自
在に保持されている。また、アンダーボーンフレームの
後方部には、エンジンとその駆動力を後輪8に伝達する
ユニットスイングエンジン9が、フレーム及びクッショ
ンユニット10によって上下に揺動可能に保持されてい
る。 【0008】また、前記前輪のホイール20は、図2及
び図3に示すように、その中心部をフロントアクスルシ
ャフト12によって回動自在に支持されている。このフ
ロントアクスルシャフト12は、両端部が前記両フロン
トフォーク6,7の下端部に形成した挿通孔6a,7a
に挿通されており、一端部に形成された頭部12aと他
端部に形成されたねじ部12bに螺合するナット13と
によって抜脱不能に保持される。そして、このフロント
アクスルシャフト12には、スペーサ14,15,1
6,17と、ベアリング18,19が挿通されており、
ベアリング18,19の外輪には、筒状のホイールハブ
21が固定されると共に、スペーサ16の外周には、円
盤状のブレーキプレート20が固定されている。そし
て、前記各スペーサ14〜17及びベアリング18,1
9の内輪は、アクスルシャフト12,14をナット13
によって前記フロントフォーク6,7に締着固定するこ
とより、両フロントフォーク6,7間に挟持固定される
ようになっている。また、前記ベアリング18,19の
外輪には、ホイール20の中心部を形成する円筒状のホ
イールハブ21が嵌合しており、ベアリング18,19
の外輪と共にアクスルシャフト12に対して回動自在と
なっている。なお、フロントホイール20のリム22に
はタイヤ23が嵌着固定される。 【0009】さらにホイール20には、ブレーキ装置3
0が設けられている。この実施形態におけるブレーキ装
置30は、ホイール20のスポーク部23及びホイール
ハブ21に固定された円筒状のドラム31と、このドラ
ム31の周壁31aとホイールハブ21との間に形成さ
れる空間に位置するブレーキシュー32と、その外周に
固定されたブレーキライニング32aと、このブレーキ
ライニング32aをドラム内面に接離させる作動機構3
3とからなるドラムブレーキ装置であって、前記作動機
構33は前記アクスルシャフト12にスペーサ14を介
して回動不能に保持されたブレーキプレート38と、こ
のブレーキプレート38に回動自在に支持されたカムシ
ャフト34と、このカムシャフト34を図外のブレーキ
レバーを操作することにより回転するカムレバー35
と、このカムレバー35を付勢するバネ36とを備え、
ブレーキレバーを制動方向へと操作することにより、カ
ムレバー35がカムシャフト34と共にバネ36に抗し
て所定方向へと回転し、カムシャフト34の一端に設け
られたカム37がブレーキシュー32を拡大方向へと移
動させてブレーキライニング32aをドラム31の周壁
31aの内面に圧接させ、フロントホイール20に制動
をかけるようになっている。 【0010】また、前記ブレーキプレート38の一側面
中央には、環状の嵌合凹部(被嵌挿部)38aが形成さ
れており、この嵌合凹部38aには前記ホイールハブの
一端部(嵌挿部)21aが嵌挿されている。そして、前
記嵌合凹部38aと嵌挿部21aとは非接触状態に保た
れており、この嵌挿部21aの外周面と前記嵌合凹部3
8aの内周面との間には間隙cが介在している。また、
前記嵌挿部21aと嵌合凹部38aとの軸線方向におけ
る重合範囲はaとなっている。 【0011】一方、この実施形態においては、自動二輪
車に対し前輪の回転速度を検出するための車輪速検出セ
ンサ装置が次のようにして設けられている。すなわち、
この車輪速センサ装置は、前記ブレーキプレート38に
形成した貫通孔38bに近接センサを用いた車輪速セン
サ41を挿通固定すると共に、この車輪速センサ41の
検出部41aと対向して近接配置したセンサリング42
をホイールハブ21の外周に固定したものとなってい
る。なお、前記センサリング42は外周部に歯部42a
を有する歯車形状をなしている。このように、この実施
の形態においては、前記ブレーキプレート38が車輪速
センサ41を保持するセンサパネルとしても機能する。 【0012】また、前記車輪速センサ41は、その検出
部41aがブレーキプレート38(センサパネルとして
機能)の一側面から突出したものとなっており、ホイー
ルハブ21に固定されたセンサリング42の外周部(歯
部)42aと車輪速センサ41の検出部41aとにおい
て、両者が重合する範囲は印部分の軸線方向における距
離をbに、両者が対向する径方向における間隙をdにそ
れぞれ設定している。そして、前記重合範囲の長さbは
前述の重合範囲の長さaに対し、b≦aの関係に設定さ
れており、間隙dは前述の間隙cに対し、d≧cの関係
に設定されている。このa,bの関係は、図4に示すよ
うに検出部41aの一端部からブレーキブレート38の
一側面までの距離t1を、ホイールハブ21の一端から
センサリングの一端に至る距離間隔t2以上に設定する
ことにより得ることができる。また、前記ブレーキプレ
ート38の外縁部38cは前記ブレーキドラム31の周
面31a内に嵌挿されて重合するようになっており、図
3中、a'は軸線方向における両者(38cと31a)
の重合範囲を、c'は両者の径方向における間隙を示
し、この実施形態では各々の値a',c'がa'≦a、c'
≧cとなるよう設定されている。 【0013】以上のように構成されたこの第1の実施形
態において、自動二輪車の走行に伴って前輪11が回転
すると、センサリング42がホイール20と共に回転
し、その歯部42aとの対向、非対向に応じて車輪速セ
ンサ41からは所定の間隔でパルス信号が出力される。
このパルス信号に基づき図外のコントローラなどでは、
車輪の回転速度を検出し、その回転速度に基づき走行速
度表示あるいはABS(アンチロック・ブレーキ・シス
テム)を作動させる。また、パンクの補修作業あるいは
タイヤ交換などのメンテナンスを行うべく、前輪11を
フォーク7から取り外す場合には、まず、アクスルシャ
フト12のねじ部12bに螺合しているナット13を取
外し、アクスルシャフト12を左方のフロントフォーク
7から抜脱させた後、さらにスペーサ17、16、1
5、及び14を順次アクスルシャフト12から抜脱させ
ることにより、フロントホイール20と共に前輪11の
取外しを行うことができる。 【0014】このようにしてアクスルシャフト12が抜
脱されると、ブレーキプレート38及びホイールハブ2
1に対する締着力が解除され、両者の相対位置もずれる
こととなり、そのずれが軸線方向において間隙dよりも
大きい場合には、センサリング42が車輪速センサ41
の検出部41aに干渉し、車輪速センサ41を破損させ
る可能性がある。この間隙dは、車輪速センサ41によ
る検出精度を良好なものとする上で小さな値に設定され
ており、従来の装置では取り外し作業においてセンサリ
ング42と車輪速センサ41とが干渉する頻度はかなり
高い。ところが、この本発明の実施の形態においては、
ホイールハブ21の嵌挿部21aとブレーキプレート3
8の嵌合凹部38aとの間隙cが前記間隙d以下に設定
されているため、嵌挿部21aと嵌合凹部38aとが嵌
合状態にある限り、径方向においてホイール20とブレ
ーキプレート38とが間隙c以上にずれることはなく、
それ以上の間隙dを介して対向している検出部41aと
センサリング42とが当接することはない。 【0015】また、前記嵌合凹部38aと嵌挿部21a
とはホイール装着状態において軸線方向に長さaをもっ
て重合しており、その長さaは、軸線方向における車輪
速センサ41の検出部41aとセンサリング42とが重
合する長さb以上に設定されているため、嵌合凹部38
aから嵌挿部21aが離脱したとき、検出部41aとセ
ンサリング42とは、既に非対向状態となっている。こ
のため、嵌合凹部38aから嵌挿部21aが離脱した状
態で、センサリング42と検出部41aとが干渉するこ
とはない。このように、アクスルシャフト12を引き抜
くことによって、ブレーキプレート38とホイール20
との相対位置がずれても、検出部41aとセンサリング
42との干渉は回避され、車輪速センサ41の破損は防
止される。 【0016】また、取り外したホイール20を装着する
場合には、アクスルシャフト12にブレーキプレート
センサパネル38及びフロントホイール20を挿入
した後、フロントホイール20の嵌挿部21aをブレー
キプレート38の嵌合凹部38aに嵌挿させる。この車
輪装着作業においては、前述のa≧b、c≦dの関係に
よって、センサリング42が車輪速センサ41の検出部
41aと重合する以前にホイールハブ21の嵌挿部21
aがセンサパネル38の嵌合凹部38aに嵌挿されるた
め、ホイール20は嵌合凹部38aにガイドされながら
所定の装着位置、すなわち車輪速センサ41とセンサリ
ング42とが完全に重合する位置へと設定される。この
際、ブレーキプレート38とホイール20との間で径方
向のずれが生じたとしても、そのずれは車輪速センサ4
1とセンサリング42との間隙d以下の値となる間隙c
の範囲で抑えられるため、装着時においても車輪速セン
サ41とセンサリング32とが干渉することはなく、車
輪速センサ41の破損は防止される。また、車輪速セン
サ41の検出部41aは走行時において、ブレーキプレ
ート38とブレーキドラム31とによって囲繞されるた
め、塵埃や雨水などがセンサに付着することはなく、良
好な検出性能を維持することができる。 【0017】 【発明の効果】以上説明した通り本発明は、自動二輪車
のアクスルシャフトに回動自在に支持されるホイールと
フロントアクスルシャフトに回動不能に保持されるセン
サパネルのいずれか一方に嵌挿部を設けると共に、他方
に被嵌挿部を設け、センサパネルに固定した車輪速セン
サの検出部とホイールに固定したセンサリングとのホイ
ール径方向における間隙を前記嵌挿部と被嵌挿部との間
に形成される間隙以下に設定し、かつ嵌挿部と被嵌挿部
との重合範囲をセンサリングと検出部との重合範囲より
軸線方向において長尺に設定したため、車輪の着脱に際
し、車輪速センサの検出部にセンサリングなどが干渉す
ることはなくなり、車輪速センサを破損させることなく
車輪の着脱を行うことができ、車輪に関するメンテナン
ス性は大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用してなる自動二輪車の外観を示す
側面図である。 【図2】図1に示した前輪の側面図である。 【図3】図2に示したものにおける縦断側面図である。 【図4】図3に示したセンサの検出部の寸法及びセンサ
リングの取付位置を示す説明側面図である。 【符号の説明】 6,7 フォーク 12 アクスルシャフト 20 ホイール 21a 嵌挿部 31 ブレーキドラム 38 ブレーキプレート(センサパネル) 38a 嵌合凹部(被嵌挿部) 41a 検出部 41 車輪速センサ 42 センサリング a 被嵌合部と嵌挿部との重合範囲の長さ b センサの検出部とセンサリングとの重合範囲の長さ c 間隙 d 間隙
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/488 B60B 27/00 B62J 39/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動二輪車のフォークによって着脱自在
    に保持されるアクスルシャフトと、 前記アクスルシャフトにより挿脱可能かつ回動不能に保
    持され、センサパネルとして機能する、ブレーキ装置の
    ブレーキプレートと、前記アクスルシャフトに回動自在に保持されるホイール
    前記ホイールに固定されたブレーキ装置のドラムと 、 前記センサパネルに固定され検出部が一側方へ突出する
    と共に、前記ブレーキ装置のドラムの周壁内側に位置す
    車輪速センサと、 前記ホイールと同心のホイールハブに固定され、前記車
    輪速センサの検出部に対しホイール径方向における所定
    の間隙(d)を介しアクスルシャフトの軸線方向に重合
    範囲長さ(b)で重合するセンサリングとを備え、 前記センサリングの回転量を車輪速センサの検出部によ
    って検出するようにした自動二輪車の車輪速センサ装置
    において、前記ホイールハブとブレーキプレートとのアクスルシャ
    フト軸線方向における重合範囲長さ(a)を、前記車輪
    速センサとセンサリングとのアクスルシャフト軸線方向
    における重合範囲長さ(b)以上(a≧b)に形成し、 前記ホイールハブとセンサパネルとの重合部の前記ホイ
    ール半径方向の間隙(c)を、前記車輪速センサとセン
    サリングとの重合部の前記ホイール半径方向の間隙
    (d)以下(c≦d)に形成し、 更に、ブレーキドラムとブレーキプレートとの前記アク
    スルシャフト軸線方向における重合範囲長さ(a’)
    を、前記ホイールハブとブレーキプレートとの前記アク
    スルシャフト軸線方向における重合範囲長さ(a)以下
    (a’≦a)に形成し、 ブレーキドラムとブレーキプレートとの重合部の前記ホ
    イール半径方向の間隙(c’)を、ホイールハブとブレ
    ーキプレートとの重合部の前記ホイール半径方向の間隙
    (c)以上(c’≧c)に形成 したことを特徴とする自
    動二輪車の車輪速センサ装置。
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