JP3448849B2 - 車両案内装置及び総括車内案内装置 - Google Patents

車両案内装置及び総括車内案内装置

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JP3448849B2
JP3448849B2 JP18684597A JP18684597A JP3448849B2 JP 3448849 B2 JP3448849 B2 JP 3448849B2 JP 18684597 A JP18684597 A JP 18684597A JP 18684597 A JP18684597 A JP 18684597A JP 3448849 B2 JP3448849 B2 JP 3448849B2
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内の乗務員や
乗客に案内を行うための車両案内装置に関し、特に、列
車運行管理システム側からの情報をリアルタイムに伝達
するための車両案内装置及び総括車内案内装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】列車等の乗客に案内を行う場合、列車が
停車している間に車内に持ち込んだ情報に基づいて各種
の旅客案内情報の提供が旅客案内装置により行われてい
る。例えば、電車内の放送を行う場合、予め用意してあ
る案内用の音声テープを再生して車内放送したり、予め
プログラムされている音声信号を車内放送し、車掌がそ
の都度口頭で放送しなくとも、自動的に旅客案内等が行
えるようにしている。また、最近では、ドアの上部等に
設置した液晶パネルに案内表示を行うことも行われてい
るが、このニュース表示や案内表示は、予め用意されて
いる文字列を液晶等の表示板に表示する方法が用いられ
ている。
【0003】近年、地上側から車上側に案内情報を伝送
し、この案内情報を基に車内放送や車内表示を行うこと
も提案されている。例えば、特開平5−330432号
公報の案内情報装置では、地上側で保有する駅固有の特
有情報と車内案内情報を多情報伝送手段を用いて列車に
搭載の案内装置へ送信し、案内を行っている。特開平5
−105081号公報の列車運転支援システムでは、地
上側で支援データを作成し、フロッピーディスク、IC
カード等の記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体を列車内
に持ち込んで車上装置に入力し、支援データを読み出し
て運転支援を行うほか、案内放送や案内表示に用いてい
る。特開平5−213201号公報の列車用案内表示装
置では、車内にリアルタイムな案内情報を受信する通信
装置と表示器を設置し、運行データに基づいて自動的に
表示の開始と終了が行えるようにしている。
【0004】また、リアルタイムに情報を伝達・更新す
る方式としては、電車内で放送されているテレビ放送の
様に、全列車に対して共通の情報を流すことを可能とし
たものや、列車を中央装置で追跡することにより、駅に
停車中の列車に対して中央装置側から案内情報を送信す
る案内装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は、走行開始前に取り込んだ情報を基に案内を行う構成
であるため、以後に発生した最新情報を取り込むことは
できず、走行中の車両に乗車している乗務員や乗客向け
の最新情報をリアルタイムに提供することができない。
特に、長距離運行を行う特急列車等は、到着駅側での乗
り継ぎ列車の運行状況や情報を持ち込んだ後に発生した
イべントについて、案内表示や放送を車掌等を介さずに
自動で行うことは困難である。
【0006】更に、特開平5−330432号公報の装
置においては、情報を地上側から車上側へ漠然と伝送す
る構成であるため、地上側及び車上側の各装置における
負荷が大きくシステムが複雑化する。また、特開平5−
105081号公報のシステムにおいては、予め用意し
た情報を車上側に持ち込んで情報を得るものであり、地
上側と車上側の間を通信伝送する構成ではないため、リ
アルタイムに情報を得ること及び提供することはできな
い。更に、特開平5−213201号公報の列車用案内
表示装置においては、車上側で受信した情報は運行デー
タや表示内容の基本文章の変更に用いられており、運行
ダイヤに基づいて表示内容を編集することは可能である
が、ニュース以外の情報、特に列車が必要とする情報の
みを選択してリアルタイムに伝送することはできない。
【0007】また、テレビ放送の類においては、全ての
受信者に同一の情報を提供することは可能であっても、
当該車両に必要な情報だけをリアルタイムに抽出するこ
とができないという問題がある。さらに、長距離列車間
の乗り継ぎなどが頻発する都市圏では、列車の本数が非
常に多いため、列車追跡型の情報送信手段では地上側装
置(列車を追跡し、送信する情報を集中管理する役割を
有する装置)の負担が非常に大きく、実現が難しい。
【0008】本発明は、走行中の車両内の乗客や乗務員
に対し、有効な情報をリアルタイムに乗客に提供するこ
とのできる車両案内装置及び総括車内案内装置の提供を
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、軌道又は走行路上を走行する多種多様
な車両に対して地上側から各種の案内情報を伝送し、取
得した案内情報を車内の乗務員又は乗客に迅速に提供す
るための車両案内装置において、車両の運行管理部門か
らの運行データ及び各種の入力情報を基に案内情報を作
成し、この案内情報を線区別に形成された少なくとも1
つのネットワーク系へ送出する総括車内案内装置と、前
記軌道又は前記走行路に沿って地上側に所定間隔に設置
されたアンテナと、所定の通信範囲を形成可能な送信出
力を備えて前記アンテナの各々に接続されると共に地上
側に設置され、前記ネットワーク系を通して送られてき
た前記案内情報を通信範囲単位に選別して取り込む地上
側送受信器と、前記車両に最も近い場所に位置するアン
テナを介して該アンテナに接続された前記地上側送受信
器に前記案内情報の提供を要求すると共に当該車両が必
要とする案内情報を選択させ、この選択された案内情報
を基に車内に案内放送又は案内表示を行う車上搭載装置
とを備えた車両案内装置にしている。この構成によれ
ば、地上側送受信器では、案内情報を一括管理する総括
車内案内装置から同報通信される案内情報を記憶ならび
に管理する。この総括車内案内装置に対して、車上搭載
装置から必要な情報を要求することができる。したがっ
て、地上側で加工した付加価値の高いリアルタイム旅客
案内情報を扱いながら、地上側送受信器と車内側送受信
器間の情報伝送量を大幅に減らすことができ、比較的小
規模な設備によって、走行中の車両が必要とする情報の
みを抽出して車内の旅客案内サービスを行うことが可能
になる。
【0010】更に本発明は、車両の運行管理部門からの
運行データ及び各種の入力情報を基に案内情報を作成
し、この案内情報を線区別に形成された少なくとも1つ
のネットワーク系へ送出する総括車内案内装置であっ
て、前記ネットワーク系を介して得た全線区の案内情報
を格納する前記総括車内案内データベースと、前記総括
車内案内データベースの変更処理を実行する案内情報変
更処理部と、前記総括車内案内データベースの参照及び
モニタを行う案内情報表示処理部と、日付の変化に応じ
て前記総括車内案内データベースの内容を更新する日替
わり処理部と、前記総括車内案内データベースの車内案
内情報を同報送信する同報通信処理ブロックとを具備す
ることを特徴とする総括車内案内装置を開示する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明による車両案内装置
の一実施の形態を示す。図1において、1,2,3,
4,5,6の各々は列車運行管理システムであり、例え
ば、中央線、山手線、横須賀線等の様に路線単位に設け
られる。これら列車運行管理システム1〜6には、通信
線7,8,9,10,11,12の各々を介してネット
ワーク13が接続されている。このネットワーク13に
は通信線18を介して総括車内案内装置14が接続さ
れ、この総括車内案内装置14には通信線19,20,
21を介して線区(路線)単位のネットワーク15,1
6,17の各々が接続されている。ネットワーク16に
は、通信線36,37,38,39の各々を介して地上
側送受信器22,23,24,25の各々が接続されて
いる。地上側送受信器22〜25の各々には、アンテナ
26,27,28,29の各々が接続されている。この
アンテナ26〜29によって、夫々通信範囲30,3
1,32,33が形成される。1つの通信範囲は、例え
ば、半径1〜2kmに設定される。また、通信範囲の相
互間には、数百m〜数kmの間隔が設けられる。
【0012】アンテナ35及びこれに接続された車上搭
載装置としての車上側送受信器201(詳細については
図6で説明する)が搭載された列車34は、線路40上
を走行する。アンテナ26〜29は線路40に沿って設
置されているので、アンテナ35が通信範囲30〜33
に入る毎に地上側から列車34側へ情報が取り込まれ
る。
【0013】図1の構成において、総括車内案内装置1
4は、エリアや線区を問わず、この旅客案内システムの
対象となる全ての案内用の情報を管理する中央装置の位
置付けになっている。この総括車内案内装置14はネッ
トワーク13を介して接続される列車運行管理システム
1〜6から当該列車と接続する列車の運行状況、遅れの
状況や、それぞれの指令からの案内情報(ホームの案内
等の狭義の案内情報)、ニュース、業務連絡、事故情
報、天気予報、企業宣伝などの広義の案内情報を入力し
て蓄積する(なお、以下においては、上記の狭義及び広
義の案内情報を含めたものを案内情報又は単に情報とい
う)。その案内情報はネットワーク15〜17を介し、
これに接続されている地上側送受信器22〜25へ同報
通信により伝達され、地上側送受信器22〜25では必
要な情報のみを蓄積する。ここで、列車34が地上側送
受信器22〜25の何れかの通信範囲に進入した後、列
車側から必要な情報を無線で地上側へ要求することによ
り、地上側送受信器22〜25は情報を選別して列車内
に設置されている車上側送受信器201に案内情報を伝
達する。車上側送受信器201は、受信した情報を必要
に応じて車内の放送手段で車内放送し或いは表示手段に
表示して乗客に情報を伝達する。以下、この流れの詳細
について説明する。
【0014】図2は総括車内案内装置14から地上側送
受信器22〜25に同報通信する車内案内情報を示す。
この情報の詳細は下記の如くである。 (1)日付51 情報の入力元である運行管理システム1〜6から総括車
内案内装置14に当該情報が入力された年月日時分秒を
格納している。 (2)通番52 前日以前に発生した有効期間の情報の繰越分の先頭情報
から順に数字を割付け、その次に同一日付に発生した最
初の情報から順番に数字を割り付けたもので、当日中で
は―つの情報に一つ割り付けられる唯一の番号である。
「通番」は「通信番号」の略である。 (3)方面53、線区54、線別55 総括車内案内装置14で付与されるもので、当該情報が
入力される運行管理システム1〜6の所属している方面
と情報の中身から、その情報の案内対象となる方面(地
域)が指定されている方面53、その情報の案内対象と
なる線区(路線)を指定するための線区54、その情報
の案内対象となる線別(列車34が進行する方向で上下
の別)を指定するための線別55が格納されている。 (4)発生区分56 情報の発生か、それとも今まで発生した情報の回復(終
了)かの区分を示す情報を格納する。例えば、「○○線
の△△駅構内で**時**分頃、人身事故発生。○○線
のA駅とB駅の間は現在不通になっております。」の情
報が通番nとして送信された後にこの情報が終了した場
合、通番nの情報を削除した情報を全て送信しなくて
も、通番mで発生区分を「通番nの回復」という新規の
案内情報を追加で送信することにより、通番nの情報を
受信済みの装置に対し、通番nの情報を無効にさせるよ
うな際に使用する。 (5)列車種別57 その情報の案内対象となる特急や急行、普通、電車など
の列車種別を指定するための情報を格納する。 (6)情報種別58 その情報の種別が何の情報(乗り継ぎ案内、ニュース、
事故情報、天気、宣伝、業務連絡など)かを区別するた
めの情報を格納する。当該情報を受信した車内案内装置
はこの情報種別により、例えばニュースであれば、ニュ
ースとして電光掲示板に後述の電文59の内容を表示し
たり、業務連絡の情報であれば車内の乗務員用端末(図
6の216)にのみ情報を表示したり、また、乗り継ぎ
案内であれば、その乗り継ぎ駅の到着放送を行う際に、
電文59の内容を合成音声に変換して放送したりする。 (7)電文59 この案内情報の文書や放送音声の中身であり、情報種別
58により、中身の情報が変化する。例えば、情報種別
がニュースであれば、電光掲示板で表示するニュースの
文字列を格納し、また、乗り継ぎ案内情報であれば、当
該情報の乗り継ぎ対象となる駅と、列車が当該駅到着時
に音声放送するための合成音声の生成情報、電光掲示板
の表示文字列を格納する。 (8)有効日付60 当該情報が複数日にまたがる情報である場合、例えば、
災害等で「○○線のA駅〜B駅間は不通となっているの
で、C駅で接続バスに御乗り換えください。」の様な乗
り継ぎ案内情報を流し続ける場合、その情報を総括車内
案内装置14で日替わりする際、次の日にも繰越して、
次の日の通番を再度割り付けることができるように、そ
の情報が有効である期限を有効日付60に格納する。総
括車内案内装置14では、この有効日付が経過するか或
いは発生区分において当該情報が「通番nの回復」にな
らない限り、日替わり時にも当該情報を継続させる。
【0015】図3は本発明の車両案内装置が採用された
旅客案内システムの運用例を示す。図中、61,62,
63は線区(列車が走る路線)であり、夫々、A線区、
B線区、C線区を表している。64,65,66,7
6,77,78,79,80は図1で示した地上側送受
信器のアンテナを示している。このアンテナの外側に示
す67,68,69,81,82,83,84,85
は、地上側送受信器22〜25と列車が通信を行うこと
の出来る通信範囲を示している。70はA線区を走行中
の列車で、A線区の起点72から上り方向71に向かっ
て進行中であることを示している。73,74,75は
方面を示し、エリアを大きく分割した状態を意味し、夫
々X方面、Y方面、Z方面を表している。
【0016】次に、図1に示した各装置の詳細構成及び
動作について説明する。まず、図4を用いて総括車内案
内装置14について説明する。総括車内案内装置14
は、案内情報入力処理部101、案内情報変更処理部1
02、案内情報表示処理部103、同報通信処理部10
4、日替わり処理部105、統括車内案内データベース
106の各々を備えて構成される。案内情報変更処理部
102及び案内情報表示処理部103には、総括車内案
内情報端末装置107が接続されている。案内情報入力
処理部101は、ネットワーク13から収集(経路10
9)した全線区の車内案内情報を総括車内案内DB(デ
ータベース)106に格納(処理110)する。ここ
で、当該情報の発生の日付(年月日時分秒)を図2の日
付51として、その情報の通番を前記したルールに従
い、また、対象となる方面や線区、線別が予め指定され
て入力されている場合には、その方面、線区、線別も登
録する。これらが入力されない場合には、全方面/全線
区/上下という方面、線区、線別で当該情報を総括車内
案内DB106に格納する。例えば、図3で示した起点
72付近のA線区で事故が発生してA線区の上下線が不
通となったとすれば、A線区の運行管理システムからは
方面=「X、Y」、線区=「A」、線別=「上下」とし
ての業務連絡のほか、事故情報、乗り継ぎ案内情報が入
力される。また、C線区を管理する運行管理システムか
らは、方面=「Y」、線区=「C」、線別=「上り(起
点方向に向かう場合)」としての乗り継ぎ案内情報や業
務連絡情報が入力される。また、列車種別や情報種別、
電文、有効日付は情報を入力、生成する元となる運行管
理システムにおいて、その時点での必要性等を加味し
て、旅客案内情報として格納する。
【0017】総括車内案内情報端末装置107は、案内
情報表示処理部103を動作させて総括車内案内DB1
06を参照(経路112)し、総括車内案内DB106
の内容をモニタ(経路116)したり、案内情報を乗客
に示すに相応しい表現に変更する等のために、経路11
5を介して案内情報変更処理部102を動作させること
により総括車内案内DB106の内容を変更(経路11
1)することができる(例えば、「特急##号は**駅
でX分遅れ」の様な業務連絡を「特急##号は*駅でX
分遅れております」等の「です」、「ます」調への変
更、或いは、「列車番号21」の様な列車番号を「特急
##号」の様な愛称名へ変更等)。総括車内案内DB1
06の内容は一定周期で同報通信処理部104により参
照(経路113)され、ネットワーク16により通番1
から最終通番までの車内案内情報の全てを同報送信(経
路117)する。
【0018】日付が替わって日替わりする場合、日替わ
り処理部105(時計機能を備えている)が総括車内案
内DB106の中で「有効日付」を過ぎた情報や、発生
区分=「回復」で後に回復情報により無効化されている
通番の情報を削除し、有効日付内の情報を順に並び替え
て、目替わり後の通番を振り直す。これにより、総括車
内案内装置14から同報通信により全ての案内情報を受
信している地上側送受信器(22〜25)や車上側送受
信器201が日替わりを検知することが可能になる。
【0019】図5は地上側送受信器の詳細を示す。地上
側送受信器22〜25は同一構成であるので、ここでは
地上側送受信器22についてのみ説明する。地上側送受
信器22は、方面別案内情報入力処理部151、方面別
案内情報選別処理部152、地上側送受信器属性DB1
53、地上側車内案内DB154、対列車送信処理部1
56、送受信器属性変更処理部157、通信範囲内列車
情報DB158、対列車受信処理部159の各々を備え
ている。さらに、地上側車内案内DB154、送受信器
属性変更処理部157及び通信範囲内列車情報DB15
8には、地上側送受信器端末装置160が接続されてい
る。
【0020】図5においては、同報通信されている車内
案内情報がネットワーク16から方面別案内情報入力処
理部151に受信(経路162)され、方面別案内情報
選別処理部152へ送られる(経路163)。方面別案
内情報選別処理部152は、地上側送受信器22〜25
が所属する線区、方面を記憶している地上側送受信器属
性DB153を参照(経路175)し、全線区共通の案
内情報の内、方面、線区をキーにして自己の地上側送受
信器に必要な情報のみを抽出して地上側車内案内DB1
54に格納(経路164)する。例えば、この地上側送
受信器が図3で示すアンテナ64に位置する場合を例に
とると、当該地上側送受信器が情報のやりとりを行う線
区に走行する列車が、B線区やC線区と乗り継ぎ関係に
あるので、当該地上側送受信器が所属するA線区だけで
なく、B線区やC線区の案内情報も取り込む様な指定が
地上側送受信器属性にされている。また、図3には不図
示の他の線区の情報に関しては、地上側送受信器属性に
取り込みを指定する情報がなく、同報通信での受信は行
うが、地上側車内案内DB154には情報を格納しな
い。また、方面や線別にしても通信相手となる列車の有
無により、地上側送受信器属性DB153に予め指定さ
れている。
【0021】次に、列車との間の通信手順について説明
する。まず、列車が自地上側送受信器と通信可能な状態
になった場合、列車は列車が固有に持つ列車番号と、そ
の列車の属性、そして、列車側の車上側送受信器201
で保有している車内案内情報の最終情報の通番を地上側
送受信器に送信して来る。これらの情報を地上側送受信
器は対列車受信処理部159で受信(経路168)し、
その情報を通信範囲内列車情報DB158に格納(経路
169)する。対列車送信情報選別処理部155は、新
しく通信範囲内に列車が進入して来ると、その最終通番
と列車番号を通信範囲内列車情報DB158から参照
(経路170)し、その最終通番以降の案内情報で、か
つ、当該列車の属性と一致する列車種別の情報を地上側
車内案内DB154から抽出(経路165)し、対列車
送信処理部156に渡し(経路166)、アンテナ26
を介して車内案内情報を列車側に送信(経路167)す
る。例えば、図3の列車70を例にとると、まず、列車
種別=「特急」、列車番号=「1001K」、方面=
「X、Y」、線区=「A」、線別=「上り」、通信先地
上側送受信器=「A−10(図3中の64で示す地上側
送受信器のコード)」、最終通番=「n」という情報が
列車から送信され、地上側送受信器との通信が確立す
る。
【0022】地上側送受信器(22〜25)は、「10
01K」という列車が通信範囲に進入して来たことを検
知し、通信範囲内列車情報DB158に上記の列車から
の情報を格納(経路169)する。そして、対列車情報
選別処理部155が、最終通番nより後に発生した情報
を地上側車内案内DB154から検索して、さらに、列
車種別が特急又は全列車向けの情報で、かつ、A線区の
上り方向で方面X、Yに関係する情報を抽出して列車側
に案内情報を対列車送信処理部156から送信(経路1
67)する。情報通信が全て完了し、或いは最終通番n
より後の情報で当該列車に関する情報が無いような場
合、通信終了の情報を列車側へ送信して列車との間の通
信を終了し、通信範囲内列車情報DB158に「通信終
了」の実績を登録する。地上側送受信器端末装置160
は、自己の地上側送受信器の通信範囲内にいる列車を通
信範囲内列車情報DB158からモニタ(経路171)
したり、地上側車内案内DB154に格納されている案
内情報をモニタ(経路172)する。また、地上側送受
信器端末装置160は、送受信器属性変更処理部157
により地上側送受信器属性DBの内容を変更(経路17
4)する。日替わり処理は、同報通信される車内案内情
報の通番が割り振り直されて、日替わりしていることが
検知されると、地上側車内案内DB154の内容が全て
削除され、最新の日付の情報に書き換えられる。
【0023】図6は列車に搭載される列車側装置(車上
側送受信器+関連装置)の構成について説明する。列車
34には車上側送受信器201のほか、この車上側送受
信器201に接続された放送制御装置212、掲示板制
御装置213、放送制御装置212に接続された車内案
内放送装置214、掲示板制御装置213に接続された
車内案内掲示板装置(電光掲示板)215、乗務員用端
末装置216の各々が設置されている。車上側送受信器
201は、対地上受信処理部202、車内案内情報更新
処理203、車内案内情報DB204、乗務員用端末入
出力処理部205、音声情報作成処理部206、文字情
報作成処理部207、列車属性DB208、車内案内情
報更新処理部209、対地上側送信処理部210、地上
側送受信器情報DB211の各々を備えて構成されてい
る。車内案内情報DB204には車内案内情報が記憶さ
れる。この車内案内情報は、地上側送受信器22〜25
との通信範囲30〜33内にいる間に最新情報に更新さ
れる。
【0024】次に、列車34と地上側送受信器201と
の間の通信について、以下に説明する。 (i)車内案内情報更新処理部209は、現在車内案内
情報DB204の中の情報のうち、最も新しい通番を参
照(経路225)する。 (ii)次に地上側送受信器情報DB211から次に列車
34が通信する地上側送受信器を検索(経路228)す
る。 (iii)自列車の列車種別や、走行線区、線別などを格
納している列車属性DB208を参照(経路226)す
る。 (iv)対地上側送信処理部210に対し、次に通信する
地上側送受信器と、自列車の属性と最終通番を渡し(経
路227)、アンテナ35を介して上側送受信器に打診
情報を送信し続ける(経路239)。 (V)地上側送受信器の通信範囲内に列車が進入し、通
信が成立すると、地上側送受信器から最終通番以降の車
内案内情報が伝達されて来る(経路222)。最終通番
以降の車内案内情報が無い場合、当該地上側送受信器と
の通信終了の情報が伝達される。 (vi)(V)で受信した情報は対地上受信処理部202
に入力され、車内案内情報更新処理部203に渡され
(経路223)、車内案内情報DB204が更新(経路
224)される。上記(i)〜(vi)により、更新され
た車内案内情報は、情報種別により音声情報作成処理部
206が車内案内情報DB204を参照(経路232)
し、放送制御装置212に伝達(経路235)され、適
当なタイミングで車内案内放送装置214により音声放
送される。例えば、情報種別が「乗り継ぎ案内情報」で
あれば、電文中に指定されている駅と案内情報「##号
は*番線で**分の待ち合わせとなっております。」
を、指定駅への到着時に合成音声に変換して案内放送を
行う。
【0025】また、文字情報作成処理部207について
も情報種別により、車内案内情報DB204を参照(経
路233)し、掲示板制御装置213に伝達(経路23
6)きれ、適当なタイミングで車内案内用の車内案内掲
示板装置(電光掲示板)215に文字表示される。例え
ば、情報種別が「ニュース」である場合、当該列車のニ
ュース表示の時間帯に、電文中に指定されている文字列
を車内案内掲示板装置215に表示するといった具合で
ある。乗務員用端末装置216は、乗務員用端末入出力
処理部205及び経路234を介して車内案内情報DB
204のモニタや変更(経路231)、列車属性DB2
08の参照や変更(経路229)、地上側送受信器情報
DB211の参照や変更が行えるようにしている。ま
た、情報種別が「業務連絡」の場合、乗務員に連絡する
ことを目的としている情報なので、乗務員用端末装置2
16に警報と共に、電文中の文字列を表示し、業務連絡
の内容を文字列で乗務員に認識させる。なお、列車走行
中に日替わりが発生した場合、地上側送受信器22〜2
5からの通番から日替わりを検知して、車内案内情報D
B204の内容を削除し、新しい日付の車内案内情報に
書き換える。
【0026】上記実施の形態においては、鉄道における
列車案内装置を例に説明したが、本発明は列車に限られ
るものではなく、例えば、モノレール、リニアカー等の
ように軌道を走行する車両、或いは、決められた路線を
走るトロリー、乗合バス、ハイウェーバス等の車両を用
いた交通システムにも適用可能である。この場合、上記
した列車34、対列車送信情報選別処理部155、対列
車送信処理部156、通信範囲内列車情報DB158、
対列車受信処理部159等は、列車を車両に読み替え、
列車情報は車両情報に読み替えることになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
案内情報を一括管理する総括車内案内装置、総括車内案
内装置から同報通信される案内情報を記憶ならびに管理
する地上側送受信器、この地上側送受信器に接続された
アンテナ、及び地上側送受信器必要な情報を取得して車
内放送及び案内表示を行う車上搭載装置を備えるように
したので、総括車内案内装置の負荷を上げることなく、
地上側送受信器と車内側送受信器間の情報伝送量を大幅
に減らすことができ、比較的小規模な設備によって、走
行中の車両で必要とする付加価値の高いリアルタイム旅
客案内情報を抽出して車内の旅客案内サービスを行うこ
と、及び、多数の走行中の車両に対して情報伝達を行う
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両案内装置の一実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】図1の総括車内案内装置から地上側送受信器に
同報通信する車内案内情報の内容を示す説明図である。
【図3】本発明の車両案内装置が採用された旅客案内シ
ステムの運用例を示す説明図である。
【図4】図1の総括車内案内装置の詳細構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図1の地上側送受信器の詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】列車に搭載される列車側装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6 列車運行管理システム 13,15,16,17 ネットワーク 14 総括車内案内装置 22,23,24,25 地上側送受信器 26,27,28,29,35 アンテナ 30,31,32,33 通信範囲 34 列車 101 案内情報入力処理部 102 案内情報変更処理部 103 案内情報表示処理部 104 同報通信処理部 105 日替わり処理部 106 統括車内案内データベース 107 総括車内案内情報端末装置 201 車上側送受信器 202 対地上受信処理部 203 車内案内情報更新処理ブロック 204 車内案内情報DB 205 乗務員用端末入出力処理部 206 音声情報作成処理部 207 文字情報作成処理部 208 列車属性DB 209 車内案内情報更新処理部 210 対地上側送信処理部 211 地上側送受信器情報DB 212 放送制御装置 213 掲示板制御装置 214 車内案内放送装置 215 車内案内掲示板装置(電光掲示板) 216 乗務員用端末装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−3825(JP,A) 特開 昭58−161660(JP,A) 特開 平5−330429(JP,A) 特開 平10−287242(JP,A) 特開 平10−157621(JP,A) 特開 平9−48349(JP,A) 特開 平5−213201(JP,A) 特開 平5−330432(JP,A) 特開 昭63−170164(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 25/02 B61L 27/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道又は走行路上を走行する多種多様な
    車両に対して地上側から各種の案内情報を伝送し、取得
    した案内情報を車内の乗務員又は乗客に迅速に提供する
    ための車両案内装置において、車両の運行管理部門から
    の運行データ及び各種の入力情報を基に案内情報を作成
    し、この案内情報を線区別に形成された少なくとも1つ
    のネットワーク系へ送出する総括車内案内装置と、前記
    軌道又は前記走行路に沿って地上側に所定間隔に設置さ
    れたアンテナと、所定の通信範囲を形成可能な送信出力
    を備えて前記アンテナの各々に接続されると共に地上側
    に設置され、前記ネットワーク系を通して送られてきた
    前記案内情報を通信範囲単位に選別して取り込む地上側
    送受信器と、移動車両に最も近い場所に位置するアンテ
    ナを介して該アンテナに接続された前記地上側送受信器
    に前記案内情報の提供を要求すると共に当該車両が必要
    とする案内情報を選択させ、この選択された案内情報を
    基に車内に案内放送又は案内表示を行う車上搭載装置と
    を具備することを特徴とする車両案内装置。
  2. 【請求項2】 前記総括車内案内装置は、前記ネットワ
    ーク系を介して得た全線区の案内情報を格納する前記総
    括車内案内データベースと、前記総括車内案内データベ
    ースの変更処理を実行する案内情報変更処理部と、前記
    総括車内案内データベースの参照及びモニタを行う案内
    情報表示処理部と、日付の変化に応じて前記総括車内案
    内データベースの内容を更新する日替わり処理部と、前
    記総括車内案内データベースの車内案内情報を同報送信
    する同報通信処理ブロックとを具備することを特徴とす
    る請求項1記載の車両案内装置。
  3. 【請求項3】 前記総括車内案内データベースは、前記
    車両に関する方面、線区、線別が予め指定されて入力さ
    れた場合には、その方面、線区、線別の各々が格納さ
    れ、前記指定の入力が無い場合には、全方面/全線区/
    上下線にしたがった方面、線区、線別による当該情報が
    格納されることを特徴とする請求項2記載の車両案内装
    置。
  4. 【請求項4】 前記総括車内案内装置は、前記総括車内
    案内データベースを参照又はモニタし或いは前記総括車
    内案内データベースの内容を前記案内情報変更処理部を
    介して変更する総括車内案内情報端末装置が接続されて
    いることを特徴とする請求項2記載の車両案内装置。
  5. 【請求項5】 前記地上側送受信器は、自己の地上側送
    受信器の所属する線区、方面のデータが格納されている
    地上側送受信器属性データベースと、地上側送受信器に
    必要な情報が格納される地上側車内案内データベース
    と、通信範囲内の車両情報を格納する通信範囲内列車情
    報データベースと、前記車上搭載装置側へ情報を送出す
    る対車両送信処理部と、前記ネットワーク系から取得し
    た全線区共通の案内情報の内、方面、線区をキーにして
    自己の地上側送受信器に必要な情報のみを抽出して前記
    地上側車内案内データベースに格納する方面別案内情報
    選別処理部と、自己の通信範囲内に新たな車両が進入し
    てきたときに当該車両の属性に一致する列車種別の情報
    を前記地上側車内案内データベースから抽出して前記対
    車両送信処理部へ送出する対車両送信情報選別処理部と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の車両案内装
    置。
  6. 【請求項6】 前記地上側送受信器は、自己の地上側送
    受信器の通信範囲内にある車両を前記通信範囲内列車情
    報データベースをモニタし、地上側車内案内データベー
    スに格納されている案内情報をモニタし、又は、地上側
    送受信器属性データベースの内容を変更する地上側送受
    信器端末装置が接続されていることを特徴とする請求項
    5記載の車両案内装置。
  7. 【請求項7】 前記車上搭載装置は、車内案内情報が記
    憶される車内案内情報データベースと、前記車内案内情
    報データベースの内の最も新しい通信番号を参照する車
    内案内情報更新処理部と、前記地上側送受信器に関する
    情報を保持する地上側送受信器情報データベースと、車
    両の列車種別、走行線区、線別等の列車属性情報を格納
    する列車属性データベースと、前記地上側送受信器を呼
    び出す対地上側送信処理部と、前記地上側送受信器から
    の情報を受信する対地上受信処理部と、前記対地上受信
    処理部からの情報を基に車内案内情報データベースの内
    容を更新する車内案内情報更新処理部と、情報種別に応
    じて車内案内情報データベース内の更新された車内案内
    情報を参照して車内案内放送装置に情報を提供する音声
    情報作成処理部と、情報種別に応じて車内案内情報デー
    タベースを参照して車内案内表示用の情報を作成する文
    字情報作成処理部とを具備することを特徴とする請求項
    1記載の車両案内装置。
  8. 【請求項8】 前記車上搭載装置は、車内案内情報デー
    タベース、前記列車属性データベース、及び前記地上側
    送受信器情報データベースの各々に対する参照や変更を
    行う乗務員用端末装置を備えることを特徴とする請求項
    7記載の車両案内装置。
  9. 【請求項9】 前記車上搭載装置は、列車番号、列車種
    別、進行方向、当該列車に関係する方面・線区の各情報
    を前記地上側送受信器へ送信することを特徴とする請求
    項1又は7記載の車両案内装置。
  10. 【請求項10】 車両の運行管理部門からの運行データ
    及び各種の入力情報を基に案内情報を作成し、この案内
    情報を線区別に形成された少なくとも1つのネットワー
    ク系へ送出する総括車内案内装置であって、前記ネット
    ワーク系を介して得た全線区の案内情報を格納する前記
    総括車内案内データベースと、前記総括車内案内データ
    ベースの変更処理を実行する案内情報変更処理部と、前
    記総括車内案内データベースの参照及びモニタを行う案
    内情報表示処理部と、日付の変化に応じて前記総括車内
    案内データベースの内容を更新する日替わり処理部と、
    前記総括車内案内データベースの車内案内情報を同報送
    信する同報通信処理ブロックとを具備することを特徴と
    する総括車内案内装置。
  11. 【請求項11】 車両の軌道又は走行路に沿って地上側
    に所定間隔に設置されたアンテナと、所定の通信範囲を
    形成可能な送信出力を備えて前記アンテナの各々に接続
    されると共に地上側に設置され、ネットワーク系を通し
    て送られてきた案内情報を通信範囲単位に選別して取り
    込む地上側送受信器と、移動車両に最も近い場所に位置
    するアンテナを介して該アンテナに接続された前記地上
    側送受信器に前記案内情報の提供を要求すると共に当該
    車両が必要とする案内情報を選択させ、この選択された
    案内情報を基に車内に案内放送又は案内表示を行う車上
    搭載装置とを具備することを特徴とする車両案内装置。
  12. 【請求項12】 前記地上側送受信器は、自己の地上側
    送受信器の所属する線区、方面のデータが格納されてい
    る地上側送受信器属性データベースと、地上側送受信器
    に必要な情報が格納される地上側車内案内データベース
    と、通信範囲内の車両情報を格納する通信範囲内列車情
    報データベースと、前記車上搭載装置側へ情報を送出す
    る対車両送信処理部と、前記ネットワーク系から取得し
    た全線区共通の案内情報の内、方面、線区をキーにして
    自己の地上側送受信器に必要な情報のみを抽出して前記
    地上側車内案内データベースに格納する方面別案内情報
    選別処理部と、自己の通信範囲内に新たな車両が進入し
    てきたときに当該車両の属性に一致する列車種別の情報
    を前記地上側車内案内データベースから抽出して前記対
    車両送信処理部へ送出する対車両送信情報選別処理部と
    を具備することを特徴とする請求項11記載の車両案内
    装置。
  13. 【請求項13】 前記車上搭載装置は、車内案内情報が
    記憶される車内案内情報データベースと、前記車内案内
    情報データベースの内の最も新しい通信番号を参照する
    車内案内情報更新処理部と、前記地上側送受信器に関す
    る情報を保持する地上側送受信器情報データベースと、
    車両の列車種別、走行線区、線別等の列車属性情報を格
    納する列車属性データベースと、前記地上側送受信器を
    呼び出す対地上側送信処理部と、前記地上側送受信器か
    らの情報を受信する対地上受信処理部と、前記対地上受
    信処理部からの情報を基に車内案内情報データベースの
    内容を更新する車内案内情報更新処理部と、情報種別に
    応じて車内案内情報データベース内の更新された車内案
    内情報を参照して車内案内放送装置に情報を提供する音
    声情報作成処理部と、情報種別に応じて車内案内情報デ
    ータベースを参照して車内案内表示用の情報を作成する
    文字情報作成処理部とを具備することを特徴とする請求
    項11記載の車両案内装置。
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