JP3448767B2 - 空気循環処理機や脱臭装置に使用する脱臭用ボックス - Google Patents

空気循環処理機や脱臭装置に使用する脱臭用ボックス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定空間内の空気
を循環させながら集塵処理や脱臭等の処理を行うように
なされた空気循環処理機等に使用する脱臭用ボックスに
関する。
【0002】
【従来の技術】筒構造となされた空気通路体と、この空
気通路体の入口から空気を吸引して出口から流出させる
ファンとを備えると共に、前記空気通路体の内方に、フ
ァンで流動される空気に含まれる塵埃を除去するものと
した集塵ユニットと、空気を脱臭処理するための簡易な
面構造となされた脱臭フィルタとが脱着可能に装着され
てなる空気循環処理機は既に存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の空気循
環処理機では脱臭機能が不十分であり、また空気中のミ
ストや有害ガスの除去機能が不十分であるため、本出願
人は比較的大きな脱臭能力を有する脱臭用ボックスの装
着される空気循環処理機を先に提案している。本発明
は、先に提案した空気循環処理機による脱臭処理をさら
に効率的となし、また脱臭のためにのみ使用される脱臭
装置にも装着されて効率的な脱臭機能を奏するものとな
した脱臭用ボックスを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、請求項1に記載したように、多数の空
気流通孔を形成された前後壁面を有するものとした方形
箱体の内部の左右方向箇所に、周面に多数の空気流通孔
を形成され内部に脱臭剤を充填するものとなされた複数
の縦向き筒体部を適当に離して配置すると共に縦向き筒
体部の存在しない部分に方形箱体の内部の前後向き空気
流を遮断するための隔離板部を設け、方形箱体内の前後
方向の空気流動が縦向き筒体部の内方を経て行われる構
成となす。
【0005】これによれば、各縦向き筒体部が方形箱体
内に於いて前後方向へ流れる空気を比較的均等に受け入
れる傾向となり、それぞれの筒体部の脱臭機能が均一化
される。また縦向き筒体部内への空気の流入方向や縦向
き筒体部内からの空気の流出方向が場所によって変化す
るため縦向き筒体部内での空気の流れが攪乱され、脱臭
剤と空気との接触がより効果的に行われるようになる。
また処理すべき空気が方形箱体内で前方から後方へ流れ
ても、或いはこの逆向きへ流れても同様の脱臭機能が得
られるほか、全体外形が前後対称構造となるため方形箱
体の前後を逆向きとしても、これによる格別な構造変更
を必要とすることなく、空気循環処理機や脱臭装置に対
し同様に装着されるものとなる。
【0006】上記発明は次のように具体化することがで
きる。即ち、請求項2に記載したように、縦向き筒体部
の断面形状が多角形である構成となす。これによれば、
縦向き筒体部の周面の折れ曲がり箇所が脱臭剤入りの袋
の逃げ用微少隙間を提供すると共に断面が円形の場合に
比べて周面の内接円周長さが周面の撓み変形により変化
しやすくなり、縦向き筒体部内への脱臭剤入りの袋の押
し入れの際に、この袋が円滑に入り込むようになる。
【0007】また請求項3に記載したように、複数の縦
向き筒体部及び隔離板部を、2枚の屈曲板を前後向きに
対向させて形成する。これによれば、筒体部及び隔離板
部が簡易に形成されるのであり、また2枚の屈曲板を適
当に前後方向へ離すことが可能となり、これにより縦向
き筒体部の周囲の左右箇所に隙間が形成される。この隙
間が脱臭剤入りの袋をこの筒体部内に入れるときのその
袋部分の逃げ場所となり、脱臭剤入りの袋が縦向き筒体
内に円滑に進入するようになる。
【0008】さらに請求項4に記載したように、前後の
壁面を空気流通孔の大きさや数の異なる他のものと交換
装着可能となす。このようにすれば、縦向き筒体部に送
られる空気の流量が種々異なる使用条件に対応して簡便
に変更されるものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明に係る脱臭用
ボックスを装着された空気循環処理機に関するもので、
図1は前記処理機を天井に吊り下げた状態を示す図、図
2は前記処理機の下面の一部を開放した状態を示す図、
図3Aは前記処理機の平面視断面図、図4は前記脱臭用
ボックスを示す図である。
【0010】図1〜図3に於いて、1は建築物の特定空
間内の天井2に吊り下げられた空気通路体であり、この
通路体1は上下の水平板3a、3bと左右の起立側板4
a、4bで囲まれた四角筒となされ、この四角筒の前面
開口である入口p1にグリル5を、そして後面開口であ
る出口p2に風向きの変更可能となされたルーバー6を
装着したものとなされている。
【0011】7は空気通路体1の内方に装着したシロッ
コファンで、図示しないモータに駆動され、前記入口p
1から空気を吸引し前記出口p2から流出させるもので
ある。
【0012】8a及び8bは何れも外形を同一となされ
た空気処理ボックスであり、各ボックス8a、8bはそ
の外形を同一となされ且つ空気通路体1の内方に脱着可
能に装着されている。
【0013】これら空気処理ボックス8a、8bの装着
支持構造を図2等を参照して説明すると、次のとおりで
ある。即ち、空気通路体1の下側の水平板3bの一部に
開口aが形成されており、この開口aの後縁にヒンジb
を介して扉板9を水平板3bの一部として開閉操作自在
に装着すると共に、扉体9の最大開放位置を規制するた
めの規制リンク部材10を左右の起立側板4a、4bと
扉体9の左右箇所との間に架装し、また扉体9の前端縁
に扉体9を閉鎖位置に規制するためのロック部材11、
11を規制解除操作可能に装着している。
【0014】扉体9の内面には2つの空気処理ボックス
8a、8bを空気通路体1内の空気流れに対し並列状に
配置し脱着可能に固定させるためのボックス支持枠12
を形成しているのであり、このボックス支持枠12は扉
体9の内面の左右方向部位に固着された前後一対の孔明
き板部材c、cと、左右一対の側面板部材d、dとを結
合すると共に、内方空間は2つの空気処理ボックス8
a、8bが密状に内嵌されるような大きさとなすほか、
前後一対の孔明き板部材c、cの上端縁の左右箇所に各
空気処理ボックス8a、8bの抜出しを規制するための
抜け止め部材e、eを橋渡し状に配置してボルト固定す
るものとなされている。
【0015】次に空気処理ボックス8a、8bの詳細に
ついて説明すると、次のとおりである。即ち、2つの空
気処理ボックスの8a、8bうち、一方のもの8aは集
塵用ボックスであり、また他方のもの8bは本発明に係
る脱臭用ボックスである。これら二種類のボックス8
a、8bは空気通路体1内に装着されるもののほかに、
交換装着用のものを適当数、製作しておくのが便利に使
用する上で好ましい。
【0016】上記集塵用ボックス8aは既に公知のもの
でイオナイザー部13と集塵部14とからなり、イオナ
イザー部13は空気中の塵埃を、+電位に保持された図
示しないイオン化線とゼロ電位に保持された図示しない
イオン化補助電極とでイオン化するものとなされ、また
集塵部14はイオン化された塵埃を、ゼロ電位に保持さ
れた図示しない集塵電極と、これに対応し+電位に保持
された図示しない対応電極との関連作用で前記集塵電極
側へ移動させてこれの上面に集めるものとなされてい
る。
【0017】一方、脱臭用ボックス8bは次のようなも
のとなされている。即ち、図4に示すように、全周囲を
壁面15a〜15fで囲まれる方形箱体15を備え、こ
の箱体15の前壁面15aと後壁面15bには多数の空
気流通孔hが形成されている。これら前壁面15aと後
壁面15bは何れも取り外し可能となされ且つ空気流通
孔hの大きさや数の異なる他種のものと交換装着可能と
なされている。上壁面15eは他の壁面15a〜15
d、15fから分離可能な蓋体となされてあって、左右
の壁面15c、15dを結合した枠部材gにボルト固定
されると共に上面に把手iを固着したものとなされてい
る。
【0018】方形箱体15の内方の前後方向途中の左右
方向箇所には、周面に多数の空気流通孔h1を形成され
内部に脱臭剤を充填するものとなされ断面を正6角形と
なされた複数の縦向き筒体部17aを適当に離して配置
すると共に縦向き筒体部17aの存在しない部分に方形
箱体15の内部の前後向き空気流を遮断するための隔離
板部17bを設けている。この際、縦向き筒体部17a
の断面形状は正6角形に限るものではなく、三辺以上の
多角形となしたり或いは円形となしてもよい。
【0019】縦向き筒体部17aや隔離板部17bはそ
れぞれ別個の部材で形成してもよいのであるが、図示例
では次のようになしてある。即ち、縦向き筒体部17a
の断面形状に適合させた波形断面を有する2枚の屈曲板
17、17を形成し、これらの屈曲板17、17を方形
箱体15の前後方向途中の左右方向箇所に数cm程度離
して対向状に配置すると共に底壁面15fや左右の壁面
15c、15dに固定させる。そして、各屈曲板17、
17の隔離板部17bをなす複数の範囲内の前後で対向
した特定箇所に、この箇所の空間を左右に遮断するため
の結合部材18を架設する。各屈曲板17の下端縁は底
壁面15fに密着させ、上端縁は正規位置に固定された
蓋体15eの下面に密着するようになす。
【0020】この脱臭用ボックスに脱臭剤の一種をなす
粒状活性炭を詰める際は、透気性の布地からなる細長状
の袋19を形成し、これに粒状活性炭20を充填してそ
の開口19aを紐21等で縛って封止したものを適当数
形成し、これを蓋体15eの取り外された図4に示す状
態の方形箱体15の各縦向き筒体部17aの内方に押し
入れるようにする。この際、各縦向き筒体部17aが多
角形であるため、その周面に於ける折れ曲がり面部が粒
状活性炭20入りの袋19の逃げ用微少隙間を提供する
こと、及び、周面が半径方向へ撓んで周面の内接円周長
さを変化させることが粒状活性炭20入りの袋19の押
し入れを容易となす。縦向き筒体部17aの内方に完全
に押し込まれた状態の粒状活性炭20入りの袋19は縦
向き筒体部17aの最上端まで密状に内在することが望
ましのであり、これがために袋19には予め十分な量の
粒状活性炭20を収容させておく。
【0021】2枚の屈曲板17、17を適当に離して対
向させることにより形成された縦向き筒体部17aでは
これの周面の左右箇所に、2枚の屈曲板17、17の相
互間隙間である逃げ箇所jが形成されるため、ここに指
を差し入れる等して粒状活性炭20入りの袋19の形状
を微妙に調整しながら、これを縦向き筒体部17a内に
押し入れることにより、この袋19は縦向き筒体部17
a内で密状となりつつ円滑にその内方に進入するものと
なる。各縦向き筒体部17a内に粒状活性炭20入りの
袋19が完全に進入した後、蓋体15eをその固定箇所
にボルト止めするのであり、これにより粒状活性炭20
は縦向き筒体部17a内に圧密状に封じ込められた状態
となり、その詰め込みは終了する。
【0022】上記空気循環処理機の使用に於いては、図
1に示すように、空気通路体1の内方に集塵用ボックス
8aと脱臭用ボックス8bとを装着した状態の下で、シ
ロッコファン7を回転作動させる。これにより、特定空
間内の空気がシロッコファンの送風力により、入口p1
のグリル5から空気通路体1内に流入し、集塵用ボック
ス8aと脱臭用ボックス8bのそれぞれを同時並行的に
通過した後、ルーバー6から流出する。
【0023】このような空気の流動中、集塵用ボックス
8aの内方では、流動する空気に含まれる塵埃がイオナ
イザー部13で順次にイオン化され、集塵部14で集塵
電極に順次に吸着されて除去される。一方、脱臭用ボッ
クス8bの内方では流動する空気が粒状活性炭素20の
粒間を通過し、この通過中に粒状活性炭素20に接触し
て臭気等を除去される。
【0024】従って、グリル5から空気通路体1内に流
入した空気のうち、一部のものは集塵用ボックス8aに
より塵埃を除去され、その他のものは脱臭用ボックス8
bにより脱臭等された後、ルーバー6を経て流出するの
であり、このような空気処理は空気通路体1内を通過し
て循環する特定空間内の空気について連続的に行われる
ものとなり、特定空間内の空気は漸次、浄化される。
【0025】このような処理が長期に亘って行われる
と、脱臭用ボックス8b内の粒状活性炭20の処理能力
が消失するようになる。従って、一定期間が経過したと
きは、ロック部材11、11を操作して扉体9を図2に
示すように開放して、脱臭用ボックス8bを予備のもの
と交換するか、或いは現在装着されている脱臭用ボック
ス8b内の粒状活性炭20入りの袋19を交換した後に
これらのユニット8a、8bを使用可能状態に復する。
この際、空気通路体1内から取り出された使用済みの粒
状活性炭20は次の使用に備えて再生される。
【0026】上記空気循環処理機では空気通路体1の内
方に集塵用ボックス8aと脱臭用ボックス8bとを装着
したが、集塵用ボックス8aを装着しないで2つの脱臭
用ボックス8b、8bを装着することも差し支えない。
【0027】空気循環処理機の使用中における脱臭用ボ
ックス8bに関連した作用等についてさらに詳細に説明
すると、前壁面15aの空気流通孔hを通じて方形箱体
15内の隔離板部17bの前側空間k1内に達した空気
は各縦向き筒体部17aの前側周面m1の前後向き凹凸
形状に案内されて前記前側周面m1に比較的均等に衝突
するようになる。このように衝突した空気は前記前側周
面m1の各所に於いてその面部分に直交する方向へ向か
う傾向となって空気流通孔h1及び袋20の布地を経て
粒状活性炭20の粒間に流入する。この流入した空気は
粒状活性炭20の粒間で単に前後方向へ向けて流れるに
留まらず、種々の方向へ攪乱されるようになりつつ後方
へ流れるようになり、粒状活性炭20との接触を促進さ
れる。
【0028】このように接触を促進された空気はその臭
気を粒状活性炭20に効果的に吸収されるものとなり、
この後、各縦向き筒体部17aの後側周面m2の空気流
通孔h1を通じて隔離板部17bの後側空間k2内に達
し、さらに方形箱体15の後壁面15bの空気流通孔h
を通じて後方へ流動する。
【0029】空気流動により粒状活性炭20の脱臭能力
が劣化したときは、空気循環処理機内の脱臭用ボックス
8bをこれの前後向きがこれまでとは逆向きとなるよう
に装着し直すのであり、これにより縦向き筒体部17a
では空気がこれまでとは逆に、後側周面m2の空気流通
孔h1から流入し、前側周面m1の空気流通孔h1から
流出するものとなり、前側層の粒状活性炭20に比べて
脱臭能力がより多く残存している後側層の粒状活性炭2
0の脱臭能力が有効に利用される。このような使用によ
り全ての粒状活性炭20の脱臭能力が劣化したとき、そ
の粒状活性炭20を既述のようにして新しいものと交換
する。
【0030】方形箱体15を前後方向へ通過する空気の
流動抵抗は、前壁面15aや後壁面15bを空気流通孔
hの大きさや数の異なる他のものと交換することにより
変更することができるのであり、これにより最適流量の
空気流動が得られて、粒状活性炭20の脱臭能力が効果
的に発揮されるものとなる。
【0031】図3Bは本発明に係る脱臭用ボックス8b
の装着された別の空気循環処理機を示す平面視断面図で
あり、この処理機では、集塵用ボックス8aと脱臭用ボ
ックス8が空気通路体1内に於いて矢印で示す空気流れ
に対して直列に配置されている。
【0032】従って、空気通路体1内を通過する空気は
集塵用ボックス8aで塵埃を除去された後、脱臭用ボッ
クス8bに流入し、粒状活性炭20の粒間を経て後方へ
流出し、空気中の塵埃は粒状活性炭20に付着し難くな
る。
【0033】本発明に係る脱臭用ボックス8bは空気循
環処理機への使用に限らず、種々のものに使用して差し
支えないのであり、例えば脱臭機能のみ奏するものとな
された脱臭装置の要部としても使用し得るものである。
【0034】
【発明の効果】以上のように構成した本発明によれば、
次のような効果が得られる。即ち、請求項1に記載のも
のによれば、全ての縦向き筒体部が空気を比較的均等に
受け入れると共に空気と脱臭剤との接触が促進されるよ
うになることで、脱臭処理を効率的に行わせることがで
きるのであり、また空気流に対して前向き及び後向きの
双方向に使用できるようになるのであり、これにより全
ての脱臭剤の脱臭能力を無駄なく利用することができ、
脱臭剤の長期使用が可能となるものである。
【0035】請求項2によれば、縦向き筒体部の周面の
折れ曲がり面部が脱臭剤入りの袋の逃げ用微少隙間を提
供すること等により、脱臭剤入りの袋の出し入れが容易
に行えるものとなる。
【0036】請求項3によれば、筒体部及び隔離板部を
少ない部材で簡易に形成できるものであり、また筒体部
の左右箇所に脱臭剤入りの袋の逃げ場所が形成され、こ
の逃げ場所の存在により脱臭剤入りの袋を縦向き筒体内
に容易に押し入れることができるものとなる。
【0037】請求項4によれば、縦向き筒体部に送られ
る空気の流量を種々異なる使用条件に対応して簡便に変
更できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱臭用ボックスを装着した空気循
環処理機を天井に吊り下げた状態を示す図である。
【図2】前記処理機の下面の一部を開放した状態を示す
図である。
【図3】Aは前記処理機の平面視断面図、Bは前記脱臭
用ボックスの配置を変更した別の空気循環処理機を示す
平面視断面図である。
【図4】前記脱臭用ボックス及び、粒状活性炭入りの袋
を示す図である。
【符号の説明】
15 方形箱体 15a 前壁面 15b 後壁面 17 屈曲板 17a 縦向き筒体部 17b 隔離板部 20 粒状活性炭(脱臭剤) h、h1 空気流通孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/16 B01D 53/04 F24F 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の空気流通孔を形成された前後壁面
    を有するものとした方形箱体の内部の左右方向箇所に、
    周面に多数の空気流通孔を形成され内部に脱臭剤を充填
    するものとなされた複数の縦向き筒体部を適当に離して
    配置すると共に縦向き筒体部の存在しない部分に方形箱
    体の内部の前後向き空気流を遮断するための隔離板部を
    設け、方形箱体内の前後方向の空気流動が縦向き筒体部
    の内方を経て行われることを特徴とする空気循環処理機
    や脱臭装置に使用する脱臭用ボックス。
  2. 【請求項2】 縦向き筒体部の断面形状が多角形である
    ことを特徴とする請求項1記載の空気循環処理機や脱臭
    装置に使用する脱臭用ボックス。
  3. 【請求項3】 2枚の屈曲板を前後向きに対向させて複
    数の縦向き筒体部及び隔離板部を形成したことを特徴と
    する請求項1又は2記載の空気循環処理機や脱臭装置に
    使用する脱臭用ボックス。
  4. 【請求項4】 前後の壁面を空気流通孔の大きさや数の
    異なる他のものと交換装着可能となしたことを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の空気循環処理機や脱臭装置
    に使用する脱臭用ボックス。
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