JP3448702B2 - ドア枠を構成する枠体ユニット - Google Patents

ドア枠を構成する枠体ユニット

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JP3448702B2 JP32226696A JP32226696A JP3448702B2 JP 3448702 B2 JP3448702 B2 JP 3448702B2 JP 32226696 A JP32226696 A JP 32226696A JP 32226696 A JP32226696 A JP 32226696A JP 3448702 B2 JP3448702 B2 JP 3448702B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はドア枠の構造に係
り、好適には集合住宅等の間仕切り壁用室内ドアのドア
枠の構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ドア枠は通常、開口部左右に立設したス
タッドに装着された左右の縦枠と該左右の縦枠の上端間
に設けた上枠とからなり、スタッドの両側にプラスタ−
ボ−ドを装着して仕上げを行い、一の縦枠側を回動支点
として扉体を装着するようにしている。このようなドア
枠の取付構造としては、従来より種々の提案がなされお
り、例えば、実公昭62−46777号、実開昭53−
62050号、実開昭53−62051号に開示されて
いる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術を踏まえた上で、全く新しい着想に基づいて創
案されたものであって、工場において短期間で製造でき
ると共に、梱包、運搬が容易である枠体ユニットを提供
することで、ドア枠の製造およびドア枠の取付作業の効
率を向上させることを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した技術手段は、見付面、見込面を有す
るリップ溝形の枠体と、該見込面の内側に当接接着され
た木片と、該木片を介して該枠体の長さ方向に適宜間隔
を存して複数設けた一対の取付片とから枠体ユニットを
形成し、該枠体の壁面取合いの延出余長部を該見込面に
臨むようにし、該取付片は見込片と見付片とから平面視
L形状に形成され、該見込片の端部を折り返し二又形状
として弾性押圧片を形成し、一対の取付片の該見付片を
対向させると共に該弾性押圧片を枠体の該延出余長部の
端縁と該木片の見込面との間に挾持させることで該木片
を該枠体の見込面の内側に圧接するようにしたことを特
徴とするものである。 【0005】本発明にかかる枠体ユニットにおいては、
木片の一の見込面と枠体の見込面の内側面とを接着剤で
固着するが、その際に所定時間養生する必要がある。本
発明においては、取付片の弾性押圧片がバネとして作用
して木片を枠体に押圧するので、接着養生を容易に行う
ことができる。 【0006】好ましくは、前記取付片は平板状の鋼板で
あると共に、枠体の見付幅内に納まった状態で木片に螺
着されており、使用時には螺着部近傍を折曲部として鋼
板を見付方向に折曲することで見付片を形成するように
してあり、こうすることでスタッドを挾持する取付片の
見付片が突出することがないので、梱包、運搬が便利で
ある。また、現場において簡単に折曲作業ができるよう
に、折曲部に予め切り込み等を形成しておくのがよい。
また、折曲部を複数、例えば二つ設けておけば、いずれ
かの折曲部を適宜選択することで、一つの取付片であり
ながら異なる寸法に対応することができる。 【0007】前記取付片の対向する見付片間にスタッド
を挾持すると共に、見付方向に螺進する螺子によってス
タッドと木片とを螺着するようにすれば、木片を利用す
ることで見付方向に螺進する螺子によってスタッドを装
着することができる。この方向に装着することは強度面
においても優れるものと考えられる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1はドア枠の概略正面図
であって、ドア枠は、左右の縦枠1、1と縦枠1、1間
に設けた上枠2と捨て枠3とからなると共に、縦枠1、
上枠2には長さ方向に延出する凸部1c、2aが形成さ
れており、該ドア枠には一の縦枠側を回動支点として扉
体4が回動自在に装着される。縦枠1には開口部左右に
立設されるスタッド5、5が装着されるが、本発明にお
いては、縦枠1の長さ方向に適宜間隔を存して複数設け
た一対の取付片6によってスタッド5が装着されるよう
になっている。また、上枠2は開口部上方に左右方向に
延設された図示しない胴縁に上枠2の長さ方向に適宜間
隔を存して複数設けた一対の取付片6によって装着され
る。 【0009】図2はドア枠を構成する縦枠1の断面を示
す図であって、取付片6は木片7を介してスチ−ル製の
縦枠1に装着されており、縦枠1と取付片6と木片7と
から枠体ユニット8が構成されている。縦枠1は平面視
において、対向する見付面1a、1aと、見付面1a、
1aの一端側を連結してなる見込面1bと、見込面1b
に設けられ縦枠1の長さ方向に延出する凸部1cとから
リップ溝形に形成されている。見付面1aの他端側を対
向して見込方向に延出して壁面取合いが形成されてお
り、その余長部を見込面1bに向かって略直角に折曲す
ることで見込面1bに臨む延出余長部1dが形成されて
いる。 【0010】木片7は図2、図4にあるように所定寸法
の長辺と短辺とからなる平面視長方形状の平板部材から
形成され、対向する長辺が縦枠1の見込寸法に対応する
寸法を有する見込面7a、7bを形成し、一の見込面7
aは縦枠1の見込辺1bの内側面に当接しており、見込
面7aと見込辺1bとは接着剤によって固着されてい
る。対向する短辺が見付面7c、7cとして縦枠1の見
付面1aに内側から当接することとなるが、見付面7c
の幅は、木片7の一の見込面7aを見込面1bに当接さ
せた時に、木片7の他の見込面7bと枠体1の延出余長
部1dの端縁との間に所望の空間を形成するような寸法
に形成される。木片7は取付片6を装着できるような高
さ寸法を有し、縦枠1の長さ方向に適宜間隔を存して複
数装着される。 【0011】取付片6は図5(a)、(b)に示すよう
に所定の幅を有する鋼製の薄肉平板からなり、幅方向の
中間部位に折曲部6aを形成して平板を左右に分割し、
一側が見込片6A、他側が見付片6Bとなるようにする
と共に、幅方向の一端側(見込片6Aの端部)を折り返
し折曲することで二又形状の弾性押圧片6bが形成され
ている。取付片6には、見込片6A側に折曲部6aに近
接して一つ、見付片6B側に一つの合計二つの螺子孔6
c、6dが穿設されている。折曲部6aは、例えば、平
板の高さ方向に延びる破線状の切り込みであり、折曲部
6aの上下端部にはV溝状の切欠き6e、6eを形成し
て見込片6Bの折曲を容易に行うことができるようにし
ている。 【0012】一対の取付辺6、6は、それぞれの弾性押
圧片6bを木片7の他の見込面7bの両端部に位置させ
て、見込片6Aに穿設した螺子孔6cを介して螺子9に
よって木片7に止着されている。この時、弾性押圧片6
bは縦枠1の延出余長部1dの端縁に当接しており、弾
性押圧片6bがバネとして作用することで木片7の一の
見込面7aを縦枠1の見込面1bの内側に圧接するよう
になっている。こうすることで、縦枠1の見込面1bの
内側面と木片7の一の見込面7aとの間における接着養
生を効率良く行うことができる。取付片6の幅寸法と木
片7の見込面7a、7bとの寸法の関係上、取付片6、
6の見付片6B、6Bは重合するようになっているが、
この段階では未だ見付片6Bを折曲していないので、取
付片6は縦枠1の見付寸法内に納まっている。枠体ユニ
ット8は、このような状態で工場より出荷されるため、
梱包、運搬において取付片6が邪魔になることがないよ
うになっている。 【0013】このような枠体ユニット8が現場に搬入さ
れ、折曲部6aにおいて見付片6Bを略直角に折曲すれ
ば、取付片6は見込片6Aと見付片6Bとから平面視L
形状に形成される。見込片6Aは折曲部6aに近接する
部位で螺子9によって木片7に固着されているので、見
付片6Bの折曲時に取付片6が木片7から離脱するよう
なことがない。対向する見付片6B、6B間の距離はス
タッド5の幅に対応する寸法に予め設定されており、見
付片6B間にスタッド5を挾持すると共に、見付片6B
に穿設した螺子孔6bを介して螺子10によって取付片
6とスタッド5とを止着する。さらに、見付方向に螺進
する螺子11によってスタッド5と木片7とを止着する
ことで、ドア枠の取付をより強固なものとしている。そ
して、縦枠1の延出余長部1dと取付片6の見付片6B
間に形成される溝部にプラスタ−ボ−ド12を嵌入する
ことで仕上げるようになっている。 【0014】図5(c)は取付片6の他の実施の形態を
示すものであって、このものでは、折曲部6aを並設
し、それぞれの折曲部6a、6aに近接する部位に螺子
孔6c、6cを穿設してある。こうすることで、スタッ
ド5やプラスタボ−ド12を受け入れる溝部の寸法に対
応して適宜いずれかの折曲部6aを選択することがで
き、一種類の取付片6を用意することで異なる寸法に対
応することができ、取付片6作成の際の金型も一つで済
みコスト低減に資する。尚、本明細書では縦枠1につい
て説明してきたが、かかる枠体ユニット8の構成は縦枠
1に限定されるものではなく、上枠2においても採用す
ることができる。 【0015】 【発明の効果】本発明は、見付面、見込面を有するリッ
プ溝形の枠体と、該見込面の内側に当接接着された木片
と、該木片を介して該枠体の長さ方向に適宜間隔を存し
て複数設けた一対の取付片とから枠体ユニットを形成
し、該枠体の壁面取合いの延出余長部を該見込面に臨む
ようにし、該取付片は見込片と見付片とから平面視L形
状に形成され、該見込片の端部を折り返し二又形状とし
て弾性押圧片を形成し、一対の取付片の該見付片を対向
させると共に該弾性押圧片を枠体の該延出余長部の端縁
と該木片の見込面との間に挾持させることで該木片を該
枠体の見込面の内側に圧接するようにしたことを特徴と
するので、スタッドや胴縁に枠体を装着する取付片を有
するものでありながら、該取付片の形状に特徴を持たせ
ることで枠体と木片との接着養生を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】ドア枠の正面図である。 【図2】枠体ユニットの平面図である。 【図3】枠体ユニット、スタッド、プラスタ−ボ−ドの
納まりを示す平面図である。 【図4】(a)は木片の見付面の正面図、(b)は木片
の見込面の正面図である。 【図5】(a)は取付片の正面図、(b)は(a)に示
す取付片の平面図、(c)は取付片の他の実施の形態を
示す正面図である。 【符号の説明】 1 縦枠 1a 見付面 1b 見込面 1c 凸部 1d 延出余長部 5 スタッド 6 取付片 6A 見込片 6B 見付片 6a 折曲部 6b 弾性押圧片 7 木片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/52 - 1/60 E06B 1/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】見付面、見込面を有するリップ溝形の枠体
    と、該見込面の内側に当接接着された木片と、該木片を
    介して該枠体の長さ方向に適宜間隔を存して複数設けた
    一対の取付片とから枠体ユニットを形成し、該枠体の壁
    面取合いの延出余長部を該見込面に臨むようにし、該取
    付片は見込片と見付片とから平面視L形状に形成され、
    該見込片の端部を折り返し二又形状として弾性押圧片を
    形成し、一対の取付片の該見付片を対向させると共に該
    弾性押圧片を枠体の該延出余長部の端縁と該木片の見込
    面との間に挾持させることで該木片を該枠体の見込面の
    内側に圧接するようにしたことを特徴とするドア枠を構
    成する枠体ユニット。
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