JP3446743B2 - 外壁施工構造及び外壁板 - Google Patents

外壁施工構造及び外壁板

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JP3446743B2
JP3446743B2 JP2001035644A JP2001035644A JP3446743B2 JP 3446743 B2 JP3446743 B2 JP 3446743B2 JP 2001035644 A JP2001035644 A JP 2001035644A JP 2001035644 A JP2001035644 A JP 2001035644A JP 3446743 B2 JP3446743 B2 JP 3446743B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,意匠面に柄模様を有する矩形状
の外壁板を上下左右に接合して施工してなる外壁施工構
造及びこれに用いる外壁板,島状柄板に関する。
【0002】
【従来技術】従来より,図27に示すごとく,意匠面9
1に柄模様を有する矩形状の外壁板9を上下左右に接合
してなる外壁施工構造8がある。上記外壁板9は意匠面
91にレンガ積みやタイル張りその他のバリエーション
の柄模様を形成してなる。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の外
壁施工構造8は,上記のごとく矩形状の外壁板9を上下
左右に接合してなるため,図27に示すごとく,左右に
隣り合う外壁板9の間に,直線的な接合目地部82が形
成される。また,上下に隣り合う外壁板9の間にも,同
じく直線的な接合目地部820が形成される。
【0004】上記外壁施工構造8の意匠面81側に形成
される直線的な接合目地部82は,目立ちやすく,この
部分で左右の外壁板9の意匠面91の柄模様が分断され
てしまう。それ故,外壁施工構造8全体の意匠面81と
して違和感が生じ,外観意匠性が低下するおそれがあ
る。また,左右の外壁板9を接合する際に,両者が上下
にずれて施工されると,柄模様のずれは四方に及び,壁
面の外観意匠性を大きく低下させるおそれもある。これ
らの不具合は,上下の外壁板の接合部においても同様に
起こり得る。
【0005】一方,例えば,特開2000−12988
6号公報に開示されているような,接合部分に特殊な形
状を有する外壁板を使用して外壁施工構造を得ることに
より,上記の「直線的な接合目地部による柄模様の分
断」という問題を解決する方法もある。しかし,この方
法による場合には,外壁板の作製が複雑になり,製造コ
ストが大幅に高くなるという問題がある。
【0006】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,接合目地部が目立たず,意匠面の柄模様
が連続して表出され,かつ安価に構築することが可能な
外壁施工構造及びこれに用いる外壁板を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,意匠面に
柄模様を有する矩形状の外壁板を上下左右に接合して施
工してなる外壁施工構造であって,上記外壁板は,隣り
合う該外壁板の間に形成される接合目地部に面する辺
に,上記意匠面から後退した段部を部分的に設けてな
り,隣り合う上記外壁板に設けられた上記段部は,互い
に対向配置されていると共に,対向する該段部により,
受け凹部が,上記接合目地部をまたぐように形成されて
おり,該受け凹部には,意匠面に柄模様を有する島状柄
板が嵌入配置されており, また,上記外壁板は,上記段
部に,上記接合目地部に面する辺から反対側の辺へ向か
って切り欠かれた切欠部を設けてなり, 隣り合う上記外
壁板に設けられた上記切欠部は,それぞれ互いに対向配
置されていると共に,対向する上記切欠部により開口部
が形成されており, かつ上記島状柄板が,その後部を上
記開口部に嵌入すると共に前部を上記受け凹部に嵌入し
て配設されていることを特徴とする外壁施工構造にあ
る。
【0008】本発明において最も注目すべきことは,上
記島状柄板が,隣り合う上記外壁板の上記接合目地部を
またぐように形成された受け凹部に嵌入配置されている
こと,即ち,上記島状柄板が,上記接合目地部をまたぐ
ように配置されていることである。
【0009】次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記外壁施工構造においては,上記接合目地部をまたぐ
ように形成された上記受け凹部に,上記島状柄板を嵌入
配置してある。そのため,該島状柄板は,上記接合目地
部をまたぐように配置される。また,上記受け凹部は,
上記接合目地部に面する外壁板の辺に部分的に設けられ
た段部によって形成されている。そのため,上記受け凹
部は,上記接合目地部において部分的に形成されてい
る。
【0010】それ故,上記島状柄板は,上記接合目地部
を部分的に意匠面側から覆う。これにより,上記外壁施
工構造を意匠面側から見たとき,上記接合目地部は不連
続に見える。そのため,意匠面の柄模様が上記接合目地
部によって直線的に分断されることはなく,上記柄模様
は連続して表出される。また,上記外壁施工構造におい
ては,矩形状の外壁板を用いることができるため,該外
壁板の製作が容易であり,製造コストを安価とすること
ができる。
【0011】以上のごとく,本発明によれば,接合目地
部が目立たず,意匠面の柄模様が連続して表出され,か
つ安価に構築することが可能な外壁施工構造を提供する
ことができる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】また,上記外壁板は,上記段部に,上記接
合目地部に面する辺から反対側の辺へ向かって切り欠か
れた切欠部を設けてなり,隣り合う上記外壁板に設けら
れた上記切欠部は,それぞれ互いに対向配置されている
と共に,対向する上記切欠部により開口部が形成されて
おり,かつ上記島状柄板が,その後部を上記開口部に嵌
入すると共に前部を上記受け凹部に嵌入して配設されて
いる。 これにより,上記島状柄板を,安定して上記外壁
板の間に配設することができる。それ故,上記島状柄板
が脱落し難く,耐久性に優れた外壁施工構造を得ること
ができる。
【0016】次に,請求項に記載の発明のように,上
記外壁板と上記島状柄板との接合部分,及び上記接合目
地部には,弾性シール部材が上記外壁板及び上記島状柄
板の裏側面に密着するように配設されていることが好ま
しい。これにより,上記外壁板と島状柄板との接合部分
や,上記接合目地部からの浸水を防ぐことができる。そ
れ故,耐久性に優れた外壁施工構造を得ることができ
る。上記弾性シール部材としては,例えば,エチレンゴ
ムやEPDM(エチレン・プロピレンゴム)等からなる
ゴム発泡体,或いはポリエチレン等の合成樹脂発泡体等
がある。
【0017】次に,請求項に記載の発明のように,上
記島状柄板は,その後部の側面を,隣り合う上記外壁板
のうち一方の外壁板における上記切欠部の側壁に,接着
剤層を介して接着していることが好ましい。これによ
り,容易かつ確実に上記島状柄板を,上記外壁板の間に
配設することができる。
【0018】また,上記島状柄板は,隣り合う外壁板の
うち他方の外壁板には,接着されていないことが好まし
い。これにより,上記外壁板が伸縮した場合に,一方の
外壁板と上記島状柄板とは一緒に微小移動するが,他方
の外壁板とは独立して微小移動する。それ故,上記外壁
板が伸縮したとき,外壁板に無理な応力が働くことを防
ぐことができる。従って,一層耐久性に優れた外壁施工
構造を得ることができる。
【0019】次に,請求項に記載の発明のように,意
匠面に柄模様を有する矩形状の外壁板であって,該外壁
板は,その少なくとも一つの辺に上記意匠面から後退し
た段部を部分的に設けてなり,上記外壁板を施工したと
き,上記段部が,隣接する他の外壁板の段部と対向配置
されることにより,意匠面に柄模様を有する島状柄板を
嵌入配置するための受け凹部が,上記他の外壁板との間
の接合目地部をまたぐように形成されるよう構成してあ
り, また,上記外壁板は,上記段部に,上記一つの辺か
ら反対側の辺へ向かって切り欠かれた切欠部を設けてな
り, 上記外壁板を施工したとき,上記切欠部が,隣接す
る他の外壁板の切欠部と対向配置されることにより,意
匠面に柄模様を有する島状柄板の後部を嵌入するための
開口部が形成されるよう構成してあることを特徴とする
外壁板がある。
【0020】上記外壁板を上下左右に接合したとき,上
記接合目地部をまたぐように上記受け凹部が形成され
る。それ故,該受け凹部に上記島状柄板を嵌入配置する
ことにより,上記接合目地部を部分的に意匠面側から覆
うことができる。これにより,意匠面の柄模様が上記接
合目地部によって直線的に分断されることはなく,上記
柄模様は連続して表出される。また,上記外壁板は矩形
状であるため,製作が容易であり,製造コストを安価と
することができる。
【0021】以上のごとく,本発明によれば,接合目地
部が目立たず,意匠面の柄模様が連続して表出され,か
つ安価に構築することが可能な外壁施工構造を施工する
ことができる外壁板を提供することができる。
【0022】
【0023】また,上記外壁板は,上記段部に,上記一
つの辺から反対側の辺へ向かって切り欠かれた切欠部を
設けてなり,上記外壁板を施工したとき,上記切欠部
が,隣接する他の外壁板の切欠部と対向配置されること
により,意匠面に柄模様を有する島状柄板の後部を嵌入
するための開口部が形成されるよう構成してあるこれ
により,上記島状柄板を,安定して上記外壁板の間に配
設することができる。それ故,上記島状柄板が脱落し難
く,耐久性に優れた外壁施工構造を得ることができる。
【0024】次に,上記外壁施工構造に用いられ,意匠
面に柄模様を有する島状柄板であって,該島状柄板は,
隣り合う上記外壁板の間の接合目地部をまたぐように形
成された受け凹部に,嵌入配置することができるよう構
成されていることを特徴とする島状柄板がある。
【0025】上記島状柄板を用いることにより,上述の
ごとく,接合目地部が目立たず,意匠面の柄模様が連続
して表出され,かつ安価に構築することが可能な外壁施
工構造を施工することができる。
【0026】次に,上記島状柄板は,その裏側面に,上
記外壁板に設けた嵌合穴に嵌合させるための嵌合突起部
を設けてなることが好ましい。これにより,上記島状柄
板を上記受け凹部に確実に取付けることができる。ま
た,外観意匠性に優れた外壁施工構造を容易に施工する
ことができる。
【0027】次に,上記嵌合突起部は,その表面にゴム
被覆層を有することが好ましい。これにより,上記島状
柄板を,上記受け凹部に一層確実に取付けることができ
る。
【0028】次に,柄模様を有する意匠面を含む前部
と,上記意匠面と反対側の裏側面を含む後部とからな
り,上記前部は,少なくとも対向する二辺において,上
記後部よりも,上記意匠面に略平行な方向へ突出した突
出部を有することを特徴とする島状柄板がある。
【0029】上記島状柄板は,請求項に記載の外壁施
工構造に用いられ,隣り合う外壁板の間に形成される接
合目地部に,またがるように配設される。即ち,隣り合
う上記外壁板は,上記接合目地部に面する辺に,上記意
匠面から後退した段部を部分的に設けてなると共に,該
段部には,上記接合目地部に面する辺から反対側の辺へ
向かって切り欠かれた切欠部を設けてなる。対向する上
記段部により受け凹部が,また,対向する上記切欠部に
より開口部がそれぞれ形成される。
【0030】そして,上記島状柄板が,その後部を上記
開口部に嵌入すると共に前部を上記受け凹部に嵌入して
配設される。即ち,上記前部は,上記突出部の後面を上
記受け凹部の前面に当接し,上記突出部の側面を上記受
け凹部の側壁に当接させる。
【0031】これにより,上記島状柄板を,上記接合目
地部を部分的にまたぐように配設することができる。そ
のため,意匠面の柄模様が上記接合目地部によって直線
的に分断されることはなく,上記柄模様は連続して表出
される。また,上記外壁板は,特に複雑な形状とする必
要がないため,製作が容易であり,製造コストを安価と
することができる。
【0032】また,上記島状柄板は,上記後部を上記開
口部に嵌入し,上記前部を上記受け凹部に嵌入して配設
することができるため,安定して上記外壁板の間に配設
することができる。それ故,上記島状柄板が脱落し難
く,耐久性に優れた外壁施工構造を得ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる外壁施工構造1,及びこれ
に用いる外壁板2,島状柄板3につき,図1〜図5を用
いて説明する。図3〜図5における(A)は島状柄板3
を施工する前の状態を表し,(B)は島状柄板3を施工
した後の状態を表す。また,図3は縦断面図(図2のB
−B,C−C,図1のA−A)であり,図4は,横断面
図(図2のE−E,F−F,図1のD−D)であり,図
5は,別の横断面図(図2のH−H,I−I,図1のG
−G)である。
【0034】本例の外壁施工構造1は,図1に示すごと
く,意匠面21に柄模様を有する矩形状の外壁板2を上
下左右に接合して施工してなる。上記外壁板2は,図2
(A),図3(A),図4(A),図5(A)に示すご
とく,隣り合う該外壁板2の間に形成される接合目地部
12に面する辺に,上記意匠面21から後退した段部2
4を部分的に設けてなる。即ち,図1〜図5において
は,右側の外壁板2の左辺22と,左側の外壁板2の右
辺23とに,上記段部24を設けてある。
【0035】図2(A),図4,図5に示すごとく,隣
り合う上記外壁板2に設けられた上記段部24は,互い
に対向配置されている。そして,対向する該段部24に
より,受け凹部14が,上記接合目地部12をまたぐよ
うに形成されている。該受け凹部14には,図2(B)
に示すような意匠面31に柄模様を有する島状柄板3が
嵌入配置されている(図1,図3(B),図4(B),
図5(B))。
【0036】上記外壁板2は,図1,図2(A)に示す
ごとく,意匠面21に柄模様としての溝部211を形成
してなる窯業系の外壁板であり,成形エンボス加工と切
削加工により製造される。また,上記島状柄板3も,図
1,図2(B)に示すごとく,意匠面31に溝部311
を形成してなり,上記外壁板2と同様の製造方法により
製造される,矩形状の窯業系の板である。また,図3〜
図5に示すごとく,上記外壁板2の段部24は,上記島
状柄板3の厚み分だけ上記意匠面21から後退して形成
されている。
【0037】そして,上記外壁板2の意匠面21と上記
島状柄板3の意匠面31とは,同様の色調,質感等を有
する柄模様を形成してなる。また,図1に示すごとく,
上記島状柄板3を上記受け凹部14に嵌入配置したと
き,上記溝部211と溝部311とは一体化するよう構
成されている。
【0038】上記外壁施工構造1を施工するに当って
は,まず,上記外壁板2を上下左右に接合して,下地材
(図示略)上に配置する(図2(A),図4(A),図
5(A))。次いで,配置された左右の外壁板2の間の
接合目地部12をまたぐように部分的に形成された上記
受け凹部14に,上記島状柄板3をその意匠面31を前
面にして嵌入する(図1,図3(B),図4(B),図
5(B))。このとき,上記島状柄板3の裏側面32に
接着剤を塗布して,上記島状柄板3を上記外壁板2の段
部24に接着する。なお,上記外壁板2は,建築物にお
ける胴縁等の下地材に,留め付け金具等によって固定さ
れているが,図1〜図5においては,上記胴縁等は省略
している。
【0039】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記外壁施工構造1においては,図2に示すごとく上記接
合目地部12をまたぐように形成された上記受け凹部1
4に,上記島状柄板3を嵌入配置してある。そのため,
図1に示すごとく,該島状柄板3は,上記接合目地部1
2をまたぐように配置される。また,上記受け凹部14
は,上記接合目地部12に面する左右の外壁板2の左辺
22或いは右辺23に部分的に設けられた段部24によ
って形成されている。そのため,上記受け凹部14は,
上記接合目地部12において部分的に形成されている
(図2(A))。
【0040】それ故,上記島状柄板3は,上記接合目地
部12を部分的に意匠面21側から覆う。これにより,
図1に示すごとく,上記外壁施工構造1を意匠面21側
から見たとき,上記接合目地部12は不連続に見える。
そのため,意匠面21の柄模様が上記接合目地部12に
よって直線的に分断されることはなく,上記柄模様は連
続して表出される。また,上記外壁施工構造1において
は矩形状の外壁板2を用いることができるため,該外壁
板2の製作が容易であり,製造コストを安価とすること
ができる。
【0041】以上のごとく,本例によれば,接合目地部
が目立たず,意匠面の柄模様が連続して表出され,かつ
安価に構築することが可能な外壁施工構造及びこれに用
いる外壁板,島状柄板を提供することができる。
【0042】なお,本例の場合には,図1に示すごと
く,上下の外壁板2の間には一直線状の接合目地部12
0が形成されるが,この接合目地部120は目立たな
い。なぜならば,上記外壁施工構造1は,図1に示すご
とく,レンガを上下辺のみを揃えて上方に積み上げたよ
うな柄模様を形成してあり,外壁板2の溝部211も水
平方向に関しては一直線状に形成されているからであ
る。また,図1においては,説明の便宜上,島状柄板3
の輪郭を太く描いているが,実際には,上記島状柄板3
の輪郭が目立つことはない。後述の図6,図15,図2
3についても同様である。
【0043】実施形態例2 本例は,図6に示すごとく,外形が略十字型の島状柄板
3aを用いた外壁施工構造1aの例である。従って,上
記外壁施工構造1aに用いる外壁板2aの段部24も,
上記島状柄板3aの外形に合わせた形状としている。即
ち,隣り合う外壁板2aに設けられた対向配置される上
記段部24によって,上記島状柄板3aの外形と同様の
略十字型の外形の受け凹部14が形成されている。上記
島状柄板3aは,図6に示すごとく,上記受け凹部14
に嵌入配置されている。その他は,実施形態例1と同様
である。
【0044】本例の場合にも,接合目地部が目立たず,
意匠面の柄模様が連続して表出され,かつ安価に構築す
ることが可能な外壁施工構造及びこれに用いる外壁板,
島状柄板を提供することができる。
【0045】実施形態例3 本例は,図7に示すごとく,隣り合う2枚の外壁板2b
によって形成される接合目地部12に,2枚の島状柄板
3b,30bをまたがせて配置した外壁施工構造1bの
例である。そして,一方の島状柄板3bは,左側の外壁
板2bにより多くの面積が交叉するように配置され,他
方の島状柄板30bは,右側の外壁板2bにより多くの
面積が交叉するように配置されている。
【0046】また,外壁板2bの段部24は,上記島状
柄板3b,30bの配置や外形等に合った受け凹部14
が形成されるような形状に形成されている。その他は,
実施形態例1と同様である。なお,図7においては,外
壁板2b及び島状柄板3b,30bの意匠面21,31
に形成した溝部は,省略してある。また,図8〜図14
においても,同様に意匠面の溝部は省略してある。
【0047】本例の場合にも,接合目地部が目立たず,
意匠面の柄模様が連続して表出され,かつ安価に構築す
ることが可能な外壁施工構造及びこれに用いる外壁板,
島状柄板を提供することができる。
【0048】実施形態例4 本例は,図8に示すごとく,隣り合う2枚の外壁板2c
によって形成される接合目地部12に,3枚の島状柄板
3c,30c,300cをまたがせて配置した外壁施工
構造1cの例である。上記島状柄板3c,30c,30
0cは,それぞれ縦方向及び横方向の幅が異なってい
る。また,上記外壁板2cの段部24は上記島状柄板3
c,30c,300cの配置や外形等に合わせて,受け
凹部14が形成されるような形状に形成されている。そ
の他は,実施形態例1と同様である。
【0049】本例の場合にも,接合目地部が目立たず,
意匠面の柄模様が連続して表出され,かつ安価に構築す
ることが可能な外壁施工構造及びこれに用いる外壁板,
島状柄板を提供することができる。
【0050】実施形態例5 本例は,図9に示すごとく,実施形態例4と同様に,隣
り合う2枚の外壁板2dによって形成される接合目地部
12に,3枚の島状柄板3d,30d,300dをまた
がせて配置した外壁施工構造1dの例である。実施形態
例4と異なる点は,上記外壁板3d,30d,300d
をそれぞれ,左右の外壁板2dとの交叉量が異なるよう
に配置した点である。また,上記外壁板2dの段部24
は,上記島状柄板3d,30d,300dの配置や外形
等に合った受け凹部14が形成されるような形状に形成
されている。その他は,実施形態例1と同様である。
【0051】本例の場合にも,接合目地部が目立たず,
意匠面の柄模様が連続して表出され,かつ安価に構築す
ることが可能な外壁施工構造及びこれに用いる外壁板,
島状柄板を提供することができる。
【0052】また,実施形態例2〜5に示した以外に
も,更に,上記島状柄板の数量を変化させたり,上記島
状柄板と左右の外壁板との交叉量を変化させたりするこ
とにより,様々な柄模様に応じて,より自然な意匠面を
有する外壁施工構造を得ることができる。
【0053】実施形態例6 本例は,図10,図11に示すごとく,外壁板2e及び
島状柄板3e,30e,300eの意匠面21,31に
起伏を有する外壁施工構造1eの例である。図11
(A),(B),(C)はそれぞれ,図10のJ−J線
矢視断面図,K−K線矢視断面図,L−L線矢視断面図
である。
【0054】図11(A),(B),(C)に示すごと
く,上記外壁施工構造1eにおいては,上記外壁板2e
の意匠面21の起伏と,上記島状柄板3e,30e,3
00eの意匠面31の起伏は連続して形成されている。
その他は,実施形態例1と同様である。
【0055】これにより,上記外壁板2の間の接合目地
部12が目立たず,また,上記島状柄板3e,30e,
300eの意匠面31が違和感なく外壁板2eの意匠面
21と融合する。本例の場合には,意匠面に起伏を設け
た外壁施工構造においても,接合目地部が目立たず,意
匠面の柄模様が連続して表出され,かつ安価に構築する
ことが可能な外壁施工構造及びこれに用いる外壁板,島
状柄板を提供することができる。
【0056】実施形態例7 本例は,図12〜図14に示すごとく,島状柄板3fに
嵌合突起部37を設け,外壁板2fに嵌合穴241を設
けた外壁施工構造1fの例である。即ち,図13
(A),図14(A)に示すごとく,島状柄板3fの裏
側面32には,上記嵌合突起部37を4個設けてある。
一方,図14(B)に示すごとく,左右の外壁板2fに
おける段部24には,上記嵌合突起部37を嵌合させる
ための嵌合穴241を2個ずつ設けてある。
【0057】上記嵌合突起部37は,図13(B)に示
すごとく,円柱状に形成されており,その周面には合成
ゴムからなるゴム被覆層371が形成されている。図1
2に示すごとく,上記島状柄板3fは,上記嵌合突起部
37を上記外壁板2fの上記嵌合穴241に嵌合させて
上記受け凹部14に嵌入配置してある。
【0058】また,図12に示すごとく,上記外壁板2
fは,留め付け金具42を用いて建築物の下地材である
胴縁41に固定してある。また,上記外壁板2fの接合
目地部12における裏側面26には,ゴム被覆した目地
部材43が当接させてあり,該目地部材43の裏側面に
配設された弾性材431は,上記胴縁41に密着してい
る。
【0059】上記島状柄板3fを上記受け凹部14に嵌
入するに当っては,上記島状柄板3fの裏側面32に接
着剤44を塗布し,上記嵌合突起部37を,上記外壁板
2fの嵌合穴241に嵌合させると共に,上記島状柄板
3fを上記受け凹部14に圧着する。その他は,実施形
態例1と同様である。
【0060】これにより,上記島状柄板3fを上記受け
凹部14に確実に取付けることができる。また,上記嵌
合突起部37を上記嵌合穴241に嵌合させることによ
り,正確な位置に上記島状柄板3fを配設することがで
きる。そのため,外観意匠性に優れ,施工容易な外壁施
工構造を得ることができる。
【0061】また,上記嵌合突起部37は,その周面に
ゴム被覆層371を有するため,上記島状柄板3fを,
上記受け凹部14に一層確実に取付けることができる。
また,上記外壁板2fの接合目地部12における裏側面
26には,上記目地部材43が当接させてあり,該目地
部材43の裏側面に配設された弾性材431は,上記胴
縁41に密着している。そのため,上記接合目地部12
から外壁施工構造1fの内部への浸水を確実に防止する
ことができる。その他は,実施形態例1と同様の作用効
果を有する。
【0062】実施形態例8 本例は,図15〜図22に示すごとく,左右の外壁板2
0にわたって形成される受け凹部14に開口部15を設
け,島状柄板3gが,その後部35を上記開口部15に
嵌入すると共に前部34を上記受け凹部14に嵌入して
配設された外壁施工構造10の例である。
【0063】なお,図15〜図21においては,下地材
である胴縁41,留め付け金具42,弾性シール部材4
6等(図22参照)は省略してある。また,図18
(A),(B),図21は,外壁施工構造10等の水平
断面図である。また,図19(A),(B)は,外壁施
工構造10の縦断面図である。本例においては,図16
(A),図17(A)に示すごとく,上記外壁板20の
段部24に,接合目地部12に面する辺から反対側の辺
へ向かって切り欠かれた切欠部25を設けてある。
【0064】図16(A),図18に示すごとく,隣り
合う上記外壁板20a,20bに設けられた上記段部2
4及び上記切欠部25は,それぞれ互いに対向配置され
ている。対向する上記段部24により受け凹部14が,
また,対向する上記切欠部25により開口部15がそれ
ぞれ形成されている。そして,図15,図18,図19
に示すごとく,意匠面31に柄模様を有する島状柄板3
gが,その後部35を上記開口部15に嵌入すると共に
前部34を上記受け凹部14に嵌入して配設されてい
る。
【0065】上記島状柄板3gは,図17(B)に示す
ごとく,上記意匠面31を含む前部34と,上記意匠面
31と反対側の裏側面36を含む後部35とからなる。
上記前部34は,対向する左右の二辺において,上記後
部35よりも,上記意匠面31に略平行な方向へ突出し
た突出部341を有する。そして,図18に示すごと
く,上記島状柄板3gの突出部341は,上記外壁板2
0の段部24の前面242に,即ち上記受け凹部14に
配置される。
【0066】また,図18に示すごとく,上記島状柄板
3gは,その後部35の側面351を,左側の外壁板2
0aにおける上記切欠部25の側壁251に,接着剤層
16を介して接着している。ただし,上記島状柄板3g
の後部35の他方の側壁351は,右側の外壁板20b
における上記切欠部25の側壁251には接着されてい
ない。また,図18,図19に示すごとく,上記外壁板
20と上記島状柄板3gとは,その意匠面21と意匠面
31とが略同一平面となり,かつ裏側面26と裏側面3
6とが略同一平面となるように配設してある。
【0067】また,図22に示すごとく,上記外壁板2
0と上記島状柄板3gとの接合部分13,及び上記接合
目地部12(図15)には,弾性シール部材46が,漏
水防止のために,上記外壁板20及び上記島状柄板3g
の裏側面26,36に密着するように配設されている。
即ち,上記外壁板20は,留め付け金具42を用いて下
地材である胴縁41に固定してある。該胴縁41には,
上記弾性シール部材46が接着剤45によって接着され
ている。そして,上記島状柄板3gの後部35と上記外
壁板20との接合部分13,及び上記接合目地部12
に,裏側面26,36から上記弾性シール部材46が押
圧されて密着している。なお,図22は,上記島状柄板
3gと外壁板20との接合部分13に,弾性シール部材
46が密着している状態を表している。また,上記弾性
シール部材46は,EPDM(エチレン・プロピレンゴ
ム)等からなるゴム発泡体である。
【0068】上記外壁施工構造10を施工するに当って
は,図20(A),(B),図21(A),(B)に示
すごとく,下地材41(図22参照)に配置された左側
の外壁板20aに,右方から上記島状柄板3gを接合す
る。即ち,上記外壁板20aの段部24に上記島状柄板
3gの前部34を嵌入し,上記外壁板20aの切欠部2
5に上記島状柄板3gの後部35を嵌入する。
【0069】また,図17(B),図21(A)に示す
ごとく,上記島状柄板3gの後部35の左側の側面35
1には,接着剤層16を設けてある。これにより,上記
島状柄板3gを左側の外壁板20aに接合したとき,図
21(B)に示すごとく,該接着剤層16が,上記切欠
部25の側壁251との間に介在される。そして,上記
島状柄板3gと左側の外壁板20aは,略一体化され
る。
【0070】次いで,図20(B),図15,図21
(B),(C)に示すごとく,右側の外壁板20bを,
右方からスライドさせるようにして,上記島状柄板3g
を挟んで,左側の外壁板20aに突き合わせ接合する。
ただし,右側の外壁板20bは,左側の外壁板20a及
び島状柄板3gと接着させない。これは,施工状態にお
いて,外壁板20の伸長収縮を吸収するためである。そ
の他は,実施形態例1と同様である。
【0071】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記外壁施工構造10においては,図15,図18に示す
ごとく,上記島状柄板3gが,その後部35を上記開口
部15に嵌入すると共に前部34を上記受け凹部14に
嵌入して配設されている。そして,図16(A)に示す
ごとく,上記受け凹部14及び開口部15は,隣り合う
左右の外壁板20a,20bの接合目地部12に面する
右辺23及び左辺22に形成された,段部24及び切欠
部25により形成されている。そのため,上記受け凹部
14及び開口部15は,上記接合目地部12をまたぐよ
うに形成されている。
【0072】それ故,図15に示すごとく,上記島状柄
板3gは,上記接合目地部12を部分的にまたぐように
配置される。これにより,実施形態例1の場合と同様
に,上記意匠面21の柄模様は連続して表出される。
【0073】また,上記外壁施工構造10においては,
従来よりある矩形状の外壁板20に部分的に上記段部2
4と切欠部25を設けた外壁板を用いることができるた
め,該外壁板20の製作が容易であり,製造コストを安
価とすることができる。また,上記島状柄板3gは,図
18に示すごとく,上記後部35を上記開口部15に嵌
入し,上記前部34を上記受け凹部14に嵌入して配設
されるため,安定して上記外壁板20の間に配設するこ
とができる。それ故,上記島状柄板3gが脱落し難く,
耐久性に優れた外壁施工構造10を得ることができる。
【0074】また,図18に示すごとく,上記島状柄板
3gは,その後部35の左側の側面351を,左側の外
壁板20aにおける上記切欠部25の側壁251に,接
着剤層16を介して接着している。これにより,容易か
つ確実に上記島状柄板3gを,上記外壁板20の間に配
設することができる。
【0075】また,上記島状柄板3gは,右側の外壁板
20bには,接着されていない。そのため,上記外壁板
20が伸縮した場合に,左側の外壁板20aと上記島状
柄板3gとは一緒に微小移動するが,右側の外壁板20
bとは独立して微小移動する。それ故,上記外壁板20
が伸縮したとき,外壁板20に無理な応力が働くことを
防ぐことができる。従って,一層耐久性に優れた外壁施
工構造10を得ることができる。
【0076】また,図22に示すごとく,上記外壁板2
0と上記島状柄板3gとの接合部分13,及び上記接合
目地部12には,弾性シール部材46が,裏側面26,
36に配設されている。そのため,上記外壁板20と島
状柄板3gとの接合部分13や,上記接合目地部12か
らの浸水を防ぐことができる。それ故,耐久性に優れた
外壁施工構造10を得ることができる。その他,実施形
態例1と同様の作用効果を有する。
【0077】実施形態例9 本例は,図23に示すごとく,前部34の外形が略十字
型で,後部35の外形が矩形である島状柄板3hを用い
た外壁施工構造10hの例である。即ち,上記島状柄板
3hは,実施形態例8に示した島状柄板3gの前部34
の外形を略十字形状としたものである。
【0078】従って,上記外壁施工構造10hに用いる
外壁板20hの段部24も,上記島状柄板3hの前部3
4の外形に合わせた形状としている。即ち,隣り合う外
壁板20hに設けられた上記段部24によって,上記島
状柄板3hの外形と同様の略十字型の外形を有する受け
凹部14が形成されている。
【0079】上記島状柄板3hの前部34は,図23に
示すごとく,上記受け凹部14に嵌入配置されている。
また,上記島状柄板3hの後部35は,実施形態例8と
同様に矩形状であり,矩形状の開口部15に嵌入配置さ
れる。その他は,実施形態例8と同様である。
【0080】本例の場合にも,接合目地部が目立たず,
意匠面の柄模様が連続して表出され,かつ安価な外壁施
工構造及びこれに用いる外壁板,島状柄板を提供するこ
とができる。
【0081】実施形態例10 本例は,図24,図25に示すごとく,隣り合う2枚の
外壁板20iによって形成される接合目地部12に,形
状がそれぞれ異なる3枚の島状柄板3i,30i,30
0iをまたがせて配置した外壁施工構造10iの例であ
る。図25(A),(B),(C)はそれぞれ,図24
のQ−Q線矢視断面図,R−R線矢視断面図,S−S線
矢視断面図である。また,図24においては,外壁板2
0i及び島状柄板3i,30i,300iに形成した溝
部は省略してある。
【0082】上記島状柄板3i,30i,300iは,
左右の外壁板20iとの交叉量が,それぞれ異なるよう
に配置されている。即ち,図25(A),(B),
(C)に示すごとく,上記島状柄板3i,30i,30
0iは,前部34における突出部341の突出量が異な
る。また,縦方向の幅も異なる。また,図24,図25
(A),(B),(C)に示すごとく,各島状柄板3
i,30i,300iにおいても,左右の突出部341
の突出量が異なる。
【0083】また,上記外壁板20iの段部24及び切
欠部25は,それぞれが対向配置された際に,上記島状
柄板3i,30i,300iの配置や外形等に合った受
け凹部14及び開口部15が形成されるような形状に形
成されている。その他は,実施形態例8と同様である。
【0084】本例の場合にも,接合目地部が目立たず,
意匠面の柄模様が連続して表出され,かつ安価な外壁施
工構造及びこれに用いる外壁板,島状柄板を提供するこ
とができる。
【0085】実施形態例11 本例は,図26に示すごとく,外壁板20j及び島状柄
板3jに起伏を有する外壁施工構造10jの例である。
図26に示すごとく,上記外壁施工構造10jにおいて
は,上記外壁板20jの意匠面21の起伏と,上記島状
柄板3jの意匠面31の起伏は連続して形成されてい
る。その他は,実施形態例8と同様である。
【0086】これにより,上記外壁板20jの間の接合
目地部12が目立たず,また,上記島状柄板3jの意匠
面31が違和感なく外壁板20jの意匠面21と融合す
る。本例の場合には,意匠面に起伏を設けた外壁施工構
造においても,接合目地部が目立たず,意匠面の柄模様
が連続して表出され,かつ安価な外壁施工構造及びこれ
に用いる外壁板,島状柄板を提供することができる。
【0087】また,実施形態例1〜11に示した以外に
も,更に,上記島状柄板の形状や数量を変化させたり,
上記島状柄板と左右の外壁板との交叉量を変化させた
り,或いは各実施形態例を組合せたりすることにより,
様々な柄模様に応じて,より自然な意匠面を有する外壁
施工構造を得ることができる。また,上下の外壁板の接
合目地部をまたぐように,島状柄板を配設することもで
きる。また,実施形態例8〜11において,島状柄板
は,四方に突出部を設けてもよい。これらの場合にも,
同様の作用効果を得ることができる。
【0088】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,接合目
地部が目立たず,意匠面の柄模様が連続して表出され,
かつ安価に構築することが可能な外壁施工構造及びこれ
に用いる外壁板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,外壁施工構造の正面
図。
【図2】実施形態例1における,(A)外壁板の正面
図,(B)島状柄板の正面図。
【図3】(A)図2(A)のB−B線矢視断面相当の外
壁板と図2(B)のC−C線矢視断面相当の島状柄板の
断面図,(B)図1のA−A線矢視断面図。
【図4】(A)図2(A)のE−E線矢視断面相当の外
壁板と図2(B)のF−F線矢視断面相当の島状柄板の
断面図,(B)図1のD−D線矢視断面図。
【図5】(A)図2(A)のH−H線矢視断面相当の外
壁板と図2(B)のI−I線矢視断面相当の島状柄板の
断面図,(B)図1のG−G線矢視断面図。
【図6】実施形態例2における,外壁施工構造の正面
図。
【図7】実施形態例3における,外壁施工構造の正面
図。
【図8】実施形態例4における,外壁施工構造の正面
図。
【図9】実施形態例5における,外壁施工構造の正面
図。
【図10】実施形態例6における,外壁施工構造の正面
図。
【図11】図10の(A)J−J線矢視断面図,(B)
K−K線矢視断面図,(C)L−L線矢視断面図。
【図12】実施形態例7における,外壁施工構造の横断
面図。
【図13】実施形態例7における,(A)島状柄板の裏
面図,(B)嵌合突起部の斜視図。
【図14】実施形態例7における,(A)島状柄板の正
面図,(B)外壁板の正面図。
【図15】実施形態例8における,外壁施工構造の正面
図。
【図16】実施形態例8における,(A)外壁板の正面
図,(B)島状柄板の正面図。
【図17】実施形態例8における,(A)外壁板の斜視
図,(B)島状柄板の斜視図。
【図18】(A)図15のM−M線矢視断面図,(B)
図15のN−N線矢視断面図。
【図19】(A)図15のO−O線矢視断面図,(B)
図15のP−P線矢視断面図。
【図20】実施形態例8における,外壁施工構造の施工
方法の正面説明図。
【図21】実施形態例8における,外壁施工構造の施工
方法の断面説明図。
【図22】実施形態例8における,弾性シール部材の配
設状態を表す外壁施工構造の断面図。
【図23】実施形態例9における,外壁施工構造の正面
図。
【図24】実施形態例10における,外壁施工構造の正
面図。
【図25】図24の(A)Q−Q線矢視断面図,(B)
R−R線矢視断面図,(C)S−S線矢視断面図。
【図26】実施形態例11における,外壁施工構造の断
面図。
【図27】従来例における,外壁施工構造の正面図。
【符号の説明】
1...外壁施工構造, 12...接合目地部, 14...受け凹部, 2...外壁板, 21...意匠面, 24...段部, 3...島状柄板, 31...意匠面,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 意匠面に柄模様を有する矩形状の外壁板
    を上下左右に接合して施工してなる外壁施工構造であっ
    て, 上記外壁板は,隣り合う該外壁板の間に形成される接合
    目地部に面する辺に,上記意匠面から後退した段部を部
    分的に設けてなり, 隣り合う上記外壁板に設けられた上記段部は,互いに対
    向配置されていると共に,対向する該段部により,受け
    凹部が,上記接合目地部をまたぐように形成されてお
    り, 該受け凹部には,意匠面に柄模様を有する島状柄板が嵌
    入配置されており, また,上記外壁板は,上記段部に,上記接合目地部に面
    する辺から反対側の辺へ向かって切り欠かれた切欠部を
    設けてなり, 隣り合う上記外壁板に設けられた上記切欠部は,それぞ
    れ互いに対向配置されていると共に,対向する上記切欠
    部により開口部が形成されており, かつ上記島状柄板が,その後部を上記開口部に嵌入する
    と共に前部を上記受け凹部に嵌入して配設されて いるこ
    とを特徴とする外壁施工構造。
  2. 【請求項2】 請求項において,上記外壁板と上記島
    状柄板との接合部分,及び上記接合目地部には,弾性シ
    ール部材が上記外壁板及び上記島状柄板の裏側面に密着
    するように配設されていることを特徴とする外壁施工構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記島状柄板
    は,その後部の側面を,隣り合う上記外壁板のうち一方
    の外壁板における上記切欠部の側壁に,接着剤層を介し
    て接着していることを特徴とする外壁施工構造。
  4. 【請求項4】 意匠面に柄模様を有する矩形状の外壁板
    であって, 該外壁板は,その少なくとも一つの辺に上記意匠面から
    後退した段部を部分的に設けてなり, 上記外壁板を施工したとき,上記段部が,隣接する他の
    外壁板の段部と対向配置されることにより,意匠面に柄
    模様を有する島状柄板を嵌入配置するための受け凹部
    が,上記他の外壁板との間の接合目地部をまたぐように
    形成されるよう構成してあり, また,上記外壁板は,上記段部に,上記一つの辺から反
    対側の辺へ向かって切 り欠かれた切欠部を設けてなり, 上記外壁板を施工したとき,上記切欠部が,隣接する他
    の外壁板の切欠部と対向配置されることにより,意匠面
    に柄模様を有する島状柄板の後部を嵌入するための開口
    部が形成されるよう構成してある ことを特徴とする外壁
    板。
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