JP3446729B2 - 液晶画像表示装置とその検査方法及びその製造方法 - Google Patents

液晶画像表示装置とその検査方法及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示機能を有す
る液晶パネル、とりわけ画素毎にスイッチング素子を有
するアクティブ型の液晶画像表示装置(パネル)の電気
検査に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の微細加工技術、液晶材料技術およ
び実装技術等の進歩により5〜50cm対角の液晶パネ
ルで実用上支障の無いテレビジョン画像や各種の画像表
示が商用ベースで提供されている。また、液晶パネルを
構成する2枚のガラス基板の一方にRGBの着色層を形
成しておくことにより、カラー表示も容易に実現してい
る。特にスイッチング素子を絵素毎に内蔵させた、いわ
ゆるアクティブ型の液晶パネルでは、クロストークも少
なくかつ高速応答で高いコントラスト比を有する画像が
保証されている。
【0003】これらの液晶パネルは、走査線としては10
0〜1200本、信号線としては200〜1600本程度のマトリク
ス編成が一般的であるが、最近は表示容量の増大に対応
して大画面化と高精細化が同時に進行している。
【0004】図5は液晶パネルへの実装状態を示し、液
晶パネル1を構成する一方の透明絶縁基板、例えばガラ
ス基板2上に形成された走査線の端子電極群6に駆動信
号を供給する半導体集積回路チップ3を直接、接続する
COG(Chip-On-Glass)方式や、例えば0.1mm厚程度の
ポリイミド系樹脂薄膜をベースとし、金メッキあるいは
半田メッキされた銅箔の端子(図示せず)を有するTC
Pフィルム4を信号線の端子電極群5に導電性媒体を含
む適当な接着剤で圧接して固定するTCP(Tape-Carri
er-Package)方式などの実装手段によって、電気信号が
画像表示部に供給される。ここでは便宜上二つの実装方
式を同時に図示しているが、実際には何れかの方式が適
宜選択されることは言うまでもない。7、8は液晶パネ
ル1の画像表示部と信号線および走査線の端子電極群
5,6との間を接続する配線路で、必ずしも端子電極群
5,6と同一の導電材で構成される必要はない。9は全
ての液晶セルに共通の透明導電性の対向電極を有するも
う1枚の透明絶縁基板である。
【0005】図6は液晶パネルの画像表示部の要部断面
図を示し、液晶パネル1を構成する2枚のガラス基板
2,9は樹脂性のファイバやビーズ等のスペーサ材(図
示せず)によって数μm程度の所定の距離を隔てて形成
され、その間隙(ギャップ)はガラス基板9の周縁部に
おいて有機性樹脂よりなるシール材と封口材(何れも図
示せず)とで封止された閉空間になっており、この閉空
間に液晶17が充填されている。
【0006】カラー表示を実現する場合には、ガラス基
板9の閉空間側に着色層18と称する染料または顔料の
いずれか一方もしくは両方を含む厚さ1〜2μm程度の
有機樹脂薄膜が被着されて色表示機能が与えられるの
で、その場合にはガラス基板9は別名カラーフィルタ
(Color Filter 略語はCF)と呼称される。そして
液晶材料17の性質によってはガラス基板9の上面また
はガラス基板2の下面の何れかもしくは両面上に偏光板
19が貼付され、液晶パネル1は電気光学素子として機
能する。現在、市販されている大部分の液晶パネルでは
液晶材料にTN(ツイスト・ネマチック)系の物を用い
ており、偏光板19は通常2枚必要である。図示はしな
いが、透過型液晶パネルでは光源として裏面光源が配置
され、下方より白色光が照射される。
【0007】液晶17に接して2枚のガラス基板2,9
上に形成された例えば厚さ0.1μm程度のポリイミド系樹
脂薄膜20は液晶分子を決められた方向に配向させるた
めの配向膜である。21は絶縁ゲート型トランジスタ1
0のドレインと透明導電性の絵素電極22とを接続する
ドレイン電極(配線)であり、信号線(ソース線)12
と同時に形成されることが多い。信号線12とドレイン
電極21との間に位置するのは半導体層23である。カ
ラーフィルタ9上で隣り合った着色層18の境界に形成
された厚さ0.1μm程度のCr薄膜層24は、半導体層2
3と走査線11及び信号線12に外部光が入射するのを
防止するための光遮蔽で、いわゆるブラックマトリクス
(Black Matrix 略語はBM)として定着化した技術
である。
【0008】図7はスイッチング素子として絶縁ゲート
型トランジスタ10を絵素毎に配置したアクティブ型液
晶パネルの等価回路図を示し、11(図5では8)は走
査線、12(図5では7)は信号線、13は液晶セルで
あって、液晶セル13は電気的には容量素子として扱わ
れる。実線で描かれた素子類は液晶パネルを構成する一
方のガラス基板2上に形成され、点線で描かれた全ての
液晶セル13に共通な透明導電性の対向電極14はもう
一方のガラス基板9上に形成されている。絶縁ゲート型
トランジスタ10のOFF抵抗あるいは液晶セル13の抵
抗が低い場合や表示画像の階調性を重視する場合には、
負荷としての液晶セル13の時定数を大きくするための
補助の蓄積容量15を液晶セル13に並列に加える等の
回路的工夫が加味される。なお50は蓄積容量線16の
共通母線であり、蓄積容量線16は走査線11と同様に
信号線12と交差することが分かる。
【0009】蓄積容量15の構成に関しては小型の液晶
パネルで開口率を高めて消費電力を低減するために、図
8に示したように蓄積容量15を前段の走査線11と当
該の液晶セルとの間に配置することも多い。蓄積容量1
5の構成要素である絶縁層には、スイッチング素子であ
る絶縁ゲート型トランジスタのゲート絶縁層をそのまま
転用したり、ゲート絶縁層と別の絶縁層とを積層させた
り、あるいはゲート絶縁層とは全く別の絶縁層を用いる
ことも可能である。同じく、等価回路図からも分かるよ
うに、蓄積容量15は絶縁ゲート型トランジスタ10の
ドレイン電極21と蓄積容量線16が絶縁層を介して構
成されるので、一方の電極はドレイン電極21または絵
素電極22の何れを選んでも構成することができるが、
ここでは詳細な説明は省略する。
【0010】ここで広視野角の表示が可能な液晶パネル
の中でIPS(In-Plain-Switching)方式の液晶パネル
について説明する。図9はIPS型液晶パネルの画像表
示部の要部断面図を示し、図6に示した従来のものとの
差違は、液晶セルが所定の距離を隔てて形成された導電
性の対向電極30と絵素電極31(21)と液晶17と
で構成され、液晶17は対向電極30と絵素電極31と
の間に働く横方向の電界でスイッチングされる点にあ
る。したがってカラーフィルタ9上に透明導電性の対向
電極14は不要であり、また同様にアクティブ基板2上
にも透明導電性の絵素電極22は不要となる。すなわ
ち、デバイスの簡素化とアクティブ基板2の製造工程の
削減も同時になされている。
【0011】IPS方式の液晶パネルの等価回路図は上
述したようにカラーフィルタ9上に透明導電性の対向電
極14が不要なことから全ての素子がアクティブ基板2
上に形成されることになり、蓄積容量15を液晶セル1
3に並列に加えた場合には図10で示され、40は蓄積
容量線も兼ねる対向電極30の共通母線である。また蓄
積容量15を前段の走査線11との間に配置した場合に
は図11で示され、40は対向電極30の共通母線であ
る。何れの配置を選択しても対向電極30は走査線11
と同様に信号線12と交差することが分かる。
【0012】アクティブ型の液晶パネルは、アクティブ
基板の製造工程と、アクティブ基板とカラーフィルタと
を貼り合わせて液晶パネル化するセル工程と、液晶パネ
ルへの実装工程と、モジュール工程と大別して四つの製
造工程で作製される。アレイ(アクティブ基板)工程の
終了後には、電気的な検査によりアクティブ基板上の走
査線や信号線の断線や短絡と、スイッチング素子として
のTFT(Thin-Film-Transistor)の特性検査と、補助
容量に書き込まれた信号の保持特性等がチェックされ
る。断線や点欠陥等の部分的な欠陥に対しては各種の救
済策が実施されており、決められた基準内の個数であれ
ば、それは良品扱いされてパネル(セル)組立工程に送
付される。この電気的な検査を実施するためには、当然
全ての単位画素を電気的にアドレスする必要があり、一
般的には全ての端子電極に電気信号を与えている。
【0013】パネル組立工程ではアクティブ基板が保有
する原因外の不良を検知するために、完成した液晶パネ
ルに画像信号を供給して画像検査を行うのが一般的であ
る。アクティブ基板が良品であっても、ギャップ斑、配
向斑、異物混入等の部分的な異常に伴なう表示斑がセル
工程の主たる不良として発生する。もちろん、画像検査
のためには走査線には走査信号が、また信号線には映像
信号が供給されるが、この場合にも全ての端子電極に電
気信号を与えると精度の高い画像検査が可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】走査線と信号線の全て
の端子電極に電気信号を与える電気検査から走査線と信
号線との間の短絡を検知することはその発生個所の同定
も含めて容易である。しかしながら蓄積容量線が信号線
と交差する液晶画像表示装置においては、信号線と蓄積
容量線との間の短絡は検知することはできてもその発生
個所を精密に同定できない課題がある。特にIPS方式
の液晶パネルにおいては図10、図11に示したように
蓄積容量線も兼ねる対向電極30が信号線12と交差す
ることは避けられないので、対向電極30と信号線12
との間で短絡が発生した場合には液晶パネル化してから
でないと短絡個所が分からず、アクティブ基板の状態で
レーザを用いた切断処理が実施できなかった。
【0015】その理由は、図示はしないが蓄積容量線1
6または対向電極30が走査線11と概ね平行する一本
ずつ独立したパターンでありながら、最終的には全て並
列に接続されている必要性からアクティブ基板2として
完成した時点では既に全て並列に接続されているためで
ある。アクティブ基板として完成した時点で、蓄積容量
線または対向電極が走査線と同様に独立して端子電極を
与えられていれば蓄積容量線または対向電極と信号線と
の間の短絡も容易に検知できるのであるが、蓄積容量線
または対向電極の独立した端子電極を簡易的に並列接続
する手段が無いために、現状では蓄積容量線または対向
電極はアクティブ基板として完成した時点で全て並列に
接続されている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる現状に鑑
みなされたもので、アクティブ基板上の蓄積容量線また
は対向電極と信号線との間の短絡個所を精密に同定する
ことを目的とする。その具体的な実現手段は、蓄積容量
線(対向電極)を並列に接続する配線路を画像表示部の
両側に形成し、配線路の両端に接続された蓄積容量線
(対向電極)の外部への接続端子に電流を印し、配線
路の両端に接続された電圧測定端子から配線路の電位差
を測定し、かつ特定の信号線の電位を測定することによ
ってなされる。
【0017】請求項1に記載の液晶画像表示装置は、一
主面上に複数本の走査線、少なくとも1層以上の絶
縁層を介して前記走査線と概ね直交する複数の信号線
、前記走査線と前記信号線との交点毎に少なくとも
けられた絶縁ゲート型トランジスタ及び前記絶縁ゲート
型トランジスタのドレイン電極に接続された絵素電極
、前記走査線と概ね平行し前記絵素電極またはドレイ
ン電極と前記または別の絶縁層を介して蓄積容量を構成
する蓄積容量線と、を有する第1の透明絶縁基板と
記第1の透明絶縁基板と対向し一主面上に透明導電性の
対向電極を有する第2の透明絶縁基板またはカラーフィ
ルタと、前記第1の透明絶縁基板と前記第2の透明絶縁
基板またはカラーフィルタとの間に充填された液晶と
を備えた液晶画像表示装置であって、前記蓄積容量線を
並列に接続する第1の配線路が画像表示部の両側に形成
され、前記第1の配線路の両端に、前記蓄積容量線
に接続する一対の接続端子及び一対の電圧測定端子が
接続されていることを特徴とする。
【0018】この構成により、通常のTN型の液晶画像
表示装置において蓄積容量線と信号線との間の短絡個所
を精密に同定することが可能となる。
【0019】請求項2に記載の液晶画像表示装置は、画
像表示部内に蓄積容量線を並列に接続する第2の配線路
が少なくとも一本以上形成されていることを特徴とす
る。この構成により、通常のTN型の液晶画像表示装置
において蓄積容量線の等価的な抵抗値を下げることがで
きて、画質が向上する。あるいは大画面化にあたり画質
の均一性が確保される。
【0020】請求項3は請求項1に記載の液晶画像表示
装置の検査方法であって、一主面上に複数本の走査線
、少なくとも一層以上の絶縁層を介して前記走査線と
概ね直交する複数の信号線、前記走査線と前記信号線
との交点毎に少なくとも設けられた絶縁ゲート型トラン
ジスタ及び前記絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電
極に接続された絵素電極と、前記走査線と概ね平行し前
記絵素電極またはドレイン電極と前記または別の絶縁層
を介して蓄積容量を構成する蓄積容量線画像表示部
の両側に形成され、前記蓄積容量線を並列に接続する配
線路と、を有する透明絶縁基板を備える液晶画像表示装
置の検査方法であって、前記配線路の両端に接続され
前記蓄積容量線外部に接続する一対の接続端子に電流
を印し、前記配線路の両端に接続された一対の電圧測
定端子から前記配線路の電位差を測定し、特定の信号線
の電位を測定することにより特定の信号線と蓄積容量線
との短絡位置を検出することを特徴とする。
【0021】請求項4は請求項1に記載の液晶画像表示
装置の製造方法であって、一主面上、複数本の走査線
、少なくとも一層以上の絶縁層を介して前記走査線と
概ね直交する複数の信号線、前記走査線と前記信号線
との交点毎に少なくとも設けられた絶縁ゲート型トラン
ジスタ及び前記絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電
極に接続された絵素電極、前記走査線と概ね平行し前
記絵素電極またはドレイン電極と前記または別の絶縁層
を介して蓄積容量を構成する蓄積容量線画像表示部
の両側に形成され、前記蓄積容量線を並列に接続する配
線路、前記配線路の両端に接続され、前記蓄積容量線
外部に接続する一対の接続端子及び一対の電圧測定端
子と、を有する透明絶縁基板を備える液晶画像表示装置
の製造方法であって、前記信号線と前記蓄積容量線との
短絡個所で前記蓄積容量線をレーザで切断してからパネ
ル組立工程で液晶パネル化することを特徴とする。
【0022】この構成により、通常のTN型の液晶画像
表示装置において信号線と蓄積容量線との間で生じた短
絡を無欠陥に転換せしめて良品復帰させることが容易と
なる。
【0023】請求項5に記載の液晶画像表示装置は、一
主面上に複数本の走査線、少なくとも1層以上の絶
縁層を介して前記走査線と概ね直交する複数の信号線
、前記走査線と前記信号線との交点毎に少なくとも
けられた絶縁ゲート型トランジスタ及び前記絶縁ゲート
型トランジスタのドレイン電極に接続された絵素電極
、前記絵素電極とは所定の距離を隔てて形成された対
向電極とを有する第1の透明絶縁基板と、前記第1の
透明絶縁基板と対向する第2の透明絶縁基板またはカラ
ーフィルタと、前記第1の透明絶縁基板と前記第2の透
明絶縁基板またはカラーフィルタとの間に充填された液
晶と、を備えた液晶画像表示装置であって、前記対向電
極を並列に接続する第1の配線路が画像表示部の両側に
形成され、前記第1の配線路の両端に、前記対向電極
外部に接続する一対の接続端子及び一対の電圧測定端
接続されていることを特徴とする。
【0024】この構成により、IPS型の液晶画像表示
装置において対向電極と信号線との間の短絡個所を精密
に同定することが可能となる。
【0025】請求項6に記載の液晶画像表示装置は、画
像表示部内に対向電極を並列に接続する第2の配線路が
少なくとも一本以上形成されていることを特徴とする。
この構成により、IPS型の液晶画像表示装置において
対向電極の等価的な抵抗値を下げることができて、画質
が向上する。あるいは大画面化にあたり画質の均一性が
確保される。
【0026】請求項7は請求項5に記載の液晶画像表示
装置の検査方法であって、一主面上に複数本の走査線
、少なくとも一層以上の絶縁層を介して前記走査線と
概ね直交する複数の信号線、前記走査線と前記信号線
との交点毎に少なくとも設けられた絶縁ゲート型トラン
ジスタ及び前記絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電
極に接続された絵素電極、前記絵素電極とは所定の距
離を隔てて形成された対向電極画像表示部の両側に
形成された前記対向電極を並列に接続する配線路と、を
有する透明絶縁基板を備える液晶画像表示装置の検査方
法であって、前記配線路の両端に接続され、前記対向電
外部に接続する一対の接続端子に電流を印し、前
配線路の両端に接続された一対の電圧測定端子から前
記配線路の電位差を測定し、特定の信号線の電位を測定
することにより特定の信号線と対向電極との短絡位置を
検出することを特徴とする。
【0027】請求項8は請求項5に記載の液晶画像表示
装置の製造方法であって、一主面上に複数本の走査線
、少なくとも一層以上の絶縁層を介して前記走査線と
概ね直交する複数の信号線、前記走査線と前記信号線
との交点毎に少なくとも設けられた絶縁ゲート型トラン
ジスタ及び前記絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電
極に接続された絵素電極と、前記絵素電極とは所定の距
離を隔てて形成された対向電極画像表示部の両側に
形成され、前記対向電極を並列に接続する配線路、前
記配線路の両端に接続され、前記対向電極外部に接続
する一対の接続端子及び一対の電圧測定端子と、を有す
透明絶縁基板を備える液晶画像表示装置の製造方法で
あって、前記信号線と前記対向電極との短絡個所で前記
対向電極をレーザで切断してからパネル組立工程で液晶
パネル化することを特徴とする。
【0028】この構成により、IPS型の液晶画像表示
装置において信号線と対向電極との間で生じた短絡を無
欠陥に転換せしめて良品復帰させることが容易となる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図4に基
づいて説明する。図1は本発明の第1の実施例による液
晶パネルの概略の電極配置図を示す。なお、以後の説明
では便宜上、従来と同一の部位については同じ符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0030】第1の実施形態は全ての液晶セルに共通す
る蓄積容量線16をアクティブ基板2上に有する通常の
TN型液晶画像表示装置において、図1に示したように
蓄積容量線16を並列に接続する配線路(共通母線)5
0を画像表示部100の両側に配置し、配線路50の両
端部に蓄積容量線16の外部への接続端子51a,51
b及び52a,52bを形成するとともに、配線路50
の電圧測定端子61a,61b及び62a,62bを形
成している。なお、54a,54b及び54c,54d
は配線路50の両端部と外部への接続端子51,52と
を接続する配線路であり、64a,64b及び64c,
64dは配線路50の両端部と上記電圧測定端子61,
62とを接続する配線路である。図示はしないが実動作
状態では蓄積容量線16の電位をなるべく均一とするた
め、外部への接続端子51a,51b及び52a,52
bは全て同じ電位となるように電気接続がなされる。液
晶画像表示装置の画面サイズが大きくなれば、配線路5
0の中間に更に複数個の接続端子51c,51d,…及
び52c,52d,…が設けられることは説明を要しな
いであろう。
【0031】以上のように構成された液晶画像表示装置
において、蓄積容量線16の外部への接続端子のうちの
一組、52aと52bとの間に直流電源70より直流電
流を印可し、電圧測定端子62a,62bの電位測定か
ら配線路50の両端の電圧を測定する。単純な接続端子
52aと52bとの間の抵抗測定は、配線路54c,5
4dに加えて外部探針と接続端子52aと52bとの間
の接触抵抗、(デバイス構造によっては配線路50と配
線路54c,54dとの間の接続または接触抵抗)等多
くの要因に加えて製造条件による抵抗値の変動等も加わ
って絶対値が変動し易いものであるが、上記した測定方
法によれば配線路54c,54dの抵抗値の変動があっ
ても、常に配線路50の抵抗値を正確に測定することが
可能である(4端子測定)。
【0032】ある特定の信号線12と蓄積容量線16と
の間に層間短絡65が発生した場合には、特定の信号線
12の電位を測定すれば信号線12と短絡している蓄積
容量線16の電位がそのまま測定できることは明白であ
り、一方蓄積容量線16は走査方向に所定の本数、例え
ばVGAであれば480本、等間隔で配線路50に並列
に接続されているから、配線路50の両端の電圧と配線
路50の両端のいずれかと特定の信号線12と間の電圧
との比から走査方向の比率が分かり、下から(あるいは
上から)何番目の蓄積容量線16と特定の信号線12と
の短絡個所が分かるのである。図1に示した場合に分か
り易い数値を例示すると、直流電源70より適当な電流
を印加して配線路50の両端、換言すれば電圧測定端子
62a,62b間に479 mVの電圧を発生させた状態で、
層間短絡65が発生している特定の信号線12と一方の
電圧測定端子62b間の電圧が223 mVであれば、下から
224本目の蓄積容量線16が層間短絡していると判定で
きる(0 mVで下から1本目、479 mVで下から480本
目)。
【0033】これらの測定を実現可能とするための要件
は精度の高い電圧測定、例えば上記したVGAであれば
1/480、より高精細のUXGAでは1/1200以上の高い分
解能が必要であり、当然電気雑音等にも配慮が要求され
る。また言うまでも無いことだが電圧測定は入力インピ
ーダンスや同相電圧除去比を高く設計した測定機や計測
器71を用いる必要がある。
【0034】デバイスの対称性から考えて、電流印可は
一組の蓄積容量線16の外部への接続端子51a,51
b及び52a,52bの何れか一方で十分であるが、両
方に印可すると左右で平均化され配線路50の基板内の
パターン幅、抵抗率、膜厚等の変動が多少緩和され、検
出精度が若干改善される。
【0035】このように信号線12と蓄積容量線16と
の短絡個所65を精密に同定した後に、短絡個所65を
はさんで蓄積容量線16を2箇所レーザで切断してから
アクティブ基板とカラーフィルタとをパネル組立工程で
貼り合わせて液晶パネル化する液晶画像表示装置の製造
方法によって高い歩留と品質が確保される。既に述べた
ように蓄積容量線16は画像表示部100の左右両側に
蓄積容量線16を並列に接続する配線路50と外部への
接続端子を有しているので、該当する蓄積容量線16に
断線が発生していない限り、上記レーザ切断によって蓄
積容量線16が新たに断線となる恐れは無く、走査線1
1と信号線12との間の層間短絡をレーザ切断で何れか
一方を断線化処理して救済する場合と比べると救済処理
の工程数は極めて少ないもので済む。
【0036】第2の実施形態は対向電極30をアクティ
ブ基板2上に有するIPS型液晶画像表示装置におい
て、図2に示したように対向電極30を並列に接続する
配線路40を画像表示部100の両側に配置し、配線路
40の両端部に対向電極30の外部への接続端子51
a,51b及び52a,52bを形成するとともに、配
線路40の電圧測定端子61a,61b及び62a,6
2bを形成している。なお、54a,54b及び54
c,54dは配線路40の両端部と外部への接続端子5
1,52とを接続する配線路であり、64a,64b及
び64c,64dは配線路40の両端部と電圧測定端子
61,62とを接続する配線路である。ここでも対向電
極30の電位をなるべく均一とするため、実動作状態で
は外部への接続端子51a,51b及び52a,52b
は全て同じ電位となるように電気接続がなされる。また
液晶画像表示装置の画面サイズが大きくなれば、図示は
しないが配線路40の中間に更に複数個の接続端子51
c,51d,…及び52c,52d,…が追加して設け
られる。
【0037】以上のように構成された液晶画像表示装置
において、ある特定の信号線12と対向電極30との間
に層間短絡66が発生した場合には、第1の実施形態と
同様に対向電極30の外部への接続端子の内の一組、例
えば52aと52bとの間に直流電源70より直流電流
を印可し、電圧測定端子62a,62bの電位測定から
配線路40の両端の電圧を測定する。そして層間短絡し
ている特定の信号線12の電位を測定し、信号線12上
での位置(アドレスまたは番地)を同定する。
【0038】このように信号線12と対向電極30との
短絡個所66を精密に同定した後に、短絡個所66をは
さんで対向電極30を2箇所レーザで切断してからアク
ティブ基板2とカラーフィルタとをパネル組立工程で貼
り合わせて液晶パネル化する液晶画像表示装置の製造方
法によって高い歩留と品質が確保される。既に述べたよ
うに対向電極30は画像表示部100の左右両側に対向
電極30を並列に接続する配線路40と外部への接続端
子を有しているので、上記レーザ切断によって対向電極
30が新たに断線となる確率は極めて低く、しかも追加
の処理が不要である。
【0039】このように信号線12と対向電極30との
短絡個所66を精密に同定した後に、短絡個所66をは
さんで対向電極30を2箇所レーザで切断してからアク
ティブ基板2とカラーフィルタとをパネル組立工程で貼
り合わせて液晶パネル化する液晶画像表示装置の製造方
法によって高い歩留と品質が確保される。既に述べたよ
うに対向電極30は画像表示部100の左右両側に対向
電極30を並列に接続する配線路40と外部への接続端
子を有しているので、上記レーザ切断によって対向電極
30が新たに断線となる確率は極めて低く、しかも追加
の処理が不要である。以上の説明からも明らかなよう
に、本発明の要点は蓄積容量線または対向電極を並列に
接続する配線路を画像表示部の両側に形成し、配線路の
両端の電圧を測定できるように電圧測定端子を付与した
点にあり、特に電圧測定端子を設けなくても配線路の両
端の一部が露出して探針が接触可能になっていても本発
明の範疇である。また走査線や信号線あるいは蓄積容量
線や対向電極の材質が異なっていても、あるいはスイッ
チング素子である絶縁ゲート型トランジスタの構成や材
質が異なっていても本発明は有効である。加えて実施形
態で説明した絵素電極が透明導電層よりなる透過型のみ
ならず、絵素電極が金属層よりなる反射型の液晶表示装
置においても同じく有効であり、さらに申し添えるなら
ばカラー表示のための着色層をアクティブ基板上に形成
した液晶画像表示装置においても本発明の有効性は損な
われるものではない。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1と請求項
に記載の液晶画像表示装置によれば、蓄積容量線または
対向電極と信号線との間の短絡個所を精密に同定できる
ので、レーザ等の切断手段により前記短絡を無欠陥化で
きて歩留が向上する効果が得られる。
【0041】請求項2と請求項6に記載の液晶画像表示
装置によれば、上記効果に加えて開口率が向上する、あ
るいは大画面化が容易となる格別の効果がられる。
【0042】請求項3と請求項7に記載された液晶画像
表示装置の検査方法によれば、蓄積容量線または対向電
極と信号線との間の短絡個所を精密に同定できるので、
レーザ等の切断手段を用いた欠陥救済が容易となる。
【0043】請求項4と請求項8に記載された液晶画像
表示装置の製造方法によれば、レーザ等の切断手段を用
いて蓄積容量線または対向電極と信号線との間の短絡個
所を無欠陥化できるので、パネル組立工程のロスコスト
が低減する。総合的にもみても歩留の向上とコストダウ
ンへの寄与は高い。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる液晶画像表示
装置の概略の電極配置図
【図2】本発明の第2の実施形態にかかる液晶画像表示
装置の概略の電極配置図
【図3】本発明の第3の実施形態にかかる液晶画像表示
装置の概略の電極配置図
【図4】本発明の第4の実施形態にかかる液晶画像表示
装置の概略の電極配置図
【図5】従来の液晶パネルの実装状態を示す斜視図
【図6】従来の液晶パネルの要部断面図
【図7】従来の液晶パネルの等価回路図(共通容量型)
【図8】従来の液晶パネルの等価回路図(前段走査線容
量型)
【図9】IPS型液晶パネルの要部断面図
【図10】IPS型液晶パネルの等価回路図(共通容量
型)
【図11】IPS型液晶パネルの等価回路図(前段走査
線容量型)
【符号の説明】
2 アクティブ基板(ガラス基板) 3 半導体集積回路チップ 5 (信号線の)端子電極 6 (走査線の)端子電極 9 カラーフィルタ(対向基板) 11 走査線 12 信号線 14 (透明導電性の)対向電極 15 蓄積容量 22 (透明導電性の)絵素電極 30 (IPS液晶パネルの)対向電極 31 (IPS液晶パネルの)絵素電極 40 (IPS液晶パネルの)対向電極を並列に接続す
る配線路 50 蓄積容量線を並列に接続する配線路 51,52 (蓄積容量線または対向電極の)外部への接続
端子 54 配線路の両端と外部への接続端子を接続する配線
路 61,62 電圧測定端子 64 配線路の両端と電圧測定端子を接続する配線路 70 直流電源 71 電圧計 81 画像表示部内で蓄積容量線を並列に接続する配線
路 82 画像表示部内で対向電極を並列に接続する配線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1362 G02F 1/1345 G02F 1/1343 G02F 1/13 101 G01R 31/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一主面上に複数本の走査線、少なくと
    も1層以上の絶縁層を介して前記走査線と概ね直交する
    複数の信号線、前記走査線と前記信号線との交点毎に
    少なくとも設けられた絶縁ゲート型トランジスタ及び前
    絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極に接続され
    た絵素電極、前記走査線と概ね平行し前記絵素電極ま
    たはドレイン電極と前記または別の絶縁層を介して蓄積
    容量を構成する蓄積容量線と、を有する第1の透明絶縁
    基板と 前記第1の透明絶縁基板と対向し一主面上に透明導電性
    の対向電極を有する第2の透明絶縁基板またはカラーフ
    ィルタと 前記第1の透明絶縁基板と前記第2の透明絶縁基板また
    はカラーフィルタと の間に充填された液晶とを備えた
    液晶画像表示装置であって、 前記蓄積容量線を並列に接続する第1の配線路が画像表
    示部の両側に形成され、 前記第1の配線路の両端に、前記蓄積容量線外部に接
    続する一対の接続端子及び一対の電圧測定端子が接続さ
    れていることを特徴とする液晶画像表示装置。
  2. 【請求項2】画像表示部内に蓄積容量線を並列に接続す
    る第2の配線路が少なくとも1本以上形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の液晶画像表示装置。
  3. 【請求項3】一主面上に 複数本の走査線、 少なくとも一層以上の絶縁層を介して前記走査線と概ね
    直交する複数の信号線、 前記走査線と前記信号線との交点毎に少なくとも設けら
    れた絶縁ゲート型トランジスタ及び前記絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極に接続された絵素電極と、 前記走査線と概ね平行し前記絵素電極またはドレイン電
    極と前記または別の絶縁層を介して蓄積容量を構成する
    蓄積容量線画像表示部の両側に形成され、 前記蓄積容量線を並列に
    接続する配線路と、 を有する透明絶縁基板を備える液晶
    画像表示装置の検査方法であって、 前記配線路の両端に接続され、前記蓄積容量線外部
    接続する一対の接続端子に電流を印し、 前記配線路の両端に接続された一対の電圧測定端子から
    前記配線路の電位差を測定し、 特定の信号線の電位を測定することにより特定の信号線
    と蓄積容量線との短絡位置を検出することを特徴とする
    液晶画像表示装置の検査方法。
  4. 【請求項4】一主面上、 複数本の走査線、 少なくとも一層以上の絶縁層を介して前記走査線と概ね
    直交する複数の信号線、 前記走査線と前記信号線との交点毎に少なくとも設けら
    れた絶縁ゲート型トランジスタ及び前記絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極に接続された絵素電極、 前記走査線と概ね平行し前記絵素電極またはドレイン電
    極と前記または別の絶縁層を介して蓄積容量を構成する
    蓄積容量線画像表示部の両側に形成され、 前記蓄積容量線を並列に
    接続する配線路、 前記配線路の両端に接続され、前記蓄積容量線外部
    接続する一対の接続端子及び一対の電圧測定端子と、を
    有する透明絶縁基板を備える液晶画像表示装置の製造方
    法であって、 前記 信号線と前記蓄積容量線との短絡個所で前記蓄積容
    量線をレーザで切断してからパネル組立工程で液晶パネ
    ル化することを特徴とする液晶画像表示装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】一主面上に複数本の走査線、少なくと
    も1層以上の絶縁層を介して前記走査線と概ね直交する
    複数の信号線、前記走査線と前記信号線との交点毎に
    少なくとも設けられた絶縁ゲート型トランジスタ及び前
    絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電極に接続され
    た絵素電極、前記絵素電極とは所定の距離を隔てて形
    成された対向電極とを有する第1の透明絶縁基板と、 前記第1の透明絶縁基板と対向する第2の透明絶縁基板
    またはカラーフィルタと 前記第1の透明絶縁基板と前記第2の透明絶縁基板また
    はカラーフィルタと の間に充填された液晶と、を備えた
    液晶画像表示装置であって、 前記対向電極を並列に接続する第1の配線路が画像表示
    部の両側に形成され、 前記第1の配線路の両端に、前記対向電極外部に接続
    する一対の接続端子及び一対の電圧測定端子が接続され
    ていることを特徴とする液晶画像表示装置。
  6. 【請求項6】画像表示部内に対向電極を並列に接続する
    第2の配線路が少なくとも1本以上形成されていること
    を特徴とする請求項5に記載の液晶画像表示装置。
  7. 【請求項7】一主面上に 複数本の走査線、 少なくとも一層以上の絶縁層を介して前記走査線と概ね
    直交する複数の信号線、 前記走査線と前記信号線との交点毎に少なくとも設けら
    れた絶縁ゲート型トランジスタ及び前記絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極に接続された絵素電極、 前記絵素電極とは所定の距離を隔てて形成された対向電
    画像表示部の両側に形成された 前記対向電極を並列に接
    続する配線路と、を有する透明絶縁基板を備える液晶画
    像表示装置の検査方法であって、 前記配線路の両端に接続され、前記対向電極外部に接
    続する一対の接続端子に電流を印し、 前記配線路の両端に接続された一対の電圧測定端子から
    前記配線路の電位差を測定し、 特定の信号線の電位を測定することにより特定の信号線
    と対向電極との短絡位置を検出することを特徴とする液
    晶画像表示装置の検査方法。
  8. 【請求項8】一主面上に 複数本の走査線、 少なくとも一層以上の絶縁層を介して前記走査線と概ね
    直交する複数の信号線、 前記走査線と前記信号線との交点毎に少なくとも設けら
    れた絶縁ゲート型トランジスタ及び前記絶縁ゲート型ト
    ランジスタのドレイン電極に接続された絵素電極と、 前記絵素電極とは所定の距離を隔てて形成された対向電
    画像表示部の両側に形成され、 前記対向電極を並列に接
    続する配線路、 前記配線路の両端に接続され、前記対向電極外部に接
    続する一対の接続端子及び一対の電圧測定端子と、を有
    する透明絶縁基板を備える液晶画像表示装置の製造方法
    であって、 前記 信号線と前記対向電極との短絡個所で前記対向電極
    をレーザで切断してからパネル組立工程で液晶パネル化
    することを特徴とする液晶画像表示装置の製造方法。
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