JP3445531B2 - ヘッドレスト付きイス - Google Patents

ヘッドレスト付きイス

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JP3445531B2
JP3445531B2 JP18153999A JP18153999A JP3445531B2 JP 3445531 B2 JP3445531 B2 JP 3445531B2 JP 18153999 A JP18153999 A JP 18153999A JP 18153999 A JP18153999 A JP 18153999A JP 3445531 B2 JP3445531 B2 JP 3445531B2
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芳孝 菊田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヘッドレスト本
体を上下及び前後方向に位置調整可能としたヘッドレス
ト付きイスに関する。特には、ヘッドレスト本体の位置
調整に要する労力を軽減することができると共に、ヘッ
ドレストを簡易かつ小型化することのできるヘッドレス
ト付きのイスに関する。
【0002】
【従来の技術】病院の治療用等に用いられるイスには患
者の頭部を保持するためのヘッドレストが設けられてお
り、このヘッドレストは通常、患者の体格や治療内容に
合わせてヘッドレスト本体の上下及び前後の位置を調整
できるように構成されている。図6は従来のヘッドレス
ト付きのイスの全体外観を示す斜視図、図7は図6のヘ
ッドレストの側面図である(この図7においては、下ア
ームの一部を破断して示し、また下アーム、ロックレバ
ー及び上アームの移動後の状態を想像線にて示す)。
【0003】図6において、最下方には、図示しない建
屋床面にイスを固定するための円形板状のベース41が
設けられている。このベース41の上方に設けた下台カ
バー43には、腰枠42を昇降させるための図示しない
昇降機構が内蔵されている。また腰枠42の上面にはシ
ート44が敷設されており、腰枠42の前側下方にはス
テップサポート45が垂下しており、該ステップサポー
ト45の下端にはステップ46が設けられている。
【0004】腰枠42の後面(図7の符号正視状態にお
ける左側を前、右側を後とする)には、背当47が上方
に延びるように立設されており、この背当47の前面に
は背当シート48が貼設されている。そして背当シート
48が患者の背面に当接し、これら背当47及び背当シ
ート48によって患者の上半身が支えられる。
【0005】ここで背当47の上端部には、患者の頭部
にほぼ対応する位置にヘッドレスト50が設けられてい
る。このヘッドレスト50は、図7に最も分かりやすく
示すように、下アーム51、上アーム52、ロックレバ
ー53、及びヘッドレスト本体54を備えて構成されて
いる。
【0006】このうち下アーム51は、図7に示すよう
に、背当47の上端部に固定された第1の水平軸55に
対して取り付けられている。具体的には、この下アーム
51の上下端部には第1のスリット60及び第2のスリ
ット61と、第1の軸孔62及び第2の軸孔63とが形
成されている。そして第1の軸孔62に第1の水平軸5
5を挿通させることによって、第1の水平軸55に直交
する面内において回動可能となるように、下アーム51
が第1の水平軸55に取り付けられている。この下アー
ム51は、中空筒状に形成されており、その中空部内に
はヒンジボルト57が設けられている。このように構成
された下アーム51は、回動腕としての機能と、回動を
規制する機能とを備えるが、その詳細については後述す
る。
【0007】この下アーム51の上方には、上アーム5
2が取り付けられている。具体的には、上アーム52の
下端部に第2の水平軸56が固定されており、この第2
の水平軸56を下アーム51の第2の軸孔63に挿通す
ることによって、下アーム51に平行な面内において回
動可能となるように、上アーム52が下アーム51に取
り付けられている。またロックレバー53は、下アーム
51の上端部においてトグル機構58を介してヒンジボ
ルト57と接続されており、このトグル機構58を支点
としてロックレバー53を回動操作することによって、
ヒンジボルト57がその軸方向に沿って上下に動かされ
る。
【0008】このようにヒンジボルト57が上方に動か
されると、トグル機構58とヒンジボルト57に螺合し
ているナット59の間で、下アーム51が軸方向に圧縮
される。このように下アーム51が圧縮されると、第1
のスリット60及び第2のスリット61が締まることに
よって第1の軸孔62及び第2の軸孔63の内径が狭め
られ、下アーム51に対する第1の水平軸55及び第2
の水平軸56の回動が規制されて、ヘッドレスト本体5
4の位置が固定される。
【0009】一方、ロックレバー53を回動操作するこ
とによって、ヒンジボルト57が下方に動かされると、
下アーム51の圧縮が解除され、第1の軸孔62及び第
2の軸孔63の内径が広げられ、下アーム51に対する
第1の水平軸55及び第2の水平軸56の回動規制が解
除されて、ヘッドレスト本体54を任意の位置に動かす
ことができる。なお、このようにロックレバー53にて
ヒンジボルト57を上下動させるために必要な力は、約
4Kgf である。
【0010】ヘッドレスト本体54は、上アーム52の
上端部に設けた回転軸52aを介して、上アーム52に
平行な面内において回動可能となるように取り付けられ
ている。ここで上アーム52に対するヘッドレスト本体
54の回動トルクは、回転軸52aの締め付けによる摩
擦によって与えられ、その回動静トルクは約30Kgfcm
程度に調整されている。
【0011】このように構成されたヘッドレスト50に
おいてヘッドレスト本体54の位置を調整するために
は、まずロックレバー53を操作して下アーム51に対
する第1の水平軸55及び第2の水平軸56の回動規制
を解除し、下アーム51と上アーム52とを任意の位置
に回動させる。その後、再びロックレバー53を操作し
て下アーム51に対する第1の水平軸55及び第2の水
平軸56の回動を規制し、これら下アーム51及び上ア
ーム52を固定する。そしてヘッドレスト本体54を掴
んで上下に動かし、任意の角度に設定する。すなわち、
ヘッドレストの位置調整には、上アーム52と下アーム
51の角度を設定後、ヘッドレスト本体54を掴んで角
度を調整する、という2段階の調整が必要である。この
ような操作によって、イスに対するヘッドレスト本体5
4の位置を調整する。
【0012】ここで、ロックレバー53を操作して下ア
ーム51に対する第1の水平軸55及び第2の水平軸5
6の回動規制が解除されて以降、再びロックレバー53
を操作して回動が規制される迄の間は、下アーム51及
び上アーム52が自由に回動するためにヘッドレスト5
0各部や患者の頭部の重量の一部を手で保持する必要が
ある。このため操作者は、ロックレバー53の操作を片
手で行うと共に、ヘッドレスト本体54をその後側から
他方の手で保持する必要がある。ここで、このような両
手による操作はイスの前側からでは困難であることか
ら、操作者はイスの後側に立って操作を行うことにな
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述のように
構成された従来のヘッドレスト付きのイスにおいては、
ロックレバーの操作力が約4Kgf 程度と大きく、ヘッド
レスト本体の位置調整に要する医療従事者の労力負担が
大きかった。さらにロックレバーやトグル機構による規
制及び規制解除を行っていたので、ヘッドレスト全体の
構造が複雑になり、また大型化するという問題があっ
た。
【0014】またイスの背面側に立って操作を行う必要
があったので、医師が患者の状態を見ながらヘッドレス
ト本体の位置調整を行いたいような場合には看護婦に操
作を行ってもらう必要があった。しかし看護婦不足とい
う現状からも、医師自ら患者と向かいあったままでヘッ
ドレスト本体の位置調整を行いたいという要望が高まっ
ていた。
【0015】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、ヘッドレスト本体の位
置調整に要する労力を軽減し、またヘッドレストを簡易
かつ小型に構成し、医師一人でもイスの前面側から容易
に操作することのできる、ヘッドレスト付きのイスを提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るヘッドレ
スト付きのイスは、上記課題を解決するため、 背当の
上端部にヘッドレストを設け、該ヘッドレストのヘッド
レスト本体を上下及び前後方向に位置調整可能としたヘ
ッドレスト付きイスであって、 前記ヘッドレストは、
前記背当の上端部に固定された第1の水平軸に取り付
けられ、該第1の水平軸に直交する面内において回動可
能な下アームと、 第2の水平軸を介して前記下アーム
の上端部に取り付けられ、該下アームの回動面に平行な
面内において回動可能な上アームと、 前記上アームの
先端部に取り付けられ、該上アームの回動面に平行な面
内において回動可能なヘッドレスト本体と、 前記下ア
ームの前記第1の水平軸に対する回動と前記上アームの
前記第2の水平軸に対する回動とを、規制又は規制解除
するロック機構とを備え、 前記下アームを、相互に接
続された中央アーム、後アーム及び前アームからなる略
S字形に形成し、前記中央アーム、後アーム及び前アー
ムの相互の接続部には軸孔を形成すると共に、該軸孔に
は前記第1の水平軸又は前記第2の水平軸を挿通し、
前記ロック機構が、前アーム又は後アームを相互に寄せ
る又は遠ざける方向へ移動させることにより、前記回動
の規制又は規制解除を行うことを特徴とする。
【0017】このヘッドレスト付きのイスでは、ロック
機構を電動式とすることが好ましい。その場合、ロック
の規制又は規制解除を行うために必要な力が非常に小さ
くなり、その操作を容易に行うことができる。
【0018】また、前記ロック機構を1台のアクチュエ
ータで構成し、該1台のアクチュエータで前記下アーム
及び上アームの回動の規制又は規制解除を行うことが好
ましい。これにより、ロック機構自身の構造がシンプル
なものになると共に、ロック機構を操作するためのスイ
ッチも1つで済むこと等から周辺構造も簡易となり、製
造コストを低減することができる。さらに、メンテナン
スの必要性や故障の可能性を一層低減することができ
る。またヘッドレスト全体を小型化することができ、コ
ンパクトなヘッドレストを提供することができる。
【0019】また、前記下アームを、相互に接続された
中央アーム、後アーム及び前アームからなる略S字形に
形成し、前記中央アーム、後アーム及び前アームの相互
の接続部には軸孔を形成すると共に、該軸孔には前記第
1の水平軸又は前記第2の水平軸を挿通し、前記アクチ
ュエータには、前アーム又は後アームを相互に寄せる又
は遠ざける方向へ移動させることにより、前記回動の規
制又は規制解除を行うことが好ましい。これにより、下
アームにヒンジボルトやトグル機構等を設けることなく
回動の規制又は規制解除を行うことが可能となり、ロッ
ク機構の構造を一層簡易かつ小型なものにすることがで
きる。
【0020】また、前記アクチュエータには、前アーム
又は後アームの一方をこれらの間隔が狭まる方向に付勢
する付勢部材と、前アーム又は後アームの一方をこれら
の間隔が広がる方向に変位させるモータとを設け、前記
モータの通電時には、前記付勢部材の付勢力に抗して、
前記モータにて前アーム又は後アームの一方をこれらの
間隔が広がる方向に押圧して前記回動の規制解除を行
い、前記モータの非通電時には、前記付勢部材の付勢力
によって前アーム又は後アームの一方をこれらの間隔が
狭まる方向に押圧して前記回動の規制を行うことが好ま
しい。
【0021】これにより、モータの非通電時には付勢部
材によって自動的に回動の規制が行われるので、ヘッド
レストの調整時にのみモータへ通電を行ってそれ以外に
は通電の必要性がなくなることから、モータへの通電時
間を極めて短くすることができ、省電力化を図ることが
できる。またモータへの通電時間を短くしてモータ負荷
を減らすことができるため、モータの耐久力を向上させ
ることができる。
【0022】また、前記ヘッドレスト本体の後面に、前
記ロック機構を始動又は停止させるためのスイッチを設
けることが好ましい。これにより、ヘッドレスト本体を
手で保持しつつロック機構を操作することができるの
で、ヘッドレストの調整を片手だけでも行うことができ
る。また、この操作はイスの正面側から行うことができ
るので、医者自らが患者と向き合ったままヘッドレスト
の調整を行うことができる。
【0023】また、前記ヘッドレスト本体の前記上アー
ムに対する回動を規制又は規制解除する電動式のロック
機構をさらに備えることが好ましい。これにより、上ア
ームと下アームのみではなく、ヘッドレスト本体も上ア
ームに対して位置調整が可能となる。したがって、全体
のより微妙な位置調整を、スイッチをON・OFFさせ
るだけの簡単な操作で行うことができるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施
形態によるヘッドレスト付きのイスの全体外観を示す側
面図であり、図2は図1のイスのヘッドレストを中心に
示す側面図であり、図3は図2のヘッドレストの位置調
整後の状態を示す側面図であり、図4は図2のヘッドレ
ストの回動規制状態における要部縦断面図であり、図5
は図2のヘッドレストの回動規制解除状態における要部
縦断面図である。以下の説明では、イスに座っている人
から見た左右、前後方向を左右、前後と呼ぶ。
【0025】この図1に示すように、本実施形態におけ
るイスは、ヘッドレスト10を除いては従来のイスと同
様のものである。すなわち図1に示すように、図示しな
い建屋床面にイスを固定するためのベース1の上方に、
腰枠2の図示しない昇降機構を内蔵する下台カバー3が
設けられ、腰枠2の上面にシート4が敷設され、腰枠2
の前側下方にステップサポート5が垂下され、該ステッ
プサポート5の下端にはステップ6が設けられている。
【0026】また腰枠2の後面(本実施形態において
は、図1の符号正視状態における右側を前、左側を後と
する)には、背当7が上方に延びるように立設されてお
り、この背当7の前面には背当シート8が貼設されてい
る。そして、これら背当7及び背当シート8によって患
者の上半身が支えられる。ここで背当7の上端部には、
患者の頭部にほぼ対応する位置に、ヘッドレスト10が
設けられている。
【0027】このヘッドレスト10は、図1〜3に示す
ように、下アーム11、上アーム12、アクチュエータ
13、ヘッドレスト本体14を備えて構成されている。
このうち下アーム11は、図2、3に示すように、背当
7の上端部に固定された第1の水平軸15(図2、3の
紙面に対して直交するようにかつ水平に配置された軸)
に対して取り付けられている。具体的には、この下アー
ム11は、図1〜5に示すように、前後方向の中央部に
位置する中央アーム17、該中央アーム17に対して後
方に位置する後アーム18、及び中央アーム17に対し
て前方に位置する前アーム19とを相互に一体に備え
て、全体として側面略S字状に形成されている。
【0028】これら中央アーム17と後アーム18の間
には第1のスリット20が形成されており、中央アーム
17と前アーム19の間には第2のスリット21が形成
されている。また中央アーム17と後アーム18との接
続部(第1のスリット20の下端部)には第1の軸孔2
2が形成されており、中央アーム17と前アーム19と
の接続部(第2のスリット21の上端部)には第2の軸
孔23が形成されている。
【0029】そして、このうち第1の軸孔22に上述の
第1の水平軸15を挿通させることによって、下アーム
11は、第1の水平軸15に直交する面内(図2、3の
紙面内)において回動可能となるように、この第1の水
平軸15に取り付けられている。このように構成された
下アーム11は、回動腕としての機能と、回動を規制す
る機能とを備えるが、その詳細については後述する。
【0030】また下アーム11の上方には、図1〜3に
示すように、上アーム12が取り付けられている。具体
的には、上アーム12の下端部に第2の水平軸16(水
平かつ図2、3の紙面に対して直交するように配置され
た軸)が固定されており、この第2の水平軸16を下ア
ーム11の第2の軸孔23に挿通することによって、上
アーム12が、下アーム11に平行な面内(図2、3の
紙面内)において回動可能となるように、該下アーム1
1に対して取り付けられている。
【0031】またアクチュエータ13は、下アーム11
に対する第1の水平軸15及び第2の水平軸16の回動
を規制又は規制解除する電動式のロック機構である。こ
のアクチュエータ13は、概略的としては、図4、5に
示すように、モータ24、小プーリ25、大プーリ2
6、ベルト27、ボールネジ28、ホルダー29、ロッ
ド30、スラストベアリング31、及び皿バネ32を備
えて構成されている。
【0032】このうちモータ24は後側に突出させたモ
ータ軸24aを回転させる。このモータ24の前面には
電極24bが設けられており、この電極24bを介して
モータ24に電力が供給される。なお当然のことながら
モータ24は小型であることが好ましい。このモータ2
4をON・OFFするスイッチ24cは、図2、3に示
すように、ヘッドレスト本体14の後側であって、ヘッ
ドレスト本体14を保持している手で該スイッチ24c
を操作することができるような位置に設けられている。
【0033】モータ24のモータ軸24aの先端部に
は、小プーリ25が固定されている。また小プーリ25
の上方には大プーリ26が設けられており、これら小プ
ーリ25と大プーリ26にはベルト27が掛けられてい
る。このベルト27の内面には段部が形成されており、
この段部が小プーリ25及び大プーリ26の外周に形成
された歯部に噛合して、小プーリ25の回転を大プーリ
26に伝達する。
【0034】この大プーリ26の回転中心にはボールネ
ジ28の本体が固定されている。ボールネジ28はボー
ルネジ軸28aとナット28bからなる。ボールネジ軸
28aは大プーリ26の回転中心に固定されている。そ
してこのボールネジ軸28aは、ホルダー29に形成さ
れた貫通孔29aに固定されたナット28bを介して、
該ホルダー29の凹部29b内に延出する。このホルダ
ー29の凹部29b内には、上述したスラストベアリン
グ31及び皿バネ32が配置されている。このうちスラ
ストベアリング31は、ボールネジ軸28aとロッド3
0との間に配置され、ボールネジ軸28aの回転変位に
より生じる摩擦を吸収すると共に、該ボールネジ軸28
aの前後方向への直線変位をロッド30に伝達する。
【0035】このロッド30は、下アーム11を貫通す
る貫通孔11aの内部にその前側略半分を挿通されると
共に、その後側略半分をホルダー29の凹部29b内に
挿通されている。このロッド30の前端部は下アーム1
1の前アーム19に止めネジ19aにてネジ止めされて
いる。またロッド30の後端部には鍔部30aが設けら
れており、この鍔部30aが上記のスラストベアリング
31に当接している。
【0036】また皿バネ32は、ホルダー29の凹部2
9b内において、下アーム11の後アーム18とロッド
30の鍔部30aとの間に配置され、これらの間隔を押
し広げる方向の付勢力を常時生じさせる付勢部材であ
る。なお後アーム18は、ホルダー29の前側部に固定
されている。
【0037】またヘッドレスト本体14は、図2、3に
示すように、上アーム12の上端部に設けた回転軸12
aを介して、上アーム12に平行な面内(図2、3紙面
内)において回動可能となるように取り付けられてい
る。ここで上アーム12に対するヘッドレスト本体14
の回動トルクは、回転軸12aの締め付けによる摩擦に
よって与えられ、その回動静トルクは約30Kgfcm 程度
に調整されている。
【0038】このように構成されたヘッドレスト10に
おいて、スイッチ24cが指で押されることによってモ
ータ24がONになると、モータ24のモータ軸24a
が所定の一方向に回転し、この回転が小プーリ25及び
ベルト27を介して大プーリ26に伝達される。これら
小プーリ25と大プーリ26との回転比は、これら小プ
ーリ25と大プーリ26との直径比によって所定の回転
比に設定される。このように大プーリ26が回転する
と、ボールネジ28が回転してそのボールネジ軸28a
を前方へ直線変位させ、この直線変位がスラストベアリ
ング31を介してロッド30に伝達される。このためロ
ッド30は、皿バネ32の付勢力に抗して、前方に直線
移動する。
【0039】このようにロッド30が前方に直線移動す
ると、該ロッド30の前端部に固定されている前アーム
19が前方に押圧されるため、前アーム19と中央アー
ム17との間隔が押し広げられる。またこれに伴って、
中央アーム17と後アーム18との間隔が押し広げられ
る。このため第1のスリット20及び第2のスリット2
1がその幅を押し広げられ、第1の軸孔22及び第2の
軸孔23がその内径を広げられる。したがって、下アー
ム11に対する第1の水平軸15及び第2の水平軸16
の回動規制が解除されて、ヘッドレスト本体14を任意
の位置に動かすことができる(図2にはヘッドレスト本
体14が比較的上方にある状態、図3にはヘッドレスト
本体14が図2の状態に比して下方に移動された状態を
示す。また図4には回動規制状態におけるアクチュエー
タ13、図5には回動規制解除状態におけるアクチュエ
ータ13を示す)。
【0040】この回動規制の解除は、スイッチ24cが
押されている間だけ継続して行われる。すなわちスイッ
チ24cが押されると上述のようにモータ24が回転
し、ボールネジ28のボールネジ軸28aが所定距離
(上記の回動規制を解除するために必要な距離)だけ直
線変位する。ここでモータ24には図示しない電流制御
機構が設けられており、この電流制御機構はモータ24
に流れる電流を所定値以下に制御する。したがってスイ
ッチ24cが押し続けられた場合にもモータ24に過電
流が流れることを防止して該モータ24を焼き付け等か
ら保護する。
【0041】その後、スイッチ24cから指が離される
ことによってモータ24がOFFになると、モータ24
のモータ軸24aの回転が停止し(より詳細には、後述
するように逆方向に微少回転し)、ボールネジ軸28a
及びロッド30を介しての前アーム19に対する押圧が
解除される。すると皿バネ32の付勢力によってロッド
30及びボールネジ軸28aが後方に押し戻され、前ア
ーム19と中央アーム17との間隔が狭められる。また
これに伴って、中央アーム17と後アーム18との間隔
が狭められる。このため第1のスリット20及び第2の
スリット21がその幅を狭められ、第1の軸孔22及び
第2の軸孔23がその内径を狭められる。したがって、
下アーム11に対する第1の水平軸15及び第2の水平
軸16の回動が規制されて、ヘッドレスト本体14が固
定される。すなわちモータ24への非通電時には皿バネ
32の付勢力によって回動の規制が行われるので、モー
タ24への通電を極力減らすことができる。
【0042】ここでモータ24がOFFになった際のモ
ータ24の回転制御についてより詳細に説明する。モー
タ24がOFFになった際、モータ24はONの時に回
転していた方向と逆方向に微少回転する。この微少回転
は、小プーリ25、ベルト27、及び大プーリ26を介
してボールネジ28に伝達され、そのボールネジ軸28
aを後方に微少距離だけ直線変位させる。このようにボ
ールネジ軸28aを変位させることにより、皿バネ32
の付勢力にて押圧されたボールネジ軸28aを、その静
抵抗を解除してスムーズに後方に戻すことができる。し
たがって回動規制の応答性を高めることができる。な
お、このようなモータ24の回転制御は、モータ24に
設けた図示しないモータ制御機構にて行われる。
【0043】図8は、この発明の他の実施形態によるヘ
ッドレスト付きのイスのヘッドレストの全体を示す断面
図であり、図9は、図8のヘッドレストの位置調整前を
示す要部横断面図であり、図10は図8のヘッドレスト
の位置調整後を示す要部横断面図である。以下の説明で
は、イスに座っている人から見た左右、前後方向を左
右、前後と呼ぶ。この例のヘッドレスト本体14も上ア
ーム12に対して水平軸に沿って上下方向に位置調整可
能となるように取り付けられている。ヘッドレスト本体
14と上アーム12の回動機構に負作動電磁ブレーキ7
0が備えられている。電磁ブレーキ70は円筒状で、内
部にコイル73が巻き回されたフィールド74、アーマ
チュア72、ライニング75等から構成される。この電
磁ブレーキ70は、ヘッドレスト本体14の、後方に突
出したアーム取り付け部14a内に配置されている。
【0044】上アーム12の上端部には、回動軸77が
ボルト83により固定されており、ヘッドレスト本体1
4はこの回動軸77に沿って上下方向に回動する。この
回動軸77の外周には、ベアリング78の内輪が固定さ
れている。ベアリング78の外輪は、電磁ブレーキ70
のフィールド74の軸孔に固定されている。ヘッドレス
ト本体14のアーム取り付け部14aは凹部を有し、そ
の凹部の中心は回動軸77の中心軸と一致する。フィー
ルド74はアーム取り付け部14aにボルト84によっ
て固定されている。
【0045】フィールド74の側面にはカラー81を介
してサイドプレート82がボルトで固定されている。こ
のサイドプレート82と対向する形で、ディスク71が
回動軸77にビスで固定されている。サイドプレート8
2とディスク71の間にはライニング75aが配置され
ている。アーマチュア72は、リング状をしており、そ
の外周をカラー81に支持されて、フィールド74とデ
ィスク71の間に配置されている。ここで、アーマチュ
ア72はカラー81の外周に案内されて、フィールド7
4とディスク71間を左右に摺動する。また、アーマチ
ュア72は複数のコイルバネ(図示されず)によって、
ディスク71方向に付勢されている。アーマチュア72
のディスク71に対向する面には、円周に沿ってライニ
ング75bが固定されている。アーマチュア72がコイ
ルバネによりディスク71方向に付勢されると、図10
に示すように、ライニング75がディスク71と摩擦を
もって接触する。アーマチュア72は上述の構成により
サイドプレート82及びフィールド74と一体に組み立
てられており、ヘッドレスト本体14とともに回転す
る。したがって、アーマチュア72がディスク71と接
触して摩擦により噛み合うと、ヘッドレスト本体14と
回転軸77、すなわち上アーム12が固定されることと
なる。
【0046】コイル73のリード線76はヘッドレスト
本体14の内部を通って、ヘッドレストの後方に設けら
れたハンドル79(図8参照)のスイッチ24cを経
て、電源につながっている。このスイッチ24cをON
することで、コイル73が通電して励磁する。コイル7
3が励磁すると、図9に示すように、電磁力によりアー
マチュア72がカラー81に沿って、コイルバネの付勢
力に抗してフィールド74に吸引される。このときアー
マチュア72とディスク71が離れ、摩擦噛み合いが解
放されて、ヘッドレスト本体14は回動軸77、すなわ
ち上アーム12に対して自由に回転する。
【0047】ここで、ヘッドレスト本体14を回動規制
及び回動可能とする方法を説明する。ヘッドレスト本体
14を位置決めしようとする場合は、ヘッドレスト本体
14を回動可能とする。すなわち、ハンドル79のスイ
ッチ24cを押しONとなり、コイル73を通電する。
アーマチュア72は上述の電磁力により、コイルバネの
付勢力に抗してフィールド74に吸引されてディスク7
1から離れる。すなわち負作動電磁ブレーキ70は解放
されて、ヘッドレスト本体14は上アーム12に対して
自由に回動する。ヘッドレスト本体14が適切な位置に
位置決めされるまでスイッチ24cを押し続ける。位置
決めが終わると、スイッチ24cを離してOFFする。
すると、コイル73の電磁力は切れて、アーマチュア7
2はコイルバネの付勢力によりディスク71に押し付け
られて摩擦力で噛み合う。この結果負作動電磁ブレーキ
70はロック状態となり、ヘッドレスト本体14と回動
軸77、すなわち上アーム12は回動が規制される。
【0048】この例によれば、上アーム12と下アーム
11のみではなく、ヘッドレスト本体14も上アーム1
2に対して位置調整が可能となる。したがって、より微
妙な位置調整を、スイッチをON・OFFさせるだけの
簡単な操作で行うことができるようになる。
【0049】さて、これまで本発明の実施形態について
説明したが、本発明は様々な変形・追加が可能である。
例えば、ヘッドレスト全体の簡易化や小型化を特に考慮
する必要がない場合には、S字状の下アーム11やボー
ルネジ28を使用する必要はない。したがって、単に従
来と同様のロックレバーや下アームを設けてそのロック
レバーの回動をモータで行うようにしてもよい。あるい
は複数台のアクチュエータを設けて回動の規制や規制解
除を行ってもよい。
【0050】また、回動の規制を行う付勢部材としては
皿バネ以外の任意の付勢部材を使用することもできる。
また回動の規制を付勢部材以外によって行うこともで
き、例えば回動の規制及び規制解除の両方をモータにて
行うようにしてもよい。この他、スイッチは必ずしもヘ
ッドレスト本体の後部に設ける必要はなく、例えば有線
又は無線によるリモコンとして構成してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を発揮する。 ロック機構が電動式であるために、ロックの規制又は
規制解除を行うために必要な力が非常に小さくなり、そ
の操作を容易に行うことができる。 ヘッドレストを医師一人でも調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるヘッドレスト付きの
イスの全体外観を示す側面図。
【図2】図1のヘッドレストを中心に示す側面図。
【図3】図2のヘッドレストの位置調整後の状態を示す
側面図。
【図4】図2のヘッドレストの回動規制状態における要
部縦断面図。
【図5】図2のヘッドレストの回動規制解除状態におけ
る要部縦断面図。
【図6】従来のヘッドレスト付きのイスの全体外観を示
す斜視図。
【図7】図6のヘッドレストの側面図。
【図8】本発明の他の実施形態によるヘッドレスト付き
のイスのヘッドレストの全体を示す断面図。
【図9】図8のヘッドレストの位置調整前を示す要部横
断面図。
【図10】図8のヘッドレストの位置調整後を示す要部
横断面図。
【符号の説明】
1、41・・・ ベース 25・・・ 小プーリ 2、42・・・ 腰枠 26・・・ 大プーリ 3、43・・・ 下台カバー 27・・・ ベルト 4、44・・・ シート 28・・・ ボールネジ 5、45・・・ ステップサポート 28a・・・ ボールネ
ジ軸 6、46・・・ ステップ 29・・・ ホルダー 7、47・・・ 背当 29b・・・ 凹部 8、48・・・ 背当シート 30・・・ ロッド 10、50・・・ ヘッドレスト 30a・・・ 鍔部 11、51・・・ 下アーム 31・・・ スラストベ
アリング 11a、29a・・・ 貫通孔 32・・・ 皿バネ 12、52・・・ 上アーム 53・・・ ロックレバ
ー 12a、52a・・・ 回転軸 57・・・ ヒンジボル
ト 13・・・ アクチュエータ 58・・・ トグル機構 14、54・・・ ヘッドレスト本体 59・・・ ナット 14a・・・ アーム取り付け部 70・・・ 負作動電磁
ブレーキ 15、55・・・ 第1の水平軸 71・・・ ディスク 16、56・・・ 第2の水平軸 72・・・ アーマチュ
ア 17・・・ 中央アーム 73・・・ コイル 18・・・ 後アーム 74・・・ フィールド 19・・・ 前アーム 75a、75b・・・
ライニング 19a・・・ 止めネジ 76・・・ リード線 20、60・・・ 第1のスリット 77・・・ 回動軸 21、61・・・ 第2のスリット 78・・・ ベアリング 22、62・・・ 第1の軸孔 79・・・ ハンドル 23、63・・・ 第2の軸孔 81・・・ カラー 24・・・ モータ 82・・・ サイドプレ
ート 24a・・・ モータ軸 83、84・・・ ボル
ト 24b・・・ 電極 24c・・・ スイッチ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背当の上端部にヘッドレストを設け、該
    ヘッドレストのヘッドレスト本体を上下及び前後方向に
    位置調整可能としたヘッドレスト付きイスであって、 前記ヘッドレストは、 前記背当の上端部に固定された第1の水平軸に取り付け
    られ、該第1の水平軸に直交する面内において回動可能
    な下アームと、 第2の水平軸を介して前記下アームの上端部に取り付け
    られ、該下アームの回動面に平行な面内において回動可
    能な上アームと、 前記上アームの先端部に取り付けられ、該上アームの回
    動面に平行な面内において回動可能なヘッドレスト本体
    と、 前記下アームの前記第1の水平軸に対する回動と前記上
    アームの前記第2の水平軸に対する回動とを、規制又は
    規制解除するロック機構とを備え、前記下アームを、相互に接続された中央アーム、後アー
    ム及び前アームからなる略S字形に形成し、 前記中央アーム、後アーム及び前アームの相互の接続部
    には軸孔を形成すると共に、該軸孔には前記第1の水平
    軸又は前記第2の水平軸を挿通し、 前記ロック機構が、前アーム又は後アームを相互に寄せ
    る又は遠ざける方向へ移動させることにより、前記回動
    の規制又は規制解除を行う ことを特徴とするヘッドレス
    ト付きイス。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構に、 前アーム又は後アームの一方をこれらの間隔が狭まる方
    向に付勢する付勢部材と、 前アーム又は後アームの一方をこれらの間隔が広がる方
    向に変位させるモータとを設け、 前記モータの通電時には、前記付勢部材の付勢力に抗し
    て、前記モータにて前アーム又は後アームの一方をこれ
    らの間隔が広がる方向に押圧して前記回動の規制解除を
    行い、 前記モータの非通電時には、前記付勢部材の付勢力によ
    って前アーム又は後ア ームの一方をこれらの間隔が狭ま
    る方向に押圧して前記回動の規制を行うことを特徴とす
    る請求項1 記載のヘッドレスト付きイス。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドレスト本体の後面に、前記ロ
    ック機構を始動又は停止させるためのスイッチを設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のヘッドレスト付
    きイス。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドレスト本体の前記上アームに
    対する回動を規制又は規制解除する電動式のロック機構
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3いずれか
    1項記載のヘッドレスト付きイス。
  5. 【請求項5】 前記ロック機構を1台のアクチュエータ
    で構成し、該1台のアクチュエータで前記下アーム及び
    上アームの回動の規制又は規制解除を行うことを特徴と
    する請求項1記載のヘッドレスト付きイス。
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