JP2021180755A - 歯科治療椅子および安頭台サポートクッション - Google Patents

歯科治療椅子および安頭台サポートクッション Download PDF

Info

Publication number
JP2021180755A
JP2021180755A JP2020087518A JP2020087518A JP2021180755A JP 2021180755 A JP2021180755 A JP 2021180755A JP 2020087518 A JP2020087518 A JP 2020087518A JP 2020087518 A JP2020087518 A JP 2020087518A JP 2021180755 A JP2021180755 A JP 2021180755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dental treatment
cushion
treatment chair
support cushion
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020087518A
Other languages
English (en)
Inventor
清 杉本
Kiyoshi Sugimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osada Electric Co Ltd
Original Assignee
Osada Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osada Electric Co Ltd filed Critical Osada Electric Co Ltd
Priority to JP2020087518A priority Critical patent/JP2021180755A/ja
Publication of JP2021180755A publication Critical patent/JP2021180755A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

【課題】円背姿勢が強い患者に対しても、頭部を安定的に保持するとともに低速動作モードが自動的に選択される歯科治療椅子および安頭台サポートクッションを提供する。【解決手段】歯科治療椅子は、安頭台10の患者頭部側に装着されるクッション部21を有する安頭台サポートクッション20を、着脱自在に装着可能となっている。安頭台サポートクッション20は、クッション部21に設けられ、装着時に安頭台10の枕部11の下部を収納する袋状部22と、クッション部21の上部から延び、装着時にバックレスト5の背面側に着脱自在に固定されるベルト24を有し、歯科治療椅子は、動作速度を低減させる動作速度低減機構を動作させるスイッチング部を備え、安頭台サポートクッション20の装着にともなって、スイッチング部を動作させる。【選択図】図2

Description

本発明は、歯科治療椅子および安頭台サポートクッションに関し、詳しくは、背中が曲がっている患者に対しても、頭部を安定的に保持するとともに低速動作モードが自動的に選択される歯科治療椅子および安頭台サポートクッションに関する。
歯科治療を行う際に、背中の曲がった高齢者患者に対しては、歯科治療椅子の2軸式の安頭台を患者頭部側に傾けて、枕部分をバックレスト面よりも前方に出すことによって対応している。しかしながら、円背進行が進んだ患者の場合、上記の対応では、頭部の固定ができないケースが多い。このため、バックレストと後頭部との間にバスタオルやクッションを挟み込んで固定するなどの方法がとられている。
また、特許文献1では、歯科治療椅子のシート面に、歯科用診療椅子のシート面と患者の身体の隙間を埋めるように、一体または着脱自在あるいは折りたたみ収納自在に配置したエアマットを備えるものが提案されている。
一方、特許文献2では、患者が高齢の人,妊産婦,怪我をしている人,子供等の場合、動作速度を遅くし、患者に恐怖感を与えないようにした歯科治療ユニットが提案されている。この歯科治療ユニットでは、上下動,起倒動,傾斜動等の動作が可能で、かつ、これらの動作が操作ボタンによって制御される歯科治療椅子を具備している。また、歯科治療椅子の動作速度を規制するための動作速度規制スイッチを具備しており、このスイッチを操作した時は、操作ボタンによって操作される歯科治療椅子の動作速度が遅くなるようになっている。この動作速度規制スイッチは、通常、術者用テーブル操作パネルや歯科治療椅子、アシスタント操作パネルなどに設けられている。
特開2011−182949号公報 特開2001−238925号公報
バックレストと後頭部との間にバスタオルやクッションを挟み込んで固定する方法は、特別な装置を必要とせず簡便ではあるが、患者がうがい等で動くとバスタオルやクッションが落下して位置がずれてしまうため、診療を開始する際はそれを再セットする必要がある。また、特許文献1に開示されているエアマットでは、歯科用診療椅子のシート面と患者の身体の隙間を埋めるようにするために、エアマットを内外二層構造とし外層がボディーラインに合わせて自由に形状変形可能な素材で構成するとともに、内層を外部のエア供給源よりエア供給可能なエアバッグで構成する必要がある。このため、エアマットは、構造が複雑となり高価なものとなる。
また、特許文献2に開示されているような、動作速度規制スイッチを具備した歯科治療ユニットを使用している場合であっても、高齢者の患者を診療する際に、歯科治療椅子の動作速度切り替えを忘れる場合がある。このような場合は、歯科治療椅子の動作が通常速度で行われるため、円背姿勢の強い高齢者等の患者に対して恐怖感を与えてしまうことがある。
本発明は、これらの実情に鑑みてなされたものであり、円背姿勢が強い患者に対しても、頭部を安定的に保持するとともに低速動作モードが自動的に選択される歯科治療椅子および安頭台サポートクッションを提供することをその目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、安頭台の患者頭部側に装着されるクッション部を有する安頭台サポートクッションを、着脱自在に装着可能な歯科治療椅子であって、前記安頭台サポートクッションは、前記クッション部に設けられ装着時に前記安頭台の枕部の下部を収納する袋状部と、前記クッション部の上部から延び装着時にバックレストの背面側に着脱自在に固定されるベルトを有し、前記歯科治療椅子は、動作速度を低減させる動作速度低減機構を動作させるスイッチング部を備え、前記安頭台サポートクッションの装着にともなって、前記スイッチング部を動作させることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記スイッチング部は、前記安頭台に設けた押しボタンを有し、該押しボタンは、前記安頭台サポートクッションを装着した際に、前記袋状部によって押圧される位置に設けられており、前記押しボタンが押された際に前記動作速度低減機構が動作することを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記スイッチング部は、物理量を検出可能なセンサを前記バックレストの背面側に有し、前記センサは、前記安頭台サポートクッションを装着した際に、前記ベルトによって前記センサが検出する物理量が変化する位置に設けられており、前記センサが検出する物理量が変化した際に前記動作速度低減機構が動作することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、歯科治療椅子の安頭台に着脱自在に装着可能な安頭台サポートクッションであって、前記安頭台の患者頭部側に装着されるクッション部と、該クッション部に設けられ装着時に前記安頭台の下部を収納する袋状部と、前記クッション部から延び装着時にバックレストの背面側に着脱自在に固定されるベルトとを有し、前記歯科治療椅子に装着した際に、前記歯科治療椅子の動作速度を低減させる動作速度低減機構を動作させることを特徴とするものである。
発明によれば、円背姿勢が強い患者に対しても、頭部を安定的に保持するとともに低速動作モードが自動的に選択される歯科治療椅子および安頭台サポートクッションを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る歯科治療椅子の例であって、安頭台サポートクッションの装着前を示す図である。 本発明の一実施形態に係る歯科治療椅子のバックレスト部分を背面から見た図であり、安頭台と安頭台サポートクッションとの関係を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る歯科治療椅子のバックレスト部分を背面から見た図であり、安頭台サポートクッションの装着時を示す図である。 本発明の一実施形態に係る歯科治療椅子であって、安頭台サポートクッションを装着した際の断面を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の歯科治療椅子および安頭台サポートクッションに係る好適な実施形態について説明する。以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。なお、本発明はこれらの実施形態での例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内および均等の範囲内におけるすべての変更を含む。また、複数の実施形態について組み合わせが可能である限り、本発明は任意の実施形態を組み合わせたものを含む。
図1は、本発明の一実施形態に係る歯科治療椅子の例であって、安頭台サポートクッションの装着前を示す図である。図1に示すように、歯科治療ユニットは歯科治療椅子1を備えており、歯科治療椅子1の側方には、歯科用スピットン9が配置されている。なお、図示は省略するが、歯科治療ユニットは、歯科治療椅子1の周辺に、無影灯や、種々の歯科用インスツルメントを保持するホルダを設けたワークテーブル、インスツルメント操作用のフットスイッチ等を備えている。
歯科治療椅子1は、昇降部3によって上下動や傾斜動が可能に構成されている。昇降部3は、基台2上に例えば回転可能に設置され、コンターシート4の下側に連結されている。コンターシート4の後方には、バックレスト5や安頭台(ヘッドレスト)10が設けられている。バックレスト5の側方には、アームレスト6が設けられ、コンターシート4の前方には、レッグレスト7が設けられている。安頭台10は、枕部11および本体部12を備えており、支柱13に取り付けられている。なお、歯科治療椅子1に対する方向として、歯科治療椅子1に着座した際に、下方は患者の足の方向である基台2側を示し、上方は基台2と反対側の方向を示し、後方あるいは背面側は、患者の背中側の方向を示し、前方は患者の正面側の方向を示し、側方は左右の両手側の方向を示す。
レッグレスト7の前方には、フットレスト8が設けられており、患者は、歯科治療椅子1が退出位置にある場合に、フットレスト8の上に乗った後、コンターシート4に腰掛けることができる。歯科治療椅子1は、図示しないコントローラを操作することによって、コンターシート4が基台2に対して上下方向に昇降でき、傾動(チルト)動作が可能である。バックレスト5はコンターシート4に対して起倒可能に構成されている。また、レッグレスト7はコンターシート4に対して傾動可能に構成されている。さらに、フットレスト8はレッグレスト7に対して傾動可能に構成されている。
歯科治療椅子1は、動作速度低減機構を有しており、所定のスイッチング部を動作させることによって、コンターシート4の上下動作やチルト動作、バックレスト5の起倒動作、レッグレスト7やフットレスト8の傾動動作の動作速度を遅くすることが可能になっている。枕部11の下方には、例えば、左右の2か所に押しボタン14が設けられている。押しボタン14は、歯科治療椅子1の動作速度低減機構を動作させるスイッチ部の一例であり、押しボタン14の少なくともいずれか一方が押された状態にある際に、動作速度低減機構が動作するように構成されている。
歯科治療椅子1のバックレスト5のバックレストカバー5aの背面側には、面ファスナ15が固着されている。面ファスナ15は、後述する安頭台サポートクッション20のベルト24に設けた面ファスナ25を着脱自在に固定するためのものであり、例えば、面ファスナ15にはループ部が形成されており、面ファスナ25にはフック部が形成されている。なお、ベルト24を歯科治療椅子1に対して着脱自在に固定可能であれば、面ファスナ以外の固定手段を用いてもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る歯科治療椅子のバックレスト部分を背面から見た図であり、安頭台と安頭台サポートクッションとの関係を説明するための図である。また、図3は、本発明の一実施形態に係る歯科治療椅子のバックレスト部分を背面から見た図であり、安頭台サポートクッションの装着時を示す図である。図4は、本発明の一実施形態に係る歯科治療椅子であって、安頭台サポートクッションの装着した際の断面を示す図である。
安頭台10は、本実施形態では、2軸式の支持機構を備えており、枕部11と本体部12とを結合する第1軸部11aと、本体部12と支柱13を結合する第2軸部13aを備えている。枕部11は第1軸部11aと第2軸部13aを回動させることにより、支柱13に対して種々の位置をとることができる。なお、第1軸部11aと第2軸部13aは、枕部11の位置の調整後、図示しない固定機構により調整後の位置を保持可能に構成されている。支柱13は、バックレスト5から上方に突出しており、図示しない可動部によって、バックレスト5に対して上下動が可能となっている。
背中の曲がった高齢患者を診療する場合、2軸式の安頭台10を前方に傾け、枕部11をバックレスト5よりも前方に出すとともに、患者頭部の高さに合わせて支柱13の高さを調整する。しかしながら、円背進行が進んだ患者に対しては、さらに、安頭台サポートクッション20を歯科治療椅子1に装着することによって、対応可能である。
安頭台サポートクッション20は、図2〜図4に示すように、クッション部21、袋状部22、ベルト上部23、ベルト24、および、面ファスナ25を有している。クッション部21は、安頭台10の枕部11の患者頭部側の形状に一致する背面側形状と、患者頭部にフィットする前面側形状を有するウレタン材からなり、表面にはレザーあるいはPVC(ポリ塩化ビニル)からなる生地が張られている。クッション部21の下方側には、安頭台10の枕部11の下方部分を嵌め込み可能な袋状部22が形成されている。袋状部22は、レザーあるいはPVC(ポリ塩化ビニル)からなる生地から構成することができる。
クッション部21の上方側には、例えば、クッション部21の上方面を覆うようにベルト24のベルト上部23が固着されている。ベルト24は、例えばポリプロピレンやナイロン素材を織った可撓性のベルトであり、ベルト上部23と反対側の端部には、先述した面ファスナ25が設けられている。このように、ベルト24は、クッション部21の上部から延びている。
円背進行の進んだ患者を治療する場合、まず、歯科治療椅子1の安頭台10に安頭台サポートクッション20を装着する。装着に当たっては、安頭台サポートクッション20のベルト24をクッション部21の前方に来るように垂らした状態で、クッション部21の後方側上部を安頭台10の枕部11の前面側に押し当てた状態で、図2の二点鎖線の矢印で示すように、クッション部21を上方に移動させる。これにより、安頭台10の枕部11の下方端部が安頭台サポートクッション20の袋状部22に嵌め込まれる。
この状態で、ベルト24の端部をバックレスト5の背面側に移動させ、ベルト24に多少のゆとりをもたせた状態で、面ファスナ25を面ファスナ15に固定する。その後、支柱13の高さと、安頭台10の第1軸部11aと第2軸部13aの回転位置を調整し、枕部11の位置決めを行い、図示しない固定機構によって枕部11の位置を固定する。枕部11の位置決め固定を終えた後、ベルト24に若干の張力がかかる状態で、面ファスナ25を面ファスナ15に再固定する。これにより、安頭台サポートクッション20は安頭台10に着実に装着され、枕部11に対してずれることがない。
以降、術者は、歯科治療椅子1のコンターシート4等を動作させて歯科治療を行うが、安頭台10の枕部11の下部に設けた押しボタン14は、安頭台サポートクッション20の袋状部22によって押圧されているため、歯科治療椅子1の動作速度低減機構が動作する。これにより、術者やアシスタントが図示しないコントローラによって歯科治療椅子1を動作させた際に、歯科治療椅子1の動作はゆっくりしたものとなり、患者に不安感や恐怖感を与えることがない。したがって、円背進行の進んだ患者を治療する場合に、安頭台サポートクッション20を使用すれば、自動的に動作速度低減機構が動作する。
以上、安頭台サポートクッション20の安頭台10への装着にともなって、歯科治療椅子1の動作速度を低減させる動作速度低減機構のスイッチング部を動作させる例として、安頭台10の枕部11の下部に設けた押しボタン14を、安頭台サポートクッション20の袋状部22が押圧する構成のものを示したが、動作速度低減機構のスイッチング部を動作させる構成は、他の例でもよい。
一例として、図2に示すバックレストカバー5aに設けた面ファスナ15の上方部に、物理量を検出可能なセンサ16を設け、このセンサ16の出力に応じて動作速度低減機構を動作させるようにしてもよい。例えば、センサ16として、物理量の一つである入射光の大きさを測定する光センサを用い、安頭台サポートクッション20を安頭台10に装着した際に、光センサがベルト24で覆われるようにすることができる。これにより、安頭台サポートクッション20を安頭台10に装着すれば、センサ16の受光面側がベルト24によって覆われるため、センサ16に入射する入光量が減少する。そして、光センサへの入光量が減少したことに応じて、歯科治療椅子1の動作速度を低減させる動作速度低減機構のスイッチング部を動作させる。なお、バックレストカバー5aには、光センサの受光面に通じる穴を設けておく必要がある。
また、センサ16としては、静電容量形近接センサを用いてもよい。この場合、ベルト24には、センサ16と対向する個所に導電体を設けておけば、安頭台サポートクッション20を安頭台10に装着した際に、センサ16がベルト24に設けた導電体に近接するため、センサ16を含む系の物理量である静電容量が変化する。そして、センサ16が検出する物理量の変化に応じて、歯科治療椅子1の動作速度を低減させる動作速度低減機構のスイッチング部を動作させる。
さらに、センサ16としては、磁気センサを用いてもよい。この場合、ベルト24には、センサ16と対向する個所に、磁性体を設けておけば、安頭台サポートクッション20を安頭台10に装着した際に、センサ16がベルト24に設けた磁性体に近接するため、センサ16を設けた箇所の物理量である磁束密度が変化する。そして、センサ16が検出する物理量の変化に応じて、歯科治療椅子1の動作速度を低減させる動作速度低減機構のスイッチング部を動作させる。なお、静電容量形近接センサや磁気センサを用いる場合は、バックレストカバー5aに穴をあける必要はない。
このように、安頭台サポートクッション20を安頭台10へ装着することにともなって、自動的に歯科治療椅子1の動作速度を低減させることが可能となる。なお、動作速度低減機構のスイッチング部を動作させるためには、押しボタン14やセンサ16のいずれか1つの手段を設けておけばよいが、安全を確保するために複数の手段を併用してもよい。さらに、センサ16の位置は、安頭台サポートクッション20を安頭台10に装着した際に、物理量の検出値が変化するものであれば種々のセンサを用いてもよく、歯科治療椅子1への取付位置も上記の実施形態に限定されない。
1…歯科治療椅子、2…基台、3…昇降部、4…コンターシート、5…バックレスト、5a…バックレストカバー、6…アームレスト、7…レッグレスト、8…フットレスト、9…歯科用スピットン、10…安頭台、11…枕部、11a…第1軸部、12…本体部、13…支柱、13a…第2軸部、14…押しボタン、15…面ファスナ、16…センサ、20…安頭台サポートクッション、21…クッション部、22…袋状部、23…ベルト上部、24…ベルト、25…面ファスナ。

Claims (4)

  1. 安頭台の患者頭部側に装着されるクッション部を有する安頭台サポートクッションを、着脱自在に装着可能な歯科治療椅子であって、
    前記安頭台サポートクッションは、前記クッション部に設けられ装着時に前記安頭台の枕部の下部を収納する袋状部と、前記クッション部の上部から延び装着時にバックレストの背面側に着脱自在に固定されるベルトを有し、
    前記歯科治療椅子は、動作速度を低減させる動作速度低減機構を動作させるスイッチング部を備え、前記安頭台サポートクッションの装着にともなって、前記スイッチング部を動作させることを特徴とする、歯科治療椅子。
  2. 前記スイッチング部は、前記安頭台に設けた押しボタンを有し、該押しボタンは、前記安頭台サポートクッションを装着した際に、前記袋状部によって押圧される位置に設けられており、前記押しボタンが押された際に前記動作速度低減機構が動作することを特徴とする、請求項1に記載の歯科治療椅子。
  3. 前記スイッチング部は、物理量を検出可能なセンサを前記バックレストの背面側に有し、前記センサは、前記安頭台サポートクッションを装着した際に、前記ベルトによって前記センサが検出する物理量が変化する位置に設けられており、前記センサが検出する物理量が変化した際に前記動作速度低減機構が動作することを特徴とする、請求項1に記載の歯科治療椅子。
  4. 歯科治療椅子の安頭台に着脱自在に装着可能な安頭台サポートクッションであって、
    前記安頭台の患者頭部側に装着されるクッション部と、該クッション部に設けられ装着時に前記安頭台の下部を収納する袋状部と、前記クッション部から延び装着時にバックレストの背面側に着脱自在に固定されるベルトとを有し、
    前記歯科治療椅子に装着した際に、前記歯科治療椅子の動作速度を低減させる動作速度低減機構を動作させることを特徴とする安頭台サポートクッション。
JP2020087518A 2020-05-19 2020-05-19 歯科治療椅子および安頭台サポートクッション Pending JP2021180755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020087518A JP2021180755A (ja) 2020-05-19 2020-05-19 歯科治療椅子および安頭台サポートクッション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020087518A JP2021180755A (ja) 2020-05-19 2020-05-19 歯科治療椅子および安頭台サポートクッション

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021180755A true JP2021180755A (ja) 2021-11-25

Family

ID=78606276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020087518A Pending JP2021180755A (ja) 2020-05-19 2020-05-19 歯科治療椅子および安頭台サポートクッション

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021180755A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5516725B2 (ja) 車両用フットレストシステム
EP0014068B1 (en) Orthopedic reclining chair
JP7393611B2 (ja) 表示システム及びそれを備えた車両
JP2006311900A (ja) 身体支持装置
JP2015000070A (ja) マッサージ機
JP2021180755A (ja) 歯科治療椅子および安頭台サポートクッション
US20220024352A1 (en) Sensor unit, and seat equipped with sensor unit
JP4432471B2 (ja) マッサージ機
JP2003210270A (ja) 椅 子
JP5712370B2 (ja) 椅子
JPH11334434A (ja) 車両用シートのシートバック
JP3417868B2 (ja) 航空機用座席装置
JP4318191B2 (ja) 多目的チェアのフレーム
JP2012040110A (ja) 椅子
USRE31092E (en) Orthopedic reclining chair
JP4021162B2 (ja) ランバーサポート機能付き椅子
JP3080745U (ja) 姿勢保持具
JP4308737B2 (ja) 航空機用座席装置
JP5826528B2 (ja) チェアベッド
JP3325112B2 (ja) 乗物用座席
JP2005253534A (ja) 車椅子
JPH05261133A (ja) 寝たきり病人・老人用ベッド
JP4791623B2 (ja) 二の腕支持構造およびこれを利用する椅子
JPWO2018043592A1 (ja) 移乗装置
JP4179185B2 (ja) マッサージ椅子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240507