JP2001520564A - 座家具／横臥家具、特に調整可能な要素を備えた簀子板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 座家具／横臥家具、特に調整可能な頭部分及び足部分を備えたベットのような調整可能な要素を備えた簀子板であって、その際調整のためのモータが設けられているものによって、解決が図られるべきであり、この解決によって座家具／横臥家具、特に簀子板は、モータが目に入ることなしに、モータにより調整されることができる。このことは、簀子板（１）のフレーム（２）の旋回軸（９）に組み込まれた軸状モータ（１０）が設けられていることによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 座家具／横臥家具、特に調整可能な要素を備えた簀子板 本発明は、例えば調整可能な頭部分及び足部分を備えたベットであって、その 際調整用モータが設けられているような、座家具／横臥家具、特に調整可能な要 素を備えた簀子板に関する。 調整可能な要素を備えた座家具／横臥家具、特に簀子板は、簡単な、就中動力 節約的調整可能性を創出すべく、住居の老人及び又は身体障害者に適した装置の ために常に調整モータを備える。その際一般に調整モータが使用されるが、調整 モータは、比較的スペースをとりかつ軽量で、金銀線細工を施された家具又は広 い側部分によって覆われてない例えばベットでは、まさしく視覚的に美観を損な う。 簀子板の駆動技術を、例えばドイツ国特許出願第１９５４２３１９号明細書、 ドイツ国特許出願第１９５４２３２０号明細書及びドイツ国特許出願第１９５４ ２３２１号明細書が示し、その際、そこでも、駆動装置は、簀子板の軸上に作用 する外部電動モータとして形成されている。 これに対して本発明の課題は、座家具／横臥家具、特に簀子板を、モータが目 に入ることなく、モータによる調整が行われることができるような解決を提供す ることである。 この課題は、本発明によれば、簀子板のフレームの旋回軸に組み込まれた軸状 モータが設けられていることによって解決される。 旋回軸に組み込まれた本発明によるそのような軸状モータは、外部に対して大 抵視界には現れない、そのわけは軸状モータは、簀子板のフレームに固定されて いて、簀子板の必要な旋回軸に組み込まれているからである。この解決は、同時 に容易にアクセス可能で、騒音が少なくかつ更には保守不要である。 軸状モータと、付設の旋回レバであって、頭部分及び足部分に作用するものと を備えた２つの旋回軸が設けられている。それによって特に１つのベットが何度 も調整され、その際頭部分及び又は足部分は、互いに独立に調整されることがで き、即ち頭部分及び足部分は、それぞれもう一度屈曲されることができることが 示されている。 有利な構成において、軸状モータは、軸板を介して簀子板の外フレームに回転 不能に固定されており、その際旋回軸は、滑り軸受を介してモータのまわりに回 転可能に配設されている。このことは、装置全体の特別に安定した構成を与える 。そのように例えば軸板が四角保持部材を備え得、四角保持部材には相応して形 成された四角穴を備えたモータフランジが嵌入される。モータ軸がその軸上にあ る巻線と共に運動する場合、モータハウジングは簀子板の外フレームにねじれ不 能かつ回転剛固に保持される。 本発明は、更にモータ軸が旋回軸を付勢する連行体をセルフロッキング伝動装 置を介して駆動することも提案する。このことは、簀子板の調整可能な要素が常 にその都度の位置に確実に固定されるという利点を有する、そのわけはセルフロ ッキング伝動装置は、その出発位置への調整可能な要素の逆行を阻止するからで ある。調整モータが電圧を印加される場合、セルフロッキング伝動装置は係脱さ れ、それから調整可能な要素は他の位置にもたらされる。電流供給が中断され又 は遮断されるや否や、伝動装置は、セルフロッキング状態にされかつ簀子板は所 望の位置に固定される。 このために本発明は、旋回軸が四角管としてかつ連行体が四角輪として形成さ れていることも提案される。このことは、調整装置の特別に簡単かつコストの安 い構造及び連行体及び旋回軸のスリップのない係合を可能にする。 本発明を次に図示の例に基づいて詳しく説明する。 図１は、調整可能な簀子板の出発位置の側面図、 図２は、頭部分及び足部分のリフト位置の図１による簀子板の側面図、 図３は、セルフロッキング伝動装置及び四角輪を有する駆動軸を備えた、簀子 板のフレームの旋回軸に組み込まれた軸状モータの縦断面図である。 一般に１で表された簀子板は、外フレーム２、内フレーム３、弾性要素４及び これに固定されたばね部材５を有する。外フレーム２には、四角保持部材７を備 えた軸板６が固定されている。軸板６は、追加的に滑り軸受８を有する。この滑 り軸受８上には、可動旋回軸として四角管９がある。この四角管９として形成さ れた旋回軸には軸状モータ１０が内蔵され、軸状モータは、巻線１３を備えたモ ータハウジング１１及びモータ軸１２を包含する。 セルフロッキング伝動装置１４の他に駆動軸１５は、四角輪１６として形成さ れた連行体１６を備え、連行体はストッパ１７によって固定されている。軸状モ ータ１０の他の側に軸板６上の四角保持部材７が嵌入している四角穴１９を備え たモータフランジ１８がある。モータ軸１２及び駆動軸１５は玉軸受２０上で回 転可能に支承されている。 駆動モータ１０は、接続ケーブル２１を介して変圧器２２及びこれと接続した 、詳しく図示しない制御部と結合している。四角管９として形成された旋回軸に 、旋回レバ２３が付設されており、旋回軸は、簀子板１の頭部分２４又は足部分 ２５に作用している。 提案された構成の作用法は、次の通りである。 図１は、出発位置の簀子板を示す。軸状モータ１１が接続ケーブル２１を介し て変圧器２２によって電圧を印加すると、モータ軸１２と、連行体として配設さ れ、それに回転不能な四角輪１６を備えた駆動軸１５との回転が行われる。駆動 軸１５は、内方から四角管９を把持し、四角管は旋回軸として作用しかつその上 に剛固に固定された旋回レバー２３を介して頭部分２４及び又は足部分２５に作 用する。その際頭部分２４及び又は足部分２５は、所望な程度に上昇させられる 。所望の位置が達成されるや否や、モータ１１は停止する。 制御部の相応した構成によって、頭部分２４及び足部分２５を互いに同期して 昇降させることも、これらを互いに別個にその位置を変えることも可能である。 勿論旋回レバ、クランピングフレーム、旋回軸等の他の構成も可能である。でき る限り僅かしか光学的に支障のある外観を生じさせないために、固有のモータが 軸状モータとして旋回軸中に空間及びスペース節約的に内蔵されることのみが本 質的なことである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．調整可能な要素を備えた座家具／横臥家具、特に調整可能な頭部分及び足部 分を備え、その際調整のためのモータが設けられている簀子板において、 簀子板（１）のフレーム（２）の旋回軸（９）に組み込まれた軸状モータ（１ ０）が設けられていることを特徴とする前記座家具／横臥家具。 ２．軸状モータ（１０）と、頭部分又は足部分（２４、２５）に作用する付設の 旋回レバ（２３）とを備えた２つの旋回軸（９）が設けられている、請求項１に 記載の座家具／横臥家具。 ３．軸状モータ（１０）が、軸板（６）を介して簀子板（１）の外フレーム（２ ）に回転不能に固定されており、その際旋回軸（９）が、滑り軸受（８）を介し て軸状モータ（１０）の周りに回転可能に配設されている、請求項１又は２に記 載の座家具／横臥家具。 ４．駆動軸（１５）がセルフロッキング伝動装置（１４）を介して、旋回軸（９ ）を付勢する連行体（１６）を駆動する請求項１に記載の座家具／横臥家具。 ５．旋回軸（５）が、四角管（９）としてかつ連行体（１６）が、四角輪（１６ ）として形成されている、請求項１から４までのうちのいずれか一項に記載の座 家具／横臥家具。