JP3444308B2 - 排気集合装置及びその製造方法 - Google Patents

排気集合装置及びその製造方法

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JP3444308B2
JP3444308B2 JP02797094A JP2797094A JP3444308B2 JP 3444308 B2 JP3444308 B2 JP 3444308B2 JP 02797094 A JP02797094 A JP 02797094A JP 2797094 A JP2797094 A JP 2797094A JP 3444308 B2 JP3444308 B2 JP 3444308B2
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    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の排気系に装着
される排気集合装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、V型エンジンに装着される排気
系では、該V型エンジンの左右の排気マニホールドにそ
れぞれ連結された各排気管路は、V型エンジンの下方位
置で合流し、合流管路となる。かかるエンジンレイアウ
トでは、スペース上の制限から、一方の排気管路からの
排気ガスは直線状に合流管路へ流れるように設計され、
無理な流れはないものの、他方の排気からの排気ガス
は、2つの排気管路と合流管路の合流部で、急激に反転
して合流管路へ流れる構造が採用されている。
【0003】このため、他方の排気管路から流れる排気
ガスは、合流部で無理に折り返されて合流管路へ乱流を
形成しながら流れるので、渦流等を発生させ、従って、
放射音等の異音が発生するという問題がある。
【0004】そこで、合流部で渦流を発生させずにほぼ
均等に排気ガスを流して放射音等の異音の発生を防止す
る構造が要求され、種々の構造が工夫されており、例え
ば、実開平5−27224号公報に示す排気集合装置が
知られている。
【0005】図は実開平5−27224号公報に示す
排気集合装置を示す。図において、符号101はエンジ
ンで、このエンジン101には、排気マニホールド10
2,103の一端が装着され、排気マニホールド10
2,103の他端には、それぞれ排気管路104,10
5の一端が連結されている。一方の排気管路104は直
角に折れ曲がり、第1水平部分104Aが形成されてい
る。
【0006】また、他方の排気管路105は鋳物製の排
気合流ブロック106と一体となっており、排気合流ブ
ロック106の一部を構成している。排気合流ブロック
106はエンジン101の下方位置で一方の排気管路1
04と他方の排気管路105が集合する合流部107を
備え、合流部107は排気ガスを整流するガイド部10
7Aを有している。
【0007】排気合流ブロック106には合流部107
の出口側に合流管路108が形成され、合流管路108
方の排気管路104とともに直線状のメイン排気経
路109を形成している。
【0008】他方の排気管路105に形成されたサブ排
気経路とメイン排気経路109の合流部下流部分109
Aは合流部107を介して略U字形状になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の排気
集合装置にあっては、エンジン101の振動や車両の走
行で、両排気管路104,105に両排気管路104,
105を変形させようとする力が排気合流ブロック10
6の合流部107付近に伝達される。他方の排気管路1
05に形成されたサブ排気経路とメイン排気経路109
の合流部下流部分109Aに一体化部分が形成されて
いるので、全体的に合流部107付近は、一種の剛体構
造を構成している。従って、応力が作用すると、一体化
部分に拘束される2つの排気管路104,105及び
合流管路108は変形ができないので、一体化部分
亀裂が発生し易いという問題があった。亀裂の発生を防
止するために、肉厚を増すと、重量が増加するという問
題が発生することになる。
【0010】また、エンジン101の下方の狭いスペー
スに、他方の排気管路105に形成されたサブ排気経路
とメイン排気経路109の合流部下流部分109Aを合
流部107を介して略U字形状に連結しているため、2
つの排気管路104,105及び合流管路108の構造
を鋳物製にすることを余儀なくされている。そのため、
2つの排気管路104,105及び合流管路108の重
量が重くなり、製造が大掛かりとなり、コストアップを
招くという問題がある。
【0011】そして、また、触媒コンバータ(図示せ
ず)により例えば排気ガス中のCO成分やHC成分等の
未燃焼成分を、排気ガスの熱により燃焼して除去するた
め、エンジン運転開始時に触媒コンバータ内の触媒担体
を急速に加熱して暖めることが要求されている。
【0012】ところが、排気合流ブロック106は鋳物
製になっているので、板厚が厚く、熱容量が大きい。従
って、特に冬期等の外気の温度が低いエンジン運転開始
時には、エンジン101からの排気ガスが熱容量の大き
い排気合流ブロック106に熱を奪われ易く、熱が逃げ
て排気ガスの温度が低くなり易いという問題がある。従
って、排気ガス中のCO成分やHC成分等の未燃焼成分
が、排気ガスの熱によっても燃焼し難く、除去され難い
という問題があった。
【0013】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、亀裂の発生を防止すると
ともに重量を軽くし、製造を簡単にできる排気集合装置
を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
エンジンの両側に設けられた一対の排気管路と、エンジ
ンの下方位置で両排気管路が集合し、排気ガスを整流す
るガイド部を有する合流部と、合流部に連結され、
の排気管路とともに直線状のメイン排気経路を形成する
合流管路とを備え、他方の排気管路に形成されたサブ排
気経路とメイン排気経路の合流部下流部分は合流部を介
して略U字形状に連結されている排気集合装置におい
て、方の排気管路及び合流管路を1つのメインパイプ
材で構成し、メインパイプ材に通路孔を形成し、メイン
パイプ材の通路孔の排気ガス上流側の縁部にガイド部の
一部を構成する舌片を一体に設け、他方の排気管路を
部がメインパイプ材の通路孔及び舌片を囲むと共にメイ
ンパイプ材を跨ることができるように拡大したサブパイ
プ材で構成し、メインパイプ材の通路孔及び舌片を、サ
ブパイプ材の拡大した端部で囲んで接合溶接してなるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、エンジンの一側に
メインパイプ材を材料とするメイン排気経路を接続する
とともに、エンジンの他側にサブパイプ材を材料とする
サブ排気経路を接続し、メインパイプ材に通路孔を形成
し、このメインパイプ材の通路孔の排気ガス上流側の縁
部に、排気ガスを整流するガイド部の一部を構成する舌
片を一体に設け、サブパイプ材の端部をメインパイプ材
の通路孔及び舌片を囲むと共にメインパイプ材を跨るこ
とができるように拡大し、メイン排気経路の合流部下流
部分と合流部を介して略U字形状になるようにサブパイ
プ材を配するとともに拡大した端部で、メインパイプ材
の通路孔及び舌片を囲んで接合溶接することを特徴とす
る。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、舌片は通路孔の縁部の排気ガス上流側を押
し潰すことにより形成されることを特徴とする
【0017】
【作用】請求項1記載の発明においては、方の排気管
路及び合流管路は1つのメインパイプ材で構成され、他
方の排気管路は、サブパイプ材で構成されているので、
メインパイプ材,サブパイプ材は合流部での拘束力を受
け難く、全体的に変形し、メインパイプ材,サブパイプ
材に作用する力が逃げる。従って、合流部に応力集中が
少なくなり、応力が分散する。
【0018】請求項2記載の発明においては、メインパ
イプ材に通路孔が形成され、このメインパイプ材の通路
孔の排気ガス上流側の縁部に、排気ガスを整流するガイ
ド部の一部を構成する舌片が一体に設けられる。
【0019】エンジンの一側に上記の構造のメインパイ
プ材を材料とするメイン排気経路が接続されるととも
に、エンジンの他側にサブパイプ材を材料とするサブ排
気経路が接続される。
【0020】そして、メイン排気経路の合流部下流部分
と合流部を介して略U字形状になるようにサブパイプ材
が、メインパイプ材に、その通路孔及び舌片を囲んで接
合溶接される。
【0021】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図4は本発明の実施例に係わる排気
集合装置を示す。
【0022】図において、符号1はV型エンジンで、こ
のV型エンジン1の左右のシリンダヘッド2,3には、
排気マニホールド4,5の一端が装着され、排気マニホ
ールド4,5の他端には、それぞれ排気管路6,7の一
端が連結されている。
【0023】一方の排気管路6は直角に折れ曲がり、第
1水平部分6Aが形成されている。他方の排気管路7は
直角に折れ曲がり、第2水平部分7Aが形成され、さら
にその先端で再び折れ曲がり、折曲部7Bが形成されて
いる。
【0024】V型エンジン1の下方位置で一方の排気管
路6の第1水平部分6Aと他方の排気管路7の第2水平
部分7Aは集合して合流部8が形成されている。合流部
8に合流管路9が連結されている。
【0025】合流管路9の途中には車両(図示)の床下
に触媒コンバータ10が装着されている。合流部8を詳
しく述べる。
【0026】合流管路9と一方の排気管路6は連続して
メインパイプ材で一体に構成されている。このメインパ
イプ材の内側に、合流管路9と一方の排気管路6の第1
水平部分6Aとで直線状のメイン排気経路11が形成さ
れている。
【0027】メインパイプ材に通路孔12が形成されて
いる。また、他方の排気管路7はサブパイプ材で構成さ
れ、その内側にサブ排気経路13が構成されている。
【0028】そして、合流部8には、排気ガスを整流す
るガイド部15が形成されている。メインパイプ材の通
路孔12の排気ガス上流側の縁部に、ガイド部15の一
部を構成する舌片14が設けられている。舌片14は下
方に向けて傾斜している。
【0029】メインパイプ材の通路孔12及び舌片14
を囲む部分に、図1,図2,図3,図4に示すように、
通路孔12及び舌片14を囲むと共に通路孔12及び舌
片14の周囲のメインパイプ材を跨ることができるよう
に拡大された上記サブパイプ材の端部が接合溶接され、
前記合流部8が形成されている。接合溶接部における溶
接ビードWは略円形状となっている。
【0030】ガイド部15は、他方の排気管路7の折曲
部7Bの外側湾曲壁面7Cと舌片14とで構成されてい
る。そして、サブ排気経路13とメイン排気経路11の
合流部下流部分11Aは合流部8を介して略U字形状に
連結されている。
【0031】次に、本実施例の製造方法を説明する。先
ず、V型エンジン1の一側である排気マニホールド4に
メインパイプ材を材料としたメイン排気経路11を接続
する。次いで、V型エンジン1の他側である排気マニホ
ールド5にサブパイプ材を材料としたサブ排気経路13
を接続する。
【0032】そして、メインパイプ材に通路孔12を形
成し、このメインパイプ材の通路孔12の排気ガス上流
側の縁部にガイド部15の一部を構成する舌片14を形
成する。舌片14は通路孔12の排気ガス上流側の縁部
を押し潰すことにより形成されるので、舌片14の成形
作業が簡便である。
【0033】さらに、メインパイプ材の通路孔12及び
舌片14を囲む部分に、サブ排気経路13を構成するサ
ブパイプ材を、サブ排気経路13とメイン排気経路11
の合流部下流部分11Aが合流部8を介して略U字形状
になるように、接合溶接する。
【0034】しかして、本実施例においては、一方の排
気管路6からの排気ガスは、合流部8を通って合流管路
9へ直線状に流れる。一方、他方の排気管路7からの排
気ガスは、合流部8でほぼ反転して合流管路9へ直線状
に流れる。合流部8においては、ガイド部15によって
排気ガスは反転して流れるが、舌片14によって整流さ
れる。従って、合流部で8渦流を発生させずにほぼ均等
に排気ガスを流して放射音等の異音の発生を防止してい
る。
【0035】そして、一方の排気管路6及び合流管路9
は1つのメインパイプ材で構成され、他方の排気管路7
は、サブパイプ材で構成されているので、合流部8がい
わば、1つの力の支持端を構成することになる。しか
も、溶接ビードWの長さはサブパイプ材の周長さ程度な
ので、合流部付近を断面半円状の半割り部材を最中合わ
せで溶接接合する構造と比較すれば、溶接ビードWの長
さは短くなっている。
【0036】従って、V型エンジン1の振動や車両の走
行で、両排気管路6,7に両排気管路6,7を変形させ
ようとする力が伝達されると、メインパイプ材,サブパ
イプ材が合流部8での拘束力を受け難く、全体的に変形
し、メインパイプ材,サブパイプ材に作用する力が逃げ
易い。即ち、合流部8の応力集中が少なくなり、応力が
分散する。
【0037】以上の如き構成によれば、一方の排気管路
6及び合流管路9は1つのメインパイプ材で構成され、
他方の排気管路7は、サブパイプ材で構成され、メイン
パイプ材にサブパイプ材が溶接接合されているので、合
流部8における拘束力が弱くなっている。従って、メイ
ンパイプ材,サブパイプ材が全体的に変形し、メインパ
イプ材,サブパイプ材に作用する力が逃げ、合流部8に
応力集中が無くなり、応力が分散し、亀裂の発生を防止
できる。これは単体の加振耐久テストにて、従来の構造
に対して、5倍以上の耐久強度が得られることが確認さ
れている。
【0038】要するに、合流部8に応力が作用しても、
2つの排気管路6,7及び合流管路9は変形可能なの
で、応力集中を少なくし、応力を分散させることができ
る。また、従来のように鋳物製の材料を使用していない
ので、板厚が薄く、重量が軽くなっており、コストダウ
ンを図ることができる。
【0039】さらに、2つの排気管路6,7及び合流管
路9はパイプ製であるので、板厚が薄く、鋳物製に比し
て熱容量が小さい。従って、特に冬期等の外気の温度が
低いエンジン運転開始時には、V型エンジン1からの排
気ガス合流部8で熱を奪われ難く、熱の逃げが防止され
て排気ガスの温度を高く維持できる。従って、触媒コン
バータ10内の触媒担体により、排気ガス中のCO成分
やHC成分等の未燃焼成分を、排気ガスの熱で燃焼し、
除去効率を高くできる。
【0040】また、メインパイプ材の通路孔12の排気
ガス上流側の縁部にガイド部15の一部を構成する舌片
14を設ける作業は、単に素材パイプに通路孔12を穿
設した後、舌片14を押し潰して溶接すれば良いので、
素材としてパイプ材を準備するとともにメインパイプ材
にサブパイプ材溶接接合すれば良く、しかも、溶接ビー
ドWの長さがサブパイプ材の周長さ程度なので、溶接作
業時間も短く、簡単に造ることができ、製造コストを下
げることができる。
【0041】なお、本実施例においては、エンジンの種
類としてV型エンジンを挙げているが、これに限定され
ることなく、直列型エンジンに適用することもできる
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、一方の排気管路及び合流管路は1つのメイ
ンパイプ材で構成され、他方の排気管路は、サブパイプ
材で構成され、メインパイプ材にサブパイプ材が溶接接
合されているので、合流部で変形を拘束する力が小さ
い。従って、メインパイプ材,サブパイプ材が全体的に
変形し、メインパイプ材,サブパイプ材に作用する力が
逃げ、合流部に応力集中が無くなり、応力が分散し、亀
裂の発生を防止できる。
【0043】要するに、合流部に応力が作用しても、2
つの排気管路及び合流管路は変形可能なので、応力集中
を避け、応力を分散させることができる。また、従来の
ように鋳物製の材料を使用していないので、重量が軽
く、コストダウンを図ることができる。
【0044】さらに、2つの排気管路及び合流管路はパ
イプ製であるので、鋳物製に比して熱容量が小さい。従
って、特に冬期等の外気の温度が低いエンジン運転開始
時には、エンジンからの排気ガスが合流部において熱を
奪われ難く、熱の逃げが防止されて排気ガスの温度を高
く維持できる。従って、触媒コンバータにより排気ガス
中のCO成分やHC成分等の未燃焼成分を、排気ガスの
熱で燃焼し、除去効率を高くできる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、メインパイ
プ材の通路孔の排気ガス上流側の縁部にガイド部の一部
を構成する舌片を設ける作業は、単に素材パイプに通路
孔を穿設した後、舌片を押し潰して形成し、また、メイ
ンパイプ材にサブパイプ材を溶接接合すれば良く、しか
も、溶接長さが、サブパイプ材の周長さ程度なので、溶
接作業時間も短く、簡単に造ることができ、製造コスト
を下げることができる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、舌片は通路
孔の排気ガス上流側の縁部を押し潰すことにより形成さ
れるので、舌片の成形作業が簡便である。請求項4記載
の発明によれば、舌片は通路孔の排気ガス上流側の縁部
に溶接接合されるいることにより形成されるので、舌片
の形状を自由に選定し、排気ガスの流れを自由に変更す
ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる排気集合装置の要部を
示す断面図である。
【図2】同実施例に係わる排気集合装置の全体を示す正
面図である。
【図3】同実施例に係わる排気集合装置の要部を示す斜
視図である。
【図4】図3のX方向矢視図である。
【図5】従来における排気集合装置の全体を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 V型エンジン(エンジン) 6 一方の排気管路 7 一方の排気管路 8 合流部 9 合流管路 11 メイン排気経路 11A 合流部下流部分 12 通路孔 13 サブ排気経路 14 舌片 15 ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−83320(JP,U) 実開 平4−111518(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 7/10 F01N 7/18 F02B 75/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの両側に設けられた一対の排気
    管路と、 エンジンの下方位置で両排気管路が集合し、排気ガスを
    整流するガイド部を有する合流部と、 合流部に連結され、方の排気管路とともに直線状のメ
    イン排気経路を形成する合流管路とを備え、 他方の排気管路に形成されたサブ排気経路とメイン排気
    経路の合流部下流部分は合流部を介して略U字形状に連
    結されている排気集合装置において、 方の排気管路及び合流管路を1つのメインパイプ材で
    構成し、 メインパイプ材に通路孔を形成し、 メインパイプ材の通路孔の排気ガス上流側の縁部にガイ
    ド部の一部を構成する舌片を一体に設け、 他方の排気管路を端部がメインパイプ材の通路孔及び舌
    片を囲むと共にメインパイプ材を跨ることができるよう
    に拡大したサブパイプ材で構成し、 メインパイプ材の通路孔及び舌片を、サブパイプ材の拡
    大した端部で囲んで接合溶接してなることを特徴とする
    排気集合装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの一側にメインパイプ材を材料
    とするメイン排気経路を接続するとともに、エンジンの
    他側にサブパイプ材を材料とするサブ排気経路を接続
    し、メインパイプ材に通路孔を形成し、このメインパイ
    プ材の通路孔の排気ガス上流側の縁部に、排気ガスを整
    流するガイド部の一部を構成する舌片を一体に設け、
    ブパイプ材の端部をメインパイプ材の通路孔及び舌片を
    囲むと共にメインパイプ材を跨ることができるように拡
    大し、メイン排気経路の合流部下流部分と合流部を介し
    て略U字形状になるようにサブパイプ材を配するととも
    に拡大した端部で、メインパイプ材の通路孔及び舌片を
    囲んで接合溶接することを特徴とする排気集合装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 舌片は通路孔の縁部の排気ガス上流側を
    押し潰すことにより形成されることを特徴とする請求項
    2記載の排気集合装置の製造方法
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