JP3443713B2 - 再転写可能なヒートモードレーザー熱転写用受像材料及びその製造方法 - Google Patents

再転写可能なヒートモードレーザー熱転写用受像材料及びその製造方法

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JP3443713B2 JP07764695A JP7764695A JP3443713B2 JP 3443713 B2 JP3443713 B2 JP 3443713B2 JP 07764695 A JP07764695 A JP 07764695A JP 7764695 A JP7764695 A JP 7764695A JP 3443713 B2 JP3443713 B2 JP 3443713B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒートモードレーザー
熱転写により画像記録した後に所望の被転写体へ転写す
ることにより、種々の被転写体へ高解像度で高品質の画
像を迅速に形成し得る再転写可能な受像材料に関し、特
に印刷色校正用カラープルーフや液晶ディスプレイ用カ
ラーフィルターの形成に有用なヒートモードレーザー熱
転写用受像材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱転写による画像形成方式として
は、サーマルヘッドによる加圧加熱方式が実用化されて
おり、非騒音、簡単な機構、メンテナンスフリー、ドラ
イ処理の面で優れた特徴を有している。
【0003】しかも解像度の面でもサーマルヘッドの高
密度化が進み、近年では400〜600DPI以上もの解像力
が得られている。しかしながら、サーマルヘッドの高密
度化も、これ以上は困難であり、従来の熱転写記録方式
では解像力に限界があった。
【0004】そこで光熱変換型記録材料にレーザー光で
画像露光するヒートモードレーザー熱転写方式が提案さ
れている。この方式ではレーザー光を数ミクロン程度ま
で集光することが可能なため飛躍的な解像力のアップが
可能となる。
【0005】しかし、高精細ゆえに表面凹凸やうねりの
大きい被転写体への転写は満足できるものではない。即
ち、被転写シートと記録材料との密着性が画像の解像力
に大きく影響するようになって来た。
【0006】従来、露光面上でのシート密着はドラムに
シートを巻き付け、シートの両端を引っ張る、あるいは
ドラムの内側から空気を吸引し真空密着するなどの方法
が考えられている。しかし、これらの方法のみでは記録
材料と被転写体との十分な密着性を得ることが困難であ
り、十分な転写性を得られなかった。
【0007】又、十分な真空密着性を得るためには、マ
ット材と呼ばれる数ミクロンの微粒子を受像層あるいは
インク層に添加することも考えられるが、反面、表面が
粗面化するため微細な密着性が損なわれ、転写ムラが起
こるなどの問題があった。
【0008】これを解決するために、被転写体あるいは
転写媒体にクッション性を持たせて密着を改善すること
も有効だが、真空密着などでは十分な圧力が得られない
ため、転写体が表面平滑度の低い所謂ラフ紙の場合には
根本的解決手段とならないのが現状であった。
【0009】よって一度平滑な受像面を持つ中間転写媒
体へ画像を転写し、更に所望の被転写体へラミネート等
により画像を再転写するという方法が考えられる。
【0010】中間転写媒体上に画像を記録し、その後ラ
フ紙など任意の被転写体に感圧転写する方法は、特開昭
54-127334号、同54-161946号、同61-295094号、同63-12
8987号等に開示されている。又、特開昭61-189535号に
は、感光性樹脂を用いた色材層を画像様に露光後現像し
て画像形成した後、受像材料に転写し、更に永久支持体
に再転写することが開示されている。しかしながら、従
来のサーマルヘッドによる転写と異なり、レーザー熱転
写方式では充分な転写圧力が得られないため、これらの
方法ではレーザー記録に相当する数μmオーダーの高解
像度画像を形成することも、これを再転写することも困
難であった。更に、2色以上重ねて受像材料に転写する
際、2色目以降をレーザー露光後、記録材料と受像材料
を分離する時に露光部に対応する受像層が記録材料側に
移行してしまうこと(逆転写)がある。
【0011】逆転写による画像欠陥は、高品質画像を要
求される網点画像の校正用カラープルーフでは致命的で
あり、信頼性を著しく低下させる。一方、処理時間を短
くするためには、記録材料の感度を向上させることに加
え、記録装置での対応策として露光用レーザーを複数個
並列に用いること、及びレーザーを高出力化し、レーザ
ー走査速度を高めることが効果的である。が、レーザー
照射面のパワー密度が高いほど逆転写が発生する傾向に
あり、処理時間短縮化の障害となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
み為されたものであり、その目的は、高感度で高解像度
の画像を、複数色重ねて迅速に且つ高品質で記録するこ
とができ、平滑度の低い被転写体へも鮮明に再転写可能
なヒートモード熱転写用受像材料を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、支
持体上に受像層を有し、該受像層とそれが接する層との
剥離力が250g以上500g以下であって、レーザー露
光による熱転写により受像層上に形成された画像と受像
層が被転写体上に再転写して最終画像を形成する再転写
可能なヒートモードレーザー熱転写用受像材料、受像層
が水溶性樹脂と水溶性の接着性付与剤を含有する剥離層
上に形成されていること、及び、受像層塗布液に剥離層
表面を溶解する溶媒を含有せしめ、剥離層上に該受像層
塗布液を塗布して上記ヒートモードレーザー熱転写用受
像材料を製造する製造方法、により達成される。
【0014】以下、本発明の内容を具体的に詳述する。
【0015】本発明の受像材料(以下、受像シートとも
言う。)は支持体上に少なくとも受像層が担持された構
成をとり、受像層が接する層との剥離力が250g以上と
いう、従来の再転写用受像材料の有するそれより大きな
剥離力を有することを特徴とする。該剥離力は好ましく
は280g以上であるが、受像層が再転写することから
その上限は500g程度である。
【0016】本発明において剥離力とは、日本工業規格
JISZ0237粘着テープ・粘着シート試験方法に準拠し
て測定したもの、具体的には、受像シートの受像層表面
に粘着テープ(ニチバン製セロハンテープNo.425)の一
部を貼り付け、粘着テープを180度折り返して粘着テー
プの貼り付けられていない一端と受像シートの相対する
端部を引っ張り試験器のチャックに挟み、チャックの移
動速度を300mm/分として測定したものを言う。
【0017】本発明の剥離力を得るためには、受像層を
剥離層上に設け、該剥離層で剥離力の調整を行うことが
有利であり、剥離層に受像層に対する接着性を付与する
ようなものを混入して剥離力を高める、受像層の塗布溶
媒として剥離層表面を溶解するものを用い両層を界面で
混合せしめる、等の方法を採用することができる。
【0018】剥離層の素材としては、加熱時にしわやヒ
ビが発生しないことから、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メ
チルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース等の親水性セルロースが好ましい。そしてこ
れらとの相溶性に優れるスチレンアクリル系エマルジョ
ン、ポリエステル水系分散物、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリアクリル酸等の水溶性樹脂を接着性付与剤とし
て混入することが好ましい。
【0019】剥離層の膜厚は0.1〜5μmが好ましい。
【0020】剥離層を溶解する受像層の塗布溶媒として
は、剥離層素材により適宜選択されるが、上記セルロー
スの場合、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ベンジルアルコール等のアルコール類、メチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ等のセロソルブ類、塩化メチ
レン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、ト
リクロロエタン等塩化物溶剤、アセトン、ジオキサン、
トルエン、テトラヒドロフラン、エチレンブロマイド等
が上げられるが、受像層樹脂の溶解性に影響を与えない
範囲で、かつ乾燥条件を加味して剥離力を調整するよう
にその添加量は吟味されなければならない。
【0021】支持体としては、寸法安定性が良く、画像
形成の際の熱に耐えるものならば何でもよく、具体的に
は特開昭63-193886号2頁左下欄12〜18行に記載のフィ
ルム又はシートを使用することができる。支持体の厚さ
は特に制約はないが、通常2〜300μm、好ましくは5〜
200μmである。ドラム上へ受像材料を巻き付けさらに記
録材料を重ねて露光する場合、ドラムの表面平滑性が良
くないと、それが密着ムラにつながるので、ドラムの表
面形状をひろわないように、ある程度のコシが必要にな
る場合がある。具体的にはポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムを支持体とした場合、100μm以上の
支持体厚が好ましい。
【0022】支持体の裏面(受像層を設けた表面とは反
対側の面)には、走行安定性、耐熱性、帯電防止等の機
能を付与するために、バッキング層を設けることができ
る。バッキング層は、例えばニトロセルロース等の樹脂
を溶媒中に溶解した、或はバインダー樹脂と20〜30μm
の微粒子を溶媒中に溶解又は分散したバッキング層塗工
液を、支持体裏面に塗布することにより形成できる。
【0023】受像層は、塩化ビニルグラフトエチレン/
酢酸ビニル共重合体、エチレン/酢酸ビニルグラフト塩
化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール、スチレン/アクリル共重合
体、塩化ビニル/アクリル共重合体、塩化ビニル/エチ
レン/酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル/エチレン共重
合体等の各種樹脂から構成される。厚みは、0.1〜10μm
が好ましく、さらに好ましくは0.2〜3μmである。
【0024】受像層に含まれる他の成分として、後述の
記録材料のインク層に含まれる成分、特にバインダー成
分を含有することができる。受像層の形成方法として
は、ブレードコーター、ロールコーター、バーコータ
ー、カーテンコーター、グラビアコーター等の塗布法に
よるか、ホットメルトによる押出しラミネーション法、
又はフィルムシートにしたものを基材と貼り合わせる方
法などを適用できる。
【0025】本発明の受像シートは必要に応じ支持体と
剥離層の間にクッション層、中間層、接着層を有しても
良い。
【0026】所望の被転写体へ画像を再転写する場合、
被転写体の表面粗度に応じてクッション層を設けること
が好ましく該クッション層の厚みは15μm以上あること
が好ましい。クッション層としてはラミネート時に変形
し得る素材、すなわち熱可塑性のポリマーが好ましく、
具体的には、天然ゴム、アクリレートゴム、ブチルゴ
ム、ニトリルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、
スチレン-ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ウレタ
ンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、弗素ゴム、ネ
オプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、エピク
ロルヒドリン、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエ
ンゴム)、ウレタンエラストマー等のエラストマー、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリブ
テン、耐衝撃性ABS(アクリル/ブタジエン/スチレ
ン共重合体)樹脂、ポリウレタン、アセテート、セルロ
ースアセテート、アミド樹脂、ポリテトラフルオロエチ
レン、ニトロセルロース、ポリスチレン、エポキシ樹
脂、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂、ポリエステル
系樹脂、耐衝撃性アクリル樹脂、スチレン-ブタジエン
共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アクリロニ
トリル-ブタジエン共重合体、塩化ビニル-酢酸ビニル共
重合体、ポリ酢酸ビニル、可塑剤入り塩化ビニル樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン等の樹脂が挙げられる。又、これらの材料を支持体
形成時に適用して、支持体自身にクッション性を持たせ
ることもできる。この中には熱軟化性の発泡樹脂層(例
えば日清紡、ピーチコートなど)も含まれる。
【0027】被転写体としては一般の印刷用紙、例えば
各種アート紙、コート紙、マット紙、上質紙等が挙げら
れる。これらは平滑度の大きい紙がより望ましい。再転
写の際、如何に画像面が紙へフィットするかが問題であ
る。よって平滑度の小さい紙に対しては受像シートのク
ッション性あるいは熱軟化性を十分なものにする必要が
ある。
【0028】尚、記録材料から受像材料へムラ無く転写
する為には双方の表面平滑性は充分で無ければならな
く、記録材料及び受像材料の画像転写面の表面平滑性は
それぞれ、基準長さが2.5mm、カットオフ値が0.08mmの
とき表面粗さRaは0.5μm以下であり、かつ基準長さが2.
5mm、カットオフ値が8mmのときRmaxが3μm以下である
ことが好ましい。
【0029】次に、本発明の受像材料と組み合わせて用
いるヒートモードレーザー熱転写用の記録材料(以下、
インクシートとも言う。)について説明する。インクシ
ートは支持体上に少なくとも光熱変換機能を有するイン
ク層を有するか、光熱変換層及びインク層を有してな
り、これらの層と支持体との間に、更に必要に応じてク
ッション層、剥離層等を有する。
【0030】支持体は受像材料に用いるものに準じる。
レーザー光を記録材料側から照射して画像を形成するの
であれば、記録材料の支持体は透明であることが望まし
い。レーザー光を受像材料側から照射して画像を形成す
るのであれば、記録材料の支持体は透明である必要はな
い。
【0031】クッション層は記録材料と受像材料との密
着を増す目的で設けられる。このクッション層は熱軟化
性または弾性を有する層であり、加熱により十分に軟化
変形しうるものまたは低弾性率を有する材料あるいはゴ
ム弾性を有する材料を使用すればよい。具体的には、受
像材料のクッション層に用いられるものと同様のポリマ
ーを用いることができる。
【0032】クッション層はある程度の厚さを持たせる
ために塗布あるいはラミネート、フィルムの貼り合わせ
などにより行い、さらに表面平滑性を出すために、塗布
にて仕上げることもできる。クッション層の形成方法と
しては、受像材料の受像層の形成方法と同様の方法を用
いることができる。また特殊なクッション層として熱軟
化性あるいは熱可塑性の樹脂を発泡させたボイド構造の
樹脂層を用いることも可能である。表面平滑性が必須な
目止めクッション層をさらに形成する場合、これは各種
塗布方式によってコーティングを行うことが望ましい。
好ましいクッション層の総厚は2μm以上、好ましくは
4μm以上である。
【0033】インク層中に光熱変換物質を添加できる場
合は、特に光熱変換層を必要としないが、光熱変換物質
が実質的に透明でない場合、転写画像の色再現性を考慮
してインク層と別に光熱変換層を設けることが望まし
い。光熱変換層はインク層に隣接して設けることができ
る。
【0034】光熱変換物質を使用する場合、光源によっ
ても異なるが、光を吸収し効率良く熱に変換する物質が
よく、例えば半導体レーザーを光源として使用する場
合、近赤外に吸収帯を有する物質が好ましく、近赤外光
吸収剤としては、例えばカーボンブラックやシアニン
系、ポリメチン系、アズレニウム系、スクワリウム系、
チオピリリウム系、ナフトキノン系、アントラキノン系
色素等の有機化合物、フタロシアニン系、アゾ系、チオ
アミド系の有機金属錯体などが好適に用いられ、具体的
には特開昭63-139191号、同64-33547号、特開平1-16068
3号、同1-280750号、同1-293342号、同2-2074号、同3-2
6593号、同3-30991号、同3-34891号、同3-36093号、同3
-36094号、同3-36095号、同3-42281号、同3-97589号、
同3-103476号等に記載の化合物が挙げられる。これらは
1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0035】光熱変換層におけるバインダーとしては、
ガラス転移点(Tg)が高く熱伝導率の高い樹脂、例えば
ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリスチ
レン、エチルセルロース、ニトロセルロース、ポリビニ
ルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミ
ド、ポリエーテルイミド、ポリスルホン、ポリエーテル
スルホン、アラミド等の一般的な耐熱性樹脂を使用する
ことができる。
【0036】また光熱変換層におけるバインダーとして
は、水溶性ポリマーも用いることができる。水溶性ポリ
マーはインク層との剥離性も良く、また光照射時の耐熱
性が良く、過度な加熱に対しても所謂飛散が少ない点で
好ましい。水溶性ポリマーを用いる場合には、光熱変換
物質を水溶性に変性(スルホ基の導入等により)した
り、水系分散することが望ましい。水溶性樹脂の中でも
ゼラチンは水溶性の赤外吸収色素の凝集が少なく、光熱
変換層の安定なコーティング、記録媒体の保存、赤外吸
収色素の凝集による色濁り、感度低下が無く好ましい。
また光熱変換層とインク層との剥離性を上げることは感
度の向上につながるので、光熱変換層へ各種の離型剤を
含有させることが有効である。離型剤としては、シリコ
ーン系の離型剤(ポリオキシアルキレン変性シリコーン
オイル、アルコール変性シリコーンオイルなど)、フッ
素系の界面活性剤(パーフルオロ燐酸エステル系界面活
性剤)、その他各種界面活性剤等が有効である。
【0037】この光熱変換層の膜厚は0.1〜3μmが好ま
しく、より好ましくは0.2〜1.0μmである。光熱変換層
における光熱転換物質の含有量は、通常、画像記録に用
いる光源の波長での吸光度が0.3〜3.0、更に好ましくは
0.7〜2.5になるように決めることができる。光熱変換層
がクッション層との接着性に劣る場合は光照射時あるい
は熱転写後に、受像シートからインクシートを剥離する
際、膜剥がれを起こし、色濁りを起こすことがあるの
で、クッション層との間に接着層を設けることも可能で
ある。接着層としてはインク転写時のインク剥離強度よ
りインク転写時の光熱変換層および接着層とクッション
層との接着力が大きい組み合わせになるように素材を選
ぶ必要がある。一般的にはポリエステル、ウレタン、ゼ
ラチンなどの従来公知の接着剤が使用できる。また同様
な効果を得るために、接着層を設ける変わりにクッショ
ン層に粘着付与剤、接着剤を添加することもできる。接
着層にクッション性や熱軟化性が乏しい場合、クッショ
ン層の効果が減ってしまうので、できるだけ接着層は薄
い方が好ましい。好ましい膜厚は0.5μm以下であるが、
接着層がクッション層の目的を果たすことができればこ
の限りでは無い。
【0038】光熱変換層としては、この他にも蒸着膜を
使用することも可能であり、カーボンブラック、特開昭
52-20842号に記載の金、銀、アルミニウム、クロム、ニ
ッケル、アンチモン、テルル、ビスマス、セレン等のメ
タルブラックの蒸着層等を挙げることができる。なお、
光熱変換物質はインク層の色材そのものでもよく、又、
上記のものに限定されず、様々な物質が使用できる。
【0039】インク層とは、加熱時に溶融又は軟化して
色材とバインダー等を含有する層毎転写可能である層を
意味し、完全な溶融状態で転写しなくてもよい。上記色
材としては、例えば無機顔料(二酸化チタン、カーボン
ブラック、グラファイト、酸化亜鉛、プルシアンブル
ー、硫化カドミウム、酸化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウ
ム及びカルシウムのクロム酸塩等)及び有機顔料(アゾ
系、チオインジゴ系、アントラキノン系、アントアンス
ロン系、トリフェンジオキサジン系の顔料、バット染料
顔料、フタロシアニン顔料及びその誘導体、キナクリド
ン顔料等)などの顔料ならびに染料(酸性染料、直接染
料、分散染料、油溶性染料、含金属油溶性染料又は昇華
性色素等)を挙げることができる。
【0040】例えばカラープルーフ材料とする場合、イ
エロー、マゼンタ、シアンがそれぞれ、C.I.21095又は
C.I.21090,C.I.15850:1,C.I.74160の顔料が好まし
く用いられる。
【0041】インク層における色材の含有率は特に限定
されないが、通常5〜70重量%の範囲内にあり、好まし
くは10〜60重量%である。
【0042】インク層のバインダーとしては、熱溶融性
物質、熱軟化性物質、熱可塑性樹脂を挙げることができ
る。熱溶融性物質は、通常、柳本MJP−2型を用いて
測定した融点が40〜150℃の範囲内にある固体又は半固
体の物質である。具体的には、カルナウバ蝋、木蝋、オ
ウリキュリー蝋、エスパル蝋等の植物蝋;蜜蝋、昆虫
蝋、セラック蝋、鯨蝋等の動物蝋;パラフィンワック
ス、マイクロクリスタルワックス、ポリエチレンワック
ス、エステルワックス、酸ワックス等の石油蝋;並びに
モンタン蝋、オゾケライト、セレシン等の鉱物蝋等のワ
ックス類を挙げることができ、更にこれらのワックス類
などの他に、パルミチン酸、ステアリン酸、マルガリン
酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸;パルミチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、マルガニ
ルアルコール、ミリシルアルコール、エイコサノール等
の高級アルコール;パルミチン酸セチル、パルミチン酸
ミリシル、ステアリン酸セチル、ステアリン酸ミリシル
等の高級脂肪酸エステル;アセトアミド、プロピオン酸
アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、ア
ミドワックス等のアミド類;並びにステアリルアミン、
ベヘニルアミン、パルミチルアミン等の高級アミン類な
どが挙げられる。
【0043】又、熱可塑性樹脂としては、エチレン系共
重合体、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニルアセター
ル系樹脂、アイオノマー樹脂、石油系樹脂等の樹脂類;
天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、
クロロプレンゴム、ジエン系コポリマー等のエラストマ
ー類;エステルガム、ロジンマレイン酸樹脂、ロジンフ
ェノール樹脂、水添ロジン等のロジン誘導体;並びにフ
ェノール樹脂、テルペン樹脂、シクロペンタジエン樹
脂、芳香族系炭化水素樹脂等の高分子化合物などを挙げ
ることができる。
【0044】上記熱溶融性物質及び熱可塑性物質を適宜
に選択することにより、所望の熱軟化点あるいは熱溶融
点を有する熱転写層を形成することができる。
【0045】その他の添加剤としては、インク層の可塑
化により感度アップを図る可塑剤の添加、インク層の塗
布性を向上させる界面活性剤の添加、インク層のブロッ
キングを防止するサブミクロンからミクロンオーダーの
粒子(マット材)の添加が可能である。
【0046】好ましいインク層の厚さは0.2〜2μm、更
に好ましくは0.3〜1.5μmである。
【0047】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。尚、以下に
おいて「部」は素材固形分の重量部を表す(溶媒はその
まま)。
【0048】実施例1 《インクシートの作成》厚さ75μmの透明PET(ダイ
ヤホイルヘキスト製ポリエチレンテレフタレート,T-1
00G#100)上に下記組成の塗布液をリバースロールコー
タにて塗布・乾燥し、乾燥膜厚6μmのクッション層を
形成した。
【0049】 (クッション層塗布液) スチレン-エチレン-ブチレン-スチレン樹脂(SEBS) 14部 〔シェル化学社製;クレイトンG1657〕 タッキファイアー〔荒川化学社製;スーパーエステルA100〕 6部 メチルエチルケトン(MEK) 10部 トルエン 80部 一方、下記組成の塗布液をワイヤーバーコータにより、
ダイヤホイルヘキスト製PET(T-100G#25)上に塗
布・乾燥して、波長830nmの光吸収率が0.8、付量0.55g
/m2の光熱変換層を形成した。
【0050】 (光熱変換層塗布液) ポリビニルアルコール(PVA) 6部 〔日本合成化学社製;ゴーセノールEG-30〕 カーボンブラック分散物〔大日本インキ社製;SD-9020〕 4部 界面活性剤〔BASF社製;FT248〕 0.2部 水 490部 得られた光熱変換層とクッション層とを重ね合わせて、
ロールタッチで両者を貼り合わせた後、光熱変換層側の
PET(T-100G#25)を剥離してPET(T-100G#10
0)/クッション層/光熱変換層なる構成のシートを得
た。
【0051】この光熱変換層上に下記組成の塗布液をワ
イヤーバーコータで塗布・乾燥し、グリーン透過濃度が
0.8になる膜厚のマゼンタインク層を形成した。
【0052】 (マゼンタインク層塗布液) マゼンタ顔料のMEK分散物(ブリリアントカーミン6B) 40部 スチレン/アクリル樹脂〔三洋化成製;ハイマーSBM100〕 エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA) 5部 〔三井デュポンポリケミカル社製;EV40Y〕 フッ素系界面活性剤〔旭硝子社製;サーフロンS-382〕 1部 シリコーン樹脂〔東芝シリコーン社製;トスパール108〕 3部 MEK 1300部 メチルイソブチルケトン 300部 同様に光熱変換層上にマゼンタインク層塗布液のマゼン
タ顔料MEK分散物に代えて、イエロー顔料MEK分散
物(リオノールイエロー)、シアン顔料MEK分散物
(フタロシアニン)、ブラック顔料MEK分散物(カー
ボンブラック)を配合したイエローインク層塗布液、シ
アンインク層塗布液、ブラックインク層塗布液をそれぞ
れワイヤーバーコータで塗布・乾燥して、ブルー光透過
濃度が0.8になる膜厚のイエローインク層、レッド光透
過濃度が0.8になる膜厚のシアンインク層、オレンジ光
透過濃度が0.8になる膜厚のブラックインク層を有する
4色のインクシートを作成した。
【0053】《受像シートの作成》T-100G#25 PET
上に下記塗布液をワイヤーバーコータにより塗布・乾燥
して、膜厚0.5μmの剥離層を形成した。
【0054】 (剥離層塗布液) メチルセルロース 7部 〔信越化学工業(株)製;メトローズSM15〕 ポリアクリル酸エステル〔日本純薬(株)製;AT613〕 3部 水 200部 一方、T-100G#100PET上に下記塗布液をコンマコー
ティングにより塗布・乾燥して膜厚30μmのクッション
層を形成した。
【0055】 (クッション層塗布液) EVA〔三井デュポンポリケミカル社製;EV40Y〕 10部 MEK 20部 トルエン 70部 次いで、クッション層と剥離層とを重ね合わせて、ロー
ルタッチで両者を貼り合わせた後、剥離層側のPET
(T-100G#25)を剥離して、PET(T-100G#100)
/クッション層/剥離層なる構成のシートを得た。この
シートの剥離層上に下記塗布液をワイヤーバーコータに
より塗布・乾燥して膜厚1.5μmの受像層を形成した。
【0056】 (受像層塗布液) スチレン-アクリル系共重合体 40部 〔三洋化成社製;ハイマーSBM100〕 アクリル系樹脂〔三菱レーヨン(株)製;ダイヤナールBR88〕 60部 マット剤〔東芝シリコーン社製;トスパール130〕 1部 MEK 1050部 メチルイソブチルケトン 450部 《レーザー熱転写》ドラム面に受像シートの裏面が接す
る様に巻き付け、受像層とインク層が接する様にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの順にインクシートを
巻き付けて、ドラム表面の吸引孔・吸引溝により吸引し
て真空密着させた後、画像データを4色分解した網点画
像を、受像シート上にそれぞれ形成した。露光は32個の
発信波長830nmの半導体レーザーを用い、焦点面でのパ
ワー50mW、焦点面でのレーザービームの間隔6μmにて
行った。
【0057】得られた画像を有する受像層を印刷用紙
〔三菱製紙(株)製;特菱アート〕(平均表面粗さRa:
0.56μm,最大粗さRmax:3.78μm,+点
平均粗さRz:3.24μm)と対面させ、150℃・圧
力2kg/cm2、ロール周速20mm/秒の条件で、密着、転
写を行った。
【0058】実施例2 剥離層樹脂の混合比を以下の様に変えた以外は実施例1
と同様の操作を行った。
【0059】 (剥離層樹脂の混合比) メチルセルロース〔信越化学工業(株)製;メトローズSM15〕 6部 ポリアクリル酸エステル〔日本純薬(株)製;AT613〕 4部 実施例3 剥離層樹脂の混合比と受像層の組成を以下の様に変えた
以外は実施例1と同様の操作を行った。
【0060】 (剥離層樹脂の混合比) メチルセルロース〔信越化学工業(株)製;メトローズSM15〕 8部 ポリアクリル酸エステル〔日本純薬(株)製;AT613〕 2部 (受像層塗布液) アクリル系樹脂 100部 〔三菱レーヨン(株)製;ダイヤナールBR113〕 マット剤〔東芝シリコーン社製;トスパール130〕 1部 MEK 180部 メチルイソブチルケトン 180部 イソプロピルアルコール 63部 実施例4 剥離層と受像層の組成を以下の様に変えた以外は実施例
1と同様の操作を行った。
【0061】 (剥離層塗布液) ヒドロキシプロピルセルロース 10部 〔日本曹達(株)製;HPC-L〕 エタノール 150部 (受像層塗布液) スチレンアクリル系共重合体 85部 〔三洋化成(株)製;ハイマーTB100F〕 アルコキシシラン含有変性ポリエステル 15部 〔高松油脂(株)製;ペスレジンS250〕 トルエン 920部 メチルイソブチルケトン 230部 実施例5 剥離層と受像層の組成を以下の様に変えた以外は実施例
1と同様の操作を行った。
【0062】 (剥離層塗布液) ポリビニルアセトアセタール 10部 〔積水化学(株)製;エスレックKW1〕 水 200部 (受像層塗布液) 塩化ビニル-エチレン/酢酸ビニル共重合体グラフト重合体 6部 〔日本ゼオン(株)製;グラフトマーE〕 スチレンアクリル系共重合体 4部 〔三洋化成(株)製;ハイマーSBM100〕 MEK 140部 シクロヘキサノン 50部 比較例1 実施例1の剥離層塗布液からポリアクリル酸エステルを
除いた以外は実施例1と同様の操作を行った。
【0063】比較例2 実施例1の剥離層に代えて実施例3の剥離層を採用した
以外は実施例1と同様の操作を行った。
【0064】比較例3 受像層塗布液のイソプロピルアルコールをメチルイソブ
チルケトンに置き換えた以外は実施例3と同様の操作を
行った。
【0065】比較例4 受像層塗布液からアルコキシシラン含有変性ポリエステ
ルを除いた以外は実施例4と同様の操作を行った。
【0066】以上の実施例1〜5、比較例1〜4の受像
層転写の剥離力と最終画像の品質について、結果を以下
に示す。
【0067】
【表1】
【0068】
【発明の効果】実施例にて実証した如く、本発明によれ
ば、ヒートモード熱転写により逆転写が発生することな
く、高品質な多色画像を迅速に形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−115265(JP,A) 特開 平6−210974(JP,A) 特開 平6−199043(JP,A) 特開 平6−115264(JP,A) 特開 平6−1071(JP,A) 特開 平4−265793(JP,A) 特開 平3−193493(JP,A) 特開 昭63−87284(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に受像層を有し、該受像層とそ
    れが接する層との剥離力が250g以上500g以下
    あって、レーザー露光による熱転写により受像層上に形
    成された画像と受像層が被転写体上に再転写して最終画
    像を形成することを特徴とする再転写可能なヒートモー
    ドレーザー熱転写用受像材料。
  2. 【請求項2】 受像層が水溶性樹脂と水溶性の接着性付
    与剤を含有する剥離層上に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の再転写可能なヒートモードレーザ
    ー熱転写用受像材料。
  3. 【請求項3】 受像層塗布液に剥離層表面を溶解する溶
    媒を含有せしめ、剥離層上に該受像層塗布液を塗布して
    請求項1に記載のヒートモードレーザー熱転写用受像材
    料を製造することを特徴とするヒートモードレーザー熱
    転写用受像材料の製造方法。
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