JP3442507B2 - レンズマウント構造 - Google Patents

レンズマウント構造

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JP3442507B2 JP27976294A JP27976294A JP3442507B2 JP 3442507 B2 JP3442507 B2 JP 3442507B2 JP 27976294 A JP27976294 A JP 27976294A JP 27976294 A JP27976294 A JP 27976294A JP 3442507 B2 JP3442507 B2 JP 3442507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レンズを保持するレ
ンズマウントの構造に関し、特に、カメラの光学系を構
成するレンズを保持するために適したレンズマウントの
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラには撮影光学系やファインダ光学
系等の光学系が内蔵されており、この光学系により被写
体の像がとらえられ、撮影が行なわれる。上記光学系は
主にレンズ群により構成されており、対物レンズや接眼
レンズ、ズームレンズ、フォーカスレンズ等が所定の光
学的関係を維持するよう配置されている。
【0003】ところで、上記レンズはレンズマウントに
保持されてカメラ本体に配設されており、一のレンズマ
ウントに複数のレンズが保持されていることがある。例
えば、図3に示すように、ほぼ平板形状の支持板1にほ
ぼ円形状の透孔により中間部2が形成されており、上記
中間部2の一側部には該透孔より縮径された縮径部3
が、他側部には上記透孔より拡径された拡径部4が設け
られて、レンズマウント5が構成されている。ここで、
上記縮径部3の内側壁と上記中間部2の内壁とにより第
1マウント部6が構成されており、拡径部4の内壁と上
記中間部2の側壁とにより第2マウント部8が構成され
ている。
【0004】上記各レンズマウント6、8にレンズを組
み込む場合は、上記中間部2の内径とほぼ等しい直径を
有する第1レンズ10と上記拡径部4の内径とほぼ等しい
直径を有する第2レンズ12とを用意する。そして、前記
第1マウント部6の適宜な箇所に接着剤を塗布して、上
記第1レンズ10を組み込む。ここで、上記接着剤には紫
外線硬化接着剤が用いられており、上記第1レンズ10の
組込後に紫外線を照射することにより硬化が行なわれ
る。
【0005】その後、前記第2マウント部8の適宜な箇
所に接着剤を塗布して、上記第2レンズ12を組み込み、
上記第1レンズ10の場合と同様に紫外線を照射すること
により硬化が行なわれる。
【0006】これにより、前記第1マウント部6に第1
レンズ10が、第2マウント部8に第2レンズ12が組み込
まれ、これらレンズ10、12が光学系の所定の位置に配置
されるよう、前記支持板1がカメラ本体に設置される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たレンズマウントの構造では、第1レンズ10を組み込ん
だ時に第1マウント部に塗布した接着剤がはみ出すこと
があり、このはみ出した接着剤14は第2マウント部8に
達して硬化するおそれがある。この場合、第2レンズ12
を組み込む際に、該第2レンズ12の底部が硬化した接着
剤14に接触して第2マウント部8のマウント面に密着せ
ず、第2レンズ12の光軸が第1レンズ10の光軸と重畳し
なかったり、焦点の位置が正規の位置でなくなるおそれ
がある。特に、第2レンズ12を組み込む前に紫外線の照
射により第1レンズ10の接着剤を硬化させるので、第2
マウント部8にはみ出した接着剤14が微量であっても上
記第2レンズ12の光軸がずれるおそれがある。
【0008】このため、第1レンズ10の組込後に、はみ
出した接着剤を拭き取って、その後に紫外線を照射する
必要があり、上記接着剤の拭き取りの作業が煩雑となっ
てしまう。
【0009】また、紫外線を照射することにより接着剤
が加熱されるので、第2レンズ12を組み込んでから紫外
線を照射する際に、第1レンズ10と第2レンズ12との間
に密閉される空気が加熱されて膨張し、上記第2レンズ
12が接着剤の硬化する前に動いてしまうことがある。こ
のため、第2レンズ12が動かないよう注意しながら紫外
線の照射を行なわなければならず、作業に手間がかかっ
た。
【0010】そこで、本発明では、はみ出した接着剤が
他のレンズに接触することがなく、レンズ同士の空間が
密閉されることもないレンズマウントの構造を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るレンズマウント構造は、外径が異
なる複数枚のレンズを光軸方向に並べて保持する複数の
マウント部を有し、これらマウント部は内径が順次拡径
されて連続して設けられ、先行して組み込まれる第1レ
ンズを保持する第1マウント部は壁面34a と内周面32a
とから形成され、該第1レンズに続いて組み込まれる第
1レンズよりも大きな外径の第2レンズを保持する第2
マウント部は壁面32b と内周面36a とで形成され、前記
マウント部は接着剤塗布部を有し、該接着剤塗布部に接
着剤を塗布して、レンズをマウント部に密着させて固定
するレンズマウント構造において、前記第1マウント部
の接着剤塗布部に塗布された接着剤を逃がす接着剤逃げ
部を、前記第2マウント部に設けたことを特徴としてい
る。
【0012】また、請求項2に係る発明は、前記接着剤
逃げ部は、第2マウント部の円周方向の複数箇所に設け
られ、第1マウント部の一端に連なって、第2マウント
部に第2レンズを保持させたときの前記第2マウント部
の内周面36a に対面する該第2レンズの厚みを超えた第
2マウント部の内周面位置まで連通する凹みであること
特徴としている。
【0013】
【0014】
【作用】第1マウント部に第1レンズを組み込む際は、
該第1マウント部の前記接着剤塗布部に接着剤を塗布し
て、第1レンズをこの第1マウント部に組み入れれば、
第1レンズは第1マウント部に密着して位置決めされ
る。
【0015】そして、上記第1塗布部と第1レンズとが
ほぼ密着することにより、上記第1マウント部から接着
剤が押し出されて、上記第1レンズの表面側にはみ出す
ことがある。この時、この接着剤は、接着剤逃げ部に流
れ込む。また、例えば、上記接着剤が紫外線硬化接着剤
であれば、紫外線を照射して接着剤を硬化させる。
【0016】第1マウント部の接着剤塗布部に塗布され
上記接着剤が硬化した後に、第2マウント部の前記接
着剤塗布部に接着剤を塗布して、第2レンズを第2マウ
ント部に組み入れる。また、第1マウント部からはみ出
した接着剤は前記接着剤逃げ部に流れ込んで硬化されて
いるので、上記第2レンズは上記接着剤に接触すること
なく第2マウント部に密着し、位置決めされて組み入れ
られる。
【0017】従って、第1レンズ、第2レンズともに各
マウント部にほぼ密着されるので、各レンズの光軸がほ
ぼ重畳され、これがレンズ群として光学系の光路上に配
置される。
【0018】また、上記接着剤が紫外線硬化接着剤であ
れば、紫外線を照射して接着剤を硬化させる際に第1レ
ンズと第2レンズとの間の空気が熱せられるが、該空気
は接着剤逃げ部から放出されるので、該空気の膨張によ
り第2レンズが押し出されることはない。
【0019】さらに、上記第2レンズに隣接して他のレ
ンズが止着される場合は、上記第2レンズが第1レンズ
として、上記他のレンズが第2レンズとして、上述と同
様の工程で止着される。これにより、多数のレンズを一
のレンズマウントに保持する際に、各レンズの位置をほ
ぼ正確なものとすることができ、光学系上に適切なレン
ズ群が配置される。
【0020】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて、この発明
に係るレンズマウント構造を具体的に説明する。なお、
本実施例では、レンズマウントに、カメラの撮影光学系
を構成する2枚のレンズを保持させた場合について説明
している。
【0021】図2に示すように、カメラの撮影光学系20
は、被写体に対向する対物レンズ群22と適宜な固定レン
ズ群24、焦点距離の変更を行なうズームレンズ群26等に
より構成されており、これらのレンズの後方には、図示
しないフォーカスレンズやCCD等の撮像素子が配設さ
れている。そして、上記レンズはいずれもレンズマウン
トにより保持されており、これらレンズマウントは図示
しないカメラ本体やレンズ移動装置等に支持されてい
る。
【0022】上記マウント部のうち第1レンズ48と第2
レンズ50とからなる固定レンズ群24を保持するレンズマ
ウント28には、第1レンズ48を保持させる第1マウント
部38と、該第1マウント部38の内径よりも大きい内径
で、第2レンズ50を保持させる第2マウント部40とが隣
接されて設けられている。第1マウント部38は、図1及
び図2に示すように、ほぼ円板形状の支持板30に形成さ
れた透孔を有する中間部32の内周面32a と、該中間部32
の内径よりも縮径された内径を有する縮径部34の壁面34
a とで形成されている。中間部32を挟んで縮径部32の反
対側には、該中間部32の内径よりも拡径された拡径部36
が設けられ、前記第2マウント部40は、この拡径部36の
内周面36a と該内周面36a から中間部32の内周面32a に
至る壁面32b とで形成されている。したがって、このレ
ンズマウント28に第1レンズ48と第2レンズ50とを組み
入れる場合には、第1レンズ48を第1マウント部38に先
行して組み入れ、続いて第2レンズ50を第2マウント部
40に組み入れることを要する。
【0023】前記第2マウント部40を円周方向にほぼ6
等分して隣接し合わない3箇所に、凹みよって接着剤逃
げ部42が形成されている。該接着剤逃げ部42凹みは、
拡径部36では内周面36aの端部から端部まで光軸Sに沿
って形成され、前記壁面32bの拡径部36側の端部から中
間部32の内周面32aまで連続して形成されている。すな
わち、接着剤逃げ部42は、図2に示すように、中間部32
の内周面32a から拡径部40の壁面32b とは反対側の端面
までを連通させる凹みにより形成されている。
【0024】さらに、前記第2マウント部40の上記接着
剤逃げ部42同士の間の部分に第2塗布部44が、また前記
第1マウント部38の上記接着剤逃げ部42を含んだ部分、
すなわち接着剤逃げ部42に連なった部分に第1塗布部46
が設けられている。
【0025】一方、前記支持板30には適宜な透孔により
支持孔30a が形成されており、該支持孔30a にボルト等
が貫通されて上記レンズマウント28がカメラ本体に支持
されている。
【0026】以上により構成された本実施例によるレン
ズマウントにレンズを組み込む工程を、以下に説明す
る。
【0027】第1マウント部38の第1塗布部46に接着剤
が塗布され、該第1マウント部38に第1レンズ48が組み
込まれる。該第1レンズ48の直径は、中間部32の内径と
ほぼ等しいため、上記第1塗布部46と第1レンズ48とが
ほぼ密着されて接着剤が押し出され、第1レンズ48の表
面側に第1塗布部46に塗布された接着剤の余剰分が、
み出すことがある。この時、はみ出した接着剤は、該第
1塗布部46に一部が含まれている接着剤逃げ部42に流れ
込む。なお、第1レンズ48の裏面側は前記縮径部34の壁
面34aに当接した状態となる。
【0028】ところで、上記接着剤には紫外線硬化接着
剤が用いられており、上記第1レンズ48の組込後に紫外
線が照射される。これにより、上記接着剤が硬化され、
第1レンズ48が止着される。従って、第1レンズ48の表
面側にはみ出して接着剤逃げ部42に流れ込んだ接着剤
は、そのままの状態で硬化される。
【0029】第1レンズ48の止着後は、第2塗布部44に
接着剤が塗布されて、第2マウント部40に第2レンズ50
が組み込まれる。上記接着剤にも紫外線硬化接着剤が用
いられており、上記第2レンズ50の組込後に紫外線が照
射される。これにより、上記接着剤が硬化され、第2レ
ンズ50が止着される。
【0030】ここで、第1レンズ48の表面側にはみ出し
た接着剤は接着剤逃げ部42の内部で硬化されているの
で、第2レンズ50が組み込まれた時に該第2レンズ50が
上記接着剤に接触することはない。このため、上記第2
レンズ50は第2マウント部40を構成する中間部32の壁面
32b にほぼ密着して止着され、所定の光学的関係となる
位置に設定される。
【0031】そして、上記レンズマウント28に上記第1
レンズ48及び第2レンズ50が組み込まれてから、支持板
30の支持孔30a にボルトやピン等が貫通されて、カメラ
本体に止着される。これにより、上記第1レンズ48及び
第2レンズ50からなるレンズ群が、他のレンズ群と共に
図2に示す撮影光学系を構成する。
【0032】従って、本実施例によれば、上記第1レン
ズ48及び第2レンズ50が各マウント部38、40にほぼ密着
されるので、上記各レンズ48、50はほぼ設計した位置に
設置され、また、各レンズ48、50の光軸同士がほぼ重畳
される。このため、上記レンズ48、50により構成される
光学系は所定の光学的関係を確実に維持することがで
き、撮影された画像の質が劣化することは極力防止され
る。
【0033】また、第1レンズ48を組み込んだ時にはみ
出した接着剤を拭き取る必要がないので、作業の迅速化
を図ることができる。
【0034】さらに、前記第2レンズ50を組み込んで紫
外線を照射する時、該第2レンズ50と第1レンズ48との
間の空気が加熱され、該空気が膨張されるが、該空気は
接着剤逃げ部42から放出される。このため、上記第2レ
ンズ50が押し出されて動かされることはなく、該第2レ
ンズ50を所定の位置に設置しながら、接着剤の硬化を確
実に行なうことができる。
【0035】また、本実施例では、第1マウント部38の
うち3箇所に第1塗布部46が設けられており、第1レン
ズ48は安定して保持されることになる。また、第2レン
ズ50についても、接着剤逃げ部42の間に設けられた3箇
所の第2塗布部44に止着されるので、同様に安定して保
持される。このため、各レンズ48、50共に、最低限の接
着剤で確実に保持され、カメラ本体に衝撃が与えられて
もレンズ48、50がマウント部38、40から容易に外れるこ
とはない。
【0036】なお、本実施例では、レンズマウント28に
第1マウント部38と第2マウント部40とを設けた構造と
し、2枚のレンズ48、50を保持する構造としたが、光学
系の設計に応じて3枚以上のレンズを保持する構造とし
ても構わない。この場合、隣接するレンズ同士の間で先
に止着するレンズの接着剤塗布部に連ねて、後に止着す
るレンズのマウント部に接着剤逃げ部を形成すれば、後
に止着するレンズは先に接着を行なった時にはみ出した
接着剤に接触することはなく、いずれのレンズもマウン
ト部にほぼ密着されて保持される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るレ
ンズマウント構造によれば、後から止着を行なう第2マ
ウント部に接着剤逃げ部を設けた構造としたので、第1
レンズを止着した際にはみ出した接着剤が上記接着剤逃
げ部に流れ込み、ここで硬化される。このため、第2レ
ンズを組み込む際に、該第2レンズがはみ出した接着剤
に接触することがなく、第2マウント部に確実に止着さ
れる。従って、各レンズの光軸がほぼ重畳されて、ほぼ
設計通りの光学系を得ることができ、撮影された画像の
質が劣化することが防止される。
【0038】また、第1レンズを止着した際にはみ出し
た接着剤を、硬化させる前に拭き取る必要はなくなり、
レンズマウントの組立作業の迅速化を図ることができ
る。
【0039】さらに、上記接着剤として紫外線硬化接着
剤が用いられる場合は、第2レンズを止着する際に紫外
線の照射が行なわれ、この時に第1レンズと第2レンズ
との間の空気が膨張する。しかし、該空気は接着剤逃げ
部から放出されるので、上記第2レンズが押し出されて
動かされることはなく、該第2レンズは第2マウント部
にほぼ密着した状態で確実に止着される。
【0040】また、上記第1マウント部を縮径部から中
間部までの段差を形成する壁面と中間部とにより構成
し、上記第2マウント部を中間部から拡径部までの段差
を形成する壁面と拡径部とにより構成した場合は、各マ
ウント部の製作が容易となり、レンズマウントの製造費
の低減を図ることができる。
【0041】さらに、レンズマウントに保持されるレン
ズの枚数に拘らず、いずれのマウント部にも接着剤逃げ
部を形成することができるので、光学系の設計の際にレ
ンズ群の構成に関する制約を受けることはない。
【0042】なお、本発明に係るレンズマウント構造
は、従来の光学系にそのまま用いることができるので、
従来のレンズやカメラ本体等の部品を利用でき、カメラ
全体の製造費が大幅に増大することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンズマウントの実施例を示す概
略の斜視図である。
【図2】本発明に係るレンズマウントの実施例を用いた
光学系を示す一部省略の断面図である。
【図3】従来のレンズマウントを示す一部省略の断面図
である。
【符号の説明】
28 レンズマウント 30 支持板 32 中間部 34 縮径部 36 拡径部 38 第1マウント部 40 第2マウント部 42 接着剤逃げ部 44 第2塗布部 46 第1塗布部 48 第1レンズ 50 第2レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−113529(JP,A) 特開 昭59−211007(JP,A) 特開 昭56−92511(JP,A) 特開 昭61−107310(JP,A) 実開 平5−36410(JP,U) 実開 平5−90415(JP,U) 実開 昭60−107812(JP,U) 実開 昭62−181910(JP,U) 実開 昭61−155814(JP,U) 実開 昭62−42122(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外径が異なる複数枚のレンズを光軸方向
    に並べて保持する複数のマウント部を有し、これらマウ
    ント部は内径が順次拡径されて連続して設けられ、先行
    して組み込まれる第1レンズを保持する第1マウント部
    は壁面34a と内周面32a とから形成され、該第1レンズ
    に続いて組み込まれる第1レンズよりも大きな外径の第
    2レンズを保持する第2マウント部は壁面32b と内周面
    36a とで形成され、前記マウント部は接着剤塗布部を有
    し、該接着剤塗布部に接着剤を塗布して、レンズをマウ
    ント部に密着させて固定するレンズマウント構造におい
    て、 前記第1マウント部の接着剤塗布部に塗布された接着剤
    を逃がす接着剤逃げ部を、前記第2マウント部に設けた
    ことを特徴とするレンズマウント構造。
  2. 【請求項2】 前記接着剤逃げ部は、第2マウント部の
    円周方向の複数箇所に設けられ、第1マウント部の一端
    に連なって、第2マウント部に第2レンズを保持させた
    ときの前記第2マウント部の内周面36a に対面する該第
    2レンズの厚みを超えた第2マウント部の内周面位置ま
    で連通する凹みであることを特徴とする請求項1に記載
    のレンズマウント構造。
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