JP3441873B2 - ベルト式無段変速機のプーリ構造及びそのプーリの可動シーブと油圧アクチュエータ部材の結合方法 - Google Patents

ベルト式無段変速機のプーリ構造及びそのプーリの可動シーブと油圧アクチュエータ部材の結合方法

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JP3441873B2 JP02779096A JP2779096A JP3441873B2 JP 3441873 B2 JP3441873 B2 JP 3441873B2 JP 02779096 A JP02779096 A JP 02779096A JP 2779096 A JP2779096 A JP 2779096A JP 3441873 B2 JP3441873 B2 JP 3441873B2
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    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/52Pulleys or friction discs of adjustable construction
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルト式無段変速機
のプーリ構造及びそのプーリの可動シーブと油圧アクチ
ュエータ部材の結合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト式無段変速機は、互に平行に配置
されたプライマリ軸とセカンダリ軸に各々設けられたプ
ライマリプーリ及びセカンダリプーリと、これら両プー
リ間に巻き掛けられた駆動ベルトとを有し、各プーリの
プーリ溝巾を変えることにより各プーリに対する駆動ベ
ルトの有効巻付け径の比率を変えて無段階に変速するよ
う構成されている。
【0003】このため各プーリ、例えばプライマリプー
リは図6に断面を示すようにクラッチ等を介して回転駆
動される固定シーブ10と、この固定シーブ10に対し
て軸方向への移動を可能にする可動シーブ20を有し、
プーリ溝巾Lを円滑に可変制御するため固定シーブ10
の軸部11及び可動シーブ20のボス部21に各々軸方
向に延在する複数のボール溝11a、21aを形成して
対向するボール溝間に介在するボール26を介して固定
シーブ10と可動シーブ20とを連結している。
【0004】可動シーブ20の背面には油圧アクチュエ
ータ部材であるピストン部材31が固定されており、こ
のピストン部材31は固定シーブ10の軸部11に固定
された他の油圧アクチュエータ部材であるシリンダ部材
35と共同して油圧アクチュエータ30を構成し、アク
セル開度等によって制御されて油圧アクチュエータ30
内に給排する作動油によって軸部11上を移動する可動
シーブ20によってプーリ溝巾Lを可変制御している。
【0005】このためピストン部材31は可動シーブ2
0に充分な耐圧力を確保して強固に結合する必要があ
り、可動シーブ20とピストン部材31は、例えば実開
平3−114657号公報に開示され、かつ図7に要部
断面を示すように可動シーブ20の背面22に環状溝2
3を有するフランジ部24を形成し、このフランジ部2
4の外周にピストン部材31の端部31aを嵌合させ、
更に図8に示すようにピストン部材31の端部31aを
可動シーブ20の環状溝23内にカシメ結合する塑性結
合によって結合される。
【0006】一方可動シーブの背面にピストン部材をカ
シメ結合する装置の先行技術としては、例えば特公平4
−79733号公報に開示されるように、主軸に可動シ
ーブを取付け、更に可動シーブの背面にピストン部材を
嵌合させて、可動シーブと一体的に回転するピストン部
材の外周面にカシメ用ローラを転接して外周面を押圧す
ることによって可動シーブとピストン部材をカシメ結合
する塑性結合装置がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可動シーブ2
0とピストン部材31との結合強度は一般に可動シーブ
20に形成された環状溝23とピストン部材31との接
触面積に比例するが、カシメ用ローラによるカシメ結合
では一般に図9に要部断面を示すようにカシメ用ローラ
45によってカシメ結合する際、塑性流動するピストン
部材31の端部31aが環状溝23の中央に偏ることか
ら環状溝23とピストン部材31の接触面Aが制限され
て充分な接触面積の確保が得られず充分な結合強度が達
成できないおそれがある。一方接触面積の増大を得る目
的でカシメ用ローラ45によるカシメ量、即ち押圧力を
増大するとカシメ用ローラ45によって押圧されるピス
トン部材31の端部31aが大きく変形して塑性変形の
限度に達し、ピストン部材31にクラックやくびれが発
生してピストン部材31の強度の低下を招き更に油圧ア
クチュエータ30内に給圧される圧油がリークするおそ
れがある等の不具合があり、かつピストン部材31のク
ラックやくびれを回避する必要からカシメ結合する際カ
シメ量の管理が困難になる等の不具合がある。
【0008】従って本発明の目的は、可動シーブと油圧
アクチュエータ部材の安定した結合強度が確保でき、か
つカシメ量の管理が容易になるベルト式無段変速機のプ
ーリ構造及びそのプーリの可動シーブと油圧アクチュエ
ータ部材の結合方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明によるベルト式無段変速機のプーリ構造は互に平行に
配置されるプライマリ軸とセカンダリ軸に各々設けられ
た固定シーブと可動シーブとを具備するプーリと、両プ
ーリ間に巻き掛けられた駆動ベルトとを有し、油圧アク
チュエータによる各可動シーブの可変制御によって各プ
ーリのプーリ溝中を変えて各プーリに対する駆動ベルト
の巻付け径の比率を変えることにより無段変速を行うベ
ルト式無段変速機のプーリ構造において、可動シーブの
背面に形成した環状溝を具備するフランジ部と、この環
状溝の底部から環状に突設する塑性流動規制部と、上記
フランジ部外周に嵌合する端部が端部内周面の塑性流動
規制部との当接によって環状溝内で塑性流動して環状溝
とカシメ結合する油圧アクチュエータ部材とを有するこ
とを特徴とするものであり、この構成により油圧アクチ
ュエータ部材の塑性流動の適正化が図れ、油圧アクチュ
エータ部材の端部が環状溝の中央に偏ることなく、環状
溝と油圧アクチュエータ部材との接触面積が充分に容易
に確保でき、可動シーブと油圧アクチュエータ部材との
安定した結合強度が得られる。
【0010】また本発明によるベルト式無段変速機用プ
ーリの可動シーブと油圧アクチュエータ部材の結合方法
は互に平行に配置されるプライマリ軸とセカンダリ軸に
各々設けられた固定シーブと可動シーブとを具備するプ
ーリと、両プーリ間に巻き掛けられた駆動ベルトとを有
し、油圧アクチュエータによる各可動シーブの可変制御
によって各プーリのプーリ溝巾を変えて各プーリに対す
る駆動ベルトの巻付け径の比率を変えることにより無段
変速を行うベルト式無段変速機のプーリの可動シーブと
油圧アクチュエータ部材の結合方法において、可動シー
ブの背面に形成した底部から環状に突出する塑性流動規
制部を有する環状溝を具備するフランジ部の外周に油圧
アクチュエータ部材の端部を嵌合し、環状溝と対応する
油圧アクチュエータ部材の外周面を押圧して端部内周面
を塑性流動規制部へ当接せしめて環状溝内で油圧アクチ
ュエータ部材の端部が塑性流動するカシメ結合によって
可動シーブと油圧アクチュエータ部材を結合することを
特徴とするものであり、この構成により油圧アクチュエ
ータ部材の塑性流動が適正化され、可動シーブの端部が
環状溝中央に偏ることなく小なるカシメ量であっても環
状溝と油圧アクチュエータ部材との接触面積が容易に確
保でき、安定したカシメ量が得られ、かつカシメ量の管
理が容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるベルト式無
段変速機のプーリ構造及びそのプーリの可動シーブと油
圧アクチュエータ部材の結合方法の一実施の形態をプー
リがプライマリプーリであって油圧アクチュエータ部材
がピストン部材の場合を例に図によって説明する。なお
図1乃至3において図7乃至9と対応する部位には説明
の便宜上同一符号を付する。
【0012】プライマリプーリは図1に断面を示すよう
にクラッチ等を介してエンジン等によって回転駆動され
る固定シーブ10と可動シーブ20を有している。固定
シーブ10と可動シーブ20とは変速機の円滑な無段変
速を確保するため駆動ベルトを所定のクランプ力で挾持
してトルク伝達すると共に、固定シーブ10と可動シー
ブ20によって形成されるプーリ溝巾Lを円滑に可変制
御する必要から、固定シーブ10と可動シーブ20との
摺動部は互に嵌合する固定シーブ10の軸部11と可動
シーブ20のボス部21に各々軸方向に延在して互に対
向する複数のボール溝11a、21aを形成し、対向す
るボール溝11aと21aの間に介在するボール26を
介してトルク伝達する手段が採られている。
【0013】一方可動シーブ20の固定シーブ10とは
反対側の背面22には略円筒状のピストン部材31が固
定されており、このピストン部材31は固定シーブ10
の軸部11に中心部が固定された略有底円筒状のシリン
ダ部材35と共働して油圧アクチュエータ30を形成
し、この油圧アクチュエータ30の油圧室30A内にア
クセル開度等によって制御されて給排する作動油によっ
て固定シーブ10の軸部11上を移動する可動シーブ2
0によってプーリ溝巾Lを可変制御している。符号36
はピストン部材31の外周に形成される溝31f内に嵌
装してシリンダ部材35の内周面に摺接するシールであ
る。
【0014】次に可動シーブ20とピストン部材31の
結合構造及び結合方法について説明する。
【0015】ピストン部材31を結合する可動シーブ2
0の背面22には、図2に要部断面を示すように環状溝
23を有するフランジ部24が突出形成され、この環状
溝23の底部23aには鋼線40が巻回されていわば環
状溝23の底部23aの中央部が周方向に突出する環状
の塑性流動規制部が形成されている。
【0016】このフランジ部24の外周にピストン部材
31の端部31aが可動シーブの背面22に当接して嵌
合している。
【0017】そして互に嵌合する可動シーブ20とピス
トン部材31を一体的に回転駆動せしめ、環状溝23に
対応するピストン部材31の外周面にカシメ用ローラ4
5を転接してこの外周面を押圧することによりピストン
部材31の端部31aを可動シーブ20の環状溝23内
に押し込んでカシメることにより可動シーブ20とピス
トン部材31とを一体的に結合する。
【0018】カシメ結合にあたってカシメ用ローラ45
によって押圧せしめられたピストン部材31の端部31
aの内周面31bが可動シーブ20に形成した環状溝2
3の底部23aに巻回された鋼線40に当接することに
よりピストン部材31の塑性流動が適正化されて環状溝
23に進入するピストン部材31の端部31aが環状溝
23の中央に偏ることが防止され、鋼線40によってピ
ストン部材31の端部31aが鋼線40によって環状溝
23の両側部23b側に分散するよう塑性流動し、図3
に示すように少ないカシメ量であってもピストン部材3
1は両側部23bに圧接し、充分な接触面Aが充分に確
保できる。
【0019】従って可動シーブ20の環状溝23の両側
部23bとピストン部材31の端部31aの接触面積が
増大され可動シーブ20とピストン部材31の結合強度
の向上が得られる。
【0020】更にカシメ量の減少によってピストン部材
31の塑性流動が抑制されてピストン部材31のクラッ
クやくびれの発生が回避され、カシメ用ローラ45によ
る押圧力、即ちカシメ量の管理が容易になりかつカシメ
量が安定する。
【0021】次に図4乃至5によって本発明におけるプ
ーリ構造及び可動シーブとピストン部材の結合方法の他
の実施の形態を説明する。
【0022】図4乃至5において図2乃至3と対応部分
に同一符号を付することで詳細な説明は省略するが可動
シーブ20の背面には図4に示すように環状溝23を有
するフランジ部24が形成され、この環状溝23の底部
23aにはその中央部が環状に隆起した周方向に延在す
る突出部41が一体的に形成されて塑性流動規制部を形
成し、可動シーブ20に塑性流動規制部を一体に形成す
ることにより構成部品点数を削減して部品管理及び組立
工数の削減を図っている。
【0023】このように形成されたフランジ部24にピ
ストン部材31の端部31aが可動シーブ20の背面2
2に当接するよう嵌合する。そして前記同様互に嵌合す
る可動シーブ20とピストン部材31を一体的に回転駆
動し、環状溝23に対応するピストン部材31の外周面
にカシメ用ローラ45を押圧してピストン部材31の端
部31aを環状溝23内にカシメて可動シーブ20とピ
ストン部材31とを結合する。
【0024】カシメ結合にあたりカシメ用ローラ45に
よって押圧せしめられたピストン部材31の内周面31
bが環状溝23の底部23aから隆起した突出部41の
頂部41aに当接して環状溝23内に進入するピストン
部材31の端部31aの塑性流動が規制されて塑性流動
の適正化が得られ、突出部41によってピストン部材3
1の端部31aが環状溝23の両側部23b側に分散し
て塑性流動し、図5に示すよう少ないカシメ量であって
も前記同様ピストン部材31の端部31aと両側部23
bの接触面Aが容易に確保でき、可動シーブ20とピス
トン部材31の接触面積の増大による結合強度の向上が
得られる。
【0025】またカシメ量の減少によりピストン部材3
1のクラックやくびれの発生が回避され、カシメ量の安
定及び管理が容易になる。
【0026】上記各実施の形態では可動シーブとピスト
ン部材を結合する例について説明したが、シリンダ部材
を可動シーブに結合する場合にはその結合部に適用する
ことも、またセカンダリプーリに上記発明を適用するこ
とも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明した本発明によるベルト式無段
変速機のプーリ構造及びそのプーリの可動シーブと油圧
アクチュエータ部材の結合方法によると、可動シーブに
形成された環状溝の底部に環状に突出する塑性流動規制
部を形成することからカシメ結合にあたり油圧アクチュ
エータ部材の塑性流動が適正化され、油圧アクチュエー
タ部材が塑性流動規制部によって環状溝の両側部側に分
散するよう塑性流動し、少ないカシメ量であっても可動
シーブと油圧アクチュエータ部材の接触面積が充分に確
保でき、可動シーブと油圧アクチュエータ部材との結合
強度の向上が得られ、かつクラックやくびれ等の発生が
回避されることから安定したカシメ量が得られ、かつカ
シメ量の管理が容易になる等本発明特有の効果を有し、
構成が簡単なことと相俟ってベルト式無段変速機を用い
る産業分野に貢献すること大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明するベルト式無段
変速機のプライマリプーリの断面図である。
【図2】同じく、可動シーブとピストン部材とのカシメ
結合を説明する要部断面図である。
【図3】同じく、可動シーブとピストン部材とのカシメ
結合を説明する要部断面図である。
【図4】本発明における他の実施の形態を説明する可動
シーブとピストン部材とのカシメ結合を説明する要部断
面図である。
【図5】同じく、可動シーブとピストン部材とのカシメ
結合を説明する要部断面図である。
【図6】従来のプライマリプーリを説明する断面図であ
る。
【図7】同じく、可動シーブとピストン部材とのカシメ
結合を説明する要部断面図である。
【図8】同じく、可動シーブとピストン部材とのカシメ
結合を説明する要部断面図である。
【図9】同じく、可動シーブとピストン部材とのカシメ
結合を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
10 固定シーブ 20 可動シーブ 22 背面 23 環状溝 23a 底部 23b 側部 24 フランジ部 30 油圧アクチュエータ 31 ピストン部材 31a 端部 31b 内周面 40 鋼線 41 突出部 L プーリ溝巾
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 9/00 - 9/26 F16B 3/00 - 4/00 F16H 55/56 B21D 39/00 - 41/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に平行に配置されるプライマリ軸とセ
    カンダリ軸に各々設けられた固定シーブと可動シーブと
    を具備するプーリと、両プーリ間に巻き掛けられた駆動
    ベルトとを有し、油圧アクチュエータによる各可動シー
    ブの可変制御によって各プーリのプーリ溝巾を変えて各
    プーリに対する駆動ベルトの巻付け径の比率を変えるこ
    とにより無段変速を行うベルト式無段変速機のプーリ構
    造において、 可動シーブの背面に形成した環状溝を具備するフランジ
    部と、 この環状溝の底部から環状に突設する塑性流動規制部
    と、 上記フランジ部外周に嵌合する端部が端部内周面の塑性
    流動規制部との当接によって環状溝内で塑性流動して環
    状溝とカシメ結合する油圧アクチュエータ部材とを有す
    ることを特徴とするベルト式無段変速機のプーリ構造。
  2. 【請求項2】 塑性流動規制部が環状溝の底部に巻回さ
    れる鋼線によって形成される請求項1に記載のベルト式
    無段変速機のプーリ構造。
  3. 【請求項3】 塑性流動規制部が環状溝の底部から環状
    に隆起する突出部によって形成される請求項1に記載の
    ベルト式無段変速機のプーリ構造。
  4. 【請求項4】 油圧アクチュエータ部材が油圧アクチュ
    エータを構成するピストン部材である請求項1〜3のい
    ずれか1つに記載のベルト式無段変速機のプーリ構造。
  5. 【請求項5】 互に平行に配置されるプライマリ軸とセ
    カンダリ軸に各々設けられた固定シーブと可動シーブと
    を具備するプーリと、両プーリ間に巻き掛けられた駆動
    ベルトとを有し、油圧アクチュエータによる各可動シー
    ブの可変制御によって各プーリのプーリ溝巾を変えて各
    プーリに対する駆動ベルトの巻付け径の比率を変えるこ
    とにより無段変速を行うベルト式無段変速機のプーリの
    可動シーブと油圧アクチュエータ部材の結合方法におい
    て、 可動シーブの背面に形成した底部から環状に突出する塑
    性流動規制部を有する環状溝を具備するフランジ部の外
    周に油圧アクチュエータ部材の端部を嵌合し、 環状溝と対応する油圧アクチュエータ部材の外周面を押
    圧して端部内周面を塑性流動規制部へ当接せしめて環状
    溝内で油圧アクチュエータ部材の端部が塑性流動するカ
    シメ結合によって可動シーブと油圧アクチュエータ部材
    を結合することを特徴とするベルト式無段変速機用プー
    リの可動シーブと油圧アクチュエータ部材の結合方法。
  6. 【請求項6】 塑性流動規制部が環状溝の底部に巻回さ
    れる鋼線によって形成される請求項5に記載のベルト式
    無段変速機用プーリの可動シーブと油圧アクチュエータ
    部材の結合方法。
  7. 【請求項7】 塑性流動規制部が環状溝の底部から環状
    に隆起する突出部によって形成される請求項5に記載の
    ベルト式無段変速機用プーリの可動シーブと油圧アクチ
    ュエータ部材の結合方法。
  8. 【請求項8】 油圧アクチュエータ部材が油圧アクチュ
    エータを構成するピストン部材である請求項5〜7のい
    ずれか1つに記載のベルト式無段変速機用プーリの可動
    シーブと油圧アクチュエータ部材の結合方法。
JP02779096A 1996-02-15 1996-02-15 ベルト式無段変速機のプーリ構造及びそのプーリの可動シーブと油圧アクチュエータ部材の結合方法 Expired - Fee Related JP3441873B2 (ja)

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