JP3439488B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光(g,i線)による縮小投影露
光法は、解像度とアライメント精度が他の光露光法と比
較して優れているために利用されている。
【0003】一般に、レンズの解像度Rは、Rayle
ighの理論式により、以下の式で表される。
【0004】R=k〔λ/(N.A.)〕 ここで、λは露光波長、N.A.はレンズの開口数(N
umerical Aparture)で、ウエハに対
して入射する開き角度をθとした場合、N.A.=si
nθ、kは理論的には0.61であるが、実際には経験
からわり出した値が多く使われる。解像度を高めるとい
うことは、上記式から明らかなように、Rを小さくする
ことであり、そのためには、N.A.を大きくするか、
λを小さくする必要がある。ところが、N.A.を大き
くすると、露光フィールドサイズが小さくなるという関
係があるため、露光フィールドサイズを変えずに、いか
にN.A.を大きくするかが、問題である。
【0005】このように、光(g,i線)による縮小露
光装置でもってレジストパターニングしても、0.5μ
m程度のコンタクト径しか開口できなかった。これは、
Rayleighの理論式〔R=K(λ/N・A) K
=0.7,λ=365nm,NA=0.5〕からも計算
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記の方
法では、目標としたレジストパターン寸法よりも大きく
なったり、小さい径では開口しないという露光機の性能
による寸法限界があった。
【0007】本発明は、以上述べた露光機の性能による
寸法限界があるという問題を除去するため、真空中で紫
外線(UV)を照射しながらウエハを加熱(キュア)し
て、レジスト形状を変化させて、レジストパターン寸法
を小さくすることができる半導体装置の製造方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕半導体装置の製造方法において、下地膜上に開口
部を有するレジストを形成する工程と、前記レジスト
対して、所定の真空度内において、UV光を照射するこ
とにより、前記開口部を縮小する工程と、縮小された前
記開口部を有す る前記レジストをマスクにして前記下地
膜をエッチングする工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】〔2〕上記〔1〕記載の半導体装置の製造
方法において、前記UV照射による照射温度が10〜1
10℃であることを特徴としたものである。
【0010】〔3〕上記〔1〕及び〔2〕記載の半導体
装置の製造方法において、前記レジストの成分がノボラ
ック樹脂を含むものであることを特徴としたものであ
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、上記のように、半導体基板上
のレジストにパターニングを行い、真空中で紫外線(U
V)を照射しながらウエハを加熱(キュア)して、レジ
ストのパターンを変形させて、コンタクト径が小さくな
るように調整する。
【0012】したがって、コンタクト径が小さく、エッ
チング後の形状もテーパのついた構造が得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施例を示す半導体装置の
コンタクトホール径の調整方法を示す断面図である。
【0015】まず、図1(a)に示すように、シリコン
半導体基板1上部に、ゲート電極となる多結晶シリコン
層2を形成するとともに、フィールド領域となるシリコ
ン酸化膜3の上にも、半導体層である多結晶シリコン層
4を形成し、ソース・ドレインとなる不純物拡散領域5
を形成する。次に、全面にシリコン酸化膜からなる絶縁
膜6を堆積する。
【0016】次に、図1(b)に示すように、レジスト
7を絶縁膜6上に塗り、コンタクトパターン8をパター
ニングする。ここまでの工程は従来の工程と同様であ
る。図2はこの工程でのコンタクトパターンの状態を示
す図である。
【0017】次いで、図1(c)に示すように、半導体
基板をチャンバー内へ入れ、真空度1Torr、温度1
00℃で、加熱中に500mW/cm2 のUV光9を2
分照射した。すると、径が小さくなるように変形された
レジストパターン8aが形成される。図3はこの工程で
のレジストパターンの状態を示す図である。
【0018】次いで、図1(d)に示すように、図3で
得られたレジストパターン8aをエッチングすると、図
4に示すように、径の小さいテーパ角が付いたコンタク
トホール8bが得られる。
【0019】なお、上記したレジストパターンの径の寸
法は、真空度によって可変である。このことを利用し
て、各種のパターン寸法の形成が可能となり、各種のコ
ンタクトホール径を得ることができる。
【0020】また、紫外線の照射量によって、レジスト
パターン寸法を任意に変化させることにより、所望のコ
ンタクトホール径を得ることができる。
【0021】更に、UVキュアは、上記実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、以下のように実施すること
ができる。すなわち、レジスト成分はノボラック樹脂と
溶媒であり、UVキュアの照射温度は10℃〜110
℃、照射強度は、波長220nm〜320nm(650
mW/cm2 )、照射時間10秒〜123秒、紫外線光
源は4KW×2灯を用いることができる。
【0022】なお、従来のように、真空UVキュアを施
さない場合には、図5に示すように、径の大きなコンタ
クトホールが形成される。
【0023】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、半導体基板上のレジストにパターニングを行い
コンタクトホールを形成した後に、真空UVキュアを導
入したことにより、コンタクト径が小さく、エッチング
後の形状もテーパのついた構造が得られる。
【0025】したがって、これからますます小さくなる
微小コンタクトホールの形成に使用することができ、そ
の効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す半導体装置のコンタクト
ホールの径の調整方法を示す断面図である。
【図2】UVキュア前のコンタクトパターンの状態を示
す図である。
【図3】本発明の実施例を示すUVキュア後のコンタク
トパターンの状態を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示す半導体装置のコンタクト
ホールの形成後の状態を示す図である。
【図5】従来の半導体装置のコンタクトホールの形成後
の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン半導体基板 2 多結晶シリコン層 3 シリコン酸化膜 4 多結晶シリコン層 5 不純物拡散領域 6 絶縁膜 7 レジスト 8a レジストパターン 8b コンタクトホール 9 UV光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−115336(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/302

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地膜上に開口部を有するレジストを形成
    する工程と、 前記レジストに対して、所定の真空度内において、UV
    光を照射することにより、前記開口部を縮小する工程
    と、縮小された前記開口部を有する前記レジストを マスクに
    して前記下地膜をエッチングする工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記UV照射による照射温度が10〜11
    0℃であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】前記レジストの成分がノボラック樹脂を含
    むものであることを特徴とする請求項1又は2記載の半
    導体装置の製造方法。
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