JP3437320B2 - トランスミッションのギヤシフト機構 - Google Patents

トランスミッションのギヤシフト機構

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JP3437320B2
JP3437320B2 JP07523495A JP7523495A JP3437320B2 JP 3437320 B2 JP3437320 B2 JP 3437320B2 JP 07523495 A JP07523495 A JP 07523495A JP 7523495 A JP7523495 A JP 7523495A JP 3437320 B2 JP3437320 B2 JP 3437320B2
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保光 永井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトランスミッションの
ギヤシフト機構に関する。
【0002】
【従来の技術】トランスミッションのギヤシフト機構と
して図6のように構成したものが知られている(実開平
6ー80056号公報)。1はトランスミッションケー
ス、2はそのカバーで、複数のシフトシャフト3A〜3
Dを摺動自由に支持する。シャフト3A〜3Dにシフタ
4A〜4Dが固定され、これらの上方にコントロールカ
バーアッシイ6が配置される。コントロールカバーアッ
シイ6にギヤの位置関係から特定のシフタ4Dへのシフ
ト動作をシフトレバー5から中継する反転レバー11が
支軸12を介して回転自由に設けられ、コントロールカ
バーアッシイ6は反転レバー11をシフタ4Dに係合し
てトランスミッションケース1上面のカバー開口部2a
に組み付けられる。
【0003】13は手動変速または自動変速に応じて駆
動されるコントロールシャフトで、コントロールカバー
14に軸回りの回動が自由に支持される。コントロール
シャフト13にシフトレバー5が軸方向へ摺動が自由に
スプライン嵌合され、シフトレバー5の摺動(セレクト
動作)でシフタ4A〜4Cおよび反転レバー11aの何
れかに係合し、コントロールシャフト13の回動(シフ
ト動作)でシフトシャフト3A〜3Dを選択的に軸方向
へ駆動するようになっている。10はシフタ4Aの回り
止め用ボルト、7はシフトフォーク(ただし、図ではシ
フトシャフト3Bに対応するものだけを示す)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コントロー
ルカバーアッシイ6をトランスミッションカバー2に組
み付ける際しては、図7〜図8のように反転レバー11
(組み付け後の反転レバー位置は11aで示す)が自由
に回転してしまうため、カバー開口部2aの内側でその
先端部をシフタ4Dに係合するのがなかなか容易でない
という不具合があった。
【0005】この発明はこのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、トラン
スミッションカバーに組み付けられるコントロールカバ
ーアッシイに特定のシフタへそのシフタ動作を中継する
反転レバーを備えるトランスミッションのギヤシフト機
構において、コントロールカバーアッシイの組み付け時
に反転レバーのシフタへの係合を1対の突起間で案内す
るガイド溝を、組み付け後にシフタや反転レバーの動き
を干渉しない形状寸法をもってトランスミッションカバ
ーに設定する
【0007】第2の発明では、第1の発明における1対
の突起をトランスミッションカバーに一体成形する。
【0008】第3の発明では、第1の発明における1対
の突起を板金で形成してトランスミッションカバーに取
り付ける。
【0009】
【作用】第1の発明によれば、コントロールカバーアッ
シイをトランスミッションカバーに組み付ける際、1対
の突起間で反転レバーの自由な回転を規制しつつ、これ
をガイド溝に沿って特定のシフタへ確実かつ容易に係合
させることができる。
【0010】第2の発明によれば、鋳型に僅かな変更を
加えるのみで良く、1対の突起を容易に形成できる。
【0011】第3の発明によれば、1対の突起は板金物
で低コストに形成できる。
【0012】
【実施例】図1,図2において、1はトランスミッショ
ンケース、2はそのカバーで、複数のシフトシャフト3
A〜3Dを摺動自由に支持する。シャフト3A〜3Dに
それぞれシフタが固定され、これら上方のカバー開口部
2aにコントロールカバーアッシイ6が配置される。特
定のシフタ4Dへそのシフト動作を中継するため、コン
トロールカバーアッシイ6に反転レバー11が支軸12
を介して回転自由に取り付けられる。
【0013】カバー開口部2aの内面に1対のリブ状突
起15が設けられ、これら突起15間で反転レバー11
のシフタへ4Dの係合を案内するガイド溝16を形成す
る。コントロールカバーアッシイ6は反転レバー11を
シフタ4Dに係合してカバー開口部2aに組み付けられ
る。1対の突起15はトランスミッションカバー2の鋳
造時に一体形成され、コントロールカバーアッシイ6の
組み付け後においてはシフタ4Dや反転レバー11など
の動きを干渉しない形状寸法に作られる。なお、組み付
け後の反転レバー位置を11aで示す。
【0014】13は手動変速または自動変速に応じて駆
動されるコントロールシャフトで、コントロールカバー
14に軸回りの回動が自由に支持される。コントロール
シャフト13にシフトレバー5が軸方向へ摺動が自由に
スプライン嵌合され、シフトレバー5の摺動(セレクト
動作)でシフタ4A〜4Cおよび反転レバー11aの何
れかに係合し、コントロールシャフト13の回動(シフ
ト動作)でシフトシャフト3A〜3Dを選択的に軸方向
へ駆動するようになっている。10はシフタ4Aの回り
止め用ボルト、7はシフトフォーク(ただし、図ではシ
フトシャフト3Bに対応するものだけを示す)である。
【0015】このように1対の突起15でガイド溝16
を設けることで、コントロールカバーアッシイ6の組み
付ける際は、1対の突起15間で反転レバー11の自由
な回転を規制しつつ、これをガイド溝16に沿って特定
のシフタ4Dへ確実かつ容易に係合させることができ
る。つまり、コントロールカバーアッシイ6の組付作業
が簡単に行えるようになる。また、トランスミッション
カバー2の鋳型に僅かな変更を加えるのみで、1対の突
起を容易に形成できる。
【0016】図3〜図5は他の実施例を示すもので、1
対の突起15は板金20をU字形に成形することで作ら
れ、カバー開口部2aの内面に基板15aを介して取り
付けられる。なお、U字形板20はその内側に1対の突
起15間でガイド溝16を形成する。図1,図2と同じ
部品は同じ符号を付けて、重複説明は省略する。これに
よると、トランスミッションカバー2の鋳型を変更せ
ず、板金20で1対の突起15を低コストに形成でき
る。
【0017】
【発明の効果】第1の発明によれば、トランスミッショ
ンカバーに組み付けられるコントロールカバーアッシイ
に特定のシフタへそのシフタ動作を中継する反転レバー
を備えるトランスミッションのギヤシフト機構におい
て、コントロールカバーアッシイの組み付け時に反転レ
バーのシフタへの係合を1対の突起間で案内するガイド
溝を、組み付け後にシフタや反転レバーの動きを干渉し
ない形状寸法をもってトランスミッションカバーに設定
したので、1対の突起間で反転レバーの自由な回転を規
制しつつ、これをシフタへ確実かつ容易に係合できる。
つまり、コントロールカバーアッシイの組み付けを簡単
に行えるようになる。
【0018】第2の発明によれば、第1の発明における
1対の突起をトランスミッションカバーに一体成形した
ので、1対の突起は鋳型の僅かな変更で容易に形成でき
る。
【0019】第3の発明によれば、第1の発明における
1対の突起を板金で形成してトランスミッションカバー
に取り付けたので、1対の突起は板金で低コストに形成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す組付状態の説明図であ
る。
【図2】同じく組付状態を説明するカバー部の平面図で
ある。
【図3】他の実施例を示す組付状態の説明図である。
【図4】同じく組付状態を説明するカバー部の平面図で
ある。
【図5】同じく要部の斜視図である。
【図6】従来例を示すギヤシフト機構の構成図である。
【図7】同じく組付状態の説明図である。
【図8】同じく組付状態を説明するカバー部の平面図で
ある。
【符号の説明】
1 トランスミッションケース 2 トランスミッションカバー 3A〜3D シフトシャフト 4A〜4D シフタ 5 シフトレバー 6 コントロールカバーアッシイ 11 反転レバー 13 コントロールシャフト 15 突起 16 ガイド溝

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションカバーに組み付けら
    れるコントロールカバーアッシイに特定のシフタへその
    シフタ動作を中継する反転レバーを備えるトランスミッ
    ションのギヤシフト機構において、コントロールカバー
    アッシイの組み付け時に反転レバーのシフタへの係合を
    1対の突起間で案内するガイド溝を、組み付け後にシフ
    タや反転レバーの動きを干渉しない形状寸法をもってト
    ランスミッションカバーに設定したことを特徴とするト
    ランスミッションのギヤシフト機構。
  2. 【請求項2】 1対の突起をトランスミッションカバー
    に一体成形したことを特徴とする請求項1に記載のギヤ
    シフト機構。
  3. 【請求項3】 1対の突起を板金で形成してトランスミ
    ッションカバーに取り付けたことを特徴とする請求項1
    に記載のギヤシフト機構。
JP07523495A 1995-03-31 1995-03-31 トランスミッションのギヤシフト機構 Expired - Fee Related JP3437320B2 (ja)

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JPH08270790A JPH08270790A (ja) 1996-10-15
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