JP3437225B2 - 超音波アクチュエータ - Google Patents

超音波アクチュエータ

Info

Publication number
JP3437225B2
JP3437225B2 JP24539193A JP24539193A JP3437225B2 JP 3437225 B2 JP3437225 B2 JP 3437225B2 JP 24539193 A JP24539193 A JP 24539193A JP 24539193 A JP24539193 A JP 24539193A JP 3437225 B2 JP3437225 B2 JP 3437225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic actuator
ultrasonic
resonator
holder
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24539193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07107758A (ja
Inventor
毅直 藤村
朋樹 舟窪
芳久 谷口
敏晴 津幡
孝司 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP24539193A priority Critical patent/JP3437225B2/ja
Publication of JPH07107758A publication Critical patent/JPH07107758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3437225B2 publication Critical patent/JP3437225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波アクチュエー
タ、詳しくは、圧電素子や電歪素子等の電気−機械エネ
ルギー変換素子により超音波振動を発生させる超音波ア
クチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,超音波振動子は様々な形状の物が
提案されており、たとえば、特開平3−195377号
公報に記載のものの如き形状のものがある。図14は、
該特開平3−195377号公報に記載された超音波ア
クチュエータを示した説明図であり、図14(a)は側
断面図,図14(b)は正面から見た図である。
【0003】この図に示すように、上記技術手段は、共
振器121の三面に三個の圧電素子122,123a,
123bが固定されており、該共振器121の一面に足
132a,132bが配され超音波振動子が構成されて
いる。この共振器の足の反対面には直接押圧バネが配さ
れており、該バネ135は、ホルダ133に固定され、
該ホルダ133に配された長孔により、上記共振体12
1に配されたピン124a,124bが上下方向に移動
可能に支持されている。また、上記ホルダ133の他端
面でガイド板138と固定され、摺動板134を挟持す
る構造の超音波アクチュエータとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−195377号公報に開示された超音波アクチ
ュエータにおいては、バネによる押圧力を超音波振動子
に伝えるために、超音波振動子を上下方向に移動可能に
支持する必要がある。このため、超音波振動子に配設さ
れたピンとホルダに穿設された長孔により固定する構造
としている。この場合、上記ピンと長孔と超音波振動子
がアクチュエータの移動方向に動かないように支持を行
っているが、上下方向に移動可能ということと、駆動方
向に規制することに矛盾があり、ピンと長孔とにガタが
生じる虞がある。このガタの発生は、高い精度が要求さ
れる超音波アクチュエータにとって好ましいことではな
く、特にミクロン台の位置決めが必要な場合問題とな
る。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、上記従来技術の問題点を解消し、微少移動が
可能な超音波アクチュエータを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1の超音波アクチュエータは、筐体
と、一対の電気−機械エネルギー変換素子と、これら電
気−機械エネルギー変換素子が固定された共振器と、被
駆動体と、上記共振器を保持する保持手段と、上記筐体
に固定されかつ上記保持手段を介して上記共振器を上記
被駆動体に向けて押圧する押圧手段とを具備し、上記一
対の電気−機械エネルギー変換素子に位相の異なる高周
波電圧を印加することにより上記共振器に定在波振動を
発生させ上記被駆動体を駆動する超音波アクチュエータ
において、上記保持手段は、上記押圧手段による押圧力
を受ける部位とは異なる部位に形成された弾性ヒンジ部
を備え、この弾性ヒンジ部は、上記押圧方向には剛性が
弱く、上記押圧方向と直交する方向には剛性が強く加工
されるとともに、上記筐体に密着固定されていることを
特徴とする。また、上記の目的を達成するために本発明
による第2の超音波アクチュエータは、上記第1の超音
波アクチュエータにおいて、上記共振器の定在波振動の
節部にはピンが設けられ、上記保持手段の、該ピンと係
合する部分にV字溝が形成されていることを特徴とす
る。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1ないし図4は、本発明の第1実施例の
超音波アクチュエータの説明図である。図1は、該第1
実施例の超音波アクチュエータを示した正面図であり、
図2は、該第1実施例の超音波アクチュエータに用いら
れる超音波振動子を示した正面図である。また、図3
は、該超音波振動子の(A)共振縦振動と(B)共振屈
曲振動とを示した説明図であり、図4は、該第1実施例
の超音波アクチュエータにおけるホルダ部を示した要部
拡大斜視図である。
【0010】図2に示すように、本第1実施例の超音波
アクチュエータに適用される超音波振動子5は、積層圧
電素子1を一対配した、真鍮製の直方体の共振器2が、
図3に示されるように、共振縦振動(A)と共振屈曲振
動(B)が同時に励起されるような形状で構成されてい
る。
【0011】上記超音波振動子5は、共振器2における
上記振動の節に、焼き入れされたステンレスで構成され
たピン3が圧入されている。また、該共振器2の底面、
すなわち、上記圧電素子1が配された面の反対側面の振
動腹位置には摺動用の突起4が設けられている。
【0012】図1は、このように構成される超音波振動
子5を用いた本発明の第1実施例である超音波アクチュ
エータ6を示した説明図である。
【0013】図に示すように、超音波振動子5の上方に
は、焼き入れが施されたステンレスで構成された略コ字
形状を呈するホルダ7(図4参照)が、開口部を下方に
して該超音波振動5を挟むようにして配設されている。
該ホルダ7の下面一側方寄りには、一対のV字形状の溝
(以下V溝という)8が刻設されており(図4参照)、
また、該ホルダ7の上面他側方には、後述する弾性ヒン
ジ部14が上方に向けて延設されている。さらに、該ホ
ルダ7上面における、上記V溝8の垂直線上には、後述
する押圧バネ10が当接する円形凹部11が形成されて
いる。
【0014】上記ホルダ7は、上記一対のV溝8に上記
超音波振動子5のピン3が係合して保持されている。一
方、該ホルダ7のV溝8の垂直線方向の軸9上の匡体1
2には押圧ネジ13が螺合されており、該押圧ネジ13
の先端には押圧バネ10が固着されている。さらに、該
押圧バネ10は、その先端部が上記ホルダ7の上面に設
けられた凹部11に係合しており、上記押圧ネジ13を
所定方向に回転させることで、上記ホルダ7に所定の押
圧力が付勢されるようになっている。
【0015】上記ホルダ7に該押圧バネ10により、軸
9方向に押圧力が付勢されると、ピン3を介して超音波
振動子5に軸9方向に所定の付勢力が加わることにな
る。
【0016】一方、上記ホルダ7の上面他側方には、一
対の弾性ヒンジ溝14aが形成された弾性ヒンジ部14
が推力の発生方向(図中、C方向)に直角に該ホルダ7
と一体に延設されている(図4参照)。該弾性ヒンジ1
4aの上方の固定部15上面にはネジ穴15aが螺刻さ
れており(図4参照)、上記匡体12の上面から挿通さ
れるボルト16が該ネジ穴15aに螺合し、これにより
弾性ヒンジ部14が匡体12に固定されている。
【0017】上記弾性ヒンジ部14は、図4に示すよう
に、上記超音波振動子5に押圧力を与える匡体12にロ
ーラ17により図中、C方向に移動可能に支持された被
駆動体18の超音波振動子5の摺動突起4との当接面に
セラミックス製の摺動板19が接着固定されている。
【0018】次に、本第1実施例の作用について説明す
る。
【0019】上記ホルダ7と一体に加工された弾性ヒン
ジ14aが、構造上図4中、A方向には剛性が弱く、B
方向およびC方向(図1参照)には剛性が強く超音波ア
クチュエータを保持する。この状態で、超音波振動子5
の一対の積層圧電素子1に互いに位相が90度ずれた、
超音波振動子の共振周波数と一致した駆動電圧を印加す
ると、上記摺動突起4により、被駆動体18に接着固定
された摺動板19を摩擦駆動し、被駆動体18が図中、
C方向に駆動される。
【0020】このような第1実施例の超音波アクチュエ
ータによると、ホルダと弾性ヒンジが一体に加工されて
いるため、ガタの発生がなく、また、弾性ヒンジの作用
により、押圧バネによる押圧力が超音波振動子に影響を
与えることがない。また、押圧バネと、上記ホルダのV
溝と係合する超音波振動子のピンと、を一直線上に配置
したことで、該ホルダにかかるバネの押圧力とホルダが
超音波振動子のピンを押す押圧力の反力とが一直線上に
存在するため、同ホルダに回転モーメントが発生しな
い。
【0021】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0022】図5は、該第2実施例の超音波アクチュエ
ータの構成を示した分解斜視図である。なお、本第2実
施例においては、上記第1実施例と同じ部位には同番号
を付記し説明は省略する。
【0023】第2実施例の超音波アクチュエータは、超
音波振動子5の両側面に一対のホルダ20が配設されて
いる。該ホルダ20の剛体部21の上面には、弾性ヒン
ジ部14が延出して形成されており、ホルダ20は、該
弾性ヒンジ部14において、匡体12にボルト16で固
定されている。該ホルダ20は、剛体部21と該剛体部
より先端に向けて延出した弾性変形部22とで構成され
ており、該剛体部21の下面には、V字形状のV溝8が
刻設されており、該一対のV溝8により超音波振動子5
のピン3を左右から独立に保持するようになっている。
【0024】図6は、上記弾性変形部22の先端部付近
の拡大側面図である。
【0025】図に示すように、上記一対のホルダ20の
弾性変形部22の先端部下面には、凹部25が刻設され
いる。また、上記弾性変形部22先端部下面に対向した
位置には、上記一対の凹部25に当接する一対の突起2
3が突設された支持板24が配設されている。該突起2
3は、その先端で上記弾性変形部22に設けられた、凹
部25と点支持で係合しており、これにより、支持板2
4は上記弾性変形部22に対して離間することなく配設
されている。
【0026】さらに、上記支持板24における一対の突
起23の間にはねじ孔27が螺刻されており、匡体12
の上面から挿通されたボルト26の先端部が該ねじ孔2
7に螺合している。このボルト26の回動により、上記
支持板24は上記弾性変形部22に対して上下方向に移
動し、これにより、該弾性変形部22が上下方向に揺動
して変形するようになっている。
【0027】その他の構成は、上記第1実施例と同様で
あるので、ここでの説明は省略する。
【0028】図7は、上記図5におけるE方向から見た
該第2実施例の正面図である。
【0029】この図に示すように、超音波振動子5が組
み込まれた状態で、上記ボルト26を所定方向に回転さ
せて、徐々にホルダ20の弾性変形部22を引き上げ、
変形させる。該変形に対応した応力が、弾性ヒンジ14
aと突起23との距離αと弾性ヒンジ14aとV溝8と
の距離βの比に拡大もしくは縮小され、超音波振動子5
に押圧力として働く。
【0030】図8は、図5におけるD方向から見た該第
2実施例の要部拡大側面図である。
【0031】この図に示されるように、摺動突起4等が
変形しているような場合に、ホルダが左右独立で配され
ているため、超音波振動子5の傾きに沿って超音波振動
子を押圧する。
【0032】この第2実施例の超音波アクチュエータに
よると、ホルダに弾性変形部材を一体に設けることによ
り、押圧機構を一体化し構造が簡略化できる。また、ホ
ルダを独立で一対設けることにより、超音波振動子が摺
動面に対して、傾いた状態で取り付けられたような場合
でも、該状態を保持したまま摺動板と摺動突起の当たり
を全面で当てることができるため、超音波アクチュエー
タの動作が安定化する。
【0033】次に、本第2実施例の変形例について説明
する。
【0034】図9は、本第2実施例の超音波アクチュエ
ータの1変形例を示した要部拡大上面図であり、図10
は、該変形例の要部正面図である。
【0035】この変形例は、ホルダ28の剛体部21と
弾性ヒンジ部14と剛体部21の端面29より一対の弾
性変形部22が一体に加工され、弾性変形部22の先端
に超音波振動子5のピン3をガタなく保持するV溝8が
構成されている。
【0036】本変形例においては、上記ホルダ28の弾
性変形部22の反対側をビス30で押し上げることによ
り該弾性変形部22を変形させ、押圧力を超音波振動子
に与える。このとき、一対の弾性変形部22が超音波振
動子5の傾きを吸収する効果がある。
【0037】図11は、上記第2実施例の超音波アクチ
ュエータの他の変形例を示す正面図である。
【0038】この変形例では、ホルダ31の一側部、す
なわち、弾性ヒンジ部14を挟んでV溝8の反対側に、
超音波アクチュエータの移動方向と直角に溝31aが上
下面より交互に刻設されている。そして、このホルダ3
1の一側方先端部を図中、矢印32で示される方向に押
し上げることにより超音波振動子に押圧力を与えるよう
になっている。
【0039】本変形例においては、溝31aを交互に設
けることで弾性変形部をなしているため、上記実施例に
対してより小型な超音波アクチュエータを構成すること
が可能となる。
【0040】つぎに、本発明の第3実施例について説明
する。
【0041】図12は、上記第3実施例の超音波アクチ
ュエータを示した正面図であり、図13は、該第3実施
例における各部に生じる力を示した説明図である。な
お、本第3実施例においては、上記第1実施例,第2実
施例と同じ部位には、同番号を付記しており、説明は省
略する。
【0042】本第3実施例においては、ホルダ34の一
側方に形成されたヒンジ33の位置を、超音波アクチュ
エータの推力がピン3を通じてホルダ34に与える供与
力35と一直線36上にヒンジ33を設けた例である
(図13参照)。
【0043】図13において、矢印37は押圧バネ10
がホルダ34を図中、下方に向けて押圧する力を示し、
矢印38は、該押圧力37による超音波振動子5が押さ
れる力の反力を示す。また、矢印39は、上記供与力3
5の反力を示す。
【0044】この第3実施例は、上記第1実施例に加
え、超音波アクチュエータの推力の作用点にヒンジ位置
を合わせたため、推力と反力による回転モーメントの発
生を防ぐことが可能となる。
【0045】この第3実施例によると、弾性ヒンジに回
転モーメントが生じないため、該ヒンジ部分で変形が起
こらず微少変位時に変形によるロストモーションが起こ
らないという効果がある。
【0046】このように、上記各実施例によると、簡単
な構成で、超音波リニアアクチュエータが実現できる。
また、上記実施例の超音波アクチュエータのホルダの骨
子は、超音波振動子の保持においてホルダ部分とヒンジ
部分を一体に固定することにある。したがって、本実施
例おいて説明した超音波振動子に限らず、全ての定在波
型超音波振動子を用いて実現できる。
【0047】なお、上記実施例の超音波アクチュエータ
は、リニアタイプに限らず、楕円振動発生部に、回転体
を押圧することにより、回転型の超音波アクチュエータ
にも応用可能なことは自明である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、微
少移動が可能な超音波アクチュエータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の超音波アクチュエータを
示した正面図である。
【図2】上記第1実施例の超音波アクチュエータに用い
られる超音波振動子を示した正面図である。
【図3】上記第1実施例における超音波振動子の(A)
共振縦振動と(B)共振屈曲振動とを示した説明図であ
る。
【図4】上記第1実施例の超音波アクチュエータにおけ
るホルダ部を示した要部拡大斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例の超音波アクチュエータの
構成を示した分解斜視図である。
【図6】上記第2実施例の超音波アクチュエータにおけ
る弾性変形部先端部付近の拡大側面図である。
【図7】上記第2実施例の超音波アクチュエータの構成
を示した正面図である。
【図8】上記図5におけるD方向から見た本第2実施例
の要部拡大側面図である。
【図9】上記第2実施例の超音波アクチュエータの1変
形例を示した要部拡大上面図である。
【図10】上記第2実施例の超音波アクチュエータの1
変形例を示した要部正面図である。
【図11】上記第2実施例の超音波アクチュエータの他
の変形例を示した要部正面図である。
【図12】本発明の第3実施例の超音波アクチュエータ
を示した正面図である。
【図13】上記第3実施例における各部に生じる力を示
した説明図である。
【図14】従来の超音波アクチュエータの1例を示した
(a)側断面図,(b)正面図である。
【符号の説明】
1…積層圧電素子 2…共振器 3…ピン 4…摺動突起 5…超音波振動子 6…超音波アクチュエータ 7…ホルダ 8…V溝 9…軸 10…押圧バネ 12…匡体 13…押圧ネジ 14…弾性ヒンジ部 14a…弾性ヒンジ 15…固定部 17…ローラ 18…被駆動体 19…摺動板
フロントページの続き (72)発明者 津幡 敏晴 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大内 孝司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−64997(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、一対の電気−機械エネルギー変
    換素子と、これら電気−機械エネルギー変換素子が固定
    された共振器と、被駆動体と、上記共振器を保持する保
    持手段と、上記筐体に固定されかつ上記保持手段を介し
    上記共振器を上記被駆動体に向けて押圧する押圧手段
    とを具備し、上記一対の電気−機械エネルギー変換素子
    に位相の異なる高周波電圧を印加することにより上記共
    振器に定在波振動を発生させ上記被駆動体を駆動する超
    音波アクチュエータにおいて、 上記保持手段は、上記押圧手段による押圧力を受ける部
    位とは異なる部位に形成された弾性ヒンジ部を備え、こ
    の弾性ヒンジ部は、上記押圧方向には剛性が弱く、上記
    押圧方向と直交する方向には剛性が強く加工されるとと
    もに、上記筐体に密着固定されていることを特徴とする
    超音波アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 上記共振器の定在波振動の節部にはピン
    が設けられ、上記保持手段の、該ピンと係合する部分に
    V字溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の超音波アクチュエータ。
JP24539193A 1993-09-30 1993-09-30 超音波アクチュエータ Expired - Fee Related JP3437225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24539193A JP3437225B2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 超音波アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24539193A JP3437225B2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 超音波アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07107758A JPH07107758A (ja) 1995-04-21
JP3437225B2 true JP3437225B2 (ja) 2003-08-18

Family

ID=17132963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24539193A Expired - Fee Related JP3437225B2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 超音波アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3437225B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3184117B2 (ja) 1997-05-23 2001-07-09 セイコーインスツルメンツ株式会社 超音波モータ及び超音波モータ付き電子機器
JP4838865B2 (ja) * 2002-07-12 2011-12-14 セイコーインスツル株式会社 圧電モータ及び圧電モータ付き電子機器
JP2008306907A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Olympus Corp 超音波モータ
JP2009017735A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Olympus Corp 超音波モータ
JP6570335B2 (ja) * 2015-06-17 2019-09-04 キヤノン株式会社 振動型アクチュエータ、レンズ駆動装置および超音波モータ
CN112787621A (zh) * 2020-12-31 2021-05-11 福建省将乐县长兴电子有限公司 一种新型抗振石英晶体谐振器
EP4174969A1 (en) 2021-11-01 2023-05-03 Xeryon Mounting arrangement for piezo motor element

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07107758A (ja) 1995-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4802313B2 (ja) 圧電振動子の保持装置
JPH10337057A (ja) 駆動装置
JP5810303B2 (ja) 駆動装置
JPH09215350A (ja) 超音波リニアモータ
JP3437225B2 (ja) 超音波アクチュエータ
JP2012055152A (ja) 駆動装置
KR930009211A (ko) 초음파 모우터
JP3524248B2 (ja) 振動装置
JP6605012B2 (ja) 振動波モータ及び振動波モータを用いたレンズ駆動装置
JP3192022B2 (ja) 超音波モータ
JPS62259485A (ja) 圧電駆動装置
JP3444502B2 (ja) 超音波リニアモータ
JP3359167B2 (ja) 超音波アクチュエータ
JPH07255189A (ja) 超音波アクチュエータ
JP3306211B2 (ja) 超音波アクチュエータ
JP3444504B2 (ja) 超音波振動子
JP3401097B2 (ja) 超音波アクチュエータ
JP3418241B2 (ja) 超音波アクチュエータ
JPH09285152A (ja) 超音波モータ
JPH07337044A (ja) 超音波アクチュエータ
JPH08251953A (ja) 振動駆動装置
JP2001157474A (ja) 振動アクチュエータ
JP2000125576A (ja) 振動アクチュエータを用いた搬送装置
JP2009027834A (ja) 超音波モータ
JPH07337047A (ja) 超音波ステージ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030519

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees