JP3401097B2 - 超音波アクチュエータ - Google Patents

超音波アクチュエータ

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JP3401097B2 JP27405994A JP27405994A JP3401097B2 JP 3401097 B2 JP3401097 B2 JP 3401097B2 JP 27405994 A JP27405994 A JP 27405994A JP 27405994 A JP27405994 A JP 27405994A JP 3401097 B2 JP3401097 B2 JP 3401097B2
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一裕 粂井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電体を駆動源とする
超音波アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】発明者らは先に、特願平4−32109
6号において、並進運動を発生できる超音波アクチュエ
ータを提案した。その構成と原理の概略を説明する。
【0003】図6は、超音波アクチュエータの本体の構
成を説明するための概念図にして、特願平4−3210
96号において開示された図の引用である。同図におい
て、積層圧電体101に正弦波電圧を印加すると、弾性
体102に2種の振動が同時に励起され、2種の振動の
変位が合成されて、摺動部材103は楕円形の軌跡に沿
って振動する。そこで摺動部材103に図示しない被駆
動体を押圧すると、楕円形の軌跡の振動から駆動力を受
けて、被駆動体が並進運動する。
【0004】図7は、弾性体102に励起される2種の
振動を説明するための概念図であって、同じく特願平4
−321096号において開示された図の引用である。
図7(a)は単純な伸縮振動である。図7(b)は、伸
縮の方向に伝播する横波の弾性波であって、2次の定在
波になっている。そして、伸縮振動の1次共振周波数
と、横波の2次の定在波の周波数が一致するように、弾
性体102の長さと高さを設定してある。従って、図6
の積層圧電体101によって周波数の振動を与えるだけ
で、2種の振動の変位が合成されて、横波の定在波の腹
の位置で、質点が楕円の軌跡に沿って振動する。そこ
で、その位置に摺動部材103を設け、これに被駆動体
を押圧すると、被駆動体が楕円振動の作用を受けて並進
運動する。
【0005】超音波アクチュエータは、直進運動の強い
推力が直接得られ、減速機構が不要になるので、動作静
粛にしてバックラッシュがなく、しかもバースト波を入
力すればナノメートルオーダの微細なステップ駆動も可
能という特徴を有している。
【0006】発明者らはさらに、特願平5−79814
号において、超音波アクチュエータを用いたマイクロマ
ニピュレータのシステムを提案した。この提案によれ
ば、細胞に遺伝子を注入したり神経細胞の電位を測定す
るなどの細胞操作を行うためのマイクロマニピュレータ
に超音波アクチュエータを用い、これにパーソナルコン
ピュータなどのホストを組合わせてシステムを構成した
ので、ガラス針の動作の条件を定量的に管理することが
でき、難しい細胞操作を熟練を要さず誰でも簡便に、再
現性良く行うことができるものである。マイクロマニピ
ュレータにおいては、サブミクロンオーダの微細な変位
を様々な速度で発生する必要があり、しかもこれを高精
度に位置決めしなければならない。かような性能は、従
来の電磁型モータなどを用いた駆動機構には望むべくも
ないが、超音波アクチュエータはナノメートルオーダの
変位を再現性良く発生でき、このような要求に余裕を持
って応えるものであった。
【0007】図8は、提案の超音波アクチュエータの構
成を説明するための概念斜視図、図9は、本体の構造を
説明するための分解斜視図にして、図8の本体を倒立し
て分解した図であり、いずれも、特願平5−79814
号に開示された図の引用である。図9において、100
は超音波アクチュエータの本体である。201は支持体
である。支持体201は本体100をその定在波の節で
回動自在に支持している。従って、本体100の2つの
摺動部材103には押圧力が均等に付加される。202
は枠体である。支持体201は枠体202に一対のボー
ルブッシュ203を介して支持されるため、本体100
を付勢する方向にのみ並進運動自在である。204はコ
イルスプリングであって、支持体201と枠体202の
一部205との間に挿着され、本体100を付勢するた
めの押圧力を与える。206は台座であって、コイルス
プリング204が本体100に与える押圧力の多寡を調
整可能とする。207は被駆動体で、一対のクロスロー
ラガイド208を介して枠体202の一部に支持される
ので、単一の方向にのみ並進運動自在である。被駆動体
207の上面209には摺動板210が固設されてい
る。本体100はコイルスプリング204の押圧力によ
って摺動板210に付勢され、摺動部材103の楕円振
動の作用を受けて摺動板210を変位させる。摺動板2
10が固設される被駆動体207には図示しないガラス
針が固定され、もってガラス針を微少駆動できるもので
ある。
【0008】本発明は、このような超音波アクチュエー
タの構成を出発点として発明された、新規な作用効果を
有する超音波アクチュエータの提案にかかるものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の超
音波アクチュエータは、著しい特徴を有する反面、いく
つかの問題点をも有していた。これらを以下に説明す
る。
【0010】第1に、従来の超音波アクチュエータは直
動型であった。直動の変位を要求する用途には、並進運
動が直接に取出せて有利である反面、世の中の機械要素
の大部分は回転型であって、回転運動を発生するアクチ
ュエータが求められている。しかるに従来の超音波アク
チュエータは、回転運動を取出すことができないため、
用途が限られてしまうという問題点があった。
【0011】第2に、図9の構成からも容易に理解でき
るように、アクチュエータ全体の構成が大型であった。
すなわち、本体100に比してアクチュエータ全体の大
きさが大きく、それによって用途が限られてしまうとい
う問題点を有していた。
【0012】第3に、構成が複雑であった。図9から理
解できるように、従来の超音波アクチュエータは構成部
品が多く、組立の際に調整を要する部分もあるために、
製造原価が嵩むという問題点を有していた。
【0013】 本発明は従来の超音波アクチュエータの
問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の各請求
項に共通して対応する目的は、小型化が容易で、構成簡
潔にして製造原価の安い超音波アクチュエータを提供す
ることであり、加えて請求項3に対応する目的は、回転
運動を取出すことのできる超音波アクチュエータを提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に対応す
る超音波アクチュエータにおいては、超音波振動を行う
電気−機械変換素子と該超音波振動を受けて楕円振動を
発生する弾性体とからなる超音波アクチュエータ本体
と、該楕円振動の作用を受け、幾何学的変位を生じる被
駆動体と、前記超音波アクチュエータ本体を所定の位置
で支持するとともに前記超音波アクチェエータ本体の摺
動部を前記被駆動体に弾発力により付勢するための支持
付勢機構を備え、かつ、前記被駆動体を変位自在に支持
する枠体とを具備していることを特徴とするものであ
る。
【0015】 (2)請求項2に対応する超音波アクチ
ュエータにおいては、請求項1の構成に加えて、前記枠
体はバネ鋼の板材からなり、前記支持付勢機構は該板材
を打ち抜き曲げ加工して形成されている。
【0016】 (3)請求項3に対応する超音波アクチ
ュエータにおいては、請求項1または請求項2の構成に
加えて、前記被駆動体を回転体とした。
【0017】
【作用】(1)請求項1に対応する超音波アクチュエー
タにおいては、枠体の一部分が超音波アクチュエータ本
体を所定の位置で支持するとともに前記超音波アクチェ
エータ本体の摺動部を前記被駆動体に弾発力により付勢
する支持付勢機構を構成するようにしたので、支持付勢
機構としての独立した部品がなくなり、構造が簡潔な超
音波アクチュエータになる。
【0018】 (2)請求項2に対応する超音波アクチ
ュエータにおいては、請求項1の構成に加えて、前記枠
体はバネ鋼の板材からなり、前記支持付勢機構は該板材
を打ち抜き曲げ加工して形成されているので、製造が一
層容易で、構造簡潔にして小型、且つ、安価な超音波ア
クチュエータになる。
【0019】 (3)請求項3に対応する超音波アクチ
ュエータにおいては、請求項1または請求項2の構成に
加えて、前記被駆動体を回転体としたので、回転運動を
取出すことのできる超音波アクチュエータになる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る超音
波アクチュエータの実施例を説明する。
【0021】(実施例1)図1は、実施例1の超音波ア
クチュエータを示す分解斜視図、図2は図1の超音波ア
クチュエータの模式的側面図である。
【0022】(構成)図において、100は超音波アク
チュエータの本体であり、図6に示す超音波アクチュエ
ータの本体と同様の構成を有している。図6から明らか
なように、超音波アクチュエータの本体100は、電気
−機械変換素子たる積層圧電体101と弾性体102と
を含んでいる。また、軸104は図1中の後述するフレ
ームの穴に回動自在に挿通されている。図1の301は
被駆動体たるロータでありジルコニアセラミクスなどの
硬度の高い材料で構成し、外周面をバフ研磨してある。
【0023】302はステンレス鋼などからなる軸であ
り、ロータに一体的に強固に固定してある。303はブ
ッシュであり、軸302を後述のフレームに回動自在に
支持する。
【0024】304,305はバネ鋼の板材を打ち抜
き、曲げ加工した枠体たるフレームである。フレームは
それぞれ、U字形の折曲げ部304a,305aと、穴
304b,305bを有しており、折曲げ部と穴とで、
支持付勢機構を構成している。306,307はスペー
サであり、フレーム304,305が一定の距離を保っ
て、ねじで固定されている。尚、組立てた超音波アクチ
ュエータ300を真横から見ると、図2に示すように、
折曲げ部304a,305aは互い違いに位置し、干渉
し合わないようにしてある。
【0025】(作用)2つの超音波アクチュエータの本
体100は、フレーム304,305のそれぞれの穴3
04b,305bによって支持あるいは位置決めされる
と共に、それぞれの折曲げ部304a,305aの弾発
力によってロータ301へ付勢されている。超音波アク
チュエータの摺動部材103が楕円振動を発生する原理
は、従来の超音波アクチュエータの原理と同一であるの
で、説明を省く。ロータ301は、互いに対向する超音
波振動子の本体100から押圧力と駆動力を受ける。
【0026】(効果)本実施例に固有の効果として、ロ
ータ301は互いに対向する超音波アクチュエータの本
体100から、駆動力を偶力として受けるので、駆動力
が倍増するのみならず、押圧力の反力が互いに打ち消さ
れて、軸302にラジアル荷重がかからず、ブッシュ3
03の寿命がのびるという特徴を有している。
【0027】(実施例2)図3は、実施例2の超音波ア
クチュエータの本体部分のみを示す平面図、図4は、図
3の実施例2の超音波アクチュエータ全体を示す分解斜
視図、図5は図4の超音波アクチュエータの模式的側面
図である。
【0028】(構成)図3において、電気−機械変換素
子たる積層圧電体501は4個あり、弾性体502の上
下両側から、弾性体502を強力に励振する。503は
摺動部材であるが、弾性体502の妻面(長手方向の端
面)に固設されている。また、振動の節には軸でなく、
ねじ穴504が穿設されている。
【0029】図4において、500は図3を用いて説明
した超音波アクチュエータの本体である。超音波アクチ
ュエータの本体500は、ねじ穴504を使って、後述
するフレームにねじで固定される。401は被駆動体た
るロータであり、ジルコニアセラミクスなどの硬度の高
い材料で構成し、外周面をバフ研磨してある。402は
ステンレス鋼などからなる軸であり、ロータに一体的に
強固に固定してある。403はブッシュであり、軸40
2を後述のフレームに回動自在に支持する。
【0030】404,405はバネ鋼の板材を打ち抜
き、曲げ加工した枠体たるフレームである。フレームは
それぞれ、U字形の折曲げ部404a,405aと、穴
404b,405bを有しており、折曲げ部と穴とで、
支持付勢機構を構成している。406,407はスペー
サであり、フレーム404,405が一定の距離を保っ
てねじで固定されている。尚、組立てた超音波アクチュ
エータ400を真横から見ると、図5に示すように、折
曲げ部404a,405aは互い違いに位置し、干渉し
合わないようにしてある。
【0031】(作用)超音波アクチュエータの本体50
0は、フレーム404,405のそれぞれの穴404
b,405bによって支持あるいは位置決めされると共
に、それぞれの折曲げ部404a,405aの弾発力に
よってロータ401へ付勢されている。
【0032】超音波アクチュエータの本体500には、
妻面に摺動部材503が設けられている。この位置は2
次の屈曲共振の腹ではないが、振動の自由端であること
から屈曲共振に起因する振動振幅は十分に大きく、伸縮
の共振による振動とあわせて、質点が楕円形の軌跡に沿
って振動することには変わりがない。
【0033】(効果)本実施例に固有の効果として、ロ
ータ401はただ一つの摺動部材に接すればよいので小
径でよく、全体をより一層小型に構成できるという効果
がある。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば以下のような変形を加えてもよい。
【0035】(1)上記実施例では、枠体の一部をU字
に成形して支持付勢機構としたが、U字以外の形状、た
とえばΩ字,V字,W字などの形状でもよい。またU字
部分の幅は一定でもよいが、可動側(振動子側)に向け
て幅の狭まるハ字形状などにしても良い。またこれらの
曲げ部分には適切な熱処理を施すと良い。
【0036】(2)上記実施例では、上下フレームにお
ける支持付勢機構の形成位置が異なっていた。すなわち
図2で説明したようにフレーム305における折曲部3
05a,305aの間隔は、フレーム304における折
曲部304a,304aの間隔よりも狭く形成され、両
部品の形状は異なっていたが、上下フレームの形状を同
一にしても相互の干渉を防止することが可能である。例
えば、図1におけるフレーム305で左列の折曲部を手
前に、右列の折曲部を奥方にずらして形成すれば、同一
形状の部品を裏返してフレーム304の位置に配しても
それぞれの折曲部が干渉することはない。このように部
品を共通化すれば部品点数をいっそう削減することがで
きる。
【0037】(3)枠体のうち支持付勢機構が形成され
ている部分以外の部位に、補強用のリブをプレス形成し
たり、ゴムシートを貼着して制振構造にしても良い。
【0038】(4)上記実施例では回転体を駆動した
が、直動機構にも応用可能である。この場合には、移動
体と振動子の周りを囲むように枠体を設け両者の中間に
支持付勢機構を設ければ良い。移動体は枠体に抱き寄せ
られる格好になって振動子に押し付けられる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果がある。
【0040】請求項1によれば、枠体の一部分が、超音
波アクチュエータ本体を所定の位置で支持しかつ摺動部
を被駆動体に弾発力により付勢する支持付勢機構を構成
するようにしたので、支持付勢機構としての独立した部
品がなくなり、構造が簡潔で、小型、且つ、安価な超音
波アクチュエータを提供できるという効果がある。
【0041】 請求項2によれば、製造が一層容易で、
構造簡潔にして小型、且つ、安価な超音波アクチュエー
タを提供できるという効果がある。
【0042】 請求項3によれば、回転運動を取出すこ
とのできる超音波アクチュエータを提供できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による超音波アクチュエータ
を示す分解斜視図である。
【図2】図1の超音波アクチュエータの模式的側面図で
ある。
【図3】本発明の実施例2による超音波アクチュエータ
の本体部分のみを示す平面図である。
【図4】本発明の実施例2による超音波アクチュエータ
の全体を示す分解斜視図である。
【図5】図4の超音波アクチュエータの模式的側面図で
ある。
【図6】従来の超音波アクチュエータを示す図である。
【図7】従来の超音波アクチュエータを示す図である。
【図8】従来の超音波アクチュエータを示す図である。
【図9】従来の超音波アクチュエータを示す図である。
【符号の説明】
100 超音波アクチュエータ本体 101 積層圧電体 102 弾性体 103 摺動部材 104 軸 201 支持体 202 枠体 203 ボールブッシュ 204 コイルスプリング 205 枠体の一部 206 台座 207 被駆動体 208 クロスローラガイド 209 被駆動体上面 210 摺動板 300 超音波アクチュエータ 301 ロータ 302 軸 303 ブッシュ 304 フレーム 304a 折曲げ部 304b 穴 305 フレーム 305a 折曲げ部 305b 穴 306 スペーサ 307 スペーサ 400 超音波アクチュエータ 401 ロータ 402 軸 403 ブッシュ 404 フレーム 404a 折曲げ部 404b 穴 405 フレーム 405a 折曲げ部 405b 穴 406 スペーサ 407 スペーサ 500 超音波アクチュエータ本体 501 積層圧電体 502 弾性体 503 摺動部材 504 ねじ穴
フロントページの続き (72)発明者 粂井 一裕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 舟窪 朋樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−70556(JP,A) 特開 平2−211075(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動を行う電気−機械変換素子と該
    超音波振動を受けて楕円振動を発生する弾性体とからな
    る超音波アクチュエータ本体と、 該楕円振動の作用を受け、幾何学的変位を生じる被駆動
    体と、 前記超音波アクチュエータ本体を所定の位置で支持する
    とともに前記超音波アクチェエータ本体の摺動部を前記
    被駆動体に弾発力により付勢するための支持付勢機構を
    備え、かつ、前記被駆動体を変位自在に支持する枠体と
    を具備していることを特徴とする超音波アクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記枠体はバネ鋼の板材からなり、前記
    支持付勢機構は該板材を打ち抜き曲げ加工して形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の超音波アクチュ
    エータ。
  3. 【請求項3】 前記被駆動体は回転体であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の超音波アクチュエー
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