JP3436653B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP3436653B2
JP3436653B2 JP09987597A JP9987597A JP3436653B2 JP 3436653 B2 JP3436653 B2 JP 3436653B2 JP 09987597 A JP09987597 A JP 09987597A JP 9987597 A JP9987597 A JP 9987597A JP 3436653 B2 JP3436653 B2 JP 3436653B2
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sheet
air
air vent
paper
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隆之 藤山
歩 小田
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホッパに積載され
た複数枚のシートのシート束の中から一枚のシートを吸
引することでピックアップして給紙する吸引方式の給紙
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の給紙装置は図28に示すように、
エアー通気孔を有するドラム状のシリンダ30の外周面
に、エアー通気孔31aを有するリング状のカバー31
とベアリング上に被せられたリング状のカバーからなる
搬送従動部材32とを挿入し、搬送従動部材32に搬送
駆動ローラ33を当接させる。また、エアー通気孔31
aの用紙搬送方向上流側端部上面Aの半径L1と、下流
側端部上面Bの半径L2との関係を、L1>L2に設定
し、エアー通気孔31a部の用紙搬送方向上流側端部上
面Aと下流側端部上面Bとを平面で結ぶ。
【0003】上流側の上面半径L1と下流側の上面半径
L2との関係を上記したようなL1>L2の条件に設
定すると、エアー吸引を行ったときに半径の短い側か
らエアーがシリンダ30内に流入し易くなり、図中矢印
で示すように下流側からシリンダ30内に対してエア
ー流が生じる。これにより、シート状の用紙Pに対する
吸引力は用紙先端側ほど吸引力が増し、用紙の分離性
が向上して用紙の重送防止することができた
【0004】また、上記したようにエアー通気孔31a
の上流側端部上面Aと下流側端部上面Bとを平面状にな
るように接続すると、用紙Pの吸着面(エアー通気孔部
分)に対して用紙Pが全面に吸着するため、エアー吸引
時にエアー漏れが生じ難くなって用紙Pの搬送性が向上
し、また、エアー漏れが生じ難くなるために異音が生じ
なくなるとともに、エアー無駄がなくなってエアー吸引
を行うための吸引装置(ファンモータ)を小型化する
ことができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の給紙装
置では設計上の微妙な誤差から、シート取出口近傍でシ
ート面とシリンダのエアー通気孔との間に間隙があった
り、間隙の距離が長いと吸引してもエアー通気孔にシー
トが吸着せずミスフィードにつながったりして、給紙不
良を起こすことがあった。
【0006】また、上記の問題を解決するためにシート
面とシリンダのエアー通気孔との間の間隙を短くするこ
とが考えられるが、このように構成すると、シリンダか
ら搬送手段に吸着されたシートを受け渡す際に、搬送手
段の配設位置、搬送手段の方式によってシートが真っす
ぐに搬送手段に向かわないことが起き易くなり、そのた
め、シートが斜めに搬送されスキューが生じたり、搬送
手段がシートを捕捉できないことによるミスフィード
や、搬送手段の一部に引っ掛かるなどして紙詰まりが生
じたりする給紙不良が生じるという問題があった。
【0007】また、シート面とシリンダのエアー通気孔
との間の間隙を短く形成すると、この間隙にシートを分
離させるための分離エアーを送風する装置を備えたもの
においては、間隙が小さいためにエアーによる分離が良
好に行われず分離不良が生じ易くなり、ダブルフィード
を生じたり、紙詰まりを招くという問題があった。
【0008】本発明は上記の問題に鑑みなされたもので
あり、シリンダのエアー通気孔体を移動可能にすること
により、シリンダホッパ搬送手段等の設計誤差によ
るシート面とシリンダのエアー通気孔との間の間隙の誤
差で生じるミスフィードを防止することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の請求項1記載の給紙装置は、シートが収容
されたホッパのシート取出口近傍に配設され、エアー通
気孔を有するエアー通気孔体が形成されたパイプ状の
シリンダと、前記シリンダ内のエアーの吸引を行う吸引
手段と前記シリンダの近傍に配設された搬送手段と
前記シリンダに係るエアー通気孔を前記ホッパのシー
ト取出口近傍位置から前記搬送手段位置まで回動させる
シリンダ回動手段とを有した給紙装置において、記エ
アー通気孔体を前記シリンダに移動自在に設け、前記
エアー通気孔体を、前記ホッパのシート取出口位置でシ
ートを吸引する時には、シートに近づくようシート側へ
移動させ、前記搬送手段位置でシートを前記搬送手段へ
搬送する時には、前記シリンダ側へ移動させる通気孔体
移動手段を設けたことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の給紙装置は、前記ホッパの
シート取出口近傍に、前記通気孔体移動手段により前記
エアー通気孔体を前記シリンダ側へ移動させた後、シー
ト搬送側先端へエアーを送風するエアー送風手段を設け
ている。
【0011】請求項3記載の給紙装置は、前記シリンダ
を前記ホッパの上方へ配設し、前記エアー通気孔体を自
重により前記ホッパ側へ移動するよう設け、前記エアー
通気孔体を前記シリンダ側へ移動させる前記通気孔体移
動手段を設けている。
【0012】請求項4記載の給紙装置は、前記シリンダ
を前記ホッパの下方へ配設し、前記エアー通気孔体を自
重により前記シリンダ側へ移動するよう設け、前記エア
ー通気孔体を前記ホッパ側へ移動させる前記通気孔体移
動手段を設けている。
【0013】
【0014】請求項記載の給紙装置は、前記エアー通
気孔体を弾性により伸長可能に前記吸引手段のエアー
吸引動作により収縮可能に形成している。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の給紙装置の実施形態1を
図1及び図2とともに説明する。図1は実施形態1であ
るエアー給紙装置の断面図であり、図2は図1の斜視図
である。
【0016】このエアー給紙装置は、複数枚のシート状
の用紙Pを積載し上方から用紙Pを給紙するホッパであ
る用紙トレイ1と、該用紙トレイ1上に形成されたパイ
プ状のシリンダ2と、シリンダ2の開口に回動自在に設
けられたエアー通気孔3aを有するエアー通気孔体3
と、用紙Pを搬送路4を介して画像形成部へ搬送給紙す
るための搬送手段である給紙ローラ5と、搬送路4に用
紙Pが入紙されたことを検知する入紙センサ6と、前記
シリンダ2を用紙トレイ1の用紙取出口近傍と給紙ロー
ラ5側とへ回動移動させるシリンダソレノイド7と、シ
リンダ2と吸引手段である吸引ファン8とを連通させる
吸引用ダクト9と、該吸引用ダクト9内に設けられた吸
引調整弁10と、吸引調整弁10を駆動する調整弁駆動
ソレノイド11とを備えている。
【0017】前記シリンダ2は用紙Pを積載した用紙ト
レイ1の先端部(用紙搬送方向に対し)上方に設けられ
ており、用紙トレイ1内の用紙Pを一枚ずつエアー吸引
により吸着し取り出すものであり、金属樹脂等の硬質
材により形成している。
【0018】このシリンダ2は図3及び図4に示すよう
に、シリンダ2の開口に中央にエアー通気孔3aを有し
たエアー通気孔体3の一端側を回動軸12により回動自
在に取り付け、該エアー通気孔体3の他端側に当該エア
ー通気孔体3を回動軸12を回動点として回動させる通
気孔体移動手段である通気孔体ソレノイド13を設けて
いる。そして、エアー通気孔体3には用紙Pの吸着を検
出する吸着検出センサ14を設けている。
【0019】この通気孔体ソレノイド13は、図5に示
すようにエアー通気孔体3をシリンダ2内から突出した
突出状態(前記用紙P側へ突出し用紙取出口近傍に位置
した状態)と、図6に示しようにエアー通気孔体3をシ
リンダ2内へ収納した収納状態(前記用紙取出口近傍か
ら離れ状態)とにエアー通気孔体3を回動させる。
【0020】前記吸引ファン8と吸引用ダクト9とはエ
アーが漏れないように接着により接続されており、吸引
調整弁10を調整弁駆動ソレノイド11により駆動する
ことで吸引するエアー量を可変し吸引力を調整する。
【0021】上記構成のエアー給紙装置のエアー給紙動
作を図7のフローチャートとともに説明すると、給紙前
の状態では調整弁駆動ソレノイド11がOFFされてお
り吸引用ダクト9を介してシリンダ2からのエアー吸引
を行わないとともに、通気孔体ソレノイド13がOFF
されてエアー通気孔体3が突出状態に位置している。
【0022】そして、エアー給紙動作が開始されると
(S1)、吸引ファン8のファンモータ(図示せず)を
回転させ(S2)、調整弁駆動ソレノイド11をONさ
せ吸引調整弁10を開成し(S3)、吸引用ダクト10
を介してシリンダ2のエアー通気孔体3のエアー通気孔
3aからエアーの吸引を行う。このエアー通気孔体3は
シリンダ2から突出状態にあり用紙P側へ位置している
ので、エアー通気孔体3のエアー通気孔3aの吸引によ
り用紙トレイ1の用紙Pを吸着する。このとき、エアー
通気孔体3は用紙P側へ移動し用紙Pに接近しているの
で、用紙Pの吸着を確実に吸着することができ、ミスフ
ィードを防止する。
【0023】このエアー通気孔体3への用紙Pの吸着を
吸着検出センサ14が検出すると(S4)、通気孔体ソ
レノイド13をONさせてエアー通気孔体3をシリンダ
2内へ収納し(S5)、シリンダソレノイド7をONさ
せてシリンダ2を給紙ローラ5側へ回動させ(S6)、
シリンダ2のエアー通気孔体3に吸着された用紙Pが給
紙ローラ5に搬送され、給紙ローラ5に用紙Pを確実に
受け渡すことができる。
【0024】この給紙ローラ5に受け渡された用紙Pが
当該給紙ローラ5により搬送路4に搬送し、調整弁駆動
ソレノイド11をOFFして吸引調整弁10を閉成す
る。この搬送路4に搬送された用紙Pを入紙センサ6の
ONにより検知する(S7)とシリンダソレノイド7を
OFFし、このシリンダソレノイド7のOFFによりシ
リンダ2が用紙トレイ1側へ戻る(S8)。
【0025】そして、搬送路4を用紙Pが搬送され搬送
路4から出紙したことを入紙センサ6のOFFにより検
知する(S9)と、通気孔体ソレノイド13をOFF
し、エアー通気孔体3をシリンダ2から突出状態に戻し
(S10)、次の用紙Pを給紙可能な状態に待機させ
る。
【0026】また、前記シリンダ2のエアー通気孔体3
のシリンダ2よりの突出をより確実なものとするため、
図8に示すように、エアー通気孔体3を常時突出方向へ
付勢するバネ15を設け、通気孔体ソレノイド13がO
FFの時に図9に示すようにバネ15の付勢力によりエ
アー通気孔体3を突出させ、通気孔体ソレノイド13が
ONの時に図10に示すようにバネ15の付勢力に抗し
てエアー通気孔体3を収納状態にするようにしてもよ
い。
【0027】本発明のエアー給紙装置の実施形態2を図
11とともに説明する。前記実施形態1と同一部分につ
いては詳細な説明を省略する。
【0028】前記吸引ファン8のエアー送風側にエアー
が漏れないように接続された送風ダクト16と、該送風
ダクト16に設けられた前記用紙トレイ1の用紙Pとシ
リンダ2との間にエアー通気孔体3に吸着された用紙P
と次の用紙Pとを分離させるためのエアーの送風を行う
送風ノズル17と、送風ダクト16内に設けられた吸引
ファン8から送風ノズル17への送風を調整する送風調
整弁18と、該送風調整弁18を開閉する調整弁駆動ソ
レノイド19とを備えている。
【0029】上記構成のエアー給紙装置のエアー給紙動
作を図12のフローチャートとともに説明すると、給紙
前の状態では調整弁駆動ソレノイド11がOFFされて
おり吸引用ダクト9を介してシリンダ2からのエアー吸
引を行わないとともに、通気孔体ソレノイド13がOF
Fされてエアー通気孔体3が突出状態に位置している。
【0030】そして、エアー給紙動作が開始されると
(S11)、吸引ファン8のファンモータ(図示せず)
を回転させ(S12)、調整弁駆動ソレノイド19をO
Nさせ送風調整弁18を開成して用紙トレイ1の用紙P
へ送風を行い(S13)、調整弁駆動ソレノイド11を
ONさせ吸引調整弁10を開成し(S14)、吸引用ダ
クト10を介してシリンダ2のエアー通気孔体3のエア
ー通気孔3aからエアーの吸引を行う。このエアー通気
孔体3はシリンダ2から突出状態にあり用紙P側へ位置
しているので、エアー通気孔体3のエアー通気孔3aの
吸引により用紙トレイ1の用紙Pを吸着する。このと
き、エアー通気孔体3は用紙P側へ移動し用紙Pに接近
しているので、用紙Pの吸着を確実に吸着することがで
き、ミスフィードを防止する。
【0031】このエアー通気孔体3への用紙Pの吸着を
吸着検出センサ14が検出すると(S15)、通気孔体
ソレノイド13をONさせてエアー通気孔体3をシリン
ダ2内へ収納し(S16)、シリンダソレノイド7をO
Nさせてシリンダ2を給紙ローラ5側へ回動させ(S1
7)、調整弁駆動ソレノイド19をOFFさせ送風調整
弁18を閉成し(S18)、用紙トレイ1の用紙Pへ送
風を遮断し、シリンダ2のエアー通気孔体3に吸着され
た用紙Pが給紙ローラ5に搬送され、給紙ローラ5に用
紙Pを確実に受け渡す。
【0032】この給紙ローラ5に受け渡された用紙Pが
当該給紙ローラ5により搬送路4に搬送し、調整弁駆動
ソレノイド11をOFFして吸引調整弁10を閉成す
る。この搬送路4に搬送された用紙Pを入紙センサ6の
ONにより検知する(S19)とシリンダソレノイド7
をOFFし、このシリンダソレノイド7のOFFにより
シリンダ2が用紙トレイ1側へ戻る(S20)。
【0033】そして、搬送路4を用紙Pが搬送され搬送
路4から出紙したことを入紙センサ6のOFFにより検
知する(S21)と、通気孔体ソレノイド13をOFF
し、エアー通気孔体3をシリンダ2から突出状態に戻し
(S22)、次の用紙Pを給紙可能な状態に待機させ
る。
【0034】また、前記通気孔体ソレノイド13は、O
N時にシリンダ2のエアー通気孔体3を収納する移動力
をエアー通気孔体3へ与え、OFF時にはエアー通気孔
体3へ移動力は全く与えず、エアー通気孔体3の自重に
よりシリンダ2から突出する突出状態になるように設け
てもよい。
【0035】本発明のエアー給紙装置の実施形態3を図
13及び図14とともに説明する。図13は実施形態3
であるエアー給紙装置の断面図であり、図14は図13
の斜視図である。実施形態3の実施形態1及び実施形態
2と同一部分は同一符号を付して説明する。
【0036】このエアー給紙装置は、複数枚のシート状
の用紙Pを積載し用紙Pを下方から給紙するホッパであ
る用紙トレイ20と、該用紙トレイ20下に形成された
パイプ状のシリンダ21と、シリンダ21の開口に回動
自在に設けられたエアー通気孔22aを有するエアー通
気孔体22と、用紙Pを搬送路4を介して画像形成部へ
搬送給紙するための搬送手段である給紙ローラ5と、搬
送路4に用紙Pが入紙されたことを検知する入紙センサ
6と、前記シリンダ21を用紙トレイ1の用紙取出口近
傍と給紙ローラ5側とへ回動移動させるシリンダソレノ
イド7と、シリンダ21と吸引手段である吸引ファン8
とを連通させる吸引用ダクト9と、該吸引用ダクト9内
に設けられた吸引調整弁10と、吸引調整弁10を駆動
する調整弁駆動ソレノイド11とを備えている。
【0037】前記シリンダ21は用紙Pを積載した用紙
トレイ1の先端部(用紙搬送方向に対し)下方に設けら
れており、用紙トレイ1内の用紙Pを一枚ずつエアー吸
引により吸着し取り出すものであり、金属樹脂等の硬
質材により形成している。
【0038】このシリンダ21は図15及び図16に示
すように、シリンダ21の開口に中央にエアー通気孔2
2aを有したエアー通気孔体22の一端側を回動軸23
により回動自在に取り付け、該エアー通気孔体22の他
端側に当該エアー通気孔体22を回動軸23を回動点と
して回動させる通気孔体移動手段である通気孔体ソレノ
イド13を設けている。そして、エアー通気孔体22に
は用紙Pの吸着を検出する吸着検出センサ14を設け、
エアー通気孔体22を常時シリンダ21から突出状態に
付勢するバネ24を設けている。
【0039】前記吸引ファン8のエアー送風側にエアー
が漏れないように接続された送風ダクト16と、該送風
ダクト16に設けられた前記用紙トレイ1の用紙Pとシ
リンダ2との間にエアー通気孔体3に吸着された用紙P
と次の用紙Pとを分離させるためのエアーの送風を行う
送風ノズル25と、送風ダクト16内に設けられた吸引
ファン8から送風ノズル25への送風を調整する送風調
整弁18と、該送風調整弁18を開閉する調整弁駆動ソ
レノイド19とを備えている。
【0040】前記送風ノズル25の送風口は、前記用紙
トレイ20からの用紙Pの給紙が下方からの給紙となっ
ているため、シリンダ21による吸着時に次の用紙Pが
自重により下方へ移動し、シリンダ21により吸着した
用紙Pと次の用紙Pとの間の間隙が狭くなるので、実施
形態2の送風ノズル17の送風口に比べ狭く形成されて
いる。
【0041】この通気孔体ソレノイド13は、図17に
示すようにバネ24の付勢によりエアー通気孔体22が
シリンダ21内から突出した突出状態(前記用紙P側へ
突出し用紙取出口近傍に位置した状態)から、図18に
示しようにエアー通気孔体22をシリンダ21内へ収納
した収納状態(前記用紙取出口近傍から離れ状態)へ回
動させるものである。
【0042】前記吸引ファン8と吸引用ダクト9とはエ
アーが漏れないように接着により接続されており、吸引
調整弁10を調整弁駆動ソレノイド11により駆動する
ことで吸引するエアー量を可変し吸引力を調整する。
【0043】上記構成のエアー給紙装置のエアー給紙動
作を図19のフローチャートとともに説明すると、給紙
前の状態では調整弁駆動ソレノイド11がOFFされて
おり吸引用ダクト9を介してシリンダ21からのエアー
吸引を行わないとともに、通気孔体ソレノイド13がO
FFされてエアー通気孔体3が突出状態に位置してい
る。
【0044】そして、エアー給紙動作が開始されると
(S31)、吸引ファン8のファンモータ(図示せず)
を回転させ(S32)、調整弁駆動ソレノイド19をO
Nさせ送風調整弁18を開成して用紙トレイ20の用紙
Pへ送風を行い(S33)、調整弁駆動ソレノイド11
をONさせ吸引調整弁10を開成し(S34)、吸引用
ダクト10を介してシリンダ21のエアー通気孔体22
のエアー通気孔22aからエアーの吸引を行う。このエ
アー通気孔体22はバネ24の付勢力によりシリンダ2
1から突出状態にあり用紙P側へ位置しているので、エ
アー通気孔体22のエアー通気孔22aの吸引により用
紙トレイ20の用紙Pを吸着する。このとき、エアー通
気孔体22は用紙P側へ移動し用紙Pに接近しているの
で、用紙Pの吸着を確実に吸着することができ、ミスフ
ィードを防止する。
【0045】このエアー通気孔体22への用紙Pの吸着
を吸着検出センサ14が検出すると(S35)、通気孔
体ソレノイド13をONさせてエアー通気孔体22をバ
ネ24の付勢力に抗してシリンダ21内へ収納し(S3
6)、シリンダソレノイド7をONさせてシリンダ21
を給紙ローラ5側へ回動させ(S37)、調整弁駆動ソ
レノイド19をOFFさせ送風調整弁18を閉成し(S
38)、用紙トレイ1の用紙Pへ送風を遮断し、シリン
ダ21のエアー通気孔体22に吸着された用紙Pが給紙
ローラ5に搬送され、給紙ローラ5に用紙Pを確実に受
け渡す。
【0046】この給紙ローラ5に受け渡された用紙Pが
当該給紙ローラ5により搬送路4に搬送し、調整弁駆動
ソレノイド11をOFFして吸引調整弁10を閉成す
る。この搬送路4に搬送された用紙Pを入紙センサ6の
ONにより検知する(S39)とシリンダソレノイド7
をOFFし、このシリンダソレノイド7のOFFにより
シリンダ21が用紙トレイ1側へ戻る(S40)。
【0047】そして、搬送路4を用紙Pが搬送され搬送
路4から出紙したことを入紙センサ6のOFFにより検
知する(S41)と、通気孔体ソレノイド13をOFF
し、エアー通気孔体22をバネ24の付勢力によりシリ
ンダ21から突出状態に戻し(S42)、次の用紙Pを
給紙可能な状態に待機させる。
【0048】本発明のエアー給紙装置の応用例を図20
とともに説明する。図20は応用例であるエアー給紙装
置の断面図である。応用例の実施形態1及び実施形態2
と同一部分は同一符号を付して説明する。
【0049】このエアー給紙装置は、複数枚のシート状
の用紙Pを積載し用紙Pを上方から給紙するホッパであ
る用紙トレイ1と、該用紙トレイ1上に形成されたパイ
プ状のシリンダ2と、シリンダ2の開口に回動自在に設
けられたエアー通気孔26aを有するエアー通気孔体2
6と、用紙Pを搬送路4を介して画像形成部へ搬送給紙
するための搬送手段である給紙ローラ5と、搬送路4に
用紙Pが入紙されたことを検知する入紙センサ6と、前
記シリンダ2を用紙トレイ1の用紙取出口近傍と給紙ロ
ーラ5側とへ回動移動させるシリンダソレノイド7と、
シリンダ2と吸引手段である吸引ファン8とを連通させ
る吸引用ダクト9と、該吸引用ダクト9内に設けられた
吸引調整弁10と、吸引調整弁10を駆動する調整弁駆
動ソレノイド11とを備えている。
【0050】前記シリンダ2は用紙Pを積載した用紙ト
レイ1の先端部(用紙搬送方向に対し)下方に設けられ
ており、用紙トレイ1内の用紙Pを一枚ずつエアー吸引
により吸着し取り出すものであり、金属樹脂等の硬質
材により形成している。
【0051】このシリンダ2は図21及び図22に示す
ように、シリンダ2の開口に中央にエアー通気孔26a
を有し一端側が収縮された状態の蛇腹状にゴム等の
弾性材で形成され吸着面に金属樹脂等の薄い硬質材
を埋め込んだエアー通気孔体26を取り付け、該エアー
通気孔体26の他端側(蛇腹状側)を移動させ収縮させ
る通気孔体移動手段である通気孔体ソレノイド13を設
けている。そして、エアー通気孔体26は自身の弾性力
により常時シリンダ2から突出状態になっており、エア
ー通気孔体26は金属樹脂等の薄い硬質材により吸着面
は伸長もしくは収縮状態に関係なく平面状態を保持す
る。
【0052】前記吸引ファン8のエアー送風側にエアー
が漏れないように接続された送風ダクト16と、該送風
ダクト16に設けられた前記用紙トレイ1の用紙Pとシ
リンダ2との間にエアー通気孔体3に吸着された用紙P
と次の用紙Pとを分離させるためのエアーの送風を行う
送風ノズル17と、送風ダクト16内に設けられた吸引
ファン8から送風ノズル17への送風を調整する送風調
整弁18と、該送風調整弁18を開閉する調整弁駆動ソ
レノイド19とを備えている。
【0053】この通気孔体ソレノイド13は、図23に
示すように自身の弾性力によりエアー通気孔体26がシ
リンダ2内から突出した突出状態(前記用紙P側へ突出
し用紙取出口近傍に位置した状態)から、図24に示し
ようにエアー通気孔体26をシリンダ2内へ収納した収
納状態(前記用紙取出口近傍から離れ状態)へ回動させ
るものである。
【0054】前記吸引ファン8と吸引用ダクト9とはエ
アーが漏れないように接着により接続されており、吸引
調整弁10を調整弁駆動ソレノイド11により駆動する
ことで吸引するエアー量を可変し吸引力を調整する。
【0055】上記構成のエアー給紙装置のエアー給紙動
作を図25のフローチャートとともに説明すると、給紙
前の状態では調整弁駆動ソレノイド11がOFFされて
おり吸引用ダクト9を介してシリンダ2からのエアー吸
引を行わないとともに、通気孔体ソレノイド13がOF
Fされてエアー通気孔体26は自身の弾性力により突出
状態に位置している。
【0056】そして、エアー給紙動作が開始されると
(S51)、吸引ファン8のファンモータ(図示せず)
を回転させ(S52)、調整弁駆動ソレノイド19をO
Nさせ送風調整弁18を開成して用紙トレイ1の用紙P
へ送風を行い(S53)、調整弁駆動ソレノイド11を
ONさせ吸引調整弁10を開成し(S54)、吸引用ダ
クト10を介してシリンダ1のエアー通気孔体26のエ
アー通気孔26aからエアーの吸引を行う。このエアー
通気孔体26は自身の弾性力によりシリンダ2から突出
状態にあり用紙P側へ位置しているので、エアー通気孔
体26のエアー通気孔26aの吸引により用紙トレイ1
の用紙Pを吸着する。このとき、エアー通気孔体26は
用紙P側へ移動し用紙Pに接近しているので、用紙Pの
吸着を確実に吸着することができ、ミスフィードを防止
する。
【0057】このエアー通気孔体26への用紙Pの吸着
を吸着検出センサが検出すると(S55)、通気孔体ソ
レノイド13をONさせてエアー通気孔体26をシリン
ダ2内へ収納し(S56)、シリンダソレノイド7をO
Nさせてシリンダ2を給紙ローラ5側へ回動させ(S5
7)、調整弁駆動ソレノイド19をOFFさせ送風調整
弁18を閉成し(S58)、用紙トレイ1の用紙Pへ送
風を遮断し、シリンダ2のエアー通気孔体26に吸着さ
れた用紙Pが給紙ローラ5に搬送され、給紙ローラ5に
用紙Pを確実に受け渡す。
【0058】この給紙ローラ5に受け渡された用紙Pが
当該給紙ローラ5により搬送路4に搬送し、調整弁駆動
ソレノイド11をOFFして吸引調整弁10を閉成す
る。この搬送路4に搬送された用紙Pを入紙センサ6の
ONにより検知する(S59)とシリンダソレノイド7
をOFFし、このシリンダソレノイド7のOFFにより
シリンダ2が用紙トレイ1側へ戻る(S60)。
【0059】そして、搬送路4を用紙Pが搬送され搬送
路4から出紙したことを入紙センサ6のOFFにより検
知する(S61)と、通気孔体ソレノイド13をOFF
し、エアー通気孔体26が自身の弾性力によりシリンダ
2から突出状態に戻し(S62)、次の用紙Pを給紙可
能な状態に待機させる。
【0060】本発明のエアー給紙装置の実施形態を図
26とともに説明する。図24は実施形態であるエア
ー給紙装置の断面図である。実施形態の実施形態3と
同一部分は同一符号を付して説明する。
【0061】このエアー給紙装置は、複数枚のシート状
の用紙Pを積載し用紙Pを下方から給紙するホッパであ
る用紙トレイ20と、該用紙トレイ20下に形成された
パイプ状のシリンダ21と、シリンダ21の開口に回動
自在に設けられたエアー通気孔22aを有するエアー通
気孔体22と、用紙Pを搬送路4を介して画像形成部へ
搬送給紙するための搬送手段である給紙ローラ5と、搬
送路4に用紙Pが入紙されたことを検知する入紙センサ
6と、前記シリンダ21を用紙トレイ1の用紙取出口近
傍と給紙ローラ5側とへ回動移動させるシリンダソレノ
イド7と、シリンダ21と吸引手段である吸引ファン8
とを連通させる吸引用ダクト9と、該吸引用ダクト9内
に設けられた吸引調整弁10と、吸引調整弁10を駆動
する調整弁駆動ソレノイド11とを備えている。
【0062】前記シリンダ21は用紙Pを積載した用紙
トレイ1の先端部(用紙搬送方向に対し)下方に設けら
れており、用紙トレイ1内の用紙Pを一枚ずつエアー吸
引により吸着し取り出すものであり、金属樹脂等の硬
質材により形成している。
【0063】このシリンダ21は、シリンダ21の開口
に中央にエアー通気孔を有したエアー通気孔体22の一
端側を回動軸により回動自在に取り付け、該エアー通気
孔体22を常時シリンダ21から突出した状態に付勢す
るバネ23を設けている。そして、エアー通気孔体22
には用紙Pの吸着を検出する吸着検出センサを設けてい
る。
【0064】前記吸引ファン8と吸引用ダクト9とはエ
アーが漏れないように接着により接続されており、吸引
調整弁10を調整弁駆動ソレノイド11により駆動する
ことで吸引するエアー量を可変し吸引力を調整する。
【0065】上記構成のエアー給紙装置のエアー給紙動
作を図25のフローチャートとともに説明すると、給紙
前の状態では調整弁駆動ソレノイド11がOFFされて
おり吸引用ダクト9を介してシリンダ21からのエアー
吸引を行わないとともに、エアー通気孔体22はバネ2
3の付勢力により突出状態に位置している。
【0066】そして、エアー給紙動作が開始されると
(S71)、吸引ファン8のファンモータ(図示せず)
を回転させ(S72)、調整弁駆動ソレノイド19をO
Nさせ送風調整弁18を開成して用紙トレイ20の用紙
Pへ送風を行い(S73)、調整弁駆動ソレノイド11
をONさせ吸引調整弁10を開成し(S74)、吸引用
ダクト10を介してシリンダ21のエアー通気孔体22
のエアー通気孔からエアーの吸引を行う。このエアー通
気孔体22はバネ23の付勢力によりシリンダ21から
突出状態にあり用紙P側へ位置しているので、エアー通
気孔体22のエアー通気孔の吸引により用紙トレイ20
の用紙Pを吸着する。このとき、エアー通気孔体22は
用紙P側へ移動し用紙Pに接近しているので、用紙Pの
吸着を確実に吸着することができ、ミスフィードを防止
する。
【0067】このエアー通気孔体22への用紙Pの吸着
を吸着検出センサが検出すると(S75)、エアー通気
孔体22はエアーの吸引力によりバネ23の付勢力に抗
してシリンダ21内へ収納し(S76)、シリンダソレ
ノイド7をONさせてシリンダ21を給紙ローラ5側へ
回動させ(S77)、調整弁駆動ソレノイド19をOF
Fさせ送風調整弁18を閉成し(S78)、用紙トレイ
1の用紙Pへ送風を遮断し、シリンダ21のエアー通気
孔体22に吸着された用紙Pが給紙ローラ5に搬送さ
れ、給紙ローラ5に用紙Pを確実に受け渡す。
【0068】この給紙ローラ5に受け渡された用紙Pが
当該給紙ローラ5により搬送路4に搬送し、調整弁駆動
ソレノイド11をOFFして吸引調整弁10を閉成す
る。この搬送路4に搬送された用紙Pを入紙センサ6の
ONにより検知する(S79)とシリンダソレノイド7
をOFFし、このシリンダソレノイド7のOFFにより
シリンダ21が用紙トレイ1側へ戻る(S80)。
【0069】そして、搬送路4を用紙Pが搬送され搬送
路4から出紙したことを入紙センサ6のOFFにより検
知する(S81)と、エアー通気孔体22がバネ24の
付勢力によりシリンダ21から突出状態に戻し(S8
2)、次の用紙Pを給紙可能な状態に待機させる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の給紙装置によれば、シー
トを吸着する際にはエアー通気孔体をシリンダから突出
させシートに近づけることが可能となり、シートを確実
に吸着することができ、ミスフィードを確実に防止する
ことができる。また、吸着したシートを搬送手段にエア
ー通気孔体をシリンダ内に収納した状態に移動させるの
で、シートを搬送手段に確実に給紙することができ、ミ
スフィードや紙詰まり、スキュー等の給紙不良を確実に
防止することができる。
【0071】請求項2記載の給紙装置によれば、エアー
通気孔体により吸着したシートと次のシートとの間に送
風手段により送風を行うので、シートの重送を確実に防
止することができ、ダブルフィードや紙詰まり等の給紙
不良を確実に防止することができる。
【0072】請求項3記載の給紙装置によれば、エアー
通気孔体が自重により突出状態となるので、通気孔体移
動手段はエアー通気孔体をシリンダ側へ移動させるだけ
でよく、通気孔体移動手段の構成を簡略化することがで
きる。
【0073】請求項4記載の給紙装置によれば、シート
の吸着を行うための吸引力をシリンダがシートの上方に
設けられている場合に比べ小さくてよく、送風手段の能
力を高くする必要がなく、例えば送風手段としてファン
を使用した場合に、小さなファンを使用することがで
き、装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。
【0074】
【0075】請求項記載の給紙装置によれば、エアー
通気孔体を移動させる通気孔体移動手段を設ける必要が
なく、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置の実施形態1を示す断面図で
ある。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】実施形態1のシリンダを示す斜視図である。
【図4】図3のエアー通気孔体を示す斜視図である。
【図5】実施形態1のエアー通気孔体の突出状態を示す
断面図である。
【図6】実施形態1のエアー通気孔体の収納状態を示す
断面図である。
【図7】実施形態1の給紙動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】実施形態1におけるシリンダの他の例を示す斜
視図である。
【図9】実施形態1におけるシリンダの他の例のエアー
通気孔体の突出状態を示す断面図である。
【図10】実施形態1におけるシリンダの他の例のエア
ー通気孔体の収納状態を示す断面図である。
【図11】本発明の給紙装置の実施形態2を示す断面図
である。
【図12】実施形態2の給紙動作を示すフローチャート
である。
【図13】本発明の給紙装置の実施形態3を示す断面図
である。
【図14】図13の斜視図である。
【図15】実施形態3のシリンダを示す斜視図である。
【図16】図15のエアー通気孔体を示す斜視図であ
る。
【図17】実施形態3のエアー通気孔体の突出状態を示
す断面図である。
【図18】実施形態3のエアー通気孔体の収納状態を示
す断面図である。
【図19】実施形態3の給紙動作を示すフローチャート
である。
【図20】本発明の給紙装置の実施形態4を示す断面図
である。
【図21】応用例のシリンダを示す斜視図である。
【図22】図21のエアー通気孔体を示す斜視図であ
る。
【図23】応用例のエアー通気孔体の突出状態を示す断
面図である。
【図24】応用例のエアー通気孔体の収納状態を示す断
面図である。
【図25】応用例の給紙動作を示すフローチャートであ
る。
【図26】本発明の給紙装置の実施形態5を示す断面図
である。
【図27】実施形態の給紙動作を示すフローチャート
である。
【図28】従来の給紙装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 用紙トレイ 2 シリンダ 3 エアー通気孔体 3a エアー通気孔 5 給紙ローラ 7 シリンダソレノイド 8 吸引ファン 13 通気孔体ソレノイド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−76898(JP,A) 特開 平8−301469(JP,A) 特開 平6−144617(JP,A) 特開 昭57−72532(JP,A) 特開 平5−338831(JP,A) 実開 昭47−26860(JP,U) 実開 昭48−50769(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/08 350 B65H 3/08 330 B41J 13/00 B41J 13/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートが収容されたホッパのシート取出口
    近傍に配設され、エアー通気孔を有するエアー通気孔体
    が形成されたパイプ状のシリンダと、前記 シリンダ内のエアーの吸引を行う吸引手段と、 前記シリンダの近傍に配設された搬送手段と、 前記シリンダに係るエアー通気孔を前記ホッパのシー
    ト取出口近傍位置から前記搬送手段位置まで回動させる
    シリンダ回動手段とを有した給紙装置において、 前記エアー通気孔体を前記シリンダに移動自在に設
    け、前記 エアー通気孔体を、前記ホッパのシート取出口位置
    でシートを吸引する時には、シートに近づくようシート
    側へ移動させ、前記搬送手段位置でシートを前記搬送手
    段へ搬送する時には、前記シリンダ側へ移動させる通気
    孔体移動手段を設けたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】前記ホッパのシート取出口近傍に、前記通
    気孔体移動手段により前記エアー通気孔体を前記シリン
    ダ側へ移動させた後、シート搬送側先端へエアーを送風
    するエアー送風手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】前記シリンダを前記ホッパの上方へ配設
    し、 前記エアー通気孔体を自重により前記ホッパ側へ移動す
    るよう設け、 前記エアー通気孔体を前記シリンダ側へ移動させる前記
    通気孔体移動手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の給紙装置。
  4. 【請求項4】前記シリンダを前記ホッパの下方へ配設
    し、 前記エアー通気孔体を自重により前記シリンダ側へ移動
    するよう設け、 前記エアー通気孔体を前記ホッパ側へ移動させる前記通
    気孔体移動手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の給紙装置。
  5. 【請求項5】前記エアー通気孔体を弾性により伸長可能
    に、前記吸引手段のエアー吸引動作により収縮可能に形
    成したことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
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