JP3436531B2 - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JP3436531B2
JP3436531B2 JP2001122578A JP2001122578A JP3436531B2 JP 3436531 B2 JP3436531 B2 JP 3436531B2 JP 2001122578 A JP2001122578 A JP 2001122578A JP 2001122578 A JP2001122578 A JP 2001122578A JP 3436531 B2 JP3436531 B2 JP 3436531B2
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章二 桜木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺のテープにバーコ
ード印字が可能なテープ印字装置に関し、特に1又は複
数のバーコードを含む印字データを任意に設定されたテ
ープ長内にセンター揃え、左端揃え、右端揃えの行修飾
を施して印字するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多種多様の物品の各々には、一般
的に商品コードであるバーコードが印刷されている。こ
のバーコードとして、特に日本においては、JAN(Ja
pan Article Number)がソースマーキングとして一般に
普及している。
【0003】ところで、このバーコードは、通常、ドッ
ト印字素子からなるドット印字方式による専用の印刷装
置で印刷するようになっている。
【0004】本願出願人は、印字媒体としてのテープに
文字や記号を印字できるテープ印字装置を実用化し、更
に、文字や記号とともにバーコードを印字する機能を付
加したテープ印字装置を実用化した(特願平3−360
470号参照)。
【0005】このバーコード印刷可能なテープ印字装置
においては、バーコードのデータの入力に際して、バー
コードキーを介してバーコードモードを設定後、バーコ
ードの開始コードと、バーコードのデータキャラクタ
(8桁又は13桁の数字)、終了コードとを順に入力す
ると、ディスプレイには、文字や記号とともにバーコー
ドの開始マークと終了マークとが表示され、テキストメ
モリには、文字や記号のデータとともにバーコードのデ
ータ(開始コード、データキャラクタのデータ、終了コ
ード)が格納される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記バーコード印刷機
能付きのテープ印字装置において、所定のテープ長の印
字領域に、文字や記号を、左端揃え、センター揃えの行
修飾を施して印字可能であるが、バーコードのデータに
ついてはデータ構造が文字や記号のデータと異なるた
め、前記行修飾を適用できないという問題がある。そこ
で、制御如何により、前記行修飾を適用可能に構成する
ことも考えられるが、その場合にも、バーコードのデー
タキャラクタが1文字として取り扱われるため、到底実
用に耐えるものとはなり得ない。
【0007】本発明の目的は、バーコードをバーコード
幅を有する1文字として処理でき、1又は複数のバーコ
ードを印字領域内にセンター揃え、左端揃え、右端揃え
の行修飾を施して印字できるようなテープ印字装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテープ印字
装置は、印字データを受けて、印字ヘッドと被印字媒体
としてのテープをテープの長手方向に相対移動させなが
ら印字する印字手段と、前記テープの長手方向の印字長
を設定するテープ長設定手段と、前記テープに印字する
ときのセンター揃え、左端揃え、右端揃えのテープ長手
方向における行修飾データを設定する行修飾設定手段
と、複数のバーコードを含む印字データを印字する際に
は、当該バーコードに設定されているバーコード幅デ
ータに基づいて、1つのバーコードを前記バーコード幅
を有する1つの文字として処理し、前記行修飾設定手段
により設定された行修飾データと、前記テープ長設定手
段により設定された印字長データとに基づいて、当該バ
ーコードを含む各印字データを印字するための印字位置
を求める印字位置演算手段と、その印字位置演算手段
は、前記印字される印字データの総幅を求める計算手段
と、前記テープ長設定手段により入力設定された印字長
データと前記計算手段により求められた印字データの総
幅との差に応じたテープフィード量を演算し記憶する記
憶手段とを備え、前記行修飾データとして前記センター
揃えが設定されているとき前記印字長から前記総幅を差
し引いた残りスペースの半分宛を左側テープフィード量
及び右側テープフィード量として記憶し、また前記左端
揃えが設定されているとき前記残りスペースを右側テー
プフィード量として記憶し、さらに前記右端揃えが設定
され ているとき前記残りスペースを左側テープフィード
量として記憶することにより、前記バーコードを含む
印字データの印字位置を求めることと、前記印字位置演
算手段により求められた印字位置にしたがって、前記行
修飾データとして前記センター揃えが設定されていると
き前記テープを左側テープフィード量だけ相対移動して
前記印字データを印字した後、右側テープフィード量だ
け相対移動し、また前記左端揃えが設定されているとき
前記印字データを印字した後、テープを右側テープフィ
ード量だけ相対移動し、さらに前記右端揃えが設定され
ているときテープを左側テープフィード量だけ相対移動
した後、前記印字データを印字するように前記印字手段
を駆動制御する印字制御手段とを備える構成とする。
た、上記テープ印字装置において、前記行修飾設定手段
は、前記テープに印字するときの行頭・行末揃えの行修
飾データを設定可能であり、前記記憶手段は、前記行頭
・行末揃えが設定されているとき前記残りスペースを文
字間の数で割り算した文字間フィード量として記憶し、
前記印字制御手段は、1文字印字と、文字間フィード量
だけテープの相対移動を繰り返すように前記印字手段を
駆動制御する構成とする。
【0009】また、上記テープ印字装置において、さら
に、文字や記号、バーコードデータ等の印字データ及び
種々の指令を入力可能な入力手段と、入力されるデータ
を記憶する入力データ記憶手段とを備える構成とする。
【0010】
【0011】さらに、上記テープ印字装置において、前
記計算手段により求められた文字や記号等の列の長さ
が、前記テープ長設定手段により入力設定された印字長
データ以上である場合には、印字不可能であることを報
知する報知手段を備える構成とする。
【0012】また、上記テープ印字装置において、前記
印字手段が前記印字ヘッドと前記テープを相対移動する
送り手段を備え、前記記憶手段に記憶されたテープフィ
ード量にしたがって前記送り手段により相対移動量が制
御されるように構成する。
【0013】上記テープ印字装置において、前記印字位
置演算手段が、前記印字データ中に含まれるバーコード
の種類を検出し、検出された種類に対応したバーコード
幅を設定するバーコード幅設定手段を備え、1つのバー
コードを、その種類に対応したバーコード幅を有する1
つの文字として処理し、当該バーコードを含む各印字デ
ータを印字するための印字位置を求めるように構成す
る。
【0014】
【作用】上記テープ印字装置においては、所望のテープ
長が、テープ長設定手段で設定され、テープ長の範囲内
に印字するときのセンター揃え、左端揃え、右端揃えの
行修飾は、行修飾設定手段で設定される。そして、複数
バーコードを含む印字データを印字する際には、当該
バーコードに設定されているバーコード幅データに基
づいて、1つのバーコードを前記バーコード幅を有する
1つの文字として処理し、印字位置演算手段により行修
飾設定手段からの設定行修飾のデータと、テープ長設定
手段からのテープ長データとに基いて、当該バーコード
を含む各印字データの印字位置が求められる。その結
果、バーコードを含む印字データが、所望の長さのテー
プに、センター揃え、左端揃え、右端揃えの行修飾が施
されて印字される。また、行修飾を施すに際して印字位
置演算手段は、印字される印字データの総幅とテープ長
設定手段により入力設定された印字長さとの差に応じた
テープフィード量を演算し、そのテープフィード量に基
づいて、バーコード等の各印字データの印字位置を求め
のであるが、この場合、前記行修飾データとして前記
センター揃えが設定されているとき前記印字長から前記
総幅を差し引いた残りスペースの半分宛を左側テープフ
ィード量及び右側テープフィード量として記憶し、また
前記左端揃えが設定されているとき前記残りスペースを
右側テープフィード量として記憶し、さらに前記右端揃
えが設定されているとき前記残りスペースを左側テープ
フィード量として記憶することにより、前記バーコード
を含む各印字データの印字位置を求める。そして、印字
制御手段は、前記印字位置演算手段により求められた印
字位置にしたがって、前記行修飾データとして前記セン
ター揃え が設定されているとき前記テープを左側テープ
フィード量だけ相対移動して前記印字データを印字した
後、右側テープフィード量だけ相対移動し、また前記左
端揃えが設定されているとき前記印字データを印字した
後、テープを右側テープフィード量だけ相対移動し、さ
らに前記右端揃えが設定されているときテープを左側テ
ープフィード量だけ相対移動した後、前記印字データを
印字するように前記印字手段を駆動制御する。 また、前
記行修飾設定手段は、前記テープに印字するときの行頭
・行末揃えの行修飾データを設定可能であり、前記記憶
手段は、前記行頭・行末揃えが設定されているとき前記
残りスペースを文字間の数で割り算した文字間フィード
量として記憶し、前記印字制御手段は、1文字印字と、
文字間フィード量だけテープの相対移動を繰り返すよう
に前記印字手段を駆動制御する。
【0015】さらに、入力手段により文字や記号、バー
コードデータ等の印字データ及び種々の指令が入力され
るが、この入力されたデータは入力データ記憶手段に記
憶される。よって、テープ印字装置単体で、印字データ
の入力や編集、印字操作等をすることができる。
【0016】
【0017】尚、印字される印字データの総幅がテープ
長設定手段により入力設定された印字長さ以上である場
合には、報知手段により、印字が不可能となる旨を報知
する。
【0018】そして、前記テープフィード量にしたがっ
て、印字ヘッドとテープが相対移動されながら、印字デ
ータが行修飾を施されて印字される。
【0019】上記テープ印字装置においては、さらにバ
ーコード幅設定手段により印字データ中に含まれるバー
コードを抽出し、そのバーコードの種類に応じたバーコ
ード幅が設定される。そして、当該バーコードを前記設
定されたバーコード幅を有する1つの文字として処理
し、印字位置演算手段により各印字データの印字位置を
求めることができ、行修飾の施された所望のテープを作
成できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。
【0021】本実施例は、漢字やひらがなやカタカナ及
びアルファベット文字などの多数のキャラクタ及びバー
コードを印字用テープに印字可能なテープ印字装置に本
発明を適用した場合のものである。
【0022】図1に示すように、テープ印字装置1の本
体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、キー
ボード3の後方で本体フレーム2内には印字機構PMが
配設され、またキーボード3の後方には文字や記号を表
示可能な液晶ディスプレイ22が設けられている。
【0023】キーボード3には、アルファベットやひら
がなやカタカナを入力する為の文字キー、数字キー、記
号キー、リターンキー、ディスプレイ22上のカーソル
Kを左右上下方向に夫々移動させる為のカーソル移動キ
ー、無変換キー、変換キー、印字する文字のサイズを設
定するサイズキー、バーコードのデータを入力する為の
バーコードキー、印字に供する印字用テープの長さや行
修飾の種類などの書式を設定する書式設定キー、印字を
指令する印字キー、バーコードデータをテキストメモリ
41に格納する実行キー、印字用テープ5をテープ送り
する為のテープ送りキー、電源をON・OFFする為の
電源キーなどが設けられている。
【0024】次に、図2に基いて印字機構PMについて
簡単に説明すると、印字機構PMに着脱自在に矩形状の
テープ収納カセットCSが装着されており、このテープ
収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅約2
4mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール6
と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール8
と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9と、
印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が剥離
紙を外側にして巻装された供給スプール11と、これら
印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接合ロ
ーラ12とが回転自在に設けられている。
【0025】印字用テープ5とインクリボン7とが重な
る位置には、サーマルヘッド13が立設され、これら印
字用テープ5とインクリボン7とをサーマルヘッド13
に押圧するプラテンローラ14と、印字用テープ5と両
面テープ10とを接合ローラ12に押圧する送りローラ
15とは支持体16に回転可能に枢支されている。この
サーマルヘッド13には、128個の発熱素子からなる
発熱素子群が上下方向に列設されている。
【0026】従って、テープ送りモータ24(図3参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ5
上には複数のドット列により文字やバーコードが印字さ
れ、しかも印字用テープ5は両面テープ10を接合した
状態でテープ送り方向Aにテープ送りされる。尚、印字
機構PMの詳細については、特開平2−106555号
公報を参照。尚、この印字機構PMには、送りローラ1
5から送り出された印字用テープ5を切断する切断機構
(図示略)が設けられている。
【0027】次に、テープ印字装置1の制御系は、図3
のブロック図に示すように構成されている。
【0028】キーボード3と、液晶ディスプレイ(LC
D)22に表示データを出力する為のビデオRAM23
aを有するディスプレイコントローラ(LCDC)23
と、サーマルヘッド13を駆動する為の駆動回路25
と、テープ送りモータ24を駆動する為の駆動回路26
と、警告用ブザー20の為の駆動回路21とは制御装置
Cの入出力インターフェース27に夫々接続されてい
る。
【0029】制御装置Cは、CPU29と、このCPU
29にデータバスなどのバス28を介して接続された入
出力インターフェース27、CGROM30、ROM3
1・32及びRAM40とから構成されている。
【0030】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。ROM(アウトラインデータメモリ)31に
は、キャラクタを印字する為に多数のキャラクタの各々
に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ
(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明朝
系書体など)毎に分類されコードデータに対応させて格
納されている。
【0031】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、テキストメモリ41の各コー
ドデータに対応するアウトラインデータからドットデー
タに変換処理して印字バッファ46に展開するイメージ
展開処理制御プログラム、印字バッファ46のデータを
順次読出してサーマルヘッド13やテープ送りモータ2
4を駆動する印字駆動制御プログラム、本願特有の後述
のテープ印字制御の制御プログラムなどが格納されてい
る。尚、前記テープ印字制御には、テキストメモリ41
に格納された13桁の数字からなるデータキャラクタの
データに基いて、バーコードのデータに変換するバーコ
ードデータ変換処理制御のサブルーチンが格納されてい
る。
【0032】このバーコードデータ変換処理制御におい
ては、JAN(Japan Article Number)の規格に基い
て、データキャラクタ(11桁数字)とモジュラチェッ
クキャラクタ(1桁数字)とを含む13個の数字のデー
タから標準バージョンのバーコードのデータに変換され
る。尚、この標準バージョンのバーコードのバーコード
幅データBWは予め決定されており、ROM32に格納
されている。
【0033】即ち、バーコードのデータは、レフトガー
ドバーについて3モジュール、左側の6個のデータキャ
ラクタとして42モジュール、センターバーとして5モ
ジュール、右側の5個のデータキャラクタとして35モ
ジュール、1個のモジュラチェックキャラクタとして7
モジュール、ライトガードバーについて3モジュールな
どに変換される。
【0034】RAM40のテキストメモリ41には、キ
ーボード3から入力された文書データやバーコードデー
タが格納される。テキストポインタ(この内容をポイン
タ値TPとする)42には、テキストメモリ41の1つ
のアドレスが格納される。表示ポインタ(この内容を表
示ポインタ値DPとする)43には、ディスプレイ22
に表示される所定数の文字列のうち、左端位置に表示さ
れる文字に対応するテキストメモリ41の1つのアドレ
スが格納される。文字サイズメモリ44には、設定され
た印字に用いるサイズのデータが格納される。バーコー
ドバッファ45には、バーコードを印字する為に13桁
の数字からなるデータキャラクタのデータが格納され
る。印字バッファ46には、文字や記号の印字データや
バーコードの為の印字データが格納される。印字ポイン
タ(この内容を印字ポインタ値PPとする)47には、
印字するコードデータを読出す為にテキストメモリ41
の1つのアドレスが格納される。
【0035】フィード量メモリ48には、印字開始時に
印字文字列に先行して設けられる前スペースに対応する
前フィード量データFFD と、印字終了後に印字文字列に
後続して設けられる後スペースに対応する後フィード量
データRFD と、各印字文字間に設けられる文字間スペー
スに対応する文字間フィード量データDFD とが夫々格納
される。テープ長メモリ49には、設定されたテープ長
のデータLDが格納される。フラグメモリ50には、行
修飾に関して、左端揃えモード(レフトマージンフラッ
シュモード)が設定されたときにセットされる左端揃え
フラグLFのフラグデータと、右端揃えモード(ライト
マージンフラッシュモード)が設定されたときにセット
される右端揃えフラグRFのフラグデータと、センター
揃えモード(センターモード)が設定されたときにセッ
トされるセンター揃えフラグCFのフラグデータと、行
頭・行末揃えモード(ジャスティファイモード)が設定
されたときにセットされる行頭・行末揃えフラグJFの
フラグデータとが格納される。
【0036】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図4〜図
10のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符号
Si(i=10、11、12・・・・)は各ステップで
ある。
【0037】電源キーにより電源が投入されると図4に
示すテープ印字制御が開始され、各メモリ41〜49を
クリアするなどの初期設定が実行され(S10)、文字
キーやスペースキーなどの印字可能キーが操作されたと
きには(S11・S12:Yes)、そのキーに対応す
るコードデータがテキストメモリ41に格納され(S1
3)、表示処理制御が実行され(S16)、S11に戻
る。
【0038】次に、バーコードを印字する為にバーコー
ドキーが操作されたときには(S11:Yes、S1
2:No、S14:Yes)、バーコードデータ入力処
理(図5参照)が実行され(S15)、S16を経て、
S11に戻る。この制御が開始されると、先ずバーコー
ド入力画面が表示され(S30)、バーコードバッファ
45にバーコードの開始コードが格納される(S3
1)。例えば、図11に示すようにバーコードバッファ
45の先頭アドレスに開始コードが格納され、図13に
示すように、クリアされたディスプレイ22の先頭表示
位置に左三角形の開始マークMSが表示される。尚、符
号Kはカーソルである。
【0039】次に、数字キーが操作されたときには(S
32・S33:Yes)、その数字コードがバーコード
バッファ45に格納され(S34)、その数字コードに
対応するドットパターンがCGROM30から読込まれ
てビデオRAM23aに出力され(S35)、S32に
戻る。例えば、バーコードの為の13桁の数字つまり、
1桁のプリフィックスキャラクタ、11桁のデータキャ
ラクタ及び1桁のモジュラチェックキャラクタである
「1234567890128」が入力されたときに
は、図11に示すようにこれら13個の数字コードがデ
ータキャラクタのデータとしてバーコードバッファ45
に順次格納され、図14に示すようにこれらの13個の
数字がディスプレイ22に表示される。
【0040】次に、バーコードデータの入力終了を指示
する為に実行キーが操作されたときに(S32:Ye
s、S33:No、S36:Yes)、13桁の数字コ
ードがバーコードバッファ45に格納されているときに
は(S37:Yes)、バーコードの終了コードがバー
コードバッファ45に追加格納され(S38)、バーコ
ードバッファ45内のバーコードのデータがテキストメ
モリ41に格納され(S39)、バーコードバッファ4
5がクリアされ(S40)、ビデオRAM23aがクリ
アされ(S41)、この制御を終了して前記テープ印字
制御にリターンする。例えば、図11に示すように、バ
ーコードバッファ45に終了コードが追加して格納され
るとともに、バーコードバッファ45内のバーコードの
データは、図12に示すようにテキストメモリ41に追
加格納され、ディスプレイ22の表示が消去される。
【0041】ところで、取消しキーが操作されたときに
は(S32:Yes、S33・S36:No、S42:
Yes)、バーコードバッファ45とビデオRAM23
aとが夫々クリアされる(S40・S41)。尚、実行
キーが操作されたときに、バーコードバッファ45に1
3桁の数字コードが格納されていないときには(S3
7:No)、警告する為にブザー20が鳴動された(S
44)後、S32に戻る。また、数字キーや実行キーや
取消しキー以外のキーが操作されたときには(S32:
Yes、S33・S36・S42:No)、操作された
キーに対応する処理が実行され(S43)、S32に戻
る。
【0042】次に、表示処理制御(図6参照)について
説明すると、先ずビデオRAM23aがクリアされ(S
50)、表示ポインタ値DPとテキストポインタ値TP
とにテキストメモリ41の先頭アドレスが夫々格納され
(S51)、表示ポインタ値DPに基づいて所定数の文
字がディスプレイ22に表示される(S52)。次に、
テキストポインタ値TPで指示するアドレスのデータが
読込まれ(S53)、そのデータがバーコードの開始コ
ードでないときには(S54:No)、そのコードデー
タに対応するパターンデータが読込まれてビデオRAM
23aに出力され、ディスプレイ22に表示される(S
66)。次に、テキストポインタ値TPが1つインクリ
メントされ(S67)、テキストメモリ41にコードデ
ータが存在するときに(S62:Yes)、表示可能な
ときつまり現在の表示位置がディスプレイ22の最終表
示位置でなければ(S63:Yes)、S53以降が繰
り返される。また、現在の表示位置が最終表示位置のと
きには(S63:No)、表示ポインタ値DPが1つイ
ンクリメントされ(S64)、全ての表示データを1桁
分表示開始位置の方向へ移動させるスクロール表示処理
が実行され(S65)、S53に戻る。
【0043】一方、読込んだデータが開始コードのとき
には(S54:Yes)、先ず開始コードに対応する開
始マークMSのパターンデータがビデオRAM23aに
出力して表示される(S55)。次に、表示可能なとき
には(S56:Yes)、終了コードに対応する終了マ
ークME(図15参照)のパターンデータがビデオRA
M23aに出力して表示され(S59)、テキストメモ
リ41内の終了コードが検索され(S60)、テキスト
ポインタ値TPに終了コードの次のアドレスが格納され
(S61)、S62以降が実行される。尚、S56でN
oと判定されたときには、前記S64・S65と同様に
スクロール表示処理が実行される(S57・S58)。
そして、テキストメモリ41内の全てのデータについて
キャラクタが表示されたときには(S62:No)、こ
の制御を終了して前記テープ印字制御にリターンする。
例えば、テキストメモリ41に図12に示すデータが格
納されているときには、図15に示すように、S53〜
S54、S66〜S67、S62〜S65により文字
「ABC」が表示され、その後にS53〜S65により
開始マークMSと終了マークMEとが表示され、その後
に続けて文字列「XYZ」が表示される。
【0044】次に、書式設定キーが操作されたときには
(S11:Yes、S12・S14:No、S17:Y
es)、書式設定処理制御(図7参照)が実行される
(S18)。この制御が開始されると先ず書式設定画面
がディスプレイ22に表示される(S70)。例えば、
図16に示すように、「設定テープ長」として印字文字
列の文字幅に応じて決定されるテープ長である自由長を
意味する記号「F」と、「行修飾」として4つの項目
「LMF(レフトマージンフラッシュ)」と「RMF
(ライトマージンフラッシュ)」と「CTR(中央揃
え)」と「JUST(行頭・行末揃え)」とが表示さ
れ、ブロックカーソルBKは記号「F」に表示されてい
る。そして、カーソル右移動キーが操作されると(S7
1:Yes、S72・S74:No、S76:Ye
s)、次の設定値が表示され(S77)、S71に戻
る。即ち、例えば、カーソル右移動キーを操作する毎に
「F」→「5」→「6」→「7」→・・・「30」→
「F」・・・の順に設定テープ長が1センチずつ増加し
て順次表示される。また、カーソル左移動キーが操作さ
れると(S71:Yes、S72・S74・S76:N
o、S78:Yes)、設定テープ長が1センチずつ減
少する前記と逆の順序で順次表示される(S79)。
【0045】一方、カーソル下移動キーが操作されると
(S71・S72:Yes)、「行修飾」の先頭項目に
ブロックカーソルBKが移動して表示される(S7
3)。例えば、図16において、先頭項目「LMF」に
ブロックカーソルBKが表示される。ここで、カーソル
右移動キーが操作されるとブロックカーソルBKが次の
行修飾項目に表示され、またカーソル左移動キーが操作
されるとブロックカーソルBKが前の行修飾項目に表示
される(S76〜79)。更に、カーソル上移動キーが
操作されると(S71:Yes、S72:No、S7
4:Yes)、「設定テープ長」の設定値にブロックカ
ーソルBKが移動して表示される(S75)。次に、リ
ターンキーが操作されたときには(S71:Yes、S
72・S74・S76・S78:No、S80:Ye
s)、設定されたテープ長データLDがテープ長メモリ
49に記憶され(S81)、更に設定された行修飾のフ
ラグLF・RF・CF・JFがセットされ(S83)、
前記テープ印字制御にリターンする。
【0046】次に、操作されたキーが文字キー、バーコ
ードキー、書式設定キー及び印字キー以外のキーのとき
には(S11:Yes、S12・S14・S17・S1
9:No)、操作されたキーに対応する処理が実行され
る(S21)。特に、サイズキーが操作されて文字サイ
ズが設定されたときには、そのサイズデータが文字サイ
ズメモリ44に格納される。
【0047】一方、印字キーが操作されたときには(S
11:Yes、S12・S14・S17:No、S1
9:Yes)、印字処理制御(図8参照)が実行される
(S20)。この制御が開始されたときに、テキストメ
モリ41内に文書データが存在するときには(S90:
Yes)、各フィード量データFFD 、RFD 、DFD がクリ
アされる(S91)。次に、設定テープ長LDが自由長
「F」以外の設定値に設定されているときには(S9
2:Yes)、フィード量演算処理(図9参照)が実行
される(S93)。この制御が開始されると、先ず文書
データの総文字幅TWが求められる(S100)。即
ち、文字サイズメモリ44に格納されているサイズデー
タと文書データの各コードデータに対応するアウトライ
ンデータに含まれる文字幅データとバーコード幅データ
BWとに基いて、テキストメモリ41に格納されている
文字やバーコードを含む総文字幅TWが求められる。
【0048】次に、この総文字幅TWが設定テープ長L
D以上のときには(S101:Yes)、印字不可能な
のでブザー20が鳴動され(S109)、フィード量演
算処理及び印字処理から抜けて前記テープ印字制御のS
11に戻る。しかし、総文字幅TWが設定テープ長LD
よりも小さいときつまり印字可能なときに(S101:
No)、左端揃えフラグLFがセットされているときに
は(S102:Yes)、設定テープ長LDから総文字
幅TWを差し引いた残りのスペース分が後フィード量デ
ータRFD として記憶され(S103)、前記印字処理に
リターンする。一方、右端揃えフラグRFがセットされ
ているときには(S102:No、S104:Ye
s)、残りスペース分が前フィード量データFFD として
記憶される(S105)。また、センター揃えフラグC
Fがセットされているときには(S102・S104:
No、S106:Yes)、残りスペース分の半分が前
フィード量データFFD 及び後フィード量データRFD とし
て記憶される(S107)。更に、行頭・行末揃えフラ
グJFがセットされているときには(S102・S10
4・S106:No)、残りスペース分を文字間の数で
割り算した文字間スペースが文字間フィード量データDF
D として記憶される(S108)。これらS105、S
107、S108の各処理が終了後、前記印字処理にリ
ターンする。
【0049】次に、行修飾印字制御(図10参照)が実
行される(S94)。先ず、左端揃えフラグLFがセッ
トされており、LMFモードでの行修飾印字の場合につ
いて説明すると、後フィード量データRFD だけに所定の
フィード量がセットされているので、S120でNoと
判定された後、印字ポインタ値PPにテキストメモリ4
1の先頭アドレスがセットされ(S122)、この印字
ポインタ値PPで指示するコードデータが読込まれる
(S123)。そして、そのコードデータが文字コード
のときには(S124:Yes)、設定されたサイズの
データに基いて拡大率が求められ、この拡大率を用いて
アウトラインデータを拡大処理するとともに、このアウ
トラインデータからドットデータである印字データが作
成されて印字バッファ46に格納され(S125)、こ
の印字バッファ46の印字データが印字機構PMに出力
されて印字処理される(S126)。尚、拡大率を用い
てアウトラインデータからドットデータに変換するドッ
トデータ変換処理制御の詳細については、例えば、特開
昭49−129447号公報を参照。
【0050】次に、印字ポインタ値PPが1つインクリ
メントされ(S127)、テキストメモリ41にコード
データが存在するときには(S128:Yes)、文字
間フィード量データDFD が「0」なのでS129でNo
と判定され、S123以降が繰り返される。
【0051】一方、読込んだコードデータがバーコード
の開始コードのときには(S123、S124:No、
S131:Yes)、次のアドレスから終了コードに亙
って格納されているバーコードのデータがテキストメモ
リ41から読込まれ(S132)、これら13桁からな
るデータキャラクタのデータに基いて、前述したバーコ
ードデータ変換処理制御により標準バージョンのバーコ
ードのデータに変換され(S133)、更にこの標準バ
ージョンのバーコードのデータに基いて、バーコードシ
ンボルの高さ(大きさ)が設定されたサイズとなるよう
に、バーコード印字の為の印字データが再作成される
(S134)。
【0052】そして、この印字データが印字機構PMに
出力されて印字処理される(S135)。次に、印字ポ
インタ値PPに終了コードのアドレスがセットされ(S
136)、S127を経てS128以降が実行される。
ところで、読込んだコードデータが文字コードでも開始
コードでもないとき、例えばスペースコードなどのとき
には(S123、S124・S131:No)、そのコ
ードデータに対応する指令が印字機構PMに出力され
(S137)、S127に移行する。
【0053】そして、テキストメモリ41内の全ての文
書データについて印字処理されたときには(S128:
No)、所定の後フィード量データRFD がセットされて
いるので(S138:Yes)、この後フィード量デー
タRFD に対応してテープ送りモータ24が駆動されて印
字用テープ5がテープ送りされ(S139)、更にテー
プ送りモータ24に所定量のテープ送りをさせる駆動信
号が出力されるとともに、切断処理の実行が指令され
(S140)、この制御を終了して前記テープ印字制御
にリターンする。
【0054】ここで、例えば、LMFモードが設定され
ているときには、図17に示すように、テキストメモリ
41に格納された1つのバーコードのデータが左端揃え
で印字される。
【0055】一方、右端揃えフラグRFがセットされて
おり、RMFモードでの行修飾印字の場合には、前フィ
ード量データFFD だけに所定のフィード量がセットされ
ているので、S120でYesと判定された後、前フィ
ード量データFFD に対応して印字用テープ5がテープ送
りされ(S121)、S122以降が同様に実行されて
文字列が印字され、テキストメモリ41内の全てのデー
タについて印字処理されたときには(S128:N
o)、S138でNoと判定され、140を経て前記テ
ープ印字制御にリターンする。従って、RMFモードが
設定されているときには、例えば、図18に示すよう
に、テキストメモリ41に格納された1つのバーコード
のデータが右端揃えで印刷される。
【0056】更に、センター揃えフラグCFがセットさ
れており、センター揃えモードでの行修飾印字の場合に
は、前フィード量データFFD と後フィード量データRFD
とだけに所定のフィード量が夫々セットされているの
で、前フィード量データFFD に対応して印字用テープ5
がテープ送りされ(S121)、S122以降が同様に
実行されて文字列が印字され、テキストメモリ41内の
全てのデータについて印字処理されたときには(S12
8:No)、S138でYesと判定され、後フィード
量データRFD に対応して印字用テープ5がテープ送りさ
れ(S139)、140を経て前記テープ印字制御にリ
ターンする。従って、センター揃えモードが設定されて
いるときには、例えば、図19に示すように、テキスト
メモリ41に格納された1つのバーコードのデータがセ
ンター揃えで印字される。
【0057】同様に、前記テキストメモリ41に、例え
ば、3つのバーコードのデータが格納されているとき
に、左端揃えモードを設定したときには、図20に示す
ように印字長さに対して左端揃えで印字され、右端揃え
モードを設定したときには、図21に示すように設定テ
ープ長の範囲内に右端揃えで印字され、またセンター揃
えモードを設定したときには、図22に示すように設定
テープ長の範囲内にセンター揃えで印字され、更に行頭
・行末モードを設定したときには、図23に示すように
設定テープ長の範囲内に行頭・行末揃えで印字される。
【0058】ところで、前記バーコードデータ変換処理
制御において、前記標準バージョンに加えて短縮バージ
ョンのバーコードのデータに変換できるように構成する
ことも可能であり、この場合には、データキャラクタの
キャラクタ数に基いて標準バージョン或いは短縮バージ
ョンのバーコードのデータに変換し、そのデータを印刷
用ドットパターンデータに変換できるので、バージョン
の異なる2種類のバーコードを左端揃えモードや右端揃
えモードやセンター揃えモード及び行頭・行末モードで
夫々印刷することができる。
【0059】以上説明したように、1又は複数のバーコ
ードを印字する為の先頭のバーコードの印字開始位置
を、各バーコードをバーコード幅を有する1文字として
処理することにより、左端揃えと右端揃えとセンター揃
えのうちから設定された行修飾に応じて求められるの
で、1又は複数のバーコードは、印字機構PMを介して
この先頭のバーコードの印字開始位置から設定された行
修飾で印字用テープ5に印字することができる。しか
も、行頭・行末モードを設定可能にする一方、この行頭
・行末モードが設定されたときには、各バーコードの印
字開始位置を夫々求めるので、1又は複数のバーコード
を、この各バーコードの印字開始位置から行頭・行末揃
えの行修飾で印字用テープ5に印字することができる。
【0060】尚、バーコードのデータとして、少なくと
もデータキャラクタのデータを入力するように構成する
ことも可能である。尚、前記バーコードデータ変換処理
制御において、「EAN(European Article Number
)」や「CODE39」などの種々のバーコード基準
に基いてバーコードのデータに変換するように構成する
ことも可能である。尚、ドット印字方式の印字ヘッドを
備え、バーコード印刷が可能な種々のバーコード印刷装
置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明に係るテープ印字装
置によれば、1つのバーコードをバーコード幅を有する
1文字として処理することにより、複数のバーコードを
含む印字データを印字する際にも行修飾を施してテープ
に印字することができる。したがって、テープの使用箇
所に応じて、所望長さのテープの中にセンター揃え、左
揃え、右揃えして印字したテープを得ることができる。
また、行修飾を施すに際して、印字される印字データの
総幅とテープ長設定手段により入力設定された印字長さ
との差に応じたテープフィード量を演算し、前行修飾デ
ータとして前記センター揃えが設定されているとき前記
印字長から前記総幅を差し引いた残りスペースの半分宛
を左側テープフィード量及び右側テープフィード量とし
て記憶し、また前記左端揃えが設定されているとき前記
残りスペ ースを右側テープフィード量として記憶し、さ
らに前記右端揃えが設定されているとき前記残りスペー
スを左側テープフィード量として記憶することにより、
前記バーコードを含む各印字データの印字位置を求め、
その求められた印字位置にしたがって、前記行修飾デー
タとして前記センター揃えが設定されているとき前記テ
ープを左側テープフィード量だけ相対移動して前記印字
データを印字した後、右側テープフィード量だけ相対移
動し、また前記左端揃えが設定されているとき前記印字
データを印字した後、テープを右側テープフィード量だ
け相対移動し、さらに前記右端揃えが設定されていると
きテープを左側テープフィード量だけ相対移動した後、
前記印字データを印字するように構成されているので、
センター揃え、左揃え、右揃えの各モードにおいて、そ
れぞれ設定長の中に前記バーコードを含む各印字データ
と前記残りスペースとのテープ長方向の並びを設定して
その並びの順序に正確従った印字テープを得ることがで
きる。 また、前記テープに印字するときの行頭・行末揃
えの行修飾データを設定したとき前記残りスペースを文
字間の数で割り算した文字間フィード量として記憶し、
1文字印字と、文字間フィード量だけテープの相対移動
を繰り返すように構成したので、設定長の中に前記バー
コードを含む各印字データと前記残りスペースとを的確
に割り当てた行頭・行末揃えの印字テープを得ることが
できる。
【0062】さらに、入力手段を備えることで、テープ
印字装置単体で、印字データの入力や編集、印字操作等
をすることが可能となる。
【0063】
【0064】尚、印字される印字データの総幅がテープ
長設定手段により入力設定された印字長さ以上である場
合には、印字が不可能となる旨を報知するので、印字テ
ープを無駄にすることなく、ユーザは事前に設定が不良
であることを知ることができる。
【0065】そして、印字ヘッドがテープに印字しなが
ら上記テープフィード量にしたがって、両者を相対移動
することで、印字データとテープフィード量とを別に格
納でき、印字データを格納するバッファの容量を小さい
ものにすることができる。
【0066】また、印字データ中に含まれるバーコード
を抽出し、そのバーコードの種類に応じたバーコード幅
を設定して、当該バーコードを含む各印字データの印字
位置を求めることで、特別な操作を必要とせずに所望の
行修飾が正確に施されたテープを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の平面図である。
【図2】印字機構の概略平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図4】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図5】バーコードデータ入力処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図6】表示処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図7】書式設定処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図8】印字処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図9】フィード量演算処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図10】行修飾印字処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図11】バーコードバッファ内のデータ構成を説明す
る説明図である。
【図12】テキストメモリ内のデータ構成を説明する説
明図である。
【図13】バーコードのデータを入力するときの表示例
を示す図である。
【図14】データキャラクタに対応する数字を入力した
ときの図13相当図である。
【図15】文字列とバーコードとを混在した表示例を示
す図である。
【図16】テキストメモリ内のデータ構成を説明する説
明図である。
【図17】1つのバーコードを左端揃えで印字した印字
用テープの平面図である。
【図18】1つのバーコードを右端揃えで印字した図1
7相当図である。
【図19】1つのバーコードをセンター端揃えで印字し
た図17相当図である。
【図20】3つのバーコードを左端揃えで印字した図1
7相当図である。
【図21】3つのバーコードを右端揃えで印字した図1
7相当図である。
【図22】3つのバーコードをセンター端揃えで印字し
た図17相当図である。
【図23】3つのバーコードを行頭・行末揃えで印字し
た図17相当図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 5 印字用テープ 13 サーマルヘッド 24 テープ送りモータ 29 CPU 31 ROM 32 ROM 40 RAM 41 テキストメモリ 50 フラグメモリ C 制御装置 CS テープ収納カセット PM 印字機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−16760(JP,A) 特開 平4−86271(JP,A) 特開 平2−255912(JP,A) 特開 平4−31068(JP,A) 特開 昭50−39955(JP,A) 実開 平1−178948(JP,U) 特許3203986(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/36 B41J 3/01 B41J 21/00 B41J 19/96 B41J 29/52 G06K 1/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データを受けて、印字ヘッドと被印
    字媒体としてのテープをテープの長手方向に相対移動さ
    せながら印字する印字手段と、 前記テープの長手方向の印字長を設定するテープ長設定
    手段と、 前記テープに印字するときのセンター揃え、左端揃え、
    右端揃えのテープ長手方向における行修飾データを設定
    する行修飾設定手段と、複数の バーコードを含む印字データを印字する際には、
    当該バーコードに設定されているバーコード幅データ
    に基づいて、1つのバーコードを前記バーコード幅を有
    する1つの文字として処理し、前記行修飾設定手段によ
    り設定された行修飾データと、前記テープ長設定手段に
    より設定された印字長データとに基づいて、当該バーコ
    ードを含む各印字データを印字するための印字位置を求
    める印字位置演算手段と、 その印字位置演算手段は、前記印字される印字データの
    総幅を求める計算手段と、前記テープ長設定手段により
    入力設定された印字長データと前記計算手段により求め
    られた印字データの総幅との差に応じたテープフィード
    量を演算し記憶する記憶手段とを備え、前記行修飾デー
    タとして前記センター揃えが設定されているとき前記印
    字長から前記総幅を差し引いた残りスペースの半分宛を
    左側テープフィード量及び右側テープフィード量として
    記憶し、また前記左端揃えが設定されているとき前記残
    りスペースを右側テープフィード量として記憶し、さら
    に前記右端揃えが設定されているとき前記残りスペース
    を左側テープフィード量として記憶することにより、前
    記バーコードを含む各印字データの印字位置を求めるこ
    とと、 前記印字位置演算手段により求められた印字位置にした
    がって、前記行修飾データとして前記センター揃えが設
    定されているとき前記テープを左側テープフィード量だ
    け相対移動して前記印字データを印字した後、右側テー
    プフィード量だけ相対移動し、また前記左端揃えが設定
    されているとき前記印字データを印字した後、テープを
    右側テープフィード量だけ相対移動し、さらに前記右端
    揃えが設 定されているときテープを左側テープフィード
    量だけ相対移動した後、前記印字データを印字するよう
    前記印字手段を駆動制御する印字制御手段とを備える
    ことを特徴とするテープ印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記行修飾設定手段
    は、前記テープに印字するときの行頭・行末揃えの行修
    飾データを設定可能であり、前記記憶手段は、前記行頭
    ・行末揃えが設定されているとき前記残りスペースを文
    字間の数で割り算した文字間フィード量として記憶し、
    前記印字制御手段は、1文字印字と、文字間フィード量
    だけテープの相対移動を繰り返すように前記印字手段を
    駆動制御することを特徴とするテープ印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、さらに、 文字や記号、バーコードデータ等の印字データ及び種々
    の指令を入力可能な入力手段と、 入力されるデータを記憶する入力データ記憶手段とを備
    えることを特徴とするテープ印字装置。
  4. 【請求項4】 前記計算手段により求められた文字や記
    号等の列の長さが、前記テープ長設定手段により入力設
    定された印字長データ以上である場合には、印字不可能
    であることを報知する報知手段を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のテープ印字装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記印字手段は、前
    記印字ヘッドと前記テープを相対移動する送り手段を備
    え、 前記記憶手段に記憶されたテープフィード量にしたがっ
    て前記送り手段により相対移動量が制御されることを特
    徴とするテープ印字装置。
  6. 【請求項6】 前記印字位置演算手段は、 前記印字データ中に含まれるバーコードの種類を検出
    し、検出された種類に対応したバーコード幅を設定する
    バーコード幅設定手段を備え、 1つのバーコードを、その種類に対応したバーコード幅
    を有する1つの文字として処理し、当該バーコードを各
    印字データを印字するための印字位置を求めることを特
    徴とする請求項1に記載のテープ印字装置。
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