JP3436068B2 - 塗装パターン端縁の塗装方法及び塗装装置 - Google Patents

塗装パターン端縁の塗装方法及び塗装装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,被塗物に対して部分的に塗装パ
ターンを塗装する場合における,該塗装パターンの端縁
を平坦化して,肌荒れを防止することができる塗装方法
及び塗装装置に関する。
【0002】
【従来技術】例えば,図5に示すごとく,車両9におい
ては,車体カラーを2色に色分けしたツートンカラーの
ものがある。このツートンカラーは,例えば図5に示す
ごとく,車両側面の下部91と上部92とを異なる色に
より塗り分けている。そして,このツートンカラーの境
界付近は,図6に示すように多くの塗膜を重ね合わせる
ことにより形成している。
【0003】即ち,上記ツートンカラー形成に当たって
は,図6に示すごとく,まず鈑金81の上に全面にわた
って電着塗膜82を設け,さらにその上に全面にわたっ
て中塗り塗膜83を設ける。そして,ストーン塗装車の
場合に車両の下部91には上記中塗り塗膜83の上に,
部分的に第1色彩塗膜84を塗装する。次に,該第1色
彩塗膜84及び上記中塗り塗膜83の上に第1クリア塗
料塗膜85を塗装し,次いで車両の上部92に,上記第
1色彩塗膜84の上方と少し重なる状態で第2色彩塗膜
87を塗装する。その後,該第2色彩塗膜87を覆うよ
うに表面用の第2クリア塗料塗膜88を塗装する。
【0004】上記各塗膜において,上記電着塗膜82,
中塗り塗膜83,第1クリア塗料塗膜85は車両の全面
に形成されている。また,第2色彩塗膜87,その表面
の第2クリア塗料塗膜88は,車両上部の全面に形成さ
れている。
【0005】
【解決しようとする課題】ところで,上記第1クリア塗
料塗膜85は,本来は,第1色彩塗膜84の表面のみに
形成すれば良いものである。しかしながら,もしもこの
ように第1色彩塗膜84の表面のみに塗装を行なうと,
第1クリア塗料塗膜85の端縁にはスプレーガンから噴
霧されたクリア塗料の一部が粒状に飛散して付着し,そ
の周辺に肌荒れを生じ,最表面の第2クリア塗料塗膜8
8にも肌荒れが生じ,塗装面が不良となる。そのため,
従来は第1クリア塗料塗膜85を大幅に余分に塗装して
いることが多く,コストアップとなっている。
【0006】この点につき以下に説明する。即ち,図7
に示すごとく,第1色彩塗膜84の上にのみ第1クリア
塗料塗膜85を設ける場合には,第1色彩塗膜84の上
にクリア塗料を吹き付け塗装して塗装パターンを形成す
る。
【0007】しかしながら,このとき,図7,図8に示
すごとく,上記第1クリア塗料は,第1色彩塗膜84の
上面に平坦な塗膜を形成するが,一方これと併行して,
その上方の第1中塗り塗膜83の上面にも飛来して粒状
に付着し,ツブツブ粒851を形成する。
【0008】そのため,上記のごとく,第1中塗り塗膜
83の上に第2色彩塗膜87,第2クリア塗料塗膜88
を塗装したとき,上記ツブツブ粒851が形成されてい
る部分は波打ち状の肌荒れ89が出来てしまう。それ
故,この部分の塗膜は見栄えが悪い。
【0009】また,他の例としては,図9に示すごと
く,車両側面下部の鈑金81には,電着塗膜82を設け
た後に,チッピング防止のために耐チップ塗料塗膜86
を設けることがある。このときには,耐チップ塗料の吹
き付け塗装により塗装パターンを形成し,その上に中塗
り塗膜83,クリア塗料塗膜85を形成することがあ
る。この場合にも,上記耐チップ塗料塗膜86の塗装パ
ターンの上方に上記と同様に,耐チップ塗料のツブツブ
粒861が形成され,肌荒れ89が発生することがあ
る。
【0010】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,ツブ
ツブ粒及び肌荒れの発生がなく,美しい塗装面を得るこ
とができる塗装方法及び塗装装置を提供しようとするも
のである。
【0011】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,被塗物に
第1塗料を用いて部分的に塗装パターンを吹き付け塗装
すると共に該塗装パターンの端縁を上記第1塗料を希釈
した希釈塗料を用いて吹き付け塗装し,次いでその上に
他の塗料を重ね塗りすることを特徴とする塗装パターン
端縁の塗装方法である。
【0012】上記第1塗料は,被塗物上に部分的に塗装
パターンを,吹き付け塗装により形成するものであり,
例えばクリア塗料,耐チップ塗料,色彩塗料などがあ
る。また,上記吹き付け塗装は,上記第1塗料を霧化し
てこれを被塗物に塗装する方法である。また,上記塗装
パターンの端縁とは,塗装パターンの周辺部分で,本来
は上記第1塗料を塗装する必要がない部分である。
【0013】また,上記希釈塗料は,第1塗料をシンナ
ーなどの溶剤により希釈して,低粘度となしたものであ
る。この希釈塗料は,例えば第1塗料100容量%に対
して70〜130容量%の溶剤を添加することにより形
成することが好ましい。70容量%未満では,上記ツブ
ツブ粒を消すことが困難であり,一方130容量%を越
えるとタレ,ワキの問題発生のおそれがある。
【0014】次に,本発明の作用効果につき説明する。
まず,上記塗装パターンの形成時には,第1塗料の吹き
付け塗装において,前記のごとく,塗装パターンの端縁
にツブツブ粒が発生する。しかし,本発明においては,
上記端縁に対して,上記希釈塗料を吹き付け塗装する。
そして,この希釈塗料は第1塗料をベースとして,これ
を希釈したものである。そのため,第1塗料よりも低粘
度であり,また第1塗料よりも溶剤の量が多い。
【0015】それ故,上記ツブツブ粒はこの希釈塗料中
の多量の溶剤によって溶かされ,更に低粘度の希釈塗料
によって平坦化される。また,上記溶剤は放散してい
く。そのため,塗装パターン形成時に端縁に付着した第
1塗料のツブツブ粒は平坦状となって端縁に残る。それ
故,その後,上記塗装パターン及び端縁に中塗り塗膜,
クリア塗料塗膜などを形成しても,これらの表面が肌荒
れを生じることはなく,美しい塗装を形成することがで
きる。
【0016】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記希釈塗料の吹き付けは,上記塗装パターンの吹き付け
と同時又はそれより30秒以内に行うことが好ましい。
これにより,肌荒れを一層確実に防止することができ
る。上記のごとく,希釈塗料を塗装パターン形成後30
秒経過後に行う場合には,上記ツブツブ粒が第1塗料中
の溶剤の放散によって固くなっており,もはや希釈塗料
中の溶剤によって溶かされ難く,ツブツブ粒を消去する
ことが困難となる。
【0017】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記第1塗料は,顔料を含有している色彩塗膜の上面に塗
装するクリア塗料とすることができる。この場合には,
上記ツートンカラーの塗装において,特に上記効果が発
揮される。
【0018】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記第1塗料は耐チップ塗料とすることができる。この場
合にも,耐チップ塗料塗膜を設けた塗装に,上記効果が
発揮される。
【0019】次に,請求項5に記載の発明のように,被
塗物に部分的に塗装パターンを吹き付け塗装するための
第1塗料を入れる第1タンクと,上記第1塗料を希釈し
た希釈塗料を入れる希釈タンクと,上記第1タンクから
供給される第1塗料を塗装パターンに応じて吹き付け塗
装する第1吹付ガンと,上記希釈タンクから供給される
希釈塗料を上記塗装パターンの端縁に吹き付け塗装する
希釈塗料吹付ガンとを設けてなることを特徴とする塗装
パターン端縁の塗装装置がある。
【0020】上記の第1吹付ガンと希釈塗料吹付ガンと
は,上記塗装方法で説明したように同時使用又は希釈塗
料吹付ガンを後から使用して塗装を行う。本装置によれ
ば,上記のごとく,ツブツブ粒の発生,肌荒れがなく,
美しい塗膜を得ることができる。
【0021】また,請求項6に記載の発明のように,上
記第1吹付ガン及び希釈塗料吹付ガンは移動する被塗物
に対して対面配置されており,かつ上記希釈塗料吹付ガ
ンは,上記第1吹付ガンによって塗装パターンが形成さ
れた後に上記端縁に対して希釈塗料が吹き付けられる位
置に配置してあることが好ましい。
【0022】この場合には,移動している被塗物に対し
てまず第1吹付ガンにより第1塗料の塗装パターンを形
成し,その後塗装パターンの端縁に対して希釈塗料吹付
ガンにより希釈塗料を吹き付け塗装することができる。
そのため,被塗物を移動させるのみで,自動的に塗装パ
ターン形成と端縁塗装とを行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる塗装パターン端縁の塗装方
法及び塗装装置につき,図1〜図3を用いて説明する。
本例の塗装方法は,前記従来例に示したように車両にツ
ートンカラーの塗装を行う方法である。
【0024】まず,本例において得ようとする上記のツ
ートンカラー塗装は,図3に示すごとく,車両側面の鈑
金81の上に電着塗膜82,第1中塗り塗膜83が形成
され,車両側面下部に第1色彩塗膜84が形成されその
上に第1クリア塗料塗膜11が設けてある。そして,更
に上記第1クリア塗料塗膜11の上部に第2色彩塗膜8
7が形成され,更にその上に第2クリア塗料塗膜88が
形成れている。本例においては,上記第1クリア塗料塗
膜11を形成するためのクリア塗料を第1塗料と称す
る。
【0025】次に,本例では,上記のごとく,第1色彩
塗膜84の上に上記第1クリア塗料塗膜11を形成する
ための第1塗料1を吹き付け塗装する場合を中心に説明
する。即ち,本例においては,図1,図3に示すごと
く,被塗物としての上記第1色彩塗膜84の上に,第1
塗料1を用いて部分的に第1塗膜の塗装パターン111
を吹き付け塗装すると共に,該塗装パターン111の端
縁としての上部を上記第1塗料を希釈した希釈塗料2を
用いて吹き付け塗装する。
【0026】また,上記塗装方法を行うための塗装装置
は,図1,図2に示すごとく,被塗物に部分的に塗装パ
ターン111を吹き付け塗装するための第1塗料1を入
れる第1タンク10と,上記第1塗料1を希釈した希釈
塗料2を入れる希釈タンク20とを有する。また,上記
第1タンク10から供給される第1塗料1を塗装パター
ン111に応じて吹き付け塗装する第1吹付ガン15
と,上記希釈タンク20から供給される希釈塗料2を上
記塗装パターンの端縁に吹き付け塗装する希釈塗料吹付
ガン25とを設けてある。
【0027】そして,図1(A),(B)に示すごと
く,上記第1吹付ガン15は,上記第1クリア塗料塗膜
11の塗装パターン111を形成できるように,上記第
1色彩塗膜84の表面に向けて配置してある。また,希
釈塗料吹付ガン25は,上記第1クリア塗料塗膜11の
塗装パターン111の端縁である上方に向けて配置して
ある。また,希釈塗料吹付ガン25は,被塗物である車
両の鈑金81の進行方向(矢印方向)に対して,第1吹
付ガン15よりも後方に配置してある(図1B)。即
ち,塗装パターン111が形成された後,上記端縁に希
釈塗料2が吹き付けられるように配置してある。
【0028】また,上記希釈タンク20と第1タンク1
0との間には,第1タンクから第1塗料1を補給するた
めの補給パイプ27が介設されている。この補給パイプ
27は,第1吹付ガン15に供給された第1塗料1の余
剰分を戻すための戻りパイプ152に連結されている。
また,上記希釈タンク20には希釈用溶剤29を供給す
るための溶剤パイプ290が連結されている。
【0029】また,上記補給パイプ27と溶剤パイプ2
90には,希釈塗料2を適度の濃度,低粘度に調整する
ための流量計272,292,調整弁271,291が
設けられている。また,上記戻りパイプ152には調整
弁153を設けてある。これらは,希釈制御装置23に
よりコントロールされる。上記第1タンク10中の第1
塗料1,希釈タンク20中の希釈塗料2は,それぞれポ
ンプ101,201により第1吹付ガン15,希釈塗料
吹付ガン25に供給される。
【0030】本例において,上記第1塗料は,アクリル
樹脂を主成分とするクリア塗料を用いた。また,希釈塗
料は,上記クリア塗料100容量%に対して溶剤100
容量%を添加することによって調整した。上記溶剤とし
てはシンナーを用いた。上記,第1塗料の粘度は約0.
5ポアズであり,希釈塗料の粘度は約0.3ポアズの低
粘度となっている。
【0031】なお,上記の第1塗料である第1クリア塗
料の塗装の後は,図3に示すごとく,第1クリア塗料塗
膜11の上方の第1中塗り塗膜83の上に第2色彩塗膜
87を形成し,更にその上に第2クリア塗料塗膜88を
形成する。
【0032】次に,本例の作用効果につき説明する。即
ち,上記塗装パターン111の形成時には第1塗料1の
吹き付け塗装によって,前記のごとく,塗装パターンの
端縁にツブツブ粒が発生する。しかし,本例において
は,上記端縁に対して,上記希釈塗料2を吹き付け塗装
する。そして,この希釈塗料2は第1塗料1よりも低粘
度であり,また第1塗料1よりも溶剤の量が多い。その
ため,上記ツブツブ粒はこの希釈塗料2中の多量の溶剤
によって溶かされ,更に低粘度の希釈塗料2によって平
坦化される。また,上記溶剤は放散していく。そのた
め,塗装パターン形成時に端縁に付着した第1塗料1の
ツブツブ粒は平坦状となって端縁に残る。
【0033】それ故,その後,図3に示すごとく,上記
塗装パターン及び端縁に第2色彩塗膜87,クリア塗料
塗膜88を形成しても,これらの表面が肌荒れを生じる
ことはなく,美しい塗装を形成することができる。
【0034】実施形態例2本例は,図4に示すごとく,
車両側面下部に耐チップ塗料を塗装する例である。本例
においては,同図に示すごとく,鈑金81の上に電着塗
膜82を設け,次いで下方にのみ耐チップ塗料塗膜86
を形成し,次にその上面及び上記電着塗膜82の全表面
に中塗り塗膜83を形成し,更に全表面にクリア塗料塗
膜85を形成したものである。
【0035】そして,上記耐チップ塗料塗膜86の形成
時には,上記実施形態例1に示した第1塗料を耐チップ
塗料に代えると共に,耐チップ塗料をシンナー溶剤によ
り希釈した希釈塗料を用い,他は同様に第1吹付ガン及
び希釈塗料吹付ガンを用いて吹き付け塗装を行った。
【0036】上記耐チップ塗料としては,一液ウレタン
塗料を用いた。また,希釈塗料は上記耐チップ塗料10
0容量%に対して溶剤としてのシンナー30容量%を添
加混合して調整した。上記耐チップ塗料の粘度は50ポ
アズ,釈塗料の粘度は9ポアズであった。本例において
も,図4に示すごとく,ツブツブ粒がなく,肌荒れのな
い美しい塗装面を得ることができた。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば,ツブツブ粒及び肌荒れ
の発生がなく,美しい塗装面を得ることができる塗装方
法及び塗装装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかる,塗装装置の(A)側面
図,(B)正面図。
【図2】実施形態例1にかかる,塗装装置の説明図。
【図3】実施形態例1にかかる,ツートンカラー塗膜の
説明図。
【図4】実施形態例2にかかる,耐チップ塗料塗膜の説
明図。
【図5】従来例における,車両の斜視図。
【図6】従来例における,ツートンカラー塗膜の説明
図。
【図7】従来例における,ツートンカラー塗膜の問題点
を示す説明図。
【図8】従来例における,ツブツブ粒発生の説明図。
【図9】他の従来例における,ツートンカラー塗膜の問
題点を示す説明図。
【符号の説明】
1...第1塗料, 11...第1クリア塗料塗膜, 15...第1吹付ガン, 2...希釈塗料, 21...希釈塗料塗膜, 25...希釈塗料吹付ガン, 81...鈑金, 82...電着塗膜, 84...第1色彩塗膜, 87...第2色彩塗膜, 88...第2クリア塗料塗膜,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−155376(JP,A) 特開 昭58−3676(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 12/00 - 13/06 B05D 5/00 B05D 7/00 B05D 7/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗物に第1塗料を用いて部分的に塗装
    パターンを吹き付け塗装すると共に該塗装パターンの端
    縁を上記第1塗料を希釈した希釈塗料を用いて吹き付け
    塗装し,次いでその上に他の塗料を重ね塗りすることを
    特徴とする塗装パターン端縁の塗装方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記希釈塗料の吹き
    付けは,上記塗装パターンの吹き付けと同時又はそれよ
    り30秒以内に行うことを特徴とする塗装パターン端縁
    の塗装方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記第1塗料
    は,顔料を含有している色彩塗膜の上面に塗装するクリ
    ア塗料であることを特徴とする塗装パターン端縁の塗装
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において,上記第1塗料
    は耐チップ塗料であることを特徴とする塗装パターン端
    縁の塗装方法。
  5. 【請求項5】 被塗物に部分的に塗装パターンを吹き付
    け塗装するための第1塗料を入れる第1タンクと, 上記第1塗料を希釈した希釈塗料を入れる希釈タンク
    と, 上記第1タンクから供給される第1塗料を塗装パターン
    に応じて吹き付け塗装する第1吹付ガンと, 上記希釈タンクから供給される希釈塗料を上記塗装パタ
    ーンの端縁に吹き付け塗装する希釈塗料吹付ガンとを設
    けてなることを特徴とする塗装パターン端縁の塗装装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記第1吹付ガン及
    び希釈塗料吹付ガンは移動する被塗物に対して対面配置
    されており,かつ上記希釈塗料吹付ガンは,上記第1吹
    付ガンによって塗装パターンが形成された後に上記端縁
    に対して希釈塗料が吹き付けられる位置に配置してある
    ことを特徴とする塗装パターン端縁の塗装装置。
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