JP2008078012A - 電線着色装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種の意匠パターンを少ない種類の着色材(原液)により形成することができる電線着色装置を提供する。
【解決手段】電線着色装置1は、電線3に第1の意匠パターン7を形成する第1の加工ユニット20と、電線3に第2の意匠パターン8を形成する第2の加工ユニット30と、双方の加工ユニット20,30に着色材を供給する着色材供給ユニット40と、制御装置50と、を備えている。着色材供給ユニット40は、着色材の原液を収容する原液収容部41aと、この原液を希釈する希釈液を収容する希釈液収容部42と、これら原液と希釈液とを撹拌混合する撹拌混合部43aと、を有している。そして、第1の意匠パターン7を形成する際には、原液のみで構成される第1の着色材を第1の加工ユニット20に供給し、第2の意匠パターン8を形成する際には、原液を希釈液で希釈した第2の着色材を第2の加工ユニット30に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、導電性の芯線と該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを備えた電線を着色する電線着色装置に関する。
移動体としての自動車などには、種々の電子機器が搭載される。このため、前記自動車などは、前記電子機器に電源などからの電力やコンピュータなどからの制御信号などを伝えるために、ワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、該電線の端部などに取り付けられたコネクタなどを備えている。
電線は、導電性の芯線と該芯線を被覆する絶縁性の合成樹脂からなる被覆部とを備えている。電線は、所謂被覆電線である。コネクタは、端子金具と、この端子金具を収容するコネクタハウジングとを備えている。端子金具は、導電性の板金などからなり電線の端部に取り付けられてこの電線の芯線と電気的に接続する。コネクタハウジングは、絶縁性の合成樹脂からなり箱状に形成されている。ワイヤハーネスは、コネクタハウジングが前述した電子機器などと結合することにより、端子金具を介して各電線が前述した電子機器と電気的に接続して、前述した電子機器に所望の電力や信号を伝える。
前記ワイヤハーネスを組み立てる際には、まず電線を所定の長さに切断した後、該電線の端部などの被覆部を除去(皮むき)して端子金具を取り付ける。必要に応じて電線同士を接続する。その後、端子金具をコネクタハウジング内に挿入する。こうして、前述したワイヤハーネスを組み立てる。
前述したワイヤハーネスの電線は、芯線の大きさと、被覆部の材質(耐熱性の有無などによる材質の変更)と、使用目的などを識別する必要がある。なお、使用目的とは、例えば、エアバック、ABS(Antilock Brake System)や車速情報などの制御信号や、動力伝達系統などの電線が用いられる自動車の系統(システム)である。
そこで、ワイヤハーネスに用いられる電線は、前述した被覆部を構成する合成樹脂を芯線の周りに押し出し被覆する際に、被覆部を構成する合成樹脂に所望の色の着色材を混入して、該被覆部を所望の色に着色してきた(例えば、特許文献1ないし3参照)。この場合、電線の外表面の色を変更する際に、前述した押し出し被覆を行う押し出し被覆装置を停止する必要がある。この場合、電線の色替えの度に、押し出し被覆装置を停止する必要があり、電線の製造にかかる所要時間と手間が増加して、電線の生産効率が低下する傾向であった。
または、押し出し被覆装置が押し出し被覆を行っている状態で合成樹脂に混入する着色材の色を変更してきた。この場合、着色材の色を変更した直後では、被覆部を構成する合成樹脂の色が、被覆部の変更前の着色材の色と変更後の着色材の色とが混ざり合った色になる。このため、電線の材料歩留まりが低下する傾向であった。
前述した電線の生産性の低下と電線の材料歩留まりの低下を防止するために、本発明の出願人は、例えば、単色の電線を製造しておき、必要に応じて電線の外表面を所望の色に着色してワイヤハーネスを組み立てることを提案している(特許文献4参照)。また、本発明の出願人は、製造後の単色の電線を着色する際に、液状の着色材を電線の外表面に向かって一定量ずつ滴射して、該着色材の液滴を電線の外表面に付着させることで電線の外表面に所望の意匠パターンを形成する電線着色装置を提案している(特許文献5参照)。
また、上記意匠パターンの一例として、本発明の出願人は、電線の長手方向に沿って連続した直線により構成される第1の意匠パターンと、電線の全周に亘ってリング状に形成された印により構成される第2の意匠パターンとが組み合わされて構成される意匠パターンを提案している。
特開平5−111947号公報 特開平6−119833号公報 特開平9−92056号公報 国際公開第03/019580号パンフレット 特願2005−019081号
上記第2の意匠パターンは、着色ノズルから滴射された着色材が、電線の外表面を該電線の軸周りに沿って回り込むことにより形成される。このため、第2の意匠パターンを形成する着色材は、上記第1の意匠パターンを形成する着色材よりも粘度が低く周り込み性の良好なものを用いる必要がある。このようなことから、第1の意匠パターンと第2の意匠パターンとが互いに同色である場合でも、粘度の異なる2種類の着色材を用意する必要があった。そして、このことが、意匠パターン付き電線の高騰要因となっていた。
したがって、本発明の目的は、複数種の意匠パターンを少ない種類の着色材(原液)により形成することができる電線着色装置を提供することにある。
上述した目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、電線の外表面に向かって液状の着色材を噴出する着色ノズルを備えて前記外表面に第1の意匠パターンを形成する第1の加工ユニットと、前記着色ノズルを備えて前記外表面に前記第1の意匠パターンと異なる第2の意匠パターンを形成する第2の加工ユニットと、前記第1の加工ユニットの着色ノズル及び前記第2の加工ユニットの着色ノズルに前記着色材を供給する着色材供給ユニットと、を備え、前記着色材供給ユニットが、前記着色材の原液を収容する原液収容部と、前記原液を希釈する希釈液を収容する希釈液収容部と、前記原液収容部及び前記希釈液収容部と連通しかつ前記原液と前記希釈液とを撹拌混合する撹拌混合部と、予め定められた着色指示データにしたがって、前記原液のみで構成される第1の着色材を前記第1の加工ユニットの着色ノズルに供給させるとともに、前記原液と前記希釈液とを所定の割合で撹拌混合した第2の着色材を前記第2の加工ユニットの着色ノズルに供給させる制御部と、を備えたことを特徴とする電線着色装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記第1の加工ユニットが、前記電線の長手方向に沿って形成された直線または点により構成される前記第1の意匠パターンを高速形成する加工ユニットであり、前記第2の加工ユニットが、前記電線の全周に亘って形成されたリング状の印により構成される前記第2の意匠パターンを形成する加工ユニットであることを特徴とするものである。
なお、本明細書でいう着色材とは、色材(工業用有機物質)が水またはその他の溶媒に溶解、分散した液状物質である。有機物質としては、染料、顔料(大部分は有機物であり、合成品)があり、時には染料が顔料として、顔料が染料として用いられることがある。より具体的な例として、本明細書でいう着色材とは、着色液と塗料との双方を示している。着色液とは、溶媒中に染料が溶けているもの又は分散しているものを示しており、塗料とは、分散液中に顔料が分散しているものを示している。
このため、着色液で電線の外表面を着色すると、染料が電線内にしみ込み、塗料で電線の外表面を着色すると、顔料が電線内にしみ込むことなく外表面に接着する。即ち、本明細書でいう電線の外表面を着色するとは、電線の外表面の一部を染料で染めることと、電線の外表面の一部に顔料を塗ることとを示している。
また、前記溶媒と分散液は、電線を構成する合成樹脂などと親和性のあるものが望ましい。この場合、染料が電線内に確実にしみ込んだり、顔料が電線の外表面に確実に接着することとなる。
請求項1に記載の本発明によれば、着色材供給ユニットにより、1種類の原液と希釈液とを用いて、互いに同色でかつ粘度の異なる2種類以上の着色材を供給することができる。即ち、この電線着色装置が複数のカラーバリエーションを有する場合、各色ごとに1つずつ設けられた原液収容部と、複数の原液収容部に対して共通に用いられる希釈液収容部と、により、原液収容部の数の倍数以上の種類の着色材を供給することができる。よって、複数種の意匠パターンを少ない種類の原液により形成することができ、原液の量産効果により意匠パターン付き電線のコストを低減することができる。また、電線着色装置を小型化・簡素化することができ、原液収容部への原液の補充作業量も従来より少なくなることから、さらに意匠パターン付き電線のコストを低減することができる。
請求項2に記載の本発明によれば、原液のみで構成される粘度が高い第1の着色材が第1の加工ユニットに供給されて電線の外表面に滴射されることにより、第1の着色材が液だれすることを防止して、電線の長手方向に沿って形成された直線または点により構成される第1の意匠パターンを良好に高速形成することができる。また、原液と希釈液とが撹拌混合された粘度が低い第2の着色材が第2の加工ユニットに供給されて電線の外表面に滴射されることにより、第2の着色材が確実に該電線の軸芯周りに沿って回り込み、電線の全周に亘って形成されたリング状の印により構成される第2の意匠パターンを良好に形成することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる電線着色装置(以下単に着色装置と呼ぶ)1を図1及び図2に基づいて説明する。着色装置1は、電線3を所定の長さに切断して、この電線3の外表面3aの一部に図3に示す第1の意匠パターン7及び第2の意匠パターン8を形成する装置である。即ち、着色装置1は、電線3の外表面3aを着色する即ちマーキング(Marking)する装置である。
電線3は、移動体としての自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する。電線3は、図3に示すように、導電性の芯線4と、絶縁性の被覆部5とを備えている。芯線4は、複数の素線が撚られて形成されている。芯線4を構成する素線は、導電性の金属からなる。また、芯線4は、一本の素線から構成されても良い。被覆部5は、例えば、ポリ塩化ビニル(Polyvinylchloride:PVC)などの合成樹脂からなる。被覆部5は、芯線4を被覆している。このため、電線3の外表面3aとは、被覆部5の外表面をなしている。
また、被覆部5は、単色Pである。なお、被覆部5を構成する合成樹脂に所望の着色材を混入して、電線3の外表面3aを単色Pにしても良く、被覆部5を構成する合成樹脂に着色材を混入することなく、単色Pを合成樹脂自体の色として良い。被覆部5を構成する合成樹脂に着色材を混入せずに、単色Pが合成樹脂自体の色の場合、被覆部5即ち電線3の外表面3aは、無着色であるという。このように、無着色とは、被覆部5を構成する合成樹脂に着色材を混入せずに、電線3の外表面3aが合成樹脂自体の色であることを示している。電線3の外表面3aは、前述した無着色であっても良く、例えば白色などの単色であっても良い。
電線3の外表面3aには、第1の意匠パターン7と第2の意匠パターン8とが形成されている。本実施形態の第1の意匠パターン7及び第2の意匠パターン8は、色B(図3中に平行斜線で示す)である。色Bは、単色Pと異なる。第1の意匠パターン7の平面形状は直線であり、電線3の長手方向の一端から他端に亘って形成されている。第2の意匠パターン8は、電線3の全周に亘って形成されたリング状の印である。この第2の意匠パターン8は、電線3の長手方向の一端のみに形成されている。
前述した構成の電線3は、複数束ねられるとともに端部などにコネクタなどが取り付けられて前述したワイヤハーネスを構成する。コネクタが自動車などの各種の電子機器のコネクタにコネクタ結合して、ワイヤハーネス即ち電線3は、各電子機器に各種の信号や電力を伝える。
また、前述した第1の意匠パターン7の色Bが種々の色に変更されることにより、電線3同士を識別可能としている。即ち、第1の意匠パターン7の色Bは、ワイヤハーネスの電線3の線種、系統(システム)の識別などを行うために用いられる。また、第2の意匠パターン8の色Bが種々の色に変更されることにより、電線3の接続先を識別可能としている。本実施形態では、第1の意匠パターン7と第2の意匠パターン8の双方を色Bとしているが、必要に応じて互いに異なる色に変更しても良い。
また、本実施形態では、第1の意匠パターン7と第2の意匠パターン8とは、互いに同色(色B)でありかつ互いに粘度の異なる2種類の後述の着色材によりそれぞれ形成されている。さらに、第2の意匠パターン8は、第1の意匠パターン7を形成する着色材よりも粘度が低い着色材により形成されている。
また、本明細書でいう着色材とは、色材(工業用有機物質)が水またはその他の溶媒に溶解、分散した液状物質である。有機物質としては、染料、顔料(大部分は有機物であり、合成品)があり、時には染料が顔料として、顔料が染料として用いられることがある。より具体的な例として、着色材とは、着色液または塗料である。着色液とは、溶媒中に染料が溶けているもの又は分散しているものを示しており、塗料とは、分散液中に顔料が分散しているものを示している。このため、着色液が電線3の外表面3aに付着すると、染料が被覆部5内にしみ込み、塗料が電線3の外表面3aに付着すると、顔料が被覆部5内にしみ込むことなく外表面3aに接着する。即ち、電線3の外表面3aを着色するとは、電線3の外表面3aの一部を染料で染める(染色する)ことと、電線3の外表面3aの一部に顔料を塗ることとを示している。また、前記溶媒と分散液は、被覆部5を構成する合成樹脂と親和性のあるものが望ましい。この場合、染料が被覆部5内に確実にしみ込んだり、顔料が外表面3aに確実に接着することとなる。
着色装置1は、図1に示すように、電線3の外表面3aに第1の意匠パターン7を高速形成する第1の加工ユニット20と、第1の意匠パターン7が形成された電線3の一端の外表面3aに第2の意匠パターン8を形成する第2の加工ユニット30と、第1の加工ユニット20の後述の着色ノズル21a,21b,21c及び第2の加工ユニット30の後述の着色ノズル31a,31b,31cにそれぞれ後述の着色材を供給する着色材供給ユニット40と、これら、第1の加工ユニット20,第2の加工ユニット30,着色材供給ユニット40と連結してこれらの駆動を制御する制御装置50と、を備えている。また、この制御装置50は、周知のRAM、ROM、CPUなどを備えた制御ユニットと、加工ユニット20,30や着色材供給ユニット40などを駆動するためのドライバと、を有しており、着色装置1全体の制御を司る。また、制御装置50の前記ROMには、後述の着色指示データが格納されている。
第1の加工ユニット20は、工場などのフロア上などに設置されかつ水平方向に伸びたフレームと、該フレームの一端部に回転自在に取り付けられるとともに意匠パターン7,8が形成されていない長尺状の電線3が巻き付けられたガイドロール22と、前記フレームの一端部側に配された搬送機構23と、前記フレームの他端部側に配された検尺機構24と、前記フレームの他端部に配された切断機構25と、搬送機構23と検尺機構24の間に配された3つの着色ノズル21a,21b,21cなどを備えている。
搬送機構23は、制御装置50と接続されたモータなどにより互いに逆方向に同回転数で回転される対に設けられた回転子間に電線3を挟み、該電線3をその長手方向に沿ってガイドロール22から引っ張るとともに検尺機構24に向かって図1中の矢印Kに沿って高速度で送り出す装置である。即ち矢印Kは、電線3の移動方向をなしている。搬送機構23は、このように電線3の長手方向に沿って該電線3を高速度で移動させることで、後述する着色ノズル21a,21b,21cと電線3とを電線3の長手方向に沿って、即ち電線3の移動方向Kに沿って、相対的に高速度で移動させる。
検尺機構24は、搬送機構23から送られてきた電線3をモータなどにより互いに逆方向に同回転数で回転される対に設けられた回転子間に挟み、該電線3を切断機構25に向かって送り出すとともに、該電線3の矢印Kに沿った移動量に応じた情報を制御装置50に向かって出力する装置である。検尺機構24は、前記回転子が所定角度ずつ回転すると、前記回転子と電線3との摩擦により電線3の移動量に応じた情報を測定して、制御装置50に向かってパルス状の信号を出力する。
切断機構25は、検尺機構24より電線3の移動方向Kの下流側に配されている。切断機構25は、一対の切断刃を備えている。一対の切断刃は、制御装置50からの指令により互いに近づいたり離れたりする。一対の切断刃は、互いに近づくと、検尺機構24によって送り出された電線3を互いの間に挟んで切断する。一対の切断刃は、互いに離れると、勿論、前記電線3から離れる。また、この制御装置50からの指令は、上記検尺機構24により測定された電線3の移動量に応じた情報に基づいて出されている。即ち、検尺機構24が測定した電線3の移動量に応じた情報により、搬送機構23が停止されるとともに切断機構25が駆動されて長尺状の電線3が所定の長さごとに切断される。
着色ノズル21a,21b,21cは、周知の構成であり、前記フレームに固定されたユニット本体に支持されている。着色ノズル21a,21b,21cは、後述の着色材供給ユニット40からの液状の着色材を、制御装置50からの指令にしたがって移動中の電線3の外表面3aに向かって一定量ずつ滴射し、電線3の外表面3aに上述した第1の意匠パターン7を形成する。即ち、着色ノズル21a,21b,21cは、電線3の外表面3aを着色する即ちマーキング(Marking)する。また、前記「滴射」とは、着色ノズル21a,21b,21cから液状の着色材が、液滴の状態即ち滴の状態で電線3の外表面3aに向かって付勢されて打ち出されることを意味する。
また、上記3つの着色ノズル21a,21b,21cは、互いに色の異なる着色材を滴射する。即ち、着色ノズル21a,21b,21cは、着色材の色ごとに設けられている(着色材の色数と同数設けられている。)。また、本実施形態では、色Bの着色材を収容した着色ノズル21aにより、色Bの第1の意匠パターン7が形成される。
上述した着色ノズル21a,21b,21cにより(本実施形態では着色ノズル21aのみを使用する。)第1の意匠パターン7が形成された後に上記切断機構25により所定の長さに切断された電線3は、図示しない搬送機構により、第1の加工ユニット20に隣接して設けられた第2の加工ユニット30に搬送される。
第2の加工ユニット30は、上記フレームに隣接して設置されかつ水平方向に伸びた第2フレームと、該第2フレーム上に互いに間隔をあけて配されかつ上記第1の加工ユニット20から送られてきた電線3の両端がそれぞれ位置付けられる一対の固定台33と、一対の固定台33それぞれに設置されかつ電線3の両端それぞれを挟持する複数の挟持部32と、一対の固定台33をこれら固定台33の並べられた方向と直交する方向L(図1中の矢印Lの示す方向であり、電線3の長手方向と直交する方向である。)に沿って搬送する搬送手段と、一対の固定台33の間に配された3つの着色ノズル31a,31b,31cなどを備えている。
また、固定台33それぞれに設けられた複数の挟持部32は、互いに間隔をあけて方向Lに沿って並べられている。即ち、上記第1の加工ユニット20から順次送られてきた複数の電線3は、互いに間隔をあけて方向Lに沿って並列に並べられるとともに、上記搬送手段により方向Lに沿って移動される。搬送手段は、このように電線3の長手方向と直交する方向Lに沿って該電線3を移動させることで、後述する着色ノズル31a,31b,31cと電線3とを方向Lに沿って相対的に移動させる。即ち、並列に並べられた複数の電線3は、着色ノズル31a,31b,31cの直下を方向Lに沿って順次通過する。
着色ノズル31a,31b,31cは、周知の構成であり、前記第2フレームに固定されたユニット本体に支持されている。着色ノズル31a,31b,31cは、後述の着色材供給ユニット40からの液状の着色材を、制御装置50からの指令にしたがって、その直下に位置する電線3の外表面3aに向かって一定量ずつ順次滴射し、複数の電線3の外表面3aに上述した第2の意匠パターン8を順次形成する。即ち、着色ノズル31a,31b,31cは、電線3の外表面3aを着色する即ちマーキング(Marking)する。
また、上記3つの着色ノズル31a,31b,31cは、互いに色の異なる着色材を滴射する。即ち、着色ノズル31a,31b,31cは、着色材の色ごとに設けられている(着色材の色数と同数設けられている。)。また、本実施形態では、色Bの着色材を収容した着色ノズル31aにより、色Bの第2の意匠パターン8が形成される。
また、着色ノズル31aは、上述した着色ノズル21aにより滴射される着色材と同色(色B)でありかつ着色ノズル21aにより滴射される着色材よりも粘度が低い着色材を滴射する。同様に、着色ノズル31bは、上述した着色ノズル21bにより滴射される着色材と同色でありかつ着色ノズル21bにより滴射される着色材よりも粘度が低い着色材を滴射する。また、着色ノズル31cは、上述した着色ノズル21cにより滴射される着色材と同色でありかつ着色ノズル21cにより滴射される着色材よりも粘度が低い着色材を滴射する。また、着色ノズル21a,21b,21cにより滴射される着色材は、特許請求の範囲に記載した第1の着色材をなし、着色ノズル31a,31b,31cにより滴射される着色材は、特許請求の範囲に記載した第2の着色材をなす。また、「同色である」とは、視認レベルにおいて、同一の色と認識されることをいう。
さらに、このような着色ノズル31a,31b,31cは、粘度が低い第2の着色材としての着色材を電線3の外表面3aの最上部に滴射する。そして、この外表面3aの最上部に滴射された着色材が、電線3の外表面3aを該電線3の軸芯周りに沿って回り込むことにより、上述した第2の意匠パターン8が形成される。また、本実施形態では、上述したように粘度が低い第2の着色材を使用していることから、該第2の着色材が確実に電線3の軸芯周りに沿って回り込み、第2の意匠パターン8を良好に形成することができる。なお、本発明では、電線3の軸芯周りに沿って移動する構成の着色ノズルを用いるようにしても良い。
着色材供給ユニット40は、上記制御装置50のROMに格納された着色指示データに基づいて、上述した着色ノズル21a,21b,21c,31a,31b,31cに、第1の着色材または第2の着色材を供給するユニットである。また、前記着色指示データは、稼動させる着色ノズル21a,21b,21c,31a,31b,31cと供給する着色材の種類の組み合わせ、第2の着色材を形成する際の原液と希釈液との配合割合、後述のバルブV1〜V16の開閉タイミング等の情報が関連付けられたデータである。
上記着色材供給ユニット40は、加圧気体供給源45と、互いに色の異なる着色材の原液を収容する3つの原液収容部41a,41b,41cと、前記原液を希釈する希釈液を収容する希釈液収容部42と、これら原液と希釈液とを撹拌混合する3つの撹拌混合部43a,43b,43cと、これらと連結した複数の流管及び複数のバルブなどを備えている。
前記希釈液は、前記着色材の原液を希釈することにより、該原液の色材濃度を低くするとともに該原液の粘度を低くするものであり、例えば、この原液を構成する溶媒を用いることができる。また、本発明では、この着色材の原液を第1の着色材といい、この原液即ち第1の着色材が希釈液により希釈された溶液を第2の着色材という。また、第2の着色材は、希釈されても保存安定性・堅牢性・色の全てを満足する溶液である。また、「色を満足する」とは、視認レベルにおいて、原液と同一の色と認識されることをいう。
加圧気体供給源45は、加圧された気体を、各原液収容部41a,41b,41c及び希釈液収容部42に供給する。また、加圧気体供給源45と各原液収容部41a,41b,41cとの間には、双方と連通した流管241a,241b,241cが設けられているとともに、これら流管241a,241b,241cには、バルブV1〜V3が取り付けられている。同様に、加圧気体供給源45と希釈液収容部42との間には、双方と連通した流管242が設けられているとともに、この流管242には、バルブV4が取り付けられている。これらバルブV1〜V4は、加圧気体供給源45から各原液収容部41a,41b,41c,希釈液収容部42に向かう一方向のみに気体を流し、反対方向には流さないバルブである。またこれらのバルブV1〜V4は、制御装置50により閉開制御されている。
このような加圧気体供給源45は、着色指示データに基づいた制御装置50からの指令にしたがって、加圧された気体を各原液収容部41a,41b,41c及び希釈液収容部42に供給することで、各原液収容部41a,41b,41c内の原液及び希釈液収容部42内の希釈液を加圧する。加圧された原液及び希釈液は、そのうちの所定の量が後述の撹拌混合部43a,43b,43cに供給される。
3つの撹拌混合部43a,43b,43cは、それぞれ2本の流管を有して上記各原液収容部41a,41b,41c及び希釈液収容部42と連通している。即ち、撹拌混合部43aは、流管141aにより原液収容部41aと連通しているとともに、流管142aにより希釈液収容部42と連通している。同様に、撹拌混合部43bは、流管141bにより原液収容部41bと連通しているとともに、流管142bにより希釈液収容部42と連通している。また、撹拌混合部43cは、流管141cにより原液収容部41cと連通しているとともに、流管142cにより希釈液収容部42と連通している。即ち、1つの原液収容部41a,41b,41cに対して1つの撹拌混合部43a,43b,43cが対応して設けられているとともに、1つの希釈液収容部42は3つの撹拌混合部43a,43b,43c全てとそれぞれ連通している。また、これらの流管141a,142a,141b,142b,141c,142cにはそれぞれバルブV5〜V10が取り付けられている。これらバルブV5〜V10は、各原液収容部41a,41b,41c,希釈液収容部42から各撹拌混合部43a,43b,43cに向かう一方向のみに原液または希釈液を流し、反対方向には流さないバルブである。またこれらのバルブV5〜V10は、制御装置50により閉開制御されている。
また、上記3つの撹拌混合部43a,43b,43cは、互いに同一構成であるので、代表して撹拌混合部43aの構成を説明する。図2に示すように、撹拌混合部43aは、箱状に形成されたケース431と、ケース431の内部に配されかつケース431に固定された撹拌羽432と、を有している。
ケース431の一端には、原液収容部41aと連通した上記流管141aと、希釈液収容部42と連通した上記流管142aが取り付けられている。また、ケース431の他端には、上記着色ノズル21aと連通した流管121aと、上記着色ノズル31aと連通した流管131aが取り付けられている。また、流管121a及び流管131aには、バルブV11,V12が取り付けられている。これらのバルブV11,V12は、ケース431から着色ノズル21a及び着色ノズル31aに向かう一方向のみに原液即ち第1の着色材または原液が希釈液により希釈された第2の着色材を流し、反対方向には流さないバルブである。またこれらのバルブV11,V12は、制御装置50により閉開制御されている。
撹拌羽432は、ケース431の一端から他端に向かって延びているとともに、ケース431の一端から他端に向かう方向を軸芯とした軸芯周りに螺旋状に捻りが加えられて形成されたものである。そして、このケース431内に供給された原液及び希釈液は、この撹拌羽432の表面に沿って一端から他端に向かって螺旋状に回転しながら移動し、上記流管121aまたは流管131aを介して上記着色ノズル21aまたは上記着色ノズル31aに供給される。
また、上記ケース431には、上述した着色指示データにしたがって、原液及び希釈液が供給される。即ち、着色ノズル21aに第1の着色材を供給する際には、着色指示データにしたがってバルブV5及びバルブV11が開かれかつバルブV6及びバルブV12が閉じられる。そして、原液収容部41aから流管141aを介して供給された原液即ち第1の着色材のみがケース431内を通過し、該第1の着色材が流管121aを介して着色ノズル21aに供給される。また、着色ノズル31aに第2の着色材を供給する際には、着色指示データにしたがってバルブV5,V6,V12が開かれかつバルブV11が閉じられる。そして、原液収容部41aから流管141aを介して供給された原液即ち第1の着色材と、希釈液収容部42から流管142aを介して供給された希釈液と、がケース431内を撹拌混合されながら通過し、原液と希釈液とが十分に撹拌混合された第2の着色材が流管131aを介して着色ノズル31aに供給される。
また、撹拌混合部43bは、撹拌混合部43aと同様に、一端が流管141b及び流管142bと連通し、かつ他端が着色ノズル21bと連通した流管121b及び着色ノズル31bと連通した流管131bと連通している。また、流管121bにはバルブV13が取り付けられ、流管131bにはバルブV14が取り付けられている。そして、着色指示データにしたがって第1の着色材を着色ノズル21bに供給するとともに第2の着色材を着色ノズル31bに供給する。
また、撹拌混合部43cは、撹拌混合部43a,43bと同様に、一端が流管141c及び流管142cと連通し、かつ他端が着色ノズル21cと連通した流管121c及び着色ノズル31cと連通した流管131cと連通している。また、流管121cにはバルブV15が取り付けられ、流管131cにはバルブV16が取り付けられている。そして、着色指示データにしたがって第1の着色材を着色ノズル21cに供給するとともに第2の着色材を着色ノズル31cに供給する。
また、上述したように着色指示データにしたがって着色材供給ユニット40を駆動させる制御装置50は、特許請求の範囲に記載した制御部をなしている。即ち、着色材供給ユニット40は、制御部としての制御装置50と連結されている。即ち、着色材供給ユニット40は、制御部を有している。
前述した構成の着色装置1で、電線3の外表面3aに意匠パターン7,8を形成する即ち電線3の外表面3aを着色する際には、まず、ガイドロール22をフレームに取り付ける。そして、切断機構25の一対の切断刃を互いに離しておき、ガイドロール22に巻かれた電線3を搬送機構23の回転子間に挟むとともに検尺機構24の回転子間に挟む。
そして、着色装置1の稼動を開始させると、搬送機構23が回転駆動して電線3をガイドロール22から引っ張るとともに検尺機構24に向かって搬送する。そして、検尺機構24からパルス状の信号が制御装置50に入力すると、制御装置50は、上述した着色指示データにしたがって着色材供給ユニット40から第1の着色材を着色ノズル21a内に供給させ、着色ノズル21aに第1の着色材を一定量ずつ電線3の外表面3aに向かって滴射させる。そして、電線3の外表面3aに付着した第1の着色材から前述した溶媒または分散液が蒸発して、電線3の外表面3aを染料で染める又は外表面3aに顔料を塗る。こうして、第1の加工ユニット20により電線3の外表面3aが着色され、第1の意匠パターン7が形成される。
そして、検尺機構24などからの情報により、制御装置50が所定の長さの電線3を送り出したと判定すると、この制御装置50は、搬送機構23を停止させるとともに切断機構25に指令を送る。すると、切断機構25の一対の切断刃が互いに近づいて、これら切断刃間に電線3を挟んで切断する。その後、上述した順序にしたがって所定の長さに切断された電線3が順次、第2の加工ユニット30に搬送され、該電線3の両端が挟持部32により挟持されるとともに搬送手段により固定台33が搬送される。
そして、固定台33が搬送されるのに応じて制御装置50は、上述した着色指示データにしたがって着色材供給ユニット40から第2の着色材を着色ノズル31a内に供給させ、着色ノズル31aに第2の着色材を一定量ずつ電線3の外表面3aに向かって滴射させる。そして、電線3の外表面3aの全周に亘って付着した第2の着色材から前述した溶媒または分散液が蒸発して、電線3の外表面3aを染料で染める又は外表面3aに顔料を塗る。こうして、第2の加工ユニット30により電線3の外表面3aが着色され、第2の意匠パターン8が形成される。こうして、図3に示された外表面3aに第1の意匠パターン7及び第2の意匠パターン8が形成された電線3が得られる。
本実施形態によれば、着色装置1は、互いに色の異なる3種類の原液と希釈液とを用いて、第1の意匠パターン7を形成する互いに色の異なる3種類の第1の着色材と、第2の意匠パターン8を形成するとともに前記第1の着色材それぞれと互いに同色でかつ粘度の異なる3種類の第2の着色材との計6種類の着色材を供給することができる。このように、1種類の原液により2種類の意匠パターン7,8を形成することができるとともに、少ない種類の原液により多くの種類の着色材を供給することができるので、原液の量産効果により低コストでこれら第1の意匠パターン7及び第2の意匠パターン8を形成することができる。また、着色装置1を小型化・簡素化することができ、原液収容部41a,41b,41cへの原液の補充作業量も従来より少なくなることから、さらにコストを低減することができる。
また、上述した実施形態では、着色装置1が、第1の意匠パターン7と第2の意匠パターン8の双方を形成する場合を説明したが、本発明の着色装置は、第1の意匠パターン7と第2の意匠パターン8とのうちいずれか一方を形成することも勿論可能である。
さらに、前述した実施形態では、自動車に配索されるワイヤハーネスを構成する電線3に関して記載している。しかしながら、本発明では、電線3を自動車に限らず、ポータブルコンピュータなどの各種の電子機器や各種の電気機械に用いても良いことは勿論である
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかる電線着色装置の構成を示す概略説明図である。 図1に示された電線着色装置の撹拌混合部を示す断面図である。 図1に示された電線着色装置により意匠パターンが形成された電線を示す斜視図である。
符号の説明
1 電線着色装置
3 電線
3a 外表面
7 第1の意匠パターン
8 第2の意匠パターン
20 第1の加工ユニット
21a,21b,21c,31a,31b,31c 着色ノズル
30 第2の加工ユニット
40 着色材供給ユニット
41a,41b,41c 原液収容部
42 希釈液収容部
43a,43b,43c 撹拌混合部
50 制御装置(制御部)

Claims (2)

  1. 電線の外表面に向かって液状の着色材を噴出する着色ノズルを備えて前記外表面に第1の意匠パターンを形成する第1の加工ユニットと、前記着色ノズルを備えて前記外表面に前記第1の意匠パターンと異なる第2の意匠パターンを形成する第2の加工ユニットと、前記第1の加工ユニットの着色ノズル及び前記第2の加工ユニットの着色ノズルに前記着色材を供給する着色材供給ユニットと、を備え、
    前記着色材供給ユニットが、
    前記着色材の原液を収容する原液収容部と、
    前記原液を希釈する希釈液を収容する希釈液収容部と、
    前記原液収容部及び前記希釈液収容部と連通しかつ前記原液と前記希釈液とを撹拌混合する撹拌混合部と、
    予め定められた着色指示データにしたがって、前記原液のみで構成される第1の着色材を前記第1の加工ユニットの着色ノズルに供給させるとともに、前記原液と前記希釈液とを所定の割合で撹拌混合した第2の着色材を前記第2の加工ユニットの着色ノズルに供給させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする電線着色装置。
  2. 前記第1の加工ユニットが、前記電線の長手方向に沿って形成された直線または点により構成される前記第1の意匠パターンを高速形成する加工ユニットであり、
    前記第2の加工ユニットが、前記電線の全周に亘って形成されたリング状の印により構成される前記第2の意匠パターンを形成する加工ユニットであることを特徴とする請求項1に記載の電線着色装置。
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