JP3436016B2 - シートバック前倒し機構のレリーズノブ構造 - Google Patents

シートバック前倒し機構のレリーズノブ構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車用シー
トのシートバック前倒し機構のレリーズノブ構造に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車の中にはリヤシ
ートのシートバックを前倒しすることによって、該シー
トバック後方の荷室と車室とを連通し得るようにした仕
様のものが知られているが、その多くは例えば特開平7
−2004号公報、実公昭58−21781号公報等に
示されているように、シートバックの前倒れを遠隔操作
するレリーズノブを、荷室後端部の車体後部開口部の下
側部分に引出されたレリーズケーブルの端部に連結し
て、このレリーズノブを引上げることによってレリーズ
ケーブルを牽引してシートバックを前倒しするようにし
てある。
【0003】ところが、このような構造ではレリーズノ
ブを引上げた際にレリーズケーブルまで外側に引出され
て操作者の指に触れたり、積載荷物に触れてしまう可能
性があって品質感を損なってしまうばかりでなく、レリ
ーズノブが荷室内に突出して存在して見栄えを損なって
しまう。
【0004】そこで、本発明はレリーズ操作時にレリー
ズケーブルが指や積載荷物に触れることがなく品質感を
高められると共に、見栄えを向上することができるシー
トバック前倒し機構のレリーズノブ構造を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、車
体パネルに固定されるベースプレートと、ベースプレー
トの一端部に軸支して該ベースプレートの側部に水平方
向に回動自在に並設したノブレバーと、横向き開口のボ
ックス状に形成されて、背壁部に設けた挿入口よりノブ
レバーおよびベースプレートのノブレバー軸支部を挿入
して収容し、該ベースプレートを隠蔽するノブエスカッ
ションとを備え、ベースプレートの他端部側から引出さ
れたレリーズケーブルをノブエスカッションの挿入口を
通してノブレバーの軸支部近傍の背面部に連結して、該
ノブレバーの回動操作によりレリーズケーブルを介して
シートのシートバックの前倒れを遠隔操作するレリーズ
ノブであって、かつ、前記ノブレバーの背面には、連結
されたレリーズケーブルの上方を覆うリブ片を突設した
ことを特徴としている。
【0006】請求項2にあっては、請求項1に記載のノ
ブエスカッションの挿入口を境としてノブレバーの自由
端側を収容する部分の背壁部には、ノブレバーのリブ片
の下側にラップする棚部を有段成形したことを特徴とし
ている。
【0007】請求項3にあっては、請求項1,2に記載
のノブエスカッションの挿入口を境としてノブレバーの
自由端側を収容する部分の挿入口縁には、ノブレバーの
リブ片よりも上方位置で挿入口中央側へ突出する隠蔽用
突片を形成したことを特徴としている。
【0008】請求項4にあっては、請求項3に記載の隠
蔽用突片は、その上縁を挿入口上縁からノブレバー上縁
部分の指掛け部の厚み相当の間隔をおいた位置に形成す
ると共に、該隠蔽用突片の下縁は、ノブエスカッション
をノブレバーに対して回転して該ノブレバーの指掛け部
を挿入口上縁と隠蔽用突片の上縁との間に挿入した際
に、該指掛け部の下側のリブ片の上面が摺接し得る角度
の傾斜縁として形成して、該隠蔽用突片がこれら指掛け
部とリブ片との間に入り込むように形成したことを特徴
としている。
【0009】請求項5にあっては、請求項4に記載の隠
蔽用突片の下縁の傾斜縁を、該挿入口縁を形成する棚部
の形成止端縁に連なって形成したことを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の効果】請求項1によれば、レリーズノブのノブ
レバーはノブエスカッションに収容されて突起感がな
く、また、ノブレバーを軸支したベースプレートは該ノ
ブエスカッションで隠蔽されているため外観がよく、し
かも、ノブレバーに連結されたレリーズケーブルはノブ
レバー背面のリブ片で上方が覆われているため、ノブレ
バーを回動してレリーズ操作した際にレリーズケーブル
が操作者の指に触れたり、外側に引出されることがな
く、品質感および見栄えを一段と向上することができ
る。
【0011】また、ノブレバーはリブ片で剛性を高めら
れると共に、レリーズ操作時にノブレバーの上縁部分の
指掛け部に指を掛けた際に、指先きがこのリブ片に当る
ことによって指掛け位置を規定することができるため操
作感を向上することができる。
【0012】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、ノブエスカッションの棚部とノブレバーのリブ片と
でレリーズケーブルの上方を完全に覆うことができるた
め、品質感および見栄えをより一層向上することができ
る。
【0013】また、レリーズ操作時にノブレバーの上縁
部分の指掛け部に指を掛けた際に、リブ片と棚部とで指
先きの挿入規制を行って指掛け位置を規定できるから操
作感をより一層向上することができる。
【0014】更に、棚部の形成によってノブエスカッシ
ョンの剛性を高められるため品質感を更に高めることが
できる。
【0015】請求項3によれば、請求項1,2の効果に
加えて、ノブレバー背面のリブ片と、ノブエスカッショ
ンの挿入口側縁の隠蔽用突片とで、ノブレバー回動時に
該挿入口を通してノブエスカッション裏側の構造が見え
るのを阻止できるため、見栄えを更に向上することがで
きる。
【0016】また、隠蔽用突片の形成によって挿入口の
開口面積を小さくできるため、ノブエスカッションの剛
性低下を抑制することができる。
【0017】請求項4によれば、請求項3の効果に加え
て、ノブエスカッションの隠蔽用突片をノブレバーの挿
入ガイドとして該ノブレバーを挿入口へ挿入できるた
め、ノブレバーの挿入に支障を来すことなく挿入口の開
口面積を可及的に小さくすることができて、見栄えの向
上とノブエスカッションの剛性の向上とを図ることがで
きる。
【0018】また、隠蔽用突片でノブエスカッションの
挿入口に対するノブレバーの挿入位置規制を行えるた
め、ノブエスカッションの誤組付けを回避することがで
きる。
【0019】請求項5によれば、請求項4の効果に加え
て、ノブエスカッションをノブレバーに対して回転して
挿入口にノブレバーを挿入した回転位置から、該ノブエ
スカッションを取付姿勢に戻す方向に回転することによ
って、ノブレバー挿入過程で背面のリブ片が傾斜縁から
ノブエスカッションの棚部上に滑って乗り上げるように
なって、隠蔽用突起と棚部とでノブエスカッションの組
付けガイドを行えるため、ノブエスカッションの組付作
業性を更に向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0021】図1〜4において、1はフロアパネル31
上に搭載したリヤシートで、シートバック2は例えば車
体サイド側の側部に装着したリクライニング機構4によ
って傾動角度を任意に調整できるようにしてあると共
に、該リクライニング機構4をロック解除して、リクラ
イニング機構4に内蔵した図外の前傾用ばねの付勢力で
シートクッション3上に前倒しできるようにしてある。
【0022】5はシートバック2の後方の荷室R・B側
からの遠隔操作によって、レリーズケーブル6を介して
前記リクライニング機構4をロック解除して、シートバ
ック2を前倒れさせるレリーズノブを示し、該レリーズ
ノブ5は荷室R・Bの側壁を構成するリヤサイドインナ
パネル32に形成したリヤサイドウエスト部R・Wの後
側部上に配設してある。
【0023】このレリーズノブ5は金属製の横長のベー
スプレート7と、ベースプレート7に回動自在に軸支し
た樹脂材からなるノブレバー8と、ノブレバー8を収容
してベースプレート7を隠蔽する樹脂材からなる横向き
開口のボックス状のノブエスカッション9とを備えてい
る。
【0024】ノブレバー8はベースプレート7の一端
部、例えば後端部の上下縁に曲折成形した軸受ブラケッ
ト10に支軸11によって軸支すると共に、該支軸11
周りにリターンスプリング12を弾装して、該ベースプ
レート7の側部に水平方向に回動自在に並設してある。
【0025】前記リヤサイドウエスト部R・Wには、リ
ヤサイドウインドウパネル35を装着する開口縁の下縁
を構成するウエストフランジ33を立上がり形成してあ
り、このウエストフランジ33の荷室側面のレリーズノ
ブ配設相当部分に略チャンネル状のブラケット34を接
合配置して、該ブラケット34に前記ベースプレート7
を固定してある。
【0026】具体的には、ベースプレート7の後端部に
は背面側に向けてフック部14を切起し成形してあり、
このフック部14をブラケット34に形成したフック係
止孔34aに係着し、前端部をそのボルト孔15および
ブラケット34のボルト孔34bにボルト17を通し
て、ブラケット34に溶接固定したナット36に螺合、
締結して固定してある。
【0027】ノブレバー8はその軸支部の上下縁に形成
したストッパ8bがベースプレート7の側面に係止して
回動規制され、下縁側のストッパ8bの下面にケーブル
連結部18を一体成形してある。
【0028】ケーブル連結部18はその厚みの中央部分
にスリット18aを略水平に形成してあると共に、下面
側にケーブルエンド係着孔18bを形成してある。
【0029】また、ノブレバー8の背面にはケーブル連
結部18の上面に連なってレリーズケーブル6の後述す
るインナケーブル6bの上方を覆うリブ片19を略水平
に突設してある。
【0030】レリーズケーブル6は可撓性部材からなる
アウタチューブ6aと、アウタチューブ6a内に挿通し
たインナケーブル6bとからなり、アウタチューブ6a
の端部を前記ベースプレート7の前端部に曲折成形した
ケーブルブラケット13の取付孔13aに係着固定し、
該アウタチューブ6a端から引出されたインナケーブル
6bはノブレバー8の背面部のノブ片19の下側で、前
記ケーブル連結部18のスリット18aに通し、ケーブ
ルエンド6cをケーブルエンド係着孔18bに係着し
て、該ノブレバー8の軸支部近傍の背面部に連結してあ
る。
【0031】このレリーズケーブル6は前述のようにリ
ヤサイドウエスト部R・Wに配設したレリーズノブ5
と、リクライニング機構4とに連結されるが、その中間
部分はリヤサイドインナパネル32に沿って直線状に整
然と配索してあり、かつ、該リヤサイドインナパネル3
2に装着されるトリム部品37によって隠蔽される。
【0032】一方、ノブエスカッション9はその上側の
庇部20の略前半部を切除して、ノブレバー8の上縁部
分の指掛け部8aに指を掛ける際に邪魔にならないよう
にしてあると共に、背壁部21にノブレバー8を挿通す
る挿入口22を形成してある。
【0033】このノブエスカッション9は、前述のよう
にベースプレート7をブラケット34に締結固定し、リ
ヤサイドインナパネル32にトリム部品37を装着した
後、ノブレバー8を荷室R・B側へ回動させた状態で該
ノブレバー8を挿入口22に背面側から挿入し、ノブレ
バー8とベースプレート7の後端部のノブレバー軸支部
を収容して、背壁部21の背面後端部に設けたクリップ
23をブラケット34のクリップ係着孔34cに挿入係
着すると共に、背面前端部に設けたクリップ24をベー
スプレート7のボルト挿入孔15に隣接して設けた逃げ
孔16を通して、ブラケット34のクリップ係着孔34
dに挿入係着して取付けてある。
【0034】この実施形態ではベースプレート7前端部
のボルト17によって締結固定する部分は、ノブエスカ
ッション9の前端部から前方へはみ出すようになるが、
この部分は前述のようにノブエスカッション9の装着前
にリヤサイドインナパネル32に装着されるトリム部品
37によって隠蔽される。
【0035】ノブエスカッション9の背壁部21は、挿
入口22を境とする後側部分がブラケット34面に当接
し、ノブレバー8の自由端側を収容する前側部分がベー
スプレート7の側面上に当接するように、該前側部分を
後側部分よりも成形深さを浅くして形成してあり、この
前側部分にノブレバー8のリブ片19の下側にラップす
る棚部25を有段成形してある。
【0036】また、前記挿入口22の前縁には、ノブレ
バー8のリブ片19よりも上方位置で挿入口22の中央
側へ突出する隠蔽用突片26を形成してある。
【0037】この隠蔽用突片26は、その上縁26aを
挿入口22の上縁からノブレバー8の上縁部分の指掛け
部8aの厚み相当の間隔をおいた位置に形成すると共
に、該隠蔽用突片26の下縁26bは、ノブエスカッシ
ョン9を図5に示すようにノブレバー8に対して回転し
て該ノブレバー8の指掛け部8aを挿入口22の上縁と
隠蔽用突片26の上縁26aとの間に挿入した際に、該
指掛け部8aの下側のリブ片19の上面が摺接し得る角
度の傾斜縁として形成して、該隠蔽用突片26がこれら
指掛け部8aとリブ片19との間に入り込むように形成
して、挿入口22の開口面積をノブレバー8の挿入に支
障とならない範囲で可及的に小さくしてある。
【0038】また、この実施形態では前記隠蔽用突片2
6の傾斜縁26bを、挿入口22の前縁を形成する棚部
25の形成止端部に連なって形成してある。
【0039】図4中、38はリヤフェンダを示す。
【0040】以上の実施形態の構造によれば、レリーズ
ノブ5のノブレバー8を荷室R・Bの後方から荷室中央
側の自由空間へ引き勝手に回動操作することにより、レ
リーズケーブル6のケーブルインナ6bが牽引されてリ
クライニング機構4をロック解除し、シートバック2を
シートクッション3上に前倒しさせることができる。
【0041】レリーズノブ5はリヤサイドウエスト部R
・Wに配設してあるため作業者から見え易く、かつ、積
載荷物の下側に隠れたり、荷室R・Bにトノカバー39
を装着した場合でも該トノカバー39の下側に隠れるこ
とがないため、前述のレリーズ操作を容易に行うことが
できる。
【0042】ここで、前記レリーズノブ5のノブレバー
8は横向き開口のボックス状のノブエスカッション9に
収容されて突起感がなく、また、ノブレバー8を軸支し
たベースプレート7は該ノブエスカッション9で隠蔽さ
れているため外観がよく、しかも、ノブレバー8のケー
ブル連結部18に連結されたインナケーブル6bはノブ
レバー8の背面のリブ片19で上方が覆われているた
め、ノブレバー8を回動してレリーズ操作した際にイン
ナケーブル6bが操作者の指に触れたり、外側に引出さ
れることがなく、特に、本実施形態ではノブエスカッシ
ョン9の棚部25がリブ片19の下側にラップして、こ
の棚部25とリブ片19とでインナケーブル6bを完全
に覆うことができるため、品質感および見栄えを一段と
向上することができる。
【0043】また、ノブレバー8はリブ片19によって
剛性が高められるため品質感および操作性を高めること
ができて、かつ、レリーズ操作時に指掛け部8aに指を
掛けた際に、指先きがこのリブ片19および棚部25に
当って指先きの挿入規制を行って指掛け位置を規定でき
るので、操作感をより一層向上することができる。
【0044】更に、ノブエスカッション9の挿入口22
の前縁には、リブ片19の上方位置で挿入口中央側に突
出する隠蔽用突片26を形成してあるから、ノブレバー
8がイニシャル位置にある時は勿論、ノブレバー8を回
動操作した時にも前記リブ片19とこの隠蔽用突片16
とで挿入口22を通して裏側のベースプレート7等の構
造が見えるのを阻止できて、見栄えをより一層向上する
ことができ、かつ、この隠蔽用突片26の形成によって
挿入口22の開口面積を小さくすることができることと
併せて、棚部25の有段成形によって、ノブエスカッシ
ョン9の剛性を高められて品質感を高めることもでき
る。
【0045】一方、前記隠蔽用突片26はその上縁26
aを挿入口22の上縁からノブレバー8の指掛け部8a
の厚み相当の間隔をおいた位置に形成し、下縁はノブエ
スカッション9をノブレバー8に対して回転して指掛け
部8aを挿入口22の上縁と隠蔽用突片26の上縁26
aとの間に挿入した際に、指掛け部8aの下側のリブ片
19の上面が摺接し得る角度の傾斜縁26bとして形成
し、該隠蔽用突片26がこれら指掛け部8aとリブ片1
9との間に入り込むように形成して、隠蔽用突片26を
ノブレバー8の挿入ガイドとして該ノブレバー8を挿入
口22へ挿入できるようにしてあるため、挿入口22の
開口面積を可及的に小さくすることができて見栄えを更
に向上できると共に、該隠蔽用突片26によってノブエ
スカッション9の挿入口22に対するノブレバー8の挿
入位置規制を行えて、ノブエスカッション9の誤組付け
を回避することができる。
【0046】とりわけ、この実施形態では隠蔽用突片2
6の傾斜縁26bを、棚部25の形成止端縁に連なって
形成してあるから、ノブエスカッション9をその組付け
時に、図5の実線で示すようにノブレバー8に対して回
転してノブレバー8を隠蔽用突片26に沿って挿入口2
2に挿入した回転位置から、該ノブエスカッション9を
同図斜線で示す取付姿勢に戻す方向に回転することによ
って、該ノブレバー8の挿入過程でリブ片19が傾斜縁
26bから棚部25上に滑って乗り上げるようになっ
て、隠蔽用突起26と棚部25とでノブエスカッション
9の組付けガイドを行えるため、該ノブエスカッション
9の組付作業性を向上することができる。
【0047】なお、前記実施形態ではノブレバー8をリ
ヤシートリクライニング機構のレリーズ操作用として荷
室R・Bの側部に配設した例を示したが、フロントシー
トリクライニング機構のレリーズ操作用として車室側に
設けるようにしてもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】同実施形態のノブレバーを背面側から見た斜視
図。
【図3】同実施形態のレリーズノブの配設側を示す斜視
図。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】同実施形態のノブエスカッションの組付途上を
示す側面図。
【符号の説明】
1 シート 2 シートバック 5 レリーズノブ 6 レリーズケーブル 7 ベースプレート 8 ノブレバー 8a 指掛け部 9 ノブエスカッション 19 リブ片 21 背壁部 22 挿入口 25 棚部 26 隠蔽用突片 26a 上縁 26b 傾斜縁 32 車体パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 暁 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 藤井 伸明 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 ▲高▼山 千秋 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−2004(JP,A) 実開 昭61−24326(JP,U) 実開 平1−126141(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/54 E05B 65/12 - 65/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルに固定されるベースプレート
    と、ベースプレートの一端部に軸支して該ベースプレー
    トの側部に水平方向に回動自在に並設したノブレバー
    と、横向き開口のボックス状に形成されて、背壁部に設
    けた挿入口よりノブレバーおよびベースプレートのノブ
    レバー軸支部を挿入して収容し、該ベースプレートを隠
    蔽するノブエスカッションとを備え、ベースプレートの
    他端部側から引出されたレリーズケーブルをノブエスカ
    ッションの挿入口を通してノブレバーの軸支部近傍の背
    面部に連結して、該ノブレバーの回動動作によりレリー
    ズケーブルを介してシートのシートバックの前倒れを遠
    隔操作するレリーズノブであって、かつ、前記ノブレバ
    ーの背面には、連結されたレリーズケーブルの上方を覆
    うリブ片を突設したことを特徴とするシートバック前倒
    し機構のレリーズノブ構造。
  2. 【請求項2】 ノブエスカッションの挿入口を境として
    ノブレバーの自由端側を収容する部分の背壁部には、ノ
    ブレバーのリブ片の下側にラップする棚部を有段成形し
    たことを特徴とする請求項1記載のシートバック前倒し
    機構のレリーズノブ構造。
  3. 【請求項3】 ノブエスカッションの挿入口を境として
    ノブレバーの自由端側を収容する部分の挿入口縁には、
    ノブレバーのリブ片よりも上方位置で挿入口中央側へ突
    出する隠蔽用突片を形成したことを特徴とする請求項
    1,2記載のシートバック前倒し機構のレリーズノブ構
    造。
  4. 【請求項4】 隠蔽用突片はその上縁を挿入口上縁から
    ノブレバー上縁部分の指掛け部の厚み相当の間隔をおい
    た位置に形成すると共に、該隠蔽用突片の下縁は、ノブ
    エスカッションをノブレバーに対して回転して該ノブレ
    バーの指掛け部を挿入口上縁と隠蔽用突片の上縁との間
    に挿入した際に、該指掛け部の下側のリブ片の上面が摺
    接し得る角度の傾斜縁として形成して、該隠蔽用突片が
    これら指掛け部とリブ片との間に入り込むように形成し
    たことを特徴とする請求項3記載のシートバック前倒し
    機構のレリーズノブ構造。
  5. 【請求項5】 隠蔽用突片の下縁の傾斜縁を、挿入口縁
    を形成する棚部の形成止端縁に連なって形成したことを
    特徴とする請求項4記載のシートバック前倒し機構のレ
    リーズノブ構造。
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